JPS59183119A - クラツチデイスクのフエ−シング - Google Patents
クラツチデイスクのフエ−シングInfo
- Publication number
- JPS59183119A JPS59183119A JP5643483A JP5643483A JPS59183119A JP S59183119 A JPS59183119 A JP S59183119A JP 5643483 A JP5643483 A JP 5643483A JP 5643483 A JP5643483 A JP 5643483A JP S59183119 A JPS59183119 A JP S59183119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- facing
- friction surface
- grooves
- clutch
- convex line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D2069/004—Profiled friction surfaces, e.g. grooves, dimples
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は相手摩擦面と接触・離間する面に複数の条溝を
設けたクラッチディスクのフェーシングに関する。
設けたクラッチディスクのフェーシングに関する。
一般に自動車−１作機械等に用いられ、動力伝達の断続
を行う摩擦クラッチは駆動軸・従動軸の間で摩擦を利用
して駆動軸の回転を必要に応し従動軸に断続伝達させる
。この摩擦クラッチの一種である円板クラッチは駆動軸
に従い回転する回転体（フライホイール或いはプレッシ
ャープレート等）の摩擦面に対し、従動軸に軸方向摺動
可能に配したクラッチディスクを抑圧或いは挟圧・解放
させて回転の断続を行っている。このクラッチディスク
は、一般に相手摩擦面であるフライホイールの摩擦面に
対向してフェーシングを有する。クラッチディスクがフ
ライホイール或いはプレッシャープレートの摩擦面に向
って押圧されると、フエージングの面かフライホイール
等の摩擦面に接触し、その際両面の摩擦係数および抑圧
力から定まる摩擦力によってトルクが従動軸に伝達され
る。
を行う摩擦クラッチは駆動軸・従動軸の間で摩擦を利用
して駆動軸の回転を必要に応し従動軸に断続伝達させる
。この摩擦クラッチの一種である円板クラッチは駆動軸
に従い回転する回転体（フライホイール或いはプレッシ
ャープレート等）の摩擦面に対し、従動軸に軸方向摺動
可能に配したクラッチディスクを抑圧或いは挟圧・解放
させて回転の断続を行っている。このクラッチディスク
は、一般に相手摩擦面であるフライホイールの摩擦面に
対向してフェーシングを有する。クラッチディスクがフ
ライホイール或いはプレッシャープレートの摩擦面に向
って押圧されると、フエージングの面かフライホイール
等の摩擦面に接触し、その際両面の摩擦係数および抑圧
力から定まる摩擦力によってトルクが従動軸に伝達され
る。
従来、このようなフェーシングは一般に相手摩擦面と接
触・離間する面に複数の条溝を放射状に設けて、摩擦面
の摩耗によって生ずる摩耗粉を積出して摩擦係数の安定
化を図っている。ところが、このようなりラッチで、ク
ラッチディスクの押圧力を解放する際に低荷重状態を経
過するが、この際、応々にしてクラッチディスクのつれ
回り現象いわゆるクラッチ切れ不良が生しることかあっ
た。
触・離間する面に複数の条溝を放射状に設けて、摩擦面
の摩耗によって生ずる摩耗粉を積出して摩擦係数の安定
化を図っている。ところが、このようなりラッチで、ク
ラッチディスクの押圧力を解放する際に低荷重状態を経
過するが、この際、応々にしてクラッチディスクのつれ
回り現象いわゆるクラッチ切れ不良が生しることかあっ
た。
本発明は、このようなりラッチ切れ不良を解消したクラ
ッチディスクを提供することを目的とする。即ち、本発
明のクラッチディスクのフェーシングは、相手摩擦面と
接触・離間する面に複数の条溝を設けたクラッチディス
クのフェーシングにわいて、条溝を相手摩擦面の相対回
