JPS59172490A - ピリミドイソキノリン誘導体およびその塩類、それらの製造法ならびにそれらを有効成分とする抗アレルギ−剤 - Google Patents

ピリミドイソキノリン誘導体およびその塩類、それらの製造法ならびにそれらを有効成分とする抗アレルギ−剤

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JPS59172490A
JPS59172490A JP4654783A JP4654783A JPS59172490A JP S59172490 A JPS59172490 A JP S59172490A JP 4654783 A JP4654783 A JP 4654783A JP 4654783 A JP4654783 A JP 4654783A JP S59172490 A JPS59172490 A JP S59172490A
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pyrimidoisoquinoline
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JP4654783A
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Ikuo Ueda
育男 植田
Masayuki Kato
加藤 眞行
Masanobu Nagano
正信 長野
Atsushi Akaha
厚 赤羽
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新規なピリミドインキノリン誘導体に関する
ものである。
さらに詳細には抗アレルギー作用を有する新規なピリミ
ドイソキノリン誘導体およびその塩類、それらの製造法
ならびにそれらを有効成分とする抗アレルギー剤に関す
るものである。
この発明のピリミドイソキノリン誘導体は次の一般式で
示される。
〔式中、R1は低級アルキル基、R2はアミド基、置換
アミド基、カルボキシアルコキシカルボニルM、(4−
低級アルキルピペラジニル)アルコキシカルボニル基、
(4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルコキシカルボ
ニル基、ニコチンアミドアルコキシカルボニル基、アル
コキシアルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカ
ルボニルアルコキシカルボニル基をそれぞれ意味する〕
ピリミドイソキノリン誘導体(I)の塩類としては、例
えば塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩、p−)ルエンスルホン酸
塩等の酸付加塩;ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウ
ム塩、トリエチルアミン塩、エタノールアミン塩、ジシ
クロヘキシルアミン塩等の無機または有機塩基との塩類
が挙げられる。
この明細書の記載における種々の定義について以下に詳
細に述べる。
「低級」とは、特に断わシ書きのない限り、炭素原子1
〜6個を意味する。
前記一般式(I)で示されるピリミドイソキノリン誘導
体においてR1で表わされる低級アルキル基としては、
例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル等が
挙げられる。
次にR2で表わされる置換アミド基における置換分とし
ては、アミド基における水素原子のうち1つまたは2つ
を置換し得る有機残基および無機残基の全てが包含され
、よシ具体的に例示するとヒドロキシ基、アルキル基、
脂環式基、芳香族基、複素環式基、アシル基等が挙げら
れ、これらは更にヒドロキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
基、アミン基、アルキル基、アルコキシ基、脂環式基、
芳香族基、複素環式基等によって置換されていてもよい
。そして上記における「置換」の意味は、同一または異
なった置換分が2以上並列的又は直列  的に置換する
場合を含むものである。
置換アミド基のよル具体的な例としては、N−ヒドロキ
シアミド基、例えばN、N−(ヒドロキシエチル)アミ
ド等のN、N−(:ヒドロキシ(低級)アルキルコアミ
ド基、例えばN、N−(クロロエチル)アミド等のN、
