JPS59173091A - ルゾペプチンe2 - Google Patents

ルゾペプチンe2

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JPS59173091A
JPS59173091A JP59014543A JP1454384A JPS59173091A JP S59173091 A JPS59173091 A JP S59173091A JP 59014543 A JP59014543 A JP 59014543A JP 1454384 A JP1454384 A JP 1454384A JP S59173091 A JPS59173091 A JP S59173091A
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luzopeptin
methionine
cysteine
methyl
fermentation
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ヘンリー シュミッツ
テレンス ダブリュー ドイル
マリアンヌ エフ カマー
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Bristol Myers Co
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    • C12P21/02Preparation of peptides or proteins having a known sequence of two or more amino acids, e.g. glutathione
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
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    • C07K7/06Linear peptides containing only normal peptide links having 5 to 11 amino acids
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な環状デプシベプチド抗生物質ならびにそ
の製造と回収の方法に関する。本発明はまた上記の新規
な抗生物質を含む医薬組成物ならびに該抗生物質(およ
びそ5− の成分)を抗菌剤および抗腫瘍剤として使用する方法を
提供するものである。
英国特許出願第2,050,384A号にはBBM−9
28と命名される抗腫瘍抗菌複合体ならびに菌株G45
5−101 (ATCC31491)と命名されるアク
チノマイセテスの新菌株の発酵による該複合体の製造が
記載されている。この特許にはBBM−928複合体が
BBM−928A、  B、 C,D、  EおよびF
と命名される少なくとも6つの成分をもつことが記載さ
れている。成分A、  B、 CおよびDは該特許にお
いて十分に特徴づけられたけれども、成分EおよびFは
2種のシリカゲルTI、C系におけるJ値によって及び
ある種の好気性バクテリアに対する試験管内抗菌活性に
よって特徴づけられているにすぎない。
BBM−928生産菌株G455−101は後になって
アクチノマジュラ属の新種であると決定され、アクチノ
マ6− ジュラルゾネンシスnov、 sp、と命名された[J
Antibintics33(10):1098 11
02(1980)参照〕。
J、 Arn、 Chem、 5oc−103: 12
41 (1981)には、peptide Chemi
stry (1980)、K、オカダ(Ed、 ) :
Protein Re5earch Foundati
on (日本国大阪)l)T)119−124(198
1)およびJ。
Antibiotics 34(2):148−159
(1981)と同様に、BBM−928A、BおよびC
の構造が記載されている。
BBM−928の鎖成分の生産、単離、特徴付け、およ
び抗腫瘍活性はJ、 Antibiotics 33(
10) :1087−1097(1980)に記載され
ている。英国特許出願第2,050,384A号に記載
されているように、成分EおよびFは2種のシリカゲル
TLC系におけるRf値によって特徴づけられているに
すぎない。
BBM−928Aの抗1111m活性の提案された機構
はBiochemistry 19:5537(198
0)に記載されている。
BBM−928抗生物質は生産種の後に現在ルゾペプチ
ン抗生物質と命名されている。それ故、ここに使用する
ルゾペプチンA、  B、  C等は上記刊行物に既に
使用されているBBM−928A、B、C等と同じであ
る。
第1図はKBr中でベレット化したときのルゾベプチン
E2の赤外吸収スペクトルを示すものである。
第2図はCDCl2に溶解させたルゾペプチンE2のプ
ロトン磁気共鳴スペクトルを示すものである。
第3図はCDCノ3に溶解させたルゾベプチンE2のC
I3核磁気共鳴スペクトルを示すものである。
本発明はルゾペプチンE2と命名する新規な抗腫瘍抗生
物質ならびに共生産物質を実質的に含まない純粋状態で
の該新規抗生物質の製造および単離の方法に関するもの
である。この新規な抗生物質は、アクチノマジュラルゾ
ネンシスのルゾペプチンE2生産菌株、好ましくはアク
チノマジュラルゾネンシスATCC31491もしくは
