JPS59176345A - ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59176345A JPS59176345A JP5217883A JP5217883A JPS59176345A JP S59176345 A JPS59176345 A JP S59176345A JP 5217883 A JP5217883 A JP 5217883A JP 5217883 A JP5217883 A JP 5217883A JP S59176345 A JPS59176345 A JP S59176345A
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- JP
- Japan
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- polyethylene terephthalate
- polycarbonate
- resin composition
- aromatic polycarbonate
- resistance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、芳香族ポリカーボネートを主成分とする樹脂
組成物であって、さらに詳しくは、芳香族ポリカーボネ
ート 60〜90重量部ト特定の高分子量のポリエチレ
ンテレフタレートホーT: ポリマー 1Q〜40重
量部とからなるポリカーボネート樹脂組成物に関し、芳
香族ポリカーボネートが本来有する優れた衝撃強度と外
観を保持し、且つ耐薬品性と耐蒸気性が改良された成形
材料に適した樹脂組成物を提供する。
組成物であって、さらに詳しくは、芳香族ポリカーボネ
ート 60〜90重量部ト特定の高分子量のポリエチレ
ンテレフタレートホーT: ポリマー 1Q〜40重
量部とからなるポリカーボネート樹脂組成物に関し、芳
香族ポリカーボネートが本来有する優れた衝撃強度と外
観を保持し、且つ耐薬品性と耐蒸気性が改良された成形
材料に適した樹脂組成物を提供する。
芳香族ポリカーボネートは、耐熱性が高く、衝撃強度そ
の他の機械的強度に優れており、成形品の外観の良さか
ら成形素材として各種用途に活用されていることは周知
の通りである。反面、芳香族ポリカーボネート成形品は
、有機溶剤や油類と接触すると容易に亀裂が生じたり、
簡単に割れるといった耐薬品性の不良はよく知られてお
り、高温水や水蒸気と長時間接触した場合にも亀裂が生
じたり、耐衝撃性が低下して脆くなるところから、その
用途がおのずから制約されることは免れ得なかった。
の他の機械的強度に優れており、成形品の外観の良さか
ら成形素材として各種用途に活用されていることは周知
の通りである。反面、芳香族ポリカーボネート成形品は
、有機溶剤や油類と接触すると容易に亀裂が生じたり、
簡単に割れるといった耐薬品性の不良はよく知られてお
り、高温水や水蒸気と長時間接触した場合にも亀裂が生
じたり、耐衝撃性が低下して脆くなるところから、その
用途がおのずから制約されることは免れ得なかった。
本発明者らは、芳香族ポリカーボネートの上述のごとき
欠陥を解消するべく検討を進めたところ、芳香族ポリカ
ーボネートに特定の高分子量の芳香族ポリエステルを配
合することによって、芳香族ポリカーボネート本来の特
性カー生かされ、且つ特に耐薬品性と耐蒸気性が改善さ
れ得ることを見出した。
欠陥を解消するべく検討を進めたところ、芳香族ポリカ
ーボネートに特定の高分子量の芳香族ポリエステルを配
合することによって、芳香族ポリカーボネート本来の特
性カー生かされ、且つ特に耐薬品性と耐蒸気性が改善さ
れ得ることを見出した。
ところで、芳香族ポリカーボネートの欠点を補うために
芳香族ポリエステルを配合する試みは、特公昭36−1
4035号公報にすでに提案されている。この発明では
芳香族ポリカーボネートに芳香族ポリエステルを配合す
ることによって、芳香族ポリカーボネートの溶融粘度を
低下させて成形性を改良する旨教示するが、かかる目的
を達成するためには、固有粘度0.8以下という相対的
に低分子量の芳香族ポリエステルを用いねばならず、得
られる組成物の流動性は改良される反面、衝撃強度の低
下があり、耐薬品性の改善も十分ではなく、従って、当
該組成物はその応用範囲が制限されてしまうという欠点
がある。この耐衝撃性の低下を克服するために、当該組
成物にさら罠ボリブクジエン系ゴムやMBS樹脂と総称
されているブタジェン系グラフト共重合体を配合した組
成物も提案されている(たとえば、特開昭49−414
42号公報など)。
芳香族ポリエステルを配合する試みは、特公昭36−1
4035号公報にすでに提案されている。この発明では
芳香族ポリカーボネートに芳香族ポリエステルを配合す
