JPS59170166A - 筆記具用インキ - Google Patents

筆記具用インキ

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JPS59170166A
JPS59170166A JP58044658A JP4465883A JPS59170166A JP S59170166 A JPS59170166 A JP S59170166A JP 58044658 A JP58044658 A JP 58044658A JP 4465883 A JP4465883 A JP 4465883A JP S59170166 A JPS59170166 A JP S59170166A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
weight
parts
manufactured
pigment
Prior art date
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Pending
Application number
JP58044658A
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English (en)
Inventor
Mikio Waki
脇 幹夫
Tadashi Mitsui
三井 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO SEISAKUSHO KK
Daito Kasei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
SEIKO SEISAKUSHO KK
Daito Kasei Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by SEIKO SEISAKUSHO KK, Daito Kasei Kogyo Co Ltd filed Critical SEIKO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は筆記具用インキに関し、更に詳しくは顔料の有
機溶剤に対する親和性及び分散性に優れたインキに関す
る。
(ロ)従来技術 従来一般に市販されている筆記具用インキは白色、有彩
色、金色、銀色等の各色があり、白色は無機顔料のチタ
ン白(比ff13.0〜4.○)を使用し、有彩色は白
色インキをベースとしてこれに油溶性染料を有機溶剤に
とかした液を混合してイ゛ンキとしているかのが一般的
である。
また金銀インキは銅粉(比重7.0〜9.O)アルミ粉
(比重2.5〜3.0)を顔料としており、いずれも比
重が大で、これをベヒクルにて分散し有機溶剤にて稀釈
して適度の粘度にしている。
ところがこれらインキを充填する筆記具の先端は、合成
樹脂製で微細な隙間を設けて構成されているため、少な
くともインキの粘度を50CPS(25度CB型粘度計
にて測定)以下にする必要がある。
しかしながら前述したように、金銀インキの顔料の比重
が人で、白色や有彩色の顔料の比重も比較的大であるた
め、製造直後より顔料の沈降が生じ、経時と共にベヒク
ルと顔料との分離が激しくなる。
このため筆記具のインキ容器にはスチールボールを入れ
1.インキ中の顔料が沈降して色むらが生じた場合、筆
記具を撮ることによりスチールボールが移動してインキ
が撹拌されるようになっている。それでも顔料沈降の著
しい場合は、いくら振っても沈降した顔料は容易に混溶
せず色むらは解消しないこともある。
その原因は、顔料特に無機顔料ヤ金属粉顔料の表面状態
が非親油生の性質を有し、ベヒクル及び有機溶剤の親和
性が悪いために起るものと考えられる。
(ハ)発明の目的〈解決しようとづる問題点)この発明
は上記従来の欠点を解消し、顔料の分散性が良好で、流
通性及び描画性に優れた筆記具用インキの提供を目的と
する。
(ニ)問題点を解決する7jめの手段 本発明は、メチルハイドロジエンポリシロキサンにJ:
す、予め表面処理をぽどこした顔料を用い、これを有機
溶剤中に均一に混溶したことを特徴とづる。
このように予め顔料に前記表面処理をはとこせば、顔料
の表面状態は親水性より親油性に変化し、有機溶剤やベ
ヒクルに対Jる親和性は著しく向上し、経時振動複元性
、流通性描画性及び分散性等のすべての点において優れ
た結果が現われた。
これは表面処理剤であるハイドロジエンポリシロキサン
にて顔料表面をコーテングカプセル化することにより、
有機溶剤やベヒクルとの親和性が保たれて顔料の沈降や
分離が防げ、表面処理剤の有する離型性がインキ中の顔
料同志及びベヒクル同志の凝集を防いでいるものと思わ
れる。この表面処理は特に無機顔料及び金属粉顔料には
有効であるが、親油性のある@機顔料でも一層親油性が
良くなり、分散性も向上する。
そして実験的に無機顔料及び金属粉顔料を前述した表面
処理をほどこし、この表面処理顔料を有(残溶剤に分散
させてインキを作成し、表面処理をしてない従来の顔料
を用いて作成したインキと全く同一条件にて比較試験し
たところ、表面処理をした顔料で作成したインキは、表
