JPH0653285A - Icテ−プキャリアとその製造方法 - Google Patents
Icテ−プキャリアとその製造方法Info
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- JPH0653285A JPH0653285A JP21976292A JP21976292A JPH0653285A JP H0653285 A JPH0653285 A JP H0653285A JP 21976292 A JP21976292 A JP 21976292A JP 21976292 A JP21976292 A JP 21976292A JP H0653285 A JPH0653285 A JP H0653285A
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- Japan
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- conductor
- outer lead
- hole
- tape carrier
- thickness
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウタリ−ドが充分な強度を有するととも
に、ICボンディングの容易なインナリ−ドを有するI
Cテ−プキャリアを提供する。 【構成】 20〜200μの厚さのポリイミドやポリエ
ステル製のフィルム状絶縁基材10の表面に接着剤11
を介してディバイス孔10aとアウタリ−ド孔10bと
をあけ、絶縁基材10上に50〜100μの厚さの導体
12をラミネイトしてディバイス孔10aとアウタリ−
ド孔10bとを塞ぐ。導体12をディバイス孔10a対
向面だけ18〜35μの厚さとしてインナリ−ド12a
を形成し、導体12の表面には、仕上鍍金13を施す。
に、ICボンディングの容易なインナリ−ドを有するI
Cテ−プキャリアを提供する。 【構成】 20〜200μの厚さのポリイミドやポリエ
ステル製のフィルム状絶縁基材10の表面に接着剤11
を介してディバイス孔10aとアウタリ−ド孔10bと
をあけ、絶縁基材10上に50〜100μの厚さの導体
12をラミネイトしてディバイス孔10aとアウタリ−
ド孔10bとを塞ぐ。導体12をディバイス孔10a対
向面だけ18〜35μの厚さとしてインナリ−ド12a
を形成し、導体12の表面には、仕上鍍金13を施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICなどを実装して
例えば液晶パネルに接続するICテ−プキャリアに関す
る。
例えば液晶パネルに接続するICテ−プキャリアに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ICテ−プキャリアは、フィルム
状の絶縁基材にディバイス孔とアウタリ−ド孔をあけ、
その絶縁基材上に一定の厚さを有する導体をラミネ−ト
してからフォトレジストコ−ト・露光・エッチング・レ
ジスト除去の工程を経てインナリ−ドとアウタリ−ドを
形成していた。従って、図7に示すように、そのICテ
−プキャリア1におけるインナリ−ド2aとアウタリ−
ド2bは、導体2の厚さそのものであるため当然同じ厚
さとなっていた。そして、インナリ−ド2aには、図8
に示すように、IC3をボンディングして取り付け、ア
ウタリ−ド孔部分で切断して、図9に示すように、アウ
タリ−ド2bをプリント基板4に取り付ける。
状の絶縁基材にディバイス孔とアウタリ−ド孔をあけ、
その絶縁基材上に一定の厚さを有する導体をラミネ−ト
してからフォトレジストコ−ト・露光・エッチング・レ
ジスト除去の工程を経てインナリ−ドとアウタリ−ドを
形成していた。従って、図7に示すように、そのICテ
−プキャリア1におけるインナリ−ド2aとアウタリ−
ド2bは、導体2の厚さそのものであるため当然同じ厚
さとなっていた。そして、インナリ−ド2aには、図8
に示すように、IC3をボンディングして取り付け、ア
ウタリ−ド孔部分で切断して、図9に示すように、アウ
タリ−ド2bをプリント基板4に取り付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、導体2の厚さ
