JPS648027B2 - - Google Patents

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JPS648027B2
JPS648027B2 JP55157132A JP15713280A JPS648027B2 JP S648027 B2 JPS648027 B2 JP S648027B2 JP 55157132 A JP55157132 A JP 55157132A JP 15713280 A JP15713280 A JP 15713280A JP S648027 B2 JPS648027 B2 JP S648027B2
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JP
Japan
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parts
component
composition according
composition
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Application number
JP55157132A
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English (en)
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JPS5692951A (en
Inventor
Basushiinku Jan
Marii Haabaato Heusuchen Jiin
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS5692951A publication Critical patent/JPS5692951A/ja
Publication of JPS648027B2 publication Critical patent/JPS648027B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な樹脂組成物、特にビニル芳香
族化合物とオレフインエラストマーの選択的水素
化エラストマーブロツクコポリマー、芳香族ポリ
カーボネート樹脂および非晶質ポリエステルのみ
よりなるか、またはさらに補強剤、顔料、安定剤
などと組合せてなるポリマー組成物に関する。 芳香族カーボネートポリマーは周知の市場で入
手し得る材料であり、プラスチツク工業において
多様な用途に使用できる。かゝるカーボネートポ
リマーは、二価フエノール、例えば2,2−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)プロパンをカーボネ
ート前駆物質、例えばホスゲンと酸結合剤の存在
下で反応させることによつて製造することができ
る。なお、カーボネートポリマーの製造に関して
は、「ポリマー科学技術百科Encyclopedia of
Polymer Science and Technology」Vol.10、
pp.710−764、Interscience Publishers(ニユーヨ
ーク、1969年)参照。一般に、芳香族ポリカーボ
ネート樹脂は、鉱酸の侵食作用に対して高い抵抗
性を呈し、耐汚染性であるとともに生理学的に無
害である。その上、カーボネートポリマーから成
形した物品は、高い引張強さ、肉厚断面の場合を
除いて高い衝撃強さ、高い耐熱性、それに他のほ
とんどの熱可塑性材料の寸法安定性をはるかに凌
ぐ寸法安定性を有する。しかし、用途によつて
は、芳香族ポリカーボネート樹脂の使用が次の理
由で限定される。()芳香族ポリカーボネート
樹脂は溶融物の粘度が高いので、複雑で大きな、
そして特に発泡した物品の成形が困難である。
()肉厚断面の場合、また厚さにかゝわりなく
少量の補強剤(例えばガラス)または顔料(例え
ば二酸化チタン)を通常の目的で添加した場合鋭
い衝撃条件下で脆さを呈する。()顕著な環境
応力亀裂およびひび割れを呈する。ここで用語
「環境応力亀裂およびひび割れ」は、有機溶剤、
例えばアセトン、ヘプタンおよび四塩化炭素が芳
香族ポリカーボネート樹脂から成形した応力下の
部品と接触している場合に、かゝる溶剤の存在に
より促進されるタイプの破損を意味する。このよ
うな溶剤との接触は、例えばポリカーボネートか
ら成形した応力下の部品を洗浄または脱脂するた
