JPS59183849A - スプレ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスプレーをかける領域が正確に制御されるのが
望ましい作画作業等に用いろためのスプレー装置、特に
人の手で、好ましく・・ま指で把持できるスプレー装置
に関する。

従来作画作業に用いられている指で把持するスプレー付
加器の１つの形として人の手の指で把持されろ形にした
本体部材を有するスプレー付加器に液体がスプレーとし
て貯槽から分散する際に通るノズルを設けた、いわゆる
１エアブラシ」がある。スプレー付加器は一般的に可撓
性管を介して、液体をノズルからのスプレーとして粒状
化するための推進源に結合している。推進源は典型的に
は空気圧縮機、または液化圧縮気体の容器である。

適切な空気圧縮機は比較的大型で、騒音を発し、高価で
あり、また推進源の容器は比較的速く消耗しそれによっ
てかなり多くの運転経費がかかる。

しかしながらこのようなエアブラシはある程度煩わしい
けれどもデザイナ−１画家、標識作成者、模型作成者、
装飾指導者等の作画作業に広く用いられている。

製図や筆記等の作画作業におし・で、−液体インクを用
いた記録用具は、ノズルがインクののり易いノズルの下
の面に接触して相対的に移動するが面に接角虫している
ときにインクがノズルから面上に移送され、ノズルが面
から上方にあって接触していないときにインクがノズル
から放出されない型のノズル及びインク供給源を有する
。

このような記録用具は万年筆、ボールペン、フェルトな
（・しファイバー先端のペン等のフェルト、プラスチッ
ク、パッド、またはファイバー束からなる多孔性の芯状
ベン先を用いたマーカー、例えば英国特許第６２８６５
０号明細書に開示されている型の作画マーカーを含む。

この型の構造のノズルから液体がスプレーとなることが
わかった。

本発明の装置において接地に対して十分に大きな電位を
ノズルにかけることによりスプレーが静電的に生ずる。

液体を荷電小滴のスプレーとして粒状化させるように液
体がスプレー化されろノズルに高１位をかけろことによ
り液体が静電的にスプレー化されること（・工例えば米
国特許第４３５６５２８号明細書で公知である。しかし
ながらこの米国特許に開示されている装置ではかけら」
ｔだ電位により重力流下等でノズルから滴下する等の流
出液体の粒状化がなされろ。

また［犬トウルヴイツセンシャフテン（Ｎａｔｕｒ−ｗ
ｉｓｓｅｎｓｃｈａｆｔｅｎ　）Ｊ　４０　（１９５６
年）第６６７頁には、十分な電位をかげると毛細管の大
きさの上向きのノズルに表面張力で支持された液体の粒
状化がなされろことも示されている。

本発明はこれらの教示を総合して有用な精密スプレー装
置が得られろという評価に基づいている。

従って本発明は （１）一端にノズルを設けた人の手で把持するのに適し
た長形の本体部材と、 （１１）上記ノズルに液体を移送するための手段と、 ０１１）高電圧発生源と、 （ｖ）上記本体部材がノズルを接地面から２Ｃｒｎ上方
に離して人の手で把持されるときに上記液体を荷電小滴
のスプレーとして粒状化させるのに十分な電気勾配が上
記ノズルに与えられるように接地に対して十分大きな電
位を上記高電圧発生源から上記ノズルにかげるための手
段 とからなり、上記ノズル及び液体を移送するための手段
は上記ノズルが上記液体ののり易いノズルの下の面に接
触して上記面に相対的に移動するがこれに接触している
ときに液体が上記ノズルから上記面に移送され、上記ノ
ズルが面から上方にあってこれに接触せず上記ノズルに
粒状化の電位がかかつていないときに液体が上記ノズル
から放出されない型のものであるような液体をスプレー
化するための装置を提供するものである。

ノズルは高電位をかげたときに液体が放出される１つま
たはそれ以上のオリフィスを有する。オリフィスは円形
の開口内にほぼ同心状に針またはワイアを通して得られ
るような環状、円形あるいは不規則形でもよい。典型的
にはこのような場合にオリフィスの断面積は０．０１な
いし１カ　の範囲である。

他の形のノズル部材は支持体から突出する多孔性の芯材
からな７）。フェルトないし多孔質プラスチックの先端
のマーカーあるいはフェルトないしファイバーの先端の
ペンのような作画用具に広く用いられている型の多孔性
フェルト、グラスチラシ・パッドまたはファイバー束は
芯材として非常に適切である。このような場合多孔性の
芯の断面積は前述のものよりかなり大きく、例えＩｔ’
１１　ｃｍ平方までにすることができる。

ノズルの形状は高電位がかかつていなくて接触面がない
場合に液体がこれから滴下等により流出しないという条
件によって決定される。この条件〜・末ノズルの断ｉ？
ｉｉｉ、多孔性の芯の性質、表面張力等の油体の性佃、
敵体移送手段における液体のヘラ１−承ワーの液体の受
ける圧力によって影響される。

ノズルの形状はノズルの電場の性質と、それゆえ生ずる
スプレーの形とにある程度の影響を力えよう。多孔性の
パッドまたはファイバー束のノズルの場合半球状あるい
は「弾頭」の形状の先端なイｊずろパッドまたは束を用
いるのが好ましいであろう。

十分なスプレーを得ろためにノズルの形状ｌｌ上ノズル
に１、フける空気−液体の境界が少なくとも５　ｍａＣ
）−［の曲率半径、特に２門以下の曲率半径を有するこ
とか好ましい。

ノズルの形状は電位がかかつているとぎのノズルを通る
液体の容積流量に、それゆえ容積スプレー化率（Ｃ影響
を与えよう。流量を変えろためにノズルは異なる形状の
他のノズルと取換えらね、ろように本体部材から取外し
可能とされよう。液体の粘性もまた容積流量に影響を与
えよう。所望であれば例えば本体部材の一部分の回転ま
たは取付けたスライダによって制御されるニードル弁等
の適当な弁によりノズルを通る液体の容積流量を変える
ことがなされよう。このような弁はノズルのオリフィス
の大きさを変更する必要はないが、ノズルの上流で可変
流量の制限を行なうように配置されよう。