を薄くするとインナリ−ド2aへのIC3のボンディン
グが容易となり、また、最近のインナリ−ド2aのファ
インピッチ化に伴う更に薄いものへの要求を満たすこと
ができるが、アウタリ−ド2bは、その強度が弱くなっ
て曲がりやすく折れやすくなり、甚だしい場合には、ア
ウタリ−ド2bが切断してしまうという問題点があっ
た。また、反対に導体2の厚さを厚くすると、インナリ
−ド2aへIC3をボンディングする時に強度が大き過
ぎたり、熱の伝導が良過ぎたりして取り付けがやりにく
いという問題点があった。
を薄くするとインナリ−ド2aへのIC3のボンディン
グが容易となり、また、最近のインナリ−ド2aのファ
インピッチ化に伴う更に薄いものへの要求を満たすこと
ができるが、アウタリ−ド2bは、その強度が弱くなっ
て曲がりやすく折れやすくなり、甚だしい場合には、ア
ウタリ−ド2bが切断してしまうという問題点があっ
た。また、反対に導体2の厚さを厚くすると、インナリ
−ド2aへIC3をボンディングする時に強度が大き過
ぎたり、熱の伝導が良過ぎたりして取り付けがやりにく
いという問題点があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、アウタリ−ド
が充分な強度を有するとともに、ICボンディングの容
易なインナリ−ドを有するICテ−プキャリアを提供す
ることにある。
が充分な強度を有するとともに、ICボンディングの容
易なインナリ−ドを有するICテ−プキャリアを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、例えば以下の図1及び2に示す実施例のよ
うに、導体12の厚さをインリ−ド12a部分だけ薄く
形成してなる、ことを特徴とする。
載のものは、例えば以下の図1及び2に示す実施例のよ
うに、導体12の厚さをインリ−ド12a部分だけ薄く
形成してなる、ことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、例えば以下の図
3及び4に示す実施例のように、フィルム状の絶縁基材
10にディバイス孔10aとアウタリ−ド孔10bをあ
け、その絶縁基材10上に導体12をラミネ−トしてか
ら前記ディバイス孔10a対向面を除き前記導体12の
表面にレジストコ−トし、化学研磨液16にて前記導体
12の厚さをインナリ−ド12a部分だけ薄くして後、
前記レジストコ−ト14を除去してなる、ことを特徴と
する。
3及び4に示す実施例のように、フィルム状の絶縁基材
10にディバイス孔10aとアウタリ−ド孔10bをあ
け、その絶縁基材10上に導体12をラミネ−トしてか
ら前記ディバイス孔10a対向面を除き前記導体12の
表面にレジストコ−トし、化学研磨液16にて前記導体
12の厚さをインナリ−ド12a部分だけ薄くして後、
前記レジストコ−ト14を除去してなる、ことを特徴と
する。
【0007】請求項3に記載のものは、例えば以下の図
5・6及び8に示す実施例のように、導体12の厚さを
アウタリ−ド12b部分だけ厚く形成してなる、ことを
特徴とする。
5・6及び8に示す実施例のように、導体12の厚さを
アウタリ−ド12b部分だけ厚く形成してなる、ことを
特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載のものは、例えば以
下の図7に示す実施例のように、フィルム状の絶縁基材
10にディバイス孔10aとアウタリ−ド孔10bをあ
け、その絶縁基材10上に導体12をラミネ−トしてか
らフォトレジストコ−ト・露光・エッチング・レジスト
除去の工程を経てインナリ−ド12aとアウタリ−ド1
2bを形成し、前記アウタリ−ド孔10b対応部分を除
き前記導体12の表面にレジストコ−トし、鍍金21を
施して前記導体の厚さをアウタリ−ド12b部分だけ厚
く形成して後、前記レジストコ−ト20を除去してな
る、ことを特徴とする。
下の図7に示す実施例のように、フィルム状の絶縁基材
10にディバイス孔10aとアウタリ−ド孔10bをあ
け、その絶縁基材10上に導体12をラミネ−トしてか
らフォトレジストコ−ト・露光・エッチング・レジスト
除去の工程を経てインナリ−ド12aとアウタリ−ド1
2bを形成し、前記アウタリ−ド孔10b対応部分を除
