JPS5916784B2 - ベルト又はバンドの巻取り装置 - Google Patents

ベルト又はバンドの巻取り装置

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JPS5916784B2
JPS5916784B2 JP52049743A JP4974377A JPS5916784B2 JP S5916784 B2 JPS5916784 B2 JP S5916784B2 JP 52049743 A JP52049743 A JP 52049743A JP 4974377 A JP4974377 A JP 4974377A JP S5916784 B2 JPS5916784 B2 JP S5916784B2
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spring
belt
winding
band
roll
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ヴエルナ−・モ−ゼル
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YOTSUTO ENU EEBERURE FUEEDERUFUABURIIKU GmbH
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • B60R2022/442Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel
    • B60R2022/4426Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel the additional retraction device being a second spring

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殊に乗物用自動安全ベルト装置用の、ベルト
又はバンドの巻取り装置に関する。
このような安全ベルト装置は周知のように、ロールから
のベルトの引出しによって、ロールに作用する駆動ばね
(戻しはね)が巻上げられる巻取り装置の他に、さらに
、有利には自動的の係止装置を有しており、この係止装
置は、急減速のさいにベルト巻取りロールをロックし、
かつまた、運転者の身体の比較的緩慢な運動によりベル
トを解放するようになっている。
このような係止装置は本発明の対象ではないのでその詳
細な説明および図示は省略する。
本発明は巻取り装置であって、ベルトが繰出されたベル
トを巻戻すための駆動ばねまたはその類似物によりベル
ト巻取りロール上へ巻取り可能であり、この場合さらに
付加的のばね部材が設けられていて、この付加的のばね
部材はベルトと一緒に互いに重ね合わされた状態でベル
ト巻取りロール上に巻取られてベルトと共に1つの共通
巻体に形成可能であり、かつ該付加的のばね部材が、ベ
ルトの全巻取り範囲又は引出し範囲の一部分において、
上記駆動ばねと共に、ベルトに作用する形式のものに関
する。
このような装置は既にドイツ連邦共和国特許出願公開第
2500294号BA#ll書により公知である。
この場合ばね作用を有する帯状の挿入体がベルトに取付
けられており、その結果帯状挿入体はベルトに接触しベ
ルトと一緒に巻取られ、かつ巻体から引出される。
このような手段によれば、ベルト引出しの所定の範囲に
おいて、ベルトに作用する戻し引張り力を減少せしめる
ことができる。
それというのはこの場合ばね作用を有する帯状挿入体が
駆動ばねの力に対して逆向きに働くからである。
公知の装置はしかし実地においては殆んど使用できない
それというのは引張力の減少はたんに極めて短かいベル
ト引出し範囲でしか達成されえないからである。
それというのは帯状挿入体は、ベルトのために設けられ
ている変向装置を介して案内されることができないから
である。
従って帯状挿入体の長さは極めて御限されている。
このような帯状挿入体によってえられる、短かいベルト
引出し範囲に限られる戻し引張力の減少は実施において
無意味である。
本発明の課題は、ベルト巻取り装置を改良し、これによ
り、ベルトを引出すさいに、完全ばね力(戻しばね力)
が未だベルトに作用している最初のベルト引出し範囲に
おける、ベルト引出し始めの大きなベルト戻し引張り力
の作用後に、次の締付は範囲において低いベルト戻し引
張り力が、極めて大きな引出し長さにわたって、ベルト
が殆んど全部繰出されるまで、えられるようにすること
にある。
この課題は本発明によれば、付加的のばね部材の、ベル
ト巻体の外側にある部分がベルトから離れる方向へ案内
されかつ巻取られるようにすることによって解決されて
いる。
この本発明の解決手段によれば、付加的のばね部材は任
意の長さにすることができる。
それというのは付加的のばね部材は巻体の外側でロール
