JPS59175309A - 移動用変電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、移動用変電装置に関するものであり、さら
に詳しくいうと、トレーラ−等の移動車両上に変圧器、
しゃ断器、断路器等でなる変電装置を積載した移動用変
電装置に関するものである。

第１図は、従来のこの種の移動用変電装置を示し、トレ
ーラ−等の移動車両ｌの上の所定の位置に、変電装置を
構成する制御盤コ、変圧器３．しや断器ｑ及び断路器５
が車両進行方向に縦列して積載されている。

従来の移動用変電装置は、以上のように構成されていた
ので、絶縁階級が高くなるに従って、ｄ／。

ｄ　Ｊ　＊　ｄ　ｊで示される対地絶縁距離が長くなり
、このために、変圧器３．しゃ断器ｌ、断路器５の各機
器間で、対地絶縁距離や接続に必要なスペースを確保し
て単に移動車両に積載するだけでは、移動用変電装置、
ひいては移動車両ｌの全長りが長くなり、移動車両ｌの
回転半径が大きくなって道路を曲がりにくくなり、輸送
に大変手間がかかつていた。また、当該装置を船舶輸送
する場合には、実重量よりも１体積で輸送費用が決定さ
れる場合が多く、さらに、長さ、の長い物に対しては割
増運賃を適用される等、全長りが長ければ長い程、輸送
費用が高くなるという欠点があった。

さらに、移動用変電装置は、既設の変電所が伺らかの理
由で使用不能となった場合の代替装置としての役目もあ
り、このような役目で使用される場合、移動用変電装置
の全長が長いと、待機時における保管場所も広い場所を
確保しなければならないという欠点もあった。

この発明は、かかる従来装置の欠点を解消するためにな
されたもので、輸送時または保管中には、断路器夕を輸
送または保管忙必要な最小限度の距離になるように、し
ゃ断器ダ側に移動させ、しゃ断器ｑと断路器５間の接続
スペースを短かくするととＫより、全長りを短かくなし
うる移動用変電装置を提供することを目的とするもので
ある。

以下、この発明の一実施例を図面について説明する。第
２図は輸送時または保管中の移動用変電装置を示し、移
動車両ｌの上に前方から順に変電装置の制御盤２．変圧
器３．しゃ断器ケが所定の位置に縦列に積載されており
、さらに断路器Ｓがしゃ断路ｑ側に、輸送または保管に
必要な最小限度の距離に偏寄せられて積載されている。

第３図は、第２図のものを現地で変電装置として使用し
ている状態を示し、断路器りが所定の動作位置まで移動
した状態を示している。

断路器！を移動させる手段としては、第２図。

車輪７を設けることにより、簡単に移動させることがで
きる。この他の手段としては、油圧操作機構、圧縮空気
操作機構、電動操作機構、送りネジ操作機構等が使用で
きる。

以上から明らかなように、この発明によれば、断路器を
しゃ断器側に輸送または保管に必要な最小限度の距離に
なるように偏寄せて積載することにより、移動用変電装
置、ひいては移動車両の輸送時または保管時の全長を短
かくすることができるため、道路も容易に曲がることが
でき、かつ、積載物による移動車両に対する曲げモーメ
ントが小さくなるので、移動車両の剛性も小さくするこ
とができ、移動車両を軽量、安価にすることができる。

また、保管場所も、従来の装置の場合に比較して狭い場
所で保管することができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第７図は、従来の装置の側面図、第コ図、第３図はいず
れもこの発明の一実施例を示すもので、第１図は輸送中
又は保管中の状態を示す側面図、第３図は現地で変電装
置として使用している状態を示す側面図である。 ｌ・・移動車両、コ・・制御盤、３・・変圧器、ｑ・・
しゃ断器、Ｓ・・断路器、６・・断路器の架台、７・・
移動用車輪。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　　　　葛　　野　　信　　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　移動車両の上に変圧器、しゃ断器および断路
   器を縦列して積載し、かつ、前記断路器が前記移動車両
   の上で最後部に位置する移動用変電装置において、前記
   移動車両の進行方向に移動可能な前記断路器を備えてな
   ることを特徴とする移動用変電装置。 （コ）　　断路器が、移動用車輪を有する架台を備えた
   特許請求の範囲第１項記載の移動用変電装置。