JPS59173188A - 亜鉛廃水の濃縮のための前処理方法 - Google Patents

亜鉛廃水の濃縮のための前処理方法

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JPS59173188A
JPS59173188A JP4851083A JP4851083A JPS59173188A JP S59173188 A JPS59173188 A JP S59173188A JP 4851083 A JP4851083 A JP 4851083A JP 4851083 A JP4851083 A JP 4851083A JP S59173188 A JPS59173188 A JP S59173188A
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Yoshihiro Watanabe
渡辺 佳弘
Hideyoshi Matsubara
秀吉 松原
Masayoshi Katayama
雅義 片山
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固形實、懸濁物質、アルミニウム。
鉄等の不純物を含有する含亜鉛廃水を、)1!!浸透脱
法等で亜鉛成分を濃縮する際の該液の前処理方法に関す
るものでめる。
亜鉛を主成分とする酸性廃水は、鉱山やメッキ工場等、
亜鉛を取扱う工場等から排出される。これらの廃水には
、通常、砂、炭素粒等の懸濁物質や、鉄、アルミニウム
、その他の微量の重金属類のイオンが含まれる事が多い
従来、これらの廃水は、亜鉛の水酸化物の溶解度の最も
小さいPHIO付近にて、他の金属水板化物と共に、沈
殿分離し、汚泥は脱水後、廃棄処分されることが多かっ
た。この処理方法では、PH4以下の廃水をPl(10
まで高めるのに、まず、多量のアルカリ剤が必要でsb
、さらに、亜鉛、鉄、アルミニウム、その他の金属イオ
ンが水酸化物となる時にも、化学量論的に多量のアルカ
リ剤を消費し、かつ、共存不純物の存在のために、高価
な亜鉛の回収、循環使用を妨げていた。アルカリ剤とし
ては、安価で入手しやすい事から、従来法では水酸化カ
ルシウム、カーノ(イト滓、または、水酸化ナトリウム
を用いるのが通例でめったが、このうち、凝集フロック
の沈降分離性や沈降物の脱水を濾過性の点からカーバイ
ト滓または水酸化カルシウムが用いられることが多い。
しかし、水酸化カルシウムの場合には、PH調製用とし
て〕1−ンII4 加えた水酸化カルシウムのうち、−の水ば比色ルシウム
が汚泥に混入するため、含亜鉛屏来物の汚泥発生−が増
大する欠点がめった。また、水酸化ナトリウムτ用いた
場合にtよ、汚泥発生量は少なくてすむが、水r疲化カ
ルシ2ムの1ポな、凝集及び脱水の助Mとしての効果が
少ない/こめpc、発生した汚泥は、金属水酸化物が大
半の沈降分離性。
脱水性の悪いものとなる。このため、沈殿分離槽は大き
な水111]槓が必要で、bす、かつ、脱水速度がおそ
いため、汚泥の濾過脱水設備が犬さくなる欠点があった
◎ 以上の様に、従来の方法で処理した場合には多数のアル
カリ剤が必繭となり、がっ、発生する汚泥の処分費また
は処理設備に費用ががさむなど重大な欠点がめった。
本発明の目的は、これらの従来法の欠点に対して、使用
アルカリ剤?少なくし、同時に汚泥発生鼠を減少させる
事によって、薬剤費、汚泥処分費、汚泥脱水設幽費用を
節減する方法を提供する事に必る。
近時、環境上、資礫再利用などの点から廃水中の金属イ
オンを回収、再利用することが多くなったが、一般+C
,霊属イオン化譲2緒する方法として蒸発法、冷凍濃縮
法、イオン交換法、−気透析法、抽出法、逆浸透法があ
るが、最近、所要エネルギーが低く、液、を加圧するだ
けで、他に薬剤を使用することが少すく、操作が間車で
必る等から、逆浸透膜法による濃縮法に関心が待たれて
いる。
逆浸冴法濃^で最も重要な間層は、膜の目詰りでめる。
すなわち、膜面への液中の4濁物質の付着及び溶解成分
よシ析出するスケールによる汚染でりる。これらの膜面
汚染防止に対して薬品ニヨる目詰り成分の溶M況−1水
流によるフラッシング洗浄、スポンジや気泡による物損
的洗浄が用いられているが、いずれも完全なものはなく
、膜汚染によって透過水値が極端に、減少した場合には
、膜交侠にたよらざるを得ない状況であり、膜“l汚染
が起きないように未然に防ぐ事が重要となる。
水処理において、憑−物質を除くノi合VCは、j墨機
系の硫vlI第一鉄、ポリ塩化第二鉄、硫酸アルミニウ
ム、ポリ塩化アルミニウム等の敲集犀1 k 6J≦カ
ロ、さらに、PH調製をなし、破属水M化物のλ合体ン
