JPS59182508A - 双安定型ソレノイド - Google Patents
双安定型ソレノイドInfo
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- JPS59182508A JPS59182508A JP5706783A JP5706783A JPS59182508A JP S59182508 A JPS59182508 A JP S59182508A JP 5706783 A JP5706783 A JP 5706783A JP 5706783 A JP5706783 A JP 5706783A JP S59182508 A JPS59182508 A JP S59182508A
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- JP
- Japan
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- plunger
- yoke
- spring
- spiral spring
- magnetic
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F7/1607—Armatures entering the winding
- H01F7/1615—Armatures or stationary parts of magnetic circuit having permanent magnet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F2007/1669—Armatures actuated by current pulse, e.g. bistable actuators
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- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は磁気回路中にプランジャーを備え、こ〔背景技
術〕 一般に双安定型ソレノイドのプランジャーの両端での安
定化法は磁気回路中に永久磁石を有しその保持力で左右
いずれか一方に押圧力を確保し安定性を得るか、永久磁
石を構成せず外部にメニカルなトルグ構造を設定するこ
とによって左右いずれか一方に押圧力を得て安定性を得
る方法が考案されている。前者の具体的な従来技術は実
開昭あ−94013号公報中に示されている。即ち第1
図の如く水平移動するプランジャーAの軸と同一方向の
磁界を発生させる円筒状のコイルB、Cを2こ並置し、
該2この円筒状コイルの内径内のプランジャーAは非磁
性材のシャフトD及び永久磁石Eで構成し、円筒状のコ
イルB、Cへの電圧印加と共にプランジャーAを駆動さ
せ、解磁後は永久磁石Eの吸引力によりプランジャーA
を所定方向に吸着保持するものである。この保持力はプ
ランジャーAに接続される外部負荷に対して、常時抗力
として働くものであり、この保持力が冒いと高負荷を保
持することができ又耐振、耐衝撃性を而めることかでき
る。当従来例ではコイルB、 C後 の解磁的プランジャーAの所定方向での保持力は永久磁
石Eの磁力により左右される。この保持力を高める為に
は永久磁石Eを大きくするか或は慕磁力のものを使用し
なければならず、従って装置る構成は実開昭56−86
719号の公報中に示されている。即ちプランジャーの
移動によって一対のリンクのトグル機構が反転し所定方
向の投入動作を行わせしめるもので、この場合は高い保
持力は確保できるが装置全体としてやはり大形化する欠
点を有していた。
術〕 一般に双安定型ソレノイドのプランジャーの両端での安
定化法は磁気回路中に永久磁石を有しその保持力で左右
いずれか一方に押圧力を確保し安定性を得るか、永久磁
石を構成せず外部にメニカルなトルグ構造を設定するこ