めに溶剤を用いる場合や、かゝる部品を自動車、
特にボンネツト内に使用する場合に生じやすい。 芳香族ポリカーボネートは比較的高い溶融粘度
および軟化点故に溶融加工が困難であるので、溶
融流れを改良するための幾つかの解決策が提案さ
れているが、これらの解決策は欠点を持つてい
る。例えば、可塑剤を添加できるが、その代り他
の重要な特性が失なわれ、部品が脆くなり、熱変
形に対する抵抗能力の大部分を失なう。他方、
Goldblumの米国特許第3431224号に記載されて
いるように、少量のポリエチレンを添加すること
ができ、これにより還境応力亀裂に対する抵抗力
を著しく高めることができるが、低濃度のポリエ
チレンでは溶融流れを増加するのに有効でなく、
ポリエチレン添加量を有効範囲まで増すと得られ
る成形物品が表層剥離を生じやすくなる。 本出願人に譲渡された米国特許出願第833364号
に、少量の水素化ブロツクコポリマーを芳香族ポ
リカーボネートに添加することにより、溶融粘度
を下げることができるが、加熱撓み温度はほとん
ど影響されないことが記載されている。さらに、
ポリカーボネートへの水素化ブロツクコポリマー
の添加により、厚壁の成形物品の耐衝撃性が改良
されることも報告されている。ポリカーボネート
への水素化ブロツクコポリマーの添加により得ら
れる第3の主要利点として、環境抵抗性の改良も
挙げられている。従つてこの成形部品は他の望ま
しい特性に顕著な影響を与えることなしに、亀裂
発生まで一層大きな歪に耐える。 A−B−A型の線状ブロツクコポリマーおよび
芳香族ポリカーボネートよりなる組成物も、
Gergenらの米国特許第4088711号に記載されてい
る。またGergenらの米国特許第4090996号には、
ほゞ結晶質の構造および融点約120℃以上を有す
ることで特徴付けられる飽和熱可塑性ポリエステ
ルも含有する同様の組成物が記載されている。 本発明は、諸成分が慎重に選択した比で均質に
混合されており、結晶質ではなくて非晶質の熱可
塑性ポリエステル成分を使用する点で、上述した
特許および特許出願から区別され、またこれらに
対して改良されている。 本発明の組成物は次の成分および配合割合:選
択的水素化ブロツクコポリマー(A−B−Aおよ
び放射状テレブロツク)0.1〜6重量部、好まし
くは1〜4重量部;芳香族ポリカーボネート65〜
97.5重量部、好ましくは76〜88重量部;および非
晶質飽和熱可塑性ポリエステル樹脂1〜30重量
部、好ましくは10〜20重量部の範囲内の組成物に
限られる。 上記米国特許在第4090996号のデータによれば、
比較的高配合量のA−B−Aブロツクコポリマー
を高い結晶質ポリエステル対ポリカーボネート比
(ポリエステル対ポリカーボネート比1:1以上)
で使用する必要がある。A−B−Aブロツクコポ
リマーの配合量が少ないと、結晶質ポリエステル
対ポリカーボネート比の高い配合物は許容範囲内
のダイスエルなどで押出すのがほとんど不可能で
ある。しかし、本発明の6%以下ではなくて高配
合量のA−B−Aブロツクコポリマーを使用する
ことに伴なう問題として、機械的特性、例えばク
リープ、引張弾性率および荷重下加熱撓み温度が
低下する。加工性および特性低下問題を解決する
ために、本発明においては、ポリエステル含量を
30%以下、好ましくは20%以下の低いレベルに制
御する、即ちポリエステル対ポリカーボネートの
比を1:1より低くするとともに、従来の組成物
の結晶質ポリエステルの代りに非晶質ポリエステ
ルを用いる。このことにより、ブロツクコポリマ
ーを加工助剤として添加するのみならず、その添
加の結果耐応力亀裂性および低温衝撃強さを改良
し、延性・脆性(DB)衝撃転移点を一層予測可
能にすることができる。かゝる目的も利点も上記
米国特許第4090996号には示唆されていない。さ
らに非晶質ポリエステルの使用により組成物の特
性が改良される。 本発明の新規な組成物は、例えばガラス繊維で
補強したり、また成分(b)のすべてまたは一部とし
てハロゲン化芳香族ポリカーボネートを使用する
か、難燃剤を用いるか、またはこれら両方により
難燃性にしたり、または周知の方法で着色およ
び/または発泡したりして、溶融加工製品の用途
分野を広げることができる。 従来の組成物と比較すると、この新規な組成は
一般に高い剛性および強さ、優れた表面外観およ
び優れた耐熱変色性も有する。 本発明の高衝撃強さ熱可塑性組成物は、 (a) 約0.1〜6重量部の、ビニル芳香族化合物(A)o
および(A1oとオレフインエラストマー(B)と
