JPS5916540A - アセテ−ト繊維の製造法 - Google Patents
アセテ−ト繊維の製造法Info
- Publication number
- JPS5916540A JPS5916540A JP12552682A JP12552682A JPS5916540A JP S5916540 A JPS5916540 A JP S5916540A JP 12552682 A JP12552682 A JP 12552682A JP 12552682 A JP12552682 A JP 12552682A JP S5916540 A JPS5916540 A JP S5916540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soln
- acetate fibers
- tannic acid
- acetate
- fecl3
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Filtering Materials (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
化合物乞含浸させ、アンモニア、メルカプタン等の好ま
しくない物質を効率よく吸着することができるアセテー
ト繊維の製造法に関する。
しくない物質を効率よく吸着することができるアセテー
ト繊維の製造法に関する。
従来からタンニン酸金属キレート化合物（以下吸着体と
いう）はアンモニア、メルカプタン等の吸着能ン有する
ことが知られている。この吸着能ン巧入に利用したもの
にタバコのフィルターがある。これは活性炭、タンニン
酸鉄の粒状品をアセテート繊維に分散させたものである
。
いう）はアンモニア、メルカプタン等の吸着能ン有する
ことが知られている。この吸着能ン巧入に利用したもの
にタバコのフィルターがある。これは活性炭、タンニン
酸鉄の粒状品をアセテート繊維に分散させたものである
。
しかし、これらの吸着体の形状は粒状体、または粉状体
であるためアセテート繊維中に均一に分散させることは
困難であり、その作業も煩雑である。
であるためアセテート繊維中に均一に分散させることは
困難であり、その作業も煩雑である。
本発明はこれらの欠点ン解決することン目的とするもの
であって、まずアセテート繊維ン金属塩の極性有機溶媒
溶液に含浸し、次いでタンニン酸水溶液に含浸すること
により、アセテート繊維に均一に含浸させるようにした
吸冶性能ン付与したアセテート繊維の製造法ン提供しよ
うとするものを含浸させたアセテート繊維ケ製造する際
に、金属塩の極性有機溶剤溶液にアセテート繊維ケ浸漬
した後、これを乾燥させて、前記金属塩ゲ固着させ、次
いでこれケタンニン酸水溶液に浸漬させることン特徴と
する。
であって、まずアセテート繊維ン金属塩の極性有機溶媒
溶液に含浸し、次いでタンニン酸水溶液に含浸すること
により、アセテート繊維に均一に含浸させるようにした
吸冶性能ン付与したアセテート繊維の製造法ン提供しよ
うとするものを含浸させたアセテート繊維ケ製造する際
に、金属塩の極性有機溶剤溶液にアセテート繊維ケ浸漬
した後、これを乾燥させて、前記金属塩ゲ固着させ、次
いでこれケタンニン酸水溶液に浸漬させることン特徴と
する。
以下、さらに本発明について詳しく説明ｊろ。
本発明はアセテート繊維にタンニン酸金属キレート化合
物ン実質的に均一に含浸させ吸着性能ケ付与したアセテ
ート繊維の製造法である。以下タンニン酸金属キレート
化合物の例としてタンニン酸鉄を用いる方法により説明
するが、これに限られるものではない。
物ン実質的に均一に含浸させ吸着性能ケ付与したアセテ
ート繊維の製造法である。以下タンニン酸金属キレート
化合物の例としてタンニン酸鉄を用いる方法により説明
するが、これに限られるものではない。
本発明に用いろアセテート繊維は、セルローズを溶媒に
溶解し、ノズルから糸状に引き出し凝固させり繊維であ
って例えばパルデケ無水酢酸、酢酸、硫酸により三アセ
チルセルローズとし、これケ加水分解してアセトン可溶
アセチルセルローズとし、これをアセトンに溶解紡糸す
る等の方法によって得られるものである。
溶解し、ノズルから糸状に引き出し凝固させり繊維であ
って例えばパルデケ無水酢酸、酢酸、硫酸により三アセ
チルセルローズとし、これケ加水分解してアセトン可溶
アセチルセルローズとし、これをアセトンに溶解紡糸す
る等の方法によって得られるものである。