とによって左右いずれか一方に押圧力を得て安定性を得
る方法が考案されている。前者の具体的な従来技術は実
開昭あ−94013号公報中に示されている。即ち第1
図の如く水平移動するプランジャーAの軸と同一方向の
磁界を発生させる円筒状のコイルB、Cを2こ並置し、
該2この円筒状コイルの内径内のプランジャーAは非磁
性材のシャフトD及び永久磁石Eで構成し、円筒状のコ
イルB、Cへの電圧印加と共にプランジャーAを駆動さ
せ、解磁後は永久磁石Eの吸引力によりプランジャーA
を所定方向に吸着保持するものである。この保持力はプ
ランジャーAに接続される外部負荷に対して、常時抗力
として働くものであり、この保持力が冒いと高負荷を保
持することができ又耐振、耐衝撃性を而めることかでき
る。当従来例ではコイルB、 C後 の解磁的プランジャーAの所定方向での保持力は永久磁
石Eの磁力により左右される。この保持力を高める為に
は永久磁石Eを大きくするか或は慕磁力のものを使用し
なければならず、従って装置る構成は実開昭56−86
719号の公報中に示されている。即ちプランジャーの
移動によって一対のリンクのトグル機構が反転し所定方
向の投入動作を行わせしめるもので、この場合は高い保
持力は確保できるが装置全体としてやはり大形化する欠
点を有していた。
本特許は上記の点に鑑みて成したものであって、即ちプ
ランジャーが水平移行する双安定型ソレノイドに於いて
、そのプランジャーと内ヨーク間に渦巻状バネを介在し
て、プランジャーの両端位置での保持力を簡単な構造で
確保すると共に保持力の調整を容易にし、更にはコイル
の消費電力の低減化を図ることを目的とする。
ランジャーが水平移行する双安定型ソレノイドに於いて
、そのプランジャーと内ヨーク間に渦巻状バネを介在し
て、プランジャーの両端位置での保持力を簡単な構造で
確保すると共に保持力の調整を容易にし、更にはコイル
の消費電力の低減化を図ることを目的とする。
(特定発明の実施例)
本特定発明を第2図に示す実施例に基づき詳述する。1
は外ヨークで矩形断面形状である。2゜3は左tlTの
コイルブロックで、前記外ヨーク1内にあって同一中心
軸上で左右に所定距離はなして対向配置している。この
各コイルブロック2,5はコイル枠2a、5aにコイル
2b、 ろbを装備すると共にその中心軸上器こ貫通
孔2C,3Cを有している。そしてコイル2b、3bへ
の励磁と共に中心軸上に磁界を発生させるものである。
は外ヨークで矩形断面形状である。2゜3は左tlTの
コイルブロックで、前記外ヨーク1内にあって同一中心
軸上で左右に所定距離はなして対向配置している。この
各コイルブロック2,5はコイル枠2a、5aにコイル
2b、 ろbを装備すると共にその中心軸上器こ貫通
孔2C,3Cを有している。そしてコイル2b、3bへ
の励磁と共に中心軸上に磁界を発生させるものである。
この二つのコイル2b、 ろbを直列或は並列に接続
するか、或はそれぞれ単独で利用するかは何ら限定する
ものではない。4はプランジャーでNiJ記左右コイル
ブロック2,3のxi!J孔2C,3Cと後記する内ヨ
ークの回通孔に挿通され往復動自在で磁件伺料から成り
、この外周面の略中央部には後記する渦巻状バネの係止
溝4Cを形成している。更に当プランジャーの両端軸部
4a、4bは非磁性材で#f成すると共に外部負向(図
示していない)を駆動する為に前記外ヨーク1より突出
させている。5は内ヨークで前記左右コイルブロック2
゜5間に介在されると共にプランジャー4と微小空隙を
介して磁気結合している。更に当内ヨークのプランジャ
ー4との対向側に後記する渦巻状バネの収容部5aをV
字状に形成している。6は永久磁石で前記内ヨーク5と
外ヨーク1間に介在当接し、外部−り1側にはN極が、
又、内ヨーク5側にはS極がそれぞれ着磁されている。
するか、或はそれぞれ単独で利用するかは何ら限定する
ものではない。4はプランジャーでNiJ記左右コイル
ブロック2,3のxi!J孔2C,3Cと後記する内ヨ
