JPS591725A - 炭素繊維の製造方法 - Google Patents

炭素繊維の製造方法

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JPS591725A
JPS591725A JP11223382A JP11223382A JPS591725A JP S591725 A JPS591725 A JP S591725A JP 11223382 A JP11223382 A JP 11223382A JP 11223382 A JP11223382 A JP 11223382A JP S591725 A JPS591725 A JP S591725A
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Kawatetsu Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は−ブタンもしくけブタンを主成分とする混合物
、ペンタンもしくはペンタンを主成分とする混合物まだ
は/およびヘキサンもL<’はヘキサンを主成分とする
混合物を溶剤として減圧残油をM 剤抽出して得だアス
ファルテンーレジン分ヲ主成分とする脱れきアスファル
トを出発原料と1.−熱改質することによってベンゼン
不溶分(B I )50%以−ヒー好ましくは70%程
度の熱改質アスファルトを得、この熱改質アスファルト
を炭素繊維または黒鉛繊維(以下−単に炭素繊維と記す
)を製造するだめの新規な原料とする炭素繊維の製造方
法に関するものである。。
従来から一炭素繊維の製造方法としてセルローズ繊維、
アクリルニトリル系繊維などを原料とする方法があるが
、このような方法では原料が高価であり、大量生産に適
しないという欠点があった。
またこれを改善する方法として、原油、コールピッチな
どの炭化水素化合物を熱分解−熱処理し、さらに触媒を
用いて水素化処理を行なって得たピツチ状物質を原料と
する方法があるが、このような方法では処理工程が複雑
となシー触媒や水素を使用するなど高価な原料になると
いう問題点があった。
木発明は上記の欠点、問題点を解消するために。
減圧残油および溶剤脱れきアスファルトなどの石油系重
質油が過剰供給になりつつある点に着目してなされたも
ので一溶剤脱れきアスファルトなどの石油系重質油を一
必要に応じて過酸化水素、酸素、空気、オゾンなどの酸
化剤を用すて酸化した後、常圧〜10駕Gの圧力下で、
350〜420°C+ 0.5〜8時間熱改質を行な−
−ベンゼン不溶分を50%以上含む熱改質アスファルト
を得−この熱改質アスファルトを溶融紡糸により成型し
d後、不溶融化処理および焼成処理を施すことにより、
低コストで大量生産するのに適した炭素繊維の製造方法
を提供せんとするものである。
以下−木発明の構成について詳細に説明する。
減圧残油は原油中の重質成分が濃縮されたものであるが
−この物質生滅は軽質のパラフィン系溶剤に、可溶な成
分と不溶な成分が存在し、可溶成分はさらに細かく溶剤
分別を行なうと一飽和成分、芳香族成分、樹脂成分など
に分別される。これらの構成成分の割合は一原料油種に
よって異なっておシー重質原油の減圧残油では一第1表
に示すように不溶分であるアヌファルテン量が20%前
後を占めている。なお第1表は、ガソチサラン原ン由の
減圧残油およびカフジ原油の減圧残油の性状を試験した
結果を示したものである。
(以下余白) 第1表 木発明における出発原料である脱れきアスファルトの特
徴は、溶剤抽出による前処理操作で上記可溶成分であり
炭素繊維の製造には寄与しな−ペトローレン(またはマ
ルテン)をできるだけ除去したアスファルトにあり、種
々検討を加えた結果、ブタン−ペンタン、ヘキサンまた
はこれらを主成分とする溶剤で減圧残油を溶剤抽出する
ことが一説れき油の得率をできるだけ高め、かっ炭素繊
維の製造に適した脱れきアスファルトを得る方法として
最も適当であることを知見した。また研究の結果、溶剤
抽出操作におりて可溶成分の1つである樹脂成分まで脱
れきアスファルトから分離することは可能であるが、樹
脂成分は官能基を含み化学活性の高い成分であるため一
