JPS5918067Y2 - 木彫扉 - Google Patents
木彫扉Info
- Publication number
- JPS5918067Y2 JPS5918067Y2 JP12009480U JP12009480U JPS5918067Y2 JP S5918067 Y2 JPS5918067 Y2 JP S5918067Y2 JP 12009480 U JP12009480 U JP 12009480U JP 12009480 U JP12009480 U JP 12009480U JP S5918067 Y2 JPS5918067 Y2 JP S5918067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- core material
- door
- sides
- bonded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は木彫扉に関するものである。
最近、玄関扉などに用いられる木彫扉として、木材を格
子状に組合わせてなる芯材の両面に合板を接着重合し、
か一つ、二の両合板の表面には扉面の木彫模様を形成す
る表面材を配列接着すると共に、前記芯材の両側部に扉
高さ方向に沿わせて金属製の補強骨材を設けた構造のも
のが開発されている。
子状に組合わせてなる芯材の両面に合板を接着重合し、
か一つ、二の両合板の表面には扉面の木彫模様を形成す
る表面材を配列接着すると共に、前記芯材の両側部に扉
高さ方向に沿わせて金属製の補強骨材を設けた構造のも
のが開発されている。
第1図及び第2図は上記構造の木彫扉として従来知られ
ているものを示したもので、図中1は枠材1a、lbと
縦横と桟材IC,ldとからなる芯材であり、この芯材
1の両側の枠材1aと縦方向の桟材1c、1cのうち最
外側の桟材1Cとの間には扉高さ方向に沿わせて例えば
角パイプからなる金属製の補強骨材2,2が設けられて
いる。
ているものを示したもので、図中1は枠材1a、lbと
縦横と桟材IC,ldとからなる芯材であり、この芯材
1の両側の枠材1aと縦方向の桟材1c、1cのうち最
外側の桟材1Cとの間には扉高さ方向に沿わせて例えば
角パイプからなる金属製の補強骨材2,2が設けられて
いる。
また、3.3は前記芯材1の両面に接着重合された合板
であり、この両合板3,3の表面には扉面の木彫模様を
形成する表面材4 a 、4 b 、4 C,4d 、
4 eが配列接着されている。
であり、この両合板3,3の表面には扉面の木彫模様を
形成する表面材4 a 、4 b 、4 C,4d 、
4 eが配列接着されている。
これら表面材4a、4b、4C,4d、4eは、板材を
切削加工して製作されたもので、各表面材の側縁部は側
縁に向かって薄厚となるように形成されており、また各
表面材相互はその側縁部において互いに接着重合されて
いる。
切削加工して製作されたもので、各表面材の側縁部は側
縁に向かって薄厚となるように形成されており、また各
表面材相互はその側縁部において互いに接着重合されて
いる。
なお、5は扉の側縁面に接着された縁板である。
ところで、上記構造の木彫扉においては、反りやねじれ
に対する強度を向上させるために前記補強骨材2,2を
できるだけ太くすることが望まれるが、従来の木彫扉で
は、前記補強骨材2,2を芯材1の両面に接着した合板
3,3間に挟持しているために、補強骨材2,2を太く
する場合は芯材1の厚さも大きくしなければならず、従
って扉全体厚を所定の厚さにするためには前記芯材1を
厚くした分だけ表面材4 a 、4 b 、4 C,4
d 、4 eを薄くしなければならないから、扉全体厚
が小さい薄型扉はど扉表面の木彫模様の浮出し量が小さ
くなり、そのために彫りの深い優美な木彫模様をもつ品
位の高い木彫扉を得ることができなくなる。
に対する強度を向上させるために前記補強骨材2,2を
できるだけ太くすることが望まれるが、従来の木彫扉で
は、前記補強骨材2,2を芯材1の両面に接着した合板
3,3間に挟持しているために、補強骨材2,2を太く
する場合は芯材1の厚さも大きくしなければならず、従
って扉全体厚を所定の厚さにするためには前記芯材1を
厚くした分だけ表面材4 a 、4 b 、4 C,4
d 、4 eを薄くしなければならないから、扉全体厚
が小さい薄型扉はど扉表面の木彫模様の浮出し量が小さ
くなり、そのために彫りの深い優美な木彫模様をもつ品
位の高い木彫扉を得ることができなくなる。
そのために従来は、第1図及び第2図に示したように補
強骨材2,2を太くする代りに1ケ所に2本の補強骨材
2,2を設けているが、このように2本の補強骨材を設
けても1本の太い補強骨材を設けたもののように充分な
強度を得ることはできないから、従来の木彫扉では長期
の使用のうちに反りやねじれが発生するという欠点をも
っていた。
強骨材2,2を太くする代りに1ケ所に2本の補強骨材
2,2を設けているが、このように2本の補強骨材を設
けても1本の太い補強骨材を設けたもののように充分な
強度を得ることはできないから、従来の木彫扉では長期
の使用のうちに反りやねじれが発生するという欠点をも
っていた。
この考案は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、金属製の補強骨材