状に巻かれた状態で容易に貯えることができ、かつまた
、ベルトに作用する開始んどスペースを必要としないか
らである。
本発明の作用効果CA付加的ばね部材が、その固有の巻
込み力に基づいて、巻取りが容易であるロール巻きばね
として製作されている場合には、さらに改善される。
従って本発明の特に有利な実施例によれば、付加的ばね
部材はロール巻きばねとして製作されており、このロー
ル巻きばねはその固有の巻込み方向とは逆に、ベルトと
一緒にベルト巻取りロール上に巻取られており、この場
合、ベルトと一緒にベルト巻体から繰出されるロール巻
きばねの自由側の端部をとらえる案内装置が設けられて
おり、この案内装置により、ばねは巻体の外部でベルト
から離れるように案内され、巻取られる。
この場合ばねは、ベルトの全締付は範囲で低いベルト力
かえられ、これに対して、安全ベルト錠止掛は金M離後
の離脱範囲では、(この範囲ではベルトの短かい区分が
繰出されているにすぎない)飛躍的に高いベルト戻し引
張り力が作用せしめられるようにするのに十分な所望の
長さに選ぶことができる。
この実施例において有利には、ロール巻きばねの、ベル
トと一緒に巻体から外側へ繰出される自由端部は、ベル
トの引出しの始めおよび最初の引出し範囲(離脱範囲)
中は、まだ完全に巻体内に巻込まれている。
この引出し段階ではベルトに駆動ばねの完全な引張り力
が作用している。
ロール巻きばねが巻体ア)ら繰出されると、ロール巻き
ばねは直ちに戻しばねに対して逆向きに作用し、その結
果ベルト作用する引張り力の合力は飛躍的に低い値へ低
下する。
本発明によればこの減少したベルト力は任意の長さの締
付は範囲にわたって保持される。
それというのは、巻体から繰出されかつ案内装置を経て
案内されて巻取られるロール巻きばねの長さは任意の適
当な長さに選ぶことができるからである。
本発明によれば、ロール巻きばねの曲率をばねバンド全
長にわたり変化させ、その結果大きなベルト戻し引張り
力から僅かなベルト戻し引張り力への、およびその逆の
移行が飛躍的にではなしに、連続的;こ行なわれるよう
にすることも可能である。
ばねバンド全長にわたるこのような曲率の変化は、縦方
向(長手方向)での巻込み曲率についても、また横方向
巻込み曲率についても、与えることができる。
上記横方向巻込み曲率とは、当該ばねバンドに外力が作
用していないときに当該ばねバンドが横断面図でみて平
らでなくて湾曲しており、このさいの当該ばねバンドの
湾曲の曲率を意味する。
同様にまた、ベルトに対する戻し力の合力の所期の変化
過程、殊に高い引張り戻し力から低い引張り戻し力への
連続的な移行は、バンド横断面、要するにロール巻きば
ねのばねバンドの幅かばねバンド長さに関連して変化せ
しめられるようにすることによって、達成される。
以上述べた装置を簡単にしかつ装置の全高を小さくする
ために、本発明のさらに別の実施例によれば、ベルト巻
体を受容するケーシングの、ベルト出口側)こ、少くと
も1つのベルト通過孔を有するフードまたはその類似物
が嵌着されており、このフードの、ベルト巻体側の下側
範囲に壁部材が設けられており、この壁部材は直接ベル
トのところまで延びている、ばね端部をとらえかつ変向
させるだめの変向縁部またはその類似物並びに、ロール
巻きはねバンドを壁部材の上側の範囲内へ上向きに案内
する案内面を有しており、かつフードの壁部材上側の範
囲にロール巻きばねの自然的な巻込みのために十分な自
由スペースが設けられている。
これにより巻取りロールおよびそのロールを支承するた
めの費用をはふくことができる。
フードの高さはこの場合固有の応力によって自然に巻込
まれるロール巻きばねの直径にほぼ等しい高さを有して
いればよい。
本発明の特別の実施例によれば、壁部材の形状並びに殊
にその案内面の曲率が適当に選(ずれており、これによ
り、ばねはそのスムーズな自然的な巻込みが保証される
ように上向きに案内される。
即ちばねは巻込みのさいに壁部材の一上面に衝突せず、
しかも、巻込んだ状態では壁部材上面に密に接触するこ
とができる。
ベルトの給料は範囲における、種々異なる大きさの、任
意に調節可能な戻し引張り力を、乗物中へ組付けた後に
おいてもなお個別に調節することができる本発明の特に
有利な一実施例によれば、ロール巻きばねはその固有の
巻込み方向に相応してベルト巻取りロール上へ巻取られ
ており、かつベルトと一緒に巻体から繰出されたばねバ
ンドは、ベルト巻取りロールに対して軸平行に支承され
た、制動装置を備えているロール上に巻込まれ、この場
合巻体から出るさいにばねバンド端部をとらえかつロー
ルへ案内する案内装置が設けられている。
この本発明のばね機構ではベルト力はベルト引出し中駆
動ばねの全ばね力に等しい。
運転者は常にベルトの確実な作用を感知することができ
る。
しかしベルトが、ロール巻きばねのばねバンドがロール
上に巻取られるところまで引出されると、運転者が後ろ
に倚りかかるさいに駆動ばねの戻し引張り力はロールに
