JPS59182730A - 高精度パタ−ン板用保護膜の製造方法 - Google Patents
高精度パタ−ン板用保護膜の製造方法Info
- Publication number
- JPS59182730A JPS59182730A JP58056516A JP5651683A JPS59182730A JP S59182730 A JPS59182730 A JP S59182730A JP 58056516 A JP58056516 A JP 58056516A JP 5651683 A JP5651683 A JP 5651683A JP S59182730 A JPS59182730 A JP S59182730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective film
- sol
- gel
- separation membrane
- film
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ターン板用保護膜の製造方法に関するものである。
最近マスクの保護を目的としてまたマスクパターン面に
直接ゴミが付着することを防止するためにマスク上への
保護膜の設置が実施されつつある。
直接ゴミが付着することを防止するためにマスク上への
保護膜の設置が実施されつつある。
これによりマスクへの外力による欠陥を防ぎまたマスク
上でのゴミ等からの異物による光学系での欠陥率の低下
及び異物の除去を目的とするマスククリーニング作業等
の不要化が可能となりいろいろな面での特徴が観もれる
反面、光学的な使用上から皮膜としての制約が大きく、
例えば、プロジェクション用として膜厚として285十
0. 0 6μm、ステノパー用としては0865±0
01μmと決められているため、特に製造面、すなわち
現状では水銀あるいはその他適切な液体上に二トロセル
ロースと可塑剤を溶剤により溶解稀釈した樹脂溶液を流
し込むことにより皮膜の平滑化及び膜厚等を制御しかつ
良好な部分を選別して製造しているため、歩留りが悪く
その反動として価格が高いといった問題が太きいもので
ある。このため歩留りよく製品を製造する方法を新たに
確立することが重要となり、本発明に至ったものである
。すなわち、本発明は回転塗布機を用いて保護膜を製造
する方法であり、形成した保護膜を基板から容易に分離
するためにゾル−ゲル変換が可能な皮膜を保護膜と基板
との間に設けることを特徴とする保護膜の製造方法であ
る。
上でのゴミ等からの異物による光学系での欠陥率の低下
及び異物の除去を目的とするマスククリーニング作業等
の不要化が可能となりいろいろな面での特徴が観もれる
反面、光学的な使用上から皮膜としての制約が大きく、
例えば、プロジェクション用として膜厚として285十
0. 0 6μm、ステノパー用としては0865±0
01μmと決められているため、特に製造面、すなわち
現状では水銀あるいはその他適切な液体上に二トロセル
ロースと可塑剤を溶剤により溶解稀釈した樹脂溶液を流
し込むことにより皮膜の平滑化及び膜厚等を制御しかつ
良好な部分を選別して製造しているため、歩留りが悪く
その反動として価格が高いといった問題が太きいもので
ある。このため歩留りよく製品を製造する方法を新たに
確立することが重要となり、本発明に至ったものである
。すなわち、本発明は回転塗布機を用いて保護膜を製造
する方法であり、形成した保護膜を基板から容易に分離
するためにゾル−ゲル変換が可能な皮膜を保護膜と基板
との間に設けることを特徴とする保護膜の製造方法であ
る。
本発明をさらに詳しく説明するために保護膜の製造方法
を工程順に第1〜第4図に示す。第1図に示されろよう
に表面が平滑な固体基板(1)例えばガラス、プラスチ
ック等上に分離膜(2)としてゾル−ゲル変換−が可能
な水溶性材料をゲル化温度以上に加温してゾル状にした
ものを回転塗布機を用し・て塗布をした後、塗布゛膜内
の水分が極力蒸発しない条件下でかつゲル化温度以下の
雰囲気下で塗布膜をゲル化させる。次いで第2図に示さ
hるように保護膜(3)として使用する樹脂を溶剤で溶
’M fJ6 ’!Jくした樹脂溶液をゲル化した分離
膜(2)上に同様σ)回転塗布機を用いて所望の膜厚に
なるように塗布した後、第6図のように分離膜材料のゲ
ル化瀞1度見、上の温水(4)中に該構成物を浸漬する
ことによ19分離膜(2)のゲル−ゾル変換を促し最上
部の保護膜(31を温水(4)上に浮上させる。このと
き必要に応じて超音波振動を与えることにより保護膜(
3)の分11ifUを促進させることができる。このよ
うにして分肉伍した保護膜(3)を金属ある(・はプラ
スチックにより所望の形状及び厚味、一般的には5〜6
インチ等のフォトマスクサイズ用かつ厚さ25市、4.