ボールペン等の作画用具のある形のものはボール等のｇ
＋＋分とそのハウジングとの間のオリフィスを通じてイ
ンクを［押出しくｐｕｍｐ）Ｊて記録しようとするイン
クののり易い面に接触するボール等の部分の面にインク
を移送するためハウジングに対するボール等の部分の動
きに依存している。この４目対的な動きはボール等の部
分がインクののり易い面上で移動するときに生ずる。本
発明においてこの形のノズルの形状を用いろ場合、スプ
レーをかける間にスプレーをかける面との接触がなし・
ノテ、スフレ−をかげろ而に対づ−るノズルの動キはハ
ウジングに対するボール等の部分の動きに影響を与えず
、それゆえ１−押出し」７）作用が生じない。それゆえ
このようなノズルを用いられるようにするために、液体
の性質はボール等の１＋＋分の面よりもむしろこれとハ
ウジングとの空間により形成さり、ろメリフィスがボー
ル等の部分とハウジングとの間での相対的な動きがない
ままオリフィスの下のインクののり易い面に接触し相対
的に動くと液体がオリフィスを通って流出するようにす
べきである。

本体６１９分は人の手で把持ずろのに適しているような
形である。このため本体部材は長形で、少なくとも１０
ｃｍ以下の断面の大きさを有するのが好ましい。最大の
断面の大きさは１０ｍ以下であるのが好ましい。微律１
な大きさの作業については本体部材は人の手の指間に把
持されろような形であるのが好ましい。かくして本体部
材は親指と１本またはそれ以上の指の間で、または使用
者の好みにより隣接する指の間で把持されよう。このた
めに本体部材は少なくとも４（７ｎ以下σ入特に０．５
からろωの範囲内の断面の大きさを有するのが好ましい
。本体部材の全長は４〜２５０ｎの間、特に５〜２０Ｌ
：ｒｎＯ間であるのが好ましい。本体部材とノズル部材
を合せた全長は２５ｃｒｎ以下であるのが好ましい。

本体部材は適当なプラスチック材料等の電気絶縁材料で
形成されるのが好まじり・力瓢後述のようにその表面は
導電性の部分を有するのが好ましく・。

スプレー化すべき液体をノズルに供給するだめの手段は
一般的に液体の貯槽と、貯槽からノズルまでの液体連結
部とからなる。

貯槽は本体部材内にあっても、あるいはその表面に装着
されてもよい。貯槽は再充填可能で貯槽を取換えるよう
に本体部材から取外しできるカートリッジからなるもの
でもよい。

あるいは貯槽は本体部材から離してこれに可撓性管で連
結されろようにしてもよい。貯槽が本体部洞内またはそ
の上に装着される場合、ノズルへの液体の供給はノズル
から貯槽に延びる多孔性材料の芯等による毛細管作用に
よりなされるのが好ましい。貯槽は適当なケーシング内
の液体をし７．Ｌ込ませたフェルトあるいは芯糸等の吸
収性材料の小塊でもよい。貯槽が本体１９ｂ材から離ｆ
ｔでいる場合Ｙｒ　槽はノズルに液体を供給するために
予圧してもよい。あるいは液体をノズルに供給するため
にポンプを用いてもよい。

しかしながら供給液体を予＋ｆＬ、あるいはポンプを用
いても、液体にかかる圧力は、ノズルに高い電位がかけ
られずノズルが液体ののり易い画に接触しＣいないとき
に液体がノズルから流れるのをＵ）げろ表面張力等の力
にうち克つのには十分でない９よ４゛でｋ）るのがわか
るであろう。本体部材に複数の貯槽を同時に結合させろ
ようにしてもよく、との」組合貯槽からの流れを訓１節
するために１つまた髪゛よそれ以上の弁促設けてもよい
。２つの貯槽がある場合各貯槽から流出する液体の比率
を変えろために１つだけの弁を設けるのが好ましい。こ
のような井を使用すればスプレー化を行なう際に一方の
Ｉｒｊ“槽からのある色の液体から他の貯槽からの他の
「ｒｌ、の液体へと次第に変化させろことにより作業物
パ・の作画作業において漸次的色変化か得られるようｔ
こなる。

「エアブラシ」に共通な点として、前述の装置はクリー
ニングの問題を提示している。この装置はスプレー液体
を適当ブよりリーニング浴剤に変えスプレー化を続けろ
ことによりクリーニングできるけれども、これはクリー
二／グ溶剤を消耗しまた時間を浪費することになる。前
述のように本体部材に液体の流出を制御し一方の貯槽か
ら他方へ次第に変えられるようにずろための弁手段を有
する複数の貯槽が設けられろ場合を除いて、一方の液体
から他の液体にスプレー化を変えろことはまた中間のク
リーニング操作を必要とすることになろう。しかしなが
らこれらの問題は、貯槽及びノズルが本体部制から取外
し可能で他のものと交換できる一体のカートリッジ・ユ
ニットをなす本発明の好ましい形態において回避される
。このような場合カートリッジは例えは作ｉ［！ｉ１作
業で広く用いられている型のフェルトないしファイバー
先端のマーカー等のフェルトないしファイバー先端の伺
加器であるよい。

本発明のこの形態において、本体部材は高電圧発生源（
本体部材内にあってもこれから離れていてもよい）から
カートリッジに高電位をがけるための接点を設けろこと
が必要である。カートリッジが導電性材料からなるもの
であれば、高電位が直接ノズルに、あるいはカートリッ
ジ壁を通じて内側の液体にさらに液体中の伝導によって
ノズルに伝えられる。カートリッジが導′街性のよくな
いものて形成されていても、多くの場合十分な高い１［
］位がカートリッジ表面−４二の伝導によりノズルにか
りられる。し／））シながらこのような場合直接ノズル
に、あるいはカートリッジ内の液体に電気的な結合を与
えることが好ましい。液体貯槽がカートリッジ内の適当
な小塊に吸収された液体である月１合、このような結合
は金属を焼戻したピン等の適当な導電、性のスフラドを
゛液体のしみ込んだ小塊に接触するようにカートリッジ
の壁部を通して挿入することによりなされる。

それゆえ本発明の他の面によれば、液体の貯槽及びノズ
ルを取囲むケーシングを有するカートリッジから液体を
スプレー化する際に用いるだめの装置において、上記ノ
ズルは上記液体ののり易い下側にある面に接触してこれ
に相対的に移動するが接触しているときに液体が上記ノ
ズルから上記面に移送されまた北記ノズルが而より上方
にあって接触せず上記ノズルに粒状化の電位がかかつて
いないときに液体が上記ノズルから放出されないような
型のものであり、上記装置は （１）人の手で把持するのに適し、上記ノズルが一端か
ら突出するようにして上記カートリッジを受容するよう
にした長形の本体部材と、叩　高電圧発生源と、 曲）上記本体部材がカートリッジのノズルを接地面より
２錆上方に離して把持されろときに」二記液体を荷電し
た小滴のスプレーとして粒状化させるのに十分な％急勾
配が」−記ノズルに与えられるだけの十分大きな接地に
対ずろ電位を、上記カートリッジが上記本体部材に挿着
されたときに上記高電圧発生源から上記カートリッジに
与えるための手段。