その突然変異体を、炭素および窒素の同化源を含む水性
栄養媒質中で浸漬好気性条件下に、実質量のルゾペプチ
ンE2が該培養媒質中で該微生物によって生産されるま
で培養し、そして該ルゾベプチンE2を共生産物質を実
質的に含まない純粋な形体で該培養媒質から回収するこ
とによってえられる。
ルゾベプチンE2は抗菌および抗腫瘍の両者の活性を示
す。
本発明によって提供されるルゾベプチンE2は英国%許
出願第2,050,384A号に記載のルゾベプチン(
または9− BBM−928)抗生物質複合体の少量成分であること
が発見された。該英国特許出願にはアクチノマジュラル
ゾネンシス sp、nov、の発酵によりルゾペブチン
抗生物質複合体を製造すること、およびこのような複合
体を6種の生活性成分(今やルゾベプチンA、  B、
 C,D、  EおよびFと呼ばれる)に分離すること
が記載されている。然しなから、アクチノマジュラルゾ
ネンシスの発酵において共生量されることが今や発見さ
れた抗生物質成分ルゾペプチンE2については該英国特
許出願には何も記載されていない。
本発明の新規な抗生物質はアクチノマジュラルゾネンシ
ス発酵液から実質的に純粋な形体で単離され乱つ以下に
更に詳しく述べるような物理的、化学的および生物学的
性質によって特徴づけられた。
ルゾベプチンE2の単離と特徴づけの後に本発明者の同
僚によって行表われた研究はルゾペブチンE(たとえば
英10− 国特許出願第2,050,384A号参照)が実際には
単一の抗生物質成分ではなくてルゾベプチンE2を包含
する諸成分の混合物であることを確立した2、 ルゾベプチンE2の性質 ルゾベプチンE2は発色団と17でキノリン核を含む環
状デプシベプチド抗生物質である。スペクトルおよび化
学分析から、ルゾベプチンE2は次の構造式をもつもの
と決定された。
11− ti3シL:ti3 H 12− ルゾペプチンE2は融点201〜203℃、分子量13
15.3732および分子式C60H711N+402
0をもつ白色固体である。元素分析は次の平均重量係を
示す。
C・・・53.19 H・・・  5.4O N・・・12.92 0(差から求める)・・・28.49 KBr中でペレット化したときのルゾペプチンE2の赤
外吸収スペクトルは添付図面の第1図に示しである。特
徴ある赤外吸収帯はffi’で表示して次の周波数で示
される。
3470.3370,2980,2983,2850,
1.74.0゜1645.1520,1418,135
0,1285,1230゜1195.1150,112
8,1105,1065. 1025゜905.885
,795,785および750゜ルゾペプチンE2のプ
ロトン磁気共鳴スペクトルおよびC13核磁気共鳴スペ
クトルはBruker Model WM−360スペ
クトルメータを用いそれぞれ360MH2および90M
H2で操作して測定した。このPMRおよびCMRのス
ペクトルは添付図面の第2図および第3図に示しである
キシレン−メチルエチルケトン−メタノール(5:5:
1 v/v )から成る溶媒系において、ルゾペプチン
E2はシリカゲル薄層クロマトグラフによって測定して
033のRf値を示す。
知られているルゾペプチン諸成分から区別されるルゾペ
プチンE2の重要々構造上の特徴は、テトラヒドロピリ
ダジン基の代りにヘキサヒドロピリダジン部分が存在す
ることである。
ルゾペプチンE2は、アクチノマジュラルゾネンシスの
ルソペプチンE2生産菌株好ましくはATCC3149
1の同定特性をもつアクチノマジュラルゾネンシスの菌
株またはその突然変異体を浸漬好気性条件下に水性栄養
媒質中で培養することによって製造しうる。
ルゾペプチンE2の生産微生物ならびにルゾペプチンE
2を得るだめの発酵条件は英国特許第2,050,38
4A号に記載されているとおりである。
好ましい生産微生物はアクチノマジュラルゾネンシス菌
株G455−101 (ATCC31491)であるけ
れども、任意のルゾペプチンE2生産菌株あるいはこの
よう々微生物から通常の方法たとえばX線照射、紫外線
照射、窒素マスタード処理、フエージ露出などによって
作りうる好ましい微生物の突然変異体も本発明の範囲内
に含まれることが意図される。
生産微生物は同化性炭素源たとえばデンプン、グルコ−
15− ス、テキストリン、マルトース、ラクトース、サクロー
ス、フラクトース、マンノース、糖蜜、グリセロールな
どを含む通常の栄養媒質中で生育させる。栄養媒質はま
た同化性窒素源たとえばタンパク、タンパク加水分解物
、ポリペプチド、アミノ酸、コーンステイープ液、カゼ
イン、尿素など;ならびに無機アニオンおよびカチオン
たとえばカリウム、ナトリウム、アンモニウム、カルシ
ウム、サルフェート、カーボネート、ホスフェート、ク
ロライド、ナイトレート、などを与える栄養無機塩類;
を含むべきである。
ルゾペプチンE2の製造および回収にとって必須という
わけではないけれども、D、L−メチオニン、S−メチ
ル−システィン、S−エチル−L−システィン、 D、
L−エチオニン、D−メチオニン、L−メチオニン、ア
セチル−メチオニン、2−アミノエタンチオール、2−
ヒドロキシ−4−(メチルチオ)酪酸、D、L−0−メ
チルセリン、L−シ16− スティンおよびL−メチオニルグリシンから成る群から
えらばれた硫黄含有化合物を栄養媒質に添加するのが好
ましい。好ましい硫黄含有化合物はり、L−メチオニン
およびS−メチル−システィンである。このような硫黄
含有化合物はたとえば発酵媒質の約0.05%〜約0.