面処理をしていない顔料で作成したインキに比べ、極め
て分散性が良好で、流通性及び描画性が良く、線間用ペ
ン先を用いた場合も極めて良好な描画性を示した。
ところが顔料表面未処理のインキは、線間用ペン先を用
いた場合、直ちに描画性が悪くなり、以後全く描画不能
となった。またペンの容器に充填した両者を同様に垂直
に立てて放置し、経時変化を1日月、5日日、10日1
と5日問おきに1辰動複元性、描画性、分散性の各点に
ついて比較試験を実施したところ以下の如き結果となっ
た。
(A)表面処理を施していないものは、約10日位で沈
降がひどく振動回数約100回以上にて何とか分散性が
良好どなる状態で描画性も余り良好とはいえず色むらが
目立った。
また金l7JS粉顔料を用いl〔金銀インキは白色及び
有彩色インキ程ではないが描画した場合の色調が黒味に
なり独特の金属光沢が消失していた。
(B)表面処理を施した顔料を使用した白色インキ及び
有彩色インキは、30日を経過した時点に於ても非常に
振動撹拌による復元性が良好で、約10回〜15回位で
完全な描画性が見られ描いた時の色むらもなく色の鮮明
さが前者<A)に比較してきわたった。
また金銀インキについては振動回数約5回〜10回迄で
完全に描画が良好となり描画面の金属光沢が殆ど元の状
態に近く色の黒変も見られなかった。
(ホ)実施例 本発明の筆記具用インキの製造に用いる表面処理顔料の
製造方法は次の通りである。
実施例(1) 表面処理チタン白 ルチル型チタン白     100.0重ff1部(デ
ュポン社製商品名R−900> メチルハイドロジエンポリシロキサン (信越化学工業株式会社製商品名KF99)2、○用最
部 1〜リクロルエチレン    ioo、o重量部ジブデ
ル錫ジラウレート    o、2重量部上記のものをホ
モミキサー(特殊機化工業株式会社製)にて約1時間均
一になる様混合した後風乾にてトリクロエチレンをとば
し次に乾燥器内に入れ温度約100度Gにて1時間程加
熱硬化させる。
実施例(2) 表面処理金粉 No 7000金粉     100.’0重化部(福
田金屈箔粉工業株式会社製) メチルハイド和ジエンポリシロキサン 1.0重吊部 く信越化学工業株式会社製に−99) アミン変性シリコンオイル  1.0重量部(信越化学
工業株式会社製商品名KF393)メチルクロロホルム (東亜合成化学工業株式会社製商品名スリーワーR) ioo、o重量部 上記のものを均一に混合撹拌し約30分〜1時間接取出
し凪乾する。
実施例(3) 表面処理銀粉 N09QQ銀粉     100.0重ff1部(福田
金属箔粉工業株式会社製) 。
メヂルハイドロジエンボリシロキザン 1.0重量部 (信越化学工業株式会社製商品名KF99)アミン変性
シリコーンオイル (信越化学工業株式会社製商品名KF383)1.0重
量部 ジブチル錫ジアセテート   1.0重量部メチルクロ
ロホルム   100.0重ff1部(東亜合成化学工
業株式会社製商品名スリーワ〕R) 上記のものを均一になる様混合撹拌し約30分〜1時間
後用乾する。
筆記具用インキの製造法 先に記した予め表面処理をせる顔料(チタン白、金、銀
粉)を使用し流通性、分散性、沈降性を改良した筆記具
用インキの製造法を下記に述べる。
実施例く4) 筆記具用白色ベースインキ R−9008A (表面処理チタン) 50.0重量部 (大東化成工業株式会社製 NP−2(日光ケミカル社製 界面活性剤)0.5〜i
、o重量部 クマロンV−120<日鉄化学工業株式会社製)10.
0重量部 エステルガムA(荒川化学工業株式会社製)1’O,0
重量部 ベラカサイト#1120 (大日本インキ化学工業株式
会社製) 10.0重量部 N−へブタン        3.0重量部キシレン 
        12.、O@量郡部シクロキザノン 
     3.0ffl吊部フタル酸ヂブヂル(大八化
学工業株式会社製)2.01市部 上記中の樹脂(クマロンV−120、エステルガムA、
ベラカサイト#1120)を予め溶剤可塑剤界面活性剤
の混合せる中元加温(50度C〜60度C)L乍ら投入
し3時間〜4時間撹拌溶解し透明ワニスを製造し、次に
顔料(R−900SA)を投入し撹拌混合したものを磁
製ボールミルに入れ2昼夜ミル分散せるものを300メ
ツシユの濾過鋼を取付けた濾過機を用いて濾過しロスぜ
る溶剤を補正し仕上げる。
実施例(5) 筆記具用白インキS(一般用) 白ON(大東化成工業株式会社製 白色ベースインキ) 8、O,0重量部 ハイロスM−23050%キシレン溶液10.0重量部 (星光化学工業ロヂン変性マレイン酸樹脂)N−へブタ
ン        5.0重量部ブチルセロソルブ  
    5.011部上記のものを高速撹拌機にて約1
時間撹拌混合した後濾過機にて濾過し白色インキとした
実施例(6) 筆記具用白インキF()111書用) 白CN(大東化成工業株式会社製 白色ベースインキ) 75.0重量部 ハイレツC−110X50%キシレン溶液10.0重量
部 (三井石油化学工業脂肪族炭化水素樹脂)キシレン  
        7.5M量部ノルマルヘキサン   
    5.0重量部ブチルセロソルブ       
2.5重量部上記のものを高速撹拌機にて約1時間分散
