JPS59179600A - クロムなめし革屑のクロム除去方法 - Google Patents

クロムなめし革屑のクロム除去方法

Info

Publication number
JPS59179600A
JPS59179600A JP58053346A JP5334683A JPS59179600A JP S59179600 A JPS59179600 A JP S59179600A JP 58053346 A JP58053346 A JP 58053346A JP 5334683 A JP5334683 A JP 5334683A JP S59179600 A JPS59179600 A JP S59179600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chromium
sulfuric acid
chrome
hydrogen peroxide
tanned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58053346A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6055000B2 (ja
Inventor
俊彦 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakayama Prefecture
Original Assignee
Wakayama Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wakayama Prefecture filed Critical Wakayama Prefecture
Priority to JP58053346A priority Critical patent/JPS6055000B2/ja
Publication of JPS59179600A publication Critical patent/JPS59179600A/ja
Publication of JPS6055000B2 publication Critical patent/JPS6055000B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

Landscapes

  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、皮革産業の副産物であるクロムなめし革のシ
ェービング屑からクロムを除去する方法に関する。
先行技術の説」 皮革製品の製造においては、クロムなめしをした後、革
削機で革の厚さを調整する。この際に生じる削り屑をシ
ェービング屑と言い、3%程度のクロムを含む。シェー
ビング屑は、にかわ、工業用ゼラチンおよび肥料等に利
用さ゛れるが、良質の製品を作るためにはクロム含有酸
の少ないシエーピング屑が望まれる。
そこで、通常はシェービング屑に脱クロム処理が施され
る。この脱クロム処理方法は、一般には、石灰処理によ
って軍組織を膨測して暖めた後水洗いし、その後側1=
より脱クロムをするものである。[クロムなめ1ノシエ
ービング鞘の税り[]ム法の合理化」 (岡本和吉、皮
革工業新聞、昭和44年11月25日第2頁)によれば
、この方法により最高97%の脱クロム率が得られたと
のことであるが、通常のこの方法にJ:る脱クロム率は
多くとも85〜90%稈度である。
他の方法として、グリコール酌ナトリウムで脱クロムを
した後酸化マグネシウムに誹りゼラチンの抽出および精
製を行なう方法、(V、 A、 lir+5ett 、
、、JALCA、77.291 (1982)>、他の
有機試薬を使用する脱クロム方法(H,R。
Procter: Soc、 htem、 lnd 、
 Annval Rep、 on。
Chem 、232 (1916)、t3よびM、C,
Lamb : J、 SOCCheIR,Ind 、 
38.572A(1919)が知られている。しかしな
がら、コストが高くつく上に廃水処理およびクロムの回
収等に問題があり、実用的なものではない。
発明の目的 それゆえに、本発明はシェービング屑に含まれているク
ロムを安価にかつ完全に除去する方法を提供することを
目的とする。
発明の構成 本願発明者は、幾多の実験を繰返したところ、シェービ
ング屑を、消石灰乳液、Ti/l11!、苛性ソーダ、
過酸化水素、硫酸の順に浸漬攪拌することにより、クロ
ムをほぼ100%除去できることを発見した。本発明は
、この知見に基づくものである。
次に、本発明の個々の工程における好ましい条件につき
