JPS59171661A

JPS59171661A - ドツトプリンタ用印字ヘツド

Info

Publication number: JPS59171661A
Application number: JP4588583A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Inoue; 秀明井上; Kazuhide Sato; 和栄佐藤
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-03-22
Filing date: 1983-03-22
Publication date: 1984-09-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ドツト式ワイヤプリンタ用印字ヘッド、特に
多数配置された印字用ワイヤを使用して漢字のような文
字を印字し、また前記ワイヤの一部を使用して英字、数
字あるいはカナ文字のような文字を印字し得るようにし
た、ドツトプリンタ用印字ヘッドに関するものである。

（従来例の構成とその問題点）近年、コンピュータ及び周辺技術の進展によりコンピュ
ータによる情報処理が進み、オフィスオ−トメ−ジョン
の分野では、読みやすく、理解しやすい日本語の特徴を
生かした漢字情報処理へのニーズが年々増大している。

それに伴ない各種プリンタの開発も進んでいるが、なか
でも、各種用紙に印字可能で、コストの安いワイヤドツ
トプリンタが急速に発達しつつある。そこで、ドツトプ
リンタ用印字ヘッドとして、印字用ワイヤ及び駆動エレ
メントを複数配置したワイヤドツト方式による漢字プリ
ンタ用の印字ヘッドが開発されており、高速化・小形化
・低騒音化等の対策が望まれている。

以下に従来のドツトプリンタ用印字ヘッドについて説明
する。

第１図は、従来のドツトプリンタ用印字ヘッドユニット
（以下印字ユニットという）の構造断面を示したもので
あり、１は永久磁石、２は磁気回路を形成するヨークで
ある。３は磁気回路のギャップ中に設置されたアマチュ
アで、このアマチュア３は板ばね４を介して板ばね取り
付は台６に取り付けられており、さらにアマチュア３の
他端には印字ピン５が取すイ・」けられている。７はヨ
ーク２に設けられた消磁コイルである。

以−にのように構成された従来の１くットブリンタ用印
字ユニットについて、以下その動作について説明する。

まず、永久磁石１を用い２つのヨーク２により構成され
た磁気回路のキャップ中に、印字ピン５及び板ばね４か
取り付けられたアマチュア３があり、このアマチュア３
が、通常は永久磁石１の磁界によって下ヨーク２ａに吸
引されている。そして印字信号に応じて、下ヨーク２ａ
に設けられた消磁コイル７に、磁界を打ち消す方向に電
流を流すことにより、アマチュア３は仮ばね４の力によ
って下ヨーク２ａから離れ」一方に飛び出る。それと同
時にアマチュア３に取り付けられた印字ピン５が飛び出
し、インクリボン及び用紙を叩くことによって印字が行
なわれる。印字後、消磁コイル７に流していた電流を切
ると、印字ピン５及びアマチュア３は元の状態に復帰す
る。

しかしながら上記のような構成の印字ユニットの場合、
永久磁石の磁界を打ち消すだけの電流を消磁コイルに流
し、直接ヨーク２を消磁する必要があるため、かなりの
大電流を必要とする。また、実用」二、印字ヘッドは小
形化等を図るために、第２図に示すように、印字ユニッ
トを円周上に複数配置する方法が用いられる。この場合
、組立−１−１ＪＩを容易に且つ迅速に行えるようにす
ると共に、コスト低減を図るために、マグネット一体化
及びヨーク一体化が行なわれている。そのため、各ピン
を駆動するために必要となる消磁電流が駆動印字ピンの
数によって、その都度変化するといった問題が発生する
。磁気回路を一体化すると消磁されたエネルギーが他の
磁気ギャップに集中してしまう。そこで、駆動印字ピン
の動作するターｒミングが若干のズレを生じ、最後に動
作しようとしたｌＷ駆動印字ピン磁気回路のギャップに
、池の磁気回路において消磁されたエネルギーが集中す
るため、通ｌｉｔ’の一ピン駆動消磁電流に比へ、はる
かに大きな消磁電流が必要となる。