ることによって、芳香族ポリカーボネートの溶融粘度を
低下させて成形性を改良する旨教示するが、かかる目的
を達成するためには、固有粘度0.8以下という相対的
に低分子量の芳香族ポリエステルを用いねばならず、得
られる組成物の流動性は改良される反面、衝撃強度の低
下があり、耐薬品性の改善も十分ではなく、従って、当
該組成物はその応用範囲が制限されてしまうという欠点
がある。この耐衝撃性の低下を克服するために、当該組
成物にさら罠ボリブクジエン系ゴムやMBS樹脂と総称
されているブタジェン系グラフト共重合体を配合した組
成物も提案されている(たとえば、特開昭49−414
42号公報など)。
本発明者らは、これら公知技術の欠点に鑑み、特に芳香
族ポリエステルに着目して鋭意検討を進めた結果、新し
い知見を得て本発明を完成するに至った。
族ポリエステルに着目して鋭意検討を進めた結果、新し
い知見を得て本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(a+ 芳香族ポリカーボネート 60〜90重量部
と (b)30℃でフェノール/テトラクロロエタン(60
対40重景比)混合溶媒中で測定した固有粘度が1−
Odl/g以上の高分子量のポリエチレンテレフタレー
ト ホモポリマー 10〜40重量部 とからなるポリカーホネート樹脂組成物である。ここで
、上記固有粘度1− OdlV/g以上の高分子量のポ
リエチレンテレフタレートを使用すること及びそのポリ
エチレンテレフタレートはホモポリマーであるべきこと
は重要な要件である。かかるポリエチレンテレフタレー
トホモポリマーを用いた場合、ポリカーボネートの溶融
粘度は実質的に変化しないかむしろ低下するが1本発明
の樹脂組成物において芳香族ポリカーボネート本来の衝
撃強度が保持され、且つ、芳香族ポリカーボネートの耐
薬品性及び耐蒸気性が著しく改善されるのである。因み
に、固有粘度が1 、0 dll/l/より小さい低分
子量のポリエチレンテレフタレートを用いた場合には。
と (b)30℃でフェノール/テトラクロロエタン(60
対40重景比)混合溶媒中で測定した固有粘度が1−
Odl/g以上の高分子量のポリエチレンテレフタレー
ト ホモポリマー 10〜40重量部 とからなるポリカーホネート樹脂組成物である。ここで
、上記固有粘度1− OdlV/g以上の高分子量のポ
リエチレンテレフタレートを使用すること及びそのポリ
エチレンテレフタレートはホモポリマーであるべきこと
は重要な要件である。かかるポリエチレンテレフタレー
トホモポリマーを用いた場合、ポリカーボネートの溶融
粘度は実質的に変化しないかむしろ低下するが1本発明
の樹脂組成物において芳香族ポリカーボネート本来の衝
撃強度が保持され、且つ、芳香族ポリカーボネートの耐
薬品性及び耐蒸気性が著しく改善されるのである。因み
に、固有粘度が1 、0 dll/l/より小さい低分
子量のポリエチレンテレフタレートを用いた場合には。
前述のごとく組成物の溶融粘度は低下するが、同時に耐
衝撃性は著しく悪くなり、たとえば、少量のポリエチレ
ンテレフタレートを配合しただけで常温下で脆性破壊を
示し、また耐薬品性の改善も不十分となる。これに対し
て、本発明の組成物では、掌に延性を保持している。一
方。
衝撃性は著しく悪くなり、たとえば、少量のポリエチレ
ンテレフタレートを配合しただけで常温下で脆性破壊を
示し、また耐薬品性の改善も不十分となる。これに対し
て、本発明の組成物では、掌に延性を保持している。一
方。
本発明の樹脂組成物においてポリエチレンテレフタレー
ト ホモポリマーに代えて、共重合体型の芳香族ポリエ
ステルを用いると、芳香族ポリエステル共重合体は芳香
族ポリカーボネートとの相溶性が悪く、水蒸気との接触
によって顕著な白濁が見られ、引張り破断時には表面と
内層とが薄片状に分離する層剥離現象が起る。
ト ホモポリマーに代えて、共重合体型の芳香族ポリエ
ステルを用いると、芳香族ポリエステル共重合体は芳香
族ポリカーボネートとの相溶性が悪く、水蒸気との接触
によって顕著な白濁が見られ、引張り破断時には表面と
内層とが薄片状に分離する層剥離現象が起る。
本発明の樹脂組成物忙おいては、芳香族ポリカーボネー
トは、60〜9D重量部の範囲で配合されるが、芳香族
ポリカーボネートの配合量が60重量部より少な(なる
と、衝撃強度の低下が著しくなって芳香族ポリカーボネ
ート本来の耐衝撃性は維持し得す、他方、90重量部よ
り多くなると、耐薬品性及び耐蒸気性の改善は見られな
い。
トは、60〜9D重量部の範囲で配合されるが、芳香族
ポリカーボネートの配合量が60重量部より少な(なる
と、衝撃強度の低下が著しくなって芳香族ポリカーボネ
ート本来の耐衝撃性は維持し得す、他方、90重量部よ
り多くなると、耐薬品性及び耐蒸気性の改善は見られな
い。
本発明の樹脂組成物において用いられる芳香族ポリカー