5係(wt/vol)の濃度で添加することができ、D
、L−メチオニンおよびS−メチル−システィンについ
ての最も好ましい濃度はそれぞれ0.15%および0.
1%である。上記の硫黄含有化合物の添加はルゾペプチ
ンE2の生産を増大しそれによって分析および単離がよ
り容易になしうろことが見出された。
ルゾペプチンE2の製造において、生産微生物の満足な
生育に貢献する任意の温度を使用することができる。約
20〜45℃の範囲の温度が操作可能であり、27〜3
5℃の温度範囲が最も好ましい。ルゾペブチンE2の最
大生産は一般に約72〜96時間後にえられる。
通常の方法がこの発酵法に使用される。たとえば、小量
生産は撮とうフラスコ中で又は表面培養によって好都合
に行なわれる。大量生産は好ましくは滅菌タンク中で浸
漬好気性条件下で行なわれる。タンク発酵を使用すると
きは、培養液に微生物からの胞子を接種することによっ
て栄養媒質中に生長力のある接種物をまず作って若い活
性のある種培養物を与え、次いでこれを無菌状態で発酵
タンク媒質に移す。タンクおよびボトル中の曝気は、機
械的な回転子によってタンク中に更なるかくはんを与え
々から発酵媒質の表面の中におよび表面上に滅菌空気を
強制送入することによって行なうことができる。必要に
応じて、発泡防止剤たとえばシリコーン油、大豆油およ
びラード油を添加してもよい。
発酵の過程はルゾペプチンE2に敏感な微生物たとえば
バシリウスサブテイリス ATCC6633に対して時
々発酵液を試験することによって追跡することができる
ルゾペプチンE2はまた3 60 nmにおけるUV観
察によって、あるいはシリカゲルTLC系のキシレン−
メチルエチルケトン−メタノール(9: 9 : 1 
v/v )中のR1値によって、検出することもできる
ルゾペプチンE2は発酵液から通常の方法たとえば実施
例1において更に詳しく述べる溶媒抽出法およびクロマ
トグラフ法によって単離することができる。このような
方法はルゾペプチンE2を共生産物質を実質的に含まな
い純粋な形体で回収することを可能にする。
ルゾペプチンE2の試験管内最小阻止濃度を連続カンテ
ン希釈法によって測定した。ミュラー・ヒントンカンテ
ンをダラム陽性菌およびダラム陰性菌について一般に使
用し19− た。ただし酸耐性菌についてはN[L1001媒質〔3
%グリセロール、0.3%ナトリウム−L−グルタメー
ト、0.2%ペプトン、0.31%Na2HPO4,0
,1%K Hz P 04.0.005%アンモニウム
シトレート、0.001%MgSO4および1.5%カ
ンテン〕を使用した。これらの結果をルゾペプチンAの
活性との比較において第1表に示した。
20− 第1表 スタフィロコッカス アウレウス209P     O
,404スタフイロコツカス アウレウス スミス  
   0.4    0.8スタフイロコツカス ビオ
ジェネス 5−23    <0.05   0.2サ
ルシナ ルティア PCI  1001      0
.1    0.2マイクロコツカス フレバス DI
2       0.2    0.2コリネバクテリ
ウム キセロシス 53に−I      O,80,
8バシリウス サブティリス PCI  219   
  0.2    0.8バシリウス メガテリウム 
D−20,20,2バシリウス アンスラシス A95
40       0.1    0.2エスチエリチ
イア コリ NIHJ       >100   >
100クレブシラ ニューモニアエ D−11>100
   >100プロテウス バルガリス A9436 
    >100   >100シユードモナス アエ
ルジノサ A9930    >100   >100
マイコバクテリウム スメグマテイス607    0
.8    0.4マイコバクテリウム フレイ D8
8       1.6    0.4白血病P388
に対するルゾベプチンE2の抗腫瘍活性を既に報告した
方法(can、 Chem、 Rep、 50 : 4
79.1966およびCan、 Chem、 Rep、
 3 : 1.1972)KよってBDF、マウスにお
いて検査した。この試験結果をルゾベプチンAの結果と
共に下記の第2表に示す。
第2表 ルゾペプチンE2    64         毒性
あり32        144 16        167 8       122 4       122 2       100 1       100 化合物 投与量(w′Kg/8)  腫瘍阻止MS T
 (% T/e )ルゾベプチンp、      64
          15632          
