JPS59175808A - 田植機における施肥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、田植機の施肥装置に関するものである。

すなわち、肥料の送り出し作用を送風機の風圧によって
行なう構成にした場合、原動機回転数の増減速調節に関
連して送風機が変速され、施肥量にばらつきが生じてい
た。

そのため、圃場の中で部分的に多量の施肥状態となった
り、逆に、小量の施肥となり、圃場全体で稲の生育にむ
らがおきる欠点があった。

それに対して、この発明は、送風機の送風圧を、に構成
することによって、施肥量の変化を極力少なくして、従
来型の欠陥を解消しようとするものである。

以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。

まず、その構成について述べる。

機体（１）は、原動機（２）を搭載し、操向を司る前輪
（８）と、推進作用を行なう後輪（４）とによって走行
する構成としている。

田植装置（５）は、苗タンク（６）、植付杆（７）、フ
ロート（８）からなり、前記機体（１）の後部に装着し
て田植機を構成している。

（９）はハンドル、（１０）は座席を示す。

施肥装置（１υは、座席（１０）の両側に延長させた支
持腕０２）・Ｃ１２）′に肥料タンクθＢ）全取付けて
設けその肥料タンク０３）から施肥パイプθ荀を延長さ
せて、フロート（８）近傍の施肥ノズル（凶に連通させ
、施肥する構成としている。

（１６）は送風機であって、起風翼を内装して前記原動
機（２）の近傍に搭載して設けている。

送風パイプαηは、一端を上記送風機０６）に連通し、
他端を肥料タンク０３）の前記施肥パイプ０→の対向側
に連通開口させて構成している。

なお、送風パイプ０′７）は、メインパイプ（ホ）、横
送りパイプ０９）、連結パイプ（財）から構成している
。

そして、原動機（２）と送風機０６）との伝動装置Ｆｌ
）は原動機（２）側の駆動ブーＩＪ　　Ｃ２４と、送風
機０６）に軸着した割形変速プーリＱ４とに伝動ベルト
（ハ）を春目させて構成している。

（ハ）はテンションプーリーを示す。

そして、このテンションプーリー（財）は、ｉ動ｍ（２
）のスロットルレバー（ハ）とワイヤー（ハ）によって
連結し、スロットルレバー（ハ）を増速側に操作すると
、ワイヤー（ハ）が綬んで、割形変速プーリー（ハ）が
大径となり、逆に前記スロットルレバー０句を減速側に
操作すると、ワイヤー（ハ）を介して、テンションプー
リー（ハ）が引かれ、伝動ベル）Ｈを緊張してばね作用
により前記割形変連プーリー（社）が小径にできる構成
としている。

なお、図Ｉｆｉにおいて、（ハ）・（ハ）′は肥料繰り
出し口ルを示す。

なお、伝動装置０１）による変速に代えて、送風パイプ
０７）中に弁を設けてスロットルレバー（ハ）に連動し
て絞る構成にしてもよい。

つぎにその作用について説明する。

まず、肥料タンク０３）に肥料を充てんし、苗タンク（
６）Ｋ苗を補給して施肥・田植作業を開始する。

すると、肥料タンク（ロ）内の肥料は、肥料繰り出しロ
ール翰・−によって下方に送り出され、送風機（１６）
からメインパイプに）、横送りパイプ（ロ）、連結パイ
プに）を通って送くられて来た風を受けて、施肥パイプ
０４）に送り出され、施肥ノズル０５）から圃場に施肥
される。

一方、苗タンク（６）の苗は、植付杆（γ）によって、
フロート（８）によって整地された圃場面に植付けられ
る。

このような作業中に、例えば、圃場の深い部分に達して
大きな推進力を必要とするためスロットルレバーに）を
増速側に操作すると、原動機（２）は増速されるが、そ
のとき、その操作に関連してワイヤー（社）が緩むこと
となる。

ソノタめ、割形変速プーリー（ハ）は、テンションプー
リー（ハ）が作動して伝動ベルト（ハ）を緩め、ばね作
用によって大径となる。

したがって、送風機０６）は、原動機（２）の回転数が
増速されても、回転数はほとんど変化なく、送風圧をほ
ぼ一定に保つことができる。

このように、送風機θ６）は、原動機（２）の回転数が
変化しても、送風圧力に影響がなく、常に一定の風量・
風圧で肥料を送り出し、施肥量を一定に保つことができ
る。

以上、述べたように、この発明は、機体に装備した送風
機によって肥料を圧送しながら施肥作用を行なう施肥装
置を、田植装置に併設して構成し、該送風機の送風圧を
、原動機の増減速の変化に影響されないように構成した
ものであるから、施肥量を常に、はげ一定に保つことが
でき、施肥量をむらなく行なうことができ、稲の生育に
悪い影響を与えることのない特有の効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明に係る装置の一実施例を示すものであ
って、第１図は側面図、第２図は平面図、（７） 第１図 第３図は要部の簡略図、第４図は一部破断した側面図で
ある。 （１）・・・機体、（２）・・・原動機、（５）・・・
田植装置、０１）・・・施肥装置、（１６）・・・送風
機。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　昌　孝 （８）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機体に装備した送風機によって肥料を圧送しながら施肥
   作用を行なう施肥装置を、田植装置に併設して構成し、
   該送風機の送風圧を、原動機の増減速の変化に影響され
   ないように構成した田植機における施肥装置。