JPS5917615Y2 - 製品取出装置 - Google Patents
製品取出装置Info
- Publication number
- JPS5917615Y2 JPS5917615Y2 JP4057280U JP4057280U JPS5917615Y2 JP S5917615 Y2 JPS5917615 Y2 JP S5917615Y2 JP 4057280 U JP4057280 U JP 4057280U JP 4057280 U JP4057280 U JP 4057280U JP S5917615 Y2 JPS5917615 Y2 JP S5917615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- mold
- suction cup
- suction
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は型物成形機において、吸着盤を用いて金型内の
製品を取り出す装置の改良に関するものである。
製品を取り出す装置の改良に関するものである。
この種製品取出装置においては、吸着盤の配列を金型内
の製品配列と一致させなければならないので金型交換の
度毎に吸着盤の数及び配列を変更しなければならないが
、この作業はプレス機の機体内で行わなければならない
ので作業性が悪く、特に多数個取り金型においては、作
業時間が長くかかるばかりでなく、金型間に入って作業
するため頗る危険である。
の製品配列と一致させなければならないので金型交換の
度毎に吸着盤の数及び配列を変更しなければならないが
、この作業はプレス機の機体内で行わなければならない
ので作業性が悪く、特に多数個取り金型においては、作
業時間が長くかかるばかりでなく、金型間に入って作業
するため頗る危険である。
本考案はこのような欠点をなくするために、吸着部と取
出機枠を分割式として機外に誘導し、吸着部を取り外し
て吸着盤の配列変更等を行うようにした製品取出装置を
提供するものである。
出機枠を分割式として機外に誘導し、吸着部を取り外し
て吸着盤の配列変更等を行うようにした製品取出装置を
提供するものである。
本考案の実施例を図面によって説明すれば、１は雌型２
のキャビティ３の位置に合せて配列した複数個の吸着盤
で、その外周先端上部に上方に向って後方に傾斜した成
形品の滑り落し部材４を固着すると共に、支持桿５を介
して吸着盤取付フレーム６の取付桟６ａに取り付けであ
る。
のキャビティ３の位置に合せて配列した複数個の吸着盤
で、その外周先端上部に上方に向って後方に傾斜した成
形品の滑り落し部材４を固着すると共に、支持桿５を介
して吸着盤取付フレーム６の取付桟６ａに取り付けであ
る。
７は吸着盤取付フレーム６の外周方に配設した取出機枠
、周縁ガイド部８を周設し、該ガイド部８を介して吸着
盤取付フレーム６をスライドさせるようにするか、又は
適宜の取付ボルト （図示せず）により取り外し可能に
取り付けである。
、周縁ガイド部８を周設し、該ガイド部８を介して吸着
盤取付フレーム６をスライドさせるようにするか、又は
適宜の取付ボルト （図示せず）により取り外し可能に
取り付けである。
又、取付機枠７は金型外に配設したシリンダー９により
金型面に平行に移動させるようにすると共に、別のエヤ
シリンダー１０によって金型面に垂直に移動させるよう
にしである。
金型面に平行に移動させるようにすると共に、別のエヤ
シリンダー１０によって金型面に垂直に移動させるよう
にしである。
上記のように構成した実施例についてその作用を説明す
れば、成形完了後、シリンダ１１を駆動して雄型１２を
移動ダイプレート１３と共に後退させて型開きを行い、
次にエヤシリンダー９を駆動して取出機枠７を型開きし
た金型間に挿入すると共に、エヤシリンダー１０を駆動
して取出機枠７を雌型２に向って前進させ、吸着盤１を
キャビティ３の中に成形された製品１４の表面に当接さ
せてこれを吸着する。
れば、成形完了後、シリンダ１１を駆動して雄型１２を
移動ダイプレート１３と共に後退させて型開きを行い、
次にエヤシリンダー９を駆動して取出機枠７を型開きし
た金型間に挿入すると共に、エヤシリンダー１０を駆動
して取出機枠７を雌型２に向って前進させ、吸着盤１を
キャビティ３の中に成形された製品１４の表面に当接さ
せてこれを吸着する。
次に、再びエヤシリンダー１０を駆動して取出機枠７を
後退させると共にエヤシリンダー９を駆動して取出機枠
７を機外に誘導し、適宜のエジェクト機構（図示せず）
によって製品を機外に排出する。
後退させると共にエヤシリンダー９を駆動して取出機枠
７を機外に誘導し、適宜のエジェクト機構（図示せず）
によって製品を機外に排出する。
この際、製品１４の表面が第３図に示すように凹部１４
ａを形成しているときは、吸着盤１が該凹部１４ ａ
の隅角部に引っかかるのを防止するために従来は吸着盤
１より圧縮空気を噴出させることが行われていたが、製
品が重いとき、又は凹部１４ ａが深いときは充分な効
果が得られないので、本考案においては吸着盤１に直接
成形品の滑り落し部材４を設けて製品を効果的に落下さ
せるようにしである。
ａを形成しているときは、吸着盤１が該凹部１４ ａ
の隅角部に引っかかるのを防止するために従来は吸着盤
１より圧縮空気を噴出させることが行われていたが、製
品が重いとき、又は凹部１４ ａが深いときは充分な効
果が得られないので、本考案においては吸着盤１に直接
成形品の滑り落し部材４を設けて製品を効果的に落下さ
せるようにしである。
即ち、製品１４を機外に排出後、吸着盤１による吸着力
を解くと、製品１４は自重により落下するが、その際、
製品１４の凹部１４ ａの開口端内周縁が滑り落し部材
４の傾斜した上面に摺接して吸着盤１から離間する方向
に案内されながら落下するものである。
を解くと、製品１４は自重により落下するが、その際、
製品１４の凹部１４ ａの開口端内周縁が滑り落し部材
４の傾斜した上面に摺接して吸着盤１から離間する方向
に案内されながら落下するものである。