対する制動力の強さにそのつど応じて減少する。
それというのは、ばねバンドはベルトが引戻されるさい
に、制動されたロールの外周面に固くあてつけらべその
結果駆動ばねのベルトを引戻そうとする引張り力に対し
て逆向きの作用が生じるからである。
制動装置の構成または調節度に応じて種々異なる大きさ
の、所望のベルト戻し引張り力かえられる。
ばね長さを適当に定めることにより、ベルト掛は金が外
された後、ベルトの一部もしくは巻取可能なベルト長さ
が巻取られると、ロール巻きばねのばねバンドの自由端
部もまたロールから引出され、ベルト巻体内へ一緒に巻
込まれる。
この瞬間に再び完全な逆向きの力によって減少されない
1駆動ばねの戻し引張り力が作用し始める。
このことはベルト巻体上に未だ巻取られずに残されてい
るベルト部分を迅速に巻取るのに有利である。
本発明のばね制動装置は要するにフリーホイールと類似
の働きを有する。
本発明のばね制動装置は、ミリメートル単位までの作業
精度を必要とせずにフリーホイールを必要とする場合お
よび往復運動を回転運動に変換する場合のいずれにおい
ても使用することができる。
本発明によれば、ロールに作用するブレーキ装置は種々
異なる構成に製作することができる。
以上述べた構成では、付加的ばね部材により駆動ばねの
エネルギーのそのつと一部が消費され、これにより所期
の効果かえられる。
即ちベルトにかかる戻し引張り力がベルトの締付は範囲
における小さい値と離脱範囲における大きな値との間で
変化せしめられる。
しかし本発明の後に述べる実施例によれば、締付は範囲
においてもまた離脱範囲においてもそれぞれ実際に丁度
必要とされるだけの力を生せしめることができる。
このことは、付加的ばね部材の力が、所定の巻体直径が
超えられたときに、例えばベルトがその全長の半部また
はそれ以上巻取られたときに、付加的駆動ばねの引張り
力に加わってベルト巻体に作用するようにすることによ
って達成される。
本発明によればばね部材は要するに付加的のばねとして
、離脱範囲において駆動ばねのベルト戻し引張り力の働
きを助成し、これに対して締付は範囲においては働かな
いように切換えられる。
従ってベルトのそのつどの引出し長さに応じた機能にと
って丁度必要なだけの力がベルトに作用せしめられる。
エネルギーは種々異なる機能を目的として両ばねの和か
ら生じる。
本発明においては1駆動ばねは引出されたベルトを巻取
る機能を駆動ばね単独で果す必要はないから、駆動ばね
は、締付は範囲における僅かな力をうるのに丁度十分な
、相応して僅かなトルクをベルト巻体に生せしめるよう
に、換言すれば相応して薄く製作することができる。
本発明の特別の一実施例では、付加ばねはばねバンドと
して製作されており、該ばねバンドはその全長の少なく
とも一部でばね作用を有しており、かつベルト巻体の近
くに配置された、ばね貯蔵部として役立つケーシング内
へ導入可能であり、かつこのケーシング内においてその
縦方向巻込み力に抗して逆向きに巻取られかつ貯えられ
、かつまた、巻体直径に基いて制御される装置が設けら
れており、該装置によれば、巻体直径が所定の値を越え
ると、ばねバンドまたばばねバンド部分の、ケーシング
から出た端部がベルトとベルト巻体との間の喫状間隙内
へ導入される。
例えばベルトがその全長の半部だけ巻取られたときにベ
ルト巻体内へ巻込まれるばねバンドはこの場合その固有
の巻込み力に基づき巻体直径もしくはそのつどの巻体外
周の曲率に相応する形状をとる。
これにより、ばね貯蔵部から出るバンドまたはバンド部
分の押し力は回転運動に変換される。
ばねバンドはその押し力により駆動ばねの働きを助成し
、かつこのさいベルトと一緒にベルト巻取りロール上へ
巻取られ1つの共通の巻体に形成される。
本発明によれば、付加ばねのばねバンドはその貯え可能
な長さにわたって、ばねバンドに外力が作用していない
ときに、固有のばね弾性により、有利には、長手方向及
び横方向で湾曲するばねバンドとして製作されており、
ばね貯蔵部に受容されているときには、上記の長手方向
及び横方向で湾曲しようとする力lと抗して弾性変形し
た状態で受容されている。
バンドの長さは安全性の理由から、ベルトが完全に巻取
られたときに、ばね貯蔵部内に例えば2巻きの巻条より
成るばねバンドまたははねバンド部分が残されるように
、定められている。
本発明の有利な一実施例によれば、初ばね力を有してい
ないバンドがベルトと一緒にベルト巻取りロール上に巻
取られて1つの共通の巻体に形成されており、かつ例え
ばベルト巻取りロールに固定されており、かつ上記バン
ドの、ベルトから出る端部は、初ばね力を有するバンド
の、ばね貯蔵部から出る端部と結合されている。
この場合、付加ばねがバンドより成っていて、このバン
ドはたんにその全長の一部分かばね作用を有していて、
ケーシング内へ導入されかつケーシング内において貯え
可能であり、かつ上記バンドにはさらに別のバンド部分
が接続されており、このバンド部分は初ばね力を有して