N−(ハロ(低釦アルキル〕アミド基、例えばN−アダ
マンチルアミド等のN−シクロアルキルアミド基、N−
((4−ベンズヒドリルピペラジニル)フ四ピル〕アミ
ド基等のN−[:(4−ベンズヒドリルピペラジ二#)
1級)アルキルコアミド基、N−[(4−ペンズヒドリ
ルピベ2ジニルメチル)チアゾリルコアミド等のN〜(
[(4−ベンズヒドリルピペラジニル)(低級)アルキ
ル〕チアゾリル)アミド基などが挙げられる。次にR2
で表わされるカルボキシアルコキシカルボニル基トシて
はカルボキシメトキシカルボニル等のカルボキシ(低級
)アルコキシ基が拳けられ、(4−低級アルキルピペラ
ジニル)アルコキシカルボニル基としては、(4−)チ
ルピペラジニル)エトキシカルボニル等の(4−低級ア
ルキルピペラジニル)低級アルコキシカルボニル基が挙
げられ、(4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルコキ
シカルボニル基トしては、(4−ベンズヒドリルピペラ
ジニル)へキシルカルボニル等の(4−ベンズヒドリル
ピペラジニル)低級アルコキシカルボニル基が挙げられ
、ニコチンアミドアルコキシカルボニル基としては、ニ
コチンアミドエトキシカルボニル等のニコチンアミド(
低級)アルコキシカルボニル基が挙ケラレ、アルコキシ
アルコキシカルボニル基トしては、プロポキシエトキシ
カルボニル等の低級アルコキシ(低級)アルコキシカル
ボニル基カ挙ケラれ、ベンジルオキシカルボニルアルコ
キシカルボニル基トしては、ベンジルオキシカルボニル
(低級)アルコキシカルボニル基が挙ケラれる。
この発明のピリミドイソキノリン誘導体(I)およびそ
の塩類は、例えば次に述べるような方法にょ製法1: O 製法2: 〔上記反応式において、R1は前と同じ意味、糧はアミ
ド基または置換アミド基から−C〇−残基を除いた基、
R?、はアミド基または置換アミド基 R2はカルボキ
シアルキル基、(4−低級アルキルピペラジニル)アル
キル基、(4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルキル
基、ニコチンアミドアルキル基、アルコキシアルキル基
またはベンジルオキシカルボニルアルキル基、R5はカ
ルボキシアルコキシカルボニル基、(4−41アルキル
ピペラジニル)アルコキシカルボニル基、(4−ベンズ
ヒドリルピペラジニル)アルコキシカルボニル基、ニコ
チンアミドアルコキシカルボニル基、アルコキシアルコ
キシカルボニル基まだはベンジルオキシカルボニルアル
コキシカルボニル基をそれぞれ意味する〕 R1・R6lR5・R5で示される上記の置換基は、先
にピリミドイソキノリン誘導体(I)におけるR1およ
びR2で説明した置換基と同様のものであシ、R2で示
される基とは、R2で表わされるアミド基や置換アミド
基から−C〇−残基を除いた基を意味する。
製法1について鉱更に説明すると、目的化合物(I−A
)またはその塩類は、化合物(n)またはその反応性誘
導体に化合物(2)を作用させることによって製造でき
る。化合物(H)と化合物(2)を反応させるに当って
は、化合物(ロ)と化合物但0の一方または両方を活性
化するか、縮合剤の存在下に反応させることか推奨され
る。化合物(II)の活性化+は、化金物(n)におけ
るカルボキシル基の活性化を意味1〜、そのような例と
しては例えばノ・ライド、アジド、lエステル、活性ア
ミド、酸無水物等の反応性誘導体が挙げられる。この反
応は、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナト
リウム、トリエチルアミン等の無機または有機塩基の存
在下に行なうこともできる。また縮合剤の存在下に反応
を行なう場合における縮合剤としては、例えば、N 、
 N’−ジシクロへキシルカルボジイミド、塩化チオニ
ル等が挙げられる。
この反応は、室温、加温ないし加熱下に溶媒中で行なう
のが普通であシ、該溶媒としては、クロロホルム、ジク
ロロメタン等この反応に悪影響を及ぼさない溶媒が使用
されるが、反応は溶液状あるいは懸濁状のいずれで行な
ってもよい。
製法2について更に説明すると、目的化合物(I−B)
またはその塩類は、化合物(II)またはその反応性誘
導体に化合物(1’V)を作用させることによって製造
できる。化合物(II)と化合物(IV)を反応させる
に当っては、化合物(II)と化合物(IV)の一方ま
たは両方を活性化するか、縮合剤の存在下に反応させる