ークの回通孔に挿通され往復動自在で磁件伺料から成り
、この外周面の略中央部には後記する渦巻状バネの係止
溝4Cを形成している。更に当プランジャーの両端軸部
4a、4bは非磁性材で#f成すると共に外部負向(図
示していない)を駆動する為に前記外ヨーク1より突出
させている。5は内ヨークで前記左右コイルブロック2
゜5間に介在されると共にプランジャー4と微小空隙を
介して磁気結合している。更に当内ヨークのプランジャ
ー4との対向側に後記する渦巻状バネの収容部5aをV
字状に形成している。6は永久磁石で前記内ヨーク5と
外ヨーク1間に介在当接し、外部−り1側にはN極が、
又、内ヨーク5側にはS極がそれぞれ着磁されている。
この永久磁石の構成は当実施例では上下に2こ配置して
いるが前記内ヨーク5の構成に対応するものであり何ら
限定するものではない。7は渦巻状バネで内ヨ周部に係
止されている。具体的には、当バネの一端の外周端7b
は前記内ヨーク5のV字状の収容部5aの頂角部に支持
され、他端の内径端7aはプランジャー4の係止溝4C
に係止し、プランジャー4の水平方向の移動と共に反転
動作する。この渦巻状バネを更に詳述すると、第6図の
(al、 (blは当バネの正面図及び側面肉で、この
内径がdo。
いるが前記内ヨーク5の構成に対応するものであり何ら
限定するものではない。7は渦巻状バネで内ヨ周部に係
止されている。具体的には、当バネの一端の外周端7b
は前記内ヨーク5のV字状の収容部5aの頂角部に支持
され、他端の内径端7aはプランジャー4の係止溝4C
に係止し、プランジャー4の水平方向の移動と共に反転
動作する。この渦巻状バネを更に詳述すると、第6図の
(al、 (blは当バネの正面図及び側面肉で、この
内径がdo。
外径がDoで、このバネの内周端7aはプランジ取って
いる。一方バネの外周端7bが接する内ヨークのV字状
の収容部5aの内径D]は前記バネ外径Doと略同−径
としている。今、渦巻状バネ7をプランジャー4及び゛
内ヨーク5にセットすると、[C1図の如くバネの内径
doがプランジャー4の係止溝4Cの外径dl迄広げら
れその内径端7aはバネ自身の反力により中心位置に対
し左右いずれかの方向へ移動する。このバネの力関係の
説明図がfd1図である。即ち渦巻状バネ7はセットさ
れることによってバネ部では圧縮力を受はバネ7の内径
端7aでは逆方向の反力W(伸びようとする力)を受け
ることとなり、この分力W1がバネの内径端を左右のい
ずれかの方向に移動させるカとなって、プランジャー4
を軸方向に移動させるものである。更に、当渦巻状バネ
のピッチ3及び経径すとバネ内径端7aに於ける力関係
を+e+図に基づき詳述すると、バネピッチλと反力W
2は比例しバネ経径すとバネがえに戻ろうとする力W3
は比例する。従って当バネ7のピッチ3及び経径すを適
切に選ぶことによってバネ内径端7aにて所定の押圧力
W1を得ることができる。8,9は左右固定ヨークで前
記左右コイルブロック2,3の貫通孔2C内にあって、
外ヨーク1に固着しプランジャ、−4J!:は左右の磁
気空隙A、Bを介して磁気結合している。更に光固定ヨ
ークの貫通孔内を前記プランジャー4の両端軸部4a、
4bが挿通している。尚この左右固定ヨークを省略しプ
ランジャー4の端部を直接外ヨーク1に当接する構成し
てもよく、何ら腰定するものでない。
いる。一方バネの外周端7bが接する内ヨークのV字状
の収容部5aの内径D]は前記バネ外径Doと略同−径
としている。今、渦巻状バネ7をプランジャー4及び゛
内ヨーク5にセットすると、[C1図の如くバネの内径
doがプランジャー4の係止溝4Cの外径dl迄広げら
れその内径端7aはバネ自身の反力により中心位置に対
し左右いずれかの方向へ移動する。このバネの力関係の
説明図がfd1図である。即ち渦巻状バネ7はセットさ
れることによってバネ部では圧縮力を受はバネ7の内径
端7aでは逆方向の反力W(伸びようとする力)を受け
