JP3210287U - 引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材 - Google Patents
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図1および図2を参照して、第1実施形態に係る引き戸用戸枠1について説明する。図1に示すように、引き戸用戸枠1は、引き戸構造Aにおいて、引き戸Sのスライド方向の前端が当たって止まる部分であり、引き戸Sの前端S1が嵌入可能な受け溝(第2溝)4が高さ方向(即ち、引き戸用戸枠1の長手方向)形成されている。受け溝(第2溝)4は、溝底41と、溝底41の長手方向に沿っており、受け溝(第2溝)4の開口方向へ向かって開いた傾斜面321からなる。引き戸用戸枠1は、基材2と、基材2の表面に巻くようにして取り付けられる化粧材3により構成される(図2(b)参照)、これら各部については以下詳述する。
図2(b)に示す基材2は、複数枚の板を積層してなる合板であり、戸枠の表側として使用される面の幅方向略中央に、長手方向に亘る第1溝21が形成されている。なお、第1溝21の位置は、戸枠の表面の幅方向略中央に限定するものではなく、引き戸Sのスライド位置、枚数に応じて適宜変更してもよい。
図2(a)、(b)に示す化粧材3は、化粧シート部30と、底板部31と、斜面形成部32と、調整板部33と、巻着部34を備える。
図1および図2を参照して、引き戸用戸枠1の作用を説明する。
引き戸用戸枠1は、長手方向に沿って第1溝21が形成されただけの基材2に、斜面形成部32等を有する化粧材3を取り付けるという簡易作業でありながら、溝底41と傾斜面321からなる引き戸Sの受け溝(第2溝)4が形成される。そして、化粧材3を基材2に取り付ければ、化粧シート部30の他面側が引き戸用戸枠1の表側となって、各部の継ぎ目が無く、木目調の美しい表面が現れる。
図3に示す引き戸用戸枠1aは、図2に示す引き戸用戸枠1における受け溝(第2溝)4の位置が、短手方向中央ではなく、外側寄りに設けられた態様の変形例を示している。引き戸用戸枠1aは、受け溝(第2溝)4の位置が前述の通りであるため、いわゆる片引きの引き戸を有する引き戸構造で好適に使用される。なお、他の部分の構造および作用は引き戸用戸枠1と同様であるため、引き戸用戸枠1の各部と同じ符号を付けると共に、説明を省略する。
図4(a)に示す斜面形成部32aは、図2に示す斜面形成部32の変形例である。斜面形成部32aは、横断面視で直角三角形の三角柱状体であり、長辺にあたる面が、傾斜面321aとして化粧シート部30に貼り付けられている。また、斜面形成部32aのうち、短辺の長い方の辺が調整板側当接部323aを構成し、調整板側当接部323aの長さは、調整板部33の厚さと同寸法に形成されている。そして、斜面形成部32aのうち、短辺の短い方の辺が基材側当接部322aを構成する。なお、斜面形成部32aは、傾斜面321aから頂角までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約50%に設定されている。
図5(a)に示す斜面形成部32bは、図2に示す斜面形成部32の変形例である。斜面形成部32bは、横断面視で先端が円弧状である山形と長辺からなる柱状体であり、長辺にあたる面が、傾斜面321bとして化粧シート部30に貼り付けられている。前述の山形部分は当接部324である。なお、斜面形成部32bは、傾斜面321bから当接部324先端までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約55%に設定されている。
図6(a)に示す斜面形成部32cは、図2に示す斜面形成部32の変形例である。斜面形成部32cは、横断面視で等脚台形の柱状体であり、下辺にあたる面が、傾斜面321cとして化粧シート部30に貼り付けられている。また、斜面形成部32cのうち、等脚辺の一方(図6(a)において左側)が調整板側当接部323cを構成し、等脚辺の他方(図6(a)において右側)が基材側当接部322cを構成する。なお、斜面形成部32cは、傾斜面321cから基材側当接部322c等側の先端までの垂直距離が、調整板部33の板厚の約42%に設定されている。
A 引き戸構造
S 引き戸
S1 引き戸の先端
2 基材
21 第1溝
22 基材表面
3、3a、3b、3c 化粧材
30 化粧シート部
31 底板部
32、32a、32b、32c 斜面形成部
321、321a、321b、321c 傾斜面
322、322a、322c 基材側当接部
323、323a、323c 調整板側当接部
324 当接部
33 調整板部
34 巻着部
341 面取り角形成部
342 側面形成部
343 底面形成部
4 受け溝(第2溝)
41 溝底
9 引き戸用戸枠
90 枠材
91 凹溝
92 化粧材
93 折曲溝
Claims (10)
- 長手方向に沿って第1溝が形成されている戸枠用の長尺の基材と、
