JPS59174664A - 記録液 - Google Patents
記録液Info
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- JPS59174664A JPS59174664A JP58049437A JP4943783A JPS59174664A JP S59174664 A JPS59174664 A JP S59174664A JP 58049437 A JP58049437 A JP 58049437A JP 4943783 A JP4943783 A JP 4943783A JP S59174664 A JPS59174664 A JP S59174664A
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- JP
- Japan
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- recording
- liquid
- pref
- recording liquid
- head
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な記録液、特には記録ヘッドに設けられた
微細な吐出口(吐出オリフィス)から吐出させ、液滴と
して飛翔させて記録を行なう記録方式に適した記録液に
関する。
微細な吐出口(吐出オリフィス)から吐出させ、液滴と
して飛翔させて記録を行なう記録方式に適した記録液に
関する。
従来から紙等の被記録材に記録を行なう篭記具(万年筆
・フェルトペン等)には、インクとして各種の染料を水
またはその他の有機溶剤に溶解せしめたものが使用され
ている・ またピエゾ振動子による振動或いは高電圧印加による静
電引力等によ)記録ヘッド内の液体を吐出オリアイスか
ら吐出させて記録を行なう所謂インクジェット記録方式
に於いても各種染料を水又は有機溶剤等に溶解した組成
物が使用されることが知られている。しかし一般の万年
筆・フェルトペンの様な文具用インクに比べるとインク
ジェット用記録液は、多くの特性で一層I&密な条件が
要求される。
・フェルトペン等)には、インクとして各種の染料を水
またはその他の有機溶剤に溶解せしめたものが使用され
ている・ またピエゾ振動子による振動或いは高電圧印加による静
電引力等によ)記録ヘッド内の液体を吐出オリアイスか
ら吐出させて記録を行なう所謂インクジェット記録方式
に於いても各種染料を水又は有機溶剤等に溶解した組成
物が使用されることが知られている。しかし一般の万年
筆・フェルトペンの様な文具用インクに比べるとインク
ジェット用記録液は、多くの特性で一層I&密な条件が
要求される。
この様なインクジェット記録法は、所謂インクと称され
る記録液の液滴(clroplet )を飛翔させ、こ
れを被記録材に付着させて記録を行なうものである。斯
かる記録液は、記録剤(染料又は顔料が用いられる)及
びこれを溶解又は分散する液媒体(水又は各種有機溶削
成いはこれらの混合物が用いられる)を基本的成分とし
、又必要に応じて各種添加剤が添加されている。
る記録液の液滴(clroplet )を飛翔させ、こ
れを被記録材に付着させて記録を行なうものである。斯
かる記録液は、記録剤(染料又は顔料が用いられる)及
びこれを溶解又は分散する液媒体(水又は各種有機溶削
成いはこれらの混合物が用いられる)を基本的成分とし
、又必要に応じて各種添加剤が添加されている。
この様な記録法には、液滴の発生方法及び液滴の飛翔方
間の制御方法によって、種々の方式がある。その−例を
第1図に示す。
間の制御方法によって、種々の方式がある。その−例を
第1図に示す。
即ち第1図の装置はピエゾ振動子を有する記録ヘッド部
に記録信号を与え、該信号に応じて記録液の液滴を発生
させて記録を行なうものである。第1図において、1は
記録ヘッドで、ピエゾ振動子2a、振動板2b、記録液
の流入口3・ヘッド内の液室4及び吐出口(吐出オリフ
ィス)5を有している。液室4内には貯蔵タン1
り6に貯えられた記録液7が、供給管8によって導
入されている。尚、供給管8の途中には場合によって、
ポンプ或いはフィルター等の中間処理手段9が設けられ
ることもある。セしてピエゾ振動子2aには、信号処理
子R(例えばパルス変換器)10によって記録信号Sか
らパルスに変換された信号が印加され、該信号に応じて
液室4内の記録液に圧力変化が生ずる。その結果、記録
液7は吐出オリフィス5から液滴11となって吐出し、
被記録材120表面に記録が行なわれる。
に記録信号を与え、該信号に応じて記録液の液滴を発生
させて記録を行なうものである。第1図において、1は
記録ヘッドで、ピエゾ振動子2a、振動板2b、記録液
の流入口3・ヘッド内の液室4及び吐出口(吐出オリフ
ィス)5を有している。液室4内には貯蔵タン1
り6に貯えられた記録液7が、供給管8によって導
入されている。尚、供給管8の途中には場合によって、
ポンプ或いはフィルター等の中間処理手段9が設けられ
ることもある。セしてピエゾ振動子2aには、信号処理
子R(例えばパルス変換器)10によって記録信号Sか
らパルスに変換された信号が印加され、該信号に応じて
液室4内の記録液に圧力変化が生ずる。その結果、記録
液7は吐出オリフィス5から液滴11となって吐出し、
被記録材120表面に記録が行なわれる。
又、上記の装置以外にも種々のタイプの装置が知られて
おシ、例えば、第2図に示す様に、第1図の変形例とし
て液室4をノズル状にし、その外周部に円筒状のピエゾ
振動子を設置した装置がある(この装置に於ける液滴の
発生の機構は、本質的にN1図に示した装置と同じであ
