JPH0249348Y2 - - Google Patents

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JPH0249348Y2
JPH0249348Y2 JP11957484U JP11957484U JPH0249348Y2 JP H0249348 Y2 JPH0249348 Y2 JP H0249348Y2 JP 11957484 U JP11957484 U JP 11957484U JP 11957484 U JP11957484 U JP 11957484U JP H0249348 Y2 JPH0249348 Y2 JP H0249348Y2
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JP
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exterior material
stainless steel
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glass
steel plate
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JP11957484U
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は金属製建具、特に框表面を金属光沢を
備えたステンレス鋼板で外装してなるガラス障
子、ドア等の金属製建具に関するものである。
【従来の技術】
アルミニウム型材又はステンレス鋼板により構
成した框の枠組にガラスを嵌着したガラス障子、
ドア等の金属製建具は、きわめて耐久性に富み、
大量生産によるコストダウンを図り易いなどの理
由から、一般家屋やビルの窓等に広く利用されて
いるが、従来の金属製建具のうちでも、とりわ
け、ステンレス鋼板を使用して造られた建具は、
アルミニウムの押出型材によつて造られた建具に
比べてステンレス鋼板の曲げ加工が必要であり、
製造工程が煩雑である反面、表面がきわめて堅牢
で、かつ、光沢に富み、高級な印象を与えること
から、ビルや店舗の玄関ドア、シヨーウインド等
に多く利用されている。 ところで、従来この種のステンレス鋼板製の外
装を有する金属製建具は、第4図に示く如く、圧
延形成された厚さ1乃至2mm程度のステンレス鋼
板を帯状に切断して框1の外側壁を構成する2枚
の外装材2,3を作成し、一方の外装材2を断面
L字形に折り曲げ、他方の外装材3を框1の全高
Hに相当する高さでL字状に折り曲げ、該屈曲部
を更に〓形に折り曲げ加工した後、各外装材2,
3の耳部を互いに重ね合わせてアンゴン溶接等の
手段により接合4すると共に、前記外装材2,3
の平行部分間に画成される空間内に断面コ字状に
曲げ形成した鉄板製の骨材5を挿入し接合して框
1を組立て、これに別途ステンレス鋼板を断面コ
字状に曲げ加工して製造した押縁6をボルト7に
より固定し、前記框1上面の段差部と前記押縁6
との間に形成されるガラス嵌合溝8内にガラス9
の縁を嵌入し、隙間にコーキング剤10等を充填
して組立てられている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、かかる従来構造の金属製建具におい
ては、ステンレス鋼板の折り曲げ形状が複雑であ
る上、溶接工程を必要とし、また押縁6を框1に
ボルト7を用いて固定する必要があり組立工程が
煩雑になるほか、外装材2,3を曲げ加工する
際、所要幅の掴み代が必要であることから框1全
体の厚みTが40〜50mm程度に増大し、外観が悪化
すると共に、ドアヒンジ部の間隙や取付スペース
が大きくなる問題があり、この点について改善す
べき余地を残していた。 本考案はかかる従来の金属製建具が有していた
框の厚み増大ならびに製造、組立工程の煩雑化の
問題に着目し、框の芯となる骨材の外側面に簡単
なL字形の曲げ加工を施したステンレス鋼板製の
外装材を被着すると共に、框のガラスの一方に設
けられるステンレス製の押縁を框に対して嵌脱可
能な構成とすることにより、前記問題点を一挙に
解消せんとするものである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成は、框
の両側壁とガラス嵌合溝の底壁とを一体形成して
なる骨材の一方の外側面に、該骨材外側面を覆つ
て框長手方向に延び、かつその上縁に前記ガラス
嵌合溝内方へ折り曲げ形成した突部を有するステ