とからなるような上記装置が提供される。

本発明の好ましい形態において、本体部材は２つ以−Ｌ
の形状、大きさのカートリッジを受容するようにしであ
る。このようなカートリッジを用いられるようにするた
めに、異ゾ友るカートリッジを位置決め、保持し、異な
るカートリッジへの十分な電気的結合がなされろように
するため必要に応じ本俸部材に挿着される１つまたはそ
れ以」二のアダブク部分を設けてもよい。

本発明の装置はノズルを含むカートリッジが本体Ｆ、ｆ
Ｒ利に結合しているときにノズルに高電位がかかるよう
にする、ノズルまたは接点に接地に対し高い電位をかげ
るための手段を含む。

この高■１゛９位は適当な高ｔ（Ｅ発生源によって与え
らＡし、こＪ（、は押ボタン、トリガーまたは幹線略等
適当〕よＦ？ＩＳ分の動作により作動する圧電式電気発
生器、あるいは特に電池式の発生器でもよい。

箱、１下発生源は本体部材内またはその上に装着しても
よく、あるいはこれから離してもよい。本体部制に′ｔ
ｌＬ池式の電圧発生源を装着する場合、本体部月も必要
な電池に適合しているのが好ましい。

電圧発生源が本体部材から離れているか、あるいは本体
部材から離れた電圧源からの供給を受けろ場合、離れた
発生源ないし電力源から本体部材までの、可撓性リード
線等の電気的結合が必要となる。液体の貯槽も本体部材
から離れている場合、離れた発生源からの高電圧が貯槽
内の液体にかかり、貯槽から本体部材への流体結合部に
おける液体中の伝導により貯槽内の液体からノズルに電
位がかかるであろう。

電圧発生源はＩＨｚから２０　ＫＩ−Ｉｚ　　までの周
波数の高電圧パルスを発生させろための変換器を用いる
型のものであるのがよい。このような発生源は［−リン
ギング」の結果生ずるような逆極性のパルスがノズルに
かかるのを避けるための整流器を設けるべきである。高
電圧回路は使用時にノズルにおける所望の電気勾配がパ
ルス間で維持されるのに十分な容量を有しているが、他
方で例えば使用者が偶然ノズルに接触したりあるいはノ
ズルが接地面に接触したりすることによって使用者に安
全上の障害が生ずることのないように蓄積エネルギーを
低く、好ましくは１０ｒｎＪ以下にすべきである。

適切な容量はある場合には分離した容量の部分よりもむ
しろ液体貯槽ヘケーシングと使用者等の接地物どの間の
容量によって与えられよう。

歯止１Ｅ源はノズルが接地面より２ｃｍ上方に離れて維
持されろときに液体が荷電小滴のスプレーとしてノズル
から粒状化されるのに十分な接地に対する電位をノズル
にかけることができろ必要がある。かかっている電位は
一般的に接地面からのノズルの距離の範囲にわたってス
プレー化が生ずるようなものであるのがわかるであろう
。このようなスプレー化を生せしめろためノズルに必要
な電位は抵抗値等の液体の性質及びノズルの形状による
が、一般的に１〜２５ＫＶの範囲内にあり、接地に対し
ては負にも、あるいは好ましくＣ，ま正の値にもされよ
う。

ノズルにおけろ電場の強さは液体がノズルから１本また
はそれ以上の荷電、帯状体とし引出されこれが後に荷電
小滴に分散するようなものであるのが好ましい。

高嶺′、位をかけたノズルを接地面の近く：ｃもってく
ると、スプレーの代りにノズルから接地面への火花放電
が生じよう。ノズルにおける電場の強さは火花放電の生
ずる接地面からのノズルの最大距離が５関以下であるの
が好ましい。これより大きい距離では電場は火花放電な
生ぜしめるのに十分でないが、液体がノズルから離れろ
ときにこれを微細な荷電小滴のスプレーとして粒状化す
るのに十分である。ノズルがさらに接地面から離されろ
と、実際にノズルと接地面との間の電場が粒状化を生ぜ
しめろのに必要な強さ以下に低下するであろう。ノズル
における電場の強さはスプレー化の生ずる距離がろ０ｃ
ｍ以下、特に１５ｃｍ以下であるのが好ましい。

所定の電場に関しノズルを接地面から十分前れるように
移動させろことによりスプレー化を止めさせられるのが
わかる。またノズルが接地面に接触しているときに、ノ
ズルを接地面に接触させながらこれに相対的に移動させ
ることにより、すなわら従来の記録また（よ筆記用具の
ようにして、液体が面上に付着される。

例えば高電圧パルス発生周波数やその大きさ等の発生源
の出力を変えることによりノズルにかかろτＩ；ｒσを
変えるようにしても１：い。Ｃ−れはノズルが接地面の
近くにあるときに１−５　ＫＶ等の比較的低い電圧を用
いて微細で細いスプレーが生じ得るので有利であり、ノ
ズルの電１位を８−１５ＫＶに増加させろことにより接
地面からより遠くにあるノズルでより幅の広いスプレー
が生じ得る。接地面に近いノズルにより高い電１位をか
けても火花放電が生ずるため十分微細は得られないであ
ろう。

作画［ｌ［・業等に月見・るには一般的にノズルは作業
物から０．５〜１０αの範囲内の距離に保持されよう。

作業物はそれに付着する荷電小滴により移送されろ楠電
を急速に接地部に散逸させるのに十分な表面伝導率、容
積伝導率を有すべきである。

紙、薄いカード及び金属は、すでに上にラッカー塗料の
層があっても、適切な作業物である。かく（７ここの装
置は車輌のライニング、仕上げ塗り等の用途に、自動車
にも通常の作画作業にも用いられよう。多くの用途で、
作業物は作画作業が行なわれろ画板等の作業台に支持さ
れ、この作業台が絶縁体でなげれば、接地部への十分な
電荷の散逸が生じ得ろ。支持部は木材、金属、グラファ
イト充填プラスチック・ニオ料、あるいは支持部に積層
等により取付けられたアルミニウム箔または金属状プラ
スチック・フィルム等の導電性表面層を設けた非導電、
性材料の支持部であイ）のが好ましい。

電圧発生源と作業物との間に帰還路をなすための電気的
結合が必要である。発生硬ないしその電力源が本体部材
から離れている場合、この結合は通常直接的な結合、ま
たは接地により与えられろ。

発生源が本体部材内に装着される場合、通常本体部材を
把持する使用者の手を介しての伝導により十分ブｊ接地
部への電気的連続性が与えられ、かくして発生林から接
地部への′Φ気リード線の必要がなくなる。発生源から
接地部へ便用者を介しての伝４は本体部材表面に導電性
部分を設けることによって助長され、この部分は発生源
に結合し、この部分に通常スプレー化の際に使用者の手
で１＠触する。

