JPS59177490A - ガラス取付用枠体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は主として金属製或は合成樹脂製の窓枠又は戸框
等のガラス嵌込み部の改良に関するものである。

尚、本明細書中、枠材とは窓枠部材及び戸枠（戸框）部
材の両方の部材を含むものとする。

（背景技術及びその解決すべき課題） 従来よりグレージングビード、又はグレージングチャン
ネル等として窓枠或は戸框等へのガラス板嵌込時に用い
られているビードの嵌着手段としては、ビードを予めガ
ラスの外周縁に嵌着させた状態で枠材と嵌合させるか、
或は先にガラス板を枠材にＭＩ＆させ、後からビードを
押し込むか、の２通りの方法が採用されている。

ところが、ガラスの厚さがビードの嵌着許容範囲を超え
た場合には、ガラス板とビードとの嵌着個所に無理が生
したり、逆の場合にはたるみが生じ、これらを防止する
ためには厚みの異る各ガラス板用のビードを各種製造し
ておかねばならず、又、特にガラス板が人Ｍ、４Ｊの際
には取イ」作業に手間取る等の不都合を免れ得ながった
。

（発明の開示） 本発明は、従来技術における■、記Ｊｇ欠点を除去し、
予めガラス板の外周縁σ）所要個所にビードを嵌着させ
たり、ガラス板′Ｍ嵌後にビードをつめ込む等の作業を
不要とさせると共に、一種類のビードで厚さの異る各種
のガラス板を枠イ９に密嵌し得るように、ビードの、ツ
ノラス嵌着而を剥離Ｏｆ能として肉厚調整も可能なビー
ドを嵌着したサツシ枠材を提供せんとするものである。

即ち、本発明は、窓枠又は戸框待のガラス嵌込部の周面
に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段でビードを固
着したサツシ枠Ｉ（である。

上記において、「予め」とは、［サツシ枠、１４等の工
場出荷前系進意味するものとする。

以下、実施例図に基づき、本発明を詳述する。

第１図は本発明の第１実施例における要部横断面図であ
る。図中、（Ｉ）はサツシ等の戸枠を描或する竪框てあ
って、（２）はその基ウェブ、（３）は補強ウェブであ
る。　基ウェブ（２）を底辺とする断面略横向きチャン
ネル状のガラス嵌込部１４）の先端部には、後述するビ
ード（７）係着用の溝（８）を設けた係着部（５）が対
設されており、これによりビード（７）との係着が適確
かつ強固に行はれるように形成されている。

上記ビー自刃は、塩化ビニル等の合成樹脂、或はネオプ
レンゴム等の合成ゴム等のものがらなり、第１図示のも
のは、上記ガラス嵌込部（／Ｉ）の内周面（６）から係
着部（５）の溝（８）Ｋ及ぶガラス嵌込部（４）の周面
形状と略対応する周面を有する形状にビード（７）を形
成し、これを押出し成型された竪框（１）のガラス嵌入
部（４）に接着剤にて固着したものである。

尚、サツシ等の枠材とビードとの固着方式には最少４通
りのものが考えられる。即ち、（１）枠材成形と同時に
、これと連続させて図示しないビード成形機によりビー
ドを枠・しに固着する方式、 （２）　　枠材成形と同時に完成品のビードを溶着させ
て枠材に固着させる方式、 （３）予め砕料の表面処理後、ビード成形と同時に、砕
料にビードを固着させる方式、及び、（４）予め砕料の
表面処理後、完成品のビードを溶着、接着又は嵌着等の
固着手段で固着させる方式である・ （９）はビード（７）のガラス板θ０）接触個所に設け
た剥離部であって、中空部側を介してビード本体（１７
）と剥離自在に一体形成されているものである。

第２図は上記第１実施例のものにガラス板（１０）を嵌
着させた状態の部分横断面図であって、ガラス嵌込部（
４）のガラス接触部分のと一ドはカラス板（１０）を基
準として夫々内外方向に圧縮１＋’＋３着されて、ガラ
ス板（１０）を適確に挟持している。

