JP3210287U - 引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材 - Google Patents

引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成であるにも関わらず、開口方向へ向かって開いた傾斜面を有する引き戸の受け溝を容易に形成可能な引き戸用戸枠及び引き戸用戸枠の化粧材を提供する。【解決手段】引き戸用戸枠1は、表面長手方向に亘る第1溝21を形成した基材2と、柔軟な合成樹脂製の化粧シート部30の一面側の幅方向略中央に、第1溝21と嵌入する板体である底板部31が貼着され、そこから幅方向外側に向かって斜面形成部32、調整板部33、巻着部34の順に貼着してなり、基材2へ巻着する化粧材3により構成される。横断面視で直角二等辺三角形の三角柱状体の斜面形成部32は、長辺となる面が傾斜面321として化粧シート部30に貼着され、短辺となる2面が基材側当接部322と調整板側当接部323を構成する。斜面形成部32は、傾斜面321から頂角迄の垂直距離が調整板部33の板厚の約70%に設定されている。【選択図】図2

Description

本考案は、簡易な構成であるにもかかわらず、開口方向へ向かって開いた傾斜状の側壁(以下「傾斜面」という)を有する引き戸の受け溝を容易に形成可能な引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材に関する。
従来から、室内等から明かりや空気が漏れにくいように、引き戸のスライド方向の前端が入り込むようにされた戸杓り(以下「受け溝」という)が形成された引き戸用の戸枠がある。このような戸枠は合板等により製造されたものが多く見られるが、合板等そのものの戸枠は見た目が悪いため、合板等で形成された基材に化粧材を貼り付けて化粧することが一般的であり、例えば、下記の特許文献1に示されているような引き戸用戸枠が提案されている。このような引き戸用戸枠の構成を図7に示している。
図7に示す引き戸用戸枠9は、内面側に引き戸の前端が収まる凹溝91が形成された枠材90と、凹溝91を含む枠材90の表面に沿って貼られたシート状の化粧材92からなるものである。そして、凹溝91の出隅(以下「角部」という)や入隅(以下「隅部」という)に対応する部分については、化粧材92の裏面側に設けられたV字状の折曲溝93の箇所で折り曲げて角部等に沿わせている。これにより、引き戸用戸枠9は、凹溝91の角部や隅部に対応する部分であっても、化粧材92が密着して綺麗な外観になるようにしてある。
特開平9−60423号公報
ところで、引き戸は、例えば上吊り式のもので見受けられるように、開け閉めする際に、戸の厚み方向に多少のブレが生じることがある。引き戸用戸枠9は、凹溝91が角溝に形成されており、引き戸の先端が凹溝91の中に入り込む際に引き戸が厚み方向にブレると、引き戸の先端が凹溝91の角部に当たって同部分を破損させる可能性がある。
このような破損を回避するための手段として、凹溝91の形状を、溝底と側壁との間の角度(以下「溝角度」という)が鈍角となる傾斜面を形成することが考えられるが、このような形状の凹溝を形成する場合、一般的な工作機械では1回の工程で前述の傾斜面を有する凹溝を形成することが難しく、凹溝の形成だけで少なくとも2回の工程(最初に角溝を形成し、次いで傾斜面を形成する)が必要となるため、加工に手間が掛かる。他方、角溝を形成し、そこに傾斜面を有する溝形の合成樹脂レールを嵌め入れる方法もあるが、この場合、製造コストが高くなり、見た目も良くない。
本考案は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、簡易な構成であるにもかかわらず、開口方向へ向かって開いた傾斜面を有する引き戸の受け溝を容易に形成可能な引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本考案の引き戸用戸枠は、長手方向に沿って第1溝が形成されている戸枠用の長尺の基材と、前記第1溝に裏面側より嵌入する長尺の底板部、該底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝への底板部の嵌入状態で、表面と該底板部の表面との間に鈍角を形成する斜面形成部、および該斜面形成部で前記底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝を挟んで両側の基材表面への裏面の当接状態で、表面と前記底板部の表面との間に所定深さの第2溝を形成し、該所定深さを板厚によって調整可能な調整板部を有する化粧材とを備える。