ることとなり、この分力W1がバネの内径端を左右のい
ずれかの方向に移動させるカとなって、プランジャー4
を軸方向に移動させるものである。更に、当渦巻状バネ
のピッチ3及び経径すとバネ内径端7aに於ける力関係
を+e+図に基づき詳述すると、バネピッチλと反力W
2は比例しバネ経径すとバネがえに戻ろうとする力W3
は比例する。従って当バネ7のピッチ3及び経径すを適
切に選ぶことによってバネ内径端7aにて所定の押圧力
W1を得ることができる。8,9は左右固定ヨークで前
記左右コイルブロック2,3の貫通孔2C内にあって、
外ヨーク1に固着しプランジャ、−4J!:は左右の磁
気空隙A、Bを介して磁気結合している。更に光固定ヨ
ークの貫通孔内を前記プランジャー4の両端軸部4a、
4bが挿通している。尚この左右固定ヨークを省略しプ
ランジャー4の端部を直接外ヨーク1に当接する構成し
てもよく、何ら腰定するものでない。
(特定発明の動作)
次に本特定発明の動作を第2図に基づいて説明すると、
当来は左右のコイル2b、 ろbが無励磁の状態で永
久磁石6と渦巻状バネ7の抑圧力w1によって、プラン
ジャー4が右側固定ヨーク9に吸着している状態を示し
ている。今左右のコイル2b、3bを直列に接続し所定
電圧を印加し矢印方向の磁束を発生させると次のような
経路を通じて磁束φ1.φ2.φ3が流れる。(関中貧
碌)φ1−プランジャー4−内ヨーク5−永久磁石6−
外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁気空隙A−プランジ
ャー4゜ φ2=プランジャー4−磁気空隙B−右側固定ヨーク9
−外ヨーク1−永久磁石6−内ヨーク5→プランジヤー
4゜ φ3−プランジャー4−磁気空隙B−右側固定ヨークチ
ー外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁気空隙A−プラン
ジャー4゜ 以上が左右のコイル2,3による磁束の流れで、次に永
久磁石乙による磁束の流れは次の如くφ4゜φ5となる
。(良や躇隣) φ4−永久磁石6−外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁
気空隙A−プランジャー4−内ヨーク5−永久磁石6゜ φ5=永久磁石6−外ヨーク1−・右側固定ヨーク9−
・磁気空隙B−プランジャー4−内ヨーク5−永久磁石
6゜ 以上の永久磁石乙による磁束の流れφ4.φ5及び前記
左右のコイル2b、 ろbによる磁束の流れ忘 φ1.φ2.φ3の合成磁束4&磁気空隙A、Bについ
て見ると磁気空隙Aに於いては両者が同一方向となり磁
束は重畳し、磁気空隙Bに於いては両番が反対方向とな
って磁束は減衰する。従って両者が重畳する磁気空隙A
では吸引力が働くのでプランジャ74は矢印方向Pに移
動を開始する。同時に渦巻状バネ7を圧縮しそのバネの
中央位置0に向うに従い荷重は大きくなり、中央位置°
0の手前で最大となり、中央位i0では荷重はゼロとな
り、その後は逆方向の力となる。即ちこの渦巻状バネ7
によってスナップアクションを生じせしめている。この
プランジャー4のストロークSと永久磁石6及び、渦巻
状バネ7との荷重の関係をましたのが第4図であって、
この中でaは渦巻状バネの荷重特性、bは永久磁石によ
る荷電特性、Cは両者を合成した荷重特性である。図中
dは合成荷重に於けるプランジャー4の両端位置での保
持力である。以上よりプランジャー4に係止する渦巻状
バネ7が中心位i0を越えた状態で左右のコイル2b、
5bc)、+通電を停止しても、渦巻状バネ7による押
圧力及び永久磁石乙による吸着力により、そのプランジ
ャー4は左側固定ヨーク8に吸着される。次にプランジ
ャー4の逆方向の移動に対しては左右のコイル2b、
ろbに逆方向の電圧を印加することによって得られる
。即ち前記左石コイル2b、5bによる磁束の流れφ1
.φ2.φ3が逆むきとなって、永久磁石乙による磁束
