JPS59181514A - 静止誘導電器 - Google Patents

静止誘導電器

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Publication number
JPS59181514A
JPS59181514A JP5370983A JP5370983A JPS59181514A JP S59181514 A JPS59181514 A JP S59181514A JP 5370983 A JP5370983 A JP 5370983A JP 5370983 A JP5370983 A JP 5370983A JP S59181514 A JPS59181514 A JP S59181514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
lead wire
winding
flux
induction electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP5370983A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Maejima
前島 正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5370983A priority Critical patent/JPS59181514A/ja
Publication of JPS59181514A publication Critical patent/JPS59181514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は変圧器、リアクトル等の静止誘導電器に関する
〔発明の背景〕
変圧器、リアクトル等の静止誘導電器は、その鉄心や巻
線を締付けるだめの金属の内部締付構造物を備えている
。以下、図に基づいてこのような内部締付構造物につき
説明する。
第1図は従来の3相変圧量の内部構造図、第2図は第1
図に示す3相変圧器の線■−■断面図である。図で、1
は鉄心、2は鉄心1に巻回されたU相、■相、W相の各
巻線、3は鉄心1、巻線2およびその他の構造物を収容
するタンクである。
U相の巻線2からはリード線u1、u2 、Xl 、X
2が引き出され、■相の巻線2からはリード線V、、V
、、)’l 、)’tが引き出され、W相の巻線2から
はリード線w、 、w、、ZI+Z!が引き出されてい
る。これらのリード線はタンク3の上面の所定個所に設
けられたブッシングポケットの各ブッシングを介して外
部との接続がなされる。4,5は巻線2からブッシング
ポケットに引き廻わされるリード線の一部を示し、リー
ド線4は垂直方向に引かれ、リード線57−1:水平方
向に引かれている。
6は巻線2の上部に配置された」二部締付金具であり、
上部平板7、巻線側平板8および鉄心押え板9で構成さ
れている。このような上部締付金具6は第2図でみて左
右両側に設けられており(右側の上部締付金具6は図示
されていない。)、巻線側平板8に螺装した押ボルトに
より押え部材を介して巻線2を締付け(押ボルト、押え
部材の図示は省略されている。)、鉄心押え板9で鉄心
を締付けている。10は上部締付金A6の補強のため」
二部平板7と巻線側平板8との間に設けられた補強部材
である(第1図には図示が省略されている)。
11は巻線2の下部に配置された下部締付金具であり、
その構造は」二部締付金具と同じであって、上部締付金
具6とともに鉄心1および巻線2を締付ける。
ところで、このような変圧器において、前述のブッシン
グポケットのタンク3の上面における位置は変圧器の据
付状況その他の条件により種に異なる。したがって、各
巻線2から引き出されたリード線u l−7,2′fタ
ンク3内部においてブッシングポケットまでどのように
引き廻すかは各変圧器毎に異なる。いずれにせよこの場
合、ブッシングポケットはタンク3の上面に配ffされ
るのであるから、リード線の引き廻しは必然的に上部締
付金具6の近傍に集中することになり、リード線の配置
は極めて複雑なものとなる。即ち、ブッシングポケット
の位置によっては、第2図のリード線4゜5に示すよう
に、タンク側壁に向う方向に2重、3重にリード線が配
置され、この場合、当然ながらリード線は上部締付金具
6に近接した配置となる。そして、これが低圧大電流の
リード線であるとき、リード線を流れる電流により生じ
る磁気フラックスが上部締付金具6を通り、上部締付金
具6に局部過熱を生じるという事態を惹起していた。
このような事態を避けるためには、上部締付金具6とタ
ンク3 ff111壁との間隔を拡大すればよいのであ
るが、これは変圧器の大形化につながり、又、当該間隔
を拡大[2ないようにすると、リード線の配置はより一
層複雑となり、その配置計画はきわめて困難となる欠点
を生じてbた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、その目的は、機器を大形化することなく内部締付構造
物の過熱を防止することができ、かつ、リード線の配置
