JPS5917110Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS5917110Y2
JPS5917110Y2 JP16879777U JP16879777U JPS5917110Y2 JP S5917110 Y2 JPS5917110 Y2 JP S5917110Y2 JP 16879777 U JP16879777 U JP 16879777U JP 16879777 U JP16879777 U JP 16879777U JP S5917110 Y2 JPS5917110 Y2 JP S5917110Y2
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JP
Japan
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star
electric field
stark
heating device
frequency
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Application number
JP16879777U
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JPS5494937U (ja
Inventor
広司 池田
勇 田山
Original Assignee
三菱電機株式会社
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波加熱装置に関し、特に被加熱体を均一加
熱するため高周波電界を攪拌する機構の改善に関する。
従来、電子レンジ等高周波電界による誘導加熱を行なう
高周波加熱装置は第1図に示すように構成されている。
即ち、加熱室1内の被加熱物2の加熱むらを少なくする
ために、マグネl−ロン3から導波管4を通して加熱室
1内へ発射された高周波電界を金属製の羽根からなるス
ター95により反射攪拌し、空間的な電界強度むらを小
さくすると共に、被加熱物2を載置する回転型6を減速
機付電動機7にて回転している。
そしてスター95は加熱室1上部(又は側部)にシリコ
ンガラス積層板等の低誘導体損材料からなる仕切板8で
仕切った空間9に収納され、専用の電動機10で駆動す
るようになっている。
このように従来の構成ではスター95を収納する空間を
必要とするためそれだけ加熱装置全体が大形となり、又
スターラ回転専用の電動機を要するためコスト高につく
ものであった。
かかる従来の欠点を解消するにはスター9を回転型の下
方に配設し、該スター9を回転型に着脱自由に連結して
回転させる構成とすれば装置のコンパクト化を図れると
共にスターラ専用の電動機が不要となり低コスト化をも
図れる。
しかしこの構成ではスター9が回転型と同期して回転す
るためスター9による攪拌効果が薄れることがある。
そこで本考案は上記構成の加熱装置におていスター9を
加熱室底部で高周波電界を最も強く生しる加熱室底面か
ら高周波波長のA高さもしくはこれよりやや下方位置に
配設することにより該スター9による反射電界を強力な
ものとして充分に電界を攪拌して被加熱体を均一加熱す
ることができるようにすると共にスター9を中央部及び
周辺部に差渡し寸法が高周波波長の%以上ある窓孔を有
した板状に形成することにより高周波電界をスター9に
貫通し易くして加熱を効果的に行えるようにした高周波
加熱装置を提供するものである。
以下に本考案を図面に示す一実施例に基づいて説明する
尚、本実施例の構成要素で第1図に示す従来の構成要素
に変更を加えないものについては同一符号を付し説明を
重複しない。
第2図において、11はガラス等の低誘電体損材料から
なる円板状の回転型、11 aは該回転型11の下面外
周辺部に回転中心に対して同心固状に形成された摩擦係
数の大きな梨子地状の粗面、111〕は該粗面11 a
の内側に回転中心に対して同心固状に形成した摩擦係数
の小さな平滑面である。
12は弾力性を有したシリコンゴム等の低誘電体損材料
からなる駆動ローラで、前記回転型の粗面11aに圧接
して回転し、該回転型11を水平面内に回転させるよう
になっている。
13は該駆動ローラ12を回転軸に軸結して駆動回転さ
せる電動機、14は摩擦係数の小さなテフロン等の低誘
電体損材料からなる支持ローラて゛、一対設けられた回
転型11の平滑面11 bに接触し前記駆動ローラ12
と共に回転型11を3点支持して回転させる。
15は加熱室1底壁に固定さt’した固定軸で、テフロ
ン等の低誘電体損材料からなり突部15aの上端部を回
転型11下面の中心部に形成された11 Cの凹部に嵌
入して該回転型11の回転中心を位置決めする。
16は該固定軸15の突部15aに回転自由に挿入支持
された円筒状のスターク支持具で、シリコン樹脂等の低
誘電体損材料からなり上端フランジ部に形成した16
aの突起が、後述するスタークを貫通して回転型11下
面の中央部周辺に形成された11 dの複数の四部に嵌
合し該回転型11の回転に付随して回転する。
17はスタークで、第3図に示すように固定軸15を貫
通する17aの窓孔、スターク支持具16の突起16
aを貫通する17 bの複数の小孔、及びその周辺部に
高周波電界を貫通させるための17 Cの複数の窓孔を
形成したリング状の金属板で形成されており、小孔17
bをスターク支持具16の突起16 aに嵌入してそ
のフランジ面(−載置する。
窓孔17aと窓孔17 Cは高周波か貫通し易いように
差し渡し寸法が高周波波長λの賜以−L(直径〜の円が
貫通できる大きさ)あるように形成する。
これは、差渡し寸法がb以下の孔では該孔の縁に流れる
線電流が大きくなり該線電流の遮蔽効果により高周波電
界が孔を貫通しにくくなるためである。
そして本考案ではかかるスターク17を加熱室1底面か
ら略偏の高さもしくはこれよりやや下方に配置する。
次にかかる構成からなる高周波加熱装置の動作について
説明する。
電動機13を運転し駆動ローラ12を駆動させると該駆
動ローラ12と粗面11 aで圧接した回転型11が固