ここで、戸枠用の長尺の基材は、引き戸用の戸枠の剛性を高める芯材となると共に、基材の長手方向に沿って第1溝が形成されていることによって、第1溝の位置を基準にして、基材表面側に受け溝となる第2溝を形成することができる。
化粧材は、底板部を有することによって、底板部を裏面側から基材の第1溝へ嵌入することができ、この嵌入した底板部の表面側によって、第2溝の溝底を構成することができる。また、底板部が長尺であることによって、第1溝の長手方向に亘って取り付けることができる。ここで「嵌入」は、底板部が第1溝の溝口を閉じ、かつ溝の内部を底板部が隙間無く埋めている態様のほか、底板部が第1溝の溝口を閉じただけの(溝の内部を底板部が埋めていない)態様、底板部の表面側の部分が第1溝の溝口から突出した態様、なども含む意味で使用するものである。
そして、化粧材は、斜面形成部を有することによって、斜面形成部の表面と第2溝における溝底との間に構成される溝角度が鈍角となるようにすることができる。また、斜面形成部は、底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接されていることによって、第1溝へ嵌入した底板部の表面(即ち、第2溝の溝底となる面)から前述の斜面形成部の表面に至る、連続する表面を形成することができる。
加えて、化粧材は、調整板部を有することによって、第1溝を挟んで両側の基材表面へ裏面を当接すると、調整板部の表面によって、第2溝を挟んで両側となる引き戸用の戸枠の表面部分を形成することができる。また、調整板部は、第1溝を挟んで両側の基材表面に裏面を当接することによって、底板部の表面との間に所定深さの第2溝が形成され、かつ、この所定深さは、設定される調整板部の板厚に応じて調整することができる。更に、調整板部は、斜面形成部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接されていることによって、前述の斜面形成部の表面から調整板部の表面に至る、連続する表面を形成することができる。
このように、本考案によれば、長手方向に沿って溝(第1溝)が形成されただけの基材に、底板部、斜面形成部および調整板部を有する化粧材を取り付けるだけの簡易作業で、開口方向へ向かって開いた傾斜面を有する引き戸の受け溝(第2溝)が形成された引き戸用戸枠を得ることができる。
また、前記斜面形成部が、前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側にあって、前記第1溝の角部近傍の基材表面に当接支持される基材側当接部と、前記装着状態で斜面形成部の裏面側にあって、前記調整板部で底板部側の内側辺に当接支持される調整板側当接部とを有する場合は、鈍角を形成する表面の方向から外力が加わった際に、斜面形成部を、第1溝の角部近傍の基材表面および調整板部で底板部側の内側辺の二箇所において支えることになり、斜面形成部の破損を防止することができる。ここで「当接支持」とは、面接触、線接触または点接触のいずれかの態様で当接して支持することを意味する。
また、前記斜面形成部が、前記鈍角を形成する表面、前記基材側当接部、および前記調整板側当接部からなる三角柱状体である場合は、第1溝の角部近傍の基材表面および調整板部で底板部側の内側辺によって構成される隅部への収まりがよい。特に、横断面視が直角三角形の三角柱状体であれば、この三角柱状体の断面視で長辺にあたる面が鈍角を形成する表面を構成すると共に、同じく断面視で短辺にあたる2面が前述の基材側当接部および調整板側当接部として、第1溝の角部近傍の基材表面および調整板部で底板部側の内側辺の各々と面接触し、かつ直角部分が隅部に嵌まり込むため、外力に対して大きな強度を示す。加えて、斜面形成部が三角柱状体である場合、最小限構成(鈍角を形成する表面、基材側当接部、調整板側当接部)を備えた無駄の無い形状であるため、最小限の加工で済み、製造コスト低減を図ることができる。
また、前記斜面形成部が、前記装着状態で、前記第1溝の角部近傍の基材表面、前記調整板部で底板部側の内側辺の少なくとも一方との間に、隙間を形成する場合は、第1溝の角部近傍の基材表面および調整板部で底板部側の内側辺と、斜面形成部の少なくとも一部が接触して所定の強度を確保しつつ、隙間部分の分だけ軽量化を図ることができる。特に、斜面形成部が、型等で形成する合成樹脂や中密度繊維板によるものである場合は、軽量化と共に、必要な原材料の量の低減による省資源化を図ることができる。