全単純化することができる静止誘導電器を提供するにあ
る。
〔発明のV、決〕
この目的を達成するため、本発明は、内部締付構造物に
おいて、巻線から導出されたリード線とほぼ直角方向に
対向する部分を、磁気フラックスを減少させるような構
成としたこと全特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第3図は本発明の第1の実施例に係る変圧器の上部締付
金具の平面図、第4図は第3図の線■−■断面図である
。図で、第1,2図と同一部分には同一符号が付しであ
る。リード線4は巻線側平板8と上部平板7に対してほ
ぼ直角金なすような配置となっている。上部平板7およ
び巻線側平板8の縁部とリード線4との間の最小間隔は
低圧側の絶縁階級により決足される。12は上部平板7
において、リード線4と対向する部位に形成された切込
みである。
ここで、リード線4の電流により上部締付金具の平板を
通るフラックスの磁束密度と平板の損失について述べる
。リード線4と上部締付金具6が第3,4図の配置関係
にある場合、リード線4は上部平板7と巻線側平板8に
ほぼ直角taす位置に配置されて力るので、各平板7,
8の上面および下面の両面に7ラツクスが通ることにな
る。又、リード線4は鉄心押え板9とほぼ並行して配置
されているので、鉄心押え板9にはリード線4に対向す
る面にのみスラックスが通ることになる。今、フラック
スがこれら板体の両面を通る場合と片面のみを通る場合
の磁束密度(gauss)に対する板体の損失(w/r
+12)をみると、両面を通る場合の損失は第5図の実
線Aで示すようになり、片面のみを通る場合の損失は第
5図の破線Bのように々る。
この図から明らかなように、フラックスが両面を通る場
合の損失は、フラックスが片面のみを通る場合の損失の
2倍となる。即ち、リード線41C対してほぼ直角をな
す板体には、間隔が同一である場合、はぼ並行となって
いる板体に生ずる損失の2倍の損失が生ずることになる
。したがって、画板体の温度上昇においても大幅な差が
生じる。このことから、リード線とほぼ直角をなす関係
において配置されている平板に対してフラックスを減少
せしめるような手段を施せば、上部締付金具の温度上昇
を大きく減少せしめることができ、したがってその過熱
を防止することができることになる。
第3,4図に示す上部平板7上の切込み12は、このよ
うな観点から施されたものであり、切込みの間隔が大き
くなり、フラックスを減少して過熱を防止することがで
きる。
なお、切込み12け巻線側平板8の方に設けることもで
き、かつ、上部締付金具6の強度に問題がない場合には
、上部平板7と巻線側平板8の両方に設けることもでき
る。
このように、本実施例では、リード線とほぼ直角をなす
関係にある上部締付金具の平板の、IJ−ド線と対向す
る部分に切込みを設けたので、上部締付金具に過熱が生
じることはなく、又、リード線を上部締付金具により一
層接近して配置することができるので、変圧器の小型化
を図ることができるとともにリード線の配置を単純化す
ることができ、設計も容易となり、ひいては材料費や加
工費を低減することができる。
第6図は本発明の第2の実施例に係る変圧器の上部締付
金具の平面図である。リード線4、上部平板7、巻線側
平板8については、さきの実施例のものと同じである。
13は、上部平板7におけるリード線4と対向する部分
に設けられたステンレスのような非磁性鋼板である。非
磁性鋼板13は、さきの実施例のものと同じく、上部平
板7のリード線4と対向する部分に切込み金設け、この
切込み部分に非磁性鋼板を溶接して構成される。この非
磁性鋼板13の存在により、この部分の7ラツクスは減
少することになる。
なお、非磁性鋼板13は巻線側平板8に構成することも
できるし、又、上部平板7と巻線側平板8の両方に設け
ることもできる。
このように、本実施例では、リード線とほぼ直角をなす
関係にある上部締付金具の平板の、リード線と対向する
部分を非磁性鋼板で構成したので、さきの実施例と同じ
効果を奏するとともに、上部締付金具の機械的強度を増
大させることができる。
第7図は本発明の第3の実施例に係る変圧器の上部締付
金具の断面図でおる。図で、リード線4、・上部平板7
、巻線側平板8については、さきの実施例のものと同じ
である。14は、上部平板7におけるリード線4と対向
する部分に被覆されたシールド部材である。シールド部
材14は上部平板7の当該対向部分の側縁および上下両
面にわたる相当部分に施されるので、フラックスの大部
分ハシールド部材14を通り、上部平板7を通るフラッ
クスは減少−することになる。
なお、シールド部材14は巻線側平板8に施すこともで
きるし、又、上部平板7と巻線側平板80両方に施すこ
ともできる。
このように、本実施例では、リード線とほぼ直角をなす
関係にある上部締付金具の平板の、リード線と対向する
部分圧シールド部材を施したので、第1の実施例と同じ
効果を奏するものである。
第8図は本発明の第4の実施例に係る変圧器の上部締付
金具の平面図、第9図は第8図の線■−■断面図である
。図で、リード線5、上部平板7、巻線側平板8、鉄心
弁え板9は第2図に示すものと同じである。15は、上