これは市販されているもので十分であり、特に制限χ受
けるものはない。
けるものはない。
又、アセテート繊維の単繊維繊度ば１０ｄ（デニール）
以下が使用され、本発明の目的には５ｄ以下が好ましい
。しかし、これに限られるものではない。
以下が使用され、本発明の目的には５ｄ以下が好ましい
。しかし、これに限られるものではない。
アセテート繊維は極性有機溶剤に塩化第２鉄（ＦｅＣｌ
３ ） ｙ！１′溶解し１こ溶液にＢｅ （、ｒｔ Ｌ
、ＦｅＣｌ３ Ｙ含浸させる。ＦｅＣｌ３は無極性有機
溶剤には溶解しないが、極性有機溶剤虻溶ｍするので、
ＦｅＣｌ３ Ｙ極性有機溶剤に溶解する。これにアセテ
ート繊維ケ浸漬させ、乾燥ｊるとアセテート繊維にＦｅ
Ｃ１３が含浸する。
３ ） ｙ！１′溶解し１こ溶液にＢｅ （、ｒｔ Ｌ
、ＦｅＣｌ３ Ｙ含浸させる。ＦｅＣｌ３は無極性有機
溶剤には溶解しないが、極性有機溶剤虻溶ｍするので、
ＦｅＣｌ３ Ｙ極性有機溶剤に溶解する。これにアセテ
ート繊維ケ浸漬させ、乾燥ｊるとアセテート繊維にＦｅ
Ｃ１３が含浸する。
極性有機溶媒の例としてはエーテルエタノールのような
アルコール類、ジエチルエーテルのようなエーテル類酢
酸エチルのようなエステル類等があげられる。これらの
中エタノールはアセテート繊維ケ傷め易く、又ＦｅＣｌ
３の含浸度がやや低いという問題がある。ジエチルエー
テルはアセテート繊維ン傷めることは少なく、揮発し易
いので好ましいものである。酢酸エチルはジエチルエー
テルと同様で好ましいものであるが沸点がエーテルより
高いので乾燥に時間がかかる。従ってこれらのものの中
ジエチルエーテルが最も好ましいものと云える。
アルコール類、ジエチルエーテルのようなエーテル類酢
酸エチルのようなエステル類等があげられる。これらの
中エタノールはアセテート繊維ケ傷め易く、又ＦｅＣｌ
３の含浸度がやや低いという問題がある。ジエチルエー
テルはアセテート繊維ン傷めることは少なく、揮発し易
いので好ましいものである。酢酸エチルはジエチルエー
テルと同様で好ましいものであるが沸点がエーテルより
高いので乾燥に時間がかかる。従ってこれらのものの中
ジエチルエーテルが最も好ましいものと云える。
ＦｅＣｌ３ ｋ前記した極性有機溶剤に溶解した溶液の
濃度は特に制限はないが０．３〜１０重量％溶液が適当
であり０．３重量％未満ではタンニン酸の固着が充分で
ない。
濃度は特に制限はないが０．３〜１０重量％溶液が適当
であり０．３重量％未満ではタンニン酸の固着が充分で
ない。
アセテート繊維はＦｅＣｌ３有機溶剤溶液に浸漬させる
とアセテート繊維にｐｅｃ１３ ’％：含浸するが、こ
の場合有機溶剤は沸点が低いため常温で行うことが望ま
しい。又浸漬時間としては１〜３０時間程度が必要であ
る。
とアセテート繊維にｐｅｃ１３ ’％：含浸するが、こ
の場合有機溶剤は沸点が低いため常温で行うことが望ま
しい。又浸漬時間としては１〜３０時間程度が必要であ
る。
アセテート繊維ｇＦｅ０１３有機溶剤溶液に浴比１：５
０程度で浸漬させ次いでＦｅＣｌ３ケ含有させたアセテ
ート繊維χ取り出し、これ乞常温で放置し乾燥させるが
、この乾燥はタンニン酸含浸工程のキレートの脱落ン防
止する効果がある。
０程度で浸漬させ次いでＦｅＣｌ３ケ含有させたアセテ
ート繊維χ取り出し、これ乞常温で放置し乾燥させるが
、この乾燥はタンニン酸含浸工程のキレートの脱落ン防
止する効果がある。
次にこのＦｅＣｌ３ Ｙ含浸したアセテート繊維をタン
ニン酸水溶液に浸漬しタンニン酸鉄を形成させる。
ニン酸水溶液に浸漬しタンニン酸鉄を形成させる。
タンニン酸水溶液は濃度６〜２０重跨チ好ましくは５〜
１５重量％の水溶液ン用いる。
１５重量％の水溶液ン用いる。
タンニン酸濃度が６重喰チ未満ではタンニン酸の吸涜量
が少なく、また２０重量％乞こえるとアセテート繊維の
収縮が大きくなく好ましくない。
が少なく、また２０重量％乞こえるとアセテート繊維の
収縮が大きくなく好ましくない。
処理温度は１５〜７’Ｄ℃好ましくは２０〜４０′Ｃで
ある。１５°Ｃ未満ではタンニン酸の吸着速度が遅く、
また７０’Ｏをこえると逆にタンニン酸の成層速度が早
く、父、アセテート繊維が収縮するのでタンニン酸の吸
Ｎ量ン調整することが難しい〇アセテート繊維ンタンニ
ン酸水溶液に浴比１：４Ｕ〜６０程度で温度１５〜４０
’Ｏで十分浸漬させ、次いでこれを水洗し、乾燥させる
。
ある。１５°Ｃ未満ではタンニン酸の吸着速度が遅く、
また７０’Ｏをこえると逆にタンニン酸の成層速度が早