混合した濾過機にて濾過し白色インキとした。
実施例(7ゝ 筆記具用黄インキF(細歯用) スビロンイエローRH8−Li916.5組量部(保谷
化学工業油溶性染料) 白CN(大東化成工業株式会社製 白色ベースインキ) 75.0重量部 NP−10(日光ケミカルズ界面活性剤)0.5重量部 ノルマルヘプタン       2.0fli量部キシ
レン           3.0重量部ブチルセロソ
ルブ       3.0組量部上記のものを混合し約
50度C位に加温し撹拌機にて約1時間撹拌した後濾過
し黄色インキとした。
実施例(8) 筆記具用赤色インキ[(細歯用) オイルレッド3R(ミハラ化工油溶性染料)7.0重量
部 エチルセロソルブ       5.088部キシレン
          io、o重量部ベンジルアルコー
ル      2.0重fit部ブチルセロソルブ  
     1.0重量部上記のものを混合し約60度C
〜70度Cに加温溶解し濾過する。
白CN(大東化成工業株式会社製 白色ベースインキ) 75.0重量部 両者を混合し約1時間−撹拌し赤色インキとした。
実施例(9) 筆記具用銀インキ No 9008△(大東化成工業株式会社製 表面処理
銀粉) 20.0重量部 BC−30,(日光ケミカル界面活性剤)1.0重量部 ラスミン(共栄社油脂工業製 防錆剤)1.0重量部 フタル酸ヂオクヂル(大ハ化学工業株式会社製可塑剤) 3.0重塁部 ノルマルへブタン       5.0車m部エチルセ
レソルブ       5.0fflff1部゛ ビス
ベール100 50%キシレン溶液20.0重量部 (理化バーキュレス脂肪族炭化水素樹脂)パラロイドA
F63([:]ムメイス社メタアクリル樹脂) 2(l 0重量部 キシレン          15.0重量部イソヘキ
ザン        10.0重量部上記のものを混合
しホモミキサー(特殊機化工桑株式会社製にて約1時間
分散せる後濾過し銀インキとした。
実施例(10) 筆記具用金インキ No、70008A (大東化成工業株式会社製 表一 面処理金粉) 40.0重量部 アミンD(理化バーキュレス社製 防錆剤)1.0重量
部 ターレン7200(共栄社油脂工業株式会社製粘度調接
剤 1.0重量部 ダイヤナールBR−10150%キジロール溶液   
                   40.0.重
量部〈三菱レイヨン株式会社製メタアクリル樹脂)D、
O,P (大八化学工業株式会社製可塑剤)2.0重量
部 エトセル10CPS  50%キジロール溶液)6.0
重M部 (ダウケミカル社製エチルセルローズ)メチルイソブチ
ルケトン    5.Ohm部ブチルセロソルブ   
    i、o重a部キシレン           
2.0重量部BC730(日光ケミカル界面活性剤)1
.0田川部 N−へブタン         2.0重最部上記のも
のを混合してホモミキザー(特殊機化工業株式会社製)
にて約1時間分散せる後濾過し金インキとした。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、メチルハイドロジエンポリシロキサンにより予め表
    面処理した顔料を、有機溶剤中に均一に混合したことを
    特徴とづる筆記具用インキ。
JP58044658A 1983-03-16 1983-03-16 筆記具用インキ Pending JPS59170166A (ja)

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JP58044658A JPS59170166A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 筆記具用インキ

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JP58044658A JPS59170166A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 筆記具用インキ

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JP58044658A Pending JPS59170166A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 筆記具用インキ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101141A (ja) * 1974-01-14 1975-08-11
JPS5736156A (ja) * 1980-08-13 1982-02-26 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd Jugotaisoseibutsuyonisankachitanganryo

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101141A (ja) * 1974-01-14 1975-08-11
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