JPS5918188A - 単結晶フエライトの製造方法 - Google Patents

単結晶フエライトの製造方法

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JPS5918188A
JPS5918188A JP57126948A JP12694882A JPS5918188A JP S5918188 A JPS5918188 A JP S5918188A JP 57126948 A JP57126948 A JP 57126948A JP 12694882 A JP12694882 A JP 12694882A JP S5918188 A JPS5918188 A JP S5918188A
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ferrite
single crystal
heat treatment
heat
pressure
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JP57126948A
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Takeshi Hirota
健 廣田
Harufumi Sakino
先納 治文
Eiichi Hirota
広田 栄一
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B1/00Single-crystal growth directly from the solid state
    • C30B1/02Single-crystal growth directly from the solid state by thermal treatment, e.g. strain annealing

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に、単結晶フェライトの製造方法に関するもので
、その目的は、従来の単結晶フェライト製造法に比べ、
組成偏析が少なく均質で制御さ扛た結晶方位を有する単
結晶を、高歩留で多量に生産する方法を提供することに
ある。
現在、酸化物系単結晶体に、磁気記録用磁気ヘッド材料
のMn−Zn単結晶体、水晶発振素子、レーザー用YA
G単結晶体、センサー用LiNbO3単結晶等、電子工
業の分野で多数使わ扛ている。
従来の単結晶体製造法には、チョクラルスキー法、ブリ
ッジマン法、ベルヌーイ法、フシソクス法、水熱合成法
、高温高圧反応法等各種の方法がある。
こnらの技術は、単結晶体育成じかなり長い時間を要し
、また得ら扛た単結晶体内部に、組成の偏析、クラック
の発生、インゴットが一つの単結晶体にならずに複数個
のものになる多結晶体化等、良品の歩留v率が低く、解
決さ′nなけnばならない問題が多く残さnている。
本発明は、こnら従来かり・ある単結晶体製造法とは異
なった、固相反応による単結晶体育成法、すなわち、希
望する単結晶フェライトと、この単結晶フェライトと同
組成もしくほそ扛に近い組成あて、そnと同じ結晶構造
を有する多結晶フェライトとを接合し、この接合体を熱
処理して、多結晶フェライ)f単結晶フェライトと同じ
結晶方位。
結晶構造を持つ単結晶フェライトに育成する単結晶フェ
ライトの製造法(以後、「接合型単結晶フェライト製造
法」と呼ぶ)において、加圧熱処理法を用いることによ
り、その熱処理工程の中に、単結晶フェライトの接合界
面相互の固相反応による接合工程と、つづく多結晶ツー
五うイ14−単結晶フエライト化させる熱処理工程とを
連続して行ない、同時に、少なくとも、後者の単結晶フ
ェライト化熱処理工程を、その熱処理温度における多結
晶フェライトの平衡酸素分圧下、もしくニ、その平衡酸
素分圧以下の還元雰囲気下で行なう単結晶フェライトの
製造法である。
この方法によnば、単結晶フェライ)f容易にトも組成
の偏析やクラックがなく、良品歩留りの良好なものであ
る。
以下、本発明の方法の詳細につき、図面を用いて説明す