く、父、アセテート繊維が収縮するのでタンニン酸の吸
Ｎ量ン調整することが難しい〇アセテート繊維ンタンニ
ン酸水溶液に浴比１：４Ｕ〜６０程度で温度１５〜４０
’Ｏで十分浸漬させ、次いでこれを水洗し、乾燥させる
。
このように処理したアセテート繊維は従来のものに比べ
てずぐれＴこ吸着性能を有ｊるものとなる。
てずぐれＴこ吸着性能を有ｊるものとなる。
以上、金属塩としてＦｅＣｌ３ケ用いたもので説明した
が、Ｆｅの硫酸塩、硝酸塩でも使用ｊることができ、さ
らにこれと同様に金属塩としてＭｇ、Ａ１、Ｃａ、Ｚｎ
の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩でも本発明品が得られる。
が、Ｆｅの硫酸塩、硝酸塩でも使用ｊることができ、さ
らにこれと同様に金属塩としてＭｇ、Ａ１、Ｃａ、Ｚｎ
の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩でも本発明品が得られる。
本発明品は例えばタバコのフィルタへ有害ガスフィルタ
ー炉材、有害成分吸＠Ｐ材等に使用することが可能であ
る。
ー炉材、有害成分吸＠Ｐ材等に使用することが可能であ
る。
以下、実施例〉示し、本発明ケさらに詳細に説明する。
実施例１
５ｄ／２５ｆの市販アセテート繊維乞１％Ｆｅ Ｃ１３
ジエチルエーテル溶液に浴比１：５０温度２０’Ｃで６
０時間浸漬した。
ジエチルエーテル溶液に浴比１：５０温度２０’Ｃで６
０時間浸漬した。
次いでアセテート繊維ンその溶液から取り出し、十分乾
燥させた後、これケ１０チタンニン酸水溶液に浴比１：
２、温度２ＬＩ℃で２０分間浸漬しタンニン酸鉄ン含浸
したアセテート繊維とした。
燥させた後、これケ１０チタンニン酸水溶液に浴比１：
２、温度２ＬＩ℃で２０分間浸漬しタンニン酸鉄ン含浸
したアセテート繊維とした。
これをその水溶液から取り出し、十分水洗した後乾燥し
た。
た。
タンニン酸鉄のアセテート繊維中に含浸している量を測
定したところタンニン酸鉄は４．６重ｔチであった。
定したところタンニン酸鉄は４．６重ｔチであった。
このようにして得られたアセテート礒維についてＮＨ３
の濃度？変えてその吸着試験を行った。
の濃度？変えてその吸着試験を行った。
試験法はＮＨ３溶液量１００ ｍｌ、 ＮＨ３溶液濃度
０．００６〜０．０５ ％のもの乞用いＮＨ３の測定法
は吸光度法（インげフェノール法）を用いた。その結果
ケ第１表及び図面に示す。
０．００６〜０．０５ ％のもの乞用いＮＨ３の測定法
は吸光度法（インげフェノール法）を用いた。その結果
ケ第１表及び図面に示す。
実施例２
１俤ＡｌＣｌ３エタ、ノール溶液とした以外は実施例１
と同様に行った。
と同様に行った。
比較例
粒度２００メツシユ以下のタンニン酸鉄及び活性炭ケ用
いた以外は実施例１と同様に行った。その結果ン第２辰
に示す。
いた以外は実施例１と同様に行った。その結果ン第２辰
に示す。
吸着量は次式によって求めに０
ｖ（ｃｏ−ｃ）
Ｘ＝
Ｘ：単位質量の吸着体（含浸キレート）の吸ｉｔ＜ｒｎ
ｙｉｇ） Ｖ：検水量（７） ＣＯ： 液初濃度（ダ／ｌ） Ｃ：平衡時濃度（ダ／ｌ） Ｗ：吸着体（含浸キレート）喰（ｇ） 上記データてもとすき、平衡吸＠凄−平衡濃度ン両対数
グラフにプロットとしたものケ図に示した。平衡吸着量
は実吸清墳より、含浸キレートｇ当／′）に換管した値
であり、単純に比較出来ない而もあるが、活性炭、タン
ニン酸細粒に比べ吸着効率は高いと思われる。
ｙｉｇ） Ｖ：検水量（７） ＣＯ： 液初濃度（ダ／ｌ） Ｃ：平衡時濃度（ダ／ｌ） Ｗ：吸着体（含浸キレート）喰（ｇ） 上記データてもとすき、平衡吸＠凄−平衡濃度ン両対数
グラフにプロットとしたものケ図に示した。平衡吸着量
は実吸清墳より、含浸キレートｇ当／′）に換管した値
であり、単純に比較出来ない而もあるが、活性炭、タン
ニン酸細粒に比べ吸着効率は高いと思われる。
なお図中の記号は次のもの？示す。
Ａ・・・本発明品
Ｂ・・タンニン酸鉄粉
Ｃ・・活性炭粉
手続補正書
昭和５７年／／月３日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
土事件の表示
昭和５７年特許願第１２５５２６号
２、発明の名称
アセテート繊維の製造法
ろ、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 東京都千代田区有楽町１丁目４番１号４、補正命
