JPS5918232B2 - タイプライタ−のリボン揺動装置 - Google Patents
タイプライタ−のリボン揺動装置Info
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- JPS5918232B2 JPS5918232B2 JP50005718A JP571875A JPS5918232B2 JP S5918232 B2 JPS5918232 B2 JP S5918232B2 JP 50005718 A JP50005718 A JP 50005718A JP 571875 A JP571875 A JP 571875A JP S5918232 B2 JPS5918232 B2 JP S5918232B2
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- Japan
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- ribbon
- holding member
- lever
- ribbon holding
- swinging
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はタイプライターのリボン揺動装置に関し、特
にリボンをリボン保持部材とリボン押え部材との間に形
成されたリボン通過路内に保持し20て、前記リボン保
持部材を休止位置と印字点の前面の作動位置との間を移
動させるようにすると共に、前記リボンを前記リボン通
過路に対して着脱するときには前記リボン押え部材をそ
の基端部を中心に回動せしめ、上部が印字点の前面から
離れ25る方向へ回動してリボン通過路の上方を開放す
ることにより、リボンを短時間にかつ容易に着脱し得る
ようにするとともにその着脱に際して操作者の手指を汚
さないようにしたリボン揺動装置を提供しようとするも
のである。
にリボンをリボン保持部材とリボン押え部材との間に形
成されたリボン通過路内に保持し20て、前記リボン保
持部材を休止位置と印字点の前面の作動位置との間を移
動させるようにすると共に、前記リボンを前記リボン通
過路に対して着脱するときには前記リボン押え部材をそ
の基端部を中心に回動せしめ、上部が印字点の前面から
離れ25る方向へ回動してリボン通過路の上方を開放す
ることにより、リボンを短時間にかつ容易に着脱し得る
ようにするとともにその着脱に際して操作者の手指を汚
さないようにしたリボン揺動装置を提供しようとするも
のである。
30以下にこの発明を具体化した一実施例を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図はこの発明を実施したタイプライターの要部側面
図である。
図である。
図中、1は機枠2に枢支されたユニバーサル・35バー
であり、常にはばね3により原位置に付勢されるととも
に印字機構(図示せず)が作動されるたびに前記ばね3
のばね力に抗して反時計方向に回動され、一点鎖線で示
す作動位置まで移動される。
であり、常にはばね3により原位置に付勢されるととも
に印字機構(図示せず)が作動されるたびに前記ばね3
のばね力に抗して反時計方向に回動され、一点鎖線で示
す作動位置まで移動される。
4は機枠2に枢支されるとともにほぼT字状の透孔5を
有する揺動レバーであり、常にはばね6により反時計方
向に付勢されている。
有する揺動レバーであり、常にはばね6により反時計方
向に付勢されている。
7はワイヤであり、一端が前記ユニバーサル・バ一1に
回動可能に連結されるとともに他端が前記透孔5内を移
動可能に連結されている。
回動可能に連結されるとともに他端が前記透孔5内を移
動可能に連結されている。
このT字状の透孔5は周知のカラーチエンジ機構であり
、ワイヤ7の他端をこの透孔5内で適宜に移動させるこ
とにより揺動レバー4の揺動量を変化させ、それによつ
て後述する揺動部材8の移動量を変えるものである。8
は揺動部材であり、前記揺動レバー4とはワイヤ9で連
結されている。
、ワイヤ7の他端をこの透孔5内で適宜に移動させるこ
とにより揺動レバー4の揺動量を変化させ、それによつ
て後述する揺動部材8の移動量を変えるものである。8
は揺動部材であり、前記揺動レバー4とはワイヤ9で連
結されている。
この揺動部材8は第2図でその正面図を示すように右上
方で機枠の一部Fに枢支されて、ストツパ10,11の
間で揺動可能にされている。前記揺動部材8は第2図に
おいて左方へ延長され、その左端にはほぼU字状のリボ
ン保持部材12が形成されている。
方で機枠の一部Fに枢支されて、ストツパ10,11の
