JPS5917809B2 - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents
液晶表示パネルの製造方法Info
- Publication number
- JPS5917809B2 JPS5917809B2 JP9758776A JP9758776A JPS5917809B2 JP S5917809 B2 JPS5917809 B2 JP S5917809B2 JP 9758776 A JP9758776 A JP 9758776A JP 9758776 A JP9758776 A JP 9758776A JP S5917809 B2 JPS5917809 B2 JP S5917809B2
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- JP
- Japan
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- substrates
- liquid crystal
- adhesive
- crystal display
- display panel
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は最近時計及び電卓等に用いられるようになつた
液晶表示用パネルの製造法及び液晶表示用パネルに関す
る。
液晶表示用パネルの製造法及び液晶表示用パネルに関す
る。
従来液晶表示用パネルは透明電導性被膜を施した基板二
枚をスペーサーを介在させ、例えばエポキシ系接着剤で
接着一体化することにより製造された。
枚をスペーサーを介在させ、例えばエポキシ系接着剤で
接着一体化することにより製造された。
その際二枚の基板をクリップ等で固定させしかるのち加
熱、封着させていた。このように、従来の方法では一対
の基板が固定されるのに長い時間を要し、接着剤が硬化
するまで一定の圧力でパネルを保持しなけれぱならない
等の理由から量産化の場合の障害となつた。本発明では
この基板の封着に際して、加熱硬化型接着剤と共に紫外
線硬化型接着剤を使用することにより、従来の方法より
優れたパネルを提供するものである。
熱、封着させていた。このように、従来の方法では一対
の基板が固定されるのに長い時間を要し、接着剤が硬化
するまで一定の圧力でパネルを保持しなけれぱならない
等の理由から量産化の場合の障害となつた。本発明では
この基板の封着に際して、加熱硬化型接着剤と共に紫外
線硬化型接着剤を使用することにより、従来の方法より
優れたパネルを提供するものである。
すなわち、本発明は、一対の基板の間に液晶を封入して
なる液晶表示用パネルであつて、熱硬化型有機接着剤と
紫外線硬化型接着剤とを用いて前記一対の基板が間隙を
設けて接合されていることを特徴とする液晶表示用パネ
ルであり、その製造方法は、熱硬化型有機接着剤及び紫
外線硬化型接着剤を介在させた状態で二枚の基板を間隙
を設けて対向し、紫外線を照射して紫外線硬化型接着剤
を硬化させることにより二枚の対向する基板を短時間で
固定するものであり、しかる後加熱して熱硬化型有機接
着剤を硬化させることにより、二枚の基板の接着を完全
なものにすることを特徴とする一対の基板の間に液晶を
封入してなる液晶表示用パネルの製造方法である。以下
更に本発明を詳細に説明すれば、本発明において使用す
る紫外線硬化型接着剤は、紫外線を露光して硬化する光
重合の液体で、１００％固体の為、接着面を光で活性化
できる光学材料の接着に多くの利点をもつている。
なる液晶表示用パネルであつて、熱硬化型有機接着剤と
紫外線硬化型接着剤とを用いて前記一対の基板が間隙を
設けて接合されていることを特徴とする液晶表示用パネ
ルであり、その製造方法は、熱硬化型有機接着剤及び紫
外線硬化型接着剤を介在させた状態で二枚の基板を間隙
を設けて対向し、紫外線を照射して紫外線硬化型接着剤
を硬化させることにより二枚の対向する基板を短時間で
固定するものであり、しかる後加熱して熱硬化型有機接
着剤を硬化させることにより、二枚の基板の接着を完全
なものにすることを特徴とする一対の基板の間に液晶を
封入してなる液晶表示用パネルの製造方法である。以下
更に本発明を詳細に説明すれば、本発明において使用す
る紫外線硬化型接着剤は、紫外線を露光して硬化する光
重合の液体で、１００％固体の為、接着面を光で活性化
できる光学材料の接着に多くの利点をもつている。
又その使用時には、他の接着剤にみられるような乾燥又
は加熱硬化作業は不要である。さらに硬化所要時間は非
常に短く、液の膜厚や紫外線エネルギー量によつて適宜
設定できる。共通した特徴は １敏速な接着作用 ２無溶剤 である。
