JPS59181104A - 棚受け具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は棚板の取付けか確実にできると共に、棚板の取
付け、取外しが容易にできるようにし１、た棚受は具に
関するものである。

従来１食器戸棚や吊り戸棚などにおける棚板の取１；１
けは、第１図及び第２図に示すように。

戸＋：ｌｌＩにおける１ｉｔｊＩ仮ｌ内の対向位置に差
し込んだ棚受は具３上に、この棚受は具３の位置する下
面に溝部２ａを設けた棚板２を載せるようにしたり、ま
たは第４図に示すように、側辺４ｂに突出するピン４Ｃ
を戸棚の側板ｌに差し込んだＬ字状の棚受は具４の上辺
４ａとこの上辺４ａ上に載せた棚板２とをネジ５で固定
するようにした構造などが採られている。

しかしながら、第１図及び第２図に示したように溝２ａ
を設けてなる棚板２を単に棚受は具３に載せる構造の場
合には、棚板２の面後方向の動きを止める効果はあるも
のの、第３図に示すように、使用時に棚板２の…Ｉ端部
２ｂに外力が加わると棚板２の後端部分が浮き上がった
り、柵板２が棚受は具３から外れて、収納品を落下破損
させる不都合があり、棚板２の溝部２ａの加工に時間が
かかる割にその効果があまりなかった。そして、この棚
板２の取付けでは上記のように棚板２が動きやすいので
、従来第５図に示すように、棚板２を包装紙７等に包み
、この棚板２を戸棚６の天板６ａに沿って梱包する等の
毛段か採られることになっていたのである。

さりとて前記第４図に示したような棚受は具４を用いて
棚板２をネジ５で固定する構造では、側板２の側受は具
４への固定作業を狭い戸棚の中でドライバー等を用いて
行わなければならず大変面倒であると共に、また棚板２
の高さの位（ａ変えを行うときにはネジ５を外すなどの
煩わしい作業を伴うなどの不都合があったのである。

本発明は上記不都合に鑑みてなされたもので棚板の取付
けが確実にできると共に、棚板の取付け、取外しが容易
な棚受は具を提供することにある。

本発明は棚板に取付けられ、互いに交差し一方は棚板に
他方は該棚板が架設される家具等の側板に向う二つの貫
通孔を有する係止部材と、前記側板に設けた孔に前記側
板に向う貫通孔を通して挿通され軸部に貫通した長孔を
有するピン部材と、前記画板に向う貫通孔とｔ１η記ビ
ン部材のｌ１ｑｌｌ都の長孔を通して４１ＩＩＩ仮に固
着されるネジまたは釘等の止着具とからなる棚受は具に
関する。

本発明の棚受は具におけるビン部材の軸部は、係止部材
に設けられた側板に向う貫通孔内に挿通され、この軸部
を移動させてその一端が家具等の側板の孔に着脱自在に
嵌入されることになるのである。

以下に本発明による棚受は具の実施例を第６図〜第８図
により説明すると、第８図は本発明による棚受は具の一
実施例を示す斜視図で、ｌＯは係止部材、１１はピン部
材、１２はネジまたは釘等の止着具である。係止部材１
０には。

上下貫通孔１０ａ（棚板に向う貫通孔）と左右貫通孔ｘ
Ｏｂ（側板に向う貫通孔）とが互に交差するように設け
られており、上下貫通孔ｌＯａの下端部には前記止着具
１２の頭部が隠れるようにざぐり部１０Ｃか設けられて
いる。一方ビン部材１１は、側辺１１ａの略中央部から
垂直に軸部１１ｂか突出して設けられており、この軸部
１１ｂにはこの軸部１１ｂの軸芯と垂直に貫通した長孔
１１Ｃが設けられている。尚前記ピン部材１１における
軸部１１ｂの径は係止部材１０の左右貫通孔１０ｂの径
よりも小さく。

この左右貫通孔１０ｂ内を移動可能なはめあい公差によ
り挿通できる程度に形成されており、また係止部＋ｔｌ
Ｏの上下貫通孔１０ａの径と、ピン部材１１の軸部１１
ｂに設ける長孔１１Ｃの短手方向の幅Ａ＋とげ、前記の
ネジまたは釘等の止着具１２が通せる程度の径や幅を有
している。

１０ｄは係止部材１０に設けられ棚板の取付位置を決め
易くするためのガイド部、ｌＯｅは凸部であり、ｌｉｄ
はビン部ＪＦＡ’ｌｌの側辺１１ａ内側に設けたツメ部
である。