161 16          144 8         144 4          128 2          111 治療: 9回の注射について毎日−回 宿主:BDF1  ♀マウス 評価:MST=中央生存期間 % T/C=治療したMST/対照標準MSTX100
%判断基準:T/C≧125は顕著な抗腫瘍効果ありと
考えられる。
毒性あシ:<4/6生存体、日数5 第2の試、験において、BDF、マウスの白抑病P38
8に23一 対するルゾベプチンE2の抗腫瘍活性をJ、 Anti
biotics33:1087−1097(1980)
に報告した方法によって検査した。ルゾペプトンAを基
準化合物として比較のために試験した。第3表に示すよ
うに、ルゾベプチンAおよびE2ははソ等しい抗腫瘍活
性を示した。ルゾベプチンAおよびE2の多数回投与(
qdl→9)の後に測定した腹膜内の毒性は第3表の最
終行に示しである。ルゾペプチンE2の毒性はルゾペブ
チンAの毒性のはソ%である。
24− 第3表 01        −    − 〇、03        89    1430.01
        174    1810.003  
     168    1490.001     
  141    1290.0003      1
21    117畑D”(my/Kp/day)  
  o、oot     o、ootLDso ” (
q/Kp/day )    0.019    0.
O:34釆 投薬量スケジュール:qdl→9 上記の抗菌性データおよびマウスIll瘍データに示す
ように、ルゾペプチンE2は抗生物質としておよびP3
88白血病のような呻乳動物の悪性腫瘍の閉止のだめの
抗腫瘍剤−25= としでも有用である。本発明はその範囲内に有効な抗菌
またけ腫瘍閉止の址のルゾベプチンを不活性々医薬的に
許容しうる担体もしくは希釈剤と組合せて医薬組成物を
包含する。このような組成物はまた他の活性な抗菌剤ま
たは抗腫瘍剤を含むことができ、そして所望の投与ルー
トに適切な任意の形体に作ることができる。このような
組成物の実例として、経口投与用の固体組成物たとえば
錠剤、カプセル、丸薬、粉末、および顆粒;軽口投与用
の液体組成物だとえ   ′ば溶液、懸濁液、シロップ
またはエリキシル剤;ならびに非経口投与用の処方物た
とえば滅菌した溶液、懸濁液まだは乳化液;があけられ
る。これらはまた、滅菌固体組成物の形体で製造し、使
用直前に滅菌水、生理的食塩水またはその他の滅閑注射
用媒質にとかすこともできる。
本発明の別の面によれば、有効な抗菌またはl+!IJ
ji!Is目止の調剤量のルゾペプチンE2−!たけそ
の医薬組成物を哺乳動26− 物に投与することから成る、細菌感染を受けた又は悪性
腫瘍(たとえばP388白血病)にかかった哺乳動物を
治療する方法が提供される。
次の実施例は本発明を具体的に説明するだめのものであ
って、本発明をこの特定の具体例に限定するものと解釈
すべきではない。pharmamediaは綿実ミール
についてのBuckeye 0jlseed Prod
ucts Co、  (米国テキサス州フォートウオー
ス)の商標である。Nutrisoyは粉末に砕いた大
豆ミールについてのArcher DanielsMi
dland Co、  (米国イリノイ州デカター)の
商標である。Fermo 30はイースト粉末について
のYeast Products Inc、 (米国ニ
ューシャーシー州りリフトン)の商標である。5kel
 1ysolve Bは異性体ヘキサン類から成、C6
0〜68℃の沸点をもつ石油溶剤についての5kell
yOil  Co、  (米国ミズリー州カンサス市)
の商標である。
27− Nylon Copol 8はガラスの代りにカラムと
して使用するナイロンの管状片である。このナイロンは
ある種の溶媒に耐性があシ、クロマトグラフ完了後に、
このカラムはカットして諸留分を得ることができる。
実施例I A0発酵 アクチノマジュラルゾネンシス菌株G455−101の
よく生育して生長力ある処方物を20%の最終濃度にお
いてサクロース中で凍結状態(−12℃)に保持した。
この凍結した生長力ある処方物を、3%セレローズ、1
%Phartnamedia  (綿実ミール)、1%
Nutrisoy(大豆ミール粉)および0.3%Ca
C0+を含む生長媒質に接種した。この種培養液を回転
しんとう器(21Orpm)上で35℃において48時
間培養し、7−の生育物を3%セレ28− ローズ、2%Pharmamedia、 1%Ferm
o 30  (イースト粉末)、0.5 % CacO
3および0.15%DL−メチオニンから成υ、滅菌前
にpHを7.0に調整した発酵媒質100 rnlヲ含