また、前記化粧材が、前記調整板部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記基材に巻着するための巻着部を有する場合は、巻着部によって、基材の厚み方向の側面部、あるいは、基材の厚み方向の側面部および基材の底面部についても化粧することができる。なお、巻着部は、調整板部のような板状の部材であってもよいし、柔軟性を有するシート状の部材であってもよく、また、板状の部材と柔軟性を有するシートを組み合わせたものであってもよい。そして、化粧材が板状の部材を有するものである場合は、化粧のみならず基材表面の補強効果も奏する。
また、前記化粧材が、前記底板部の表面、前記斜面形成部の表面、および前記調整板部の表面を一面側に貼着し、各部間を屈曲可能に連接する化粧シート部を有する場合は、底板部、斜面形成部および調整板部の各々が分離しないように化粧シート部の同一面上に隣接配置して一まとまりにすることができる。そして、この一まとまりになった化粧材を基材に取り付ければ、化粧シート部の他面側が引き戸用戸枠の表側となって、各部の継ぎ目の無い美しい表面が現れる。なお、化粧シート部の他面側に木目等の模様を施せば、無垢材のような引き戸用戸枠となる。加えて、前述の構成によれば、各部間の連接構造を簡単にして、部品数、部品コストの低減化を図ることができる。
上記の目的を達成するために本考案の引き戸用戸枠の化粧材は、被取着物である戸枠用の長尺の基材の長手方向に沿って形成された第1溝に、裏面側より嵌入可能な長尺の底板部と、該底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝への底板部の嵌入状態で、表面と該底板部の表面との間に鈍角を形成する斜面形成部と、該斜面形成部で前記底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝を挟んで両側の基材表面への裏面の当接状態で、表面と前記底板部の表面との間に所定深さの第2溝を形成し、該所定深さを板厚によって調整可能な調整板部と、前記底板部の表面、前記斜面形成部の表面、および前記調整板部の表面を一面側に貼着し、各部間を屈曲可能に連接する化粧シート部とを備える。
ここで、引き戸用戸枠の化粧材は、底板部を有することによって、底板部を裏面側から被取着物である戸枠用の長尺の基材の長手方向に形成された第1溝へ嵌入することができ、そして、この嵌入した底板部の表面側によって、第2溝の溝底を構成することができる。また、底板部が長尺であることによって、第1溝の長手方向に亘って取り付けることができる。
そして、引き戸用戸枠の化粧材は、斜面形成部を有することによって、被取着物である戸枠用の基材に取り付けた際に、斜面形成部の表面と第2溝における溝底との間に構成される溝角度が鈍角となるようにすることができる。また、斜面形成部は、底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接されていることによって、第1溝へ嵌入した底板部の表面(即ち、第2溝の溝底となる面)から前述の斜面形成部の表面に至る、連続する表面を形成することができる。
加えて、引き戸用戸枠の化粧材は、調整板部を有することによって、被取着物である基材における第1溝を挟んで両側の基材表面へ裏面を当接すると、調整板部の表面によって、第2溝を挟んで両側となる引き戸用の戸枠の表面部分を形成することができる。また、調整板部は、第1溝を挟んで両側の基材表面に裏面を当接することによって、底板部の表面との間に所定深さの第2溝が形成され、かつ、この所定深さは、設定される調整板部の板厚に応じて調整することができる。更に、調整板部は、斜面形成部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接されていることによって、前述の斜面形成部の表面から調整板部の表面に至る、連続する表面を形成することができる。
更に、引き戸用戸枠の化粧材は、化粧シート部を有することによって、底板部、斜面形成部および調整板部の各々が分離しないように化粧シート部の同一面上に隣接配置して一まとまりにすることができる。そして、この引き戸用戸枠の化粧材が取り付けられた基材においては、化粧シート部の他面側が引き戸用戸枠の表側となって、各部の継ぎ目の無い美しい表面が現れる。