、実験例に基づき説明する。
■ シェービング屑の大きさ 試料のシェービング形状の大きさによるクロムの除去に
及ぼす影響を検討するために、試料をメツシュ3.5〜
8.3.5〜10.5〜8.6〜10の範囲に分別し、
本発明の処理を施した結果を第1表に示す。
なお、除去率は原料シューピング屑のクロム含有率平均
3%として算出した。第2表以下についても同一の算出
方法を用いたことを指摘しておく。
第゛1表から明らかなように、試料がメツシュ5より大
きい場合には脱クロム率が低下することがわかる。これ
は、試料の内部まr溶出液が浸透しないためと考えられ
る。それゆえに、試料はメツシュ5より細かく裁断する
ことが好ましい。
■ 試料の新鮮度 試料の新鮮度の脱クロム率に及ぼづ影響を調べるために
、工場で削り出された後1日、7日、30日、90日、
および180日が経過した各試料につき、脱クロム率を
調べた。結果を第2表に示す。なお、長期間放置した試
料は水分含有率が20%以下に低下し、団子状に固まっ
ていたものもあった。このような古い試料は浸漬攪拌し
ても十分にほぐれにくかったが、シェービング終了直後
の新鮮な試料が含む水分量の50%まで水を含ませた後
、この発明の処理を施せば、100%近い脱クロム率を
得ることができた。しかしながら、占い試料の場合は水
分含有処理が必要であるため、また、第2表から明らか
なように新鮮な試料の方がクロムを完全に除去し得るた
め、新鮮な試料を用いることが好ましい。
■ 本発明の脱クロム方法の工程を第3表に示0 なお、試料総重量に対する使用薬品の注入量は5倍以上
とする。各試料については、第2工程のすなわち硫酸浸
漬工程の脱クロム率などにより第3工程以降の操作にお
ける薬品濃度・浸漬時間・水使用量を適宜加減すること
ができる。
■ 第2工程すなわち硫酸浸漬工程で使用する硫酸の濃
度の影響 硫酸濃度による脱クロム率の効果を調べるために、第4
表に示す濃度の硫酸を用いて脱クロム処理を行なった。
結果を第4表に併せて示す。
第4表から明らかなように、0.25規定および0.5
規定の硫酸を用いたとき、クロム残存量がやや高いが、
0.75〜1規定の硫酸では差が認められなかった。
なお、第5工程の硫酸浸漬工程に用いる硫酸濃度は、第
4工程の過酸化水素浸漬液の着色具合から判断できるが
、種々の濃度で実験を行なったところi#!5表に示す
ように0.1〜0.5NA定の硫酸で充分な除去効果を
達成することがわかった。
■ 第3工程すなわち苛性ソーダ浸漬工程の脱クロム率
への影響 苛性ソーダの濃度の脱クロム率への影響を調べるために
、種々の濃度での脱クロム率を調べた。
結果を第6表に示す― 第6表から明らかなように、0.1%の苛性ソーダを除
いては、大差は認められなかった。なお、苛性ソーダ濃
度はコストを考慮すれば、0.3〜0.5%溶液が好ま
しい。
■ 第4工程すなわち過酸化水素浸漬工程における過酸
化水素濃度の影響 過酸化水素の濃度の脱クロム率への影響を、過酸化水素
濃度を変化させて実験し、確認した。結果を第7表に示
す。
この結果、過酸化水素濃度が2%の溶液ではクロム除去
率がやや低く、他方8〜10%の濃度の過酸化水素溶液
では試料の脱クロム率は良いが試料の分解が生じること
がわかった。したがって、3〜6%の濃度の過酸化水素
を用いることが好ましい。
次に、本発明の脱クロム機構につき説明する。
秋材は一般的にはOr  (OH)SO,が主成分であ
ると言われているが、多くの複雑な化合物の混合物の形
態となっている。、杭材を使ってクロム牲化への吸着に
は古くから吸着脱、塩形成説、配位結合説などの学説が
あり、これらの入組んだ複雑な形態で吸着結合されてい
る。緻密なl1F4中に、一旦吸着され□たクロムを完
全に除去することは容易ではないが、この発明では、こ
の難解な脱クロム処理に成功した。以下においては、脱
クロム処理におけるクロムと対薬品との反応機構の主反
応につき第1工程から順次説明する。
第1■程 消石灰浸漬攪拌工程 分析結果から、消負灰浸漬では脱クロムは起こっていな
いことがわかった。しかしながら、このアルカリ処理に
より、コラーゲン繊維中てクロムが易容性状態となり、
溶出速度が早(、第2工程の硫酸による脱クロムの促進
剤の役目を果たすと考えられる。
2 Or  (OH) S Os 、 + 2 Ca 
 (OH) 2→Cr20s ” 3H20+2Ca 
804又は2Or  (OH)、+2Ca、SO。
第2工程 硫酸浸漬工程 アルカリすなわち消石灰で易容性としたところに、硫酸
を加えるとCr 2  (SO4) s 、その伯の硫
酸塩が生じる。この第2工程では、完全にクロムを引出
すことはできず、一部のクロムはコラーゲン繊維中に強
