JPS59167581A - ラクトン環化合物およびその製造法 - Google Patents

ラクトン環化合物およびその製造法

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JPS59167581A
JPS59167581A JP58042950A JP4295083A JPS59167581A JP S59167581 A JPS59167581 A JP S59167581A JP 58042950 A JP58042950 A JP 58042950A JP 4295083 A JP4295083 A JP 4295083A JP S59167581 A JPS59167581 A JP S59167581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
lactone ring
ring compound
lactone
Prior art date
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Pending
Application number
JP58042950A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Takano
誠一 高野
Kuniro Ogasawara
国郎 小笠原
Michiyasu Hirama
平間 道康
Emiko Goto
後藤 恵美子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP58042950A priority Critical patent/JPS59167581A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なラクトン環化合物およびその製造法に
関する。
本発明の目的は、2位にアルキル基を立体選択的に配置
した、新規なγ−ラクトン環化合物およびその製造法を
提供することにある。
本発明は、 (1ン 一般式 ′  (式中、Rは炭素数1〜4の低級アルキルを示す
。) で表わされるラクトン環化合物(以下、化合物Iと称す
る)であり、また (2)式 で表わされるシアノアルコール(以下、化合物■と称す
る。)をアルカリで加水分解し、次いで敵でラクトン環
を形成させた後、そのラクトン環の2位をアルキル化す
ることにより、前記一般式(1)で表わされるラクトン
環化合物(すなわち、化合物I)を製造する方法である
ここにおいて、置換基Rは炭素数1〜4の低級アルキル
基であればよいが、なかんずくメチル基であることが望
ましい1.。
加水分解に使用するアルカリおよびラクト/環の形成に
使用する酸は、水酸化すトリーウム。
水酸化カリウム、炭酸すトリウムなとおよび塩酸、硫酸
、トリフルオロ酢酸などの、これら反応に常用のアルカ
リおよび酸であればよい。
化合物Hの2位のアルキル化は、不活性気体(たとえば
、アルゴン、窒素など)の気流下、無水の有機溶媒(た
とえば、エーテル、テトラヒドロフラン、ジイソプロピ
ルエーテルなど)中、リチウム化合物(たとえば、リチ
ウムジイノプロビルアミド、n−ブチルリチウムなど)
の存在下にアルキル化剤(たとえば、ヨウ化アルキル、
臭化アルキルなど)を用いて行なうことができる。
化合物1は次の方法で製造することができる。
す々わち (1)(D)−マンニトール−1,2;5,6−ジアセ
ドナイドから容易に得られる( S )−(−)−ベン
ジル−2,5−エボキンプロピルエーテルを有機溶媒(
たとえば、テトラヒドロフラン。
/メトキンエタンなど)中、冷却しながら、3−メトキ
ンベンジルシアニドとリチウム化合物(たとえば、リチ
ウムジイノプロピルアミド、n−ブチルリチウムなど)
の存在下にカルバニオンを形成させた後、縮合を行ない
、/アノアルコール体の化合物■(エピマー混合体)を
生成する。
(2)親水性有機溶媒(たとえば、メタノール。
エタノール、プロンくノールなと)中、化合物■をアル
カリ(たとえば、水酸化カリウム。
水酸化ナトリウムなど)とともに加熱して加水分解を行
ない、 式 で表わされるγ−ラクトン体(エピマー混合体、以下化
合物■と称する。)を生成する、(3)化合物l■を無
水の有機溶媒(たとえは、エーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジイソプロピルエーテルなど)に溶解し、不活性気
体(たとえば、アルゴン、窒素なと)の気流−ト、すの
下にアルキル化剤(たとえは、ヨウ化アルキル、臭化ア
ルキルなど)を用いて化合物Illの2位をアルキル化
し、化合物1に生成するこのアルキル化は、化合物1■
において4位の置換基であるペンジルオキンメチル基の
立体障害を利用して2位に置換されるアルキル基を立体
選択的に配置することを可能にする点に特徴がある。
本発明の化合物Iは、副交感神経興奮剤として有用なフ
ィゾスチグミン項化合物の対掌体をその立体配置に関し
て選択的に形成する際の出発原料として使用することが
できる。
丑た本発明の方法は、化合物Iをその立体配置に関して
選′4j’?的に生成することを可能にする有用な方法
である。
なお、下記の反応式に示すように化合物Iからフインス
チク゛ミン猿化合物を生成することができる。
(IV)式の化合物は、下記の反応式に示すようにフィ
