JPS5917649B2 - 絞り加工法 - Google Patents

絞り加工法

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Publication number
JPS5917649B2
JPS5917649B2 JP3730176A JP3730176A JPS5917649B2 JP S5917649 B2 JPS5917649 B2 JP S5917649B2 JP 3730176 A JP3730176 A JP 3730176A JP 3730176 A JP3730176 A JP 3730176A JP S5917649 B2 JPS5917649 B2 JP S5917649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate
core material
present
drawn
grooves
Prior art date
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Expired
Application number
JP3730176A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52121077A (en
Inventor
正夫 山本
康男 小船
仁 古賀
龍太郎 白柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属箔を面材とし熱可塑性樹脂を芯材とする三
層の積層板の絞り加工に関する方法を提供するものであ
る。
近年軽量性、断熱性、剛性等の物性のバランスの点で、
前記積層板が注目され、幾種かの積層板が開発され、使
用されて来ている。然し当該積層板は単一材料とは異な
り表面材と芯材とが全く異質の材料で構成されているた
め両者の間には物質移動が起り得ない。このため通常の
プレス絞り加工に際して生ずる材料のシワの発生や伸び
を充分に吸収することが出来ず、積層板表面に亀裂を生
じ、小さな半径の絞り線を伴なう絞り加工製品を作るこ
とが不可能となつている。本発明は積層板の片面に少な
くとも芯材に達す5 る細溝を形成することによつて極
めて小さな曲げ半径で曲げ加工が可能であることに着目
し、この細溝を絞り加工線に沿つて附設することによつ
てシャープな絞り線を持つ積層板の絞り加工を可能とし
たもので、加えて絞り加工に要する動力を減j0じ、軽
量で剛性の小さな材料例えば熱可塑性樹脂等を用いた絞
り型の使用を可能にすることを見出し本発明に到達した
ものである。すなわち本発明は、金属の面材および合成
樹脂の芯材からなる積層板の少なくとも片面に、絞りに
5加工線に沿つて少なくとも芯材に達する細溝を刻設し
た後、この細溝の中心を絞り加工線の中心としてしわ押
え力をかけることなく絞り加工する方法である。
本発明に用いられる積層板は、熱可塑性樹脂を■0 芯
材とし、金属を面材としたサンドイッチ構造の積層板で
あればよい。
たとえば特公昭49−16549号公報に示されている
方法により、熱可塑性樹脂をシート状に押し出し、その
溶融シートの表面にアルミニウム薄板を熱圧着させた積
層■5 板がある。とくに面材がアルミニウムからなり
、芯材がポリオレフィンからなる積層板は、軽量であり
かつ十分な剛性を有し、加工も容易であることから好ま
しく用いられる。また本発明の絞り加工品に刻設される
細溝は該ゞ0 絞り加工品の形状により、種々の断面形
状を採用することができる。
その細溝の深さおよび巾も同様に任意に選ぶことができ
る。とくに細溝の深さが積層板の芯材に達するものであ
れば、しぽり部分の樹脂の逃げが容易であり、小さな曲
げ半径の15加工品を得ることができる。また細溝の巾
と曲げ半径との関係はおおよそ次式で与えられる。すな
わちR=180W/πθである。ただしR:曲げ半径(
m/m)、W:細溝巾(m/m)、θ:曲げ角度(度)
である。次に本発明の実施例を図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明に好ましく用いられる金属製面材1aお
よび合成樹脂製芯材1bからなる積層板1の端部に細溝
2を設けた原材の端部の断面図である。第2図は円状に
切断した積層板1の片面に外周に沿つて同心円に一定巾
のU字型の細溝2を第1図に示す如く芯材2に達するま
で刻設した原材の正面図である。第3図は原材が四角形
の場合について示したものである。これらの原材は第4
図に示す如く絞り金型4を用いてしわ押え力をかけるこ
となく絞り加工する。本発明に用いられる絞り金型は金
属性のものは勿論、木材、熱可塑性樹脂であつてもよい
。とくに面材がアルミニウム薄板、芯材がポリオレフイ
ンからなつている積層板を用いれば、木材の絞り型であ
つても容易に絞り加工することができる。第5図から第
8図に絞り加工品の実施例の断面図を示す。
絞り加工で形成されたリブは、予め刻設された細溝2を
中心にして、小さな曲げ半径で形成されている。第9図
、第10図に本発明の絞り加工品の斜視図を示す。
第11図はリブ5の面が接する部分に予め溝6を設けた
絞り加工品の斜視図である。これらの絞り加工品はリブ
のしわを溝で吸収し、深底の絞り加工も可能であり外観
の美しいものである。本発明によつて、シヤープな絞り
線を有する加工品が容易に得られる。
これらの絞り加工品は容器の底.ユニツトハウスの屋根
、箱等に広く用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、積層板の端部の断面図である。 第2図および第3図は積層板1に細溝2を刻設した原材
3の正面図である。第4図は原材3をプレスする方法を
図示した断面図である。第5図から第8図は絞り加工品
の断面図、第9図から第11図は絞り加工品の斜視図で
ある。1・・・・・積層板. 1a・・・−・・面材、
1b・・・・・・芯材、2・・・・・細溝、3・・・・
・・原材、4・・・・・・絞り金型、5・・・・・・リ
ブ、6・・・・・・溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属の面材および合成樹脂の芯材からなる積層板の
    少なくとも片面に、絞り加工線に沿つて少なくとも芯材
    に達する細溝を刻設した後、この細溝の中心を絞り加工
    線の中心としてしわ押え力をかけることなく絞り加工す
    る方法。
JP3730176A 1976-04-05 1976-04-05 絞り加工法 Expired JPS5917649B2 (ja)

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JPS52121077A JPS52121077A (en) 1977-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621819A (en) * 1979-07-31 1981-02-28 Nippon Gakki Seizo Kk Molding method for plastic resin made counter
JPS56131700A (en) * 1980-03-19 1981-10-15 Tooru Mashida Leather processing
JP3317029B2 (ja) * 1994-07-08 2002-08-19 松下電器産業株式会社 ケースの加工方法
JP6195721B2 (ja) * 2013-03-28 2017-09-13 ユニ・チャーム株式会社 食品容器

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