る)。又、帯電した液滴を連続的に発生させ該液滴の一
部を記録に使用する装置。或いは又、記録ヘッドの室内
の記録液に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、骸
エネルギーによシ液滴を発生させる装置等も知られてい
る。
おシ、例えば、第2図に示す様に、第1図の変形例とし
て液室4をノズル状にし、その外周部に円筒状のピエゾ
振動子を設置した装置がある(この装置に於ける液滴の
発生の機構は、本質的にN1図に示した装置と同じであ
る)。又、帯電した液滴を連続的に発生させ該液滴の一
部を記録に使用する装置。或いは又、記録ヘッドの室内
の記録液に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、骸
エネルギーによシ液滴を発生させる装置等も知られてい
る。
その1例を第5− a図、第3− b図、第4図に示す
。
。
ヘッド13社インクを通す溝14を有するガラス、セラ
ミクス、又はプラスチック板等と、感熱記録に用いられ
る発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示されているが
、これに限定されるものではない)とを接着して得られ
る。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成される保護
膜16、アルミニウム電極17−1 、17−2、ニク
ロム等で形成される発熱抵抗体層1B、蓄熱層19、ア
ルミナ等の放熱性の良い基板20よシ成っている。
ミクス、又はプラスチック板等と、感熱記録に用いられ
る発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示されているが
、これに限定されるものではない)とを接着して得られ
る。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成される保護
膜16、アルミニウム電極17−1 、17−2、ニク
ロム等で形成される発熱抵抗体層1B、蓄熱層19、ア
ルミナ等の放熱性の良い基板20よシ成っている。
インク21は吐出オリフィス22まで来て・おり、圧力
Pによりメニスカス23を形成している0 今、電極17−1 、17−2に電気信号が加わると、
発□熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱し、
ここに接しているインク21に気泡が発生し、その圧力
でメニスカス25が突出し、インク21が吐出しオリフ
ィス22よシ記録小滴24となシ、被記録材25に向っ
て飛翔する。
Pによりメニスカス23を形成している0 今、電極17−1 、17−2に電気信号が加わると、
発□熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱し、
ここに接しているインク21に気泡が発生し、その圧力
でメニスカス25が突出し、インク21が吐出しオリフ
ィス22よシ記録小滴24となシ、被記録材25に向っ
て飛翔する。
第4図には第S −a図に示すヘッドを多数並べたマル
チヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝2
6を有するガラス板27と、第5− a図に説明したも
のと同様な発熱ヘッド28を接着してつくられている。
チヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝2
6を有するガラス板27と、第5− a図に説明したも
のと同様な発熱ヘッド28を接着してつくられている。
なお、第5− a図は、インク流路に沿ったへラド13
の断面図であシ、第3− b図は第5−a図のA −B
線での切断面である。
の断面図であシ、第3− b図は第5−a図のA −B
線での切断面である。
従来、この種の記録液として例えば特公昭50−856
1号、特公昭51−40484号、特公昭52−151
26号、特公昭52−13127号、特開昭50−95
008号に示される様に各種染料、顔料を水系また社非
水系溶媒に溶解或いは分散させたものが知られている。
1号、特公昭51−40484号、特公昭52−151
26号、特公昭52−13127号、特開昭50−95
008号に示される様に各種染料、顔料を水系また社非
水系溶媒に溶解或いは分散させたものが知られている。
この種の記録液の好ましい条件としては
(1)吐出条件(圧電素子の駆動電圧、駆動周波数、オ
リアイスの形状と材質、オリフィス径等)にマツチング
した液物性(粘度、表面張力、電導度等)を有している
こと。
リアイスの形状と材質、オリフィス径等)にマツチング
した液物性(粘度、表面張力、電導度等)を有している
こと。
(2)長期保存に対して安定で、微細な吐出口や毛細孔
の目詰ま1を起さないこと。
の目詰ま1を起さないこと。
(3) 被記録材(紙、フィルム等)に対して定着が
速くドツトの周辺が滑らかでにじみの小さいこと。
速くドツトの周辺が滑らかでにじみの小さいこと。
(4) 印字された画像の色調が鮮明で濃度が高いこ
と。
と。
(5)印字された画像の耐水性・耐光性が優れているこ
と。
と。
(6)記録液周辺材料(容器、連結チューブ、シール材
等)を侵さないこと。
等)を侵さないこと。
(7)臭気、毒性、引火性等の安全性に優れたものであ
ること、 等が挙げられる。
ること、 等が挙げられる。
上記の様な緒特性を同時に満足させることは相当に困難
である。前記した従来技術は、この点で不満足なもので
あった。
である。前記した従来技術は、この点で不満足なもので
あった。