ンレス鋼板からなる第1の外装材を被着する一
方、他方の外側面において、前記ガラス嵌合溝よ
り下方の外側面を覆つてステンレス鋼板からなる
第2の外装材を被着し、かつ、該第2の外装材と
前記骨材との接合対向面間に凹溝を形成すると共
に、該凹溝内に上縁に前記ガラス嵌合溝内方へ折
り曲げ形成した突部を有するステンレス鋼板製の
押縁の下端を嵌着保持せしめた点にある。
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面を参照しつつ詳
細に説明する。 第1図は本考案の金属製建具の組立て状態の一
例を示す斜視図、第2図は同金属製建具の分解斜
視図であつて、各端部を断面で示している。 これらの図において、11はアルミニウム等の
押出型材により断面h形状に形成され、框12の
芯として使用される骨材、13は該骨材11の一
方の側壁11a外面に被着された板厚1.5mm程度
のステンレス鋼板からなる第1の外装材、14は
前記骨材11の他方の側壁11b外面に被着され
たステンレス鋼板製の第2の外装材、15はステ
ンレス鋼板上縁を断面L字形に折り曲げ形成した
外壁部材16の内面に同材質からなる細巾帯状の
内壁部材17を接着して構成した押縁を示してい
る。 前記骨材11は、前記側壁11a,11b間に
亘設した水平な底壁11cと側壁11bとの連接
屈曲部、即ち、側壁11bと第2の外装材14と
の接合面上端において、框12の長手方向に沿つ
て上方に開口する前記押縁15の内壁部材17の
厚みtに相当する巾を備えた凹溝18が延設され
ており、該凹溝18内において押縁15の内壁部
材17下端を嵌着保持している。 一方、19は前記骨材11の側壁11aのうち
底壁11cから上方に延出した部分と前記押縁1
5との間に画成されるガラス嵌合溝20の底面、
即ち底壁11cの上面に敷設されたガラス敷きゴ
ム、21は該ガラス敷きゴム19の上面に下縁部
が載置されたガラスであつて、該ガラス21の表
裏面と前記第1の外装材13上端および押縁15
上端を夫々ガラス嵌合溝20内方へ折り曲げ形成
した突部22,23との対向間隙には夫々軟質塩
化ビニール等からなる帯状のパツキン24,25
が圧縮状態で介装されている。 なお、前記骨材11と第1、第2の外装材1
3,14、押縁15の外壁部材16と内壁部材1
7とは夫々通常2液性接着剤を用いて接合されて
いる。 本考案の金属製建具は叙上の如き構成を有する
もので、次にその組立工程について順に追つて説
明すると、框12にガラス21を取付ける場合に
は、先ず、框12から押縁15を取外した状態で
底壁11cの上面にガラス敷きゴム19を載置
し、第1の外装材13上端の突部22にパツキン
24を嵌着した後、ガラス21をガラス嵌合溝2
0内の敷きゴム19上面に載置する。 その後、押縁15上端の突部23にもう一方の
パツキン25を嵌着し、該パツキン25をガラス
21に押圧しながら押縁15の下端を框12の凹
溝18内に嵌入すると、該押縁15は骨材11と
第2の外装材14との間に挾持され、外方への撓
みが阻止されると共に、外壁部材16の外面が第
2の外装材14の外面と面一の状態となり、あた
かも第1の外装材13と同様な連続した一枚のス
テンレス鋼板で作成された如き対称形状をなし、
かつ、金属光沢を備えた外観を呈し、また、第1
の外装材13上端の突部22との間でパツキン2
4,25を介してガラス21の表裏面を挾着し、
ガラス21の移動を防止する。 なお、上記実施例においては、ガラス21をガ
ラス嵌合溝20内にて保持する手段として、パツ
キン24,25を使用しているが、ガラス21と
ガラス嵌合溝20との隙間に予め紐状の充填物を
詰め、該充填物の上からコーキング剤を注入して
ガラス21を固定することも可能である。 第3図は、本考案金属製建具に適用可能な押縁
15の変形例を示したもので、イは押縁15全体
を所要巾を有する一枚のステンレス製細巾帯状板
で構成し、該細巾帯状板の上縁をガラス嵌合溝2
0内方へ折り曲げて突部26を形成すると共に、
該細巾帯状板の中間に第2の外装材14の厚みを
吸収し得る段差部27を折り曲げ形成したもので
ある。また、ロは押縁15を構成する内壁部材2
8を外壁部材29より稍々広巾に形成し、該内壁
部材28の上縁をガラス嵌合溝20内方へ折り曲
げて突部30を形成すると共に該内壁部材28の
外面に外壁部材29を接着等の適宜手段により接
合し、内壁部材28の下端を框12の凹溝18に
嵌挿したとき前記外壁部材29が第2の外装材1
4と面一になるようにしたものである。 図中、前記第1図および第2図と同一符号を付