る。
第1図(A)U本発明で用いるフェライトの単結晶体−
多結晶体の熱処理前の接合体2示し、同図(B)は適当
な熱処理後の接合体定示した斜視図である。
図において、A−1rB種子に使う単結晶フェライト、
A−2B単結晶体化しようとする多結晶フェライト、A
−3U単結晶フエライトと多結晶フェライトの接合界面
である。また、B−1−JA−1と同じ種子単結晶フェ
ライト、B−2(4まだ単結晶体化していない多結晶フ
ェライト、B−3は最初熱処理前接合界面のあった位置
、B−4は多結晶フェライトから単結晶フェライトに変
った部分(単結晶体化した部分)、B−5[単結晶体化
した領域と多結晶体の境界(界面)である。L(d最初
の接合面B−3の位置から界面(B−5)まで測った単
結晶体化した長さである。
本発明で用いる多結晶フェライト化、一般に接合界面(
A−3,B−5)の移動がスムーズに行なわnる工うに
、小粒径で、不純物が少なく、気孔のほとんどな′いも
のが望せしい。つまり小粒径である程、接合界面が多結
晶体側に移動するためじ受ける駆動力が太さい。−万、
異相の析出物。
気孔等に、界面が移動する時の抵抗として働くため、こ
nらが少ない程、単結晶体化しやすい。
発明者等は、この接合型単結晶フェライトの製造法にお
いて、短時間でいかに効率よく、均質な単結晶フェライ
)k、高歩留り率で育成するかについて種々検討した結
果、多結晶体と単結晶体の接合を接合面全体において完
全にした後、接合界面の移動定行なわせること、かつ、
接合工程と、多結晶フェライIf単結晶体化させる熱処
理工程を分離(接合工程の後、一度室温に丑で接合体の
温度ケ下げて、再度、室温から熱処理温度にまで昇温し
て熱処理を行なう方法)せずに一工程で済ませること、
その際、好ましくは、少なくとも単結晶体化熱処理雰囲
気は、その多結晶フェライトに対しての平衡酸素分圧下
もしくはその酸素分圧以下のいわゆる還元性雰囲気の万
が好ましいこと等を見出した。
従来、接合型単結晶フェライトの製造法では、多結晶フ
ェライトと単結晶フェライトとの接合面に用いる面U、
SiC砥粒でラッグし、さらにダイヤモンド砥粒等ケ用
いて、鏡面にまで仕上げた後、貼9合わせ、こnを第2
図(A)、 (B)にそnぞn示すような工程で、接合
処理と単結晶フェライト育成のための熱処理を行なって
きた。ただし、第2図(A)U接合工程をホットプレス
で熱処理工程を次工程で行なう方法であり、そのうち’
ritriホットプレス温度、tlはホットプレス時間
、P+l’!加圧開始時点、P2U加圧終了時点、A、
l’Iホットプレス雰囲気、TzU単結晶体化熱処理温
度、t2は同時間、A2は熱処理雰囲気である。第2図
(B)は、ポットプレスという操作を用いず、接合工程
も熱処理工程も1ザイクルで行なう時の工程を示してい
る。図において、T3U単結晶体化よ!7も主として接
合界面相互の同相反応ケおこさせる接合処理温度、tに
J接合処理時間、A5U接合処理雰囲気、T4u単結晶
体化熱処理温度、t4は熱処理時間、A4は熱処理雰囲
気?示したものである。
従来のこの熱処理法では、次のような欠点があった。そ
の一つぼ、第2図(A)に示すように、ホットプレス接
合処理工程と熱処理工程とを分離した場合、こ扛ら処理
に要する時間が非常に長くなることである。固相反応に
より接合ケ完全にするには、フェライトでは通常10o
O〜13if)0℃程度の温度でホットプレス必要があ
り(T、:1000〜1350℃)、かつ急熱・急冷ケ
すると熱応力のため試料が破壊さnるため、昇温、降温
速度にもある程度の限界(通常1oO〜6o○℃Δ寺程
度)があり、ホントプレス接合で少なくとも約1日を要
する。さらに、熱処理工程で、再度昇温に要する時間が
かかるため、時間のロスが生じる。
さらに、第2図(B)では、ホットプレスを用いない単
結晶育成熱処理工程を行なう場合で、第2図(A)にお
ける接合工程の降温時間と熱処理工程の昇温時間が省略
さnる。しかし種子単結晶体と多結晶体が太さい試料体
になnばなる程、平面研削ラップ仕上げ時の制約から接
合界面同士の面の平滑性と平面凹凸性が悪くなるため、