おらず、かつベルトと一緒にベルト巻取りロール−Fに
巻取られている。
要するにこの場合、唯一つの可動の長いバンドかえられ
、その一部は初ばね力を有していて、かっばねケーシン
グ内へ貯蔵可能であり、上記の初ばね力を有する部分は
次いで初ばね力を有しないバンド部分へ移行し、このバ
ンド部分は常にベルトと一緒に巻取られている。
このバンド部分は締付は範囲において部分的にベルト巻
体から出るが、しかしその形状もしくは初ばね力を有し
ないことによりばね力を作用させず、もっばら、ベルト
を引出すさいに、換言すればベルトが繰出されるさいに
、初ばね力を有するベルト部分をばね貯蔵部内へ案内し
かつこれを、ベルト巻取りのさいにばね貯蔵部から引出
し、ベルト巻体内へ導入する部材として役立つ。
バンドの初ばね力を有する部分から初ばね力を有しない
部分へ至る、バンド上におけるばね力分布の変化をこの
実施例においても連続的なものにし、その結果ベルトに
対する戻し引張り力の変化が急激には生じないようにす
ることも可能である。
ベルト巻体とばね貯蔵部との間の範囲に案内部材を設け
ることができ、この案内部材により、バンド横断面の特
定の選択において生じることがあるばねバンドの引き外
れを防止することができる。
バンド自体の材料としてはこの実施例およびその他の既
に述べた実施例においてそれぞれ適当な材料、既に述べ
た初ばね力を有する状態に製作することができる例えば
鋼、プラスチック等を用いることができる。
本発明のさらに別の実施例によれば、巻体直径に基づい
て制御される装置が保持装置として製作されており、こ
の保持装置の、ベルト引出しのさいにベルト巻体から出
るばねバンドにばね力を以って圧着される掛止片または
ピンが、ばねノくンド内の、その端部の直前に設けられ
ている切欠き内へ保合する。
ベルト引出しのさいに巻体直径が所定の値を下まわり、
かつ初ばね力を有するばねバンドの端部が巻体から出る
と直ちに、該端部は保持装置によって楔状間隙の直ぐ上
方でとらえられかつ保持される。
この時点では未だ駆動ばねの引張り力しか作用しない。
ベルトの方向が逆転すると、即ちベルトが巻取られるさ
いに、ばねバンドは、所定の巻体直径に達したときに再
び解放され、かつ貯えられ、ばねバンドの押し力に基い
て楔伏間隙内へ導入される。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図および第2図の実施例の巻取り装置は、ケーシン
グ5内に支承されたベルト巻取りロール4を有しており
、このロール上にベルト1が巻取られており、かつ腰巻
取りロールには駆動ばね(主たるベルト戻しばね)1が
公知の形式で係止されている。
自動安全ベルトにおいて普通に用いられているロック装
置は周知であるから図示されていない。
この場合ベルト1と一緒に、付加的ばね部材としてのロ
ール巻きばね2がその固有の巻込み方向とは逆向きに、
ベルト内側にかつベルトと一緒にベルト巻取りロール4
上に巻取られている。
ベルト1の引出しのさいに巻体6から出る、ロール巻き
ばね2の部分は、その前方の僅かに屈曲している端部で
、案内装置8′の前縁によってとらえられ、この案内装
置に沿って案内され、かつ心棒8の周囲に巻込まれる。
符号11はベルト1のための案内ロールを示す。
ベルトと一緒に巻取られているロール巻きばね2の長さ
および配置形式を適当に選ぶことにより、ロール巻きば
ねの、ベルト1と一緒に巻体から外方へ出る自由端部は
、引出しの開始のさいおよび第1の引出し範囲中なお完
全にベルトと一緒に巻体内へ巻込まれており、その結果
ロール巻きばねの作用は、引出し開始のさいの、ベルト
の大部分がまだ巻取られている段階では、まだ殆んど作
用しない。
この範囲では特性曲線、即ち巻取られているベルト長さ
に対する引張力の変化は未だ駆動ばねの特性曲線と同じ
である。
しかし、ロール巻きばねの自由端部がベルトに接触した
状態で巻体からでて案内装置8′によってとらえられか
つ心棒8の周囲へ案内される瞬間に、ロール巻きばねの
作用が始まる。
特性曲線はこの時点から低い値をとる。
それというのはこの瞬間からロール巻きばねが駆動ばね
に逆向きの作用を及ぼすからである。
この状態は第3図に示されており、この場合実線の特性
曲線9はロール巻きばねなしの、巻取りロール4上に巻
取られているベルト長さLに対するベルトに作用する戻
し引張力にの変化を示し、鎖線の特性曲線10はロール
巻きばねを有する場合を示す。
要するにこの場合、ロール巻きばねにより、有利な形式
で締付は範囲において低いベルト力(ベルトに対する戻
し引張り力)かえられ、これに対して安全ベルト錠止掛
は全が外された後は離脱範囲において飛躍的に高いベル
ト力が作用せしめられる。
両特性曲線9および10のそれぞれ上側の特性曲線は引
出しのさいにおけるベルト1に作用する戻し引張り力を
示し、下側の特性曲線は、引戻しのさいにおける、摩擦
力分だけ減じている戻し引張り力を示している。
本発明によればさらに別の構成も可能である。