Q mm、6、3 mmとして格絡された円環状もし
く(ま角形1eのフレーム(5)により温水(4)中か
らすくし・上げる。次にフレーム(5)のサイズに対し
て過剰の皮膜音しを断裁後120〜150°Cで加熱し
完全に乾燥することにより断面図として第4図に示され
ろような良好な性能を有する保護膜を簡単に製造°する
ことカーできるものである。
を工程順に第1〜第4図に示す。第1図に示されろよう
に表面が平滑な固体基板(1)例えばガラス、プラスチ
ック等上に分離膜(2)としてゾル−ゲル変換−が可能
な水溶性材料をゲル化温度以上に加温してゾル状にした
ものを回転塗布機を用し・て塗布をした後、塗布゛膜内
の水分が極力蒸発しない条件下でかつゲル化温度以下の
雰囲気下で塗布膜をゲル化させる。次いで第2図に示さ
hるように保護膜(3)として使用する樹脂を溶剤で溶
’M fJ6 ’!Jくした樹脂溶液をゲル化した分離
膜(2)上に同様σ)回転塗布機を用いて所望の膜厚に
なるように塗布した後、第6図のように分離膜材料のゲ
ル化瀞1度見、上の温水(4)中に該構成物を浸漬する
ことによ19分離膜(2)のゲル−ゾル変換を促し最上
部の保護膜(31を温水(4)上に浮上させる。このと
き必要に応じて超音波振動を与えることにより保護膜(
3)の分11ifUを促進させることができる。このよ
うにして分肉伍した保護膜(3)を金属ある(・はプラ
スチックにより所望の形状及び厚味、一般的には5〜6
インチ等のフォトマスクサイズ用かつ厚さ25市、4.
Q mm、6、3 mmとして格絡された円環状もし
く(ま角形1eのフレーム(5)により温水(4)中か
らすくし・上げる。次にフレーム(5)のサイズに対し
て過剰の皮膜音しを断裁後120〜150°Cで加熱し
完全に乾燥することにより断面図として第4図に示され
ろような良好な性能を有する保護膜を簡単に製造°する
ことカーできるものである。
本発明は保護膜を回転塗布方法により製造するため従来
法と比較して保護膜厚の制御が簡単であり、保護膜に使
用する樹脂を溶解、液状化する際の稀釈率及び回転塗布
時での回転数を制御することにより所望の膜厚を得るこ
とができる。また保護膜としての必要項目である皮膜厚
のバラツキに関しても回転塗布により20cm角基板に
対してコーナ一部を除いて膜厚バラツキとして2%内に
抑えることができるため現状で使用されるサイズの保護
膜は問題なく本発明による方法で製造できるものである
。
法と比較して保護膜厚の制御が簡単であり、保護膜に使
用する樹脂を溶解、液状化する際の稀釈率及び回転塗布
時での回転数を制御することにより所望の膜厚を得るこ
とができる。また保護膜としての必要項目である皮膜厚
のバラツキに関しても回転塗布により20cm角基板に
対してコーナ一部を除いて膜厚バラツキとして2%内に
抑えることができるため現状で使用されるサイズの保護
膜は問題なく本発明による方法で製造できるものである
。
次に分離層に使用される材料とは温度依存によりゾル−
ゲル変換する材料が選ばれ、回転塗布をする際及び保護
膜を基板から分離する際にはゾル状態であり、かつ保護
膜用樹脂溶液を塗布する際にはゲル状態であることが必
要である。また分離層上に保護膜用樹脂溶液を塗布する
ことにより膜厚の均一な保護膜を得るために分離層とし
てゾル状態での表面性が極力平滑であることも重要な項
目であるが、このような要求に対し使用可能な材料とし
てポリペブタイド樹脂例えばゲル化温度として50℃前
後であるゼラチン、または分解条件によりゲル化温度は
異なるが5〜25℃であるゼラチン分解物、あるいは5
〜10℃のフィッシュブルー等のような水溶性高分子で
かつゾル−ゲル変換可能な材料が挙げられる。一方常温
イ」近で固体−液体の変態をおこす材料例えば分子量6
00以上のポリエチレングリコール等するいはエチレン
カーボネート等の材料は固相化した際の表面がワックス
状あるいは結晶状となり表面平滑性に問題があり好まし
くないものである。またポリペブタイド樹脂等を基板上
に塗布後ゾルーゲル変換させろ際、できるだけ水分を蒸
発させないてゲル化セツティングさせることが必要であ
るため低温高湿雰囲気下でゲル化させることが好ましく
さらにゲル化物を保管する場合においても同様の環境下
で放置することが望ましい。ここで分離膜を形成するた
めのゾル−ゲル変換材料の調整液は該樹脂固型分として