転方向に突出して略半径方向に延在して形成すると共に
該条溝の少なくとも一端な外部に開放することにより、
クラッチ解放時の低荷重状態におけるクラッチのつれ回
り（即ち切れ不良）を効果的に防止したものである。
ッチディスクを提供することを目的とする。即ち、本発
明のクラッチディスクのフェーシングは、相手摩擦面と
接触・離間する面に複数の条溝を設けたクラッチディス
クのフェーシングにわいて、条溝を相手摩擦面の相対回
転方向に突出して略半径方向に延在して形成すると共に
該条溝の少なくとも一端な外部に開放することにより、
クラッチ解放時の低荷重状態におけるクラッチのつれ回
り（即ち切れ不良）を効果的に防止したものである。
本発明者は、従来のクラッチディスク用フェーシングを
用いて、切れ不良の発生原因を究明するため種々の実験
と考究を行い、以下の原因が明らかとなった。
用いて、切れ不良の発生原因を究明するため種々の実験
と考究を行い、以下の原因が明らかとなった。
即ち、一般にクラッチディスクの押圧力が低荷重状態に
なると、フェーシングの面とフライホイールの摩擦面と
の間に部分接触が起る。この状態を示したのが第１図で
、図中、１はフェーシング、２は相手摩擦面と接触・離
間する面に放射状に設けられた条溝である。図に示す斜
線部分は相手摩擦面との接触部分である。この実験は、
フェーシングを固定してフライホイールを矢印方向に１
０００ｒｐＢで回転させ、押圧力を２Ｋｇとして行った
。接触部分の前後の圧力をそれぞれマノメータで測定し
、その測定結果は図中の位置Ｐｉ ；−４６０ｍｍＡｑ
、 Ｐ２；＋２８０ｍｍＡｑ。
なると、フェーシングの面とフライホイールの摩擦面と
の間に部分接触が起る。この状態を示したのが第１図で
、図中、１はフェーシング、２は相手摩擦面と接触・離
間する面に放射状に設けられた条溝である。図に示す斜
線部分は相手摩擦面との接触部分である。この実験は、
フェーシングを固定してフライホイールを矢印方向に１
０００ｒｐＢで回転させ、押圧力を２Ｋｇとして行った
。接触部分の前後の圧力をそれぞれマノメータで測定し
、その測定結果は図中の位置Ｐｉ ；−４６０ｍｍＡｑ
、 Ｐ２；＋２８０ｍｍＡｑ。
Ｐ３； −１００ｍｍＡｑ、Ｐ４；＋２３０ｍｍＡｑ
であった。この実験結果から、接触部分の前後に正圧を
生ずる部分と負圧を生ずる部分が形成されて、負圧が大
きくなると両面間に吸着現象が起ることが判った。
であった。この実験結果から、接触部分の前後に正圧を
生ずる部分と負圧を生ずる部分が形成されて、負圧が大
きくなると両面間に吸着現象が起ることが判った。
次に、この大負圧の形成は、接触部分の形状と大きさに
大きく依存することが判明した。即ち、フェーシングを
模型化して接触部分の形状がその前後に生しる圧力にど
のような影響を及ぼすかを詳細に調べた。実験は第２図
に示すように外径２２２ｍｍ 、内径１５０ｍｍのフェ
ーシング１の面上に半径方向および円周方向の堰で形成
されたコの字状の堰ａ、ｂをそれぞれ設け、この面にフ
ライホイール３を回転接触させ、堰ａ、ｂの前後の圧力
をマノメータで測定することにより行った。実験条件は
フライホイール３の回転数を１１００Ｏｒｐ 、押付
荷重を５００ｇとし、堰ａ、ｂの高さ、および円周方向
の長さを変え、ＴＬテスタ試験機を用いて出来るだけ現
実に即するようにした。
大きく依存することが判明した。即ち、フェーシングを
模型化して接触部分の形状がその前後に生しる圧力にど
のような影響を及ぼすかを詳細に調べた。実験は第２図
に示すように外径２２２ｍｍ 、内径１５０ｍｍのフェ
ーシング１の面上に半径方向および円周方向の堰で形成
されたコの字状の堰ａ、ｂをそれぞれ設け、この面にフ
ライホイール３を回転接触させ、堰ａ、ｂの前後の圧力
をマノメータで測定することにより行った。実験条件は
フライホイール３の回転数を１１００Ｏｒｐ 、押付
荷重を５００ｇとし、堰ａ、ｂの高さ、および円周方向
の長さを変え、ＴＬテスタ試験機を用いて出来るだけ現
実に即するようにした。
第１の実験では、第２図に示すコの字状の堰ａ、ｂの円
周長さをフェーシング１の中心から２２．５°の角度に
設定し、その巾を２ｍｍに、堰ａ。
周長さをフェーシング１の中心から２２．５°の角度に