固に吸着包含されている。
Cr 70a −3H20+3H2So<−Cr 2 
 (804)8→−6H20第3工程 苛性ソーダ浸漬
工程 再度苛性ソーダを加えて、Cr 2  (304) s
を、Cr 20 a ・3H20に戻し、繊維を膨潤し
暖めさせる。
Cr 2  (SO4) s +、6Na 0H−Cr
 2033H20+3”Na 2 SO4第4工程 過
酸化水素浸′工程 苛性ソーダで易容性にしたクロムを、過酸化水素を加え
ることによりクロム酸として溶出させる。
この反応により、大部分の脱クロムが達成される。
Cr 203 ”3Hz O+38202”Hz Cr
 207 +5H20 第5工程 硫酸浸漬工程 最終工程は、革の品質・種類その他諸々の条件等でクロ
ムが若干残存するおそれも考えられるので、再度硫酸を
加えてCr 2  <SOs )sの形態としてクロム
を100%溶出させる。
H2Cr t Of +68z 804=2cr  (
SO4)s +7H20各工程における浸漬時間につい
ても種々実験を行なったが、上述した第3表に・示した
時間以上浸漬すれば好結果を得ることがわかった。また
、冬期には多少時間を延長した方が良い結果が得られる
こともわかった。なお、全工程における攪拌速度は、−
1ORPM以下の速度で静かに攪拌すればよい。
使用薬品の反復使用の影− 消石灰、硫酸および苛性ソーダの反復使用回数による脱
クロムの効果につき検討した。この結果を示す第8表か
ら明らかなように、5回収、内の繰返しの範囲では、3
回の繰返しまではほとんど変化がなかった。4〜5回繰
返せば、若干のクロムが残存した。したがって、本発明
では、3回までの反復利用は可能であり、処理コストを
大幅に安くすることができる。なお、過酸化水素液につ
いては、毎回試薬調整を行なって加えた。また、反復使
用する試薬については常にl)Hを測定し、不足した時
だけ不足分を補充する。
本発明の脱クロム処理では、大量の洗浄水を使用するた
め、水といえども反復利用し、コストダウンを図ること
が好ましい。第i:hPi!における消石灰濾過後の抗
水にはクロムは含まれていないので、第5工程の中和用
抗水に利用でき、最終仕上げ用抗水に使用した抗水を他
工程へ利用することもできる。一連の工程に再使用す、
る抗水は、各工程を連続的に進めれば円滑に再利用し得
ることが廃液処理 脱クロム処理によって生じる廃液は公害源であるため、
寸分に廃液処理を行なう必要がある。本発明の廃液処理
は、試料100!11に対し第2工程において生じた2
70ppw+fi!痩の濃度の硫酸クロム廃水と、第4
工程により生じた5 ppm程度の重クロム酸廃水を、
対象とし、これらを二段階に分けた処理方法により処理
され得る。
第2工程の脱クロム処理がアルカリJ3よび酸の両試薬
を使用しているため、第2工程により生じた廃水の処理
は、中和凝集法が最も好ましい。しかもこの方法によれ
ばクロムの回収も可能である。
凝集に使用可る薬品としては、種々の実験の結果、第9
表に示すように苛性ソーダによる凝集が最も効果的であ
った。苛性ソーダと同程度の結果を示すのは、苛性ソー
ダと消石灰の1:1の混合液であり、苛性ソーダの場合
と同様にフロックが大きく沈降速度も早い。消石灰だけ
では、フロックは小さく沈降速度も遅い。
第4工程の廃水処理では、廃水に硫酸鉄(FeSO4・
7H20)を加えて静かに溶解混合する。
攪拌後退当量の苛性ソーダを加え混合し、pH11に中
和する。中和後も静かにかつ十分に攪拌を行なった後、
固液分離する。分離後の廃水中のクロムを分析したとこ
ろ、第10表に示す結果が得られた。
第10表から明らかなように、分離後の廃水中のクロム
は0.11)l)l以下であった。
なお、上述の処理廃液を、さらにイオン交換樹脂または
キレート樹脂に通せば、クロムを100%除去すること
が可能である。
発明の効果 以上のように、本発明は、クロムなめしの草履を、消石
灰乳液、硫酸、苛性ソーダまたは消石灰、過酸化水素、
硫酸の順で浸漬攪拌するという比較的簡単な処理でクロ
ムを完全に除去することができ、シェービング屑を原料
とする種々の製品の品質を向上させ、さらに収率をも高
めることができる。さらに、シェービング屑の他の用途
への開発の道をも大きく開くものである。、また、クロ
ムの回収率が大きいため、クロムの再利用による省資源
化および公害防止に寄与し、かつ処理に用いる薬品も反
復利用可能であるため社会経済的にも大きな効果を有す
る。
実施例の説明 1呈L1 第1工程として、シェービング屑(以下、試料と略す)
を消石灰乳液に浸漬し、攪拌した後水洗いした。試料と
しては、工場を出たばかりの新鮮なシェービング屑であ