ことが推奨される。化合物(川の活性化については前記
製法1の場合と同様に行なえば良く、化合物(1■)の
反応性誘導体としては上記製法lで例示したものがその
まま挙げられる。
この反応の反応条件は上記製法1で説明したものと実質
的に同一であシ、製法1の反応条件を参照されたい。
製法1および20目的化合物(I−A)および(I−B
)は常法によシ、反応液から分離、精製され、また所望
の塩に導くことができる。
この発明の目的化合物である、ピリミドイソキリン肪導
体(I)およびその塩類は、強い抗アレルギー活性を有
し、たとえばアレルギー性喘息、アレルギー性疾患、じ
ん麻疹、花粉症、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚
炎、潰瘍性大腸炎、食事性アレルギー(例えば牛乳アレ
ルギー)、鳥類愛好家症、アフタ性口内炎などのような
アレルギー性疾患に関連する症状の予防または治療剤と
して有効である。
次に、目的化合物(I)の代表例について抗アレルギー
作用を試験例により、説明する。
試験例 [PCA(受動性皮膚アナフィラキシ反応抑制
作用〕 (1)試験化合物 ■2−にコチンアミド)エチル 7−メチル−4−オキ
ソ−4H−ピリミド(2,1−a)インキノリン−3−
カルボキシレート ■プロポキシエチル 7−メチル−4−オキソ−4H−
ピリミド[2,1−a)インキノリン−3−カルボキシ
レート (2)試験方法 (a)抗血清の調整 卵白アルブミン(2mg)の百日咳−ジフチリアー破傷
風混合ワクチン(1ゴ)溶液をフロイントの不完全アジ
ュバン)(1m6)と混合してエマルションヲ調製シタ
。このエマルジョンを、8週令・体重的300gのSD
(SpragueDawly)雌雄ラットの4足部に、
1回投与量1mlを4等分(0,25m1!ずつ)して
それぞれ皮下投与した。免疫処置10日後、ラットの大
腿動脈から血液を採取し、水冷下に5時間静置した。
分離した上清を4℃で遠心分離(1o、000回転×1
時間)した。このようにして得られた抗血清を一80℃
で貯蔵した。
(b)PCA反応抑制作用 8週令・体重290〜330gのSD系雌雄ラット使用
して、上記のように調整した同種感作抗体抗血清を用い
てPCA反応を行なった。
32倍に希釈した抗血清缶Q、 l m、lを、毛を完
全にそシ落したラットの背の別々の部位に皮肉注射し、
48時間後に、PCA反応を惹起させるために卵白アル
ブミンおよびエバンス・ブルー各5 m9を含有する水
溶液1 rnlを静脈内注射した。
試験化合物(投与量: 1 mg / kg )を抗原
誘発5分前に静脈内注射した。対照群には賦形薬を投与
した。各投与群の動物は、それぞれ5頭とした。抗原誘
発1時間後に動物を層殺し、剥皮した。抗血清による皮
膚の裏面の染色スポットの大きさをそれぞれ調べた。そ
の結果は、各スポットの最長、最短直径の平均値から計
算した抑制値を、対照群と比較した場合の比率で示した
(3)試験結果 この発明のピリミドイソキノリン誘導体(I)は、抗ア
レルギー剤として、遊離の形でも、無機塩基または有機
塩基との塩あるいはアミノ酸との塩などのような医薬と
して許容される塩の形でも使用することができる。
目的化合物(I)または医薬として許容されるその塩は
通常、ビトを含む哺乳動物に対して、例えばカプセル剤
、マイクロカプセル剤、錠剤、顆粒剤、散剤、−トロー
チ剤、シロップ剤、エアゾル、吸入剤、溶液、注射剤、
懸濁剤、乳剤、坐剤、軟膏剤などのような剤型で投与す
ることができる。
この発明の医薬組成物には、医薬用途に慣用されている
各種の有機または無機担体材料が用いられ、その例とし
ては、賦形薬(例えばショ糖、でんぷん、マンニット、
ソルビット、乳糖、ブドウ糖、セル四−ス、タルク、リ
ン酸カルシウム、炭酸カルシウムなど)、結合剤(例え
ば、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロビ
ルセルロース、ポリプロビルピロリドン、ゼラチン、ア
ラビアゴム、ポリエチレングリコール、ショ糖、でんぷ
んなど)、崩壊剤(例えば、でんぷん、カルボキシメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースのカルシウ
ム塩、ヒドロキシプロピルでんぷん、ナトリウムグリコ
ール−でんぷん、炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウ
ム、クエン酸カルシウムなど)、滑剤(例えばステアリ
ン酸マグネシウム、エアロジル、タルク、ラウリル硫酸
ナトリウムなど)、香味剤(例えば、クエン酸、メント
ール、グリチルリチンのアンモニウム塩、グリシン、オ
レンジ粉末など)、保存剤(例えば、安息香酸ナトリウ
ム、重亜硫酸ナトリウム、メチルパラベン、プロピルパ
ラベンなど)、安定剤(例えばクエン酸、クエン酸ナト
リウム、酢酸など)、懸濁化剤(例えば、メチルセルロ
ーズ、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸アルミニウ
ムなど)、分散剤〔例えば、ポリソルベート80、エマ
ルゲン408、エマゾール(いずれも表面活性剤)など
〕、水性希釈剤(例えば、水)、ロウ基剤(例えば、カ
カオ脂、ポリエチレングリコール、ウイテプソール、白
色ワセリンなど)が挙げられる。
この発明の有効化合物(I)の用量は、患者の体重、年
令、症状、投与経路等の各種の因子に応じて変わるが、
有効投与量は通常は、経口投与の場合約20〜2oo0
mg/日、筋肉内または静脈内注射の場合約2.5〜2
5omy/日、皮下注射の場合約10〜1100OnI
/日、直腸経路の場合約120〜2000rng/日の
範囲から適宜選択される。上記の1日総投与量は、1日
当シロ−12時間の間隔を置いて、患者に分割投与して
もよい。この発明の有効化合物(I)の1回投与量は好
ましくは、例えば、錠剤またはカプセル剤として約10
〜500■、バイアルまたはアングルとして約1.25
〜250rng、坐剤として約60〜500fl1g、
などであシ、さらに外用剤型としては例えば、軟膏、溶
液または乳剤などとして約1〜10%である。
次にこの発明を実施例により説明する。
実施例1 7−メチル−4−オキソ−4H−ピリミドc?、1−a
〕イソキノリン−3−カルボン酸(1,0g)のジクロ
ロメタン(5QmJ)懸濁液に、水冷攪拌下トリエチル
アミン(404mg)およびクロル炭酸エチル(434
mg)を加え0℃にて2時間30分攪拌した。ジクロロ
メタン(20ml)に溶解した2−アミノ−4−(4−
ベンズヒドリル−1−ピペラジニルメチル)チアゾール
(1,4sg)を前記溶液に加え室温で1時間攪拌し、
さらに4時間加熱還流した。放冷後IN水酸化カリウム
水溶液、次いで水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去し、粗結晶をクロロホルムから再結晶す
るとN−〔4−(4−ベンズヒドリル−1−ピペラジニ
ルメチル)−2−チアゾリル〕−7−メチルー4−オキ
ソ−4H−ピリミド〔2,1−a〕イソキノリン−3−
カルボキサミド(1,6g)が得られた。
mp+262 264℃ NMRδpP(CDCl2): 2.47(8H,s)、2.67(3H,s)a、6(
2H,s)、4.25(IH,s)6.77(IH,s
)、7.1〜7.6(IOH,m)7.77〜7.87
(3H,m)、8.73(IH,s)9.17(LH,
m)、9.27(if(、S)実施例2 実施例1と同様にして下記化合物を得た。
(1)7−メチル−4−オキソ−4H−ピリミド〔2,
1−a)イソキノリン−3−カルボヒドロキサム酸mp
  : 240〜243°C(分解)NMRδ卿(CF
、C00H): 2.93 (3H、s ) 、8.0〜8.6 (3H
r rn) 。
8.83〜9.27(IHlm)、9.1 (I H、
s ) *9.5(IH,m) (2)N−C3−(4−ベンズヒドリル−1−ピペラジ
ニル)プロピル〕−7−メチルー4−オキソ−4H−ピ
リミド〔2,1−a’:]]イソキノリンー3−カルボ
キサミ mp :185〜188°C NMRδppm (CDC1,s)+ 1.6〜2.05 (2H+ m ) t 2.35〜
2.57(1oa、m)、2.6a(an、s)、a、
+3(2H2m) 、4.2 (IH+ s ) 、7
.1〜7.56(10H+ m ) + 7.9〜7.
6 (3H+ m) +8.67(IH,s)、9.1
3(IH,m)、9.27(、IH,5)(3)N−ア
ダマンチル−7−メチル−4−オキソ−4H−ピリミド
(2,1−alイソキノリン−3−カルボキサミド mp  2271〜273°C NMRδppr!l(CDCIg ) ’1.73(6
H,broad)+ 2.17(9H,broad)。
2.63(3H,s)。
7.9(3H,m)。
8.74(IH+s) 、9.07(IH9m)+9.