第３図は第１図示のビード剥離部（９）をビード本体（
１７）から剥離した状態の部分横断面図で、カラス板０
０）が厚い場合には、ガラス板（１０）嵌着前に、予め
剥離部（９）を長手方向に沿ってビード本体０力から剥
離きせることて、ガラス板（１０）の厚さに合致するビ
ード（７）としての嵌着部を形成したものである。

第４図及び第５図は夫々本発明の第２実施例を示した部
分横断面図と部分拡大図であって、ビード本体０７）の
内側には２つの剥離部＜９１．０９）と２つの中空部Ｑ
ｌ）　、　（２＋）が対設され、ビード本体（１７）の
肉厚調整を、より適確に行い得るようにしたものである
。

第６図は本発明の第３実施例図で、ビード本体（１７）
が肉厚部となるように形成し、ガラス板（１０）との嵌
合をより強固にしたものである。

第７図は更に別の実施例であり、第１実施例の竪框（１
）の室内側面（１２）にビード本体（１７）を延長させ
た溶着、接着又は嵌着等の固着手段で固着させた構成と
したもので主として結露防止用の枠材に適するものであ
る。

第８図は更に他の実施例図を示したものて、ビード本体
（１７）　＋ｔ　、竪框（１）のガラス嵌込部１４）内
に内方向に対設したビード係合用突条（１３）に前記同
様溶着、接着又は嵌着等の固着手段で固着される。

第９図は、前記のようにして形成されるビード（７）を
、例えば２重ガラス戸等の断熱サツシの框（１ａ）に応
用したものである。この場合、ビード本体（１７）は、
断熱サツシ竪框（１ａ）の一方の内周面（］　ｂ　）に
装着されるビード（力と連続すると共に、断熱材（２０
）も兼ね得るようにしたものである。この応用例のもの
は、断熱材（２０）を竪框（ｚａ）に固着形成する際に
同時にビードを溶着成形する。

第１０図乃至第１２図は、更に別の実施例図であって、
枠材の形状をビード（力との固着がより適確に行はれる
ように工夫されるものである。

・特に、第１２図に示すものは、図中の矢印方向からビ
ード（７）を固着させることが可能であり、作業能率の
而で優れた構成である。

又、第１３図に示すその他の実施例図において、ビード
（７）の材質を硬質（７ａ）と軟質（７１））の両材質
のものとし、多種の用途に対応できるようにしたもので
ある。

尚、」−記説明に於ては、竪框を基準に詳述したが、本
発明に係るす、ツシ枠材は上下框等の戸枠＋′Ａは勿論
のこと、窓枠材についても同様に形成可能であることは
云う迄もない。

又、ビード本体０７）等の固着につき、竪框（１）の係
着部ｔ５）　’ｒ）形状は、実施例のものに限定される
ものではなく、多少の変形が認めらねるものである。

更にビードの固着手段としては、溶着、接着又は嵌着等
の他予め框等枠材のガラス嵌合面に所要形状かつ所要個
数の通孔、門突部、或はＦｌ＋’ｊ等を形成しておくこ
とでビードをそれらの通孔等を介して強固に固着するこ
とも１丁能である。

（効　果） 本発明は前記の構成であって、枠（Ａのガラス嵌込部の
周面全部又は一部に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着
手段でビードを固着したことにより、ガラス板嵌合時に
、従来行はれていたヒートをガラス板にまきつける作聚
や、ガラス板遊嵌後にビードを挿入嵌着する作業を全く
不要とし、ガラス板装着を迅速かつ適確に行うことが可
能となり、作業能率を著しく向上させることがで室るの
である。

特に、ビード本体αＤに剥離部（９）又は（１９）を形
成したことで、たとえカラス板００）Ｄ厚さに変化かあ
っても、従来のように各種各様のビードを用いることな
く、剥離部の肉厚調整だけてガラス板を嵌着できるため
、少種類のビードてガラス板１灰合作業を処理できるよ
うになるのである。

しかもこの剥離部（９）又は０９）は、中空部（印又は
（２１）を介して形成されているから、剥離不要の場合
にはそのま＼の状態で使用しても何等の不都合も生じな
い外、中空部旧）又は（２１）の存在で、ビード自体の
緩衝機能をもより向」−せしめ得る効果が生しるのであ
る。