の流れφ4゜φ5との合成磁束を磁気空隙A、 Bで見
ると前記とは逆に磁気空隙Bでは磁束が重畳し吸引力が
働き磁気空隙Aでは磁束が減少する。従ってプランジャ
ー4は矢印方向Pとは逆方向に移動し、同時に渦巻状バ
ネ7もその中心位置0を越えると反転動作し、最終的に
は右側固定ヨーク9に吸清され動作が完了する。
当来は左右のコイル2b、 ろbが無励磁の状態で永
久磁石6と渦巻状バネ7の抑圧力w1によって、プラン
ジャー4が右側固定ヨーク9に吸着している状態を示し
ている。今左右のコイル2b、3bを直列に接続し所定
電圧を印加し矢印方向の磁束を発生させると次のような
経路を通じて磁束φ1.φ2.φ3が流れる。(関中貧
碌)φ1−プランジャー4−内ヨーク5−永久磁石6−
外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁気空隙A−プランジ
ャー4゜ φ2=プランジャー4−磁気空隙B−右側固定ヨーク9
−外ヨーク1−永久磁石6−内ヨーク5→プランジヤー
4゜ φ3−プランジャー4−磁気空隙B−右側固定ヨークチ
ー外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁気空隙A−プラン
ジャー4゜ 以上が左右のコイル2,3による磁束の流れで、次に永
久磁石乙による磁束の流れは次の如くφ4゜φ5となる
。(良や躇隣) φ4−永久磁石6−外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁
気空隙A−プランジャー4−内ヨーク5−永久磁石6゜ φ5=永久磁石6−外ヨーク1−・右側固定ヨーク9−
・磁気空隙B−プランジャー4−内ヨーク5−永久磁石
6゜ 以上の永久磁石乙による磁束の流れφ4.φ5及び前記
左右のコイル2b、 ろbによる磁束の流れ忘 φ1.φ2.φ3の合成磁束4&磁気空隙A、Bについ
て見ると磁気空隙Aに於いては両者が同一方向となり磁
束は重畳し、磁気空隙Bに於いては両番が反対方向とな
って磁束は減衰する。従って両者が重畳する磁気空隙A
では吸引力が働くのでプランジャ74は矢印方向Pに移
動を開始する。同時に渦巻状バネ7を圧縮しそのバネの
中央位置0に向うに従い荷重は大きくなり、中央位置°
0の手前で最大となり、中央位i0では荷重はゼロとな
り、その後は逆方向の力となる。即ちこの渦巻状バネ7
によってスナップアクションを生じせしめている。この
プランジャー4のストロークSと永久磁石6及び、渦巻
状バネ7との荷重の関係をましたのが第4図であって、
この中でaは渦巻状バネの荷重特性、bは永久磁石によ
る荷電特性、Cは両者を合成した荷重特性である。図中
dは合成荷重に於けるプランジャー4の両端位置での保
持力である。以上よりプランジャー4に係止する渦巻状
バネ7が中心位i0を越えた状態で左右のコイル2b、
5bc)、+通電を停止しても、渦巻状バネ7による押
圧力及び永久磁石乙による吸着力により、そのプランジ
ャー4は左側固定ヨーク8に吸着される。次にプランジ
ャー4の逆方向の移動に対しては左右のコイル2b、
ろbに逆方向の電圧を印加することによって得られる
。即ち前記左石コイル2b、5bによる磁束の流れφ1
.φ2.φ3が逆むきとなって、永久磁石乙による磁束
の流れφ4゜φ5との合成磁束を磁気空隙A、 Bで見
ると前記とは逆に磁気空隙Bでは磁束が重畳し吸引力が
働き磁気空隙Aでは磁束が減少する。従ってプランジャ
ー4は矢印方向Pとは逆方向に移動し、同時に渦巻状バ
ネ7もその中心位置0を越えると反転動作し、最終的に
は右側固定ヨーク9に吸清され動作が完了する。
(併合発明の実施例)
次に本併合発明の一実施例を第5図に基ついて特定発明
と同一のものは同−付号を付し説明を省略し、異なる点
のみについて説明すると、10は中央ヨークで、左右コ
イルブロック2,5間に介在されると共に外ヨーク1及
びプランジャー4と磁気結合している。具体的には当中