接合面全体に一様に固相反応が行なわ扛にくくなり、そ
の結果、単結晶体化した試料に多結晶体が残存して歩留
りを低下させる。また、第2図(A)、 (B)に示し
たような接合−熱処理工程の組み合わせを用いた場合で
に、用いる多結晶体の性質、結晶粒径、気孔率等、酸化
物の種類、単結晶体化させる体積、熱処理雰囲気等によ
っても異なるが、熱処理時間が長くなる。
たとえば、Mn−Znフェライト単結晶体の場合では、
多結晶体を接合界面から6間の長さく第1図のL = 
6 MIN )で単結晶体化する場合、1300〜14
00℃前後の温度で5〜20時間かかる。よって、第2
図(A)、 (B)に示した方法でに、接合・熱処理工
程の所要時間を合算すると、少なくとも2〜4日間の時
間を要する。
発明者等に、以上の工程を、より簡略化し、良品歩留り
率ケ上げるため種々検討した結果、加圧熱処理法により
接合−熱処理工程を一体化し、かつ接合を完全にし、さ
らに、熱処理雰囲気を制御することにより界面の移動速
!’に高め単結晶体化に要する熱処理時間の短縮という
効果を新しく見出した。
発明者等が、加圧熱処理法として用いたホットプレス熱
処理法のパターンの一部全第3図に模式的に示す。第3
図(A)、 (B)、 (c)のT1は主に固相反応に
より多結晶体と種子単結晶体の接合を行なう接合ホット
プレス温度であり、T2ハ多結晶体を単結晶体化する熱
処理温度で、A1+  A2 Uそnぞnの雰囲気を示
し、P1yホットプレス加圧開始時点、P2f’!、ホ
ットプレス加圧終了時点である。Pj’+P2’はP1
ニジもさらに加圧を大きくした場合の加圧開始、終了時
点ケ示すものであり、1..12はそnぞn接合ホット
プレス時間、単結晶体化熱処理時間である。また、第3
図中)、傳)は、低温の接合工程を設けずに、ただちに
単結晶体化熱処理を行なう時の方法のパターンの一部を
示したものであり、T2 T P1+ P2 + t2
+ t5 + t4 + AOr A2 rr、、そn
ぞn1熱処理温度、ホットプレス加圧開始時点、ホット
プレス加圧終了時点、加圧時間、無加圧熱処理時間、加
圧熱処理時間、昇温雰囲気、熱処理雰囲気ケ示すもので
ある。
発明者等に、不発明の雰囲気側(財)・加圧純処理法を
フェライトに応用した結果、接合面の完全な固相反応促
進効果は言うに及ばず、特に、界面移動速度つ捷ジ単結
晶体化速度がいちじるしく大きくなることを発見した。
すなわち、従来の方法では6〜20時間を要した熱処理
時間が、同程度の単結晶体を育成するのに、本発明の熱
処理法では約1〜3時間で十分であり、約5〜6倍の単
結晶体成長速度の同上がみらnた。つまり、非常によく
制御さnた雰囲気のもとで、圧力効果を利用し、接合と
単結晶体化する工程ケ一体化すると、多結晶体と単結晶
体の圧力効果、界面の移動速度が、従来の単なる熱処理
によるものに比べて、いちじるしく増加することが見出
さnl こnにもとづいて不発明がなさf″Lだもので
ある。かつ、単結晶体化したものに、内部に島状の多結
晶粒が残存したジせず、良品の歩留v率が同上するとい
う特徴もある0 発明者等に、上記圧力効果を生かした熱処理法において
、熱処理雰囲気について、種々検討した結果、少なくと
も、単結晶体ケ作製する熱処理温度でに(第3図のA2
に相当)、多結晶体の平衡酸素分圧下、好ましくは、若
干その酸化物にとっては還元雰囲気になる熱処理雰囲気
下で行なうことが必要であることケ見出した。
たとえば、第3図(A)、 (B)、 (C)の雰囲気
A1が酸化性雰囲気もしくは中性雰囲気でも、多結晶体
の単結晶体化に影響に少ないが、雰囲気A2を酸化性雰
囲気にすると、はとんど単結晶体にならない。平衡酸素
分圧下(中性雰囲気下)、好ましくは若干還元性雰囲気
下でのみ、界面の移動がおこり、多結晶体が単結晶体に
なる。
次に、発明者等は、圧力Pおよび熱処理時の酸素分圧P
OZを変えて実験した結果、Pとして6〜600kq/
CdS PO□として21〜1o−6%の範囲で熱処理
した時に、最も良好な単結晶体化試料75;得らnた。
Pがe kg/ct1未満でに、接合の固相反応が接合