よりなる、A−B−A1、A−(B−A−B)o
A、A(BA)o、(A)4B、B(A)4またはB〔(AB)o
B〕4型(nは1〜10の整数である)の選択的水
素化線状、遂次状または放射状テレブロツクコ
ポリマー、 (b) 約65〜97.5重量部の芳香族ポリカーボネート
樹脂、および (c) 約1〜30重量部の本質的に非晶質のポリエス
テル樹脂 の均質混合物よりなる。 成分(a)、(b)および(c)の合計重量100重量部当り
成分(a)が1〜4重量部、成分(b)が76〜88重量部、
成分(c)が10〜20重量部をなす組成物が好適であ
る。 成分(a)に関して、水素化ブロツクコポリマーは
当業界で周知の方法で製造され、商業経路で入手
することができる。 水素化以前にこれらのコポリマーの末端ブロツ
クは、芳香族部分が単環でも多環でもよいアルケ
ニル芳香族炭化水素、特にビニル芳香族炭化水素
から形成されるホモポリマーまたはコポリマーよ
りなる。代表的なモノマーはスチレン、αメチル
スチレン、ビニルキシレン、エチルビニルキシレ
ン、ビニルナフタレンなどまたはこれらの混合物
である。末端ブロツク(A)および(A1)は同一で
も異なつてもよい。これらはスチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレンお
よびビニルナフタレンから選択するのが好まし
く、特にスチレンが好ましい。中心ブロツク(B)
は、例えばブタジエン、イソプレン、1,3−ペ
ンタジエン、2,3−ジメチルブタジエンなどか
ら誘導することができ、線状(linea)、遂次状
(sequential)または遠放射状(teleradial)構造
を有し得る。 選択的水素化線状ブロツクコポリマーは、
Haefeleらの米国特許第3333024号に記載されて
いる。 コポリマーの割合および平均分子量は広い範囲
で変えることができるが、中心ブロツクの分子量
が結合末端ブロツクの分子量より大きくなければ
ならない。平均分子量2000〜100000を有する末端
ブロツクAおよび平均分子量25000〜1000000を有
する中心ブロツクB、例えば水素化ポリブタジエ
ンブロツクを形成するのが好適である。さらに好
ましくは、末端ブロツクが平均分子量8000〜
60000を有し、水素化ポリブタジエンポリマーブ
ロツクが平均分子量50000〜300000を有する。末
端ブロツクがブロツクポリマー全体の2〜60重量
%、特に15〜40重量%をなすのが好ましい。ブタ
ジエン炭素原子の5〜55%、特に30〜50%がビニ
ル側鎖である水素化飽和ポリブタジエン中心ブロ
ツクを有するコポリマーが好適である。 水素化コポリマーは平均不飽和が最初の値の20
%以下に減少している。中心ブロツクBの不飽和
を最初の値の10%以下、特に5%に減少させるの
が好適である。 ブロツクコポリマーは当業者に周知の技術によ
り形成される。水素化は種々の水素化触媒を用い
て行うことができ、例えば多孔質珪藻土に担持し
たニツケル、ラニ−ニツケル、クロム酸銅、硫化
モリブデンおよび小表面積担体に担持した微粉砕
白金または他の貴金属を使用する。 水素化は任意所望の温度または圧力で、例えば
大気圧から300psig、通常75〜600〓の温度で100
〜1000psigの圧力で0.1〜24時間、好ましくは0.2
〜8時間行うことができる。 本発明においては、Shell Chemical
Company、Polymers Divisionから商標名
Kraton G−6500、Kraton G−6521、Kraton
G−1650およびKraton G−1652として販売され
ているような水素化ブロツクコポリマーが適当で
あるのを確かめた。Phillips社の水素化Solprene
類、特にSolprene512と称される製品も使用でき
る。 放射状テレブロツクコポリマー(Solprene類
がその代表例である)は、少くとも3つのポリマ
ー分枝を有するものとして特徴付けられ、放射状
ブロツクポリマーの各分枝が末端非エラストマー
セグメント、例えば前述した(A)および(A1)よ
りなる。放射状ブロツクポリマーの分枝は、エラ
ストマーポリマーセグメント、例えば前述した(B)
に結合した末端非エラストマーセグメントを含有
する。これらのコポリマーはMarrsの米国特許第
3753936号およびZelins−kiの米国特許第3281383
号に記載されており、周知の方法で選択的に水素
化することができる。いずれの場合でも、用語