央ヨーク10の一端は外ヨーク11こ当接し、他端は微
小空隙を介してプランジャー4に当接している。更に当
中央ヨーク10のプランジャー4と対向側には断面7字
状のバネ収容空間部10aを設け、その頂角部にて渦巻
状バネの外径端7bを支持し、その空間部にてバネ7の
移動を許容している。尚、当中央ヨークは矩形状で貫通
孔10bを有する構成として、この孔内をプランジャー
4か挿通しているが本構成を何ら限定するものではない
。
と同一のものは同−付号を付し説明を省略し、異なる点
のみについて説明すると、10は中央ヨークで、左右コ
イルブロック2,5間に介在されると共に外ヨーク1及
びプランジャー4と磁気結合している。具体的には当中
央ヨーク10の一端は外ヨーク11こ当接し、他端は微
小空隙を介してプランジャー4に当接している。更に当
中央ヨーク10のプランジャー4と対向側には断面7字
状のバネ収容空間部10aを設け、その頂角部にて渦巻
状バネの外径端7bを支持し、その空間部にてバネ7の
移動を許容している。尚、当中央ヨークは矩形状で貫通
孔10bを有する構成として、この孔内をプランジャー
4か挿通しているが本構成を何ら限定するものではない
。
(併合発明の動作)
次に本併合発明の動作を第5図に基づいて説明すると、
5図は左右のコイル2b、 ろbが無励磁の状態を示
し、渦巻状バネ7の押圧力W1によりプランジャー4か
右側固定ヨーク9に当接している。介在側コイル2bに
所定方向の電圧を印加すると矢印方向に次のような磁路
を通じて磁束φ6゜φ7が流れる。
5図は左右のコイル2b、 ろbが無励磁の状態を示
し、渦巻状バネ7の押圧力W1によりプランジャー4か
右側固定ヨーク9に当接している。介在側コイル2bに
所定方向の電圧を印加すると矢印方向に次のような磁路
を通じて磁束φ6゜φ7が流れる。
φ6−プランジャー4−中央ヨーク10−外ヨーク1−
左側固定ヨーク8−磁気空隙A−プランジャー4゜ φ7−プランジャー4−磁気空隙B−右側固定ヨークタ
ー外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁気空隙A→プラン
ジャー4゜ この磁束の流れφ6.φ7を磁気空隙A、Bで見ると空
隙Aに於ける磁束は空隙Bの磁束より充分大きく、空隙
Aにて吸引力が働きプランジャー4を矢印方向Pに移動
を開始する。同時に前記特定発明と同様に渦巻状バネ7
を圧縮し、そのバネが中央位置O近く迄圧縮し死点を越
えると今度は逆向きの力が生じ、この力とコイル2bに
よる吸引力があいまってプランジャー4か左側固定ヨー
ク8に吸着される。尚渦巻状バネ7が反転後にコイル2
bの励磁を断ってもそのバネの押圧力〜へ′1によりプ
ランジャー4は左側固定ヨーク8に押圧保持される。次
にプランジャー4を矢印方向Pと逆向きに移動させる場
合は右側コイルろbを励磁することによって得られる。
左側固定ヨーク8−磁気空隙A−プランジャー4゜ φ7−プランジャー4−磁気空隙B−右側固定ヨークタ
ー外ヨーク1−左側固定ヨーク8−磁気空隙A→プラン
ジャー4゜ この磁束の流れφ6.φ7を磁気空隙A、Bで見ると空
隙Aに於ける磁束は空隙Bの磁束より充分大きく、空隙
Aにて吸引力が働きプランジャー4を矢印方向Pに移動
を開始する。同時に前記特定発明と同様に渦巻状バネ7
を圧縮し、そのバネが中央位置O近く迄圧縮し死点を越
えると今度は逆向きの力が生じ、この力とコイル2bに
よる吸引力があいまってプランジャー4か左側固定ヨー
ク8に吸着される。尚渦巻状バネ7が反転後にコイル2
bの励磁を断ってもそのバネの押圧力〜へ′1によりプ
ランジャー4は左側固定ヨーク8に押圧保持される。次
にプランジャー4を矢印方向Pと逆向きに移動させる場
合は右側コイルろbを励磁することによって得られる。
即ち前記左側コイル2bによる磁束の流れφ6.φ7が
今度は右側コイルろbを中心にして流れ磁気空隙Bに於
いて吸引力が働きプランジャー4を逆向きに移動せしめ
