JP2583296B2 - 深浅2段施肥機 - Google Patents

深浅2段施肥機

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JP2583296B2 JP63292813A JP29281388A JP2583296B2 JP 2583296 B2 JP2583296 B2 JP 2583296B2 JP 63292813 A JP63292813 A JP 63292813A JP 29281388 A JP29281388 A JP 29281388A JP 2583296 B2 JP2583296 B2 JP 2583296B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は田植機に付設して、植付爪により植え付け後
の植付苗aの近傍に側条施肥と深層施肥の2段に施肥を
行う深浅2段施肥機に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、田植機に付設して側条施肥を行う一段施肥
装置は公知とされているのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、該一段側条施肥装置により散布する肥料は植
付苗の活着をよくする為の即効性の肥料であり、その後
に再度、植付苗の根の張りを良くする遅効性の肥料を別
に散布する必要があったのである。
本発明は従来のような植え付け後の遅効性の肥料の散
布の手間を省く為に、植え付けと同時に側条施肥と深層
施肥の両者を1度に可能としたものである。
このような深浅2段施肥機において、側条施肥の即効
性の肥料の量と、深層施肥する遅効性の肥料の量は、地
域により季節により様々に変化するので、両者の肥料の
量を、外部に露出しているリンクやアームの部分で、側
条施肥と深層作溝体4を別個に、または両者を比例させ
て、簡単に調節を可能とするものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明すると。
植付苗の近傍に側条施肥と深層施肥の2段の施肥を行
うべく、側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出装置Bを併
置し、両繰出装置を植付ミッションケースM部に設けた
クランクアーム18より間欠駆動する構成において、側条
施肥繰出装置Aの繰出量と深層施肥繰出装置Bの繰出量
を、クランクアーム18より各繰出装置の駆動軸への駆動
部において別個に調節可能としたものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は乗用田植機に本発明の深浅2段施肥機を付設
した状態の側面図、第2図は田植機の植え付け部と深浅
2段施肥機の拡大側面図、第3図はクランクアーム18か
ら側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出装置Bの駆動機構
を示す拡大図、第4図・第5図は繰出装置駆動機構の他
の実施例を示す側面図、第6図は高圧ポンプにより深層
施肥機に高圧空気を送り込む実施例の側面図、第7図は
植付苗aと側条施肥肥料bと深層施肥肥料cの配置を示
す平面図、第8図は植付ミッションケースMの平面断面
図、第9図は側条施肥繰出装置Aの側面断面図、第10図
は同じく後面断面図である。
第1図・第2図・第3図において、深浅2段施肥機の
基本的な構成について説明すると。
乗用形の田植機は4輪走行装置の後部に、植付ミッシ
ョンケースMとフロート13と苗載台10と植付爪6により
構成された植付部を上下昇降可能に装着している。
本発明の深浅2段施肥機は、該植付部に後付け可能に
構成されているのである。
そして側条施肥タンク1と側条施肥繰出装置Aとガイ
ドパイプ20よりなる側条施肥部は、支持杆5により支持
されており、該支持杆5を植付ミッションケースMの後
部に固着可能としている。
そして側条ガイドパイプ20が連設される側条肥料落下
口7は、側条作溝体3に固設され、該側条作溝体3がフ
ロート13の側部に、第7図において図示される如く、脇
部に2組が配置されている。
また、深層施肥タンク2と深層施肥繰出装置Bとガイ
ドパイプ21により構成された深層施肥部は支持杆19によ
り、植付ミッションケースMに固設されている。
そして、深層ガイドパイプ21の下端は深層肥料落下口
8に固設され、該深層肥料落下口8は深層作溝体4に固
設され、該深層作溝体4がフロート13の中央後端部に1
組固設されている。
しかし第7図において示す如く、6条上の場合には、
中央のセンターフロート13cの後部に装着される深層作
溝体4cは、センターフロート13cが、植付深さ自動調節
の為に上下動自由とされる必要があるので、別に離して
独立状態で支持しているのである。
また、深層作溝体4により作溝するのであるが、該深
層作溝体4のみで十分に深くまで作溝することが出来な