前記第1溝に裏面側より嵌入する長尺の底板部、該底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝への底板部の嵌入状態で、表面と該底板部の表面との間に鈍角を形成する斜面形成部、および該斜面形成部で前記底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝を挟んで両側の基材表面への裏面の当接状態で、表面と前記底板部の表面との間に所定深さの第2溝を形成し、該所定深さを板厚によって調整可能な調整板部を有する化粧材とを備える
引き戸用戸枠。 - 前記斜面形成部が、
前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側にあって、前記第1溝の角部近傍の基材表面に当接支持される基材側当接部と、
前記装着状態で斜面形成部の裏面側にあって、前記調整板部で底板部側の内側辺に当接支持される調整板側当接部とを有する
請求項1に記載の引き戸用戸枠。 - 前記斜面形成部が、
前記鈍角を形成する表面、前記基材側当接部、および前記調整板側当接部からなる三角柱状体である
請求項2に記載の引き戸用戸枠。 - 前記斜面形成部が、
前記装着状態で、前記第1溝の角部近傍の基材表面、前記調整板部で底板部側の内側辺の少なくとも一方との間に、隙間を形成する
請求項2に記載の引き戸用戸枠。 - 前記化粧材が、
前記調整板部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記基材に巻着するための巻着部を有する
請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の引き戸用戸枠。 - 前記化粧材が、
前記底板部の表面、前記斜面形成部の表面、および前記調整板部の表面を一面側に貼着し、各部間を屈曲可能に連接する化粧シート部を有する
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の引き戸用戸枠。 - 被取着物である戸枠用の長尺の基材の長手方向に沿って形成された第1溝に、裏面側より嵌入可能な長尺の底板部と、
該底板部の短手方向の両側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝への底板部の嵌入状態で、表面と該底板部の表面との間に鈍角を形成する斜面形成部と、
該斜面形成部で前記底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記第1溝を挟んで両側の基材表面への裏面の当接状態で、表面と前記底板部の表面との間に所定深さの第2溝を形成し、該所定深さを板厚によって調整可能な調整板部と、
前記底板部の表面、前記斜面形成部の表面、および前記調整板部の表面を一面側に貼着し、各部間を屈曲可能に連接する化粧シート部とを備える
引き戸用戸枠の化粧材。 - 前記調整板部で底板部と反対側の外側辺に屈曲可能に連接され、前記基材に巻着するための巻着部を備える
請求項7に記載の引き戸用戸枠の化粧材。 - 前記斜面形成部が、
前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側にあって、前記第1溝の角部近傍の基材表面に当接支持される基材側当接部と、
前記装着状態で斜面形成部の裏面側にあって、前記調整板部で底板部側の内側辺に当接支持される調整板側当接部とを有する
請求項7または請求項8に記載の引き戸用戸枠の化粧材。 - 前記斜面形成部が、
前記基材への前記化粧材の装着状態で同斜面形成部の裏面側に突出した先端までの垂直距離を、前記調整板部の板厚の40%〜70%の範囲内に設定する
請求項9に記載の引き戸用戸枠の化粧材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000782U JP3210287U (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | 引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000782U JP3210287U (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | 引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3210287U true JP3210287U (ja) | 2017-05-11 |
Family
ID=58704609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017000782U Active JP3210287U (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | 引き戸用戸枠、および引き戸用戸枠の化粧材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3210287U (ja) |
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2017
- 2017-02-23 JP JP2017000782U patent/JP3210287U/ja active Active
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