更に、ビードを二重ガラス窓等の断熱材（２ｆｌ）兼用
として一体的に連続形成したときは、ビードが框等の枠
材に固着するのみならず、断熱材（２＋１ｊとも固着し
ているため、断熱側か本来的に有する断熱効果の他、断
熱材の位置ずれ防Ｉｊ二効果をも奏し得る等、本発明は
多くの優れた特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るサツシ枠材の実施例を示したもので
あって、第１図は第１実施例の部分横断面図、第２図は
カラス板嵌合時の部分横断面図、第３図は剥離部説明の
ための部分横断面図、第４図及び第５図は夫々第２実施
例の部分横断面図お部分拡大図、第６図乃至第１３図は
夫々本発明の他の実施例￥である。 （１）・・・竪框、（２）・・・基ウェブ、（３）・・
・補強ウェブ、（４）・・・ガラス嵌合部、（５）・・
・係着部、（６）・・・内周面、（７）・・・ビード、
０７）・・・ビード本体、（８）・・・溝、（９）、（
１■・・・ヒートの剥離部、（１０）・・・カフ　ス＆
　、（Ｉ＋）　、（Ｊｌ）・・・中空部、（１２）・・
・室内側面、（２０）・・・断熱材。 特許出願人　不二サッシ株式会社 第１０図 ６ 第１２図 上 手続補正書（自発） 昭和５８年４月１８日 特許庁長官若杉和夫　殿 １　事件の表示 昭和５８　年　特　許　願第４８６９３号２、発明の名
称　　サツシ枠材 ３、補正をする者 事件との開法　特許出願人 （１所 氏　名（名称）　（５００）不二サッシ株式会社４、代
理人 ６、補正により増加する発明の数なし ７、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄 ２　特’３’ｌ’　１ｌｒｌ求の範囲 （１）窓枠又は戸框等のガラス嵌込部の周面全部又は一
部に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段でビードを
固着したことを特徴とするサツシ枠材。 （２）　　ビードが前記ガラス嵌込部の成形時に形成さ
れる４！許請求の範囲第１項記載のサツシ枠材。 （３）　　ガラス嵌込部の成形時て、予め形成されたビ
ードを溶着、接着又は嵌着専の固着手段で固着した特許
請求の範囲第１項記載のサツシ枠材。 （４）　予め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部げ　
ビードを溶着形成させた特許請求の範囲項記載のサツシ
枠材。 め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部予め形成された
ビードを溶着、接着又は嵌着等の固着手段で固着させた
特、￥′ｌ′請求の範囲第１項記載のサツシ枠材。 （６）穿枠又は戸框等のガラス嵌込部の周而全部又は一
部に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段てビードを
固着したサツシ枠材てあって、ｉｉＩ記ビードのうち、
ガラス接触部分に中空部を形成したことを特徴とするサ
ツシ枠材。 （７）　　前記中空部を有するビードが、ガラス嵌込部
の成形時に形成される特許請求の範囲第６項記載のサツ
シ枠材。 （８）　　ガラス嵌込部の成形時に、予め形成された前
記中空部を有するビードを溶着、接着又は底着等の固着
手段で固着した特許請求の範囲第６項記載のサツシ枠材
。 （９）　　予め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部に
、前記中空部を有するようにビードを溶着形成させた特
許請求の範囲第６項記載のサツシ枠材。 （１０）予め形成されたアルミ形（Δのガラス嵌込部に
、予め形成された前記中空部を有するビードを溶着、接
着又は嵌着等の固定手段で固着させた特Ｊ１゛請求の範
囲第６項記載のサツシ枠４Ａ。 （１１）　　前記中空部のうち、ガラス接触面が剥離用
能に形成されている特許３１１求の範囲第６項、第７項
、第８項、第９項又は第１０項記載のサツシ枠材。 （１２）　　窓枠又は戸框等のガラス嵌込部の周面全部
又は一部に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段でビ
ードを固着したサツシ枠材であって、前記ビードが窓枠
又は戸框の断熱例固着部の断熱材と連続していることを
特徴とするサツシ枠材。 （Ｉ３）断熱側と連続している前記ビードが、前記ガラ