斯かる目的の記録に適用する記録液は基本的に染料とそ
の溶媒とから組成されるものであるので、上記の記録液
特性は、染料とその溶媒のマツチングによシ決定される
。従って、記録液が上記特性を具備するように、染料と
その溶媒組成とのマツチングを図ることは、斯かる技術
分野に於てきわめて重要な技術である。
の溶媒とから組成されるものであるので、上記の記録液
特性は、染料とその溶媒のマツチングによシ決定される
。従って、記録液が上記特性を具備するように、染料と
その溶媒組成とのマツチングを図ることは、斯かる技術
分野に於てきわめて重要な技術である。
而して、本発明は、鋭意検討の結果、斯かる目的に用い
る記録液に好適な染料と溶媒の組合せを見出すことによ
シ完成されたものである。
る記録液に好適な染料と溶媒の組合せを見出すことによ
シ完成されたものである。
即ち、本発明の記録液は、像を形成する成分である記録
剤として、C2■、ダイレクトイエロー86を含み、こ
の記録剤を溶解又は分散する液媒体が、少なくとも、 (a) ポリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コールモノメチルエーテルの何れか又は両方と、 (b) ジエチレングリコール、スルホランの何れか
又は両方と、 (c) N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンの何れか又は両方と、 (、i) 水とから成ることを特徴としている。
剤として、C2■、ダイレクトイエロー86を含み、こ
の記録剤を溶解又は分散する液媒体が、少なくとも、 (a) ポリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コールモノメチルエーテルの何れか又は両方と、 (b) ジエチレングリコール、スルホランの何れか
又は両方と、 (c) N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンの何れか又は両方と、 (、i) 水とから成ることを特徴としている。
本発明によれば、環境温度変化に対して、粘度の変化が
小さく、又、水分量変化に対して、粘度・表面張力変化
が小さい記録液が得られるので、環境の温度が大きく変
化しても常に一定した吐出状態が保たれるはかシでなく
、ノズル先端からの水分蒸発による粘度増大で、放置後
の再吐出特性が悪くなった)、さらには目詰勺を起こし
て不吐出状態になるといったことは全く起らない。
小さく、又、水分量変化に対して、粘度・表面張力変化
が小さい記録液が得られるので、環境の温度が大きく変
化しても常に一定した吐出状態が保たれるはかシでなく
、ノズル先端からの水分蒸発による粘度増大で、放置後
の再吐出特性が悪くなった)、さらには目詰勺を起こし
て不吐出状態になるといったことは全く起らない。
又、更には保存中に物性・値の変化や固形分の析出を生
じることなく、被記録材の種類を制限せずに種々の部材
に記録が行え、定着速度が大きく、耐水性・耐光性・耐
摩耗性および解像度のすぐれた画像を与える記録液が得
られる。
じることなく、被記録材の種類を制限せずに種々の部材
に記録が行え、定着速度が大きく、耐水性・耐光性・耐
摩耗性および解像度のすぐれた画像を与える記録液が得
られる。
C9■、ダイレクトイエロー86の含有量は、液媒体成
分の種類、記録液に要求される特性等に依存して決定さ
れるが、一般には記録液全重量に対して、重量パーセン
トで0.1〜20%、好ましくは0.5〜15%、より
好ましくは1〜10%の範囲とされる。該染料はもちろ
ん単独で若しくは、他の染料と組合わせて、(つまり、
該染料を必須成分としてこの他に他の直接染料、酸性染
料などの各種染料を併用して)使用することができる。
分の種類、記録液に要求される特性等に依存して決定さ
れるが、一般には記録液全重量に対して、重量パーセン
トで0.1〜20%、好ましくは0.5〜15%、より
好ましくは1〜10%の範囲とされる。該染料はもちろ
ん単独で若しくは、他の染料と組合わせて、(つまり、
該染料を必須成分としてこの他に他の直接染料、酸性染
料などの各種染料を併用して)使用することができる。
本発明に用いられる液媒体の含有量は、一般には記録液
全重量に対して重量パーセントで1〜30%のポリエチ
レングリコール又は、ポリエチレングリコールモノメチ
ルエーテルの両方又はいずれか一方、1〜40%のジエ
チレングリコール又はスルホランの両方又はいずれか一
方、1〜40%のN−メチル−2−ピロリドン又は、1
,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンの両方又はいず
れか一方、および10〜90%の水であって、よシ好ま
しくは5〜20%のポリエチレングリコール又はポリエ
チレングリコールモノメチルエーテルの両方又はいずれ
か一方、5〜30%のジエチレングリコール又はスルホ
ランの両方又はいずれか一方、5〜30%のN−メチル
−2−ピロリドン又は1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノンの両方又はいずれか一方、および10〜70%
の水である。
全重量に対して重量パーセントで1〜30%のポリエチ
レングリコール又は、ポリエチレングリコールモノメチ
ルエーテルの両方又はいずれか一方、1〜40%のジエ
チレングリコール又はスルホランの両方又はいずれか一
方、1〜40%のN−メチル−2−ピロリドン又は、1
,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンの両方又はいず
れか一方、および10〜90%の水であって、よシ好ま