15〜20重量%になるように水で溶解稀釈しかつ必要
に応じてエチレングリコール、トリエチレングリコール
等の水溶性高沸点溶剤を全体系に対して5〜10重景%
添加するごとにより得ることができる。このようにして
得られた樹脂溶液を塗布時での回転数をioo〜300
rpmの間で制御しかつ20〜60秒の回転時間で塗
布することによりゲル化後の塗布膜厚として5〜15μ
の表面性が良好な分離膜を形成することができる。
ゲル変換する材料が選ばれ、回転塗布をする際及び保護
膜を基板から分離する際にはゾル状態であり、かつ保護
膜用樹脂溶液を塗布する際にはゲル状態であることが必
要である。また分離層上に保護膜用樹脂溶液を塗布する
ことにより膜厚の均一な保護膜を得るために分離層とし
てゾル状態での表面性が極力平滑であることも重要な項
目であるが、このような要求に対し使用可能な材料とし
てポリペブタイド樹脂例えばゲル化温度として50℃前
後であるゼラチン、または分解条件によりゲル化温度は
異なるが5〜25℃であるゼラチン分解物、あるいは5
〜10℃のフィッシュブルー等のような水溶性高分子で
かつゾル−ゲル変換可能な材料が挙げられる。一方常温
イ」近で固体−液体の変態をおこす材料例えば分子量6
00以上のポリエチレングリコール等するいはエチレン
カーボネート等の材料は固相化した際の表面がワックス
状あるいは結晶状となり表面平滑性に問題があり好まし
くないものである。またポリペブタイド樹脂等を基板上
に塗布後ゾルーゲル変換させろ際、できるだけ水分を蒸
発させないてゲル化セツティングさせることが必要であ
るため低温高湿雰囲気下でゲル化させることが好ましく
さらにゲル化物を保管する場合においても同様の環境下
で放置することが望ましい。ここで分離膜を形成するた
めのゾル−ゲル変換材料の調整液は該樹脂固型分として
15〜20重量%になるように水で溶解稀釈しかつ必要
に応じてエチレングリコール、トリエチレングリコール
等の水溶性高沸点溶剤を全体系に対して5〜10重景%
添加するごとにより得ることができる。このようにして
得られた樹脂溶液を塗布時での回転数をioo〜300
rpmの間で制御しかつ20〜60秒の回転時間で塗
布することによりゲル化後の塗布膜厚として5〜15μ
の表面性が良好な分離膜を形成することができる。
また保護膜用材料としてはニトロセルロースにジエチル
フタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレー
ト等の可塑剤をニトロセルロースに対して20〜50
W 1%添加して成る系にアセトン、メチルエチルケト
奢ン等のケトン類、あるいは酢酸エチル、酢酸ブチル等
のエステル類等の溶解溶剤とキシレン、トルエン等の稀
釈溶剤との混合溶剤により溶解稀釈したものを使用でき
ることは当然であるが、前記した保護膜としての制約さ
れた膜厚において光透過率、光吸収、光散乱及び皮膜機
械的強度等を満足するものであれば使用することが可能
である。例えばアクリル樹脂等についても同様の方法に
より保護膜を形成することができるものである。このと
き樹脂濃度としては2〜5重量%が好ましい。このよう
にして用意した保護膜用樹脂溶液を目的とする膜厚とな
るように分離膜上に塗布するものである。その場合の回
転数はだいたい2000〜5000rpmの高速回転が
必要となるため回転時間として60秒以上の回転により
保護膜用樹脂皮膜内の溶剤はほとんど揮散し回転塗布終
了と同時に高分子物質から成る保護膜は分離膜上でセツ
ティングする傾向が観もれる。このため樹脂皮膜の乾燥
工程を省略して連続的に次の工程である温水中への浸漬
が可能となり製造工程の面からも優れているものである
。さらにこのことは分離層としてのゾル−ゲル変換能に
対し非常に有効な方法である。すなわち保護皮膜を塗布
後乾燥工程を用いる場合、分離層も同時に加熱され後工
程での温水中におけるゲル−ゾル変換能を低下させる現
象を無視できる等の点においても特徴がある。
フタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレー
ト等の可塑剤をニトロセルロースに対して20〜50
W 1%添加して成る系にアセトン、メチルエチルケト
奢ン等のケトン類、あるいは酢酸エチル、酢酸ブチル等
のエステル類等の溶解溶剤とキシレン、トルエン等の稀