例えば第1図および第2図によるロール巻きばねの巻込
み曲率だけがベルト長さにわたって変化するだけでなく
、ばねの幅も可変であるようにすることができる。
例えば、比較的低いベルト力(ベルトに対する戻し引張
り力)から比較的高いベルト力への漸進的連続的な移行
(破線で示した曲線部分)をうるために、ばね2のバン
ド幅を始端部の僅かな幅値から連続的に最大幅値へ増大
せしめることができ(第4図の上側の実施例)、この場
合ばね2は尖端2′で始まる。
さらに、第4図の下側の実施例によれば、ばね始端部に
次第に幅が減少する切欠き2“が設けられている。
巻体から出るロール巻きばねもしくは挿入バンドをベル
トから離しかつ巻取るという本発明の基本的思想は要す
るに種々異なる態様で実施することができる。
第5図乃至第8図はベルト巻体6から出たロール巻きば
ね2の有利な案内および配置形式を示す。
図示の実施例では、フード12はベルト巻体6を受容す
るケーシング5の上縁部上に嵌着されている。
フード12は突起13を有し、この突起13にベルト1
が、巻体6から上方へ引出されるときに、接触する。
やはりベルトと一緒に巻体6上に固有の巻込み方向とは
逆向きに巻かれているロール巻きばね2はベルト1が引
出されるさいに幾分折曲げられたばね端部を以って、フ
ードの下側範囲に設けられている壁部材16の変向縁部
15にあたり、かつこれによりベルトから離れる方向へ
案内される。
ベルトがさらに引出されるとばねバンドは壁部材16の
案内面に沿って案内さべかつ壁部材16の上側の範囲内
へ導かれ、ここで破線で示すような形で固有の巻込み方
向で自然に巻込まれる。
第6図に示されているように、フード12は鉤形の付加
部18を有しており、これら(i、第5図から判るよう
に、ベルトの両側に配置されている。
これらの鉤形の付加部18を以ってフード12は組立て
のさいケーシング5のピン19に掛けらね、その後にフ
ード12は上記ピン19を旋回中心軸として、第6図で
みて逆時計回り方向で、フード12のフランジ状の突出
部20がケーシング5の側壁の上側端面上へ尚付けられ
る迄、旋回せしめられる。
次いでピン22がケーシング5内へ、それもフード12
の付加部21の背側の面に係合するように、挿込まれ、
これによりフード12はケーシング5に固定され錠止さ
れる。
変向縁部15と突起13との間の間隙の位置は有利に6
もベルトが引出された状態において、要するに締付は位
置において、換言すれば巻体6が比較的小さくなったさ
い、はぼ直線状に該間隙を通過するように、選ばれてい
る。
第8図はさらに別の実施例を示し、この場合壁部材16
はその変向縁部と向かい合っている、案内突起を形成す
る突起13と一緒に、フード12の側壁内に、走去する
ベルトの方向に対して直角方向で矢印23で示すように
移動可能に支承されている。
ベルトはこの場合巻体に対して常に接線方向で繰出され
る。
第9図乃至第13図は制動装置を有する本発明の実施例
を示す。
巻体6が巻付けられているベルト巻取りロール4はこの
場合フレーム又はケーシング5に支承されている。
ベルト1が矢印24の方向に引出されることにより、緊
縮され、かつベルト1を矢印25の方向で再び引戻し巻
取らせようとする。
ベルト1と一緒にロール巻きばね26はその固有の巻込
み方向に相応してベルト巻取りロール4上に巻かれてい
る。
ロール巻きばねのばねバンドの、巻体6から出る自由端
部は、第9図に示す位置では、ロール21の周囲に巻か
れている。
ばねバンドの長さは次のように選択されている。
即ち巻取り可能のベルト長さLoが完全に巻取られてい
る場合に、ばねバンドが完全にベルト内へ入り込んでお
り、ばねバンドは引出し可能なベルト長さの1部Lo−
xが引出された後にはじめて巻体から出てくる。
案内装置29の変向縁部28により、巻体から出たばね
バンド自由端部がとらえられ、案内装置29の適当な形
状に形成された案内面に沿って案内されてロール27へ
供給さべばねバンドはその固有の巻込み方向で自然にロ
ール21上へ巻掛けられる。
ケーシング5の支持面30により装置は全体として公知
の形式で乗物内に取付けられる。
ロール2γはこの場合軸31上に支承された2つの円筒
体より成り、これらはその間にあるばね33により互い
に押し離されかつ外側の端面でケーシングの壁面に押付
けられている。
これらの壁面および円筒体32の端面には摩擦ライニン
グ34が設けられている。
軸31の一方の端部には制動装置35が取付けられてい
る。
その調節ノブ36を回わすことにより制動力を調節する
ことができる。
この図示の実施例では、付加的の直角方向初ばね力を有
するロール巻きばねが使用されている。
従って案内装置29においてはその内部に、凸レンズ状
に湾曲して突出した形状の横断面の付加部゛3γが設け
られており、該形状は、第12図に鎖線38により示さ
れている、下側から入ってくるばねバンドの横断面形状
と対応している。
これにより、既に述べたように、下方から真直な平らな