次に上記係止部材１０．ピン部材１１及び止着具１２を
用いての棚板の戸棚等への取付けについて説明すると、
第７図に示すように、係止ｆりＢ４オｌＯの左右貫通孔
１０ｂにビン部ｊｊＡ’　１１の軸部１１ｂを挿通して
ネジまたは釘等の止着具１２を、係止部材ｌＯの上下Ｅ
ｉ連通孔０ａとピン部材ｌＯの軸部１１ｂに設けられた
長孔１１Ｃとの双方を通して、この止着具１２により係
止部材ｌＯに棚板２を固定した後、この係止部材ｌＯに
固定された棚板２を戸棚等の中に持ち込み、第６図に示
すように、係止部材ｌＯの左右貫通孔１０ｂに挿通され
たピン部材１１の軸部１．１　ｂをこの軸部１１ｂに設
けた長孔ｌｌＣを利用して戸棚の側板ｌ側へ押し込んで
ピン部材１１の軸部１１ｂの端部を戸棚等の側板に設け
られた孔ｌａに挿通すれば、戸棚への棚板２の取付けが
完了する。尚ピン部材１１の軸部ｌｌｂを押し込んだ時
、前記第８図で説明した係止部材ｌＯの凸部１０ｅにピ
ン部材１１の側辺１１ａに設けられたツメ部ｌｉｄが第
６図に示すように引っ掛かって係止するようにすれば、
戸棚の輸送中における振動などによってピン部材１１が
側板ｌの孔１ａから抜ける等の不都合が解消できる効果
がある。

上記のように戸棚に棚板２を取付けた後、この棚板２の
高さの位置度えなどを行うために棚Ｊ７Ｉｉ２を外す時
は、ピン部材１１を引くとと（こよって軸部１１ｂの端
部を側板ｌの孔１ａから抜けば、係止ＭＳ材ｌＯとビン
部材１１とが止着具１２により固着された側板２を外す
ことができｇ。

尚上記係止部材とビン部材とはＡＢＳ樹脂またはナイロ
ン等の合成樹脂で成形するようにするとよい。

本発明は上記の如く、棚板に取付けられ、互いに交差し
一方は朔仮に他方は該棚板が架設される家具等の側板に
向う二つの貫通孔を有する係止部材と、前記側板に設け
た孔に前記側板に向う貫通孔を通して挿通され軸部に貫
通した長孔を有するビン部材と、Ｏ１記硼仮に向う貫通
孔と前記ビン部材の軸部の長孔を通して棚板に固着され
るネジまたは釘等の止着具とからなる棚受は具であり、
棚板は、係止部材の棚板に向う開通孔とこの係止部材の
側板に向う貫通孔を通したビンＥＳＳ材における軸部の
長孔との双方を通、したネジまたは釘等の止着具により
係止部材に固定され、また、ビン部材は、係止部材の側
板に向う貫通孔に通されると共にこのビン部材の軸部の
長孔に棚板を止めたネジまたは釘等の止着具が貫通して
いるので、係止部材から抜けることがなく、このビン部
材を移動させてその軸部の端部が側板の孔に挿通される
ようにした構造の棚受は具であるから、棚板は戸棚等に
確実に取付けることができて外力による浮き上がりや振
動などにより外れることかないと共に、棚板はこの棚板
に固着された係止部材に移動自在に挿通されたビン部材
の押し、引きのワンタッチ操作で５戸棚への取付は及び
取外しが容易にできるようになる効果があるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第４図は従来における棚板の取付は構造を示
す部分断面図であり、第２図は第１図における棚板と棚
受は具との関係を示す斜視図、第３図は説明図、第５図
は第１図に示した柵板取付は構造の場合の梱包状態を示
す説明図である。 第８図は本発明による棚受は具の一実施例を示す分解斜
視図であり、第６図は第８図の棚受は具を用いて棚板を
取付けた状態の部分断面図であり、第７図は第６図の状
態から棚板を取外す場合の状態を示す部分断面図である
。 符号の説明 １・・・側板、　　　　　　１ａ・・・孔、２・・・棚
板、　　　　　　２ａ・・・溝部、２ｂ・・・前端部、
　　　　３・・・棚受は具、４・・・棚受は具、　　　
　４ａ・・・上辺、４ｂ・・・側辺、　　　　　４Ｃ・
・・ビン、５・・・ネジ、　　　　　　６・・・戸棚、
６ａ・・・天板、　　　　　７・・・包装紙、８・・・
外装箱、　　　　　１０・・・係止部材、１０ａ・・・
上下貫通孔、　１０ｂ・・・左右貫通孔、（棚板に向う
貫通孔）、　　　（側板に向う貫通孔）、１０Ｃ・・・
ざぐり部、　　１０ｄ・・・ガイド部、１０ｅ・・・凸
部、　　　　１１・・・ビン部材、１１、・・・側辺、
　　　　ｌｌｂ・・・軸部、１１Ｃ・・・長孔、　　　
　ｌｉｄ・・・ツメ部、１２・・・止着具。 第１図 第２図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　棚板に取付けられ、互いに交差し一方は棚板に他方
   は該棚板が架設される家具等の１ＪＩＩｌ仮に向う二つ
   の貫通孔を有する係止部材と、前記側板に設けた孔に前
   記側板に向う貫通孔を通して挿通され軸部に貫通した長
   孔をａするピン部Ｆオと１ｍＩ記棚板に向う貫通孔と前
   記ピン部材の軸部の長孔を通して棚板に固着されるネジ
   または釘等の止着具とからなる棚受は具。