JPS59174675A - 時計用外装部品の表面処理方法 - Google Patents
時計用外装部品の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS59174675A JPS59174675A JP4786583A JP4786583A JPS59174675A JP S59174675 A JPS59174675 A JP S59174675A JP 4786583 A JP4786583 A JP 4786583A JP 4786583 A JP4786583 A JP 4786583A JP S59174675 A JPS59174675 A JP S59174675A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- sheet member
- watch
- parts
- metal layer
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、時計ケースなどの時計用外装部品の表面に
金属層を形成する表面処理方法に関する。
金属層を形成する表面処理方法に関する。
従来、合成樹脂製の時計ケース表面に金属メッキを施す
には、前処理、エツチング、化学メッキ電気メツギ、後
処理などの工程を必要とするため工程が複雑で時間がか
かり、コスi高となってしλた。
には、前処理、エツチング、化学メッキ電気メツギ、後
処理などの工程を必要とするため工程が複雑で時間がか
かり、コスi高となってしλた。
この発明は、上述した目的を達成するためになされたも
ので、その目的とするところは、作業工程を簡素化して
コストの低減を図るようにした時計用外装部品の表面処
理方法を提供することにある。
ので、その目的とするところは、作業工程を簡素化して
コストの低減を図るようにした時計用外装部品の表面処
理方法を提供することにある。
この発明は、上述した目的を達成するために、少なくと
も金属層と溶着層の2層構造から成るシート部材を時計
用外装部品の表面に熱圧着することにより溶着層を溶融
して金属層を外装部品の表面に形成する点を要旨とする
ものである。
も金属層と溶着層の2層構造から成るシート部材を時計
用外装部品の表面に熱圧着することにより溶着層を溶融
して金属層を外装部品の表面に形成する点を要旨とする
ものである。
以下、この発明の表面処理方法を図面を参照して具体的
に説明する。第1図は、帯状に形成されたシート部材1
の断面図を示し、本実施例のシー・ ト部柑1は、6
層構造を我している。すなわち、・ フィルムシート
2の表面に、離型層3、表面保護層4、アンカーコート
層5、金属層6、溶着層7を順次積層した構成となって
いる。この場合、フイルムシート2は、ポリエステル等
から構成され、シート部材1の基板として使用されるも
のである。
に説明する。第1図は、帯状に形成されたシート部材1
の断面図を示し、本実施例のシー・ ト部柑1は、6
層構造を我している。すなわち、・ フィルムシート
2の表面に、離型層3、表面保護層4、アンカーコート
層5、金属層6、溶着層7を順次積層した構成となって
いる。この場合、フイルムシート2は、ポリエステル等
から構成され、シート部材1の基板として使用されるも
のである。
このシート部材1の表面に形成された離型層3は、ワッ
クス、パラフィンを重合した構成で、ワックスを溶融さ
せることによってフィルムシート2の剥離を容易とする
ものである。この剥離層3の表面に形成された表面保護
層4は、ウレタン系樹脂から成り、また、この表面保護
層4の表面に形成されたアンカーコート層5は、アクリ
ル系樹脂で、金属粒子の付着性に優れたものである。ま
た、金属層6は、クロム(’Or)を温度350〜40
0、。0でアンカーコート層5の表面に蒸着したもので
ある。この金属層6の表面に形成された溶着層7は、ア
クリル系樹脂で、熱溶融性および接着性に優れたもので
ある。
クス、パラフィンを重合した構成で、ワックスを溶融さ
せることによってフィルムシート2の剥離を容易とする
ものである。この剥離層3の表面に形成された表面保護
層4は、ウレタン系樹脂から成り、また、この表面保護
層4の表面に形成されたアンカーコート層5は、アクリ
ル系樹脂で、金属粒子の付着性に優れたものである。ま
た、金属層6は、クロム(’Or)を温度350〜40
0、。0でアンカーコート層5の表面に蒸着したもので
ある。この金属層6の表面に形成された溶着層7は、ア
クリル系樹脂で、熱溶融性および接着性に優れたもので
ある。
このようにして構成されたシート部材1を用い;
て時計外装部品8の表面(本実施例にあっては
、腕時計ケースの上面)に金属層を即成する場合につい
て説明する。第2図乃至第7図は、この場合の形成工程
を概略的に示したものである。−先ず、時計用外装部品