ノズルにかがる高電位のオン・オフを切換えるため通常
スイッチか設けられよう。このスイッチは例えば本体部
材に設けられた電子作動型のタッチセンサー・スイッチ
、押ボタンまたはスライドをスイッチでもよく、あるい
は本体部桐がら離れた足踏型等のスイッチでもよい。慨
して幹紗路またはＦＩＳ池等の比較的低（・電ｌＬ諒に
より高電圧発生源（、旨［１力供給され、またスイッチ
は但郭圧回路にｉ！ｉｉ九Ｉｉ′ｊ、、するのが好まし
い。

ス・ｆツチが手動式の場合笥、圧発生源の接地結合を助
長するためスプレー化の際に使用者が接触すｚｌ）スイ
ッチの部分は導電性にして発生源に接続してもよい。

スプレー化が生ずる際、スプレー化が生じない、すなわ
ちノズルにおける電気的勾配が粒状化を生せしめるのに
十分であるときに見られるノズルと１多他部との間の電
位差からのノズルと接地部との間の礼７位差の減少が生
じよう。この減少は次のようないくつかの要因から生ず
る。

（１）接地部から発生源までの帰還路のインピーダンス
。このインピーダンスが低いと、ノズルと基体との間の
電位差の効果は大きくないであろう。しかしながら作業
物が比較的低いコンダクタンスを有し帰還路が使用者を
通じた伝導を含む場合のように帰還路が十分なインピー
ダンスを有する場合、帰還路を通じての電位差と、それ
ゆえノズルと作業物との間の１＠、位差の減少が大きく
なろう。

（１１）高電圧発生源とノズルとの間のインピーダンス
。例えば面上の伝導により、あるいは伝導率の低い材料
からなるカートリッジを通じて発生弁からノズルに高？
ト、圧がかがる場合、このインピーダンスが高いとノズ
ルと作業物とのｔｉ−ｉｊのがなりの電位差の減少が生
じよう。

（ｉｉｉ）　　ノズルから発生源への漏れ帰還路のイン
ピーダンス。このインピーダンスはスプレー電流への分
路として作用し、それゆえ特に発生源からノズルへの１
前方向の」インピーダンスが高し）′ハ、ばノズルと基
体との間のかなりの電位差の減少となる。

発生弁の出力電圧及び前述のインピーダンスは、スプレ
ー化が間欠的でなくむしろ連続的になることができろよ
うにするため、このノズルと接地部との間の電位差減少
計が好ましＩ：ＩＫＶ以上、特に５に■以北の十分なも
のであるようにするのがり了ましい。

スプレー電流、ずなわちノズルからの粒状の荷電液体小
滴の移送の結果流れろ流れる寒流は一般的に１−５０Ｄ
ＯｎＡの範囲内、通常は１０　Ｄ　ＩＪｎＡ以下で、（
勺ろう。

スプレーをかけないのが望ましい作業物の上に配置され
たグラスチック・フィルｌ、　４９の絶縁性利料により
作業物のマスキングがなされる。マスクが作業物上に配
置されろ縁台、マスクは通常付加器がマスクの近くに来
たときに生ずる静矩′、荷により強く保持されよう。マ
スキングはまた作業物１上に配置された接地した導電性
材料を用いることによりなされる。マスクが紙またはカ
ードのような比較的低い伝導率の作業物から絶縁されて
いれば、マスクにスプレーがかかつてモ、スプレーがマ
スクの縁の近くではね返されてマスクの下だけでなくマ
スクの縁の周囲にも作業物のスプレーがかからない部分
が残る。また比較的低い伝導率の作業物について、作業
物の下に接地した、組織状の、導電性材料を配置するこ
とにより虫目効果を生ずることができる。

本発明の装置は、特にフェルトないしファイバー先端の
付加器等の従来の作画マーカーが本体部材のカートリッ
ジとして用いられるような装置を用いて、作画作業に特
に有用なものであり、この本体部材は高飛、圧発生物、
と、またこれが圧電型でなくて電力供給される場合電圧
発生源に電力供給するための電池とを含むという意味で
自蔵式のものであるのが好ましい。使用する液体はこの
ようなマーカーで放出されろインク等の液体を含み、こ
れはスピリット系のラッカー及びフェスであるのが好ま
しい。ノズルが、単に小さな断面の孔である場合のよう
にノズルを通過する際に液体中の固体粒子が濾過されな
い型のものであれば、ペイント及びエナメル等の懸濁液
のような他の液体を作画用に用いることができる。墨汁
のような水性インクも用いられるが、１０４Ω・ｃｍ以
上の抵抗率、特に１０７Ω・口と１２’２（’ｌ−口　
との間の抵抗率を有ずろ非水性の液体を用いるのが好ま
しい。

液体は典型的には１０’〜１０””Ｐａ−５の範囲内の
粘性と１０−２〜１０−’　Ｎ７ｍ　の表面張力を有す
る。

本発明の装置は第一に作画作業に用いられるものである
が、例えば室内植物等にかける殺虫剤、麻酔剤、防腐剤
や負傷、皮膚の傷の治療等の調剤、個人的衛生製品、化
粧品、香水、曇り除去液、潤滑油、接着剤、油汚れ除去
等のドライクリーニング流体のような他の製品の特定の
スプレー用途にも用いられよう。

この装置は接地面より３，７７＋上方に保持してスプレ
ーをかけることができるが、ある場合には、例えば液体
が作業物にかけるものでなく、はえ殺し等の殺虫剤、香
水、あるいは空気浄化剤である場合液体を単に空中にス
プレー化して出すのが望ましいこともある。このような
用途では、ある場合には使用者の手でもある接地部材が
前述の米国特許第４３５６５２８号明細書に開示されて
いるような電場強化電極として作用するのに十分なだけ
ノズルに近接している必要がある。しかしながらこのよ
うな場合には、電極がこれから使用者等を芥した接地結
合をしながらノズルに近接してこれから間隔をおいて、
特にその上流１則に配置されるのが好ましい。所望であ
ればとの電極の位置を変えろようにしてもよい。

またある場合には電場強化電極を設けることが、これに
よりノズルが作業物からがなり離れているときにスプレ
ー化が続けられるので、作画用具において望ましい。こ
れ（ま背景領域に彩色を施す等比較的大きな作業領域に
液体をかけるのが望ましい場合に有益である。電場強化
電極はまたスプレーの形にも効果がある。