温和な条件で溶剤不溶分(アヌファルテン)となって炭
素繊維の性状の向上に寄与するので一炭素繊維原料とし
て有用であることがわかった。したがって、樹脂成分の
残存した脱れきアスファルトでも原料として用いること
が可能となり一溶剤脱れきプロセスでの操作条件として
広い範囲にわたる抽出条件を採用できることがわかった
(第2表参照)。なお第2表ハ、ガッf+J−ラン原油
の減圧残油のペンタン脱れきアスファルトおよびカフジ
原油の減圧残油のペンタン脱れきアスファルトの性状を
試験した結果を示しだものである。
(以下余白) 一方−ペンタン脱れきアスファルトーカフシ減B[油−
コールタールピッチ−ナフサタールピッチにつ込て一熱
改質過程における固形分収率と揮発分量との関係を試験
して得た結果を図示すると一第1図のような曲線が得ら
れる。第1図から脱れきアスファルトは、コークス原料
として良質なコールタールピッチとその熱改質過程が類
似してbることがわかった。まだ熱改質による重縮合反
応の1つの目安となるキノリンネ溶分の生成反応におけ
る活性化エネルギを一各種の原料について比較すると第
3表のようになる。
第5表 第3表から明らかなように、脱れきアスファルトの活性
化エネルギは−コールタールピッチと同程度であり一減
圧残油を原料とする場合よりもかなり低く一温和な条件
で重縮合反応が容易に起こり熱改質できることがわかっ
た。この事実は製造プロセスとしてみれば一減圧残油に
比較して温和な反応条件で炭素繊維の製造が可能である
ことを意味し、従来の減圧残油での反応温度Δ30°C
前後と比較して400°C前後で熱改質でき−これが木
発明における重要な特徴となってbる。
木発明にお・ける加圧による効果は一熱改質による軽質
分の留出抑制に起因すると考えられるが。
軽質分の留出抑制によって脱れきアスファルトのキノリ
ンネ溶分生成反応の活性化エネルギは高くなり一減圧残
油側に傾いている。また脱れきアスファルトのキノリン
ネ溶分量とボタン指数トの関係を試験して得た結果を図
示すると、第2図および第3図のような曲線が得られる
。第2図は常圧下で改質した場合−第3図は505qG
 の加圧下で改質した場合である。第2図および第3図
から明らかなように、脱れきアスファルトの熱改質にお
いては、加圧するより常圧下の方がより良い性状の炭素
繊維が得られるものと考えられる。
つぎにこのようにして製造された炭素繊維原料の性質が
どのように向上して−、るかを述べる。脱れきアスファ
ルトから得られた炭素繊維原料の性状の一例として−ベ
ンゼン不溶分とロガ指数との関係を第4図に示す。第4
図にお込で一実線は脱れきアスファルトを原料として3
80〜420°Cの温度範囲で熱処理t、た場合−破線
は減圧残油を原料とし、て430°Cの湿度で熱処理し
た場合を示1−て込る。第4図から、木発明により得ら
れる炭素繊維原料は、減圧残油を原料とした炭素繊維原
料に比較してロガ指数が常に高ぐ、ベンゼン不溶分量の
広す範囲にわたって高い値を示していることがわかる。
捷だ脱れきアスファルトを原料とすると一380〜42
0°Cの熱処理温度範囲で得られた炭素繊維原料1の性
状に差はみられないが、減圧残油を原#1とした場合は
、反応温度によって大きな差異を生じる。脱れきアスフ
ァルトを原料とした場合は熱改質が容易であるだめに一
改質条件による差が現われ鄭いが、減圧残油を原料とし
だ場合尾は一重縮合反応を進めるには苛酷な反応条件を
必要とし−その結果生成された重縮合成分σ)性状が不
安定となる。たとえば高温処理を施すと、ベンゼン不溶
分が必要以上に炭素化する。この現象は1度素繊維原料
の製造プロセスにお−て、ブタン−ペンタン、ヘキサン
捷だはこれらを主成分とする溶剤を用いた脱れきアスフ
ァルトを出発原料とすれば、反応条件を広範囲に設定す
ることができ一木発明の実用化が容易であるととを示し
重要な特徴である。寸だ減圧残油から生成するキノリン
ネ溶成分に比較して一重れきアスファルトから生成する
キノリンネ溶成分ばH/Cで0.05、VM(揮発分)
で5%高く一活性を保持1〜だ状態で生成している。
とれは熱改質条件が温和であるだめ、キノリンネ溶成分
生成後、苛酷な温度履歴を受けることなくすんでしるた