いので、乗用田植機の左右の後輪33L・33Rの真後に左右
の深層作溝体4s・4sが位置すべく配置しているのであ
る。
また、中央の深層作溝体4cの前部には後輪33が位置し
ないので、昇降リンク12から下方に突出して作溝ディス
ク9を突出し、該作溝ディスク9により作溝しているの
である。
これにより、深層作溝体4の負荷を軽くすることが出
来るのである。
以上のように構成した側条施肥繰出装置Aと深層施肥
繰出装置Bの駆動系統が本発明の要部であり、側条施肥
繰出装置Aも深層施肥繰出装置Bも植付ミッションケー
スMに設けられたクランクアーム18により駆動されるの
であるが、繰出量は別々に、または比例して同時に調節
を可能とすべく構成したものである。
第3図において示す実施例において、側条施肥と深層
施肥に別個に構成した調量装置について説明すると。
植付ミッションケースMよりクランクアーム18が突出
されており、該クランクアーム18は連続回転をするので
あるが、それに枢結されたクランクリンク15は往復運動
しかしないのである。
そしてクランクリンク15の上端にカウンタベルクラン
ク14が枢支されており、該カウンタベルクランク14の部
分で、側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出装置Bに駆動
を分岐している。
側条施肥繰出装置Aへはリンク16により回動アーム28
を回動し、該回動アーム28の先端のリンクが側条繰出軸
アーム23を上下に回動し、第10図に示す側条繰出軸34を
一定角度だけ連続的に回動させている。
このような側条施肥繰出装置Aにおいて、回動アーム
28の基部を枢支する枢支部28aを側条調量アーム26によ
り移動することにより、側条繰出軸34の回動角度を変更
しているのである。
該側条調量アーム26はその基部の固定ボルト26aによ
り上下の調節位置で固定可能としており、該側条調量ア
ーム26を回動することにより枢支部28aが移動するもの
である。
次に深層施肥繰出装置Bの調量機構も略同じである。
カウンタベルクランク14にリンク17を枢結し、該リン
ク17の後端を回動アーム31に枢結している。また回動ア
ーム31にリンク31を枢結し、深層繰出軸アーム24に連結
している。
該構成において、回動アーム31の基部を枢支する枢支
部31aが、深層調量アーム27の回動により変化すること
により調量を行うのである。
該深層調量アーム27は固定ボルト27aを緩めることに
より調節が可能である。
該構成においては、側条施肥と深層施肥を別個にのみ
調節可能としている。
次に第4図の実施例について説明すると。
該構成においては、植付ミッションケースM部のクラ
ンクアーム18の部分で、駆動系統を側条施肥系統と深層
施肥系統を2分している。
そしてクランクリンク15によりまず側条繰出軸アーム
23を駆動しており、また別のクランクリンク17により,
深層施肥繰出装置Bの深層繰出軸アーム24を駆動してい
る。
そして、それぞれ調量を可能とする為に、側条繰出軸
アーム23と深層繰出軸アーム24には調節孔23a・24aを多
数開口し、クランクリンク15とクランクリンク17の枢結
部を変更することにより、繰出軸の回転角度を変更して
いるのである。
該実施例においても、側条施肥と深層施肥を別個にの
み調節可能としている。
次に第5図の実施例において説明すると。
該構成においては、クランクアーム18からのクランク
リンク15は1本であり、側条繰出軸アーム23を駆動する
までの機構は、第3図と同じである。そして側条調量ア
ーム26を固定ボルト26aにより回動調節することによ
り、側条施肥繰出装置Aの調量が出来るのである。
そし更に側条繰出軸34に深層調量アーム22を設け、該
深層調量アーム22に調量孔22aを多数孔設けて、リンク1
7の連結部を変更することにより調節可能としているの
である。
また深層調量アーム22の代わりに深層繰出軸アーム24
に調量孔24aを設けても良いのである。
第5図においては、側条調量アーム26の部分を調量回
動することにより、側条施肥と深層施肥を比例的に調量
することも出来るのである。
第8図は植付爪6の駆動部と、クランクアーム18の駆
動部を示しており、該植付爪6はロータリー植付爪に構
成されており、回転ケース11の両端に開閉可能に構成さ
れている。
第9図・第10図においては、側条施肥繰出装置Aの構
成を開示している。
側条施肥繰出装置Aは深層施肥繰出装置Bと同じ装置
を兼用可能としており、繰出軸34の回転方向が変わった
場合にも、繰出ディスク46が可能なように、側条繰出軸
34の先端のベベルギア35に噛合するベベルギア36・37と
上下から噛合させている。
そして該ベベルギア36・37の回転方向は逆であるが、
それぞれとクラッチ筒軸47との間には、同方向のワンウ
エイクラッチ38・39が介装されている。
該構成により、側条繰出軸アーム23や深層繰出軸アー
ム24の往復回動を、側条繰出軸34の上に設けた、別のワ
ンウエイクラッチにより位置方向の間欠回転にすると、