本体に押ボタン型またはスライド・スイッチ等のスイッ
チを設け、それによって接地部への電場強化電極の電、
銀型結合が行なわれ、あるいは切断されろようにするの
が望ましいであろう。雷、場強化電極の接地部への結合
が使用者を介してなされろ場合、本体部材にはその面上
に電、場強化電極に結合した導電性部分が設けられよう
。このとき使用者が本体部材の面の導電性部分に接触す
ると使用者を介しての接地部への電場強化電極の結合が
なされ、このような接触がないと結合が断たれよう。そ
れゆえ電場強化電極と接地部との間の電気的結合を形成
しあるいは切断することにより“、所望に応じて電、場
強化電極が作動状態または非作動状態にされる。

本発明を添付の図面を参照して説明する。

第１図にシート状の紙等の作業物５を載置した金属面の
層２を有する平坦な一板１が示されている。画板１の右
側に電池と笥、池で電力供給される高電圧発生源とを含
むハウジング４がある。電圧発生源回路は第２図に示さ
れており、ハウジング４に装着されたオン・オフ・スイ
ッチ７を介して電池６により電力供給されるソリッド・
ステート型のスイッチング装置５からなる。スイッチン
グ装置５は変圧器の一次巻線Ｂに供給されるパルスを生
ぜしめろ。がくして高電圧のパルスが二次巻線９に生じ
、整流器１０によって整流され、コンデンサ１１に供給
されろ。（コンデンサ１１は後述のように省略できる）
。高電圧発生源の一方の端子■ｏは金属面２に結合し、
また他方の端子■＋はハウジング４の出力ソケット１２
に結合している。

典型的には高電圧発生源は２００　ｎＡまでの負荷電流
で５〜２０ＫＶＯ間の範囲の出力電圧と１０　ｍＷ以下
の最大出力とを示す、ようにしである。

付加器１６は一端の金属製ノズルと他端に結合されてい
る絶縁された可撓性の電気リード線１５とを有する長形
円筒状のペン型用具からなる。使用時にリード線１５は
ソケット１２に差込まれる。

リード線１５で与えられるキャパシタンスが十分であれ
ば、高電圧発生源からコンデンサ１１を省略できる。

付加器は中空でスプレー化すべき液体の貯槽をなす絶縁
性のプラスチック材料で形成された本体１６を有する。

本体１６の端部に金属製ノズル１４が螺合されている。

ノズル１４は弁座を形成し小径の孔１Ｂに連結したテー
パ状の入口領域１７を有する。典型的には孔の径は０．
１閂と１０ｍ、ｍの間の範囲である。ノズル１４は本体
１６に螺合しているので、クリーニングあるいは異なる
入口領域の形状ないし異なる孔の径を有するノズルとの
交換のために容易に取外すことができる。

本体１６の外方端の周囲をノズル１４から絶縁された金
属製スリーブ１９が取囲んでいる。スリーブ１９の下端
部２０は、使用者の身体を介して画板１０面２に結合し
たときに電場強化電極として作用゛・「ろ。

本体１６の他端に絶縁性材料のねじ部をもつキャップ２
１が設けられ、これに本体１６の全長にわたるニードル
２２が嵌合されてノズル１４０入口領域１７に着座する
ニードル弁をなず。可撓性リード線１５がキャップ２１
を通ってニードル２２に結合している。ニードル２２は
必ずしも着座部１７に接触していないが、ニードル２２
から液体を介してノズル１４に高電圧が伝えられよう。

キャップ２１に小孔２３が設けられて本体１６内の貯槽
空間内への通気孔として作用する。

キャップ２１を本体１６に対して回転させることにより
、貯槽からノズル出口への液体の流れの制限量を変える
ことができ、かくしてスプレー化の量の調節が可能にな
る。

第４図に示される他の形の付加器において、本体１６は
分離したキャップがなく、可撓性のワイア１５が本体１
６の閉じた端部２５を貫通するスタッド２４に取付けら
れている。本体１６内でスタッド２４が本体１６の方向
にその他端に向かって延び端には達していないワイア２
６に結合してワイア２６が本体の内部中空で形成された
貯槽内の液体に接触するようになっている。本体１６の
閉じた端部２６に通気孔２６が設けられている。

この実施例においてノズル組立体は本体１６の下端部に
螺合した絶縁性プラスチック材料の成形物２８に取付け
られた金属製筒体２７からなる。成形物２Ｂの内側端部
にオリフィス３０を設けたキャップ２９が螺合して本体
１６の内部中空から液体が流れられろようにする。縦溝
を有するスライド部材３１が成形物２８の内側に装着さ
れキャップ２９で保持されており、このスライド部材内
にワイアろ２が筒体２７の軸方向に延びるように装着さ
れている。スライド部材ろ１の縦溝６ろにより液体がｇ
ｌｔ材６１を通って筒体２７に流れられるようになる。

典型的には０．２朋の径を有するワイア６２と、典型的
に（・まＯろ闘の内径を有する筒体２７との間の通路で
液体がスプレー化される環状通路が形成されろ。ワイア
６２は縦方向に動くことができるので、筒体２７の端部
が紙等の材料の断片に係合してワイア６２を押下げろこ
とによりこの通路のクリーニングが容易になされる。

一例として第４図に示されろ型の伺加器が墨汁を充填さ
れて、第１図に示されろように、８Ｋｖの最太霜圧を示
す高電圧発生源に結合しているものがある。ノズルが金
属面の画板上に載置された１枚の紙から５〜２０ｍ５に
あるときにノズルからインクがスプレー化された。スプ
レー化の際ＶＣ電圧発生源から生ずる最大の電流のとき
に、電圧発生弁の出力電圧はパルス間で約７ＫＶまで下
がった。

非導電性プラスチック・フィルム片からなるマスクが作
業物の一部の北に配置されろと、ノズルがマスクされた
領域上にあるときにスプレー化が停止された。マスクは
静電引力により強固に保持された。

第５ないし９図の実施例において、装置は自蔵型であり
、液体貯槽及びノズルのためのカートリッジ０ユニツト
を用いている。カートリッジはフェルト先端のマーカー
であるのがよい。この実施例の装置はアダプターを用い
て異なる形状、大きさのカートリッジに適合するように
しである。

この装置は電気絶縁性プラスチック材料からなる２つの
シェルモールド成形物３５．．３６で形成された本体６
４からなる。これらの成形物は例えば接合面上に伺した
接着剤等の適当な手段により一体に保持されよう。

成形物３５・６６で形成されるシェル内で内部仕切板に
よりスイッチ装置６７、電池６８、高電圧発生源６９及
びこれからの歯型１圧リード線４０のためのハウジング
が形成されている。まだシェル内にカートリッジのハウ
ジング４１が装着されている。