このように、本考案によれば、長手方向に沿って溝(第1溝)が形成されただけの基材に取り付けるだけの簡易作業で、基材表面を化粧できると共に、開口方向へ向かって開いた傾斜面を有する引き戸の受け溝(第2溝)を形成可能な引き戸用戸枠の化粧材を得ることができる。
また、前記化粧材が、前記調整板部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記基材に巻着するための巻着部を備える場合は、巻着部によって、被取着物である戸枠用の基材の厚み方向の側面部、あるいは、基材の厚み方向の側面部および基材の底面部についても化粧することができる。なお、巻着部は、調整板部のような板状の部材であってもよいし、柔軟性を有するシート状の部材であってもよく、また、板状の部材と柔軟性を有するシートを組み合わせたものであってもよい。そして、化粧材が板状の部材を有するものである場合は、化粧のみならず基材表面の補強効果も奏する。
また、前記斜面形成部が、前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側にあって、前記第1溝の角部近傍の基材表面に当接支持される基材側当接部と、前記装着状態で斜面形成部の裏面側にあって、前記調整板部で底板部側の内側辺に当接支持される調整板側当接部とを有する場合は、鈍角を形成する表面の方向から外力が加わった際に、斜面形成部を、第1溝の角部近傍の基材表面および調整板部で底板部側の内側辺の二箇所において支えることになり、斜面形成部の破損を防止することができる。
また、前記斜面形成部が、前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側に突出した先端までの垂直距離を、前記調整板部の板厚の40%〜70%の範囲内に設定する場合は、被取着物である戸枠用の基材に引き戸用戸枠の化粧材を取り付けた際に、第1溝の角部近傍の基材表面および調整板部で底板部側の内側辺によって構成される隅部への斜面形成部の収まり具合を向上させることができる。
例えば、斜面形成部の裏面側に突出した先端までの垂直距離が、調整板部の板厚の70%を超える場合、屈曲させて斜面形成部の調整板側当接部と調整板部で底板部側の内側辺を当接させると、調整板側当接部の方が高くなってしまい、斜面形成部が浮き上がって、前述の箇所の入隅に上手く収まらずに、斜面形成部と調整板部が隣接する部分に凸状の段差が生じることになる。この段差の部分は他の平面部と比較して擦れることが多くなり、当該部分から化粧シート部が破れる可能性が高く、引き戸用戸枠の化粧材全体の破断にも繋がりかねない。
一方、斜面形成部の裏面側に突出した先端までの垂直距離が、調整板部の板厚の40%未満である場合、斜面形成部と調整板部が隣接する部分に凹状の段差が生じることになり、この場合も前述の場合と同様の理由から、当該部分から化粧シート部が破れる可能性が高く、引き戸用戸枠の化粧材全体の破断にも繋がりかねない。
しかしながら、本考案のように、斜面形成部において、斜面形成部の裏面側に突出した先端までの垂直距離を、調整板部の板厚の40%〜70%の範囲内に設定したものは、前述の隅部に丁度収まって段差が生じず、かつ、斜面形成部と調整板部の接触面積も広くなるので、外力に対して所定の強度を確保することができる。
本考案によれば、簡易な構成であるにもかかわらず、開口方向へ向かって開いた傾斜面を有する引き戸の受け溝を容易に形成可能な引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材を提供することができる。
本考案の引き戸用戸枠を示し、引き戸用戸枠を適用した引き戸構造について高さ方向中間部分を省略して示す斜視説明図である。 図1に示す引き戸用戸枠について斜面形成部を拡大した横断面視説明図であり、(a)は基材に取り付ける前の引き戸用戸枠の化粧材であり、(b)は基材に化粧材を取り付けた後の引き戸用戸枠である。 本考案の引き戸用戸枠の変形例1の横断面視説明図であり、(a)は基材に取り付ける前の引き戸用戸枠の化粧材であり、(b)は基材に化粧材を取り付けた後の引き戸用戸枠である。 本考案の引き戸用戸枠の変形例2を示しており、(a)は基材に取り付ける前の引き戸用戸枠の化粧材の斜面形成部近傍を示す横断面視説明図であり、(b)は基材に化粧材を取り付けた後の斜面形成部近傍を示す横断面視説明図である。 