令の日付 昭和５７年１０月２６日 （発送日） ５、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ６、補正の内容 明細書、第１２頁、第１４行と第１５行との間に次の文
を加入する。
令の日付 昭和５７年１０月２６日 （発送日） ５、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ６、補正の内容 明細書、第１２頁、第１４行と第１５行との間に次の文
を加入する。
「４、図面の簡単な説明
図面は、アンモニア水平価濃度と平価吸着量との関係図
である。」
である。」
Claims (1)
- タンニン酸金属キレート化合物を含侵させた一ト蝋維ン
製造する際に、金属塩の極性有機溶剤溶液にアセテート
ａ維乞浸漬した後、これを乾燥させて、前記金属塩を固
着させ、次いでこれをタンニン酸水溶液に浸漬させるこ
と７ａ１′特徴とする吸着性にすぐれたアセテート繊維
の製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12552682A JPS5916540A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | アセテ−ト繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12552682A JPS5916540A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | アセテ−ト繊維の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916540A true JPS5916540A (ja) | 1984-01-27 |
| JPS6159174B2 JPS6159174B2 (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=14912353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12552682A Granted JPS5916540A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | アセテ−ト繊維の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916540A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01272868A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-31 | Tokai Senko Kk | 消臭性繊維の製造方法 |
| JPH01292169A (ja) * | 1988-05-12 | 1989-11-24 | Tokai Senko Kk | 消臭性繊維の製造法 |
| CN105949330A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-09-21 | 武汉纺织大学 | 一种纳米微晶纤维素的疏水化改性方法 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP12552682A patent/JPS5916540A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01272868A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-31 | Tokai Senko Kk | 消臭性繊維の製造方法 |
| JPH01292169A (ja) * | 1988-05-12 | 1989-11-24 | Tokai Senko Kk | 消臭性繊維の製造法 |
| CN105949330A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-09-21 | 武汉纺织大学 | 一种纳米微晶纤维素的疏水化改性方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6159174B2 (ja) | 1986-12-15 |
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