めと考えられ−こび)点も木発明の特徴の1つである。
つぎに木発明における製造条件にっ層て説明する。製造
原料としては一減圧残油をブタンもしくはブタンを主成
分とする混合物、ペンタンもシくハペンタンを主成分と
する混合物または/およびヘキサンもしくはヘキサンを
主成分とする混合物を溶剤として溶剤抽出して得られる
脱れきアスファルトを用いる。脱れきアスファルトの熱
改質は一重4図より380〜420°Cの温度範囲でロ
ガ指数とベンゼン不溶分の関係がほぼ同一の曲線で整理
できるので、改質温度範囲とl−では350〜420°
C1望ましくは380〜420°Cを選定できる。、壕
だ操作圧力は、装置操作の面よりIQ JG以下の圧力
で熱改質するが、第2図および第3図に示すように常圧
で実施する方が望寸しい。熱改質時間は一原料の抽出条
件−熱改質温度−操作圧力、装置構造などにより決定さ
れるものであるが、380〜420°Cの温度範囲では
8時間以内の熱改質時間が炭素繊維原料の製造に適当な
時間である。
さらに本発明においては、必要に応じて第1段階で過酸
化水素、酸素−空気−オシンなどの酸化剤を用−て脱れ
きアスファルトなどの石油系重質油を酸化処理すること
により1重質油中に多く含まれる硫黄をスルホンもしく
はスルホキシドの状態まで酸化し、同時に少量の脱水素
環化反応を起こらしめ一原料重質油の芳香族性を高めて
おく。
第5図は赤外線吸収スペクトルにより求めた芳香性指数
とスルホン化指数との関係を示して因る。
第5図より酸化処理工程にお−で硫黄分のスルホン化が
起こるとともに脱水素環化反応による芳香族性も増加す
ることがわかる。この酸化処理にお−ては酸化条件を歯
ぶことにより、vf、背分の選択的酸化と脱水素環化反
応の割合を自由に調節することができる。′!た酸化処
理にお%で上記の反応と並行してカルボニル基−力ルポ
キシル基の生成もある程度起こるが、第2段階の熱改質
時にこれらは容易に分解するため、分解に要する熱エネ
ルギの節約効果があり問題はない。第2段階ではこのよ
うに酸化処理された脱れきアスファルトなどの石油系重
質油を熱改質することにより1次に述べる理由により緩
やかな改質条件で低硫黄の炭素繊維原料が効率よく製造
される。寸ず硫黄原子のヌルホン化およびスルホキシド
化により硫黄と炭素との間に結合エネルギが低下し、熱
改質時にお−で結合が切れ易くなって脱硫効果を発揮す
るものと考えられる。第6図に熱改質における固形分収
率と固形分中の硫黄含有量との関係を示しだ。
固形分収率は熱改質の強度を示す一つの指標であり、固
形分収率は熱改質が進むにつれて減少する。
第6図から酸化処理しな5脱れきアスファルトを用いた
場合、原料中の硫黄分は急速に固形分中だ濃縮されるが
、脱れきアスファルト中の酸素含有量が増えると、固形
分中への硫黄の濃縮は少なくなることがわかる。熱改質
により放出された酸素原子は脱水素環化反応を促進し、
前記の酸化処理時における環化反応と相俟って速やかに
芳香族性を増加させる、なお脱水素環化反応に訃すて放
出される酸素は水素と反応して水を生成するが、この反
応は大きな発熱を伴うので、未酸化原料を熱改質する場
合に比べて外部からの加熱を節約できることも本発明の
利点の一つである。木発明の方法では、炭素繊維原料製
造にあたり、過酷な熱改質を行なわずにβレジン(ベン
ゼン不溶分−キノリン不溶分)が多量に発生するので一
収率も大幅に増加する。第7図に固形分収率とベンゼン
不溶分との関係を一第8図に固形分収率とβレジン量と
の関係を示した。第7図および第8図より一酸化処理1
.た脱れきアスファルトは酸化処理しな力説れきアスフ
ァルトに比べて一熱改質におりでベンゼン不溶分および
βレジンが発生し易(八ことがわかる。なお熱改質にお
ける反応圧力は一前記と同様に常圧〜10漬G程度であ
る。=1だ熱改質時には窒素ガスなどの不活性ガスを吹
き込むのが好ましbo 以」二説明1〜だように、木発明はブタン、ペンタン、
ヘキサン捷たはこれらを主成分とする混合物を溶剤とす
る脱れきアスファルトを原料とすることによって、温和
な反応条件で容易に重縮合反応を進め一良質の炭素繊維
原料を製造することが可能である。製造プロセスと1.