「選択的水素化」は、エラストマーブロツク(B)が
水素化されているが、非エラストマーブロツク(A)
および(A1)が水素化されずに残されている、
即ち芳香族のまゝであるポリマーを形容する。 好適な組成物において、芳香族ポリカーボネー
ト成分(b)は二価フエノールとカーボネート前駆物
質、例えばホスゲン、ハロホルメートまたはカー
ボネートエステルとの芳香族ポリカーボネートで
ある。一般に、かゝるカーボネートポリマーは次
式: の反復構造単位を有するものとして特徴付けられ
る。ここでAはポリマー形成反応に用いられる二
価フエノールの二価芳香族基である。好ましく
は、樹脂成分(b)を形成するのに用いるカーボネー
トポリマーが、P−ジオキサン中で30℃で測定し
て約0.35〜0.75dl/gの固有粘度を有する。かゝ
る芳香族カーボネートポリマーの形成に使用でき
る二価フエノールは、官能基として2つのヒドロ
キシル基をそれぞれ芳香族核の炭素原子に直接結
合した状態で有する単核および多核芳香族化合物
である。具体的な二価フエノールを挙げると、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパ
ン(ビスフエノールA)、ヒドロキノン、レゾル
シノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)ペンタン、2,4′−ジヒドロキシジフエニル
メタン、ビス(2−ヒドロキシフエニル)メタ
ン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)メタン、ビ
ス(4−ヒドロキシ−5−ニトロフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エ
タン、3,3−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
ペンタン、2,2′−ジヒドロキシジフエニル、
2,6−ジヒドロキシナフタレン、ビス(4−ヒ
ドロキシフエニルスルホン)、2,4′−ジヒドロ
キシジフエニルスルホン、5′−クロロ−2,4′−
ジヒドロキシジフエニルスルホン、ビス(4−ヒ
ドロキシフエニル)ジフエニルスルホン、4,
4′−ジヒドロキシジフエニルエーテル、4,4′−
ジヒドロキシ−3,3′−ジクロロジフエニルエー
テル、4,4′−ジヒドロキシ−2,5−ジエトキ
シジフエニルエーテル、2,2−ビス(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフエニル)プロパン、
2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)プロパンな
どがある。 カーボネートポリマーを形成するのに使用でき
る他の多数の二価フエノールがGoldbergの米国
特許第2999835号に開示されている。勿論、カー
ボネートコポリマーの方がホモポリマーより好ま
しい場合には2種以上の異なる二価フエノール、
または二価フエノールとグリコールとの、ヒドロ
キシ終端ポリエステルとの、または二塩基酸との
組合せを使用することも周知であり、例えばビス
フエノールAおよび難燃性を呈するテトラブロモ
ビスフエノールAを本発明の組成物の成分(a)とし
て使用するのが望ましい。 ポリマー形成反応にカーボネート前駆物質とし
てカーボネートエステルを使用する場合、これを
100℃以上の温度で1〜15時間反応させる。この
ような条件下でカーボネートエステルと二価フエ
ノールとの間でエステル交換反応が生じる。エス
テル交換を約10〜100mmHg程度の減圧で、好まし
くは不活性雰囲気、例えば窒素またはアルゴン中
で行うのが有利である。 この関係で有用なカーボネートエステルは事実
上脂肪族または芳香族であるが、ジフエニルカー
ボネートのような芳香族エステルが好適である。
使用できるカーボネートエステルの例を追加する
と、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、フエニルメチルカーボネート、フエニルトリ
ルカーボネートおよびジ(トリル)カーボネート
がある。 一般に、上述した方法いずれにおいてもカーボ
ネート前駆物質として、ホスゲンの代りにハロホ
ルメート、例えば2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フエニル)プロパンのビスハロホルメートを使用
することができる。 上述したポリカーボネートを製造する溶液法い