27(IH,s) 実施例3 7−メチル−4−オキソ−4H−ピリミド〔2,1−a
)イソキノリン−3−カルボン酸(1,0g)のジクロ
ロメタン(6M)M、濁液に、塩化チオニル(2,38
g)を加え2時間還流した。過剰の塩化チオニルを留去
し、残渣、をジクロロメタン(5Qml)に懸濁し、室
温にて4−メチル−1−ピペラジンエタノール(576
mg)のジクロロメタン(251n1.)溶液を加えた
。室温で3時間攪拌した後、希アンモニア水、次いで水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し
粗結晶をエタノールから再結晶すると、2−(4−メチ
ルピペラジニル)エチル7−メチル−4−オキソ−4H
−ピリミド[2,1−a)イソキノリン−3−カルボキ
シレート(0,9g)が得られた。
mp:171〜173°C NMR81戸(CDCt3): 2.20(3H,s)、2.3〜2.87(IOH,m
)’。
2.63(3H,s ) 、 4.43(2H,t、J
=6Hz)。
7.5〜8.9 (3Hr m ) 、8.67 (I
 H、s ) 、+8.9(IH,s)、9.0(IH
,m)実施例4 実施例3と同様にして次の化合物を得た。
(1) 2− にコチンアミド)エチル 7−メチル−
4−オキソ−4H−ピリミド(2,1−a)インキノリ
ン−3−カルボキシレート mp:  217〜219°C NMRδppm (CDC13) ’ 2.70(3H* s ) + 4.02(2H9t 
−J=6H2)、4.60(2H,t。
J=6Hz ) + 7.23〜8.5 (7H+ m
) 。
8.83(IH,s)、9.1(IH,s)。
9.2(IH,m) (2) 6− (4−ベンズヒドリル−1−ピペラジニ
ル)ヘキシル 7−メチル−4−オギンー4H−ピリミ
ド(2,j−a〕インキノリン−3−カルボキシレート mp:142〜144℃ NMR81戸(CDC1,) : 1.6〜2.2(8H,m)、2.2〜2.5(IOH
,m)。
2.6(3H,s)、4.27(IH,s)、4.4(
2H、t −J−6Hz ) + 7.15〜7.6(
IOH,m)、7.5〜7.9(3H,m)+8.83
(IH,8) 、 9.07(IH,8)、9.17(
IH,5)(3) 2−プロポキシエチル 7−メチル
−4−オキンー 4H−ピリミド[2,1−a)イソキ
ノリン−3−カルボキシレート mp+122.5〜123.5℃ NMRδ9Vm  (DMSOda ’) ’0.92
(3H9J=7H2)、1.28〜1.90(2H,m
)、3.43(2H,t、J=6H2) 。
3.67および4.70(dd。
J=5Hz 、4Hz ) + 7.57〜8.10(
3H,m)、s、5o(xH,sL 8.72(IH,s)、8.83(IH,d。
J=7Hz) 実施例5 7−メチル−4−オキソ−4H−ピリミド〔2,1−a
)イソキノリン−3−カルボン酸(1,0g)のジクロ
ロメタン懸濁液(xsmx)に水冷下撹拌しながらトリ
エチルアミン(397■)を加えることによシ溶解させ
た。この溶液にクロル炭酸エチル(429fnf/)を
内温−10℃から+3℃に保ちながら滴下し、滴下終了
後、ジクロロメタン(5属)を加えて0℃で30分間、
更に室温で25分間攪拌した。この溶液にN、N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)アミン(413m9)のジク
ロロメタン(10m6)懸濁液を室温で加え、室温で1
時間50分攪拌した後、2時間加熱還流した。反応混合
物を飽和食塩水にそそぎ、クロロホルムで抽出した。抽
出液を1%水酸化ナトリウム水溶液、0.5N塩酸、次
いで水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶
媒を留去して、0.84gの粗結晶をイ4Iた。この結
晶をメタノールから2度再結晶し、減圧下に60℃で5
時間30分乾燥して、淡黄色針状晶のN、N−ビス(2
−ヒドロキシエチル)−7−メチル−4−オキソ−4H
−ピリミド[:2.1−a)イソキノリン−3−カルボ
キサミド(o、5属g)を得た。
mp +217〜218°C NMRδIIpIII (DMSOda ) ’2.5
0(3H,s)、3.40〜3.87(8H* rn 
) 、4.64〜4.92(2H,m)、7.60〜7
.92(3H+m)。
8.34(IH,s)、8.46(IH,s)。
8.74(IH,d、J=8H2) 実施例6 実施例5と同様に処理して得たN、N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)−7−メチル−4−オキソ−4H−ピリ
ミド[:2,1−a’llイソキノリン−3−カルボキ