本考案の引き戸用戸枠の変形例3を示しており、(a)は基材に取り付ける前の引き戸用戸枠の化粧材の斜面形成部近傍を示す横断面視説明図であり、(b)は基材に化粧材を取り付けた後の斜面形成部近傍を示す横断面視説明図である。 本考案の引き戸用戸枠の変形例4を示しており、(a)は基材に取り付ける前の引き戸用戸枠の化粧材の斜面形成部近傍を示す横断面視説明図であり、(b)は基材に化粧材を取り付けた後の斜面形成部近傍を示す横断面視説明図である。 特許文献1記載の引き戸用戸枠を示し、(a)は基材と、基材に取り付ける前の引き戸用戸枠の化粧材の各々を示す横断面視説明図であり、(b)は基材に化粧材を取り付けた後の引き戸用戸枠を示す横断面視説明図であり、(c)は特許文献1記載の引き戸用戸枠を適用した引き戸構造を横断面視で示す概略図である。
図1ないし図6を参照して、本考案の実施の形態を更に詳細に説明する。なお、各図における符号は、煩雑さを軽減し理解を容易にする範囲内で付している。
〔第1実施形態〕
図1および図2を参照して、第1実施形態に係る引き戸用戸枠1について説明する。図1に示すように、引き戸用戸枠1は、引き戸構造Aにおいて、引き戸Sのスライド方向の前端が当たって止まる部分であり、引き戸Sの前端S1が嵌入可能な受け溝(第2溝)4が高さ方向(即ち、引き戸用戸枠1の長手方向)形成されている。受け溝(第2溝)4は、溝底41と、溝底41の長手方向に沿っており、受け溝(第2溝)4の開口方向へ向かって開いた傾斜面321からなる。引き戸用戸枠1は、基材2と、基材2の表面に巻くようにして取り付けられる化粧材3により構成される(図2(b)参照)、これら各部については以下詳述する。
(基材)
図2(b)に示す基材2は、複数枚の板を積層してなる合板であり、戸枠の表側として使用される面の幅方向略中央に、長手方向に亘る第1溝21が形成されている。なお、第1溝21の位置は、戸枠の表面の幅方向略中央に限定するものではなく、引き戸Sのスライド位置、枚数に応じて適宜変更してもよい。
また、基材2は、前述の構造の合板に限定するものではなく、例えば、自然木の無垢一枚もの、MDF(Medium Density Fiberboard:中密度繊維板)、パーティクルボード、インシュレーションボード等のエンジニアリングウッド、ダンボール等あるいはこれらを組み合わせたもの、合成樹脂材や金属材等の単一層板、または、木質材と合成樹脂材、金属材等を組み合わせた複層構造のもの等であってもよい。
(化粧材)
図2(a)、(b)に示す化粧材3は、化粧シート部30と、底板部31と、斜面形成部32と、調整板部33と、巻着部34を備える。
化粧シート部30は、柔軟性を有する合成樹脂シートであり、一面側に、底板部31、斜面形成部32、調整板部33、および巻着部34、の各々が貼着してあり、他面側に木目調の模様(図示省略)がプリントされている。化粧シート部30は、その幅方向略中央に底板部31が貼り付けられており、底板部31から幅方向の外側に向かって、斜面形成部32、調整板部33、巻着部34の順番で貼り付けられている。
底板部31は、第1溝21と略同じ長さの長尺の板体であり、表面側が化粧シート部30の幅方向略中央に貼り付けられている。底板部31は、化粧材3を基材2に取り付けた際に、第1溝21に裏面側から嵌入し、第1溝21を閉塞することができる。そして、嵌入後の底板部31の表面側は、後述する受け溝(第2溝)4の溝底41となる。
斜面形成部32は、横断面視で直角二等辺三角形の三角柱状体であり、長辺にあたる面が、傾斜面321として化粧シート部30に貼り付けられている。なお、傾斜面321は、前述の「鈍角を形成する表面」に相当するものであり、後述する傾斜面321a、321b、321cにおいても同様である。また、斜面形成部32のうち、短辺にあたる2面は、基材側当接部322および調整板側当接部323を構成し、第1溝21の角部近傍の基材表面22(平坦面)および調整板部33で底板部側の内側辺(垂直面)により構成される隅部の各々の面に面接触する。
そして、斜面形成部32は、傾斜面321から頂角(前述の「基材への化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側に突出した先端」に相当)までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約70%に形成されている。なお、斜面形成部32は、底板部31の短手方向の両側辺に連接しており、連接部分における化粧シート部30を介して屈曲可能に設けられている。