き前記導体12の表面にレジストコ−トし、鍍金21を
施して前記導体の厚さをアウタリ−ド12b部分だけ厚
く形成して後、前記レジストコ−ト20を除去してな
る、ことを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、インナリ−ド12aにICなどを取り
付け、アウタリ−ド12bを液晶パネルやプリント基板
などに接続する。
付け、アウタリ−ド12bを液晶パネルやプリント基板
などに接続する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例について説明する。図1には、この発明の一実施例で
あるICテ−プキャリアを示す。図中符号10は、20
〜200μの厚さのポリイミドやポリエステル製のフィ
ルム状絶縁基材である。絶縁基材10の表面には、20
μ〜30μ程度の接着剤11で50〜100μの厚さの
導体12が接着され、導体12の厚さをインナリ−ド1
2a部分だけ18〜35μの厚さに薄く形成してある。
また、導体12の表面には、仕上鍍金13が施してあ
る。
例について説明する。図1には、この発明の一実施例で
あるICテ−プキャリアを示す。図中符号10は、20
〜200μの厚さのポリイミドやポリエステル製のフィ
ルム状絶縁基材である。絶縁基材10の表面には、20
μ〜30μ程度の接着剤11で50〜100μの厚さの
導体12が接着され、導体12の厚さをインナリ−ド1
2a部分だけ18〜35μの厚さに薄く形成してある。
また、導体12の表面には、仕上鍍金13が施してあ
る。
【0011】このICテ−プキャリアは、次ぎのように
つくる。先ず、図3(イ)に示すように、この絶縁基材
10上の全面に20〜30μの厚さのフィルム状の高耐
熱性の接着剤11を転写する。次ぎに、図3(ロ)に示
すように、絶縁基材10と接着剤11を貫通するディバ
イス孔10aとアウタリ−ド孔10bとをあけた後、図
3(ハ)に示すように、接着剤11を用いて絶縁基材1
0の上に導体12をラミネイトしてディバイス孔10a
とアウタリ−ド孔10bとを塞ぐ。尚、導体12として
は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、
鉄、鉄合金などを用いる。
つくる。先ず、図3(イ)に示すように、この絶縁基材
10上の全面に20〜30μの厚さのフィルム状の高耐
熱性の接着剤11を転写する。次ぎに、図3(ロ)に示
すように、絶縁基材10と接着剤11を貫通するディバ
イス孔10aとアウタリ−ド孔10bとをあけた後、図
3(ハ)に示すように、接着剤11を用いて絶縁基材1
0の上に導体12をラミネイトしてディバイス孔10a
とアウタリ−ド孔10bとを塞ぐ。尚、導体12として
は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、
鉄、鉄合金などを用いる。
【0012】しかる後、図3(ニ)に示すように、その
導体12のディバイス孔10a対向面を除き導体12の
表面にレジストコ−ト14を施し、図4に示すように、
ロ−ラ15でガイドして化学研磨液16を入れた槽17
内を通して、図3(ホ)に示すように、導体12の厚さ
をインナリ−ド12a部分だけ薄くして18〜35μの
厚さとする。そして、レジストコ−ト14を除去して図
3(ヘ)に示すような状態とする。
導体12のディバイス孔10a対向面を除き導体12の
表面にレジストコ−ト14を施し、図4に示すように、
ロ−ラ15でガイドして化学研磨液16を入れた槽17
内を通して、図3(ホ)に示すように、導体12の厚さ
をインナリ−ド12a部分だけ薄くして18〜35μの
厚さとする。そして、レジストコ−ト14を除去して図
3(ヘ)に示すような状態とする。
【0013】更に、図3(ト)に示すように、導体12
の上面にフォトレジストコ−ト18を施し、また、ディ
バイス孔10a対向面にはバックコ−ト19を行い、フ
ォトレジストコ−ト18面に露光して、図3(チ)に示
すように、フォトレジストコ−ト18を所望の形状に残
し、エッチングを行って、図3(リ)に示すようにフォ
トレジストコ−ト18及びバックコ−ト19で被われた
部分以外の導体12を浸食させてインナリ−ド12aを
形成する。その後、フォトレジストコ−ト18及びバッ