サミド(2,0g)のクロロホルム(8ゴ)懸濁液へ攪
拌しながら塩化チオニル(2,8g)を滴下した。20
分攪拌後クロロホルム(5m71りを加えて1時間加熱
還流した。反応混合物を減圧下に濃縮乾固して得られた
残渣にジエチルエーテル(100ml)を加えて室温で
攪拌した。不溶物を戸数し、ジエチルエーテルで洗浄し
て減圧下に室温で乾燥し、白色結晶(2,41g)を得
た。この結晶(1,4g)をメタノール、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および水の順序で洗浄し、風乾後減圧
下に室温で16時間乾燥することによシ、淡黄色結晶の
N、Nビス(2−クロロエチル)−7−メチル−4−オ
キソ−4H−ピリミド(2,1−a〕インキノリン−3
−カルボキサミド(1,0g)を得た。
mp:174.5〜176.℃ NMRδppm (DMSOdo ) ’3.60〜4
.07(8H,m)。
7.83〜8.20(3H,m)。
8.55(IH,s)、8.71(LH,d、J=1.
5Hz)。
9.10(IH,m) 実施例7 (1)7−メチル−4−オキソ−4H−ビリミトレ、1
−a〕インキノリン−3−カルボン酸(1,0g)のジ
クロロメタン(50TLl)i濁液へ攪拌しながら塩化
チオニル(2,35g)を滴下し、滴下終了後2時間5
0分加熱還流した。反応混合物を減圧下に濃縮乾固して
得られた残渣を乾燥石油エーテルで洗浄し、減圧下に室
温で乾燥して7−メチル−4−オキソ−4H−ピリミド
(2,1−a、:lイソキノリン−3−カルボン酸クロ
ライド(tosg)を得た。さらにこの酸クロライドを
ジクロロメタン(40ml)に懸濁し、ピリジン(0,
21m)を加えて攪拌しながら、グリコール酸ベンジル
エステルC792m9>のジクロロメタン(loml)
溶液を滴下した。2時間加熱還流後、反応混合物に水を
加え、減圧下に濃縮することによシ析出する結晶を戸数
し、炭酸水素ナトリウム水溶液および水で洗浄して風乾
した。この粗結晶をメタノール、クロロホルムの混合溶
媒に加熱下懸濁し、不溶物を熱時濾過処理によシ除いた
。ろ液を濃縮し析出する結晶を炉取して淡黄色結晶のベ
ンジルオキシカルボニルメチル 7−メチル−4−オキ
ノー4H−ピリミド(2,1−a:]]イソキノリンー
3−カルボキシレート0.20g)を得た。さらに母液
を濃縮することによ、90.42gの結晶を得た。
IR(ヌジョール戸1750 、1695 、1635
 cm ’NMRδppm (CDCIs ) 2.66(3H,s)、4.97(2H,s)。
5.27(2H,s)、7.37(5H,s)。
7.60〜8.03 (3H* m ) 、8.82 
(I H、s ) 。
9.12(IH’+s)9.18(LH+d、J=7H
z)(2)上記で得たベンジルオキシカルボニルメチル
7−メチル−4−オキノー4H−ピリミド〔2,1−a
)インキノリン−3−カルボキシレート(476mg)
のアニソール(1,s5m)懸濁液に、メタンスルホン
酸(0,6477d)を水冷攪拌下に加え、そのまま1
0分間攪拌することによシ完全に溶解した。さらに反応
液を室温で4時間攪拌後、ジエチルエーテル(4Qml
)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(80〃d)を
加えて攪拌した。
水層を分離し、クロロホルム(20〃tl’X 3 )
で抽出した後、水層を2N塩酸でpH2−3に調整する
と結晶が沈澱した。これを戸数し水およびジエチルエー
テルで洗浄し、減圧下に60°Cで7時間乾燥して、淡
黄色結晶の2−(7−メチル−4−オキソ−4H−ピリ
ミド(2,1−a)インキノリン−3−イル−カルボニ
ルオキシ)酢酸(298mg)を得だ。
mp:241〜243°C NMRδ酵(DMSOdo ) ’ 2.98 (3H、s ) 、5.25 (3H+ s
 ) r8.12〜8.65(3Htm)。
9.02(IH2d、J=7H2)。
9.20 (IH+ s ) 。
9.38(IH,s)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式      。 〔式中、R1は低級アルキル基、R2はアミド基、置換
    アミド基、カルボキシアルコキシカルボニル基、(4−
    低級アルキルピペラジニル)アルコキシカルボニル基、
    (4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルコキシカルボ
    ニル基、ニコチンアミドアルコキシカルボニル基、アル
    コキシアルコキシカルボニル基またψベンジルオキシカ
    ルボニルアルコキシカルボニル基をそれぞれ意味する〕