間で揺動可能にされている。前記揺動部材8は第2図に
おいて左方へ延長され、その左端にはほぼU字状のリボ
ン保持部材12が形成されている。
リボン保持部材12は左右一対の腕部15とその両腕部
15をU字状に連結する連結部16とにより構成されて
おり、第3図に示す如く上方の作動位置まで移動した場
合、リボン保持部材12はプラテン13上の印字点A1
即ち印字素子(例えば第4図で示すタイプバー14)が
プラテン13を印打する場所を囲むように構成されてい
る。前記両腕部15の対向する側の上下には一対の突起
17,18がそれぞれ起立して設けられており、これら
の突起17,18間の距離はリボン19の幅よりも僅か
に大きく、リボン195の上下方向の位置決めをしてい
る。リボン保持部材12において腕部15と連結部16
とが連続する部分付近には折曲段部20が形成され、そ
の折曲段部20より下方の部分はリボン保持部材12の
側面形状がく字状となるように第4図において 5右下
方に折曲されている。また折曲段部20の内側には一対
の突起21が前記連結部16と同じ平面内で形成されて
いる。22は前記リボン保持部材12上に保持されたリ
ボン押え部材であり、前記印字点Aの左右に上φ方へ延
びた一対の腕部23と、その両腕部23の下部を連結す
る連結部24と、その連結部24の中央から更に下方へ
延びた作動突起25とを有している。
15をU字状に連結する連結部16とにより構成されて
おり、第3図に示す如く上方の作動位置まで移動した場
合、リボン保持部材12はプラテン13上の印字点A1
即ち印字素子(例えば第4図で示すタイプバー14)が
プラテン13を印打する場所を囲むように構成されてい
る。前記両腕部15の対向する側の上下には一対の突起
17,18がそれぞれ起立して設けられており、これら
の突起17,18間の距離はリボン19の幅よりも僅か
に大きく、リボン195の上下方向の位置決めをしてい
る。リボン保持部材12において腕部15と連結部16
とが連続する部分付近には折曲段部20が形成され、そ
の折曲段部20より下方の部分はリボン保持部材12の
側面形状がく字状となるように第4図において 5右下
方に折曲されている。また折曲段部20の内側には一対
の突起21が前記連結部16と同じ平面内で形成されて
いる。22は前記リボン保持部材12上に保持されたリ
ボン押え部材であり、前記印字点Aの左右に上φ方へ延
びた一対の腕部23と、その両腕部23の下部を連結す
る連結部24と、その連結部24の中央から更に下方へ
延びた作動突起25とを有している。
腕部23と連結部24との交点近くの基端部の外側には
切欠段部26が形成され、この切欠段部26は前記リボ
ン保持部材12の折曲段部20と係止されることにより
リボン押え部材22が腕部15と突起21との間で回動
可能に支持されている。また両腕部23にはその長手方
向に沿つて長孔27がそれぞれ設けられており、前記突
起17,18がそれらの長孔27に嵌入し得るようにさ
れている。また、前記両腕部23の中間部には後述する
リボン通過路29を形成し得るように第4図において左
方へ膨らんだ膨出部23aが形成されている。28は前
記リボン保持部材12とリボン押え部材22との間に張
設された引張ばねであり、リボン押え部材22がリボン
保持部材12の折曲段部20から抜け出るのが防止され
ている。
切欠段部26が形成され、この切欠段部26は前記リボ
ン保持部材12の折曲段部20と係止されることにより
リボン押え部材22が腕部15と突起21との間で回動
可能に支持されている。また両腕部23にはその長手方
向に沿つて長孔27がそれぞれ設けられており、前記突
起17,18がそれらの長孔27に嵌入し得るようにさ
れている。また、前記両腕部23の中間部には後述する
リボン通過路29を形成し得るように第4図において左
方へ膨らんだ膨出部23aが形成されている。28は前
記リボン保持部材12とリボン押え部材22との間に張
設された引張ばねであり、リボン押え部材22がリボン
保持部材12の折曲段部20から抜け出るのが防止され
ている。
また、この引張ばね28は第4図で示すように常には前
記両部材12,22の両腕部15,23がそれらの上下
両端部で当接してリボン19が通過するためのリボン通
過路29を形成する閉鎖位置に付勢し、従つて、印字動
作時においても前記両部材12,22が離隔してリボン
通過路29が開放されるようなことはなく、リボン19
はリボン通過路29内に確実に保持される。30はカー
ドホルダであり、下部で機枠の一部F′に固定されてい
る。
記両部材12,22の両腕部15,23がそれらの上下