、同時に渦巻状バネ7も反転動作を生じさせ、最終的に
はプランジャー4が右側同定ヨーク9に吸着され動作が
完了する。
今度は右側コイルろbを中心にして流れ磁気空隙Bに於
いて吸引力が働きプランジャー4を逆向きに移動せしめ
、同時に渦巻状バネ7も反転動作を生じさせ、最終的に
はプランジャー4が右側同定ヨーク9に吸着され動作が
完了する。
かくて本特定発明は上記の如く、磁気回路中にその往復
動自在のプランジャーと左右のコイルブロック間に介在
する内ヨーク間に渦巻状バネを構成したので、そのバネ
のストローク−荷重特性を有効に活用することができ、
従来の如く渦巻状バネを構成していなかったものに比し
、次の効果がある。
動自在のプランジャーと左右のコイルブロック間に介在
する内ヨーク間に渦巻状バネを構成したので、そのバネ
のストローク−荷重特性を有効に活用することができ、
従来の如く渦巻状バネを構成していなかったものに比し
、次の効果がある。
(1) プランジャーの左右端での保持力の調整を渦
巻状バネのピッチ、線径を変えることによって自由に設
定できる。
巻状バネのピッチ、線径を変えることによって自由に設
定できる。
(2)永久磁石による吸引力特性の小さい部分の荷重が
大きくなり安定化方向への推力か大となる。
大きくなり安定化方向への推力か大となる。
(ろ)左右コイルへの電圧印加時間は渦巻状ハネが反転
するとその後は印加を続ける必要がなく、時間中が少な
く低消費電力化が得られる。
するとその後は印加を続ける必要がなく、時間中が少な
く低消費電力化が得られる。
−力木併合発明にあっては上記の如く、コイルブロック
を2こ並置し、この間に中央ヨークを介在し、そしてこ
れらを包囲する外ヨークを配置し、更に、両コイルブロ
ックの貫通孔に貝通ずると共に前記中央ヨーク及び外ヨ
ークと磁気結合するプて、プランジャーと中央ヨーク間
に渦巻状バネを構成したので、そのハネのストローク−
荷重特性を有効に活用することができ、従来の如き安定
方向の保持力を永久磁石により確保していたものに比し
、次の効果がある。
を2こ並置し、この間に中央ヨークを介在し、そしてこ
れらを包囲する外ヨークを配置し、更に、両コイルブロ
ックの貫通孔に貝通ずると共に前記中央ヨーク及び外ヨ
ークと磁気結合するプて、プランジャーと中央ヨーク間
に渦巻状バネを構成したので、そのハネのストローク−
荷重特性を有効に活用することができ、従来の如き安定
方向の保持力を永久磁石により確保していたものに比し
、次の効果がある。
(11簡単な構造でプランジャーの安定位置での保持力
が確保できる。
が確保できる。
(2)バネ右型のピークを中央伺近に設定できるので(
保持力は小さくて済む)コイルの通電々流が少なくて済
み、又コイルへの電圧印加時間は渦巻状バネが反転する
と、その後は、電圧印加を続ける必要がなく、印加時間
中か少なくて済み低消費電力化が得られる。
保持力は小さくて済む)コイルの通電々流が少なくて済
み、又コイルへの電圧印加時間は渦巻状バネが反転する
と、その後は、電圧印加を続ける必要がなく、印加時間
中か少なくて済み低消費電力化が得られる。
第2図は特定発明の要部断面図を示し、第5図のial
、 (bl、 (c)、 idl、 [elはそれぞれ
渦巻状バネの正面図、側面図、使用状態図、使用時のベ
クトル図工。
、 (bl、 (c)、 idl、 [elはそれぞれ
渦巻状バネの正面図、側面図、使用状態図、使用時のベ
クトル図工。
ベクトル図■を示し、第4図は本発明の双安定型ソレノ
1ビ 島幕巻慕云のストローク−荷重特性を示し、@5図は併
合発明の要部断面図を示す。
1ビ 島幕巻慕云のストローク−荷重特性を示し、@5図は併
合発明の要部断面図を示す。
1:外ヨーク、2:左側コイルフロック、2b:左側コ
イル、2C:左側貫通孔、3:右側コイルフロック、6
b:右側コイル、ろC;右側貫通孔、4ニブランジヤー
、5:内ヨーク、6:永久磁石、7:渦巻状バネ、10