tr 500 mlエルレンマイヤーフラスコに移した
。ルゾペブチンE2の生産は35℃の培養温度において
72〜96時間で最大に達した。
B、検出 ルゾペプチンE2は発酵液全体を等容量のpH8,0,
5M)IJスーHC1緩衝液で希釈し、次いで発酵液の
2倍容量のメチレンクロライドで抽出することによって
発酵混合物から単離することができる。乳化状態を破壊
するために短期間の遠心分離を行なった後、溶媒相をA
naltechシリカゲルプレート上にスポットさせて
キシレン−メチルエチルケトン−メタノール(9:9:
1)系中で展開させた。
ルゾベプチンE2はBBM−928A(Rf  O,5
7)とBBM−928B(J O,27)との間のJo
、37にあられれる。3種の化合物のすべては35 Q
 nmでのUV観察によって又はpH8,0に調整して
バシルスサプテイリスATCC6633を接種したカン
テンを使用するバイオオートグラフによって検出するこ
とができる。
C6単離 DL−メチオニン(1,!M’μ)の存在下で生育した
アクチノマジュラルゾネンシス菌株G455−101の
発酵からの全体の液(10t )を炭酸す) IJウム
でpH8に調整し、濾過助剤としてのケイソウ土の存在
下で41のn−ブクノールと2時間かくはんした。生成
混合物をP4し、有機相を分離して減圧下で濃縮し、油
状残渣をえた。この油状残渣を5kellysolve
 B (異性体ヘキサン類から成り60〜68℃の沸点
をもつ石油溶剤についての5kellyO口Co、の商
標)と共にすりつぶし、ジエチルエーテルを加え、濾過
および乾燥後に41の富化ルゾペプチン複合体をえた。
この富化ルゾペプチン複合体をLoevおよびGood
rnan (Progress  jn  5epar
ation  andPurification、 v
ol、 3. p 73. 1970 )に従って調製
した乾燥シリカゲルカラム上でクロマトグラフ処理した
。乾燥カラムシリカゲル(Merck :28Or)を
40m1の蒸留水の添加によって失活させ、3時間激し
くしんとうした後に更に3時間、キシレン−メチルエチ
ルケトン(1:1容量比)混合物18+++/により平
衡化させた。次いでこのシリカゲルを160ゲージのN
ylon Copol 8(4X100cm)カラムを
使用するカラムにガラスクールの助力により充てんした
このルゾペプチン複合体(4り)をキシレン−メチルエ
チルケトン(1:1容量比)の30m1にとかして濾過
し、減圧下での溶媒除去によってシリカゲル上に被覆し
、乾燥31− カラムに適用した。このカラムを、流出液がカラムの床
より上を走行するまで、メチルエチルケトン−キシレン
−メタノール(5:5:1容量比)で展開した。35 
Q nmでのポータプルUVランプでカラムを観察して
、黄色螢光帯域をカットし、えられたシリカゲルをクロ
ロホルム−メタノール(1:1容量比)で溶出し、そし
て5i02(メチルエチルケトン−キシレン−メタノー
ル:5:5:1容量比)上での薄層クロマトグラフ(T
LC)分析の後に、ルゾペプチンE2を含む固体を集め
た(494■)。富化ルゾベブチンE2留分(494■
)をメチレンクロライドにとかし、シリカゲル上に被覆
し、そしてトルエン−メタノール勾配(0〜10%)を
もつトルエン中で充てんした2×80crnのシリカゲ
ルカラムスラリー上でクロマトグラフ処理した。諸留分
を集めてシリカゲル(メチルエチルケトン−キシレン−
メタノール:5:5:1容量比)上でTLC32− によって分析した。7%メタノールでの溶出でルゾベプ
チンAと不純物をえた。次いでルゾベプチンAとルゾペ
プチンE2(留分71〜75)の溶出を行ない純ルゾベ
プチンg2(1分76〜80)をえた。メチレンクロラ
イド−トルエンからの純ルゾベプチンE2の結晶化によ
り22■の結晶ルゾベプチンE2をえた。
【図面の簡単な説明】
第1図はKBr中でペレット化したときのルゾベプチン
E2の赤外吸収スペクトルを示し、横軸の上部は波長(
ミクロン)を、横軸の下部は波数(cm−’)を、そし
て縦軸は透過率1条)をそれぞれ表わす。 第2図はCDC/;3に溶解させたルゾベブチンE2の
プロトン磁気共鳴スプクトルを示す。 第3図はCDCisに溶解させたルゾベブチンE2のC
13核磁気共鳴スペクトルを示す。 33− 第1頁の続き 0発 明 者 テレンス・ダブリュー・ドイルアメリカ
合衆国ニューヨーク州 ファイエツトビル・レッドフィ ールド・アベニュー224 (l  明 者 マリアンヌ・エフ・カマーアメリカ合
衆国ニューヨーク州 イースト・シラキューズ・ミル フォード・ドライブ155