調整板部33は、各斜面形成部32で底板部31と反対側の外側辺に連接しており、連接部分における化粧シート部30を介して屈曲可能に設けられている。また、調整板部33は、基材2における第1溝21の両側の面(基材表面22)へ裏面を当接させることで、調整板部33の表面と底板部31の表面(溝底41を構成する)との間に所定深さの受け溝(第2溝)4が形成される。そして、受け溝(第2溝)4の深さは、調整板部33の板厚によって調整することができる。
巻着部34は、各調整板部33で底板部と反対側の外側辺に連接しており、連接部分における化粧シート部30を介して屈曲可能に設けられている。巻着部34は、面取り角形成部341、側面形成部342および底面形成部343を含んでおり、調整板部33から近い順に、面取り角形成部341、側面形成部342、底面形成部343の順番で、化粧シート部30の一面側に貼り付けられている。面取り角形成部341は、横断面視で直角台形の倒置した柱状体である。側面形成部342は、横断面視で等脚台形の板体である。底面形成部343は、横断面視で直角台形の板体である。
本実施の形態において、底板部31と調整板部33の厚さは同じであるが、これに限定するものではなく、底板部と調整板部の厚さが異なっていてもよい。この場合、調整板部が、複数の部材を重ねてなる構造である場合は、全体の厚さを板厚とみなすこともできる。
(作 用)
図1および図2を参照して、引き戸用戸枠1の作用を説明する。
引き戸用戸枠1は、長手方向に沿って第1溝21が形成されただけの基材2に、斜面形成部32等を有する化粧材3を取り付けるという簡易作業でありながら、溝底41と傾斜面321からなる引き戸Sの受け溝(第2溝)4が形成される。そして、化粧材3を基材2に取り付ければ、化粧シート部30の他面側が引き戸用戸枠1の表側となって、各部の継ぎ目が無く、木目調の美しい表面が現れる。
受け溝(第2溝)4は、溝底41と傾斜面321との間で構成される溝角度が鈍角(135°)である。これにより、例えば、引き戸Sを開け閉めする際に、戸の厚み方向に多少のブレが生じたとしても、引き戸の前端S1は傾斜面321に当たり、溝底41に誘導される。このとき、引き戸の前端S1は傾斜面321を摺動し、前端S1が受け溝4の溝底41に衝突する際の衝撃が大きく緩和されるので、引き戸の前端S1の破損が防止できる。
そして、斜面形成部32は、基材側当接部322および調整板側当接部323が、第1溝21の角部近傍の基材表面22と調整板部33で底板部側の内側辺の各々と面接触し、かつ直角部分が隅部に嵌まり込むため、外力に対して大きな強度を示す。
調整板部33は、受け溝(第2溝)4の近傍にあって、基材表面22を覆うことで、引き戸用の戸枠1の上面部分を形成している。なお、調整板部33の板厚と、斜面形成部32の調整板側当接部323の長さが同寸法なので、調整板部33と斜面形成部32の隣接部分において、調整板部33が斜面形成部32よりも高く突き出る凸部、あるいは、調整板部33が斜面形成部32よりも低くなる凹部が形成されず、同隣接部分における化粧シート部30の破断が起きにくいようになっている。
〔変形例1〕
図3に示す引き戸用戸枠1aは、図2に示す引き戸用戸枠1における受け溝(第2溝)4の位置が、短手方向中央ではなく、外側寄りに設けられた態様の変形例を示している。引き戸用戸枠1aは、受け溝(第2溝)4の位置が前述の通りであるため、いわゆる片引きの引き戸を有する引き戸構造で好適に使用される。なお、他の部分の構造および作用は引き戸用戸枠1と同様であるため、引き戸用戸枠1の各部と同じ符号を付けると共に、説明を省略する。
〔変形例2〕
図4(a)に示す斜面形成部32aは、図2に示す斜面形成部32の変形例である。斜面形成部32aは、横断面視で直角三角形の三角柱状体であり、長辺にあたる面が、傾斜面321aとして化粧シート部30に貼り付けられている。また、斜面形成部32aのうち、短辺の長い方の辺が調整板側当接部323aを構成し、調整板側当接部323aの長さは、調整板部33の厚さと同寸法に形成されている。そして、斜面形成部32aのうち、短辺の短い方の辺が基材側当接部322aを構成する。なお、斜面形成部32aは、傾斜面321aから頂角までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約50%に設定されている。