電圧発生ｍ、６９はハウジング４２内に配置された２つ
の王５■の乾電池ろ８からスイッチ装置３７を介して電
力供給される。ハウジング４２の上部及び底部はそれぞ
れ成形物３５及び６６と一体的な仕り仮４３．４４及び
４５．４６によって形成されている。ハウジングの前端
は同様に成形物６５・６６と一体的な仕切板４７．４８
によって形成されている。

電池のハウジング４２の前端に近接して、雷、池のハウ
ジング４２の上部をなす仕切板４３’、、４５の孔４９
を通って突出する１対のばね状金属接片ストリップがあ
る。これらの接片ストリップの一方が第６図に参照番号
５０で示されている。

電池は電池のハウジング４２の後部のばね状金属接片ス
トリップ５１によって保持され、直列に接続されている
。この接片ストリップ５１は電気絶縁性プラスチック材
料で成形されたカバー板５２に装着されている。

カバー板５２はその上端及び下端に突部５３゜５４が設
けられている。これらの突部はシェルモールド成形物の
上側及び下側の細孔５５，５６を通じてシェルモールド
成形物と係合してカバー板５２を保持する。シェルモー
ルド成形物３５．３６は下側の細孔５６の下縁部に近接
したリブ５７゜５８が設けられている。カバー板５２の
下側の突部５４の凹部５９がリブ５７．５８と係合して
いる。

カバー板５２は接片５１のばね圧力に抗して内方に押圧
して突部５４の凹部５９をリブ５７・５８から外し、そ
れからカバー板５２を上方に摺動させて突部５６を上側
の細孔５５から外すことにより電池６８を変えるために
取外される。

発生源３９は第２図に示されている型のものであり、シ
ェルろ５．ろ６の上＆ｌＸと、電池のハウジング４２の
上部をなす仕り板４６・４５との間の収納部６０内に配
置されている。発生源の収納部６０の後部はそれぞれシ
ェルモールド成形物３５゜３６の端部６１，６２によっ
て形成され、また前部はそれぞれ成形物３５．３６と一
体的な仕切板６３．６４によって形成されている。

仕切板６６・６４に細孔６５が設けられて発生源ろ９か
らの２本の剛性リード線６６が仕切板６３．６４を通っ
てスイッチ収納部６７に達することができろようになっ
ている。

電池のばね状接片５０は細孔４９を通って発生弁、３９
に直接結合しているが、電池のノ・ウジング４２の１）
１ｊ部における他方の電池のばね状接片（図示せず）は
細孔６５を通って突出する剛性リード線６６の一方に結
合している。

スイッチ収納部６７は仕切板４３．４５及び６ろ・６４
と、シェルモールド成形物３５　、３６の前方り部とに
よって形成されている。導電性プラスチック材料で成形
されたボタ／６９が突出する開口６８が成形物ろ５，６
６に設けられ′″Ｃ℃）る。

ボタン６９は一体的な突部７０により成形物６５゜６６
と一体的なボス７１．７２に回動自在に装着されて（・
ろ。ボタン６９の前７ｉｉ　ｆｆｌはばね状の金属接片
ストリップ７４により開口６８に近接した成形物３５．
３６の前方上側部分の下側に押付けられた突部７６が設
けられている。ボタン６９’ｌままたその下側に非ラン
チ式のブツシュ・メーク・スイッチ７６に当接する一体
的に形成さｉｚだ突ＰＡ７５が設けられている。

スイッチ７６は剛性リード線６６によって支持されてい
る。これらのリード線の一方（ままｆこ接片７４に結合
している。ボタン６９を押圧してスイッチ７６を閉じろ
と、電ｉ’１ｈ３８から発生源６９への霜゛気的結合が
完成され、かくして発生前に重力を供給ずろ。

シェルモールド成形物ろ５．ろ６内に電気絶縁性プラス
チック材料で成形されたカート１ノツジのハウジング４
１が装着される。〕・ウレジン４４１９シェルモールド
成形物ろ５・６６の内側前方端Ｉｔｓに接するフランジ
７８を前端に設けた第１の中空円「；）部７７と、第１
の円筒部７７の後方延長部をなす径を小さくした第２の
中空円筒部７９とからなる。第１の円筒部７７は一端が
シェルモールド成形物５５．３６の前方から突出する短
かい縮めた形状の円筒形カートリッジ８０を受容できる
ような内側の大きさになっている。

第９図に示されろように、第２の円筒部７９はより長い
小さい断面のカー）　ＩＪツジ８１を受容することがで
きろような内側の大きさになっている。

ハウジング４１はまたばね状の金属接片ストリップ８６
が装着され、発生源６９からの高電圧°り一ド線４０の
端部にはんだ付けされている一体的に形成されたスリー
ブ８２を有する。接片ストリップＢ５’ｔＳハウジング
４１の第１の円筒部７７の底部の細孔８４を通って突出
して挿入されたカートリッジ８００ケーシングに接触す
る。

高電圧リード線４０は接片ストリップ８６から、ハウジ
ング４１の第１の円筒部７７の後部の後方、ハウジング
４１の第２の円筒部７９の外側の回りに、シェルモール
ド成形物ろ５に一体的に形成され１こ仕切板８５．８６
の間に、仕切板４６の細孔８７を通って発生源収納部６
０内に導かＪｔろ。高電圧リード線４０は発生源６９の
上部の高電圧出力端子８８において高電圧発生源に結合
して（・ろ。

リード線４０の経路の一部が第７図に点線で示されてい
る。

第５及び６図に示される形態ではカート１ノツジ８０は
金属製ケーシングを有して（゛ろ。しかしながら第９図
の実施例においてカートリッジ８１＋ま非導電性のプラ
スチックのケーシングを有して（・石。カートリッジ８
１内の液体と電気的に接触させるために金属製引込みピ
ン８９が、その頭ｇＢカー腰片ス）　ＩＪツブ８３に接
触するような位置にカートリッジ壁を通って押込まれて
いる。

より長く細いカートリッジ８１を用℃・ろときにこれを
保持するためにアダプタ９０が用（・ら」ｔろ。

（このアダプタは第７図に点線で示さ’（ｔ″″Ｃ℃・
る）。

アダプタ９０はノ・ウジング４１の第１の円筒ヒｂ７７
内に嵌合するような形状の上面９１、／・ウジング４１
の第２の円筒部７９に一致した下面９２及びシェルモー
ルド成形物３５．３６の前部に接する前方のフランジ９
ろを有する。

カー）　ＩＪツジ８０，８１はその一端の支持部９５か
ら突出するフェルトないしファイノ（の先端９４をイ）
゛する型のものである。通常カートリッジのケーシング
は液体をしみ込ませた多孔性制料の小塊あるいはストリ
ップを収納している。