釈溶剤との混合溶剤により溶解稀釈したものを使用でき
ることは当然であるが、前記した保護膜としての制約さ
れた膜厚において光透過率、光吸収、光散乱及び皮膜機
械的強度等を満足するものであれば使用することが可能
である。例えばアクリル樹脂等についても同様の方法に
より保護膜を形成することができるものである。このと
き樹脂濃度としては2〜5重量%が好ましい。このよう
にして用意した保護膜用樹脂溶液を目的とする膜厚とな
るように分離膜上に塗布するものである。その場合の回
転数はだいたい2000〜5000rpmの高速回転が
必要となるため回転時間として60秒以上の回転により
保護膜用樹脂皮膜内の溶剤はほとんど揮散し回転塗布終
了と同時に高分子物質から成る保護膜は分離膜上でセツ
ティングする傾向が観もれる。このため樹脂皮膜の乾燥
工程を省略して連続的に次の工程である温水中への浸漬
が可能となり製造工程の面からも優れているものである
。さらにこのことは分離層としてのゾル−ゲル変換能に
対し非常に有効な方法である。すなわち保護皮膜を塗布
後乾燥工程を用いる場合、分離層も同時に加熱され後工
程での温水中におけるゲル−ゾル変換能を低下させる現
象を無視できる等の点においても特徴がある。
以上のように回転塗布方法を用いることによりまた分離
膜を設けることにより任意の膜厚を有する保護膜を精度
よく簡単に製造できるため従来の方法と比較して歩留り
よ(製造されまた価格的にもかなりの低下が可能となる
ものである。
膜を設けることにより任意の膜厚を有する保護膜を精度
よく簡単に製造できるため従来の方法と比較して歩留り
よ(製造されまた価格的にもかなりの低下が可能となる
ものである。
次に本発明の実施例により説明する。
実施例1
20cm角の表面が平滑なガラス基板上にゼラチン(、
ニッピ■製;s5−626)20を100m1の水に溶
解し50℃雰囲気下に放置して得られるゼラチンゾル溶
液を回転塗布方法を用い回転数;1100rp 回転時
間;2o秒の条件により塗布を行なった後温度20’C
1湿度60%の雰囲気下で20分間放置することはより
塗布膜厚145μの表面が平滑なゼラチンゲル化膜から
成る分離膜を得ることができた。次いでニトロセルロー
ス(ダイセル(株製;FQタイプ−R8%b)にニトロ
セルロース固型分に対し30w’t%のジブチルフタレ
ートを添加しかつアセトン/トルエン:ンの混合溶剤に
よりニトロセルロース濃度が5wt%になるように調整
された樹脂溶液(粘度i s cps、25℃)を該分
離膜上に回転塗布方法を用い回転数;200Orpm
回転時間;40秒の条件によりニトロセルロースから
成る保護膜を形成した構成物を50’Cの温水中に浸漬
したところ温水上に保護膜のみが浮上した。ここでアル
ミニウム製6インチマスク用厚み25配の円環状フレー
ムにより浮上している保護膜を静かにず(い上げフレー
ムからはみだしている保護膜部を断裁後150℃恒温槽
で10分間加熱乾燥したところ上記フレームに保持され
た良好な保護膜を製造することができた。得られた保護
膜を分光光度計(日立■製スペクトロフォトメーター2
28)により透過率を測定し膜厚のムラを算出したとこ
ろ、保護膜中心部で277μ、中心より約15cmの部
分では276μ及び272μであり全体的に保護膜厚と
して275μ±0.03μとして保護膜を製造すること
ができ、従来法により製造されているグロジェクション
用、保護膜と比較して性能的に全く優位差を認めること
ができながった。
ニッピ■製;s5−626)20を100m1の水に溶
解し50℃雰囲気下に放置して得られるゼラチンゾル溶
液を回転塗布方法を用い回転数;1100rp 回転時
間;2o秒の条件により塗布を行なった後温度20’C
1湿度60%の雰囲気下で20分間放置することはより
塗布膜厚145μの表面が平滑なゼラチンゲル化膜から
成る分離膜を得ることができた。次いでニトロセルロー
ス(ダイセル(株製;FQタイプ−R8%b)にニトロ
セルロース固型分に対し30w’t%のジブチルフタレ
ートを添加しかつアセトン/トルエン:ンの混合溶剤に
よりニトロセルロース濃度が5wt%になるように調整
された樹脂溶液(粘度i s cps、25℃)を該分
離膜上に回転塗布方法を用い回転数;200Orpm
回転時間;40秒の条件によりニトロセルロースから
成る保護膜を形成した構成物を50’Cの温水中に浸漬