図4(b)に示すように、化粧材3aを基材2に取り付けた場合、受け溝(第2溝)4は、溝底41と傾斜面321aとの間の溝角度が、引き戸用戸枠1における同部分の溝角度よりも小さな鈍角(120°)で、溝底41までが深くなり、引き戸用戸枠1と比較して、引き戸用戸枠1aの方がややシャープな印象の装飾効果を付与する。なお、他の部分の構造および作用は引き戸用戸枠1と同様であるため、引き戸用戸枠1の各部と同じ符号を付けると共に、説明を省略する。
〔変形例3〕
図5(a)に示す斜面形成部32bは、図2に示す斜面形成部32の変形例である。斜面形成部32bは、横断面視で先端が円弧状である山形と長辺からなる柱状体であり、長辺にあたる面が、傾斜面321bとして化粧シート部30に貼り付けられている。前述の山形部分は当接部324である。なお、斜面形成部32bは、傾斜面321bから当接部324先端までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約55%に設定されている。
図5(b)に示すように、化粧材3bを基材2に取り付けた場合、受け溝(第2溝)4は、溝底と傾斜面321bとの間の溝角度が鈍角(135°)となる。また、変形例3において、斜面形成部32bの先端近傍は隅部との間で隙間が生じるため、隙間の材料分の重量軽減化、コスト低減化を図ることができる。なお、他の部分の構造および作用は引き戸用戸枠1と同様であるため、引き戸用戸枠1の各部と同じ符号を付けると共に、説明を省略する。
〔変形例4〕
図6(a)に示す斜面形成部32cは、図2に示す斜面形成部32の変形例である。斜面形成部32cは、横断面視で等脚台形の柱状体であり、下辺にあたる面が、傾斜面321cとして化粧シート部30に貼り付けられている。また、斜面形成部32cのうち、等脚辺の一方(図6(a)において左側)が調整板側当接部323cを構成し、等脚辺の他方(図6(a)において右側)が基材側当接部322cを構成する。なお、斜面形成部32cは、傾斜面321cから基材側当接部322c等側の先端までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約42%に設定されている。
図6(b)に示すように、化粧材3cを基材2に取り付けた場合、受け溝(第2溝)4は、溝底41と傾斜面321cとの間の溝角度が鈍角(135°)となる。また、変形例4において、斜面形成部32cの先端近傍は隅部との間で隙間が生じるが、隙間の材料分の重量軽減化、コスト低減化を図ることができる。この点は、前述の変形例3と同様であるが、斜面形成部の加工をグラインダーやカッターで行う場合は、変形例4の形状の方が、加工が容易である。なお、他の部分の構造および作用は引き戸用戸枠1と同様であるため、引き戸用戸枠1の各部と同じ符号を付けると共に、説明を省略する。
このように、本考案によれば、長手方向に沿って第1溝21が形成されただけの基材2に、斜面形成部32等を有する化粧材3、3a、3b、3cを取り付けるという簡易作業でありながら、基材22の表面が化粧できると共に、溝底41と傾斜面321からなる引き戸Sの受け溝(第2溝)4を形成することができる。そして、化粧材3を基材2に取り付ければ、化粧シート部30の他面側が引き戸用戸枠1、1aの表側となって、各部の継ぎ目が無く、木目調の美しい表面が現れる。
以上のように、本考案を適用した引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材は、開口方向へ向かって開いた傾斜面を有する引き戸の受け溝を容易に形成可能なものとなっている。
本明細書および本実用新案登録請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書および本実用新案登録請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本考案の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
1、1a 引き戸用戸枠
A 引き戸構造
S 引き戸
S1 引き戸の先端
2 基材
21 第1溝
22 基材表面
3、3a、3b、3c 化粧材
30 化粧シート部
31 底板部
32、32a、32b、32c 斜面形成部
321、321a、321b、321c 傾斜面
322、322a、322c 基材側当接部
323、323a、323c 調整板側当接部
324 当接部
33 調整板部
34 巻着部
341 面取り角形成部
342 側面形成部
343 底面形成部