ずれにおいても、カーボネートポリマーは、酸結
合剤としてアルカリ水溶液を用いるかピリジンを
用いるかによつて、反応から真溶液または擬似溶
液として出現する。このポリマーは、ポリマーの
非溶剤、例えばヘプタンまたはイソプロパノール
を加えることにより溶液から析出させることがで
きる。或はまた、ポリマー溶液を加熱して溶剤を
とばしてもよい。 本質的に非晶質のポリエステル成分(c)は熱可塑
性であり、当業者に周知の方法で製造できる。こ
れとは対照的に、工業的にもつともよく用いられ
ているポリ(アルキレンテレフタレート)はほゞ
結晶質の構造を有する。これは本発明の組成物で
は有効でない。後で示すように、ほゞ結晶質のポ
リエステルは、ポリカーボネートおよびブロツク
コポリマーと前述した重量割合で配合した場合、
押出しが困難であり、極度に大きなダイスエルを
呈し、ストランドとする際の防止がうまくゆか
ず、表層剥離(流れすじ)を呈する。粒子を分析
したところ、ポリエステル/ポリカーボネート比
がコア(心)から外側へスキン(表皮)まで変動
していることがわかつた。 他方、結晶化傾向が低くなるように形成した非
晶質ポリ(アルキレンテレフタレート)は、ポリ
カーボネートおよびブロツクコポリマーと配合し
た場合、過剰なダイスエルなしに円滑に押出しで
きかつ容易に紡糸できる組成物を生成する。 非晶質ポリ(アルキレンテレフタレート)を使
用することにより、その配合物から形成した物品
を結晶質ポリエステルのガラス転移温度よりはる
かに高い温度で使用しても、重要な特性が失なわ
れなくなる。 一般に、非晶質ポリエステルは、アルキレング
リコール、例えば炭素原子数2〜10のグリコール
と、ジカルボン酸、好ましくは芳香族ジカルボン
酸、特に好ましくはテレフタル酸またはイソフタ
ル酸またはこれらの反応性誘導体との反応生成物
よりなる。グリコールは、エチレングリコール、
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,
10−デカメチレングリコールなどの中から選択で
きる。核剤を完全に排除することによりポリ(エ
チレンテレフタレート)に低い結晶化度を与える
ことができるが、「100%」の純粋なポリエステル
が結晶化する傾向を未然に防ぐために少量(0.5
〜5%)の非類似単位を連鎖中にランダムに取入
れられた形態で含有するポリ(アルキレンテレフ
タレート)(99.5〜95%)よりなるタイプのコポ
リエステルを製造し、使用するのが好ましい。テ
レフタル酸100%の代りに少量のイソフタル酸を
使用しても非晶質ポリエステルを製造できる。エ
チレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,4−シクロヘキサンジメタノールなどのうち
1種と、これら3化合物のうち別のものまたはプ
ロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール
などとし得る少量の第2グリコールとから製造し
たポリマーが有利である。好ましいポリエステル
は、非晶質ポリ(エチレンテレフタレート)コポ
リエステル、非晶質ポリ(1,4−ブチレンテレ
フタレート)コポリエステル、または非晶質ポリ
(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレ
ート)コポリエステルである。なかでも非晶質ポ
リ(エチレンテレフタレート)が特に好適であ
る。市販品としてはAkzo Ind−ustries社から商
標名ARNITEA04−102として販売されているも
のが適当である。 前述したように、本発明の組成物には他の添加
剤を存在させることができ、例えば顔料、具体的
には二酸化チタンを添加できる。ほかに難燃剤、
発泡剤(例えば5−フエニルテトラゾールなど)
その他をすべて、組成物の樹脂成分(a)、(b)および
(c)の合計重量の0.1〜100重量%の間の量存在させ
ることができる。 本発明の好適実施例として補強組成物があり、
かゝる補強組成物は補強作用を呈し得る量の補強
剤、例えば金属、例えばアルミニウム、黄銅、鉄
またはニツケルの粉末、ウイスカー、繊維または
薄片、および非金属、例えば炭素フイラメント、
針状CaSiO3、アスベスト、TiO2、チタン酸塩ウ
イスカー、ガラス鱗片などを含有する。かゝる補
強剤を、例えば2〜60重量%、好ましくは5〜40
重量%の量存在させることができる。補強剤とし
てガラス繊維が特に好適である。 また、安定剤、例えば亜燐酸エステル、燐酸エ