は加熱硬化作業は不要である。さらに硬化所要時間は非
常に短く、液の膜厚や紫外線エネルギー量によつて適宜
設定できる。共通した特徴は １敏速な接着作用 ２無溶剤 である。
上記紫外線硬化型接着剤をスクリーン印刷等の方法によ
り、基板の周辺に塗布し、さらに他方の基板に加熱硬化
型接着剤を同様な方法で塗布し、二枚の基板の透明電極
パターンを位置合せ後、一定圧力で重ね合せ、紫外線照
射することによつてすみやかに固定する。
り、基板の周辺に塗布し、さらに他方の基板に加熱硬化
型接着剤を同様な方法で塗布し、二枚の基板の透明電極
パターンを位置合せ後、一定圧力で重ね合せ、紫外線照
射することによつてすみやかに固定する。
このようにして得られたパネルは一次接着が行なわれて
いるため加熱硬化工程ではそのままの状態で加熱封着が
でき、従来の有機接着剤で得られたパネルと特性的には
同一の気密性の高いパネルが得られる。本発明において
基板間の間隔は所定の厚みのスペーサーを介在させるこ
とにより又接着剤自体に粉末を混入させることにより得
られる。
いるため加熱硬化工程ではそのままの状態で加熱封着が
でき、従来の有機接着剤で得られたパネルと特性的には
同一の気密性の高いパネルが得られる。本発明において
基板間の間隔は所定の厚みのスペーサーを介在させるこ
とにより又接着剤自体に粉末を混入させることにより得
られる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 １
第１図ａに示すように一方の基板４にスペーサーのエポ
キシ系樹脂をスクリーン印刷等により所定の形状及び厚
み（約１０μ）に形成した後、紫外線硬化型接着剤２（
米国：ノーランド社製ＮＯＡ６ＯＯＯＯｐ）をステンレ
ススクリーン版を用いてスペーサーの隙に塗布する。
キシ系樹脂をスクリーン印刷等により所定の形状及び厚
み（約１０μ）に形成した後、紫外線硬化型接着剤２（
米国：ノーランド社製ＮＯＡ６ＯＯＯＯｐ）をステンレ
ススクリーン版を用いてスペーサーの隙に塗布する。
次に第１図ｂに示すように他方の基板４′の周辺に熱硬
化型接着剤３（ボンド社製ボンドＥ−５、エポキシ系接
着剤）をステンレススクリーンを用いてスクリーン印刷
法により塗布した後、二枚の基板の透明電極パターンが
正確に位置合せされた基板４，４′を重ね合せ、所定の
間隔になるように一定の加重を加えて固定した後紫外線
を照射する。
化型接着剤３（ボンド社製ボンドＥ−５、エポキシ系接
着剤）をステンレススクリーンを用いてスクリーン印刷
法により塗布した後、二枚の基板の透明電極パターンが
正確に位置合せされた基板４，４′を重ね合せ、所定の
間隔になるように一定の加重を加えて固定した後紫外線
を照射する。
紫外線照射量は超高圧水銀灯（ＬＫＷ）を使用して、約
１分もあれば十分である。紫外線照射後加重を取り除き
、次にエポキシ接着剤を加熱溶着（１００℃１時間）す
る事により、第１図ｃに示すような気密性の高いパネル
が得られた。
１分もあれば十分である。紫外線照射後加重を取り除き
、次にエポキシ接着剤を加熱溶着（１００℃１時間）す
る事により、第１図ｃに示すような気密性の高いパネル
が得られた。
図中５は封入された液晶である。さらに本実施例におい
て、第２図Ａ，ｂ，ｃに示すように液晶に対して化学的
に安定なエポキシ系熱硬化型接着剤３を封入された液晶
５と接するようにして、より安定なパネルが得られた。
て、第２図Ａ，ｂ，ｃに示すように液晶に対して化学的
に安定なエポキシ系熱硬化型接着剤３を封入された液晶
５と接するようにして、より安定なパネルが得られた。
実施例 ２第３図ａに示すように紫外線硬化型接着剤に
スペーサ一のＡｌ２Ｏ３粉末（粒経：１０μ）を５〜２
０％混入し、ステンレススクリーン版を用いてスクリー
ン印刷法により基板４にスペーサー兼紫外線硬化型接着
剤６を塗布し、他方の基板４／にエポキシ系の熱硬化型
接着剤３を塗布（第３図ｂ）し、二枚の基板４，４／の
透明電極パターンが正確に位置合せされた基板を重ね合
せ所定の間隔になるように一定の加重を加えて固定し、
後紫外線を照射する。
スペーサ一のＡｌ２Ｏ３粉末（粒経：１０μ）を５〜２
０％混入し、ステンレススクリーン版を用いてスクリー
ン印刷法により基板４にスペーサー兼紫外線硬化型接着
剤６を塗布し、他方の基板４／にエポキシ系の熱硬化型
接着剤３を塗布（第３図ｂ）し、二枚の基板４，４／の
透明電極パターンが正確に位置合せされた基板を重ね合
せ所定の間隔になるように一定の加重を加えて固定し、
後紫外線を照射する。
紫外線照射後加重を取り除き、次にはエポキシ系熱硬化
型接着剤３を加熱溶着して、第３図ｃに示すようなパネ
ルが得られた。さらに本実施例において第４図Ａ，ｂ，
ｃに示すように液晶５に対して化学的に安定なエポキシ