したところ温水上に保護膜のみが浮上した。ここでアル
ミニウム製6インチマスク用厚み25配の円環状フレー
ムにより浮上している保護膜を静かにず(い上げフレー
ムからはみだしている保護膜部を断裁後150℃恒温槽
で10分間加熱乾燥したところ上記フレームに保持され
た良好な保護膜を製造することができた。得られた保護
膜を分光光度計(日立■製スペクトロフォトメーター2
28)により透過率を測定し膜厚のムラを算出したとこ
ろ、保護膜中心部で277μ、中心より約15cmの部
分では276μ及び272μであり全体的に保護膜厚と
して275μ±0.03μとして保護膜を製造すること
ができ、従来法により製造されているグロジェクション
用、保護膜と比較して性能的に全く優位差を認めること
ができながった。
実施例2
20cm角の表面が平滑なガラス基板上に数平均分子量
が約3501110となるようにセラチンを分解したゼ
ラチン加水分解物(ゲル化温度202°C)2tJgを
8Dynlの水に浴解し40℃雰囲気下に放置して得ら
れるゾル溶液を実施例1と同様の方法により塗布後、温
度15℃、湿度60%の雰囲気下で30分間放置するこ
とにより塗布膜厚85μの表面が平滑なゼラチン加水分
解物のゲル化膿から成る分離膜を州ることかできた。次
いでニトロセルロース(ダイセル(株製;FQタイプ−
R520)にニトロセルロース固型分に対し20wt%
のジオクチルフタレートを添加しメチルエチルケトン/
キシレン、/ の混合溶剤によりニトロセルロースδ度
が2wt%になるように調整された樹脂溶液(粘度2
D cps、25°C)を該分離膜上に回転数5000
r p 11]、回転時間1分の条件で回転塗布をし
た後実施例1と同様の方法により保護膜中心部で0.8
1μ、中心より約15cmの部分で082μ及び081
μの全体的に0.82μ±001μの保護膜を製造する
ことができた。これは従来法により製造されているステ
ツノぐ一用保訛膜と比較しても全く優位差を認めること
ができないものであった。
が約3501110となるようにセラチンを分解したゼ
ラチン加水分解物(ゲル化温度202°C)2tJgを
8Dynlの水に浴解し40℃雰囲気下に放置して得ら
れるゾル溶液を実施例1と同様の方法により塗布後、温
度15℃、湿度60%の雰囲気下で30分間放置するこ
とにより塗布膜厚85μの表面が平滑なゼラチン加水分
解物のゲル化膿から成る分離膜を州ることかできた。次
いでニトロセルロース(ダイセル(株製;FQタイプ−
R520)にニトロセルロース固型分に対し20wt%
のジオクチルフタレートを添加しメチルエチルケトン/
キシレン、/ の混合溶剤によりニトロセルロースδ度
が2wt%になるように調整された樹脂溶液(粘度2
D cps、25°C)を該分離膜上に回転数5000
r p 11]、回転時間1分の条件で回転塗布をし
た後実施例1と同様の方法により保護膜中心部で0.8
1μ、中心より約15cmの部分で082μ及び081
μの全体的に0.82μ±001μの保護膜を製造する
ことができた。これは従来法により製造されているステ
ツノぐ一用保訛膜と比較しても全く優位差を認めること
ができないものであった。
比較例
本発明の製造方法において分離層を設けた(・方法ある
いは水溶性樹脂であってもゾル−ゲル変換を示さないも
の例えばポリビニルアルコール、ポリヒニルピロリドン
、カゼイン等を分離層として設けた場合に対して実施例
1と同様の方法によりテストシた結果、温水中に長時間
浸漬したくしても保護膜は基板から全く分離せずゾル−
ゲルを示す分離膜を設けない方法での保護膜の製造は不
可能であった。
いは水溶性樹脂であってもゾル−ゲル変換を示さないも
の例えばポリビニルアルコール、ポリヒニルピロリドン
、カゼイン等を分離層として設けた場合に対して実施例
1と同様の方法によりテストシた結果、温水中に長時間
浸漬したくしても保護膜は基板から全く分離せずゾル−
ゲルを示す分離膜を設けない方法での保護膜の製造は不
可能であった。
第1図から第4図は本発明の高精度)くターン板用保護
膜の製造方法を工程順に示す概略説明図である。 −(1)・・基 板 (2)・・・分 離脱(
3)・・保 護 膜 (4)・・温 水(5)
・・・フレーム
膜の製造方法を工程順に示す概略説明図である。 −(1)・・基 板 (2)・・・分 離脱(