:中央ヨーク。
イル、2C:左側貫通孔、3:右側コイルフロック、6
b:右側コイル、ろC;右側貫通孔、4ニブランジヤー
、5:内ヨーク、6:永久磁石、7:渦巻状バネ、10
:中央ヨーク。
特許出願人
松下電工株式会社
代理人弁理士 竹 元 敏 丸
(ほか2名)
Claims (2)
- (1)矩形断面の外ヨークと、該外ヨーク内にあってコ
イルを装備すると共に中心軸上に貫通孔を有し所定距割
はなして対向配置する左右のコイルブロックと、該左右
コイルブロックの貫通孔に往復動自在に挿通する磁性材
料から成るプランジャーと、前記左右コイルブロック間
に介在されると共に前記プランジャーと磁気結合する内
ヨークと、該内ヨークと前記外ヨーク間に介在する永久
磁石とで成る双安定型ソレノイドに於いて、前記プラン
ジャーと内ヨーク間に渦巻状バネを介在させたことを特
徴とする双安定型ソレノイド。 - (2)矩形断面の外ヨークと、該外ヨーク内にあってコ
イルを装備すると共に中心軸上に貫通孔を有し所定距離
はなして対向配置する左右のコイルブロックと、該左右
コイルブロックの貫通孔に往復動自在に挿通する磁性材
料から成るプランジャーと、前記左右コイルブロック間
に介在されると共に前記プランジャー及び外ヨークと磁
気結合する中央ヨークとで成る双安定型ソレノイドに於
いて、前記プランジャーと中央ヨーク間に、渦巻状バネ
を介在させたことを特徴とする双安定型ンレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5706783A JPS59182508A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 双安定型ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5706783A JPS59182508A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 双安定型ソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182508A true JPS59182508A (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=13045096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5706783A Pending JPS59182508A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 双安定型ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182508A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107527706A (zh) * | 2017-08-10 | 2017-12-29 | 北京特种机械研究所 | 一种大行程、大吸力、自锁力可调、双向比例电磁铁 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP5706783A patent/JPS59182508A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107527706A (zh) * | 2017-08-10 | 2017-12-29 | 北京特种机械研究所 | 一种大行程、大吸力、自锁力可调、双向比例电磁铁 |
CN107527706B (zh) * | 2017-08-10 | 2019-07-05 | 北京特种机械研究所 | 一种大行程、大吸力、自锁力可调、双向比例电磁铁 |
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