JPS59182876A - 静電気防止材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電気帯電による粉塵の付着防止を可能にした
静’＋［気防止拐に関するものであり、レコードプレー
ヤーター／テーブル用マット等に適用さＪｌ、て効果全
発揮するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、架橋発泡合成樹脂は包装箱または包装バッキング
拐の分野で使用されている。そして、素材そのものがグ
ラスチック製、すなわちポリプロピレン、ポリエチレン
、ポリウレタン、塩化ビニル等であり、静電気が発生し
やすく、帯電しゃすい′Ｉ引霞の／ζめ、粉塵を付着さ
せることとなってぃた。また、包装工程において被包装
物に高電圧の静電気がかかると、１タリえはＬＳＩのよ
うな低耐圧の部品においては絶縁破壊が発生するといっ
た欠点があった。

一方、レコードプレーヤーのターンテーブル用マットは
天然ゴムまたは合成ゴムにより作られたものがほとんど
である。そして、レコード盤はプラスチック製のものが
現在全てであり、静電気が発生しやすく、空気中の粉塵
が伺着しや°すいことは一般によく知られており、レコ
ード盤の溝に付着した粉塵全除去するためにクリーナー
全使用することは常識になっている。

このようなレコード盤に静電気をされ生へゼる要因は、
特にターンテーブルとの接触に起因するところが太きい
。すなわち、絶縁体と絶縁体の接触においてはそれらの
材質が異なれば必ず摩擦電気系列に基づき静電気を帯電
するが、ターンテーブルのマットはゴムであり、レコー
ド盤はたいてい塩化ビニｊル等のプラスチックからなる
ため、レコード盤はマイナスの電荷が蓄積している。こ
のＪ二つな静′１ａ気に空中の粉塵は引き工せられ、レ
コード盤に付着するのである。こうしてレコード盤に刺
着し／こ粉塵はレコード盤の屑にはまり込んでなかなか
除去されにくいものとなり、レコード再生−にの雑音発
生やレコード盤の寿命低下の原因となる火点を有してい
た。

））Ｌ明の目的 本発明は上述したような従来の問題点全除去すべくなさ
れたものであり、静電気帯電による粉塵刺着全防止し、
レコードプレーヤーターンテーブル用マットに適用した
時にはレコード盤の寿命を長く（呆持−することのでき
る静電気防止材を提供しようとするものであるＱ 発明の構成 この目的を達成するために本発明の静電気防止４Ａは、
架橋発泡合成樹脂の少なくとも表面に多水素アルコール
派生物を有するものであり、この構成によれば静電気の
帯電全防止し、ターンテーブル用マットとして用いた時
にはレコード盤の寿命ケ長く作詩することができること
となる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について第１図と共に説明する
。まず、架橋発泡ポリプロピレン樹脂を準備し、これ全
スライシングし、凹形半球形状に表面が露出するように
した。第１図で１は架橋発泡ポリプロピレン樹脂であり
、２はその発泡粒子である。そして、上記ポリプロピレ
ン樹脂１０凹形半球形状の表面に４基アンモニア化合物
等の多水素アルコール派生物３をコーティングして静電
気防止拐を作製した。

このようにして得られた本発明の静電気防止材は、静電
気の帯電が全く見られなかった〇一方、ちなみに従来の
架橋発泡ポリプロピレン樹脂だけのものでは、ポリエス
テル系樹脂との摩擦を行うことによって６０００〜１０
０００Ｖの静電気が発生した。

ここで、上記の実施例においては架橋発泡ポリプレン樹
脂のべ而に多水素アルコール派生物を刺着させた場合に
ついてｍ明したが、これは多水素アルコール派生物を架
橋発泡ポリプロピレン樹脂に含浸させてもよいものであ
る。この場合の具体的実施例全レコードプレーヤーのタ
ーンテーブル用マットに本発明の静電気防止拐を適用し
た例で、以１：に説明する。

寸ず、架橋発泡合成樹脂（５ＬＰレコード盤の直径にあ
わ−ばて裁断した。たたし、厚みは２ｍｍとした。この
架橋発泡合成樹脂としてはポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリウレタン葦たは塩化ビニル’ｚｌｆ用した。こ
れらの樹脂に多水素アルコール派生物、すなわち４基ア
ンモニア化合物、アミン。

リン酸エステル、脂肪酸ポリグリコールエステルの２対
１対１対１の重漱比からなる；混合物全含浸さ氾、５０
”にで６時間乾燥した。このようにして借られたターン
デープル用マツ）ｋ第２図に示す。

１、記マットをレコードプレーヤーターンテーブルにに
敷き、第ｒ品のレコード盤を設置し、３０分回転さゼた
０この時、室内の大気中の粉塵量は０．５μ泪以１−の
粉塵量が１１３万個／ｍ３であった。この結果、従来の
ゴム製のマット使用の場合ではし：Ｊ−ド盛１−に０，
５　μｍ　ｐｉ、　、Ｊ−の粉塵か１２６個／　ｃＵで
観測されたのに対して、本発明のマット使用の場合では
平均１３個／　Ｃａと約殉の獣の粉塵が側層したにすぎ
なかった。

次に、上記においては架橋発泡合成樹脂として架橋発泡
ポリプロピレン樹脂を用いた場合について説明したが、
これはポリエチレン、塩化ビニル等、架橋発泡合成樹脂
になりうるものならはいがなる合成樹脂でも同等の効果
が得られるものであるＱ 発明の効果 以上のように本発明に係る静電気防止材は構成されてい
るものであり、架橋発泡合成樹脂の少なくとも表面に多
水素アルコール派生物金有することにより、静電気の帯
′「Ｌが全くなく、そのため粉塵の付着防止か□□□れ
、静電気防止材科としてきわめて大きな効果を有するも
のである。例えば、近年の電子部品における静電気防止
対策の包装材料に使用するに対して有意義なものであり
、−ｉたレコ、−ドブレーヤーのターンテーブル用マッ
トとして適用した時には、レコード盤に対する静７ｉＬ
気の・：（；市を防１）−シ、大気中の粉塵のレコード
盤への付着全抑制するグζめ、レコード再生上の雑音全
防止」−ろと共にレコード盤の寿命を長く（呆つ上に有
効であり、その産業的価値は甚大である０

【図面の簡単な説明】

第１図＆：Ｉ一本発明に係る静電気防止材の一実施例金
示す仇面図、第２図は本発明の静電気防止材をターンテ
ーブル用マットに適用した場合ケ示す斜ン兄図である。 １・・・・・・架橋発泡合成樹脂（架橋発泡ポリプロピ
レン樹脂）、３・・・・・・多水素アルコール派生物〇
代即人の氏名　井ｊＨｉｊ士　中　尾　敏　男　ほか１
名第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 架橋発泡合成樹脂の少なくとも表面に多水素アルコール
   派生物を有することを％徴とする静電気防止材。