両端部で当接してリボン19が通過するためのリボン通
過路29を形成する閉鎖位置に付勢し、従つて、印字動
作時においても前記両部材12,22が離隔してリボン
通過路29が開放されるようなことはなく、リボン19
はリボン通過路29内に確実に保持される。30はカー
ドホルダであり、下部で機枠の一部F′に固定されてい
る。
31はタイプバー・ガイドであり、先端に活字32が固
着されたタイプバー14を印字動作時にプラテン13上
の印字点Aまで案内するものである。
着されたタイプバー14を印字動作時にプラテン13上
の印字点Aまで案内するものである。
次にリボンの着脱時にリボン押え部材22を揺動させて
前記リボン通過路29を開放させるための操作手段につ
いて説明する。
前記リボン通過路29を開放させるための操作手段につ
いて説明する。
第1図において、33はタイプライターの外部から操作
し得る操作レバーであり、その上端で機枠2に対して一
定範囲内で回動可能に支持されるとともにほぼ中央部に
機械内方に向かつて突出するピン34が植設されている
。
し得る操作レバーであり、その上端で機枠2に対して一
定範囲内で回動可能に支持されるとともにほぼ中央部に
機械内方に向かつて突出するピン34が植設されている
。
またこの操作レバー33は図示しないが、常に反時計方
向に付勢されている。35は中央部が機枠2に回動可能
に支持された4腕35a−dを有するリリースレバーで
あり、常にばね36により反時計方向に付勢されている
。
向に付勢されている。35は中央部が機枠2に回動可能
に支持された4腕35a−dを有するリリースレバーで
あり、常にばね36により反時計方向に付勢されている
。
このリリースレバー35の第1腕35aは前記ばね36
のばね力により常に前記操作レバー33のピン34と当
接されている。37は基部が機枠2に枢支された中間レ
バーであり、先端部に二個のピン38,39が植設され
ている。
のばね力により常に前記操作レバー33のピン34と当
接されている。37は基部が機枠2に枢支された中間レ
バーであり、先端部に二個のピン38,39が植設され
ている。
この中間レバー37はばね40により常に反時計方向に
付勢され、ピン38が前記リリースレバー35の第2腕
35bと当接されている。中間レバー37の他の 5ピ
ン39は前記揺動レバー4上の右上方へ延びた腕41を
作動し得るように配置されている。前記リリースレバー
35の第3腕35cの先端にはピン42が植設されてい
る。43はばね44に付勢されて常に前記ピン42と係
合しているレ lバ一であり、機枠2に枢支された作動
棒45上に固着されている。
付勢され、ピン38が前記リリースレバー35の第2腕
35bと当接されている。中間レバー37の他の 5ピ
ン39は前記揺動レバー4上の右上方へ延びた腕41を
作動し得るように配置されている。前記リリースレバー
35の第3腕35cの先端にはピン42が植設されてい
る。43はばね44に付勢されて常に前記ピン42と係
合しているレ lバ一であり、機枠2に枢支された作動
棒45上に固着されている。
この作動棒45の左端部には第3図で示すように前記リ
ボン保持部材12の下でほぼU字状の作動部46が形成
されるとともにその作動部46の両側で前記カードホル
ダ30と機枠の一部F′との間で回動可能に支持されて
いる。第1図に示された47は機枠2に回動可能に支持
された保持レバーであり、ばね48により常に時計方向
へ付勢されるとともに前記リリースレバー35の第4腕
35dの先端に固定されたローラ49と当接されている
。またこの保持レバー47は前記リリースレバー35が
時計方向へ回動されたとき、その保持レバー47を回動
させないための第1のカム面47aとリリースレバー3
5が時計方向へー杯まで回動されたあと、ばね48のば
ね力により保持レバー47のみを時計方向へ回動させる
とともにリリースレバー35をその位置で保持するため
の第2のカム面47bとが形成されている。このような
リボン揺動装置において、次にその作動を説明する。
ボン保持部材12の下でほぼU字状の作動部46が形成
されるとともにその作動部46の両側で前記カードホル
ダ30と機枠の一部F′との間で回動可能に支持されて
いる。第1図に示された47は機枠2に回動可能に支持
された保持レバーであり、ばね48により常に時計方向
へ付勢されるとともに前記リリースレバー35の第4腕
35dの先端に固定されたローラ49と当接されている
。またこの保持レバー47は前記リリースレバー35が
時計方向へ回動されたとき、その保持レバー47を回動
させないための第1のカム面47aとリリースレバー3
5が時計方向へー杯まで回動されたあと、ばね48のば