ステル、エポキシドなどを最終用途に応じて吾単
独でまたは組合せて添加することができる。 ポリマー組成物を製造する方法は臨界的でな
い。一般に任意の従来の配合技術が適当である。
好適な方法においては、ポリマー類と添加剤、例
えば所望に応じて粉末、粒子またはフイラメント
形態の補強剤とを配合し、この配合物を押し、次
いで通常固体の熱可塑性組成物の成形に普通に使
用される手段により成形品に成形するのに適当な
ペレツトに細断する。 選択的水素化エラストマー状ビニル芳香族−オ
レフインA−B−Aブロツクコポリマー、芳香族
ポリカーボネート樹脂および非晶質ポリエステル
よりなる組成物から得られる利点を具体的に示す
ために、以下に実施例を本発明の限定としてでな
く例示として挙げる。 下記の組成物は次の概略手順で製造する。まず
諸成分を機械的に配合し、予備乾燥し、次いで
260〜320℃で押出機で押出す。押出後、材料を
125℃で2時間乾燥してから、シリンダ温度260〜
320℃および金型温度50〜100℃の往復スクリユ式
射出成形材で試験片に成形する。ポリカーボネー
ト成分はすべて少量の例えば0.1%の混合安定剤、
即ち周知の亜燐酸エステル/ヒンダードフエノー
ルを含有する。物理的試験を次の条件で行う。1/
8インチ試験片でのノツチ付きアイゾツト衝撃強
さ;1/8インチ試験円板での落槍衝撃試験;引張
強さおよび弾性率、曲げ強さおよび弾性率;加熱
撓み温度および300℃1500sec-1でのみかけ溶融粘
度;およびシヤルピー衝撃強さ。 耐応力亀裂性を試験ジグで測定する。即ち、1/
8インチ引張試験バーを0.3%歪下でスーパーガソ
リンまたは四塩化炭素中に浸漬し、破壊までの時
間を測る。 実施例 1〜2 スチレン−ブタジエン−スチレンの選択的水素
化ブロツクコポリマー、ビスフエノールAとホス
ゲンとの芳香族ポリカーボネート、非晶質ポリ
(エチレンテレフタレート)および顔料TiO2より
なる組成物を製造し、成形し、試験する。比較の
目的で、結晶質ポリ(エチレンテレフタレート)
を用いて同様の組成物を製造し、試験する。組成
および得られた特性を第1表に示す。
【表】 加工中、非晶質ポリ(エチレンテレフタレー
ト)含有配合物(実施例1および2)は、押出が
滑らかで紡糸が容易である(過度のダイスエルな
し)。実施例1および2で、300℃40分の混合後み
かけ溶融粘度がそれぞれ14%および17%上昇す
る。 これに対して、結晶質ポリ(エチレンテレフタ
レート)含有配合物(対照例1Aおよび2A)は押
出が困難で、過度のダイスエルを呈し、ストラン
ド形成時の紡糸が困難である。粒子を分析したと
ころ、PET/PC比が心から表皮まで変動し、混
合が極めて不十分であることを示唆している。対
照例2Aの場合、表皮では22%までのPET値が測
定され、一方心ではPET値がわずか8%である。
溶融安定性が乏しく、300℃40分の混合後みかけ
溶融粘度がそれぞれ24%および28%上昇する。
280℃で加工する際ひどい分解が観察される。 表のデータから明らかなように、本発明の組成
物では加工性と同じく衝撃強さおよび熱安定性が
著しく改良されている。 実施例 3〜12 実施例1〜2の手順に従つて、2種の異なるブ
ロツクコポリマーを用いて本発明の組成物を追加
製造する。組成物により顔料を含むものも、含ま
ないものもある。比較の目的で、ポリカーボネー
ト単独、ポリカーボネートおよび非晶質ポリエス
テルのみ、そして非晶質ポリエステル単独から成
形品を製造し、試験する。組成および得られた特
性を第2表に示す。
【表】 加工中に次のことが観察される。非晶質ポリエ
ステル(PET)のレベルが非常に低いとき、配
合物の粘度は、PETの粘度とは無関係係に、純
粋な芳香族ポリカーボネート(PC)の値に向つ
て僅かに増加する。PETレベル50%以上で、粘
度はPCの最初の粘度に比例して減少する。ブロ
ツクコポリマーの添加レベルが低いと、配合物の
流れは著しく改良される。さらに本発明の範囲内
のブロツクコポリマーを含有する配合物はすべ
て、純粋なPC/PET配合物(例えば対照例3B)
と較べて、ダイスエルがほとんどなく押出適性が
優秀である。 物理的特性のデータに関して、本発明の組成物
はすべて、含有する3樹脂成分の構造が互に相違
し、PETおよびブロツクコポリマーの加熱歪温
度(HDT)が非常に低い(それぞれ73℃および
約−60℃である)にもかかわらず、約131℃以上
の加熱歪温度(HDT)を呈する。引張強さは