しくは5〜20%のポリエチレングリコール又はポリエ
チレングリコールモノメチルエーテルの両方又はいずれ
か一方、5〜30%のジエチレングリコール又はスルホ
ランの両方又はいずれか一方、5〜30%のN−メチル
−2−ピロリドン又は1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノンの両方又はいずれか一方、および10〜70%
の水である。
この様な成分から調合される本発明の記録液は、それ自
体で記録特性(信号応答性、液滴形成の安定性、吐出安
定性、長時間の連続記録性、長期間の記録休止後の吐出
安定性)保存安定性、被記録材への定着性、或いは記録
画像の耐光性、耐候性、耐水性等いずれもバランスのと
れた優れたものである。そしてこの様な特性を更に改良
する為に、従来から知られている各種添加剤を更に添加
含有せしめても良い。
体で記録特性(信号応答性、液滴形成の安定性、吐出安
定性、長時間の連続記録性、長期間の記録休止後の吐出
安定性)保存安定性、被記録材への定着性、或いは記録
画像の耐光性、耐候性、耐水性等いずれもバランスのと
れた優れたものである。そしてこの様な特性を更に改良
する為に、従来から知られている各種添加剤を更に添加
含有せしめても良い。
例えば、ポリビニルアルコール、セルロース類、水溶性
樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニオン或いはノニオ
ン系の各種界面活性剤、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等の表面張力調整剤:緩衝液によるpH調
整剤、防カビ剤等を挙げることができる。
樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニオン或いはノニオ
ン系の各種界面活性剤、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等の表面張力調整剤:緩衝液によるpH調
整剤、防カビ剤等を挙げることができる。
又、記録液を帯電するタイプのインクジェット記録方法
に使用される記録液を調合する為には塩化リチウム、塩
化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機塩類等の比抵
抗調整剤が添加される。
に使用される記録液を調合する為には塩化リチウム、塩
化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機塩類等の比抵
抗調整剤が添加される。
尚、熱エネルギーの作用によって記録液を吐出させるタ
イプのインクジェット方式に適用する場合には、熱的な
物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が調
整されることもある。
イプのインクジェット方式に適用する場合には、熱的な
物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が調
整されることもある。
本発明を以下の実施例で更に詳細に説明する。
実施例 1
上記組成物を容器の中で充分混合溶解し、孔径1μのテ
フロンフィルターで加圧口過したのち、真空ポンプを用
いて脱気処理し記録液とした。得られた記録液を用いて
、ピエゾ振動子によって記録液を吐出させるオンデマン
ド型記録ヘッド(吐出オリアイス径50μ・ピエゾ振動
子駆動電圧60v1周波数4 KH2)を有する記録装
置によシ、下記の(T1)〜(T5)の検討を行なった
ところ、いずれも良好な結果を得た。
フロンフィルターで加圧口過したのち、真空ポンプを用
いて脱気処理し記録液とした。得られた記録液を用いて
、ピエゾ振動子によって記録液を吐出させるオンデマン
ド型記録ヘッド(吐出オリアイス径50μ・ピエゾ振動
子駆動電圧60v1周波数4 KH2)を有する記録装
置によシ、下記の(T1)〜(T5)の検討を行なった
ところ、いずれも良好な結果を得た。
(T、)記録液の長期保存性;記録液をガラス容器に密
閉し、−30℃と60℃で6力月間保存したのちでも不
溶分の析出は認められず、液の物性や色調にも変化がな
かった。
閉し、−30℃と60℃で6力月間保存したのちでも不
溶分の析出は認められず、液の物性や色調にも変化がな
かった。
(T2)吐出安定性;室温、5℃、40℃の雰囲気中で
それぞれ24時間の連続吐出を行なったが、いずれの条
件でも終始安定゛した高品質の記録が行なえた。
それぞれ24時間の連続吐出を行なったが、いずれの条
件でも終始安定゛した高品質の記録が行なえた。
(T5)吐出応答性;2秒毎の間欠吐出と2力月間放置
後の吐出について調べたが、いずれの場合もオリスイス
先端での目詰シがなく安定で均一に記録された。
後の吐出について調べたが、いずれの場合もオリスイス
先端での目詰シがなく安定で均一に記録された。
(T4)記録画像の品質;記録された画像は濃度が高く
鮮明であった。室内光に3力月さらしたのちの濃度の低
下率は1%以下であり、また、水中に1分間浸した場合
、画像のにじみはきわめてわずかであった・ (T5)各種被記録剤に対する定着性;下表に記載の被
記録材に印字、15秒後印字部を指でこすり画像ずれ・
ニジミの有無を判定した、いずれも画像ずれ・ニジミ等
がなく優れた定着性を示した。
鮮明であった。室内光に3力月さらしたのちの濃度の低
下率は1%以下であり、また、水中に1分間浸した場合
、画像のにじみはきわめてわずかであった・ (T5)各種被記録剤に対する定着性;下表に記載の被
記録材に印字、15秒後印字部を指でこすり画像ずれ・