そこで、あらかじめ＝−ピン当りの駆動消磁電流に比べ
てはるかに大きな消磁電流を流しておきスムーズな動作
を行なわせるという方法を用いなけれはならなかった。

（発明の１：Ｉ的）本発明は、−に記従来例の問題点を解消するもので、複
数の印字ユニットを備え、永久磁石及びヨークか一体化
された場合でも、他のユニッ１〜の磁気回路の影響を全
く受けることなく、個々の印字ピンを駆動するために必
要な励磁電流を一定にし、かつその増減により印字速度
を自由に調節可能としたドツトプリンタ用印字ヘッドム
を提供するものである。

（ｇ３明の構成）上記目的を達成するために、印字ユニットに才？いて、
永久磁石の両極にそれぞれヨークの一方の縁部を接合し
、他方の縁部を互いに〉′、ｆ向きせる。

この他方の縁部にはそれぞれ四部が、！りけられており
、この２つの四部間に励磁コイルを配置するとともに、
この励磁コイルを貫通する、印字ピンを有するアマチュ
アを配置する。そして、励磁コイルに電流を流すことに
より生じるアマチュアとヨークとの間の反発力又は吸引
力を利用して印字ピンを変位させる。

この構成によれば、印字ピンを駆動するために必要な励
磁電流は、他の印字ユニソ１〜の磁気回路の影響を全く
受けないので一定にすることができ、また励磁電流の減
少を図ることができる。さらに、励磁ｔ電流の増減によ
り印字速度を自由に調節することが可能になるので、印
字速度の高速化を図ることができる。

（実施例の説明）ます、本発明の印字ユニットの基本構成を第３図及び第
４図に示す。図において、１１は永久磁石、１２は一方
の縁部が永久磁石１１の両極にそれぞれ接着され、他方
の縁部が互いに対向するように配置されたヨークで、そ
の他方の縁部にはそれぞれ四部１２ａが設けられている
。１３はアマチュアで、対向する２つのヨーク１２間に
配置された励磁コイル１７の中を貫通し、両端が２つの
四部１２ａ間にかけ渡されるように配置されている。１
５はアマチュアＩ３に取り付けられた印字ピンである。

次に、第５図によって動作原理を説明する。まず第５図
（ａ）において、励磁コイル１７に矢印Ａ方向に電流を
流すと、アマチュア１３の両端に、図示の如きＮ、Ｓ極
が現われる。一方、永久磁石１１の極にそれぞれ接着さ
れたヨークの端部は、図示の如く常にＮ、Ｓ極となって
いるから、アマチュア１３は反発磁界によって矢印Ｂ方
向に変位する。それに伴なって印字ピン１５がＢ方向へ
駆動される。

また、第５図（ｂ）において、励磁コイル１７に矢印Ｃ
方向の電流を流すと、アマチュア１３の両端に、第５図
（ａ）とは逆の極性が現われる。その結果、アマチュア
１３はヨーク１２側に吸引されて、矢印り方向に変位し
、印字ピン】５もＤ方向へ駆動される。

以上のような本発明の構成によれば、印字ピン１５を駆
動するために必要となる励磁電流は、直接アマチュア１
３を励磁することにより、他の磁気回路の影響を受ける
ことなく一定とすることが可能となるほか、励磁電流の
増減により自由にプリン１〜速度を調節することが可能
となり、ひいては高速化を図ることができる。

第６図は、以上の基本構成を適用した一実施例を示した
ものであり、２Ｉは永久磁石、２２ａ、　２２ｂはヨー
ク、２３はアマチュア、２４はアマチュア２３を保持す
る板ばねで、その一端がアマチュア２３の−・端に固着
され、他端は取伺台２Ｇに固定されている。

