JPS59176184A

JPS59176184A - 船の荷役装置

Info

Publication number: JPS59176184A
Application number: JP4726283A
Authority: JP
Inventors: Hideki Hara; 原　秀顯
Original assignee: NKK Corp; Nippon Kokan Ltd
Current assignee: JFE Engineering Corp
Priority date: 1983-03-23
Filing date: 1983-03-23
Publication date: 1984-10-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、例えば軽自動車、オートバイ、エンジン、電
気機器等を船舶で多量に輸送する場合の荷役装置に関す
るものである。

軽自動車、オートバイ、エンジン、電気機器等（以下単
に軽自動車等という）を多量に船に積込む場合、従来は
、デリック装置、フォークリフト等により１台ずつ船内
に格納するか、あるいは、自走搬入又は複数台の軽自動
車等をパレットに固定して１ユニツトとし、これをデリ
ック装置やフォークリフト等により船内に格納していた
。

しかしながら、このような荷役方法では、荷の積降しに
長時間を要し、その上多くの作業員を必要とする等の問
題があり、きわめて非能率的であった。

本発明は、上記のような従来の間頌点を解決すべくなさ
れたもので、フォークリフト等を使用せず、多量の軽自
動車等を短時間に順序よく船内に格納することかでき、
しかも作業員を大幅に削減できる荷役装置を得ることを
目的とするものである。

本発明に係る荷役装置は、上記の目的を達成するため、
多数のパレットや箱等を船に積込む場合において、船内
に首尾方向と直交する少くとも１つの通路と、複数台の
ハンガーを有し該ハンガーを歩進させて前記通路のレベ
ルで停止させるように構成した複数台の回転ハンガー装
置と、前記通路と同じレベルで前記ハンガーの間及び前
記回転ハンガー装置の間に設けられた固定甲板通路とを
備え、前記通路に搬入された荷を前記ハンガー、固定甲
板通路を通って最奥の回転ハンガー装置から順次ハンガ
ーに積込むことを特徴とするものである。以下図面を参
照して本発明を説明する。

第１図は、本発明の概要を示す模式図、第２図はそのＡ
−Ａ拡大断面図である。本発明は、図に示すように、荷
を上甲板又は舷側から例えば船の首尾のはｇ中央に設け
た通路２に搬入し、この通路２０片側又は両側に設けた
多数の回転ハンガー装置３（３ａ、３ｂ、３ｃ、−、、
ろｎ）に、奥から順次荷を格納するようにしたものであ
る。本発明の荷役装置は、軽自動車等を固定したパレッ
トあるいは荷物を収納した箱等を船内に格納する場合に
実施して特に有効である。

本発明の実施例を第６図乃至第５図に示す。図において
、２は船体の首尾方向のはｙ中央部にこれと直交して設
けた通路である。この通路２は、首尾方向及び／又は首
尾と直交する方向に適当な間隔で複数個設けてもよい。

ろ（３ａ　、　３ｂ　、・・・３ｎ）は通路２の両側に
、隣接する装置と僅かな間隔を隔て、多数設置された回
転ハンガー装置で、第４図に示すように船幅方向にも複
数台設置されている。回転ハンガー装置乙において、６
１．３１ａ及び３２、’ｒ２ａは軸６３．６４０両端に
それぞれ装着されたスプロケットホイールで、上下のス
プロケットホイール６１、ろ２及びろ１ａ。

３２ａには、それぞれ環状のチェノ３５．３５ａか掛け
られている。３６．３６ａはスプロケットホイール６１
．６１２に固定された小形のスプロケットホイール、３
７．３７ａは軸３８の両端に装着された小形のスプロケ
ットホイールで、両小形スプロケットホイール３６．３
７及Ｕ’３６　ａ。

３７３間には、それぞれ環状のチェノ３９，３９ａが掛
けられている。

Ｍはモータ、４０は軸３８に装着されたモータＭの出力
歯車と噛合う歯車で、モータＭの回転は、歯車４０、ス
プロケットホイール３７．３７ａ１チエン３９．３９ａ
、スプロケットホイール３６．６６ａを介してスプロケ
ットホイール３１．３１ａに伝えられる。

４１は両側が開放されたハンガーで、それぞれチェノ、
吊金具等４２．４２ａにより上下に所定の間隔を隔て、
チェノ３５．５５ａに懸垂きれている。

２１は通路２と同方向にかつ同じ高さで、各回転ハンガ
ー装置３〜６ｎのハンガー４１０間に設けた固定甲板通
路、２２は通路２と同方向にかつ同じ高さで各回転ハン
ガー装置３〜６ｎの間に設けた固定甲板通路である。２
３は各ハンガー４１か第６図の状態にあるとき、各ハン
ガー４１の下面とはｇ同じ高さで通路２と同方向に設け
た格納棚である。なお、通路２及び固定甲板通路２１．
２２は、上下に複数段設けてもよい。５は軽自動車等か
固定されたパレットで、移動台車５１上に積載されてい
る。

次に、上記のように構成した回転ハンガー装置による荷
役方法の一例を説明する。

（１）第５図に示すように、各回転ハンガー装置６〜３
ｎをその一対のハンガー４１．４１の下面が通路２及び
各固定甲板通路２１．２２とはｙ同しベルの位置に停止
させる。

（２）通路２にパレット５を搬入する。

（３）　　パレット■（以下説明を容易にするため、パ
レットを■、■、○）、・・・で表示する）を台車５１
により、通路２．ハンガー４１、固定甲板通路２１．２
２を通って、最奥の回転ハンガー装置３ｎのハンガー４
１ｇ１ｒｃ積込む（第６図（イ））。