設定し、その巾を２ｍｍに、堰ａ。
ｂの高さを図に示すＡ＝Ｏ，ｌ 、 Ｂ＝０．１３ 、
、、、、等の５段階にとった。実験は押伺荷重５００ｇ
としてＬ記＃１ａ、ｂ上を）習動するようにり、てフラ
イホイール（Ｆ／Ｗ）３を反時計回りに回転させ、フェ
ーシング１の面Ｊ１１８７ｍｍφの円周上に設けたｌ、
２゜３、、、、、および１’、 ２’、 ３’、 、
、 、 、の検圧孔より圧力測定を行った。この測定結
果は、縦軸に圧力、横軸に堰すの中心からの測定位置の
距離を実線で示した。
、、、、等の５段階にとった。実験は押伺荷重５００ｇ
としてＬ記＃１ａ、ｂ上を）習動するようにり、てフラ
イホイール（Ｆ／Ｗ）３を反時計回りに回転させ、フェ
ーシング１の面Ｊ１１８７ｍｍφの円周上に設けたｌ、
２゜３、、、、、および１’、 ２’、 ３’、 、
、 、 、の検圧孔より圧力測定を行った。この測定結
果は、縦軸に圧力、横軸に堰すの中心からの測定位置の
距離を実線で示した。
このグラフから堰すの前すなわち、ｌ’、 ２’、 、
、、。
、、。
で正圧が生じ、堰すの後すなわち、１ 、２ 、、、、
、で負圧が生じ、両圧力は半径方向の堰すに近づく程よ
り絶対値が高くなる。また、負圧は円周方向の＋！ａを
外れたところまで行かないと回復されない。なお、グラ
フ上の点線は半径方向の堰のみをフェーシング１の面上
に設けたときの圧力分布である。
、で負圧が生じ、両圧力は半径方向の堰すに近づく程よ
り絶対値が高くなる。また、負圧は円周方向の＋！ａを
外れたところまで行かないと回復されない。なお、グラ
フ上の点線は半径方向の堰のみをフェーシング１の面上
に設けたときの圧力分布である。
種々実験条件を変えて上記のような実験を繰り返した結
果、第３図、第４図に示すような結論を得ることができ
た。すなわち、結論として、相手摩擦面とフェーシング
の面との接触形状が相手摩擦面の相対回転方向に突出し
て形状（凸湾曲）であるときは正圧が負圧の絶対値より
も大きくなって反発力が生じ（第３図）、この逆に前記
相対回転方向に窪んだ形状（凹湾曲）のときは正圧が負
、圧の絶対値よりも小さくなって吸着力が生じる（第４
図）ことが明らかとなった。
果、第３図、第４図に示すような結論を得ることができ
た。すなわち、結論として、相手摩擦面とフェーシング
の面との接触形状が相手摩擦面の相対回転方向に突出し
て形状（凸湾曲）であるときは正圧が負圧の絶対値より
も大きくなって反発力が生じ（第３図）、この逆に前記
相対回転方向に窪んだ形状（凹湾曲）のときは正圧が負
、圧の絶対値よりも小さくなって吸着力が生じる（第４
図）ことが明らかとなった。
このような知見に基づき、本発明によれば、かかる大負
圧の発生防止は、条溝を適切に配列することにより達成
される。即ち、複数の条溝の形状及び配列を変えること
により、クラッチディスクを解放する際（即ち、低荷重
状態の際）、フェーシンクの面と相手摩擦面との接触部
分に生じる正圧を常に負圧の絶対値を上回るようにさせ
て吸着現象の発生を防止する。
圧の発生防止は、条溝を適切に配列することにより達成
される。即ち、複数の条溝の形状及び配列を変えること
により、クラッチディスクを解放する際（即ち、低荷重
状態の際）、フェーシンクの面と相手摩擦面との接触部
分に生じる正圧を常に負圧の絶対値を上回るようにさせ
て吸着現象の発生を防止する。
本発明の好ましい態様によれば、相手摩擦面と接触・離
間する面に設けられた複板の条溝が相手摩擦面の回転方
向に突出した条溝（凸条溝〕に形成され、少なくともそ
の凸条溝の終端のいずれか一方が外部に開放される構成
になっている。このような構成であるため、クラッチデ
ィスク低荷重状態を経て解放されるときのフェーシング
の面と相手摩擦面との接触部分が、仮に好ましくない状
態に形成されたとしても、この条溝を通じて負圧は解消
され、また接触部分・の形状は、第３図に示すように、
相手摩擦面の相対運動方向に突出した形状に切断区画さ
れ、大負圧の形成を解消すると共に正圧を形成する。
間する面に設けられた複板の条溝が相手摩擦面の回転方
向に突出した条溝（凸条溝〕に形成され、少なくともそ
の凸条溝の終端のいずれか一方が外部に開放される構成
になっている。このような構成であるため、クラッチデ