界面の面積が大きくなると不完全であったり、またPヶ
500 kg/clエリ犬さくすると、熱処理後の試料
体rこクラックが入るため、好ましくない。Po2Vこ
ついては、フェライト多結晶体の組成によっても、最適
P02が変化するけnども、単結晶体化熱処理温度(1
300〜1400℃程度)下では、21〜10−6−の
範囲で熱処理することが望ましいことを見出した。組成
の定まったフェライトの平衡酸素分圧については、たと
えばIEEE Transaction on Mag
netics 、 vol、 Mag−11゜A 5 
(1976年9月)第1312〜1314頁の記載内容
、もしくは、熱分析、化学分析環ケ組み合わせて実験的
決定しても工いO 不発明では、若干その平衡酸素分圧より低目の万が望ま
しいが、過度に還元性にすると、酸化物が、酸化物力1
ら金属に1で還元さnてしまったり、所望の単結晶体の
特性を、そこなったジするので、酸化物によって適当な
雰囲気ケ選ばなけnはならない。発明者等は、不発明で
扱うフェライトでに、この下限のPO2ば10−6%で
あることケ実験的に見出し、上限について、空気中でも
加圧熱処理が可能であることを確認した。丁なわち、不
発明においてホ、Po2として21〜10 %の範囲が
望ましい。なお、第3図じ示した各種のパラメーターに
関して、具体的な数値を示すと、P1=3okg/cJ
+t1−1時間+ i2”3時間+ T−21250℃
1T2−b 工ライト単結晶体を育成する条件であった。
実施例1 厚さ1.5朋、幅15朋、横30朋で接合面(15x3
oxJ)が(100)面であるMn −Zn 7 xラ
イト(組成、Mn025 モル%、  ZnO21モル
係。
Fθ20364モル%)単結晶体と、そnと同組成で、
平均結晶粒径が16μm1気孔率が0.01係以下のホ
ン)・プレス焼結多結晶体ケ、15X16X30−に切
り出したものを、互いに接合面(15X30−)を鏡面
仕上げにした後に、希硝酸を接合面側に塗布して貼り合
わせ、こfl’にホントブレス用の耐熱耐圧性のウス中
に入:n−、ta間にアルミナ粉ケ充填1..7j後、
1260℃で1時間es o kg/cyjで加圧した
後、1350″C’!:で昇温しくこの温度での平衡酸
素分圧は約1σ1%)、3時間加熱した後、圧カケ族い
てホットプレス熱処理を行なった(第3図(B)に示す
パターン)。この熱処理は、全て9999係N2ガスを
流しながら(soocc/分)行なった(Po2は10
 以下に相当)。全熱処理所要時間は約12時間であっ
た。ホットプレス処理後、試料体をと9出し、ダイヤモ
ンドカッターで切断し、単結晶体化した長さLを測った
。比較のため、同一条件で用意した試料体3個’i、1
250℃で1時間、純度99.99%、流量ts o 
o cc/分のN2中において5o kglc−でホッ
トプレスして接合し、いったん室温VC″!で降温した
後、次に雰囲気熱処理炉にて、純度99.99%、流量
esoocc10のN2中において1360℃で3時間
、6時間、12時間と時間を変えて熱処理を行ない、熱
処理済の試料体ケ、前述と同様に切断し、単結晶化した
長さLヶ測定した。不発明の方法によりホンドグレスし
た試料のLは7.5門である。−万、純度99.99%
のN2中で3時間熱処理したものでに1.5朋、6時間
熱処理したものでは2.2問、12時間熱処理し1こも
のでは3・0朋であった。また、不実施例で得らnた試
料の磁気特性を測定すると1kl(z′CI!コロ00
0〜70001 )(C=o、o 5 (Os )であ
、す、同組成の一般の単結晶フェライトと同等の透磁率
、抗磁力r示した。又、比較のため、1350℃で平衡
酸素分圧と同じものとエフ高いN2−1o%ら雰囲気下
でホノトゾレス加圧熱処理したものについても、L’(
H測定したところ、平衡酸素分圧下のものではL−7(
朋)であり、N2−10係02雰囲気下のものでぼ単結
晶体化が進んでいす、L =0であった。
実施例2 実施例1と同様の形状に加工した同組成のMn −Zn
 フェライト単結晶体(15X30−を接合面としく1