ス嵌込部の成形時に形成固着される特ｄ′Ｕ請求の範囲
第１２項記載のサツシ枠材。 ０４）　　ガラス嵌込部の成形１時に、予め形成された
断熱材と連続している前記ヒートを溶着、接着又は嵌着
等の固着手段で固着した特許請求の範囲第１２項記載の
サツシ枠材。 （１５）予め形成されたアルミ形Ｈのガラス嵌込部に、
断熱材と連続している前記ビードを溶着形成させた特許
請求の範囲第１２項記載のサツシ枠１′Ａ０ （１６）　　予め形成されたアルミ形４４のガラス嵌込
部に、予め形成された断熱材と連続するビードを溶着、
接着又は底着等のＩｇＪ着手段で固着させた特許請求の
範囲第１２項記載のサツシ枠（′Ａ’　。 ４ｉ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　窓枠又は戸框等のガラス１良込部の周面全部
   又は一部に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段でビ
   ードを固着したことを特徴上するサツシ枠材。　　　　
   　　　　　　　　　　　　（−（２）　　ビードが前記
   ガラス嵌込部の成形時に形成される特許請求の範囲第１
   　ｒｆｉ記載のサツシ枠材。　　　　　　　　　　　　
   　　　　　　　　（ε（３）　　ガラス嵌込部の成形時
   に、予め形成されたビードを溶着、接着又は嵌着等の固
   着手段で固着した特許請求の範囲第１項記載のサツシ枠
   材。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５（４
   ）予め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部に、ビード
   を溶着させた特許請求の範囲第１項記載のサツシ枠材。 （５）予め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部　（Ｉ
   Ｉ亥着等の固着手段で固着させた特許請求の範囲第１項
   記載のサツシ枠材。 ３）窓枠又は戸框等のガラス嵌込部の周面全部又は一部
   に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段でビードを固
   着したサツシ枠材であって、前記ビードのうち、ガラス
   接触部分に中空部を形成したことを特徴とするサツシ枠
   材。 ′）前記中空部を有するビードが、カラス嵌込部の成形
   時に形成される特許請求の範囲第６項記載のサツシ枠材
   。 １）　ガラス嵌込部の成形時に、予め形成された前記中
   空部を有するビードを溶着、接着又は嵌着等の固着手段
   で固着した特許請求の範囲第６項記載のサツシ枠材。 リ　予め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部に、前記
   中空部を有するようにビードを溶着形成させた特許請求
   の範囲第６項記載のサツシ枠材。 ］）予め形成されたアルミ形材のガラス嵌込部ドを溶着
   、接着又は嵌着等の固定手段で固着させた特許請求の範
   囲第６項記載のサツシ枠材。 （１ｊ）　　前記中空部のうち、ガラス接触面が剥離可
   能に形成されている特許請求の範囲第６項、第７項、第
   ８項、第９項又は第１０項記載のサツシ枠材。 （＋２）　　窓枠又は戸框等のガラス嵌込部の周面全部
   又は一部に、予め溶着、接着又は嵌着等の固着手段でビ
   ードを固着したサツシ枠材であって、前記ビードが窓枠
   又は戸框の断熱材固着部の断熱材と連続していることを
   特徴とするサツシ枠材。 （１３）断熱材と連続している前記ビードが、前記ガラ
   ス嵌込部の成形時に形成固着される特許請求の範囲第１
   ２項記載のサツシ枠材。 （Ｉ４）　　ガラス嵌込部の成形時に、予め形成された
   断熱材と連続している前記ビードを溶着、接着又は嵌着
   等の固着手段で固着した特許請求の範囲第１２項記載の
   サツシ枠材。 （１５）　　予め形成されたアルミ形相のガラス嵌込部
   に、断熱材と連続している前記ビードを溶着させた特許
   請求の範囲第１２項記載のサツシ枠材。 （１６）　　予め形成されたアルミ形相のガラス嵌込部
   に、予め形成された断熱材と連続するビードを溶着、接
   着又は嵌着等の固着手段で固着させた特許請求の範囲第
   １２項記載のサツシ枠材。