クコ−ト19を除去して図3(ヌ)に示すような状態と
する。更に、導体12表面に仕上鍍金13を施して図1
に示すようなインナリ−ド12aとアウタリ−ド12b
を有するICテ−プキャリアを形成して切り出し、イン
ナリ−ド12aをIC30にボンディングして図2に示
すような状態とする。
の上面にフォトレジストコ−ト18を施し、また、ディ
バイス孔10a対向面にはバックコ−ト19を行い、フ
ォトレジストコ−ト18面に露光して、図3(チ)に示
すように、フォトレジストコ−ト18を所望の形状に残
し、エッチングを行って、図3(リ)に示すようにフォ
トレジストコ−ト18及びバックコ−ト19で被われた
部分以外の導体12を浸食させてインナリ−ド12aを
形成する。その後、フォトレジストコ−ト18及びバッ
クコ−ト19を除去して図3(ヌ)に示すような状態と
する。更に、導体12表面に仕上鍍金13を施して図1
に示すようなインナリ−ド12aとアウタリ−ド12b
を有するICテ−プキャリアを形成して切り出し、イン
ナリ−ド12aをIC30にボンディングして図2に示
すような状態とする。
【0014】また、図5には、この発明の他の実施例で
あるICテ−プキャリアを示す。このICテ−プキャリ
アは、前記実施例と同様にフィルム状の絶縁基材10の
表面に接着剤11で18〜35μの厚さの導体12が接
着され、導体12の厚さをアウタリ−ド12b部分だけ
厚く形成してある。また、導体12の表面には、仕上鍍
金13が施してある。
あるICテ−プキャリアを示す。このICテ−プキャリ
アは、前記実施例と同様にフィルム状の絶縁基材10の
表面に接着剤11で18〜35μの厚さの導体12が接
着され、導体12の厚さをアウタリ−ド12b部分だけ
厚く形成してある。また、導体12の表面には、仕上鍍
金13が施してある。
【0015】このICテ−プキャリアは、次ぎのように
つくる。先ず、図7(イ)に示すように、この絶縁基材
10上の全面に20〜30μの厚さのフィルム状の高耐
熱性の接着剤11を転写する。次ぎに、図7(ロ)に示
すように、絶縁基材10と接着剤11を貫通するディバ
イス孔10aとアウタリ−ド孔10bとをあけた後、図
7(ハ)に示すように、接着剤11を用いて絶縁基材1
0の上に導体12をラミネイトしてディバイス孔10a
とアウタリ−ド孔10bとを塞ぐ。尚、導体12として
は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、
鉄、鉄合金などを用い、その厚さは、18〜35μ程度
とする。
つくる。先ず、図7(イ)に示すように、この絶縁基材
10上の全面に20〜30μの厚さのフィルム状の高耐
熱性の接着剤11を転写する。次ぎに、図7(ロ)に示
すように、絶縁基材10と接着剤11を貫通するディバ
イス孔10aとアウタリ−ド孔10bとをあけた後、図
7(ハ)に示すように、接着剤11を用いて絶縁基材1
0の上に導体12をラミネイトしてディバイス孔10a
とアウタリ−ド孔10bとを塞ぐ。尚、導体12として
は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、
鉄、鉄合金などを用い、その厚さは、18〜35μ程度
とする。
【0016】そして、図示省略するが、フォトレジスト
コ−ト・露光・エッチング・レジスト除去の工程を経て
図7(ニ)に示すように、インナリ−ド12aとアウタ
リ−ド12bとを形成し、図7(ホ)に示すように、ア
ウタリ−ド孔10b対応部分を除き導体12の表面にレ
ジストコ−ト20を施す。そして、図7(ヘ)に示すよ
うに、鍍金21を施してアウタリ−ド孔10b部分だけ
導体12を厚くした後、レジストコ−ト20を除去して
図7(ト)に示すような鍍金21と導体12とでアウタ
リ−ド12b部分を厚く形成する。そのICテ−プキャ
リアの上面とアウタリ−ド12bの底面とに仕上鍍金1
3を施して図5に示すようなインナリ−ド12aとアウ
タリ−ド12bを有するICテ−プキャリアを形成す
る。そして、アウタリ−ド孔10b部分で切断して、図
6に示すようにアウタリ−ド12bをプリント基板31
に接続する。
コ−ト・露光・エッチング・レジスト除去の工程を経て
図7(ニ)に示すように、インナリ−ド12aとアウタ
リ−ド12bとを形成し、図7(ホ)に示すように、ア