部平板7と巻線側平板8の間に設けられる補強板である
。補強板15を設けることによる上部締付金具6の機械
的強度が補強される。本実施例の補強板15にはステン
レスのような非磁性材が用いられる。図から明らかなよ
うに、リー ド線5は補強板15に対してほぼ直角に、
又、−上部平板7、巻線(11乎板8に対しイはぼ並行
に配置されている。j〜たがって、さきの各実施例とは
異なり、本実施例においては、上部平板7、巻線側平板
8に6・よフラックス減少の処置は施さ引5ず、補強板
15に7ラツクス減少の処置、即ちこれを非磁性イ1で
構成する処置が採用されるのである。
かく[7て、補強板15を通るリード線5の電流による
フラックスは大幅に減少することになる−このように、
本実施例では、l) −ド線とほぼ直角をなす関係にあ
る上部締付金具の補強板を非磁性材で構成(またので、
第1の実施例と同じ効果を奏するもσ)である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、静止誘導電器の内部締
付構造物において、リード線とほぼ直角をなす関係にあ
り、かつ、これと対向する部分に、磁気フラックスを減
少させる手段を施したので、内部締付構造物に過熱が生
じることばなく、父、リード線を内部締付構造物により
一層接近17で配置することがでさるので、機器の小指
1.!化を図ることができ、さらに、リー ド線の記名
′をll−Jjli化−iZ。
ことができ、設計も容易となり、ひい−Ckj利料費お
よび加工費全低減することができる、
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の3相変圧器の内部構造し]、第2図は第
1図の線n−l断面図、第3図は本発明の第1の実施例
に係る変圧器の土部締付金具の5V面図、第4図は第3
図の線W−IV断面図、第5図は磁気フラックスにより
上部締付合札に生じる損失を示すグラフ、第6図は本発
明の第2の実施例に係る変圧器の上部締付金具のイ面図
、第7図ケま本発明の第3の実施例に係る変圧器の−に
部締付金具フ の断面図、第8図は本発明の第4の′A施極刑係る変圧
器の上部締付金具の平面図、第9図は第8図の線に−[
断Ihi図である。 1・・・・・・鉄心、2・・・・・・巻線、4,5・・
・・・・リード線、6・・・・・・上部締付金具、7・
・・・・・上部平板、8・・・・・・任線側平板、9・
・・・・・鉄心押え板、12・・・・・・切込み、13
・、・・・非磁性鋼板、14・・・・・・シールド部材
、15・・・・・・補強板。 代即人 弁理士 武 顕次部j:’l:、5:;3)、
i′L!罰口l(グtLwSり 第 8 の       第1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄心と、この鉄心に巻回された巻線と、この巻線か
    ら導出されるリード線と、前記鉄心および前記巻線を締
    付ける平板状の内部締付構造物とを備えた静止誘導電器
    において、前記内部締付構造物の前記リード線とほぼ直
    角方向に対向する部分を磁気フラックスを減少させる構
    成と17だことを特徴とする静[L誘導電器。 2、特許請求の範囲第1項において、前記フラックスを
    減少させる構成は、前記リード線とほぼ直角方向に対向
    する部分に設けられた切込みであることを特徴とする静
    止誘導電器。 3、  @許請求の範囲第1項において、前記フラック
    スを減少させる構成は、前記リード線とほぼ直角方向に
    対向する部分が非磁性部材による構成であることを特徴
    とする静止誘導電器。 4 %許請求の範囲第1項において、前記フラックスを
    減少させる構成は、前記リード線とほぼ直角方向に対向
    する部分にシールド部材を被覆した構成であることを特
    徴とする静止誘導電器・
JP5370983A 1983-03-31 1983-03-31 静止誘導電器 Pending JPS59181514A (ja)

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JP5370983A JPS59181514A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 静止誘導電器

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ID=12950354

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JP (1) JPS59181514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62160528U (ja) * 1986-04-02 1987-10-13
CN103578737A (zh) * 2013-11-14 2014-02-12 保定天威集团有限公司 一种变压器夹件配装调节装置及调节方法

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