定軸15回りに回転する。
この場合、回転型11は駆動ローラ12と一対の支持ロ
ーラ14に支持されて回転するが、支持ローラ14と回
転型の平滑面11 bとの摩擦係数は小さいため、摩擦
係数の大きな駆動ローラ12と回転型の粗面11 aと
の間には滑りを生じることなく該駆動ローラ12の回転
を確実に回転型11に伝達することができる。
こうして回転型11が回転すると該回転型11に突起1
6 aを介して係合したスターク支持具16及び該支持
具」6に位置決めされたスターク17も回転型11と一
体になって固定軸15回りに回転する。
この状態でマグネトロン3のスイッチをオン操作して加
熱室1内に波長をλとする高周波電界を発生させる。
このとき高周波電界は金属面である加熱室1底面を反射
して該底面を節として振動する電界を形成する。
したがってスターク17を該加熱室1底面からムの高さ
に配置すれば該位置は前記振動する高周波電界の腹に相
当し電界を最も強く生じる位置であるため該スターク1
7を反射して形成される電界は振幅も大きくかつスター
ク17を反射しない高周波電界と位相ずれを大きく生じ
る。
そして、該スターク17の回転により、加熱室1内の高
周波電界はスターク17の金属部分による反射と、窓孔
17 Cの貫通とが交互に繰り返されるため効率のよい
電界の攪拌即ち、加熱室1全体の空間的な電界の均一化
が促進され、被加熱体2を均一加熱することができる。
この場合、前記したように、スターク17に反射されて
形成された高周波電界が充分に電界か゛大きくかつスタ
ーク17に反射されない高周波電界に比べて位相ずれが
大きいため攪拌効果が著しい。
又、スターク1フ下方の空間で加熱室1底面に反射され
た高周波電界は前記窓孔17 Cと共にスターク1フ中
心部の窓孔17 aを貫通し、回転型11の中心部上面
に置かれた被加熱体2を集中的に貫通することによって
該被加熱体2を効果的に加熱することができる。
さらに第4図に示すようにスターラ17′周縁部の一部
を下方に折り曲げれば反射攪拌性はより一層増大する。
尚、高周波電界か一固定軸15、スターク支持具16、
回転盆11.駆動ローラ12及び支持ローラ15等の非
金属材からなる誘導体を貫通しることはいうまでもなく
特にこれらは低誘電体損材料を使用しているから、高周
波貫通による電力損失も小さい。
又、スタークの回転盆による駆動は第5図に示すように
、回転型21下面に形成した突起21 aをスターク2
7に形成した凹部27 aに嵌入保合して行なうように
してもよい。
本考案は以上説明したようにスタークを回転波F方にお
いて該回転盆によって回転駆動させるため装置のコンパ
クト化及び低コスト化か゛図れ、特に、スタークを加熱
室底面から高周波波長の略箔の高さ若しくはこれよりや
や下方に配設したから該スタークによる反射攪拌性が効
果的に行なわれ被加熱体を充分に均一加熱することがで
きる。
又、スタークを中央部及び周辺部に差渡し寸法が高周波
波長のむ以上ある窓孔を有した板状に形成したから、高
周波電界はスタークによる反射と窓孔の貫通とが交互に
繰り返えされるため効率の良い電界の攪拌即ち、加熱室
全体の空間的な電界の均一化が促進され被加熱物をより
均一に加熱できると共にスタークを高周波か貫通し易く
なり、高周波電界が回転盆に置かれた被加熱体を集中的
に貫通して該被加熱体を効果的に加熱することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は高周波加熱装置の従来例を示す縦断面図、第2
図は本考案に係る高周波加熱装置の構成を示す縦断面図
、第3図は同装置に使用するスタークの形状及びその取
付方法を示す斜視図、第4図はスタークの他の実施態様
を示す斜視図、第5図はスタークと回転盆の他の係合状
態を示す縦断面図である。 1・・・加熱室、2・・・被加熱体、11・・・回転盆
、17゜27・・・スターク、17a、17C・・・窓
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室内に発生させた高周波電界をスター9によって反
    射攪拌する高周波加熱装置において、前記スター9を中
    央部及び周辺部に差渡し寸法が高周波波長の丸以−Lあ
    る窓孔を有した板状に形成する一方、該スター9を加熱
    室底面がら高周波波長の略メの高さもしくはこれよりや
    や下方位置に配設し、該スター9を、その上方に配設し
    回転駆動力を受ける被加熱体載置用の回転型に着脱自由
    に連結して回転させるようにしたことを特徴とする高周
    波加熱装置。
JP16879777U 1977-12-15 1977-12-15 高周波加熱装置 Expired JPS5917110Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16879777U JPS5917110Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16879777U JPS5917110Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5494937U JPS5494937U (ja) 1979-07-05
JPS5917110Y2 true JPS5917110Y2 (ja) 1984-05-18

Family

ID=29170269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16879777U Expired JPS5917110Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 高周波加熱装置

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JPS5494937U (ja) 1979-07-05

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