状態で導入されたばねバンドは湾曲凹面状態で案内され
渦巻き状にロール21に巻取られる。
ばねバンド26の端部26′は下方から容易に案内装置
29内へ導入されるようにするために、湾曲のない細い
真直な付/71]部として製作されている(第11図)
ベルト1が矢印24の方向へ引出される場合、ロール巻
きばねは、僅かな摩擦力を除けばいかなる力もベルトに
作用させない。
この場合たんに駆動ばね1の戻し引張力Kがベルトζこ
作用するにすぎず、この引張力には、巻体に残されてい
るベルト長さLが次第に減少していくに従って次第に増
大する(第13図、特性曲線39)。
ベルトが放たれ自由にされると、ベルトは駆動ばね1に
より矢印25の方向へ引戻され、その結果ロール巻きば
ね26は、該ロール巻きばねが制動されたロール2Tに
未だ:巻掛けられている間、換言すれば巻体に巻取られ
ているベルト長さLがXよりも僅かである間、駆動ばね
1の力に対して逆向きに作用し、その結果戻し引張り力
の特性曲線として第13図に示されている曲線40が生
じる。
制動装置35の調節によりこの場合範囲Xよりも小さい
範囲りにおいて、必要に応じて調節可能な種々異なる大
きさの戻し引張り力に相応する種々異なる曲線40′が
えられる。
LがXより大きい場合、換言すればばね26がロール2
1から完全に繰出されている場合には、再び駆動ばねT
の戻し引張り力だけが作用する。
第14図乃至第19図の実施例では、所期のベルト力変
化はばね力の和によって達成される。
ベルト巻取りロール4はこの実施例の場合にもやはり、
該ロールに巻かれている巻体6と一緒にベルト巻取リフ
レーム5内に支承されており、これは公知の形式で乗物
の内部に取付けられている。
ベルト1が矢印24の方向で引出される場合、駆動ばね
γは緊縮され、ベルト1を矢印25の方向で引戻しかつ
ロール4上へ巻取らそうとする。
ベルト巻取りフレーム5の上端部にある曲げ込まれた条
片41にばねケーシング42が回転可能に支承されてお
り、かつ円板43を介して取付けられている。
適当なばね鋼より成るバンド44は、第15図かられか
るように、ばねケーシング42内に巻取られており、か
つこの内部に貯えられている。
バンド44の、ケーシング42内にない他の部分はベル
ト1と一緒にベルト巻取りロール4に巻取られている。
巻体6内に巻込まれている、ばねバンド44の部分の端
部は、ベルトと同じく、ベルト巻取りロール4に取付け
られている。
ばねバンド44の一部、即ち、ケーシング42内へ導入
可能であってかつその内部で巻込まれるばねバンド部分
は縦方向および横方向ばね力を有しており、かつケーシ
ング内においてばねバンド縦方向ばね力に抗して巻込ま
れている。
ばねノメンド44の、ベルトと一緒に巻体6内に巻込ま
れている残りの部分は初ばね力を有せず、ニュートラル
に作用する。
ベルト1が矢印25の方向で巻取られる場合に初ばね力
を有するばねバンド部分の始端がケーシング42から引
出されると、ケーシング42内に貯えられかつ緊縮され
た付加ばねの、巻体6に対する押し力の作用が開始さべ
かつ駆動ばね1の働きが助成される。
ベルトが矢印24の方向での運動によって引出される場
合、巻体6の直径が除徐に減少していく間、バンド44
はケーシング42内へ導入される。
初ばね力を有する部分が完全にケーシング42内へ導入
されバンド44の初ばね力を有しない部分だけが巻体か
ら出ると直ちに、付加ばねの押し力は再び消失する。
第16図は、巻取られているベルト長さLに対するベル
トに作用する引張り力の変化53を示す線図である。
巻取られているベルト長さLがXよりも小さい場合、引
張力は小さい。
ばねバンド44の初ばね力を有する部分は完全にケーシ
ング42内にあり、外部へは作用していない。
LがXよりも大きくなると、大きな引張り力が生じる。
初ばね力を有するバンド部分は巻取りのさいにベルト直
径が次第に増大するに伴ってケーシング42から出て、
駆動ばねγの働きを助成しながらその押し力をベルト巻
体6へ作用させる。
この実施例では、バンド44における初ばね力状態の変
化は斯道的であるから、ベルトにおける、大きな引張り
力から小さな引張り力への移行は急激にではなく、徐々
に連続的に行なわれる。
破線で示す曲線45は駆動ばねTのみの引張力の変化過
程を示す。
曲線46はばね力が大きい場合における駆動ばねの引張
力変化過程を示す。
第11図乃至第19図はさらに別の一実施例を示し、こ
の場合ばねバンド44は保持装置によっつ制御され、そ
の結果、既出の実施例における、ばねバンド44の、ベ
ルト巻体6内へ巻込まれかつベルト巻取りロール4に固
定された、初ばね力を有しない部分は省略されており、
従ってばねバンド44は、初ばね力を有していてケーシ
ング42内へ導入されかつ該ケーシング内においてばね
バンド縦方向初ばね力に抗して巻込まれているばねバン
ド部分、換言すれば、緊張されているばねバンド部分の
みから成っている。