    で示されることを特徴とするピリミドイソキノリン誘導
    体およびそのその塩類。
  2. (2)一般式 〔式中、R1は低級アルキル基、R2はアミド基、置換
    アミド基、カルボキシアルコキシカルボニル基、(4−
    低級アルキルピペラジニル)アルコキシカルボニル基、
    (4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルコキシカルボ
    ニル基、ニコチンアミドアルコキシカルボニル基、アル
    コキシアルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカ
    ルボニルアルコキシカルボニル基をそれぞれ意味する〕
    で示されるピリミドイソキノリン誘導体およびそa)一
    般式 0 (式中R′は低級アルキル基を意味する)で示される化
    合物またはそのカルボキシ基における反応性誘導体に、 一般式 (式中R2aはアミド基または置換アミド基がら−CO
    〜残基を除いた基を意味する) で示される化合物を反応させて 一般式 (式中、R1は前と同じ意味であシ、R2bはアミド基
    または置換アミド基をそれぞれ意味する)で示される化
    合物またはその塩類を得るか、または b)一般式 (式中R1は前と同じ意味である) で示される化合物またはそのカルボキシ基における反応
    性誘導体に、 R2<H−OH 〔式中R♂はカルボキシアルキル基、(4−低級アルキ
    ルピペラジニル)アルキル基、(4−ベンズヒドリルピ
    ペラジニル)アルキル基、ニコチンアミドアルキル基、
    アルコキシアルキル基またはベンジルオキシカルボニル
    アルキル基をそれぞれ意味する〕で示される化合物を反
    応させて一般式 〔式中R2dはカルボキシアルコキシカルボニル基、(
    4−低級アルキルピペラジニル)アルコキシカルボニル
    &、(4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルコキシカ
    ルボニル基、ニコチンアミドアルコキシカルボニル基、
    アルコキシアルコキシカルボニル基またはベンジルオキ
    シカルボニルアルコキシカルボニル基をそれぞれ意味す
    る〕で示される化合物を得ることを特徴とするピリミド
    インキノリン誘導体およびその塩類の製造法。 〔式中、R1は低級アルキル基、R2はアミド基、置換
    アミド基、カルボキシアルコキシカルボニル基、(4−
    低級アルキルピペラジニル)アルコキシカルボニル基、
    (4−ベンズヒドリルピペラジニル)アルコキシカルボ
    ニル基、ニコチンアミドアルコキシカルボニル基、アル
    コキシアルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカ
    ルボニルアルコキシカルボニル基をそれぞれ意味する〕
    で示されるピリミドイソキノリン誘導体またはその塩類
    を有効成分として含有することを特徴とする抗アレルギ
    ー剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0166439A2 (en) * 1984-06-27 1986-01-02 G.D. Searle & Co. 4H-pyrimido[2,1-a]isoquinolin-4-one derivatives
US4673676A (en) * 1983-11-23 1987-06-16 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Pyrimidoisoquinoline derivatives useful for treating allergies

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4673676A (en) * 1983-11-23 1987-06-16 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Pyrimidoisoquinoline derivatives useful for treating allergies
EP0166439A2 (en) * 1984-06-27 1986-01-02 G.D. Searle & Co. 4H-pyrimido[2,1-a]isoquinolin-4-one derivatives

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