２５は印字ピンで、アマチュア２３の他端に固定されて
いる。２７は励磁コイルである。

このような印字ユニットを、第７図に示したように、円
周上に複数配置してもよい。この場合、永久磁石２１は
リング状のものを使用し、他のユニットと共用する。ま
た、ヨーク２２ａ、　２２ｂについても他のユニットの
ものと一体化してよい。このようにすると、組立工程が
容易になる。アマチュア２３を保持する板ばね２４は、
アマチュア２３の横振れを防ぎ、動作を安定にする。そ
して印字動作は、所望のユニットの励磁コイル２７に電
流を流し、アマチュア２３を」三方へ変位させることに
より印字ピン２５を駆動する。また印字ピン２５を下げ
るときは、励磁電流を切って板ばね２４の復元力による
か、逆向きの電流を流すことによりその動作が得られる
。

以上にように構成された本°実施例では、永久磁石及び
ヨークをリング状の一体化したものとすることにより、
組立工程を容易に旧つ迅速に行えるようにすると共に、
コストの低減化を図ることが可能となる。また、板ばね
２４を設けることにより、左右の振れの少ない安定した
駆動力を得ることができるほか、板ばね２４の強さを調
節することにより、印字スピード及び印字エネルギーを
変えることができ、ひいては、印字スピー１くの高速化
が図れるものである。

なお、実施例において抜ばね２／の強さ及び形状を調節
することによって、アマチュア２３が、ヨークに接する
のを防ぐことが可能であることから、印字ピン駆動時に
発生する騒音の低減をも図ることができる（本発明の駆
動方式の場合、アマチュアが直接ヨークに接しなくとも
駆動力を得ることが可能であるから）。

（発明の効果）以」二説明したように、本発明によれは、ａ数の印字ユ
ニットを備えたドツトプリンタ用印字ヘッドにおいて、
印字ピンを駆動するために必要な励磁電流を、他のユニ
ッ１への磁気回路の影響を全く受けることなく一定にす
ることが可能となるほか、励磁電流を増減することによ
りプリント速度を自由に調節することができ、ひいては
印字スピー１−の高速化を図ることができる。また、仮
ばねを設けた場合、左右の振れの少ない安定した駆動力
を得ることができるとともに、高速化及び騒音の低減化
といった効果も期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来例の構成図、第２図は、第１図の印字ユ
ニットを複数個配置した図、第３図及び第４図は、本発
明の印字ユニットの基本構成図、第５図は、同動作説明
図、第６図は、本発明の一実施例の構成図、第７図は、
第６図の印字ユニットを複数個配置する場合の要部平面
図である。１１、２１−永久磁石、　］２．２２ａ、　２２ｂ　−
ヨーク、　１３．２３・・・アマチュア、　１５．２５
　　・・印字ピン、　］７．２７　　・・励磁コイル、
　２４・・仮ばね。特許出願人　松下電器産業株式会社＋２゜代理人　ヮユ□妬゛＼［ｉ、２、。＋こ１゜第１図第３図第４図（０）１（ｂ）第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）−又は複数の印字ユニットから構成され、その印
字ユニットは、永久磁石の両極にそれぞれ一方の縁部が
接合された２つのヨークの他方の縁部を互いに対向させ
、この他方の縁部にはそれぞれ四部が設けられており、
対向する前記２つのヨーク間に励磁コイル−を配置する
とともに、その励磁コイルの中を貫通する、印字ピンを
有するアマチュアを、その両端部が前記２つの凹部間に
かけ′渡されるように配置してなり、前記励磁コイルに
電流を流すことにより侘しる前記アマチュアとヨークと
の間の反発力又は吸引力によって前記印字ピンを変位さ
せることを特徴とするドツトプリンタ用印字ヘッド。
（２）前記アマチュアは、その一端に印字ピンを固着し
、他端に、アマチュアを保持するための板ばねを取り付
けてなることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
載のＩ（ツトプリンタ用印字ヘッド。
（３）　　前記板ばねは、前記励磁コイルに流れる電流
を切ったとき、その復元力により前記アマチュアを変位
させることを特徴とする特許請求の範囲第（２）項記載
のドツトプリンタ用印字ヘッド。
（４）前記印字ユニットが複数個円周−Ｌに配置されて
なることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
ドツトプリンタ用印字ヘッド。