ね力により保持レバー47のみを時計方向へ回動させる
とともにリリースレバー35をその位置で保持するため
の第2のカム面47bとが形成されている。このような
リボン揺動装置において、次にその作動を説明する。
通常の印字動作によつて前記ユニバーサルバ一1はばね
3のばね力に抗して第1図において反時計方向へ回動さ
れ、ワイヤ7を介して揺動レバー4をばね6のばね力に
抗して第1図において時計方向へ回動させる。この揺動
レバー4の運動はワイヤ9を介して揺動部材8に伝達さ
れ、その揺動部材8を第2図において時計方向に回動さ
せる。それによつてリボン保持部材12が印字点Aの下
方の休止位置から第3図で示す印字点Aの前面の作動位
置まで上昇させられ、そのリボン保持部材12とリボン
押え部材22とにより形成されたリボン通過路29中に
保持されたリボン19が印字点Aの前面まで上昇移動さ
れる。リボン19が上昇したところでタイプバー14が
)θ プラテン13まで駆動され、タイプバー14の先端に固
着された活字32が印字点A上にあるリボン19、印字
用紙(図示せず)を介して印字点Aを印打して前記印字
用紙上に文字等を印字するものである。
3のばね力に抗して第1図において反時計方向へ回動さ
れ、ワイヤ7を介して揺動レバー4をばね6のばね力に
抗して第1図において時計方向へ回動させる。この揺動
レバー4の運動はワイヤ9を介して揺動部材8に伝達さ
れ、その揺動部材8を第2図において時計方向に回動さ
せる。それによつてリボン保持部材12が印字点Aの下
方の休止位置から第3図で示す印字点Aの前面の作動位
置まで上昇させられ、そのリボン保持部材12とリボン
押え部材22とにより形成されたリボン通過路29中に
保持されたリボン19が印字点Aの前面まで上昇移動さ
れる。リボン19が上昇したところでタイプバー14が
)θ プラテン13まで駆動され、タイプバー14の先端に固
着された活字32が印字点A上にあるリボン19、印字
用紙(図示せず)を介して印字点Aを印打して前記印字
用紙上に文字等を印字するものである。
この印打が終わるとタイプバー14はもとの位置へ復帰
し、それと同時にユニバーサルバ一1、揺動レバー4、
揺動部材8、リボン保持部材12がそれぞればね3,6
に引張られて原位置に復帰し、リボン19も印字点Aの
前面の作動位置から下方の休止位置へ復帰し、印字動作
が完了する。
し、それと同時にユニバーサルバ一1、揺動レバー4、
揺動部材8、リボン保持部材12がそれぞればね3,6
に引張られて原位置に復帰し、リボン19も印字点Aの
前面の作動位置から下方の休止位置へ復帰し、印字動作
が完了する。
次にリボンを交換する場合について説明する。リボン1
9を交換するにはリボン保持部材12からリボン19を
取外さなければならないが、この実施例では第1図に示
す操作レバー33を操作することにより容易にリボン1
9を取外すことができる。即ち、第1図において操作レ
バー33が時計方向へ回動されると、ピン34を介して
リリースレバー35がばね36に抗して時計方向へ回転
される。
9を交換するにはリボン保持部材12からリボン19を
取外さなければならないが、この実施例では第1図に示
す操作レバー33を操作することにより容易にリボン1
9を取外すことができる。即ち、第1図において操作レ
バー33が時計方向へ回動されると、ピン34を介して
リリースレバー35がばね36に抗して時計方向へ回転
される。
それによつてリリースレバー35の第2腕35b1中間
レバー37、腕41を介して揺動レバー4がばね6に抗
して時計方向に回動され、前述と同様に揺動部材8が回
動され、リボン保持部材12が上方へ持ち上げられる。
このとき同時にリリースレバー35の第3腕35cによ
つてレバー43が押下げられ、作動棒45が反時計方向
に回動され、第4図で示すようにその作動棒45の作動
部46がリボン押え部材22の作動突起25を引張りば
ね28のばね力に抗して第4図において右方へ押圧し、
第5図で示すようにリボン押え部材22の腕部23の上
端を、切欠段部26と折曲段部20との係止部を中心と
して反時計方向へ回動してリボン通過路29を上方に開
放し、リボン19をリボン保持部材12から簡単に取出
せるようにされる。次に第6図で示すように操作レバー
33が時計方向へー杯まで回動されるとリリースレバー
35の第4腕35d上のローラ49は保持レバー47の
第1のカム面47aから外れ、保持レバー47がばね4
8のばね力により時計方向に回動され、前記ローラ49
は第2のカム面47bと当接し、リリースレバー35が
時計方向へ回動した位置で保持され、第5図で示すよう