8の表面(上面)に、上述のようにして構成されたシー
ト部材1を載置する。この場合、第2図に示す如く、溶
着層7を下側にして載置し、時計用外装部品8の表面に
溶着層7を面接させる。次に、第2図に示すように、下
品側にシリコンゴム9aを有するプレス治具9を用いて
シート部材1の上方より温度約180.、’as圧力4
〜5 Kg/cm を加えてシート部材1や熱圧着す
る。これによって1シ一ト部材1内の溶着層7は、溶融
するようになるので、圧力が加わると時計用外装部品8
の上面に強固に接着するようになる。
て時計外装部品8の表面(本実施例にあっては
、腕時計ケースの上面)に金属層を即成する場合につい
て説明する。第2図乃至第7図は、この場合の形成工程
を概略的に示したものである。−先ず、時計用外装部品
8の表面(上面)に、上述のようにして構成されたシー
ト部材1を載置する。この場合、第2図に示す如く、溶
着層7を下側にして載置し、時計用外装部品8の表面に
溶着層7を面接させる。次に、第2図に示すように、下
品側にシリコンゴム9aを有するプレス治具9を用いて
シート部材1の上方より温度約180.、’as圧力4
〜5 Kg/cm を加えてシート部材1や熱圧着す
る。これによって1シ一ト部材1内の溶着層7は、溶融
するようになるので、圧力が加わると時計用外装部品8
の上面に強固に接着するようになる。
これと同時に、離型層3のワックスが溶融するようにな
るので、フィルムシート2は、離型層3のワックス、パ
ラフィン間で剥離可能な状態となる。
るので、フィルムシート2は、離型層3のワックス、パ
ラフィン間で剥離可能な状態となる。
而して、フィルムシート2を剥離すると、シート部材1
′は、第3図に示す如く1上部側から離型層3、表面保
護層4、アンカーコート層5、金属層6め4層構造とな
る。この場合、溶着層7も当然に残留するが、図示省略
しである。
′は、第3図に示す如く1上部側から離型層3、表面保
護層4、アンカーコート層5、金属層6め4層構造とな
る。この場合、溶着層7も当然に残留するが、図示省略
しである。
ご傘お卓垢七曇丑≠≠造埠コ叫44→目り郷Iトこのよ
うにしてフィルムシート2を剥離した後11.シート部
材1′の上 に粘着テープ10Jを貼り付ける。第4図
は、この状態を示している。この状態において、粘着テ
ープ10を上方に引っ張り上げると1第5図に示す如く
、シート部材1′は為時計用外装部品′8の上面に接着
された部分を残して他うになる。これによって、シート
部材1′が時計用外装部品8の上面形状に沿って切り剥
され1時計用外装部品8の上面のみに接着するようにな
る。
うにしてフィルムシート2を剥離した後11.シート部
材1′の上 に粘着テープ10Jを貼り付ける。第4図
は、この状態を示している。この状態において、粘着テ
ープ10を上方に引っ張り上げると1第5図に示す如く
、シート部材1′は為時計用外装部品′8の上面に接着
された部分を残して他うになる。これによって、シート
部材1′が時計用外装部品8の上面形状に沿って切り剥
され1時計用外装部品8の上面のみに接着するようにな
る。
(第6図参照)。
その後、時計用外装部品8の上面に接着されたシート部
材1′の上面および一側面にアクリル果樹塗布形成し、
このUVコート層11゛に紫外線を照射させてUVコー
ト層11を硬化させる。第7図は、この状態を示してい
る。なお、この状態におj、、6trv)−)層”1腎
透明なlf[s物質7あ6・“・なお、上記実施例は、
シート部材1を6層構造としたが、少なくとも金属層6
および溶着層7の ゛2層構造であればよい。
材1′の上面および一側面にアクリル果樹塗布形成し、
このUVコート層11゛に紫外線を照射させてUVコー
ト層11を硬化させる。第7図は、この状態を示してい
る。なお、この状態におj、、6trv)−)層”1腎
透明なlf[s物質7あ6・“・なお、上記実施例は、
シート部材1を6層構造としたが、少なくとも金属層6
および溶着層7の ゛2層構造であればよい。
また、上記実施例は、時計用外装部品8の表面に接着さ
せたレシート部材1′の上面等にU’Vコート層11を
形成するようにしたが、Uvコート層11は、必要に応
じて形成すれはよい。
せたレシート部材1′の上面等にU’Vコート層11を
形成するようにしたが、Uvコート層11は、必要に応
じて形成すれはよい。
更に5、上記実施例は、時計用外装部品8として時計ケ
ースに実施した場合を示したが、文字板、化讃板等であ
ってもよい。
ースに実施した場合を示したが、文字板、化讃板等であ
ってもよい。
この発明は、以上詳細に説明したように、少なくとも金
属層と溶着層の2層構造から我るシート部材を、時計用
外装部品の表面に熱圧7・層することにより、溶着層を
溶融して金N層を時計用外装部品の表、面に形成するよ
うにしたから、従来のようにメッキ処理による方法に比
べ、複雑な作業工程を必要とせず、作業工程を簡素化し