り、メツシュ5〜10の範囲内に篩分けしたものを用い
た。この試料50(+を、500mAのビー力に秤り採
り、48時間前に予め調整しておいた2、5%濃度の消
石灰乳液300m庭を加え、iorpmの回転数で48
時間攪拌した。次に、ガーゼを敷いたメツチェに試料を
移し、水道水で吸引濾過した後、1.8庭の水で水洗濾
過を繰返しく1回の抗水饋は約300 mQ、)、消石
灰を追出した。この水洗濾過に使用した水は、第5工程
において再度使用するために保管しておいた。また前述
した攪拌回転数および吸引濾過、水洗濾過、水洗水など
は、以下の第2工程以降も同一である。
第2工程として、試料を元のビー力に移し入れ、3.5
%の濃度の硫酸30011IQ、を加え、2時間攪拌し
た後吸引濾過し、さらに2.5艶の水で水洗濾過を繰返
した。この第2工程で、99.01i量%以上の脱クロ
ム率を得ることができた。
第3工程では、0.5%の濃度の苛性ソーダ300請見
をビー力に加え、60分間攪拌し、その後吸引濾過し、
1.3庭の水で水洗した。
第4工程では、5%の過酸化水素3oomiを加え、2
時間浸漬攪拌した後、吸引濾過□し、1゜31の水で十
分に過酸化水素を洗い落した。
第5工程では、1.5%の濃度の硫酸300 tt+庭
を加え、1時間攪拌した後吸引濾過した。その後第1工
程で使用した抗水、、で、中和抗水を行ない、最終仕上
げ洗いは水道水にて行なった。
以上の工程を同一条件の2種の試料につき行なった。こ
の結果を、第11表に示した。また、脱クロム前後の試
料の性状試験結果を、第12表に示す。
実施例 2 試料を、実施例1の100倍の量の5に!+準備し、同
様の処理実験を行なった。用いた消石灰、苛性ソーダ、
硫酸、過酸化水素および水の使用量もすべて100倍と
した。各試薬の濃度および処理手順、浸漬攪拌時間は、
実施例1と同一である。
この結果を、第13表に示す。
第13表から明らかなように、試料の齢が100倍であ
っても、完全にクロムを除去し得ることがわかる。それ
ゆえに、本発明は試料の量に関係なく有効であることが
理解される。
実施例 3 脱クロム薬品および水洗水の反復利用による除去の効果
を確めるために、実施例1と同一条件下で実験を行なっ
た。薬品および水洗水は実施例1の実験で行なった試薬
を再利用した。但し、過酸化水素だけは、5%の濃度の
溶液を300Ill麩を再度調整した。その他の試薬に
ついては、pH測定により判明した不足分の硫酸、濃硫
酸溶液0゜3 +1111.を追加し、消石灰および苛
性ソーダについては実施例1の瀘過液をそのまま、使用
した。洗浄水についてもすべて実施例1の抗水を再使用
し、第5工程の中和水洗後の最終抗水I:+水道水を用
いた。結果を第14表に示す。
第14表から明らかなように、脱クロムは完全に行ない
得た。それゆえに、試薬および水洗水を再利用し得るこ
とが理解されるであろう。
実施例 4 実施例3で用いた脱クロム薬品および水洗水を使い、反
復利用によるクロム除去゛実験を行なった。
@酸の不足分0.’5 mAの他は、すべて実施例3と
同一条件下の手順で操作を行なった。結果を第15表に
示す。
第15表から明らかなように、脱クロム薬品の再利用が
有効であることが理解されるであろう。
実施例 −5 実施例4の脱クロム薬品および水洗水を用い、同じ脱ク
ロム薬品を用いて3回の反復利用による実験を行なった
。実施例4と同一の条件下で同一の操作を行ない、硫酸
のみは、実施例4と同じく0.5 rnn追加した。結
果を第16表に示す。
第16表から明らかなように、試薬および水洗水を3回
繰返し用いた場合であっても、脱クロムを100%四成
し得ることが理解されるであろう。
特許出願人 和 歌 山 県

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) クロムなめしの草履を、消石灰乳液、硫酸、苛
    性ソーダ、過酸化水素、硫酸の順に浸漬攪拌した後、水
    洗濾過することを特徴とする、クロムなめし草履のクロ
    ム除去方法。
  2. (2) 前記草履としては、メツシュ5より細かく裁断
    したものを用いる、特許請求の範囲第1項記載のクロム
    なめし草履のクロム除去方法。
  3. (3) 前記草履としては、シェービング終了直後の革
    が含んでいる水分の50%以上の水分を含lυでいるも
    のを用いる、特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    クロムなめしが屑のクロム除去方法。
  4. (4) 消石灰乳液処理漫に使用する硫酸として、0.