使用時に必要であればアダプタ、カセット、ケーシング
を通る接片を用いてスプレー化すべき液体な會′むカー
トリッジがノ・ウジング４１に挿入され、それからボタ
ン６９が押下されろ。これにより高電位が発生源６９か
ら高電圧リード線４０を介して接片ストリップ８３に、
それゆえカートリッジ・ケーシングを通る、あるいは面
上の伝導を介してノズル９４にかかるようになる。

接地！相に十分近くｌにあるとき、カートリッジ内の液
体は微細な荷電、小滴のスプレーとしてフェルトないし
ファイバー先端のノズル９４から粒状化される。導電性
であって使用者を介して接地部からばね接片７４へ、そ
れゆえスイッチ７６を介して発生源への結合を生ぜしめ
ろボタン６９に接触する使用者を通じての伝導により発
生源への帰還路が形成されろ。

以下の例において第５−９図に示される型の装置が用い
られている。親指と人差指との間に、人差指をボタン６
９にかげて保持されろ本体部材は約１４ＬＭの全長、最
大の高さ６３費、最大の幅３９ｍ５を有している。

例　　１ スタジオ・カラー（５ｔｕｄｉｏ　Ｃｏ１ｏｕｒ　）の
範囲（カラーＡ３１０カドミウムレツド）のフェルト先
端のマーカーである標準の［マジック・マーカー」（登
録商標）が第６図に示されろ本体部材内に挿入された。

マーカーは接片ストリップ８６に接触する金属製キャッ
プを有していた。マーカーのフェルト先端（・ま供給さ
れときに太さ３１＋ｌＪＩ＋、深さ６悶ののみの形状を
有していた。約２Ｏ−２５Ｈｚの周波数の高電圧パルス
を発生させる発生源（佳ボタン６９を押下したときに先
端に約１２ＫＶの電圧を生ぜしめた。

先端を木製の机上に載置された１枚の紙より２・３及び
４釧上方に離して保持するとインクがノズルからスプレ
ー化した。

例２ 例１を、標準のフェルト先端を先端が第５・６及び９図
に示されろ弾頭形状の、６７間の径の円筒形ポリエステ
ル・ファイバー束の先端に換えて反復した。先端を紙よ
り２，３及び４ｃｒｎ上方に保持したとき、ボタン６９
を押下すると例１のときより強いスプレーが得られた。

例６ 例２を、内部のインクを希釈するためにマーカー内の小
塊に１ｒｒｄ３のキシレンを付加して反復した。

例４ 例２を、弾頭形先端を取付けた次のスタジオ・カラーの
範囲の［マジック・マーカー」を用いて反復し、同様の
結果を得た。

ツクシンＡ６４８ フオレスト・グリーンＡ６００ コバルト・ブルーＡ４５５ アフリカッＡ２６２ カドミウム・イエローＡ７０４ 例５ 龜′圧を変えろことの効果を評価し、スプレィ電流を測
定するために、付加器の発生源が外され、高電圧が離れ
た可変雷、圧源からの可撓性高電圧リード線を介して接
片ストリップ８６にかけられた。

発生源の他方の端子は接地された。電流を測定するため
にディジタル・メータを介して接地された金属板の上方
に先端を置いた。

例６を、先端を金属板から６．５ｃｒｎにして反復した
。１２ＫＶのかけられた電圧は１９ｎＡであり、また１
５に■では市、流は６０　ｎＡであった。１５■ぐ■の
かげられた電圧で先端を漸次金属板から離していった。

先端が金属板から９　ｔ、ｒｎでもスプレーが生じた。

９．５　ＫＶのかげられた市、王で先端が金属板か１〜
７ｃｍの間でスプレーが生じた。

例６ 例１を、「マジック・マーク」の代りに、［ウオーム・
レッドＭｌの型の標準的フェルト先端のペンＩパントー
ン」（登録商標）を用いて反復した。この場合アダプタ
９０を用いた。このペンはプラスチックの本体と幅６　
ｍｓののみ状縁部のフェルト先端を有していた。

ストリップ８６に１１．８　ＫＶを与える発生源を用い
て先端の電圧がわずか６．２　ＫＶになった。先端を紙
から２ｃｍに保持すると非常に弱いスプレーが生ずるだ
けであったが、先端をより紙に近づけろと（１ｃｍ以内
）その強度が増加した。

例７ 例６を反復したが、ストリップ８６からフェルト先端へ
の高７圧の伝導を改良するために金属製の引込みピンを
接片８６の位置でペンのケーシングな通して押付けた。

この場合先端の電、圧は１１．５ＫＶであった。スプレ
ーの強度は例６の場合より大きかった。

例　　８ 例７を、フェルト先端’；ｌ　４．８　ｒｎｘの径のポ
リエステル・ファイバー束の弾頭形先端で置換え、スト
リップ８３１Ｃ１４ＫＶ　ｋ（７ｒ−ルト先１４Ｋ　１
３．９ＫＶを）生せしめろ発生源を用いて反復した。例
７の場合より強いスプレーが生じた。

例９ 例６を、例８で用いたフェルト先端を用いカートリッジ
の内容物に１．５ｍ１ｔのキシレンを付加して反復した
。

紙から７　ｏｎまでの距離で十分なスプレー化が生じた
。

例　　１０ 例１を標準的「テキストマークＪ７ＬＩＤ（登録開襟）
の青インク・マーカーを用いて反復した。

例６の場合のようにマーカーを保持するためにアダプタ
を用いた。マーカーは金属製のケーシングと、約４ｍｓ
の径のアクリル・ファイバー束で形成された弾頭形状の
先端とを有していた。

１４ＫＶのがけられた電圧で、紙から２．３及び４ｃｍ
離れて十分なスプレーか生じた。

例　　１１ 例５を、例１０のマーカーを用いて先端を金属板から可
変の距離にして反復した。測定された電流（より下の通
りである。

紙からの距￥！Ｉｔ（ｃ−）　　電圧（■ぐＶ）　電流
（ｎＡ）５、　　　　　　１０　　　　　　８４１０　
　　　　　１０　　　　　　５０１５　　　　　　１０
　　　　　　　９５　　　　　　１５　　　６１］００ １０　　　　　　１５　　　　　’［８０１５１５ろ５
０ 引川した全ての条件で十分なスプレー化が生じた。

例１ブエいし例１１で用いられ）こマーカーは全て先端
なイ１１：に接触させて動かずことにより良好に使用で
きた。

例１２ 供給された先端が尖鋭化されている、空の「マジック・
マーカー」クイズ７９にアルコール系のアフタシェーブ
を充填した。約２０　２５１−１ｚの周波紋の高電圧パ
ルスを発生させ、先端で約１２ＫＶの電圧を与える発生
源を設けた例加器本体に取付はノこときに、スプレーが
大気中に放出された。