ィスク低荷重状態を経て解放されるときのフェーシング
の面と相手摩擦面との接触部分が、仮に好ましくない状
態に形成されたとしても、この条溝を通じて負圧は解消
され、また接触部分・の形状は、第３図に示すように、
相手摩擦面の相対運動方向に突出した形状に切断区画さ
れ、大負圧の形成を解消すると共に正圧を形成する。
各条溝は略くの字形ないし湾曲形状をもって略半径方向
に延在し、好ましくはフェーシング面（クラッチディス
ク）の内外周縁に開放（開口）して外部大気と連通ずる
。
に延在し、好ましくはフェーシング面（クラッチディス
ク）の内外周縁に開放（開口）して外部大気と連通ずる
。
各条溝の周方向の配列は、各凸条溝の最突出部と終端と
をラジアル方向で順次一致させるビ・ンチに各凸条溝を
形成すると負圧形成部分に必ず条溝が分配できる。この
ような配列によれば、フェーシングの面と相手摩擦面と
の好ましくない接触部分が必ず２以上の凸条溝にまたが
って負圧を解消するからである。
をラジアル方向で順次一致させるビ・ンチに各凸条溝を
形成すると負圧形成部分に必ず条溝が分配できる。この
ような配列によれば、フェーシングの面と相手摩擦面と
の好ましくない接触部分が必ず２以上の凸条溝にまたが
って負圧を解消するからである。
また、フェーシングの幅（内・外周の半径の差）が広い
ときは、第８図のように凸条溝を半径方向に波状に反復
連続させて形成することが有効である。但し相手摩擦面
の回転方向に対し、凹状を形成する反復の接点部は円周
溝で連通させることが好ましい。フェーシング幅が広い
と、凸条溝のピッチも大きくなって不特定の好ましくな
い接触部分に、常に条溝を分配保持することが困難にな
るため、このような構成により、負圧部分に条溝を常に
分布かつ負圧を生ずるような好ましくない接触部分を条
溝により切断できる。
ときは、第８図のように凸条溝を半径方向に波状に反復
連続させて形成することが有効である。但し相手摩擦面
の回転方向に対し、凹状を形成する反復の接点部は円周
溝で連通させることが好ましい。フェーシング幅が広い
と、凸条溝のピッチも大きくなって不特定の好ましくな
い接触部分に、常に条溝を分配保持することが困難にな
るため、このような構成により、負圧部分に条溝を常に
分布かつ負圧を生ずるような好ましくない接触部分を条
溝により切断できる。
この実施態様によれば、フェーシングの面と相手摩擦面
との接触部分がラジアル方向に区画された複数の突出し
た形状を構成するのでフェーシングと相手摩擦面とが偏
って接触した場合に有効であり、また、凸条溝の流体抵
抗を下げる効果も有する。
との接触部分がラジアル方向に区画された複数の突出し
た形状を構成するのでフェーシングと相手摩擦面とが偏
って接触した場合に有効であり、また、凸条溝の流体抵
抗を下げる効果も有する。
また凸条溝の最突部に円周方向に部分的な枝条溝を配す
ることも、大負圧を生ずる接触部分を切断するために有
効である。以下図面を参照して本発明の具体的実施例を
詳細に説明する。
ることも、大負圧を生ずる接触部分を切断するために有
効である。以下図面を参照して本発明の具体的実施例を
詳細に説明する。
第５図は本発明の一実施例を示したもので、フェーシン
グ１１には相手摩擦面と接触・離間する面１２に複数の
凸条溝１３が設けられている。
グ１１には相手摩擦面と接触・離間する面１２に複数の
凸条溝１３が設けられている。
この凸条溝１３はくの字状の西条に形成され、その最突
出部１４が相手摩擦面の回転方向（図の矢印方向）に突
出している。最突出部１４は第６図に示すように円弧状
にしても良い。凸条溝１３の両終端１５はフェーシング
１１の内外周に開放されている。このような凸条溝１３
はフェーシング１１の面１２上に各凸条溝１３の最突出
部１４と終端１５がラジアル方向（図のＲ方向）で順次
一致するピッチＰに形成されている。なお、図中１６は
フェーシング１１をクラッチディスク（図示せず）に固
定するためのリベット穴である。
出部１４が相手摩擦面の回転方向（図の矢印方向）に突
出している。最突出部１４は第６図に示すように円弧状
にしても良い。凸条溝１３の両終端１５はフェーシング
１１の内外周に開放されている。このような凸条溝１３