ウタリ−ド孔10b対応部分を除き導体12の表面にレ
ジストコ−ト20を施す。そして、図7(ヘ)に示すよ
うに、鍍金21を施してアウタリ−ド孔10b部分だけ
導体12を厚くした後、レジストコ−ト20を除去して
図7(ト)に示すような鍍金21と導体12とでアウタ
リ−ド12b部分を厚く形成する。そのICテ−プキャ
リアの上面とアウタリ−ド12bの底面とに仕上鍍金1
3を施して図5に示すようなインナリ−ド12aとアウ
タリ−ド12bを有するICテ−プキャリアを形成す
る。そして、アウタリ−ド孔10b部分で切断して、図
6に示すようにアウタリ−ド12bをプリント基板31
に接続する。
【0017】また、図5に示す実施例は、アウタリ−ド
孔10b対応部分の導体12の表面だけに鍍金21を施
して厚くしたが、図8に示すように、アウタリ−ド孔1
0b対応部分の導体12の裏面にも鍍金21を施して更
に厚くして同じようにその上に仕上鍍金13を施しても
よい。
孔10b対応部分の導体12の表面だけに鍍金21を施
して厚くしたが、図8に示すように、アウタリ−ド孔1
0b対応部分の導体12の裏面にも鍍金21を施して更
に厚くして同じようにその上に仕上鍍金13を施しても
よい。
【0018】
【発明の効果】従って、請求項1及び2に記載のものに
よれば、厚みのある導体を使用してICテ−プキャリア
を作り、インナリ−ド部分だけを薄くしたので、また、
請求項3及び4に記載のものによれば、薄い導体を使用
してICテ−プキャリアを作り、アウタリ−ド部分だけ
厚くしたので、何れもアウタリ−ドが充分な強度を有す
るとともに、ICボンディングの容易なインナリ−ドを
有するICテ−プキャリアを提供することができる。
よれば、厚みのある導体を使用してICテ−プキャリア
を作り、インナリ−ド部分だけを薄くしたので、また、
請求項3及び4に記載のものによれば、薄い導体を使用
してICテ−プキャリアを作り、アウタリ−ド部分だけ
厚くしたので、何れもアウタリ−ドが充分な強度を有す
るとともに、ICボンディングの容易なインナリ−ドを
有するICテ−プキャリアを提供することができる。
【図1】この発明の一実施例であるICテ−プキャリア
の断面図である。
の断面図である。
【図2】そのICテ−プキャリアを切り出した状態の平
面図である。
面図である。
【図3】その製造工程をその工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図4】その工程中の化学研磨状態を示す説明図であ
る。
る。
【図5】この発明の他の実施例であるICテ−プキャリ
アの断面図である。
アの断面図である。
【図6】そのアウタリ−ドをプリント基板に接続した状
態図である。
態図である。
【図7】その製造工程をその工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図8】この発明の更に他の実施例であるICテ−プキ
ャリアの断面図である。
ャリアの断面図である。
【図9】従来のICテ−プキャリアの断面図である。
【図10】そのICテ−プキャリアのインナリ−ドにI
Cを取り付けた状態を示す断面図である。
Cを取り付けた状態を示す断面図である。
【図11】そのアウタリ−ド孔部分で切断してプリント
基板に取り付けた状態図である。
基板に取り付けた状態図である。
10 絶縁基材 10a ディバイス孔 10b アウタリ−ド孔 12 導体 12a インナリ−ド 12b アウタリ−ド 14 レジストコ−ト 16 化学研磨液 20 レジストコ−ト 21 鍍金
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、ICテ−プキャリアは、フィルム
状の絶縁基材にディバイス孔とアウタリ−ド孔をあけ、
その絶縁基材上に一定の厚さを有する導体をラミネ−ト
してからフォトレジストコ−ト・露光・エッチング・レ
ジスト除去の工程を経てインナリ−ドとアウタリ−ドを
形成していた。従って、図9に示すように、そのICテ
−プキャリア1におけるインナリ−ド2aとアウタリ−
ド2bは、導体2の厚さそのものであるため当然同じ厚
さとなっていた。そして、インナリ−ド2aには、図1
0に示すように、IC3をボンディングして取り付け、
アウタリ−ド孔部分で切断して、図11に示すように、