、コストの低減を図り得る。
属層と溶着層の2層構造から我るシート部材を、時計用
外装部品の表面に熱圧7・層することにより、溶着層を
溶融して金N層を時計用外装部品の表、面に形成するよ
うにしたから、従来のようにメッキ処理による方法に比
べ、複雑な作業工程を必要とせず、作業工程を簡素化し
、コストの低減を図り得る。
図面は、この発明の一実施例を示し、第1図は、シート
部材の概略断面図、第2図乃至第7図は、時計用外装部
品に金N層を形成する工程を概略的に示した作業工程図
である。 1・・・・・・シート部材、6・・・・・・金属層、7
・・・・・・溶着層、8・・・・・・時計用外装部品。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 1′ 第7図 −546一
部材の概略断面図、第2図乃至第7図は、時計用外装部
品に金N層を形成する工程を概略的に示した作業工程図
である。 1・・・・・・シート部材、6・・・・・・金属層、7
・・・・・・溶着層、8・・・・・・時計用外装部品。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 1′ 第7図 −546一
Claims (1)
- 少なくとも金属層と溶着層の2層構造から成るシ゛−ト
部材を時計用外装部品の表面に熱圧着することにより前
記溶着層を溶融して前記金属層を時計用外装部品の表面
に形成したことを特徴とする時計用外装部品の表面処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4786583A JPS59174675A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 時計用外装部品の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4786583A JPS59174675A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 時計用外装部品の表面処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174675A true JPS59174675A (ja) | 1984-10-03 |
Family
ID=12787265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4786583A Pending JPS59174675A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 時計用外装部品の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174675A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268780A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-11-28 | エルフ アトケム ソシエテ アノニム | ポリウレタン製またはポリエ−テルアミド製の接合材料を適用し、該接合材料の表面を溶融し、冷却する面の接合法 |
JP2009074748A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158120A (ja) * | 1974-11-13 | 1976-05-21 | Toyo Metalizing |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP4786583A patent/JPS59174675A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158120A (ja) * | 1974-11-13 | 1976-05-21 | Toyo Metalizing |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268780A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-11-28 | エルフ アトケム ソシエテ アノニム | ポリウレタン製またはポリエ−テルアミド製の接合材料を適用し、該接合材料の表面を溶融し、冷却する面の接合法 |
JPH0260701B2 (ja) * | 1985-03-29 | 1990-12-18 | Atochem | |
JP2009074748A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫の製造方法 |
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