はフェーシング１１の面１２上に各凸条溝１３の最突出
部１４と終端１５がラジアル方向（図のＲ方向）で順次
一致するピッチＰに形成されている。なお、図中１６は
フェーシング１１をクラッチディスク（図示せず）に固
定するためのリベット穴である。
上述のように各凸条溝１３が形成されているため、クラ
ッチディスクが低荷重状態で押圧されたままで、フェー
シング１１の面１２が相手摩擦面に接触しているとき、
その接触部分は２以上の凸条溝１３で切断区画され、相
手摩擦面の回転方向に突出した部分形状になる。このよ
うな形状を有する接触部分にはその前後に第３図に示す
圧力分布が生じ、フェーシング１１と相手摩擦面とを引
、Ｓｆｔそうとする反発力が生じる。この反発力によっ
てフェーシング１１と相手摩擦面とのひきつり現象が解
消される。
ッチディスクが低荷重状態で押圧されたままで、フェー
シング１１の面１２が相手摩擦面に接触しているとき、
その接触部分は２以上の凸条溝１３で切断区画され、相
手摩擦面の回転方向に突出した部分形状になる。このよ
うな形状を有する接触部分にはその前後に第３図に示す
圧力分布が生じ、フェーシング１１と相手摩擦面とを引
、Ｓｆｔそうとする反発力が生じる。この反発力によっ
てフェーシング１１と相手摩擦面とのひきつり現象が解
消される。
第７図は本発明の他の実施例を示したもので、フェーシ
ング２１の面２２上の各凸条溝２３は円弧状の凸状に形
成され、その最突出部２５が相手摩擦面の回転方向に特
に突出した枝条溝を備えている。他の構成は前記実施例
と同じである。なお、第５図のくの字状条溝に、第７図
のような枝条溝を付してもよい。
ング２１の面２２上の各凸条溝２３は円弧状の凸状に形
成され、その最突出部２５が相手摩擦面の回転方向に特
に突出した枝条溝を備えている。他の構成は前記実施例
と同じである。なお、第５図のくの字状条溝に、第７図
のような枝条溝を付してもよい。
第８図は本発明の他の実施例を示したもので、フェーシ
ングの接触幅が広い場合に応用され、凸条溝は第６図の
ような円弧を波状に連続させてもよい。
ングの接触幅が広い場合に応用され、凸条溝は第６図の
ような円弧を波状に連続させてもよい。
この実施例によれば、フェーシング３１ （１）面３２
上に形成された各凸条溝３３はラジアル方向に連続させ
てくの字状の凸条に形成されている。そして各凸条溝３
３はくの字状の凸条の連続部３７を通る円周溝３８で連
通されている。この円周溝３８により、たとえフェーシ
ング３１の面３２と相手摩擦面との接触部分が３以上の
凸条溝３３にまたがったとしても接触部分の中央は同圧
に保たれる。なお、冒頭で円板クラッチについて述べた
が本発明は円板クラッチに限らず、他の摩擦クラッチに
も応用可能である。
上に形成された各凸条溝３３はラジアル方向に連続させ
てくの字状の凸条に形成されている。そして各凸条溝３
３はくの字状の凸条の連続部３７を通る円周溝３８で連
通されている。この円周溝３８により、たとえフェーシ
ング３１の面３２と相手摩擦面との接触部分が３以上の
凸条溝３３にまたがったとしても接触部分の中央は同圧
に保たれる。なお、冒頭で円板クラッチについて述べた
が本発明は円板クラッチに限らず、他の摩擦クラッチに
も応用可能である。
以上詳述の通り、本発明は、クラッチフェーシング面に
その部分接触状態における大負圧の発生を防止、解消す
るように条溝を配設すると共に、積極的に正圧を形成可
能とし、クラッチ解放を低荷重状態においても容易かつ
迅速に可能としだものである。
その部分接触状態における大負圧の発生を防止、解消す
るように条溝を配設すると共に、積極的に正圧を形成可
能とし、クラッチ解放を低荷重状態においても容易かつ
迅速に可能としだものである。
第１図は従来のフェーシングを示した正面図、第２図は
実験結果そ示すグラフ、第３図、第４図は図式的説明図
、第５図ないし第８図は本発明の実施例を示した正面図
である。 １．２１，３１．、、、、、、フェーシング２、’、、
、、、、、、、、、、条溝 ３、、、、、、、、、、、、、フライホイール＋２．２
２，３２．、、、、、面 １３．２３．３３．、、、、、凸条溝 １４．２４．、、、、、、、、最突出部＋５．、、−、