にリボン保持部,材12が上方の作動位置に保持される
とともにリボン押え部材22がリボン保持部材12から
離隔した状態で保持される。
レバー37、腕41を介して揺動レバー4がばね6に抗
して時計方向に回動され、前述と同様に揺動部材8が回
動され、リボン保持部材12が上方へ持ち上げられる。
このとき同時にリリースレバー35の第3腕35cによ
つてレバー43が押下げられ、作動棒45が反時計方向
に回動され、第4図で示すようにその作動棒45の作動
部46がリボン押え部材22の作動突起25を引張りば
ね28のばね力に抗して第4図において右方へ押圧し、
第5図で示すようにリボン押え部材22の腕部23の上
端を、切欠段部26と折曲段部20との係止部を中心と
して反時計方向へ回動してリボン通過路29を上方に開
放し、リボン19をリボン保持部材12から簡単に取出
せるようにされる。次に第6図で示すように操作レバー
33が時計方向へー杯まで回動されるとリリースレバー
35の第4腕35d上のローラ49は保持レバー47の
第1のカム面47aから外れ、保持レバー47がばね4
8のばね力により時計方向に回動され、前記ローラ49
は第2のカム面47bと当接し、リリースレバー35が
時計方向へ回動した位置で保持され、第5図で示すよう
にリボン保持部,材12が上方の作動位置に保持される
とともにリボン押え部材22がリボン保持部材12から
離隔した状態で保持される。
このような状態ではリボン19を容易に交換することが
できる。リボン交換を終えたならば前記保持レバー47
をばね48に抗して第6図において反時計方向に回動さ
せればリリースレバー35上のローラ49と保持レバー
47の第2のカム面47bとの係合が解除され、各部材
はそれぞれのばね手段により付勢されて第1図に示す原
位置に復帰し、また前記作動棒45が時計方向に回動さ
れてリボン押え部材22が閉鎖位置まで復帰されるとと
もにリボン保持部材12も下降して第4図で示す休止位
置まで復帰される。
できる。リボン交換を終えたならば前記保持レバー47
をばね48に抗して第6図において反時計方向に回動さ
せればリリースレバー35上のローラ49と保持レバー
47の第2のカム面47bとの係合が解除され、各部材
はそれぞれのばね手段により付勢されて第1図に示す原
位置に復帰し、また前記作動棒45が時計方向に回動さ
れてリボン押え部材22が閉鎖位置まで復帰されるとと
もにリボン保持部材12も下降して第4図で示す休止位
置まで復帰される。
以上詳述した通り本発明のリボン揺動装置は印字動作時
にはリボン保持部材とリボン押え部材とにより形成され
るリボン通過路内でリボンを保持しつつ印字を行ない、
リボン交換時にはリボン押え部材の基端を中心に、リボ
ン押え部材の上端を印字点の前面から離れる方向、即ち
、リボン通過路が上方に開放する方向に回動させるよう
にしたので、リボンの取外し時にはそのまま上方に持ち
上げるのみで極めて簡単に取外すことができ、また、リ
ボンの装着時にも取り外し時と同様、リボン保持部材と
リボン押え部材との間にリボンを簡 二単に装着するこ
とができる。
にはリボン保持部材とリボン押え部材とにより形成され
るリボン通過路内でリボンを保持しつつ印字を行ない、
リボン交換時にはリボン押え部材の基端を中心に、リボ
ン押え部材の上端を印字点の前面から離れる方向、即ち
、リボン通過路が上方に開放する方向に回動させるよう
にしたので、リボンの取外し時にはそのまま上方に持ち
上げるのみで極めて簡単に取外すことができ、また、リ
ボンの装着時にも取り外し時と同様、リボン保持部材と
リボン押え部材との間にリボンを簡 二単に装着するこ
とができる。
それによつて操作者はリボン交換時に手指を汚すことな
く、また短時間に簡単にリボンを交換し得るものである
。またこの発明によるリボン揺動装置はリボン保持部材
付近の部品点数を減らして軽くしたためこの装置の応答
性を良くするとともにより小さな力で駆動し得るように
している。なお、上記実施例ではリボン押え部材22を
操作レバー33によりタイプライター外部から操作する
方法を示したが、他の実施例としてリボン保持部材とリ
ボン押え部材とその両者に張設されたばね手段との間に
トグル動作を起こすようにそれらを配置し、それによつ
てリボン押え部材をリボン通過路を形成する閉鎖位置と
、リボン通過路を開放する開放位置の二位置でそれぞれ
安定状態に保持し得るようにして、リボン押え部材を直
接手動操作することにより前記二位置間で移動させ、リ
ボンを着脱させる構成も可能である。
く、また短時間に簡単にリボンを交換し得るものである
。またこの発明によるリボン揺動装置はリボン保持部材
付近の部品点数を減らして軽くしたためこの装置の応答
