JPS5918165Y2 - シリンダのストロ−ク端検出装置 - Google Patents

シリンダのストロ−ク端検出装置

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JPS5918165Y2
JPS5918165Y2 JP16806278U JP16806278U JPS5918165Y2 JP S5918165 Y2 JPS5918165 Y2 JP S5918165Y2 JP 16806278 U JP16806278 U JP 16806278U JP 16806278 U JP16806278 U JP 16806278U JP S5918165 Y2 JPS5918165 Y2 JP S5918165Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder body
chamber
chambers
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP16806278U
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English (en)
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JPS5584301U (ja
Inventor
隆 広津
敬史 森川
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はシリンダ本体内に収容したピストンがストロ
ーク端へ達したのを検出するシリンダのストローク端検
出装置に関する。
従来この種の装置としては、シリンダ本体の端部に、ス
トローク端に達したピストンに当接する検出杆を設け、
この検出杆によりリミットスイッチを動作させて、シリ
ンダのストローク端を検出するようにしたものが公知で
ある。
このようなものでは、シリンダ本体のストローク端以外
にピストンがあるとき、上記検出杆をピストン側へ付勢
するための復帰ばねが必要である。
しかしこの復帰ばねを設けたものでは、ピストンをスト
ローク端に停止して操作弁を中立位置とした場合、操作
弁や回路のリークなどによりピストン保持圧が低下して
、上記復帰ばねによりピストンが押され、ピストンの位
置検出ができなくなったり、シリンダにより動作される
被駆動体の停止位置にずれが生じたりする不具合があっ
た。
この考案はかかる不具合を改善する目的でなされたもの
で、復帰ばねを用いることなくシリンダのストローク端
検出を可能にすると共に、同時にピストンのストローク
端における緩速停止を可能としたシリンダのストローク
端検出装置を提供しようとするものである。
以下この考案を図示の一実施例について詳述する。
図において1はシリンダ本体で、内部にピストン2が収
容されている。
ピストン2には移動方向に沿ってラック2aが形成され
ていて、上記シリンダ本体1の開口部1aに設けられた
ピニオン3と噛合されており、このピニオン3によりピ
ストン2の動きが回転動として取出せるようになってい
ると共に、ピストン2により区割された各圧力室1□及
び1□は管路4及び5により電磁操作弁6を介して油圧
源12に接続されていて、この電磁操作弁6を介して各
圧力室1□または1□に油圧源12より圧力が供給され
るようになっている。
一方上記シリンダ本体1の両端部には副室7及び8が設
けられており、これら副室7及び8内には検出ピストン
7a及び8aが収容されて、副室7及び8内が室7□及
び7□と室8、及び8゜に夫々区割されている。
各検出ピストン7a及び8aの両端面からはピストン杆
7b及び8bが夫々突設されていて、これらビスl−ン
杆7b、8bの一端側はシリンダ本体1の各圧力室1□
、1□へ出没自在に突出されていると共に、他端側はシ
リンダ本体1の外方へ突出されていて、シリンダ本体1
の両端部近傍に設置されたストローク端検出用リミット
スイッチ9及び10に作用するようになっている。
また各ピストン杆7b、8b内には一端がシリンダ本体
1の圧力室1□及び1゜に夫々開口し、他端が副室7,
8の一方の7、及び8、へ開口する連通路7C及び8C
と、副室72,8□の他方の室7.8を大気へ開放する
空気抜き7d及び8dが、夫々形成されている。
なお図中7e、8eはピストン2の端面がピストン杆7
b、8bに当接した際、連通路7c、8cの圧力室10
,1□側開口が完全に閉塞されるのを防止して、室7□
、8□に封入された圧力を絞りながら圧力室1□、1゜
へ放出するための絞りである。
しかしていまピストン2を第1図の状態から左方へ移動
すべく、電磁操作弁6を中立6□からポジション6□へ
操作すると、圧力源12からの圧力がシリンダ本体1の
右側圧力室1□へ流入してピストン2は左方へ移動し、
同時に圧力室1□へ供給された圧力の一部が連通路8C
を経て副室8の室8□へ導入され、検出ピストン8aと
圧力室1□側に突出するピストン杆8b端面との受圧面
積差で、室8.内の油圧により検出ピストン8aも左方
へ移動されて第2図に示す位置となる。
なお図から明らかなように検出ピストン7a。
8aの室7□、8、内における受圧面積は、圧力室1□
、1□へ突出するピストン杆7b、8bの受圧面積より
予め大きく形成されている。
次にピストン2がシリンダ本体1の左側ストローク端付
近へ達すると、まず圧力室11内へ突出されたピストン
杆7bと当接してこれを押圧すると同時に、連結路7C
の圧力室10,1□側を開口を閉塞する。