ゾスチグミンを加水分解し、ついでジアゾノタンでメチ
ル化することにより得られる化合物と一致した。
フィノ゛スブグミ/ 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例 (1)アルコン気流下、−78℃で、無水テトラヒドロ
フラン50 ml!中にリチウムジイソプロピルアミド
Zoy(6s6ミリモル)を加えて15分攪拌した。こ
れに、無水テトラヒドロフラン507nAに溶解した6
−ノドキンヘンシル/アニド8.05 & (54,7
ミリモル)を滴下し、15分攪拌した。
同一温度で、更にこれに、無水テトラヒドロフラン50
m1に溶かした( S ) −(−)−へンジ/l/−
2、5−エホキノプロピルエーテル8982(54,7
ミlJモル)を滴下し、滴下終了後、室温で1時間攪拌
して反応させた。
反応終了後、水冷下稀塩酸を加え、弱酸性とし、テトラ
ヒドロフラン層を分取した。このテトラヒドロフラン層
を水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
した。また、先に分けた水層を塩化メチレン507nl
で2回抽出し、この抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄
後、前記のテトラヒドロフラン層と合わせてHPナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を留去して粗生成物(化合物■;シ
アノアルコール体)を得た。
(2)前項で得た粗生成物全エチルアルコールm12に
溶かし、これに粉末状水酸化カリウム202を加え、7
時間加熱還流した。これを室温ま  (で冷却した後、
エチルアルコールを減圧下に留去し、溶媒約100ゴを
除去した後、水冷下に10%塩酸を加えて酸性とし、塩
化メチレンで6回、合計約5 0 0 7nl!で抽出
し、水,飽和食塩水で順次洗浄した後硫酸ナトリウムで
乾燥した。
この塩化メチレン抽出゛敵の溶媒を留去し、イ(1られ
た粗生成物をエチルアルコール1 0 0 mlに溶解
し、これに5%塩酸1 0 0 meを加え、室温で1
2時間攪拌した。
これから、減圧下にエチルアルコールを半量はど留去し
た後、これを塩化メチレノで6回、合計約500mAで
抽出し、この増,什メチレン抽出液を水,飽和食塩水で
順次洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去した
。得られた粗生成物約152をンリカケル・カラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル約4 0 0 !+’,溶
出溶媒塩化メチレン)に付して精製し、化合物111(
ベンジル位が約1.1のンアステレオマー混合物)10
、7.8S’を得た。
3) アルゴン気流下、−78℃で無水テトラヒドロフ
ラン50ml中にリチウムジイソプロピルアミド4. 
1 9 ( 3 8 5 ミl)モル)を加えて15分
攪拌した。これに、化合物II+ 8. 0 fZ (
 2 56ミIJモル)を無水テトラヒドロ7ラン5 
0 Jに溶解して滴下し、15分攪拌した。続いてこれ
にヨウ化メチル364 9 ( 3 8. 5 ミリモ
ル)を滴下し、滴下終了後室温にもど°し、50分攪拌
後、水冷下に稀塩酸を加えて中性とし、テトラヒドロフ
ラン層を分取した。このテトラヒドロフラン層を水,飽
和食塩水で順次洗浄後、硫酸すh l)ラムで乾燥した
。水層を合わせて、塩化メチレン507で5回抽出し、
その塩化メチレン層を合わせて水,飽和食塩水で順次洗
浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。最後に、テトラヒド
ロフラン層と塩化メチレン層とを合わせて溶媒を減圧下
に留去し、得られた粗生成物をシリカゲル・カラムクロ
マトグラノイー(シリカゲル4’OO?、溶出溶媒酢酸
エチル1%含有ヘンセン)に伺しで精製し、化合物16
77を得た。
’ H−N r< R(CD at!3)δ 165(
3H,s、−CJ(3)、2.48(2H,’dd、J
=4Hz、’8Hz。
−CH2−)、 3.26(IH,d、J=5Hz、 
−a五−o−cn2ph) 、 3.75(3B−、s
  、−0−C!H3)、4.56(2H2S、−二−
o:ph ) 、 4.4〜4.9 (IH。
−〇一旦) 工R(neat) : 1760 z+’(0=O)〔
α岩ニー42.10  (C=134 、ノチルアルコ
ール)特許出願人  大正製薬株式会社 代理人 弁理士  北 川 富 造

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) (式中、Rは炭素数1〜4の低級アルキル基を示す。) で表わされるラクトン環化合物、1 2) で表わされる/アノアルコールをアルカl) テ加水分
    解し、次いで酸でラクトン環を形成させた後、そのラク
    トン−02位をアルキル化することにより、特許請求の
    範囲第1項に記載の一般式で表わされるラクトン環化合
    物を製造する方法。
JP58042950A 1983-03-15 1983-03-15 ラクトン環化合物およびその製造法 Pending JPS59167581A (ja)

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