    5〜1規定の′a度の@酸を用いる、特許請求の範囲第
    ′1項ないし′:A3項のいfれかに記載のクロムなめ
    し革呵のクロム除去方法。
  5. (5) 前記過酸化水素と17で、3〜6%の濃度の過
    酸化水素を用いる、特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載のクロムなめし草履のクロム除去方法
  6. (6) 消石灰乳液、硫酸および苛性ソーダは、3回ま
    で繰返し使用される、特許請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれかに記載のクロムなめし革Hのクロム除去方
    法。
JP58053346A 1983-03-28 1983-03-28 クロムなめし革屑のクロム除去方法 Expired JPS6055000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58053346A JPS6055000B2 (ja) 1983-03-28 1983-03-28 クロムなめし革屑のクロム除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58053346A JPS6055000B2 (ja) 1983-03-28 1983-03-28 クロムなめし革屑のクロム除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179600A true JPS59179600A (ja) 1984-10-12
JPS6055000B2 JPS6055000B2 (ja) 1985-12-03

Family

ID=12940208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58053346A Expired JPS6055000B2 (ja) 1983-03-28 1983-03-28 クロムなめし革屑のクロム除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6055000B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2042400A1 (es) * 1992-03-05 1993-12-01 Consejo Superior Investigacion Procedimiento para el tratamiento integral de subproductos de la industria de curtidos mediante el ataque controlado con peroxido de hidrogeno.
CN103143551A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 王全杰 铬革屑原形态脱铬的方法及其产物在生产肥料方面的应用
CN110252767A (zh) * 2019-06-13 2019-09-20 安徽浩悦环境科技有限责任公司 一种快速高效处置废刻蚀液的技术方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2042400A1 (es) * 1992-03-05 1993-12-01 Consejo Superior Investigacion Procedimiento para el tratamiento integral de subproductos de la industria de curtidos mediante el ataque controlado con peroxido de hidrogeno.
CN103143551A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 王全杰 铬革屑原形态脱铬的方法及其产物在生产肥料方面的应用
CN110252767A (zh) * 2019-06-13 2019-09-20 安徽浩悦环境科技有限责任公司 一种快速高效处置废刻蚀液的技术方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6055000B2 (ja) 1985-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zeng et al. A cleaner deliming process using sodium gluconate for reduction in nitrogen pollution in leather manufacture
JPS59179600A (ja) クロムなめし革屑のクロム除去方法
Uddin et al. Ammonia-reduced deliming using glycolic acid and EDTA and its effect on tannery effluent and quality of leather
US3901929A (en) Wet processing of leather
EP0495873B1 (en) A method of treating hides
Wang et al. Treatment of tannery effluents by surface adsorption
GB2113199A (en) Detoxication of industrial waste
VOICE et al. Evaluation of chromium recovery opportunities in a leather tannery
CN114787390A (zh) 用于对毛皮、生皮或皮毛进行脱毛和浸灰的方法
US2516806A (en) Process of desalting pickled hides and skins
US725648A (en) Process of tanning hides, skins, or other animal tissues.
DE675022C (de) Verringerung des Faerbevermoegens kohlenstoffhaltiger Basenaustauscher
CN105723001B (zh) 用于获得性能改进的皮革的鞣制方法
EP0072493B1 (de) Chrom (III) enthaltendes Gerbsalz und Verfahren zu seiner Herstellung
JPS61120688A (ja) 高濃度廃液の処理方法
EP0567671A1 (en) Removal of chromium from chrome-tanned leather wastes
US2238858A (en) Coloring cement articles
EP2918687A1 (en) Product and process for obtaining of chrome free leather
SU1286634A1 (ru) Способ выработки кож
DE2621697C3 (de) Verfahren zur Verminderung der Schwefelwasserstoffgasentwicklung bei der Verarbeitung von sulfid-geäscherten Blößen in sauren Behandlungsbädern
SU1337413A1 (ru) Способ выработки кож
US2995415A (en) Tanning with lignin sulfonic acid-chromium compound reaction product
Mia et al. Eco-friendly Chrome Tanning of Leather using Ultrasound Technique
JPS60243200A (ja) 動物生皮のなめし方法
SU1089129A1 (ru) Способ выработки кожи