00)面を利用)と、このMn −Znフェライト単結
晶体と、同組成で平均結晶粒径が5/j772、気孔率
が0・06%以下のホットプレス焼結多結晶体とケ、互
いに接合面(15X30−の面)孕ラップにエフ鏡面仕
上げにした後、6.6Nの硝酸を接合面に塗布して、こ
nと実施例1と同様に1290℃で1時間、13了0’
Cで3時間、99.999%Ar (Po2として10
以下に相当)中においてs o kq/clの圧力下で
第3図(A) Qツバターンでホットプレス処理した。
ポットプレス処理後、試料体をと9出し、単結晶体化し
た長さL(z測定した。比較のため、Ar中でホットプ
レスした後、再度、室温から昇温しで社中で3時間、1
2時間熱処理した試料体の単結晶体化した長さL y、
測定した。その結果、ホットプレスした試料体でに、L
は12問、Ar中熱処理3時間のものでば2mm、12
時間熱処理のものでは6闘であった。
実施例3 実施例1と同様の形状に加工したNi −Znフェライ
ト(Ni 25 モル%、  ZnO26モル%、 F
e20350モルチ)単結晶体(16X30−面・孕接
合面とし、(100)面ケ利用)ト、コのN’1− z
n 7 エライト単結晶体と同組成で、平均結晶粒径が
5μ7ノ2、気孔率が006%以下のホットプレス焼結
多結晶体とr1互いに接合面(15X30−の而)奮ラ
ップにより、鏡面仕上げにした後、6・5Nの硝酸ケ接
合面に塗布して、N2−11o2ガス(流量200cc
/分)中におイーr、300 ktj、/Cd (7)
圧力下、1300’Cで(この温度での平衡酸素分圧ニ
絆0〜20%)、”時間、第3図(E)に示すパターン
でホットプレス熱処理2行った。比較のため、圧カケ加
えずに、N2 1%Oz雰囲気中において、1300℃
で熱処理したものも作製した。熱処理後の試料を切断し
、単結晶体化した長さLf測測定たところ、加圧熱処理
したものではLニア朋であったが、加圧しないものでに
、単結晶化が生じていlかっ′f?−0 不発明では、加圧熱処理法の一例として、ホットプレス
熱処理法について具体的に記述したが、ホットプレス以
外の加圧熱処理法、例えば、Arガス?圧力媒体として
用いた熱間静水圧プレス(HIP法)でも実施例1〜3
と同様の実験ケ試みたところ、同様な結果が得らtた。
実施例4 実施例1と同様な形状を持つMn−Znフェライト単結
晶体・多結晶体について(Mn030モル係。
− Zn017 モル%、  Fe2O353モ/l/%)
を1300℃でPo2が5X165%になるように、C
02/H2の混合ガスケ用いて雰囲気ケ作り(Pco。
/PH2−104の比の混合ガス)、圧力s o o 
kglca下で第3図中)のパターンでホットプレス処
理を行なった。無加圧時間t2’11時間、加圧時間t
s’e3時間とした。
比較ノタメ、C02/H2の混合ガス(Pco2/PH
2=105)で1300℃でPo2が1σ7係程度にな
るようにして同様の加圧熱処理を行なった。熱処理後の
両者ケ比較すると、前者では、単結晶体化した部分がま
だ酸化物であったが、後者のものでは、はとんど金属化
しており、フェライト単結晶体に得らnなかった。
実施例5 実施例4と同様な試料体について、Po2が21係の空
気中と、さらに高いPo2のN2−30%02雰囲気中
において、第3図(C)のパターンで、実験を行なった
。パラメーターの値はT、=1200℃。
T2=13ooc、 tt=1 (時間)、tz=3(
時間)。
P1= 5 Ckq/ctA)、 P1’−200(k
g/ci) トした。その結果、空気中(Po2=21
(支)))のものでは、単結晶体化が1〜2問進んでい
たが、Po2が30%のものでは単結晶体化が生じてい
なかった。
実施例6 実施例4と同様な試料体について、Po2が0.1係の
雰囲気中において、加圧圧力i 2 kg/caのも<
7.J ト、5 kglcr&のもの、20 kLj/
clの三種類のものについて第3図(B)のパターンで
加圧熱処理を行なった。他の熱処理パラメーターについ
ては実施例5と同じにした。
熱処理後、得らnた試料体に、2 kg/clでは一部