、、、、、終端 １Ｇ、、、、、、、、、、、リベット穴３７、、、、、
、、、、、、、連続部 ３８−．．．．．．．．．．円周溝 出願人 ア・ｆシン精機株式会社 代理人 弁理士 加藤朝道 第３図 第４図
実験結果そ示すグラフ、第３図、第４図は図式的説明図
、第５図ないし第８図は本発明の実施例を示した正面図
である。 １．２１，３１．、、、、、、フェーシング２、’、、
、、、、、、、、、、条溝 ３、、、、、、、、、、、、、フライホイール＋２．２
２，３２．、、、、、面 １３．２３．３３．、、、、、凸条溝 １４．２４．、、、、、、、、最突出部＋５．、、−、
、、、、、終端 １Ｇ、、、、、、、、、、、リベット穴３７、、、、、
、、、、、、、連続部 ３８−．．．．．．．．．．円周溝 出願人 ア・ｆシン精機株式会社 代理人 弁理士 加藤朝道 第３図 第４図
Claims (1)
- 相手摩擦面と接触離間する面に複数の条溝を設けたクラ
ッチディスクのフェーシングにおいて、該条溝を相手摩
擦面の相対回転方向に突出して略半径方向に延在して形
成すると共に該条溝の少なくとも一端を外部に開放した
ことを特徴とするクラッチディスクのフェーシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5643483A JPS59183119A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | クラツチデイスクのフエ−シング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5643483A JPS59183119A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | クラツチデイスクのフエ−シング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59183119A true JPS59183119A (ja) | 1984-10-18 |
Family
ID=13026976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5643483A Pending JPS59183119A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | クラツチデイスクのフエ−シング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59183119A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6314032U (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-29 | ||
| EP0758722A2 (en) * | 1995-08-11 | 1997-02-19 | Dynax Corporation | Groove structure of wet-type friction engaging element |
| FR2764656A1 (fr) * | 1997-06-17 | 1998-12-18 | Valeo | Disque de friction d'embrayage pour embrayage fonctionnant a sec, plus particulierement pour vehicule automobile, ainsi qu'une couronne de frottement en materiau de friction, destinee a equiper un tel disque de friction |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP5643483A patent/JPS59183119A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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