（４）　　パレット■を固定甲板通路２１を通ってハン
ガー４１ａに移動させる。ついで、パレット■をハンガ
ー　４１ｇに積込む（第６図（ロ））。

（５）　　最奥の回転ハンガー装置６ｎのモータＭを駆
動して、スブロう・ットホイール３１，３１ａを例えば
反時計方向に回転させ、次のハンガー４１ｂ、４１ｈを
固定甲板通路２１．２２と整合させ、回転ハンガー装置
６ｎを再び停止させる。

（６）　　次のパレット■をハンガー４１ｂにまたパレ
ット■をハンガー４１ｈに積込む（第６図（ハ））。

（７）　　第６図に）に示すように、ハンガー４１ａが
固定甲板通路２１の下方の格納棚２３ｄと対応したとき
（このとき、ハンガー４１ｂは格納棚２３Ｃと対応し、
ハンガー４．１　ｇは格納棚２３ａと、ハンガー４１ｂ
は格納棚２ろｂとそれぞれ対応する）、ハンガー４１　
ａ、　４１　ｂ、　４１ｇ。

４１ｈＫＱｔ込んだパレット■、Φ）、■、■をそれぞ
れ対応する格納棚２ろｄ、２ろｃ、２３ａ。

２３ｂに移す（（ホ）Ｆｙ：Ｊ）。

（８）　　再びハンガー４１を歩進させて、ノ・ンガー
４１ｃ、４１ｉにパレット■、■を積込む（（へ）図）
。

（９）ハンガー４１を歩進させて、ハンガー４１ｄ。

４１３にパレット■、■を積込む（（ト）図）。

００）　　ハンガー４１を歩進させ、上記と同様にして
、ハンガー４１ｅ、４１ｋにパレット■、（９を（←）
図）、ハンガー、４１ｆ、４１＋にパレット■、＠を（
（す）図）、さらにハンガー４１ｇ１４１ａにパレット
０、■を（（５２）図）それぞれ積込む。

Ｏｉｌ　　再びハンガー４１を歩進させ、ハンガー４１
ｂ１４１ｈか固定甲板通路２ＮＣ対応したとき、ハンガ
ー４１ｂと固定甲板通路２１を通ってハンガー４１　ｈ
にパレット［相］を積込む。さらに固定甲板通路２１に
パレット［相］を積込み、最後にハンガー４ｉｂにパレ
ット０を積込む（に）図）。

これにより、回転ハンガー装置６ｎには、１７個のパレ
ット■〜■が格納されろ。

０２　　同様にして、奥の回転ハンガー装置から、順次
パレットを格納する。

０３）　　荷を降す場合は、上記と反対の順序で通路に
近い回転ハンガー装置から順次荷を降ず。

上記の積込順序はその一例を示したもので、現場や荷の
状況等に応じて適宜変更しうろことは云う迄もない。ま
た、上記の説明では、最奥の回転ハンガー装置３ｎ１台
に順次ノイレットを格納する場合を示したが、実際の作
業にあたっては、船幅方向に並設された複数台の回転ハ
ンガー装置（本実施例では、６．３ｘ、３ｙの６台）に
同時に積込んでもよい。さらに通路２の一方の側の最奥
の回転ハンガー装置から順次積込む場合を示したが、通
路２かも左右に振分けて、両側の最奥の回転ハンガー装
置から同時に積込むこともできる。また回転ハンガー装
置６も図示の実施例のＭ成に限定するものではなく、本
発明の荷役装置を実施しうる機能を備夫たものであれば
、他の構成のものでもよい。

本発明により荷を積込むにあたっては、通路に搬入した
荷を人力により順次ハンガーに格納してもよいか、例え
ば自動倉庫のように、荷の積込順序や回転ハンガー装置
の回転、停止等必要な条件をあらかじめ制御装置に記憶
させておき、かつ荷を所定の位置へ自動的に移送しうる
ようにしておけは、人力を要することなく、自動的に荷
役を行なうことができる。

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、軽自
動車等を固定したパレットや節類を、フォークリフト等
を必要とせす、短時間かつ小人数の作業員で船内に整然
と格納できるので、実施による効果きわめて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するための模式図、第２図
はそのＡ−Ａ拡大断面図、第６図は本発明実施例の側面
図、第４図はそのＢ−Ｂ断面図、第５図は回転ハンガー
装置の実施例の要部を示す斜視図、第６図（イ）〜（４
）は本発明による荷役順序の一例を説明するための作用
説明図である。１：船体、５２：通路、ろ：回転ハンガー装置、２１　
、　’２２　：固定甲板通路、２６：格能棚、４１：ハ
ンガー、５：パレット、５１：台車。代理人　弁理士　　木　村　三　朗（爪）　　第６区（ト）１０（チ）１ｈ第６図（す）（）し）（ス）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数のパレットや箱類を船に積込む場合において
、船内に首尾方向と直交する少くとも１つの通路と、複数
台のハンガーを有し該ノ１ンガーを歩進させて前記通路
のレベルで停止させるように構成した複数台の回転ハン
ガー装置と、前記通路と同じレベルで前記ハンガーの間
及び前記回転ハンガー装置の間に設けられた固定甲板通
路とを備え、前記通路に搬入された荷を前記ハンガー、
固定甲板通路を通って最奥の回転ハンガー装置から順次
ハンガーに積込むことを特徴とする船の荷役装置。
（２）船内に前記ハンガーの間に設けた固定甲板通路の
上下に前記ハンガーの間隔に対応した間隔で格納棚を設
けた特許請求の範囲第１項記載の船の荷役装置。