これにより副室7の一方の室7□に封入された圧力の一
部が、ピストン杆7b端面に形成された絞り7eより絞
られながら圧力室1□へ放出されるため、ピストン杆7
bに当接すると同時にピストン2は減速された後、第2
図に示す位置へ緩速停止されると共に、シリンダ本体1
の左方へ押出されたピストン杆7bの他端がス)・ロー
フ端検出用リミツI〜スイッチ9に作用するため、これ
によってピストン2がシリンダ本体1のストローク端へ
達したのを検出できるようになるものである。
すなわち上記作用によってシリンダ本体1内のピストン
2をシリンダ本体1の端部で緩速停止が可能になると同
時に、ストローク端検出スイッチ9の動作によって、シ
リンダ本体1内のピストン2がストローク端へ達したの
を検出することができるようになる。
なおピストン2が右方へ移動した場合のストローク端の
検出も上記と同様なのでその説明を省略する。
またストローク端の検出用ビスl〜ン7aまた8aは必
要に応じてシリンダ本体1の一端側へのみ設けるように
してもよいものである。
この考案は以上詳述したように、ピストンのストローク
端を検出する検出用ピストンに復帰ばねを設ける必要が
ないことから、ピストンの保持圧が低下しても、ピスト
ンが停止位置より移動することがない。
これによってピストンの位置検出ができなくなったり、
ピストンにより動作される被駆動体の停止位置がずれた
りする虞れが解消できると共に、ピストンがストローク
端において停止される際緩衝作用が働いて、ピストンを
緩速停止ができることから、各部に過大な衝撃力が加わ
ることがないためシリンダ自体の耐久性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は断面図、第
2図は作用説明図である。 1はシリンダ本体、1□及び1□は圧力室、2はピスト
ン、7及び8は副室、7a及び8aは検出用ピストン、
7b及び8bはピストン杆、7C及び8Cは連通路、7
e及び8eは切欠、7□、72及び80,8□は室、9
及び10はストローク端検出用リミットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストン2を収容したシリンダ本体1の少なくとも一端
    側に副室7,8を設け、これら副室7゜8内に、一端が
    シリンダ本体1の圧力室1□、12へ出没自在に突出し
    、他端にはシリンダ本体1の端部外側に設置したストロ
    ーク端検出用リミットスイッチ9,10に作用して、こ
    れを動作させるピストン杆7b、8bを夫々突設した検
    出用ピストン7a、Baを収容して、副室7,8内を室
    70,7□及び室8□、8□に区割すると共に上記検出
    用ピストン7a、8aの各ピストン杆7b、8bのうち
    、シリンダ本体1の圧力室1□、1□内に突出するピス
    トン杆7b、8bに、各圧力室1□、12と上記各副室
    7,8の一方の室70,8□間を連通ずる連通路7c、
    Bcと、ピストン2がピストン杆7b、8bの端面に当
    接されることにより連通路7C98Cの圧力室1□、1
    □側開口が閉鎖された際連通室7C98Cと圧力室11
    ,1□間を連通する絞り7e、8eを設けてなるシリン
    ダのストローク端検出装置。
JP16806278U 1978-12-08 1978-12-08 シリンダのストロ−ク端検出装置 Expired JPS5918165Y2 (ja)

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JP16806278U JPS5918165Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 シリンダのストロ−ク端検出装置

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JP16806278U JPS5918165Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 シリンダのストロ−ク端検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5584301U JPS5584301U (ja) 1980-06-10
JPS5918165Y2 true JPS5918165Y2 (ja) 1984-05-26

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ID=29168850

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JP16806278U Expired JPS5918165Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 シリンダのストロ−ク端検出装置

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JP5337221B2 (ja) * 2011-10-07 2013-11-06 パスカルエンジニアリング株式会社 流体圧シリンダ及びクランプ装置
JP5337323B2 (ja) * 2013-07-05 2013-11-06 パスカルエンジニアリング株式会社 位置検出装置
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