PETの引張強さに等しいかそれ以上であり、引
張試験で高い延性が呈される(延伸速度50cm/分
以上で延性)。破断点伸びは高く、PET単独では
衝撃強さが低いにもかゝわらず、本発明の組成物
では低温でも良好なノツチ付きアイゾツト衝撃強
さが得られる。 実施例 13〜16 実施例1〜2の手順に従つて、本発明のガラス
補強組成物を製造し、成形し、試験する。組成お
よび得られた特性を第3表に示す。
【表】 実施例 17〜20 一連の組成物を製造し、成形する。引張試験バ
ーを四塩化炭素およびガソリン(芳香族含量40
%)中に浸漬した後、0.3%歪の曲げ荷重下で引
張試験して環境応力亀裂を調べる。結果を第4表
に示す。
【表】 非変性ポリカーボネートが両溶剤いずれでも数
秒後に破断するのに対して、15%以上の非晶質ポ
リ(エチレンテレフタレート)および2%の
Kraton G−1650ブロツクコポリマーを含有する
ポリカーボネート組成物はCcl4およびガソリンい
ずれでも0.3%以上の臨界歪を有する。顔料も耐
応力亀裂性を向上する作用を有するようである。 実施例 21〜27 実施例1〜2の手順に従つて、下記の組成物を
製造する。
【表】 フタレート
【表】 フタレート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ビニル芳香族化合物(A)oおよび(A1o
    オレフインエラストマー(B)よりなるA−B−
    A1、A−(B−A−B)o−A、A(BA)oB、(A)
    4B、B(A)4、またはB〔(AB)oB〕4型(nは1〜
    10の整数である)の選択的水素化線状、遂次状
    または放射状テレブロツクコポリマー約0.1〜
    6重量部、 (b) 芳香族ポリカーボネート樹脂約65〜97.5重量
    部、および (c) 本質的に非晶質のポリエステル樹脂約1〜30
    重量部 の均質混合物よりなる熱可塑性組成物。 2 成分(a)、(b)および(c)の合計重量100重量部当
    り成分(a)が1〜4重量部、成分(b)が76〜88重量
    部、成分(c)が10〜20重量部をなす特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 3 成分(a)のビニル芳香族化合物(A)および(A1
    がスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
    ン、ビニルキシレンおよびビニルナフタレンの中
    から選択され、オレフインエラストマー(B)がブタ
    ジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンおよ
    び2,3−ジメチルブタジエンの中から選択され
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 成分(a)の(A)がスチレンブロツクで、、(B)がオ
    レフインブロツクで、(A1)がスチレンブロツク
    である特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5 成分(a)の末端ブロツク(A)および(A1)が分
    子量2000〜100000を有し、中心ブロツク(B)が分子
    量25000〜1000000を有する特許請求の範囲第4項
    記載の組成物。 6 成分(b)が二価フエノールとカーボネート前駆
    物質との芳香族ポリカーボネートである特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 7 芳香族ポリカーボネートがビスフエノールA
    のポリカーボネートである特許請求の範囲第6項
    記載の組成物。 8 成分(c)が本質的に非晶質のポリ(エチレンテ
    レフタレート)である特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。 9 さらに補強作用を呈し得る量の補強充填剤を
    含有する特許請求の範囲第1項記載の補強組成
    物。 10 補強充填剤がガラス繊維である特許請求の
    範囲第9項記載の組成物。 11 さらに有効な少量の顔料を含有する特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。
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