ボネートは、2価のフェノール系化合物とカーボネート
前駆体、たとえばホスゲン又は炭酸ジエステル、とを常
法に従って反応させて得られる周知の重合体である。2
価のフェノール系化合物としてはビスフェノール類が好
ましく、なかでもビス(4−ヒドロキシアリル)アルカ
ン類1%に具体的には、2.2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン及びその核置換体を挙げることがで
きる。本発明の樹脂組成物には、芳香族ポリカーボネー
トとして、2種以上の2価のフェノール系化合物を用い
て得られるポリカーボネート共重合体や2種以上のポリ
カーボネートの混合物が使用されてもよい。
ボネートは、2価のフェノール系化合物とカーボネート
前駆体、たとえばホスゲン又は炭酸ジエステル、とを常
法に従って反応させて得られる周知の重合体である。2
価のフェノール系化合物としてはビスフェノール類が好
ましく、なかでもビス(4−ヒドロキシアリル)アルカ
ン類1%に具体的には、2.2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン及びその核置換体を挙げることがで
きる。本発明の樹脂組成物には、芳香族ポリカーボネー
トとして、2種以上の2価のフェノール系化合物を用い
て得られるポリカーボネート共重合体や2種以上のポリ
カーボネートの混合物が使用されてもよい。
本発明の樹脂組成物において用いられる所定の高分子量
のポリエチレンテレフタレート ホモポリマーは、テレ
フタル酸又はテレフタル酸ジメチルとエチレングリコー
ル又はエチレンオキサイドとを常法に従って反応させて
得られるポリエチレンテレフタレート ホモポリマーで
あって、フェノールとテトラクロロエタンとを重量比で
60対400割合で混合した混合溶媒にポリマーを溶解
させ、30”Cで三水率以上の濃度にて測定して得られ
る固有粘度が1− Odll&以上であるポリエチレン
テレフタレートを指す。
のポリエチレンテレフタレート ホモポリマーは、テレ
フタル酸又はテレフタル酸ジメチルとエチレングリコー
ル又はエチレンオキサイドとを常法に従って反応させて
得られるポリエチレンテレフタレート ホモポリマーで
あって、フェノールとテトラクロロエタンとを重量比で
60対400割合で混合した混合溶媒にポリマーを溶解
させ、30”Cで三水率以上の濃度にて測定して得られ
る固有粘度が1− Odll&以上であるポリエチレン
テレフタレートを指す。
本発明の樹脂組成物には、所望に応じて充填剤、着色剤
、安定剤、難燃剤、滑剤等の各種添加剤や繊維補強材を
配合することができる。
、安定剤、難燃剤、滑剤等の各種添加剤や繊維補強材を
配合することができる。
本発明の樹脂組成物を調製するに当っては、通常のロー
ル援よる混合、パンバリミキサーによる混合、スクリュ
ー型押出機による混合等公知の方法が適宜採用されれば
よい。
ル援よる混合、パンバリミキサーによる混合、スクリュ
ー型押出機による混合等公知の方法が適宜採用されれば
よい。
次に、実施例及び比較例によって本発明を具体的に説明
する。以下の記載において、芳香族ポリカーボネートを
rPcJ、ポリエチレンテンフタレートなrPETPJ
と略称する。また、固有粘度は、フェノールとテトラク
ロロエタンとを重量比で60対400割合で混合した混
合溶媒を用い、60°CでPBTP濃度を三水率にとっ
て測定しπ値を示し、流れ値は、高化式フローテスタ
(iizφX10111+ILLノズル使用)にて28
0℃、160力荷重の条件で測定した値を示し、アイゾ
ント衝撃値は、Aインチ厚さのノツチ付き試験片での結
果を示す。
する。以下の記載において、芳香族ポリカーボネートを
rPcJ、ポリエチレンテンフタレートなrPETPJ
と略称する。また、固有粘度は、フェノールとテトラク
ロロエタンとを重量比で60対400割合で混合した混
合溶媒を用い、60°CでPBTP濃度を三水率にとっ
て測定しπ値を示し、流れ値は、高化式フローテスタ
(iizφX10111+ILLノズル使用)にて28
0℃、160力荷重の条件で測定した値を示し、アイゾ
ント衝撃値は、Aインチ厚さのノツチ付き試験片での結
果を示す。
実施例1〜4及び比較例1〜3
芳香族ポリカーボネート(三菱瓦斯化学株式会社製、商
品名[ニーピロン S30004 )と固有粘度の異な
る各種ポリエチレンテレフタレート ホモポリマー(東
洋紡績株式会社製、「東洋紡PBTJ )とを第1表に
示す割合で均一に混合し、ベント式単軸押出機を用いて
溶融、混練し、押出してペレットを得た。得られたペレ
ットを用い、高化式フローテスターにて溶融粘度特性(
流れ値)を測定した。さらに射出成形によってフイヅッ
ト衝撃試験用試験片を成形し、衝撃強度を測定した。
品名[ニーピロン S30004 )と固有粘度の異な