接合が不完全’1.”!”!単結晶体化熱処理に移行し
たので、部分的に単結晶体化が行なわ扛ていた。
ts kgloA 、  20 kg/caで加圧熱処
理したものでは、多結晶体が全て単結晶体化していた。
以上のように、本発明の方法に、フェライトの単結晶化
にはきわめて有効な方法であるが、勿論フェライトのみ
ならず、他の酸化物、Ba2NaNb 5015(BN
N ) r  Gd3Ga5O12(GGG )+ Y
3Al5O12(YAG)。
Y3Fe5O12(Y I G )等、酸化物に関して
も同様に適用できるものである。
以上述べた内容を図に示すと、第4図のとおりになる0
・横軸には単結晶体化熱処理時の酸素分圧P02((6
)を、縦軸には単結晶体化した長さLの比L/Loをそ
扛ぞ扛示した。ただしLoは第3図(B)のパターンで
、空気中でT、= 1260 c、 T2=1320℃
、t1=1時間+j2==3時間とし、Mn −Zn 
7 エライト多結晶体を単結晶体化させた時の加圧p−
〇の時の単結晶体化長さであり、LはPX3の時のそ扛
ぞ■の各熱処理雰囲気下での単結晶体化長さである。P
 = 3 kg/ca−Cは、p−〇の時と変わらない
が、P = s kg/caがら単結晶体化が促進さ扛
、p = E5oo (kg/ca)までL/L、oが
犬キくする。
しかし、P = 500(k(!/crA )  を越
えると熱処理後の試料体にクラックが入り始めるためp
=5〜5oo(kg/crA) (D加圧範囲が望せし
い。Po2についてはPo2= 1 o  (%)では
、フェライトが還元さ扛て、金属になってしまう。また
、Po2−21(支))を越えると、単結晶体化しに<
<すり、加圧の効果も失わ扛てし1う。工って、PO2
=21〜1σ6@)が望捷しい。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、■)は不発明にかかる方法による単結晶
体化の過程の斜視図、第2図(A)、 (B)U従来の
熱処理法を説明するための図、第3図(A)〜(均は不
発)−J 明の方法を説明するための図、第4図に本発明の方法の
効果ケ示す図である。 A−1・・・・・・種子となる単結晶フェライト、A 
−2・・・・・・多結晶フェライト、A−3・・・・・
・接合界面、B−1・・・・・・種子単結晶フェライト
、B−2・・・・・・多結晶フェライト、B−4・・・
・・・単結晶体化した部分。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 −t 第2図 tI2!2 トドー□−−−−− 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単結晶フェライトと、この単結晶フェライトと同
    じかもしくは近似した組成で、前記単結晶フェライトと
    同じ構造を有する多結晶フェライトとを当接し、前記単
    結晶フェライトと前記多結晶フェライトとの尚接面を加
    圧した状態で熱処理して、界面相互の固相反応を誘起さ
    せて接合する第1の工程と、前記多結晶フエライ14−
    平衡酸素分圧もしくに平衡酸素分圧以下の還元性雰囲気
    中において熱処理して、単結晶体化する第2の工程とケ
    有踵前記第1.第2の工程を順次経ることを特徴とする
    単結晶フェライトの製造方法。
  2. (2)単結晶フェライトと多結晶フェライトとの加圧圧
    力が6〜600kQ/altで、酸素分圧が21〜10
    −6%であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の単結晶フェライトの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110436912A (zh) * 2019-09-06 2019-11-12 北京七星飞行电子有限公司 一种高可靠性高磁导率锰锌铁氧体及其制备方法和制成品

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