その間欠回転方向が何方であっても、ディスク軸40上の
繰出ディスク46を同じ設定回転の方向に間欠回転するこ
とが出来るのである。
故に、側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出装置Bと
で、取り付け方向が変わった場合や、駆動方向が逆とな
った場合にも、共通の繰出装置を使用することが出来る
のである。
またクラッチ筒軸47と、その内部に遊嵌された、ディ
スク軸40との間にはクラッチシフター43が介装されてお
り、該クラッチシフター43を操作することによりクラッ
チ筒軸47の回転をディスク軸40に伝達するのを断接する
ことが出来るのである。
またディスク軸40の内部に詰まり阻止スプリング45の
駆動軸41が配置されており、該詰まり阻止スプリング駆
動軸41は、遊星式増速装置44により、繰出ディスク46の
回転に対して増速された回転数で回転するものである。
42はクラッチシフター43を操作するクラッチレバーで
ある。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、植付爪6の近傍に側条施肥と深層施肥を同時
に行うことが出来るので、田植えの後で再度水田内にお
いて深層施肥を行う必要が無く、1度の田植作業により
深層施肥も行うことが可能となったものである。
該深層施肥は、遅効性の肥料を根肥えとし散布するこ
とも出来るし、即効性の肥料を側条施肥と深層施肥の2
箇所に垂直・水平分布状態で散布することが出来るとい
う効果もあるのである。
第2に、側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出装置Bの
繰出量の調量を、別々に行うことができ、また必要であ
れば、調量アームの部分で同比率で調量することも出来
るので、地域性が季節性に応じて調量すること出来るの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は乗用田植機に本発明の深浅2段施肥機を付設し
た状態の側面図、第2図は田植機の植え付け部と深浅2
段施肥機の拡大側面図、第3図はクランクアーム18から
側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出装置Bの駆動機構を
示す拡大図、第4図・第5図は繰出装置駆動機構の他の
実施例を示す側面図、第6図は高圧ポンプにより深層施
肥機に高圧空気を送り込む実施例の側面図、第7図は植
付苗aと側条施肥肥料bと深層施肥肥料cの配置を示す
平面図、第8図は植付ミッションケースMの平面断面
図、第9図は側条施肥繰出装置Aの側面断面図、第10図
は同じく後面断面図である。 A……側条施肥繰出装置 B……深層施肥繰出装置 M……植付ミッションケース 1……側条施肥タンク 2……深層施肥タンク a……植付苗 b……側条施肥肥料 c……深層施肥肥料 3……側条作溝体 4……深層作溝体 7……側条肥料落下口 8……深層肥料落下口 18……クランクアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 昭雄 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200 八鹿鉄工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−33738(JP,U) 実開 昭63−26214(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植付苗の近傍に側条施肥と深層施肥の2段
    の施肥を行うべく、側条施肥繰出装置Aと深層施肥繰出
    装置Bを併置し、両繰出装置を植付ミッションケースM
    部に設けたクランクアーム18より間欠駆動する構成にお
    いて、側条施肥繰出装置Aの繰出量と深層施肥繰出装置
    Bの繰出量を、クランクアーム18より各繰出装置の駆動
    軸への駆動部において別個に調節可能としたことを特徴
    とする深浅2段施肥機。
JP63292813A 1988-11-19 1988-11-19 深浅2段施肥機 Expired - Fee Related JP2583296B2 (ja)

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CN104871673A (zh) * 2015-06-01 2015-09-02 农业部南京农业机械化研究所 串行分层深松施肥机
CN106471971B (zh) * 2016-12-27 2019-04-05 潍坊同方机械有限公司 插秧机分层施肥器
CN107409564A (zh) * 2017-08-09 2017-12-01 河北锦禾农业机械有限公司 一种插秧机的承重式浮船

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