を太くしたものでありながら芯材の厚さを小さくおさえ
ることができるようにした、反りやねじれに対して強く
、シかも彫りの深い優美な木彫模様をもつ品位の高い木
彫界を提供することにある。
であって、その目的とするところは、金属製の補強骨材
を太くしたものでありながら芯材の厚さを小さくおさえ
ることができるようにした、反りやねじれに対して強く
、シかも彫りの深い優美な木彫模様をもつ品位の高い木
彫界を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図及び第4図において、図中1は枠材1a。
1bと縦横の桟材IC,ldとからなる芯材であり、こ
の芯材1の両側の枠材1aと縦方向の桟材lc、lcの
うち最外側の桟材1Cとの間には扉高さ方向に沿わせて
例えば角パイプからなる金属製の補強骨材2が設けられ
ている。
の芯材1の両側の枠材1aと縦方向の桟材lc、lcの
うち最外側の桟材1Cとの間には扉高さ方向に沿わせて
例えば角パイプからなる金属製の補強骨材2が設けられ
ている。
3,3は前記芯材1の両面に接着重合された合板であり
、この側合板3.3の表面には扉面の木彫模様を形成す
る表面材4 a 、4 b 、4 C,4d 、4 e
が配列接着されている。
、この側合板3.3の表面には扉面の木彫模様を形成す
る表面材4 a 、4 b 、4 C,4d 、4 e
が配列接着されている。
毒た、前記側合板3,3の両側部には、前記芯材1の補
強骨材設置部と対応させて扉高さ方向に沿う長尺の切抜
溝6,6が設けられており、さらに前記側合板3,3の
両側部表面に接着される枠構様を形成する表面材4aの
裏面には、前記合板3の切抜溝6と対応する長尺な凹入
溝7が形成されている。
強骨材設置部と対応させて扉高さ方向に沿う長尺の切抜
溝6,6が設けられており、さらに前記側合板3,3の
両側部表面に接着される枠構様を形成する表面材4aの
裏面には、前記合板3の切抜溝6と対応する長尺な凹入
溝7が形成されている。
また、前記補強骨材2は、前記芯材1の厚さよりもはる
かに太いものとされており、この補強骨材2の両側部は
前記側合板3,3の切抜溝6,6から合板表面に突出さ
れて前記表面材4a、4aの凹入溝7.7内に接着固定
されている。
かに太いものとされており、この補強骨材2の両側部は
前記側合板3,3の切抜溝6,6から合板表面に突出さ
れて前記表面材4a、4aの凹入溝7.7内に接着固定
されている。
この木彫界は、まず前記側合板3,3の表面に各表面材
4 a 、4 b 、4 C,4d 、4 eを配列接
着し、その一方の合板3をあらかじめ組立てておいた芯
材1の一方の面に接着重合した後、前記芯材1の枠材1
aと桟材1Cとの間に前記補強骨材2を挿入してこの補
強骨材2の一側を前記合板3の切抜溝6及び表面材4a
の凹入溝7内に嵌合させて接着固定し、この後他方の合
板3を前記芯材1の他方の面に接着すると共にこの合板
3の切抜溝6及び表面材4aの凹入溝7内に前記補強骨
材2の他側を嵌合させて接着固定しく切抜溝6及び凹入
溝7内に接着剤を塗布しておく)、次いで扉側縁面に縁
板5を接着する方法で製作される。
4 a 、4 b 、4 C,4d 、4 eを配列接
着し、その一方の合板3をあらかじめ組立てておいた芯
材1の一方の面に接着重合した後、前記芯材1の枠材1
aと桟材1Cとの間に前記補強骨材2を挿入してこの補
強骨材2の一側を前記合板3の切抜溝6及び表面材4a
の凹入溝7内に嵌合させて接着固定し、この後他方の合
板3を前記芯材1の他方の面に接着すると共にこの合板
3の切抜溝6及び表面材4aの凹入溝7内に前記補強骨
材2の他側を嵌合させて接着固定しく切抜溝6及び凹入
溝7内に接着剤を塗布しておく)、次いで扉側縁面に縁
板5を接着する方法で製作される。
なお、この実施例では前記補強骨材2を前記合板3,3
の切抜溝6及び表面材4 a 、4 aの凹入溝7内に
のみ接着しているが、前記補強骨材2は前記芯材1に対
しても接着してもよく、その場合は芯材1の枠材1aと
桟材1Cにも接着剤を塗布しておいて補強骨材2を挿入
すればよい。
の切抜溝6及び表面材4 a 、4 aの凹入溝7内に
のみ接着しているが、前記補強骨材2は前記芯材1に対
しても接着してもよく、その場合は芯材1の枠材1aと
桟材1Cにも接着剤を塗布しておいて補強骨材2を挿入
すればよい。
すなわち、この考案の木彫界は、芯材1の両面に接着重
合される側合板3,3の両側部に扉高さ方向に沿う長尺
な切抜溝6を設け、前記側合板3,3を両側部表面に接
着される表面材4 a 、4 bの裏面には前記切抜溝
6と対応する長尺な凹入溝7を設けると共に、金属製の
補強骨材2を前記芯材1の厚さりも太くし、この補強骨
材2の両側部を前記切抜溝6,6から合板表面に突出さ
せて前記表面材4 a 、4 aの凹入溝7,7に嵌合
固定したことを特徴とするもので、このようにすれば扉
面側内部に設けられる金属製の補管材2を太くしたもの
でありながら芯材1の厚さを小さくおさえることができ
る。
合される側合板3,3の両側部に扉高さ方向に沿う長尺
な切抜溝6を設け、前記側合板3,3を両側部表面に接
着される表面材4 a 、4 bの裏面には前記切抜溝
6と対応する長尺な凹入溝7を設けると共に、金属製の
補強骨材2を前記芯材1の厚さりも太くし、この補強骨
材2の両側部を前記切抜溝6,6から合板表面に突出さ