初ばね力を有するばねバンド44の、ばねケーシング4
2から突き出している自由端部8′は保持装置41〜5
2により図示の状態に保持される。
保持装置は、ばね51を介して移動可能に支承されたピ
ン48内に支承されているロッド49を以って、ばねバ
ンド端部44′にある切欠き44“内へ保合している。
矢印25の方向への運動による巻取りのさい、巻体6の
直径の増大に伴って、アーム50を介してピン48はそ
の支承部4γ内においてばね52の力に抗して因子面で
言って右側へ移動せしめられる。
所定の巻体直径に達するとばねバンド端部44′は解放
される。
これにより、初ばね力に基づいて端部44′はベルト1
と巻体6との間の楔状ギャップ内へ突入し、その結果付
加的ばね部材としてのばねバンド44の、駆動ばねの働
きを助成する作用が既に述べた形式で開始される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例の略示図を示すもので、第1図は
ベルト巻体を断面した、本発明の巻取り装置の平面図、
第2図は第1図の■−…線による断面図、第3図は巻取
られているベルト長さに対する引張り力の変化を示す線
図、第4図はばね始端部におけるバンド巾変化の2つの
実施態様を示す図、第5図はロール巻きばねを受容する
ためのベルトケーシングまたはベルトフレーム上に設け
られたフードの前面図、第6図は第5図のVI−VI線
による断面図、第1図は第6図の■−■線による断面図
、第8図は第6図の実施例に対する変化実施例を示す図
、第9図は制動ロールを有する一実施例におけるベルト
巻取りロールの、第40図の■−■線による断面図、第
10図は第9図のX−X線による断面図、第11図はば
ねバンド端部の構成を示す図、第12図は第10図の■
−店線による断面図、第13図は第9図および第10図
の実施例のばね特性曲線を示す線図、第14図は第15
図のxv−xv線により断面されたベルト巻体を有する
巻取り装置のさらに別の実施例を示す図、第15図は第
14図のXV[−XVI線による断面図、第16図はベ
ルト引張り力の特性曲線を示す線図、第11図および第
18図は保持装置を有する、第14図および15図の実
施例の変化実施例を示す図、第19図は保持装置の一部
の、部分的に断面した拡大図である。 1・・・・・・ベルト、2・・・・・・ロール巻きばね
、2′・・・・・・尖端、4・・・・・・巻取りロール
、5・・・・・・ケーシング、6・・・・・・巻体、1
・・・・・・駆動ばね、8・・・・・・心棒、8′・・
・・・・案内装置、11・・・・・・案内ロール、12
・・・・・・フード、13・・・・・・突起、15・・
・・・・変向縁部、16・・・・・・壁部材、18・・
・・・・側方付加部、19・・・・・・ピン、20・・
・・・・突出部、21・・・・・・付加部、22・・・
・・・ピン、26・・・・・・ロール巻キハネ、21・
・・・・・ロール、28・・・・・・変向縁部、29・
・・・・・案内装置、30・・・・・・支持面、32・
・・・・・円筒体、33・・・・・・ばね、34・・・
・・・摩擦ライニング、35・・・・・・制動装置、3
6・・・・・・調節ノブ、37・・・・・・付加音曳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベルト又はバンドの巻取り装置であって、ベルトが
    駆動ばね又はその類似物によりベルト巻取りロール上に
    巻取り可能であり、この場合さらに付加的のばね部材が
    設けられていて、この付加的ツバね部材はベルトと一緒
    にベルト巻取リロール上に巻取られて互いに重ね合わさ
    れた巻条を有する共通の巻体に形成可能であり、かつベ
    ルトの全巻取り範囲の一部において上記ベルトに対して
    、上記駆動ばねの他にさらに上記の付加的のばね部材が
    作用せしめられる形式のものにおいて、上記の付加的の
    ばね部材2,26,44の、ベルト巻体6の外側にある
    部分がベルト1から離されて案内されかつ巻取られるこ
    とを特徴とする、ベルト又はバンドの巻取り装置。 2 付加的のばね部材がロール巻きばね2,26゜44
    として製作されている特許請求の範囲第1項記載の巻取
    り装置。 3 ロール巻きばね2がそのロール状巻き込み方向とは
    逆向きに、ベルト1と一緒に、ベルト巻取りロール4上
    へ巻取られており、かつベルト1と一緒にベルト巻体6
    から出るロール巻きばね2の自由端部を掴む案内装置8
    ′16が設けられており、該案内装置によりロール巻き
    ばね2がベルト巻体6の外側でベルト1から離されて案
    内されかつ巻取られる特許請求の範囲第1項記載の巻取
    り装置。 4 ロール巻きばね2の、ベルト1と一緒tこベルト巻
    体6から外方へ繰出される自由端部が、引出し開始時お
    よび最初の引出し範囲においては未だ完全にベルト巻体
    6内に巻込まれている特許請求の範囲第3項記載の巻取