ニジミの有無を判定した、いずれも画像ずれ・ニジミ等
がなく優れた定着性を示した。
実施例 2
実施例1と同様にして上記の組成の記録液を調製し、記
録ヘッド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生
させ記録を行なうオンデマンドタイプのマルチヘッド(
吐出オリフィス径35μ、発熱抵抗体抵抗値150Ω、
駆動電圧60v1周波数2 KHz )を有する記録装
置を用いて実施例1と同様に(T、)〜(T5)の検討
を行なつたが、全ての検討実験に於て優れた結果を得た
・ 実施例 3 ( 上記に示す組成の記録液を実施例1と同様なをはずして
24時間放置後の筆記性を調べた。
録ヘッド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生
させ記録を行なうオンデマンドタイプのマルチヘッド(
吐出オリフィス径35μ、発熱抵抗体抵抗値150Ω、
駆動電圧60v1周波数2 KHz )を有する記録装
置を用いて実施例1と同様に(T、)〜(T5)の検討
を行なつたが、全ての検討実験に於て優れた結果を得た
・ 実施例 3 ( 上記に示す組成の記録液を実施例1と同様なをはずして
24時間放置後の筆記性を調べた。
本実施例の記録液は耐水性及び放置後の筆記性共に優れ
ていた。
ていた。
実施例 4〜16
実施例1と同様の方法により、第1表に列記の組成の記
録液を調合し、又、実施例1と同様に(T1)〜(T5
)の検討を行なった。尚第1表において()内の数字は
、組成(重量)比を示す。
録液を調合し、又、実施例1と同様に(T1)〜(T5
)の検討を行なった。尚第1表において()内の数字は
、組成(重量)比を示す。
これらの記録液は、長期保存性、記録性、記録画像の定
着性、鮮明度等において、全て良好な結果を与えた。
着性、鮮明度等において、全て良好な結果を与えた。
第1表
以上説明した様に本発明の記録液を用いることによシ
(1) 液の長期保存安定性が良好で、吐出口の目詰
りを起しにくい (2)温度や駆動条件の変動に対して、安定吐出のアロ
ーワンスが広い (6)被記録材への定着が速く、画像は鮮明である (4)印字物の耐水性・耐光性が良好である(5)記録
液の安全性が高く、周辺材料(容器シール材等)を侵さ
ない −等の利点がある。
りを起しにくい (2)温度や駆動条件の変動に対して、安定吐出のアロ
ーワンスが広い (6)被記録材への定着が速く、画像は鮮明である (4)印字物の耐水性・耐光性が良好である(5)記録
液の安全性が高く、周辺材料(容器シール材等)を侵さ
ない −等の利点がある。
第1図及び第2図は夫々インクジェット記録装置の模式
図である。 第3− a図、第3− b図は別の記録装置の要部縦断
面図および同横断面図である。第4図は第5− a図、
第s −b図に図示したヘッドをマルチ化したヘッドの
外観斜視図である。 但し、図において 1・・・記録ヘッド 2a・・・ピエゾ振動子 2b・・・振動板 3・・・流入口 4・・・液室 5・−・吐出オリフィス 6・・・貯蔵タンク 7・・・記録液 8・・ 供給管 9・・・中間処理手段 10・・・信号処理手段 11・・・液滴 12.25・・・被記録材 S・・・記録信号 14・・・液室 15・・・発熱ヘッド 16・・・保護層 17・・・電極 18・・・発熱抵抗体層 19・・・蓄熱層 20・・・基板 26 ・・・ 溝 でめろ。
図である。 第3− a図、第3− b図は別の記録装置の要部縦断
面図および同横断面図である。第4図は第5− a図、
第s −b図に図示したヘッドをマルチ化したヘッドの
外観斜視図である。 但し、図において 1・・・記録ヘッド 2a・・・ピエゾ振動子 2b・・・振動板 3・・・流入口 4・・・液室 5・−・吐出オリフィス 6・・・貯蔵タンク 7・・・記録液 8・・ 供給管 9・・・中間処理手段 10・・・信号処理手段 11・・・液滴 12.25・・・被記録材 S・・・記録信号 14・・・液室 15・・・発熱ヘッド 16・・・保護層 17・・・電極 18・・・発熱抵抗体層 19・・・蓄熱層 20・・・基板 26 ・・・ 溝 でめろ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 像を形成する成分である記録剤として、C,I。 ダイレクトイエロー86を含み、この記録剤を溶解又は
分散する液媒体が、少なくとも、(IL) ポリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコールモノメチルエ
ーテルの何れが又は両方と、 (b) ジエチレングリコール、スルホランの何れか
又は両方と、 (c) N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンの何れか又は両方と、 (d) 水とから成ることを特徴とする記録液。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58049437A JPS59174664A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 記録液 |
US06/591,556 US4585484A (en) | 1983-03-24 | 1984-03-20 | Recording liquid |
GB08407504A GB2140020B (en) | 1983-03-24 | 1984-03-22 | Recording liquid |
DE19843410855 DE3410855A1 (de) | 1983-03-24 | 1984-03-23 | Aufzeichnungsfluessigkeit |