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共生産物質を実質的に含まない、次式をもつ抗腫瘍
    抗生物質ルゾペプチンE2゜ 1− 521− 2、アクチノマジュラルゾネンシスATCC31491
    またはそのルゾペプチンE2生産突然変異体を炭素およ
    び窒素の同化曽を含む水性栄養培質中で浸漬好気性条件
    下に実質量のルゾベプチンE2が該培養媒質中で該微生
    物によって生産されるまで培養し、そして該ルゾベプチ
    ンE2 を該培養媒質から共生産物を実質的に含まない
    状態で単離することから成ることを特徴とする、次式を
    もつ抗腫瘍抗生物質ルゾペプチンE2の製造法。 3− 3、  D、L−メチオニン、S−メチル−システィン
    、S−エチル−L−システィン、D、L−エチオニン、
    D−メチオニン、L−メチオニン、アセチル−メチオニ
    ン、2−アミノエタンチオール、2−ヒドロキシ−4−
    (メチルチオ)酪酸、D、L−0−メチル−セリン、L
    −システィンおよびL−メチオニルグリシンから成る群
    からえらばれた硫黄含有化合物を発酵工程中の該栄養媒
    質に添加する特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、  D、L−メチオニンまたはS−メチル−システ
    ィンを発酵工程中の該栄養媒質に添加する特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
JP59014543A 1983-01-31 1984-01-31 ルゾペプチンe2 Expired - Lifetime JPH0645638B2 (ja)

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BE (1) BE898807A (ja)
CA (1) CA1220746A (ja)
CH (1) CH663415A5 (ja)
DE (1) DE3403125A1 (ja)
FR (1) FR2540116B1 (ja)
GB (1) GB2134119B (ja)
GR (1) GR81749B (ja)
IT (1) IT1175927B (ja)
MY (1) MY8800015A (ja)
NL (1) NL8400237A (ja)
SE (1) SE464582B (ja)
ZA (1) ZA84613B (ja)

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GB2294265A (en) * 1994-10-20 1996-04-24 Merck & Co Inc Cyclic depsipeptides obtained from Actinomycete sp.

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THE JOURNAL OF ANTIBIOTICS=1980 *

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KR880001638B1 (ko) 1988-09-03
IT1175927B (it) 1987-08-12
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MY8800015A (en) 1988-12-31
AU2372184A (en) 1984-08-02
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CA1220746A (en) 1987-04-21
AU566569B2 (en) 1987-10-22
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SE8400450D0 (sv) 1984-01-30
GB8402410D0 (en) 1984-02-29
SE464582B (sv) 1991-05-13
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NL8400237A (nl) 1984-08-16
FR2540116A1 (fr) 1984-08-03
GB2134119A (en) 1984-08-08
FR2540116B1 (fr) 1989-08-18

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