3)・・保 護 膜 (4)・・温 水(5)
・・・フレーム
Claims (2)
- (1)回転塗布方法を用い表面が平滑なガラス、プラス
チック等の基板上に水溶性のゾル−ゲル変換が可能な材
料をゾル状態で塗布しゲル化させて成る分離膜上に、さ
らに回転塗布方法を用いてフォトマスク用保護膜材相な
所望の膜厚となるように塗布した後、該分離膜材料のゲ
ル化温度以上の温水中に浸漬することにより該分離膜の
ゲル−ゾル変換を促し最上部のフォトマスク用保護膜を
温水上に浮上させ、次いで所望の形状及び厚味を有する
フレームにより該フォトマスク用保護膜を温水中からす
くい上げ加熱、乾燥することにより良好な皮膜を形成す
ることを特徴とする高精度パターン板用保睦膜の製造方
法。 - (2)ゾル−ゲル変換可能な材料がポリペブタイド樹脂
である特許請求の範囲第1項記載の高精度パターン板用
保護膜の製造方法。 (31ゾル−ゲル変換可能な材料がゼラチンである特許
請求の範囲第1項記載の高精度パターン板用保護膜の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58056516A JPS59182730A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 高精度パタ−ン板用保護膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58056516A JPS59182730A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 高精度パタ−ン板用保護膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182730A true JPS59182730A (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=13029282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58056516A Pending JPS59182730A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 高精度パタ−ン板用保護膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182730A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0249476A2 (en) * | 1986-06-12 | 1987-12-16 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Process for preparation of cellulose ester films |
JPH0229044U (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-23 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58056516A patent/JPS59182730A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0249476A2 (en) * | 1986-06-12 | 1987-12-16 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Process for preparation of cellulose ester films |
EP0249476B1 (en) * | 1986-06-12 | 1994-08-10 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Process for preparation of cellulose ester films |
JPH0229044U (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-23 |
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