仙に接地面が先端から５０ｚ以内になくてもボタン６９
上の使用者の手が電場強化電極として作用してスプレー
化を可能にした。

アフタシェーブはまた先端をあごから数ｏｎに保持する
か、先端が肌に接触しているときにその上で動かすかに
よって使用者のあごに何着された。

例　　１６ 例１２で用いた型の空の１マジツク・マーカー」に植物
油糸の殺虫剤を充填した。例１２のように伺加器本体に
数例（すると、室内植物から１０ｇｎ以内に保持された
ときＱて殺虫剤スプレーが室内植物に散布された。先端
で室内植物の葉をこすることによっても殺虫剤が散布さ
れた。

例１ないし１６０カー）　ＩＪソジは全て、高電位がか
けられず先端が紙等の液体ののり易い面に接触していな
いときに液体が放出されないようなものであった。

【図面の簡単な説明】

第１図は使用時におけろ本発明による装置の一形態の透
視図である。 第２図は第１図の装置に用いられる高電圧発生源の回路
図である。 第６図は第１図の装置に用いられる付加器の縦方向断面
図である。 第４図は他の付加器の縦方向断面図である。 第５図は液体貯槽及びノズルが取外し可能なカートリッ
ジ・ユニットからなる他の実施例の平面図である。 第６図は第５図の直線Ａ−Ａ上にとった断面図である。 第７図は第５図の直線Ｂ−Ｂ上にとった、カートリッジ
を取外した状態の断面図である。 第８図は第５図の直線Ｃ−Ｃ上にとった断面１図でル）
ろ。 第９図は他のカートリッジを適当なアダプタと共に数例
けた第６図に対応する断面図である。 １ろ・・・付加器、　　１４・・・ノズル、　１６・・
・本体部材、　６４・・・本体部材、　　６８・・・電
池、　　６９・・・高電圧発生源、　　４１・・・カー
）　ＩＪツジのハウジング、　　４２・・・電池のハウ
ジング、　　５０．５１・・・１と片ストリップ、　　
６９・・・押ボタン、　　７６°°。 スイッチ、　　８０．８１・・・カートリッジ、９０・
・・アダゲタ、　９４・・・先端（フェルト、ファイバ
ーＡ！Ｙ） （（，４，作出願人　　インペリアル・ケミカル・イン
ダストリーズ・ピーエルシー （外４名） 第１頁の続き 優先権主張　０１９８３年１０月５日Φイギリス（ＧＢ
）［有］８３２６６６６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １（１）一端にノズルを設けた人の手で把持するのに適
   した長形の本体部材と、 （１１）上記ノズルに液体を移送するための手段と、 （曲　高電圧発生源と、 （ｉＶ）上記本体部材が上記ノズルを接地面から２ＣＩ
   ｎ上刃に離して把持されるときに上記液体を荷電小滴の
   スプレーとして粒状化させるのに十分な電気勾配が上記
   ノズルに与えられるように接地部に対して十分大きな電
   位を上記高電圧発生源から上記ノズルにかけるための手
   段 とからなり、上記ノズル及び液体を移送するための手段
   は上記ノズルが上記液体ののり易いノズルの下の面に接
   触して上記面に相対的に移動するがこれに接触している
   ときに液体が上記ノズルから上記面に移送され、上記ノ
   ズルが面から上方にあってこれに接触せず上記ノズルに
   粒状化の電位がかかつていないときに液出が上記ノズル
   から放出されないようにしたことを特徴とする液体をス
   プレー化ずろための装置。 ２、上記ノズルが支持部から突出する多孔性材料の芯か
   らなることを特徴とする特許請求の範囲１に記載の装置
   。 ６、上記ノズルが上記本体部材から取外し可能であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲１または２に記載の装置
   。 ４、上記液体をノズルに移送するための手段が上記本体
   部材内の液体の貯槽からなり、該貯槽が上記本体部材か
   ら取外し可能であることを特徴とする特許請求１〜６の
   いずれかに記載の装置。 ５、　上記貯槽及びノズ／Ｌが上記本体部材から取外し
   可能な一体のカートリッジ・ユニットからなることを特
   徴とする特許請求の範囲４に記載の装置。 ６　上記カートリッジ・ユニットが作動剤のマ−キング
   用具であることを特徴とする特許請求の範囲５に記載の
   装置。 ７　液体の貯槽及びノズルを取囲むケーシングを有する
   カートリッジから液体をスプレー化する際に用いろため
   の装置において、上記ノズルは上記液体ののり易い下側
   にある面に接触してこれに相対的に移動するが接触して
   いるときに液体が上記ノズルから上記面に移送されまた
   上記ノズルが面より上方にあって接触せず一ヒ記ノズル
   に粒状化の電位がかかつていないときに液体が上記ノズ
   ルから放出されないような型のものであり、上記装置は （１）人の手で把持するのに適し、上記ノズルが一端か
   ら突出するようにして上記カートリッジを受容するよう
   にした長形の本体部利と、（１１）高電圧発生源と、 （曲　上記本体部材が上記カー）　ＩＪツジのノズルを
   接地面より２ｃｍ上方に離して把持されるときに上記液
   体を荷電した小滴のスプレーどして粒状化させるのに十
   分な電気勾配が上記ノズルに与えられるだけの十分大き
   な接地部に対する電位を、上記カートリッジが上記本体
   部材に挿着されたときに上記高電圧発生源から上記カー
   トリッジに与えろための手段とからなることを特徴とす
   る上記装置。 ８、上記本体部材が２棟類以上の形状、大きさのカート
   リッジを受容できるようにしたことを特徴とする特許請
   求の範囲５〜７のいずれかに記載の装置。 ９　上記高電圧発生源が上記本体内に装着されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲１〜８のいずｔｈかに記
   載の装置。 １０　　上記本体部材に上記高電圧発生源に雷、銀型に
   結合した導電性部分が設けられ、それによって該カーＴ
   ｌ＋’　ｆ、１部分に使用者の手が接触したときに上記
   ＸＩＩ’ｉｅ’、　ｌ　ｉ発生源への接地帰還路が与え
   られろようにしたことを特徴とする特許請求の範囲９に
   記載の装置。 １１、　　上記高電圧発生源が上記本体部材内に設けら
   れた少なくとも１つの電池によって電力供給されること
   を特徴とする特許請求の範囲１０に記載の装置。 １２、上記導電性部分が押下時に上記高電圧発生源によ
   って生ずる接地部に対する高電位を生ぜし