性を良くするとともにより小さな力で駆動し得るように
している。なお、上記実施例ではリボン押え部材22を
操作レバー33によりタイプライター外部から操作する
方法を示したが、他の実施例としてリボン保持部材とリ
ボン押え部材とその両者に張設されたばね手段との間に
トグル動作を起こすようにそれらを配置し、それによつ
てリボン押え部材をリボン通過路を形成する閉鎖位置と
、リボン通過路を開放する開放位置の二位置でそれぞれ
安定状態に保持し得るようにして、リボン押え部材を直
接手動操作することにより前記二位置間で移動させ、リ
ボンを着脱させる構成も可能である。
第1図はこの発明を実施したタイプライターの要部側面
図、第2図は正面図、第3図は部分拡大正面図、第4図
は第3図の一線断面図、第5図は第4図の作動図、第6
図は第1図の要部作動図である。 図中、8は揺動部材、12はリボン保持部材、13はプ
ラテン、19はリボン、22はリボン押え部材、25は
作動突起、28は引張ばね、29はリボン通過路、33
は操作レバー、Aは印字点である。
図、第2図は正面図、第3図は部分拡大正面図、第4図
は第3図の一線断面図、第5図は第4図の作動図、第6
図は第1図の要部作動図である。 図中、8は揺動部材、12はリボン保持部材、13はプ
ラテン、19はリボン、22はリボン押え部材、25は
作動突起、28は引張ばね、29はリボン通過路、33
は操作レバー、Aは印字点である。
Claims (1)
- 1 休止位置と印字点の前面の作動位置との間を移し得
るリボン保持部材と、そのリボン保持部材を印字動作ご
とに前記作動位置まで移動させる揺動部材と、前記保持
部材に基端を中心として回動可能に支持され、上部が印
字点の前面に対する接離方向に回動し得るように配置さ
れたリボン押え部材と、前記リボン押え部材と前記リボ
ン保持部材との間に張設され、常にはリボン押え部材を
リボン保持部材に向つて押圧するばね手段と、前記ばね
手段の作用により前記リボン押え部材の上部が前記リボ
ン保持部材に当接した状態において、両部材間にリボン
の通過を許容するために形成されたリボン通過路と、前
記ばね手段の作用に抗して前記リボン押え部材の上部を
、その基端を中心に印字点の前面から離れる方向に回動
させて前記リボン通過路を上方に開放するための手段と
、を備えたことを特徴とするタイプライターのリボン揺
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50005718A JPS5918232B2 (ja) | 1975-01-09 | 1975-01-09 | タイプライタ−のリボン揺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50005718A JPS5918232B2 (ja) | 1975-01-09 | 1975-01-09 | タイプライタ−のリボン揺動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5180414A JPS5180414A (ja) | 1976-07-14 |
JPS5918232B2 true JPS5918232B2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=11618889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50005718A Expired JPS5918232B2 (ja) | 1975-01-09 | 1975-01-09 | タイプライタ−のリボン揺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918232B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49452A (ja) * | 1972-04-22 | 1974-01-05 |
-
1975
- 1975-01-09 JP JP50005718A patent/JPS5918232B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49452A (ja) * | 1972-04-22 | 1974-01-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5180414A (ja) | 1976-07-14 |
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