る各種ポリエチレンテレフタレート ホモポリマー(東
洋紡績株式会社製、「東洋紡PBTJ )とを第1表に
示す割合で均一に混合し、ベント式単軸押出機を用いて
溶融、混練し、押出してペレットを得た。得られたペレ
ットを用い、高化式フローテスターにて溶融粘度特性(
流れ値)を測定した。さらに射出成形によってフイヅッ
ト衝撃試験用試験片を成形し、衝撃強度を測定した。
結果を第1表に示す。
比較のために、第1表には、固有粘度の低いポリエチレ
ンテレフタレートを用いて得られる樹脂組成物(比較例
1〜2)と芳香族ポリカーボネート単味(比較例ろ)の
物性を併記した。
ンテレフタレートを用いて得られる樹脂組成物(比較例
1〜2)と芳香族ポリカーボネート単味(比較例ろ)の
物性を併記した。
実施例5〜6及び比較例4〜6
実施例1で用いた芳香族ポリカーボネートと固有粘度1
.25のポリエチレンテレフタレート ホモポリマー(
東洋紡績株式会社製)とを第2表に示す割合で均一に混
合し、実施例1と同様に流れ値とフイヅット衝撃値を測
定した。
.25のポリエチレンテレフタレート ホモポリマー(
東洋紡績株式会社製)とを第2表に示す割合で均一に混
合し、実施例1と同様に流れ値とフイヅット衝撃値を測
定した。
さらに、耐ガソリン性についても試験した。
結果を第2表に示す。
比較のために、第2表には、固有粘度の低いポリエチレ
ンテレフタレートを用いて得られる樹脂組成物(比較例
4〜5)と芳香族ポリカーボネート単味(比較例6)の
結果も併記した。
ンテレフタレートを用いて得られる樹脂組成物(比較例
4〜5)と芳香族ポリカーボネート単味(比較例6)の
結果も併記した。
実施例7〜2及び比較例7〜8
実施例1で用いた芳香族ポリカーボネートと固有粘度の
異なる各種ポリエチレンテレフタレート ホモポリマー
(東洋紡績株式会社製)とを第3表に示す割合で均一に
混合し、ペレット化し、射出成形によって厚さ6.4i
+m、幅12゜7M2.長さ152.4隨の試験片に成
形し、得られた試験片を用いて曲げ歪下における四塩化
炭素浸漬テストによって耐薬品性を試験した。
異なる各種ポリエチレンテレフタレート ホモポリマー
(東洋紡績株式会社製)とを第3表に示す割合で均一に
混合し、ペレット化し、射出成形によって厚さ6.4i
+m、幅12゜7M2.長さ152.4隨の試験片に成
形し、得られた試験片を用いて曲げ歪下における四塩化
炭素浸漬テストによって耐薬品性を試験した。
結果を比較例とともに第3表に示す。
曲げ歪下四塩化炭素浸漬テストは、スパン間隔101,
6iu+の治具に上記試験片を保持し、所定の歪率にな
るように荷重をかけて曲げを与え、それを20℃で四塩
化炭素中に1分間浸漬し、その結果発生するクラックの
状態を目視で観察し、次の基準で判定することKよって
行なった。歪率は、治具によって試験片に荷重をかけた
とき、試験片の下面のスパン中央部に発生する最大歪率
とした。
6iu+の治具に上記試験片を保持し、所定の歪率にな
るように荷重をかけて曲げを与え、それを20℃で四塩
化炭素中に1分間浸漬し、その結果発生するクラックの
状態を目視で観察し、次の基準で判定することKよって
行なった。歪率は、治具によって試験片に荷重をかけた
とき、試験片の下面のスパン中央部に発生する最大歪率
とした。
○08991.異常なし △・・・・・・一部小クラ
ック発生×・・・・・・はぼ全数クラック発生 ××・・・・・・テスト中に折損 〔第6表中、分数は、テスト本数(分母)中クラック発
生が観察された本数(分子)を表示するものである。〕 実施例10及び比較例9〜10 実施例4の樹脂組成物を用いて得られる試験片について
、120℃蒸気処理を24時間施した後の引張り特性を
測定し、外観の変化を観察した。結果を第4表に記す。
ック発生×・・・・・・はぼ全数クラック発生 ××・・・・・・テスト中に折損 〔第6表中、分数は、テスト本数(分母)中クラック発
生が観察された本数(分子)を表示するものである。〕 実施例10及び比較例9〜10 実施例4の樹脂組成物を用いて得られる試験片について
、120℃蒸気処理を24時間施した後の引張り特性を
測定し、外観の変化を観察した。結果を第4表に記す。
比較のために、固有粘度0.85の共重合体型芳香族ポ
リエステルを用いた同じ樹脂組成の樹脂組成物(比較例
9)と芳香族ポリカーボネート単味(比較例10)の結
果を併記する。
リエステルを用いた同じ樹脂組成の樹脂組成物(比較例
9)と芳香族ポリカーボネート単味(比較例10)の結
果を併記する。
上記第1表乃至第4表の結果から明らかなごとく、固有
粘[1、Odi/fj以上のポリエチレンテレフタレー
ト ホモポリマーを用いる本発明の樹脂組成物では、耐
衝撃性、耐薬品性及び耐蒸気性忙すぐれた成果を示すこ
とが判る。
粘[1、Odi/fj以上のポリエチレンテレフタレー