次に金型交換を行い、吸着盤１の数及び配列を変更する
場合には、取出機枠７を機外に誘導した状態で吸着盤取
付フレーム６を取り外し、吸着盤１の数及び配列調整を
行うものである。
場合には、取出機枠７を機外に誘導した状態で吸着盤取
付フレーム６を取り外し、吸着盤１の数及び配列調整を
行うものである。
又、この際、吸着盤１を含む吸着部を交換部品として外
側段取りで予め準備しておけば、準備作業の時間を一層
短縮することができる。
側段取りで予め準備しておけば、準備作業の時間を一層
短縮することができる。
上述のように本考案は、吸着盤を用いて金型内の製品を
取り出す装置において、金型外に設けたシリンダ等によ
って取出機枠７を雌雄金型２，１２間に対し導入し、導
出自在に設けると共に雌金型２に対して接離自在に配設
し、さらに、前記取出機枠７に吸着盤取付フレーム６を
取外し自在に取付けると共にこの取付フレーム６に雌型
２のキャビティ３に対応して複数個の吸着盤１を配設し
てなる製品取出装置に係るものであるから、吸着盤取付
フレーム６を有する取出機枠７を雌雄金型間から金型外
に取り出すことができて金型交換が容易に行えるばかり
でなく、交換した金型のキャビティに応じた吸着盤１の
数及び配列の変更も金型外で行えるので、その作業が簡
単且つ迅速にしてしかも安全に行え、従って、生産能率
の向上に寄与すると共に、作業性を改善して危険防止に
役立つものである。
取り出す装置において、金型外に設けたシリンダ等によ
って取出機枠７を雌雄金型２，１２間に対し導入し、導
出自在に設けると共に雌金型２に対して接離自在に配設
し、さらに、前記取出機枠７に吸着盤取付フレーム６を
取外し自在に取付けると共にこの取付フレーム６に雌型
２のキャビティ３に対応して複数個の吸着盤１を配設し
てなる製品取出装置に係るものであるから、吸着盤取付
フレーム６を有する取出機枠７を雌雄金型間から金型外
に取り出すことができて金型交換が容易に行えるばかり
でなく、交換した金型のキャビティに応じた吸着盤１の
数及び配列の変更も金型外で行えるので、その作業が簡
単且つ迅速にしてしかも安全に行え、従って、生産能率
の向上に寄与すると共に、作業性を改善して危険防止に
役立つものである。
さらに、吸着盤１を有する取付フレーム６は取出機枠７
に対して取外し自在に構成しているので、予め、種々の
金型に応じて配列した吸着盤の取付フレームを準備して
おくことによって前記交換作業が一層能率良く行えるも
のである。
に対して取外し自在に構成しているので、予め、種々の
金型に応じて配列した吸着盤の取付フレームを準備して
おくことによって前記交換作業が一層能率良く行えるも
のである。
又、本考案によれば、各吸着盤１の外周先端上部に、上
方に向って後方に傾斜した成形品滑り落し部材４を設け
ているので、製品取出後に吸着盤１の吸着力を解くこと
により、滑り落し部材４をガイドとして製品を効果的に
落下させることができるものである。
方に向って後方に傾斜した成形品滑り落し部材４を設け
ているので、製品取出後に吸着盤１の吸着力を解くこと
により、滑り落し部材４をガイドとして製品を効果的に
落下させることができるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は成形機の
一部を含む本考案の一部を切断した側面図、第２図は正
面図、第３図は要部の拡大断面図である。
一部を含む本考案の一部を切断した側面図、第２図は正
面図、第３図は要部の拡大断面図である。
Claims (1)
- 吸着盤を用いて金型内の製品を取出す装置において、金
型外に設けたシリンダ等によって取出機枠７を雌雄金型
２，１２間に対し導入、導出自在に設けると共に雌金型
２に対して接離自在に配設し、さらに、前記取出機枠７
に吸着盤取付フレーム６を取外し自在に取付けると共に
この取付フレーム６に雌型２のキャビティ３に対応して
複数個の吸着盤１を配設し、各吸着盤１を配設し、各吸
着盤１の外周先端上部に、上方に向かって後方に傾斜し
た成形品滑り落し部材４を固着してなる製品取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4057280U JPS5917615Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | 製品取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4057280U JPS5917615Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | 製品取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56143021U JPS56143021U (ja) | 1981-10-28 |
| JPS5917615Y2 true JPS5917615Y2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=29635968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4057280U Expired JPS5917615Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | 製品取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917615Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP4057280U patent/JPS5917615Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56143021U (ja) | 1981-10-28 |
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