HK702/91A HK70291A (en) | 1983-03-24 | 1991-08-29 | Recording liquid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58049437A JPS59174664A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 記録液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174664A true JPS59174664A (ja) | 1984-10-03 |
JPH025785B2 JPH025785B2 (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=12831080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58049437A Granted JPS59174664A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 記録液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5696182A (en) * | 1993-03-15 | 1997-12-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink-jet recording process making use of the ink, and apparatus using the ink |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509008A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-01-30 | ||
JPS5140484A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-05 | Osaka Bobin Kk | Supeesaaresusenshokuho |
JPS5213126A (en) * | 1975-07-19 | 1977-02-01 | Seido Tsujita | Expansion joint |
JPS5518151A (en) * | 1978-07-26 | 1980-02-08 | Canon Inc | Input device of photo electric conversion information |
JPS5518752A (en) * | 1978-07-25 | 1980-02-09 | Omron Tateisi Electronics Co | Sequential controller |
JPS5716076A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-27 | Canon Inc | Recording solution |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP58049437A patent/JPS59174664A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509008A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-01-30 | ||
JPS5140484A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-05 | Osaka Bobin Kk | Supeesaaresusenshokuho |
JPS5213126A (en) * | 1975-07-19 | 1977-02-01 | Seido Tsujita | Expansion joint |
JPS5518752A (en) * | 1978-07-25 | 1980-02-09 | Omron Tateisi Electronics Co | Sequential controller |
JPS5518151A (en) * | 1978-07-26 | 1980-02-08 | Canon Inc | Input device of photo electric conversion information |
JPS5716076A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-27 | Canon Inc | Recording solution |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5696182A (en) * | 1993-03-15 | 1997-12-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink-jet recording process making use of the ink, and apparatus using the ink |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH025785B2 (ja) | 1990-02-05 |
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