ト ホモポリマーを用いる本発明の樹脂組成物では、耐
衝撃性、耐薬品性及び耐蒸気性忙すぐれた成果を示すこ
とが判る。
特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社
代表者長野和吉
Claims (1)
- (al芳香族ポリカーボネート 60〜90重量部とT
b)30℃でフェノール/テトラクロロエタン(60対
40重量比)混合溶媒中で測定した固有粘度が1 +
OdMj1以上の高分子量のポリエチレンテレフタレ−
ト ホモポリマー 10〜40重量部とからなるポリカ
ーボネート樹脂組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5217883A JPS59176345A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5217883A JPS59176345A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59176345A true JPS59176345A (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=12907551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5217883A Pending JPS59176345A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59176345A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0893475A4 (en) * | 1996-04-08 | 2000-12-27 | Kaneka Corp | FLAME-RETARDANT RESIN COMPOSITION |
WO2001010956A1 (fr) * | 1999-08-04 | 2001-02-15 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Composition de resine de polycarbonate |
CN1070892C (zh) * | 1995-10-19 | 2001-09-12 | 瓦克化学有限公司 | 改进硅橡胶成型体的脱模性能的方法 |
US8648165B2 (en) | 2010-01-15 | 2014-02-11 | Teijin Chemicals, Ltd. | Polycarbonate resin composition |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528059A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-21 | Teijin Chem Ltd | Polycarbonate resin compositions |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP5217883A patent/JPS59176345A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528059A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-21 | Teijin Chem Ltd | Polycarbonate resin compositions |
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CN1070892C (zh) * | 1995-10-19 | 2001-09-12 | 瓦克化学有限公司 | 改进硅橡胶成型体的脱模性能的方法 |
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WO2001010956A1 (fr) * | 1999-08-04 | 2001-02-15 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Composition de resine de polycarbonate |
US6727312B1 (en) | 1999-08-04 | 2004-04-27 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Polycarbonate resin composition |
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