てみれば、従来のピッチを原料とする技術九比較して格
段に運転操作範囲が広くとれ、安定性および経済性の高
すより省エネルギ的プロセスであるとともに一製造され
た炭素繊維は従来のものに比較して良好な特性を付与さ
れ、きわめて有用性の高すものである。
以下、本発明の実施例につ(八て説明する。
実施例1 ペンタン脱れきアスファルト(ガッチサラン)100y
を0.5犯オートクレーブに仕込み一〇、5NVmjn
の流I什でN2ガスを流1一つつ5°C/ m i n
の速度で400°C寸で昇温し2時間熱処理1.て芳香
族性の高論ピッチ状物質(軟化点250°C)を得た。
この生成物を押出1一式溶融紡糸法で繊維状に成型した
後、不融化のだめに空気中で1〜2°C/ m i n
の速度で250°Cまで昇温し−そσ)温度で30分間
保った後−N、カス中で1Q’C/nn1r+ノ速度で
11QQ″C4で昇温1−て炭化した。得られた炭素繊
維の直径は7〜12μm強度は11〜13 t 7cm
2−伸度は1〜1.5%であり一伏素収率は約93%で
あった。
実施例2 カフジ原油減圧残油から溶剤としてペンタンを用すて得
た脱れきアスファル!・を6oメツシユ以下に粉砕1〜
だ後、攪拌機および還流冷却管を備えた1氾丸底フラス
コに120y秤量1− 過酸化水素(30%水溶RZ)
200yと酢酸200yを室温で混合攪拌1−てスラリ
ー化1−、t。その後、フラスコ内容物を攪拌1.なか
らマントルヒーターで100″Cまで昇温した。反応中
フラスコ内容物は沸騰状態になるが一発生蒸気は還流冷
却管で濃縮し−フラスコ内に戻した。反応は1時間で完
結した。反応終了後、水洗し11Q″Cにて3時間乾燥
して芳香族性の高論ピッチ状酸化物を得た。こうL2て
得られた酸化試料を100y採取1−5攪拌機(=1ス
テンレス製0,5ρオートクレーブに仕込み−0,5℃
/m i nの流速でN2ガスをパージしながら39Q
″Cで2時間熱処理を行なった。この生成物を押出し式
溶融紡糸法で繊維状に成型した後、10’C/minの
速度で1ooo’cまで昇温し炭化処理を行なった。得
られた炭素繊維の直径は7〜10μ1強度は9〜12 
t 7cm2−  伸度は0.7〜1,1%であった。
実施例3 カフジ原油減圧残油から溶剤としてペンタンを用すて得
た脱れきアスファルトを原料とし、処理能力1.5 k
g/h r )連続式高温(350〜420′c)ニー
ダ−型熱処理装置に毎時1.2kg供給L−黙想Ul!
 IAA度400°C1平均滞留時間2時間、ニーダ−
の回転数45rpmで連続的に熱処理を行な−−ベンゼ
ン不溶分45%、軟化点268°Cの芳香族性の高いピ
ッチ状物質を得た。これを押出し式溶融紡糸法で繊維状
に成型1.た後−空気中で[1,5〜1°C/ m i
 nの速度で260°Cまで昇温1−て酸化処理を施す
ことによって不融化し−さらに常法により11QQ’C
まで加熱して炭化した。得られた炭素繊維の直径は10
〜15μ−強度は10〜11 t 7cm2−伸度は0
.7〜1.2%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は脱れきアスファルト−減圧残油、コールタール
ピッチ、ナフサタールピッチにっ−て。 熱改質過程における固形分収率と揮発分量との関係を示
す曲線図−第2図は脱れきアスファルトを常圧下で改質
した場合のキノリンネ溶分量とボタン指数との関係を示
す曲線図、第3図は脱れきアスファルトを加圧下で改質
した場合のキノリンネ溶分量とボタン指数との関係を示
す曲線図、第4図は脱れきアスファルトオよび減圧残油
を熱改質1−だ場合のベンゼン不溶分量とロガ指数との
関係を示す曲線図−第5図は脱れきアスファルトについ
て酸化処理を行なったときのスルホン化の程度と、脱水
素環化反応の程度を示す指標である芳香族性指数との関
係を示すグラフ、第6図は酸化処理した脱れきアスファ
ルトおよび未酸化の脱れきアスファルトについて熱改質
時における固形分収率と固形分中に残留する硫黄分との
関係を示すグラフ、第7図は酸化処理[−だ脱れき7ス
フアルトおよび未酸化の脱れきアスファルトについて固
形分収率と固形分中のベンゼン不溶分との関係を示すグ
ラフ、第8図は酸化処理した脱れきアスファルトおよび
未酸化の脱れきアスファルトにっ−て固形分収率と固形
分中のβレジンとの関係を示すグラフである。 ・  ゛) 1 1./ 第2図     第う図 キtt17’F>j#/Di(”%)        
       ’F/i )巧[a飢4大遁((%)第
4図 べ濃2万傷舟4(%) 第5図 又1し木′AV−引1層( 第す図 − °1 C wr%剥稗醪)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶剤脱れきアスファルトなどの石油系重質油を常圧
    〜10′¥iGの圧力下で−650〜、d20’C−0
    ,5〜8時間熱改質を行ない−ベンゼン不溶分を50%
    以上含む熱改質アスファルトを得−この熱改質アスファ
    ルトを溶融紡糸により成型した後−不溶融化処理および
    焼成処理を施すことを特徴とする炭素繊維の製造方法。 2 溶剤脱れきアスファルトなどの石油系重質油を過酸
    化水素−酸素、空気−オシンなどの酸化剤を用いて酸化
    した後−常圧〜IQJGの圧力下で一650〜420°
    C10,5〜8時間熱改質を行ない−ベンゼン不溶分を
    50%以上含む熱改質アスファルトを得−この熱改質ア
    スファルトを溶融紡糸により成型した後−不溶融化処理
    および焼成処理を施すことを特徴とする炭素繊維の製造
    方法。
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