形成するルで懸濁物貞と共に一果さtて、固液分にシr
Oのが遣しIIでう、6゜ 本発明の曲の目的は、亜鉛廃水)Cきまれる共存並属イ
オンの江貝を巧壱にル用することで、凝集J1すを新た
シて冷加する争なく、Pki調顯だけC1己瀾鉋質等の
不1jll ’吻を縦来し、固成分離させ、さらには、
スケールの発生しlい績^1dロエ能なQY安価に作る
方法を提供する事し′こめる。
図7面を影照して本発明の詳細な説明すれば、第1図に
おいて、PH1、θ以下のIIA水は九人官1から撹拌
槽2に導入され、水酸化ナトリウム等のアルカリ剤1こ
よって、濃縮を目的とする亜鉛の水酸化物が析出しない
で、アルミニウム及び鉄の水酸化物のみ析出するP H
a’ 5〜6.5の4囲内に予かしめ調製し、撹拌機3
によって撹拌する事で、新たに凝集剤を加える事なく凝
集させるqtができる。これは、j)ル水−拒鉛排液中
に共存不メノロ物と雇で含まれている妖イオン笈びアル
ミニウムイオ)が水ト俊化物のM合体となって析出し、
原水に言まれ・る(1イ濁物買、また、スケールを形成
し易いシリカや一部の溶解物質を共沈させるためでめる
。場合によっては、攪拌槽2は原水とアルカリ剤を均一
に混合する事を目的とする急速攪拌槽と凝集フロックの
熟成を目的とする緩速撹拌槽の二種に分ける場合もめる
これらの凝集したフロックを含んだ原水は、導管4によ
って沈殿槽5に流入し、凝集したフロックは沈降し、上
澄水と分離される。本説明では、図に示した様な沈殿槽
5を用いて、沈殿分離を行ったが、他の高速凝゛集沈殿
槽等を用いても分離可f1ヒでわる。沈殿槽5からの上
澄水は導管6によって、中間貯槽7に導入される。
この上澄液は、沈殿槽で分離し得なかった微小の固形物
が含まれて罫す、□さらに、1濾過によって清澄化する
必要がろる。そのため、上蛭水は中間貯4f17と導管
8を介して接銃された濾過ポンプ9によって導管10よ
り濾過槽11に4人され、l濾過+111内に光填嘔れ
た炉材12にLり濾過される。IF材12は、通常、砂
又は砂とアンスラサイトゼ用いるが、原水中−Cマンガ
ンイオンが含まれる場合には、マンガンイオンの酸化吸
着除去のためにマンガン砂を砂の代シに用いても良い。
なお、t濾過化11を組方式の2濾過檜を用いて、沈殿
槽5からの上計水を専管6で直接濾過槽に導入しても1
1コ過し得る鴨曾にeま、中間貯槽7.P液ポンプ9.
4看8,10は省略することができる事は言うまでもな
い。また、本図では省略したが、濾過槽11はに制約に
V過水によって逆洗するものである。
この様に、少ないアルカリ剤で亜鉛層水中の共存する鉄
イオン、アルミニウムイオンを利用して、連浸透膜法1
1Cて濃縮中に、膜面に付着しやすい懸濁物質、シリカ
や液中に析出する鉄イオン、アルミニウムイオンを極め
て経清的に、がっ、容易に除去することができる。
濾過水槽14に貯留された1濾過水は、導管15を通っ
てブースターポンプ16によシ、4管17を通って膜1
呆護のために用いる精密濾過器18に供給される。この
#′k17に塩酸等の酸をb1≦加し、PHをさらに3
.5〜a5Vこ再調製する。これは亜鉛km縮した時に
、膜面に亜鉛やその他の金属水酸化物層の形成や炭酸カ
ルシウム等のスケールの析出を防止するだめの配慮でろ
る。この時のPH;直は、装置の耐蝕性の点からは、P
Hが中性であることが望ましいが、亜鉛の最終a縮濃度
によって、亜鉛の水酸化物が析出し、tいPH値を設屋
したものである。
以上で、逆浸透法で濃縮するだめの前処理v′i児了し
、以後、精密濾過器18と導V!19にて連結する加圧
ポンプ20により、20〜60〜程度加圧し、専管21
を通って逆浸透膜23を内蔵するモジニール22に供給
され、濃縮水25と膜透過水241c分けられる。濃縮
水25は、・この後、亜鉛の再利用及び回収に供される
。また、透過水は水質が良好で必れば、用水として再利
用も可能である。
なお、沈a横5で沈殿分離した汚泥は、導管26によっ
て脱水段[27に導かれ、脱水処理後、脱水ケーキ28
として排出される。また、脱水ろ液は導v29によって
、専管1で原水と混合され再処理される。
本発明により発生する汚泥は、亜鉛以外の不純物で、特
に、礒粒砂、炭素賀の懸濁物質、鉄イオン、アルミニウ
ムイオンが主体となるたりに、廃水中の不純物に対する
亜鉛の比率が多ければ多い程、従来のP)110にて、
llI!鉛イオンを含めた全電をlケ泥として処理する
方法に比べ、汚泥発生比率が少なくfLす、アルカリ剤
の消費量はもちろんの事、汚泥処理凌用が少なくなり、
叱鉛の濃縮。
回収メリットも大さくなる。
なふ・、他の実施例として原水中に含まれる鉄イオンに