せて前記表面材4 a 、4 aの凹入溝7,7に嵌合
固定したことを特徴とするもので、このようにすれば扉
面側内部に設けられる金属製の補管材2を太くしたもの
でありながら芯材1の厚さを小さくおさえることができ
る。
なお、上記実施例では金属製の補強骨材2として角パイ
プを使用しているが、この補強骨材2は丸パイプやH形
材またはチャンネル材などであってもよく、また補強骨
材2としてチャンネル材を使用し、このチャンネル材を
第5図に示すように設ければ、チャンネル材内部をも錠
箱8の収容スペースとして利用することができるから、
奥行き長さの大きな錠箱8を取付けることが可能となる
。
プを使用しているが、この補強骨材2は丸パイプやH形
材またはチャンネル材などであってもよく、また補強骨
材2としてチャンネル材を使用し、このチャンネル材を
第5図に示すように設ければ、チャンネル材内部をも錠
箱8の収容スペースとして利用することができるから、
奥行き長さの大きな錠箱8を取付けることが可能となる
。
なお、補強骨材2として角パイプなどを使用する場合で
もその一部に錠箱を収容するための開口を設ければ奥行
き長さの大きな錠箱を取付けることができる。
もその一部に錠箱を収容するための開口を設ければ奥行
き長さの大きな錠箱を取付けることができる。
この考案の木彫界は上記のようなものであるから、金属
製の補強骨材を太くしたものでありながら芯材の厚さを
小さくおさえることができ、従って補強骨材によって反
りやねじれをほぼ完全に防ぐことができるし、また扉表
面の木彫模様も彫りの深い優美な模様とすることができ
るからその品位を高く保つこのができる。
製の補強骨材を太くしたものでありながら芯材の厚さを
小さくおさえることができ、従って補強骨材によって反
りやねじれをほぼ完全に防ぐことができるし、また扉表
面の木彫模様も彫りの深い優美な模様とすることができ
るからその品位を高く保つこのができる。
第1図及び第、2図は従来の木彫界を示す正面図及び一
部分の拡大横断面図、第3図及び第4図はこの考案の一
実施例を示す正面図及び一部分の拡大横断面図、第5図
はこの考案の他の実施例を示す一部分の拡大横断面図で
ある。 7・・・・・・凹入溝。
部分の拡大横断面図、第3図及び第4図はこの考案の一
実施例を示す正面図及び一部分の拡大横断面図、第5図
はこの考案の他の実施例を示す一部分の拡大横断面図で
ある。 7・・・・・・凹入溝。
Claims (1)
- 木材を格子状に組合わせてなる芯材の両面に合板と接着
重合し、かつこの両合板の表面には扉面の木彫模様を形
成する表面材を配列接着すると共に、前記芯材の両側部
に扉高さ判向に沿わせて金属製の補強骨材を配設してな
る木彫扉において、前記両合板の両側部に扉高さ方向に
沿う長尺な切抜溝を設け、前記両合板の両側部表面に接
着される表面材の裏面には前記切抜溝と対応する長尺な
凹入溝を設けると共に、前記補強骨材を前記芯材の厚さ
よりも太くし、この補強骨材の両側部を前記切抜溝から
合板表面に突出させて前記表面材の凹入溝内に嵌合固定
したことを特徴とする木彫扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12009480U JPS5918067Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | 木彫扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12009480U JPS5918067Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | 木彫扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5742086U JPS5742086U (ja) | 1982-03-06 |
JPS5918067Y2 true JPS5918067Y2 (ja) | 1984-05-25 |
Family
ID=29480752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12009480U Expired JPS5918067Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | 木彫扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918067Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178708U (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 | ||
JPS6178707U (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 |
-
1980
- 1980-08-25 JP JP12009480U patent/JPS5918067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5742086U (ja) | 1982-03-06 |
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