    り装置。 5 ロール巻きばね2,26,44の巻込み曲率がバン
    ド全長にわたり可変である特許請求の範囲第2項記載の
    巻取り装置 6 ロール巻きばね2,26,44のバンド横[面がバ
    ンド長さに関連して可変である特許請求の範囲第1項記
    載の巻取り装置。 7 ロール巻きばね26がその巻込み方向に相応する方
    向でベルト巻取りロール4上へ巻かれており、かつベル
    ト1と一緒に巻体6から出るばねバンド26が、ベルト
    巻取りロール4に対して軸平行に支承されたロール21
    上に巻取られ、この場合バンド端部26′を巻体6から
    出るさいにとらえかつロール2γへ導く案内装置29が
    設けられている特許請求の範囲第1項記載の巻取り装置
    。 8 ロール巻きばね26のばねバンドがその縦方向初ば
    ね力の他ζこざらに横方向初ばね力を有しており、かつ
    巻体6から出るばねバンド26のための案内装置29が
    ばねバンド横断面38の湾曲形状とは逆の湾曲形状3γ
    を有している特許請求の範囲第1項記載の巻取り装置。 9 ロール巻きばねのばねバンド26の、巻体6から出
    る自由端部が湾曲していない真直なばね区分26′とし
    て案内される特許請求の範囲第1項記載の巻取り装置。 10 ばね端部26′の幅かばねバンド幅に対して減じ
    ている特許請求の範囲第9項記載の巻取り装置っ 11 付加的ばね部材44が、巻体直径が所定の値を越
    えると、駆動ばね1の引張り力に加わって付加的ばね力
    をベルト巻体6へ作用させる特許請求の範囲第1項記載
    の巻取り装置。 12 付加的ばね部材がバンド44の形状を有しており
    、該バンドは少なくともその全長の一部に初ばね力を有
    しており、かつベルト巻体6の傍らに配置された、ばね
    貯蔵部を形成するケーシング42内へ押入れ可能であり
    、かつこのケーシング42内で該バンド縦方向初ばね力
    に抗して巻込み可能かつ貯蔵可能であり、かつ初ばね力
    を有するバンドまたはバンド部分の、ケーシング42か
    ら出る端部が、ベルト1とベルト巻体6との間の榛状間
    隙内へ導入可能である特許請求の範囲第11項記載の巻
    取り装置。 13 初ばね力を有するバンドまたはバンド部分が縦方
    向および横方向応力を有している特許請求の範囲第11
    項記載の巻取り装置。 14ベルト1がばね貯蔵部42内において完全に巻取ら
    れた場合に、初ばね力を有するバンドまたはバンド部分
    のなお残されている部分がほぼ2回りの巻条を形成して
    いる特許請求の範囲第12項記載の巻取り装置。 15 巻体直径から構成される装置が初ばね力を有し
    ないバンド44によって形成されており、該バンドはベ
    ルト1と一緒にベルト巻取りロール4上に巻取られてい
    てベルトと共通の1つの巻体?こ形成されており、かつ
    上記バンドの、ベルト巻体6から出る端部が、初ばね力
    を有するバンドの、ばね貯蔵部42から出る端部と結合
    されている特許請求の範囲第12項記載の巻取り装置。 16 保持装置41〜52を有し、該保持装置は、ベル
    ト1が引出されるさいに、ベルト巻体6から出るばねバ
    ンド44にばね弾性を以って押付けられる係止部材また
    はピン48,49を以って、上記ばねバンド端部44′
    の直前に設けられた切欠き44“内へ係止される特許請
    求の範囲第12項記載の巻取り装置 17 保持装置が係止部材またはピン48により形成さ
    れており、該係止部材またはピン48ζA支承部47内
    において、ベルト巻体6とばねケーシング42との間を
    走行するばねバンド44の方向に対して直角方向で移動
    可能に支承されていて、かっばね作用を受けており、か
    つ上記係止部材またはピン48がその端部に、ばねバン
    ド44に向いた尖端片49を有しており、かつ他方の側
    の端部に、係止部材またはピンの延長方向に対して直角
    方向に延びていて巻体外周に接触するアーム50を有し
    ている特許請求の範囲第16項記載の巻取り装置 18 ばねケーシング42が、ベルト巻体支持フレーム
    5に取付けられた曲げ片41またはその類似物に回転可
    能に支承されている特許請求の範囲第12項記載の巻取
    り装置。
JP52049743A 1976-04-28 1977-04-28 ベルト又はバンドの巻取り装置 Expired JPS5916784B2 (ja)

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ES (1) ES458129A1 (ja)
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