アウタリ−ド2bをプリント基板4に取り付ける。
状の絶縁基材にディバイス孔とアウタリ−ド孔をあけ、
その絶縁基材上に一定の厚さを有する導体をラミネ−ト
してからフォトレジストコ−ト・露光・エッチング・レ
ジスト除去の工程を経てインナリ−ドとアウタリ−ドを
形成していた。従って、図9に示すように、そのICテ
−プキャリア1におけるインナリ−ド2aとアウタリ−
ド2bは、導体2の厚さそのものであるため当然同じ厚
さとなっていた。そして、インナリ−ド2aには、図1
0に示すように、IC3をボンディングして取り付け、
アウタリ−ド孔部分で切断して、図11に示すように、
アウタリ−ド2bをプリント基板4に取り付ける。
Claims (4)
- 【請求項1】 導体の厚さをインナリ−ド部分だけ薄く
形成してなる、ICテ−プキャリア。 - 【請求項2】 フィルム状の絶縁基材にディバイス孔と
アウタリ−ド孔をあけ、その絶縁基材上に導体をラミネ
−トしてから前記ディバイス孔対向面を除き前記導体の
表面にレジストコ−トし、化学研磨液にて前記導体の厚
さをインナリ−ド部分だけ薄くして後、前記レジストコ
−トを除去してなる、ICテ−プキャリアの製造方法。 - 【請求項3】 導体の厚さをアウタリ−ド部分だけ厚く
形成してなる、ICテ−プキャリア。 - 【請求項4】 フィルム状の絶縁基材にディバイス孔と
アウタリ−ド孔をあけ、その絶縁基材上に導体をラミネ
−トしてからフォトレジストコ−ト・露光・エッチング
・レジストコ−ト除去の工程を経てインナリ−ドとアウ
タリ−ドを形成し、前記アウタリ−ド孔対応部分を除き
前記導体の表面にレジストコ−トし、鍍金を施して前記
導体の厚さをアウタリ−ド部分だけ厚く形成して後、前
記レジストコ−トを除去してなる、ICテ−プキャリア
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21976292A JPH0653285A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | Icテ−プキャリアとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21976292A JPH0653285A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | Icテ−プキャリアとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653285A true JPH0653285A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16740607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21976292A Withdrawn JPH0653285A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | Icテ−プキャリアとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1527944A1 (en) | 2003-10-29 | 2005-05-04 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Backrest assembly for standing ride |
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1992
- 1992-07-27 JP JP21976292A patent/JPH0653285A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1527944A1 (en) | 2003-10-29 | 2005-05-04 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Backrest assembly for standing ride |
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