した箇所は夫々同一部材、同一部分である。 なお、上記実施例においては骨材11としてア
ルミニウム製の押出型材を使用し、骨材11形成
手段の単純化、框12の軽量化を図つているが、
これに代えて前記第4図に示した如き断面コ字状
に折り曲げ形成した鉄板を用いることも可能であ
る。
【考案の効果】
以上述べた如く本考案の金属製建具は框の両側
壁とガラス嵌合溝の底壁とを一体形成してなる骨
材の一方の外側面に上端縁を内側へ折り曲げたス
テンレス製の外装材を被着し、かつ、骨材他側面
のうち前記ガラス嵌合溝より下方の壁面にステン
レス製外装材を被着すると共に、該外装材と前記
骨材との接合対向面間に形成した凹溝に細巾ステ
ンレス鋼板の上縁を内方に折り曲げ形成した押縁
の下端を嵌挿し、該押縁の外面と外装材の外面と
が面一になるよう構成したものであるから、従来
の如き2枚のステンレス鋼板に複雑な曲げ加工を
施して互いに耳部を溶接した金属製建具に比べて
大巾に加工工数を削減し製造コストの低減を図り
得ると共に、建具組立ての際に押縁を凹溝に嵌着
するだけでよく組立が極めて容易に行えるという
すぐれた効果を発揮する。 しかも、本考案によれば、外装材であるステン
レス鋼板に簡単な各1回の折り曲げ加工を施すだ
けで框の外面全体を金属光沢を備えたステンレス
鋼板で外装し得るため、ステンレス鋼板折り曲げ
の際に掴み代が影響して框の厚みが増大すること
がなく、例えば框の両側壁間に戸車機構、錠止機
構等を収設し得る最小の厚し
【例えば28mm程度】
まで、厚みを減少させることが出来、ガラス障子
やドアの外観を向上し得ると共に、ドアヒンジ部
のクリアランスおよびガラス障子やドアの取付ス
ペースを減少させ、建物設計の自由度を向上させ
るという効果も期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案金属製建具の組立て状態の一例
であつて端部を断面で示した斜視図、第2図は同
金属製建具に適用可能な框および押縁の斜視図、
第3図イ,ロは夫々本考案に適用可能な押縁の変
形例を示す断面図、第4図は従来の金属製建具の
端部を断面で示した斜視図である。 11……骨材、11a,11b……側壁、11
c……底壁、12……框、13……第1の外装
材、14……第2の外装材、15……押縁、18
……凹溝、22,23,26,30……突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 框の両側壁とガラス嵌合溝の底壁とを一体形
    成してなる骨材の一方の外側面に、該骨材外側
    面を覆つて框長手方向に延び、かつその上縁に
    前記ガラス嵌合溝内方へ折り曲げ形成した突部
    を有するステンレス鋼板からなる第1の外装材
    を被着する一方、他方の外側面において、前記
    ガラス嵌合溝より下方の外側面を覆つてステン
    レス鋼板からなる第2の外装材を被着し、か
    つ、該第2の外装材と前記骨材との接合対向面
    間に凹溝を形成すると共に、該凹溝内に上縁に
    前記ガラス嵌合溝内方へ折り曲げ形成した突部
    を有するステンレス鋼板製の押縁の下端を嵌着
    保持せしめ押縁の外面と前記第2の外装材の外
    面とを面一となしたことを特徴とする金属製建
    具。 2 骨材がアルミニウムの押出型材で構成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の金属
    製建具。
JP11957484U 1984-07-31 1984-07-31 金属製建具 Granted JPS6132487U (ja)

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JP11957484U JPS6132487U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 金属製建具

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JP11957484U JPS6132487U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 金属製建具

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JPS6132487U JPS6132487U (ja) 1986-02-27
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