2価の鉄イオンが含まれる場合には、酸化する必要があ
り、この場合には、攪拌槽2に、次亜塩素酸ソーダまた
は坦素等の酸化剤を添加する事によって、容易に3価の
鉄イオンとする事ができ、鉄イオンを沈=槽SVcて完
全に分離することができる。
また、原水中にカルシウムイオンが含まれる場合には、
濃縮時にカルシウム系のスケールが発生する場合がめる
ので、導管17にカルシウムイオンのイオン封鎖剤とし
てポリリン酸等のキレート剤を添加すれば、スケール発
生を防止する事かでき  る 。
以上に述べたようK、本発明は固形質、懸濁物質やアル
ミニウムイオン、鉄イオンが共存する亜鉛廃水を予じめ
、特定のp HK eA節する簡単な操作だけで、逆浸
透膜を用いる亜鉛の濃縮法が可能となったもので、主成
分の亜鉛を汚泥化しないために、PH調製剤の虚が少な
く、発生汚泥盪も少なくなるので処理費用が安く、また
、亜鉛の濃縮水は比較的不純物が少なくなって、循環利
用も可能で、付加価値の高い方法を確立し得たのでろる
。まだ、廃水中の亜鉛イオン濃度が高い程、従来法では
処理費が高くなるが、本発明では、亜鉛イオンの濃縮の
メリットが高くな9、非常に有用な方法でりる。
次に、本発明の実験例をもとに説明する。
実施例 某工場より排出さ扛る亜鉛廃水を水酸化ナトリウムでP
 HA定を行うと、弔2図のよりl結果を得ノこ・ この廃水には、亜鉛イオy1501Jp、アルミニウム
イオンIUF、mイオン21 wm 、 MWl性シリ
カlI:20+ym 、 h!ii濁W賞を11−よん
ご2シ、Phは2..5であった・ fJJ2図カラ、t J) 廃水をP M 6.5 r
’cするには水ば化ナトリウムが350F必要で必シ、
P H10゜0にするには165014m必要でめった
この結果より、本発明では、使米法に比ベア贋カリ剤が
約115で良い事がわかった。
実施例 実験例1と同様の1泉水を水【援化ナトリウムでPH6
,5とし、41′T出したフロックを沈殿分離し、上澄
水をアンスラサイトと砂を充填した一通信でP遇し、そ
の彼、塩猷でP H4,Qに調節すると、亜鉛1400
%、アルミニウム0. I P以下、鉄0,1−以下、
溶解性シリカ7、0 F l懸濁物質0,1胛以下とな
り非常に渭蛯な液を得ることができた。
この萌処理液を、膜面積0.7Hの逆浸透膜をモジュー
ル化した逆浸透装置を用い、圧力50餉で鍵縮を行った
結果、膜透過水量は平均5517yd七で、亜鉛濃度1
1000Fまで濃縮する事ができた。この時の亜鉛の回
収率は、原水σ)曲給址に対して78.596であった
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前処理方法と逆8!透膜装置による(
護縮法を組合せたフローシートでおる。第2図は某工場
廃水を苛性ソーダでPH滴定を行った時のPH,!:@
性ソーダ必要量との関係を示すグラフである◎ 符号説明 2 攪拌槽   五 沈殿槽   7. 中間貯槽9、
f濾過ポンプ   ILFi4稽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 111PJ(4以下のアルミニウムイオンを含む、強酸
    性亜鉛廃水から亜鉛成分を製靴するに際して、まず、該
    廃水をアルカリ剤でP 、H’I EL 5〜L5に調
    製し、発生するフロック状の固形物を分離除去した後、
    さらに、該液のPHを3.5〜&5に再調製して、亜鉛
    成分を濃縮する、亜鉛廃水の濃縮のだめの前処理方法。
JP4851083A 1983-03-23 1983-03-23 亜鉛廃水の濃縮のための前処理方法 Granted JPS59173188A (ja)

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JPH0137979B2 JPH0137979B2 (ja) 1989-08-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000117270A (ja) * 1998-10-09 2000-04-25 Nippon Steel Corp 金属含有排水の処理および有価金属の回収方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000117270A (ja) * 1998-10-09 2000-04-25 Nippon Steel Corp 金属含有排水の処理および有価金属の回収方法

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