系熱硬化型接着剤３を液晶との界面に使用して、より安
定なパネルが得られた。
型接着剤３を加熱溶着して、第３図ｃに示すようなパネ
ルが得られた。さらに本実施例において第４図Ａ，ｂ，
ｃに示すように液晶５に対して化学的に安定なエポキシ
系熱硬化型接着剤３を液晶との界面に使用して、より安
定なパネルが得られた。
以上説明したように本発明は液晶表示用パネルの製造に
おいて紫外線硬化型接着剤を使用することにより、一対
の基板を位置合せ後即時に固定することができるためパ
ネル組立が容易であり、量産性の高い製造法である。
おいて紫外線硬化型接着剤を使用することにより、一対
の基板を位置合せ後即時に固定することができるためパ
ネル組立が容易であり、量産性の高い製造法である。
なお、上記実施例は本発明をより詳細に説明するもので
、本発明の要旨ならびに特許請求の範囲に記載された範
囲内において種々変更し得るものである。
、本発明の要旨ならびに特許請求の範囲に記載された範
囲内において種々変更し得るものである。
第１図Ａ，ｂ及び第２図Ａ，ｂはスペーサーを有する場
合の一対の基板の平面図、第１図ｃ及び第２図ｃは上記
の場合の液晶パネルの断面図であり、第３図Ａ，ｂ及び
第４図Ａ，ｂは接着剤に粉末を混入した場合の一対の基
板の平面図、第３図ｃ及び第４図ｃは上記の場合の液晶
パネルの断面図である。 １・・・・・・スペーサー、２・・・・・・紫外線硬化
型接着剤、３・・・・・・熱硬化型接着剤、４，４ｔ・
・・・・基板、５・・・・・・液晶、６・・・・・・ス
ペーサー兼紫外線硬化型接着剤。
合の一対の基板の平面図、第１図ｃ及び第２図ｃは上記
の場合の液晶パネルの断面図であり、第３図Ａ，ｂ及び
第４図Ａ，ｂは接着剤に粉末を混入した場合の一対の基
板の平面図、第３図ｃ及び第４図ｃは上記の場合の液晶
パネルの断面図である。 １・・・・・・スペーサー、２・・・・・・紫外線硬化
型接着剤、３・・・・・・熱硬化型接着剤、４，４ｔ・
・・・・基板、５・・・・・・液晶、６・・・・・・ス
ペーサー兼紫外線硬化型接着剤。
Claims (1)
- １ 熱硬化型有機接着剤及び紫外線硬化型接着剤を介在
させた状態で二枚の基板を間隙を設けて対向し、紫外線
を照射して紫外線硬化型接着剤を硬化させることにより
二枚の対向する基板を短時間で固定し、しかる後加熱し
て熱硬化型有機接着剤を硬化させることにより、二枚の
基板の接着を完全なものにすることを特徴とする一対の
基板の間に液晶を封入してなる液晶表示用パネルの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9758776A JPS5917809B2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9758776A JPS5917809B2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5322753A JPS5322753A (en) | 1978-03-02 |
| JPS5917809B2 true JPS5917809B2 (ja) | 1984-04-24 |
Family
ID=14196358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9758776A Expired JPS5917809B2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917809B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57181527A (en) * | 1981-05-01 | 1982-11-09 | Ricoh Co Ltd | Liquid crystal display device |
| JPH03273215A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-04 | Nec Corp | 液晶表示装置の製造方法 |
| JP2666718B2 (ja) * | 1994-02-21 | 1997-10-22 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶表示装置 |
-
1976
- 1976-08-16 JP JP9758776A patent/JPS5917809B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5322753A (en) | 1978-03-02 |
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