4 受け溝(第2溝)
41 溝底
9 引き戸用戸枠
90 枠材
91 凹溝
92 化粧材
93 折曲溝

Claims (10)

  1. 長手方向に沿って第1溝が形成されている戸枠用の長尺の基材と、
    前記第1溝に裏面側より嵌入する長尺の底板部、該底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝への底板部の嵌入状態で、表面と該底板部の表面との間に鈍角を形成する斜面形成部、および該斜面形成部で前記底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝を挟んで両側の基材表面への裏面の当接状態で、表面と前記底板部の表面との間に所定深さの第2溝を形成し、該所定深さを板厚によって調整可能な調整板部を有する化粧材とを備える
    引き戸用戸枠。
  2. 前記斜面形成部が、
    前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側にあって、前記第1溝の角部近傍の基材表面に当接支持される基材側当接部と、
    前記装着状態で斜面形成部の裏面側にあって、前記調整板部で底板部側の内側辺に当接支持される調整板側当接部とを有する
    請求項1に記載の引き戸用戸枠。
  3. 前記斜面形成部が、
    前記鈍角を形成する表面、前記基材側当接部、および前記調整板側当接部からなる三角柱状体である
    請求項2に記載の引き戸用戸枠。
  4. 前記斜面形成部が、
    前記装着状態で、前記第1溝の角部近傍の基材表面、前記調整板部で底板部側の内側辺の少なくとも一方との間に、隙間を形成する
    請求項2に記載の引き戸用戸枠。
  5. 前記化粧材が、
    前記調整板部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記基材に巻着するための巻着部を有する
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の引き戸用戸枠。
  6. 前記化粧材が、
    前記底板部の表面、前記斜面形成部の表面、および前記調整板部の表面を一面側に貼着し、各部間を屈曲可能に連接する化粧シート部を有する
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の引き戸用戸枠。
  7. 被取着物である戸枠用の長尺の基材の長手方向に沿って形成された第1溝に、裏面側より嵌入可能な長尺の底板部と、
    該底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝への底板部の嵌入状態で、表面と該底板部の表面との間に鈍角を形成する斜面形成部と、
    該斜面形成部で前記底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝を挟んで両側の基材表面への裏面の当接状態で、表面と前記底板部の表面との間に所定深さの第2溝を形成し、該所定深さを板厚によって調整可能な調整板部と、
    前記底板部の表面、前記斜面形成部の表面、および前記調整板部の表面を一面側に貼着し、各部間を屈曲可能に連接する化粧シート部とを備える
    引き戸用戸枠の化粧材。
  8. 前記調整板部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記基材に巻着するための巻着部を備える
    請求項7に記載の引き戸用戸枠の化粧材。
  9. 前記斜面形成部が、
    前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側にあって、前記第1溝の角部近傍の基材表面に当接支持される基材側当接部と、
    前記装着状態で斜面形成部の裏面側にあって、前記調整板部で底板部側の内側辺に当接支持される調整板側当接部とを有する
    請求項7または請求項8に記載の引き戸用戸枠の化粧材。
  10. 前記斜面形成部が、
    前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側に突出した先端までの垂直距離を、前記調整板部の板厚の40%〜70%の範囲内に設定する
    請求項9に記載の引き戸用戸枠の化粧材。
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