JPS59164744A - メチルチオメチルアリ−ルスルホン誘導体よりアルデヒドの製法 - Google Patents

メチルチオメチルアリ−ルスルホン誘導体よりアルデヒドの製法

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JPS59164744A
JPS59164744A JP3862883A JP3862883A JPS59164744A JP S59164744 A JPS59164744 A JP S59164744A JP 3862883 A JP3862883 A JP 3862883A JP 3862883 A JP3862883 A JP 3862883A JP S59164744 A JPS59164744 A JP S59164744A
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JP
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water
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methylthiomethyl
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JP3862883A
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Katsuyuki Ogura
克之 小倉
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Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルデヒドの製法に関する。さらに詳しくは
2本発明は、一般式〔1〕 〔式中、nは1または2を示す。nが1の場合。
ルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン
原子を示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアル
キル基を示し、nが2の場合。
Rは 基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を
示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアルキレン
基を示す。R゛はアリール基を示す〕 で表されるメチルチオメチルアリールスルホン誘導体を
還元して一般式〔2〕 〔式中、nは1または2を示す。nが1の場合。
ルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン
原子を示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアル
キル基を示し、nが2の場合。
Rは 基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を
示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアルキレン
基を示す。R゛はアリール基を示す〕 で表されるアルコール誘導体を得、ついでこれを分解す
ることを特徴とする一般式〔3〕R(CHO)n   
    (3) 〔式中、nは1または2を示す。nが1の場合。
ルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン
原子を示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアル
キル基を示し、nが2の場合。
Rは 基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を
示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアルキレン
基を示す。〕 で表されるアルデヒドの製法に関する。
上記一般式〔3〕で表されるアルデヒドは、有機合成化
学の重要な中間体であり、医薬、農薬等の製造にも原料
または中間体として工業的に利用されている。又、それ
自体芳香を有し、香料として用いられるものも多く含ん
でいる。
本発明者はアルデヒドの優れた新規製法について研究し
た結果、エステルから容易に得られるメチルチオメチル
アリールスルホン誘導体を還元して対応するアルコール
を得、ついでこれを分解してアルデヒドを容易にかつ純
度、収率よく得る製法を見出し2本発明を完成した。
本発明における原料である一般式〔1〕で表されるメチ
ルチオメチルアリールスルホン誘導体のRとしてはnが
1の場合はアルキル基たとえばドデシル基、フェニル基
、アルキルフェニル基たとえばp−トリル基、アルコキ
シフェニル基たとえばp−メトキシフェニル基、ハロフ
ェニル基たとえばp−クロルフェニル基などがあげられ
る。またnが2の場合はアルキレン基たとえばドデカメ
チレン基、フェニル基、アルキルフェニル基たとえばp
−)リル基、アルコキシフェニル基たとえばp−メトキ
シフェニル基、ハロフェニル基たとえばp−クロルフェ
ニル基などがあげられる。R゛ としてはアリール基た
とえばフェニル基。
0−トリル基9m−トリル基、p−トリル基、ナフチル
基などがあげられる。
また、一般式〔1〕で表されるメチルチオメチルアリー
ルスルホン誘導体は、下記反応式で示した特願昭57−
37032号明細書に記載の方法により容易に製造でき
る。
〔式中R,R’およびnは前記と同じ意味を示し、R”は低級アルキル基またはアリール基を示す〕
従って2本発明は一般式RCOOR″ 〔式中Rおよび
R”は前記と同じ意味を示す〕で表されるエステル類か
ら一般式〔3〕で表されるアルデヒドを製造する方法で
ある。
このメチルチオメチルアリールスルホン誘導体から一般
式〔2〕で表されるアルコール誘1体への還元剤として
は、水素化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリ
チウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、トリイソプ
ロポキシアルミニウム等還元活性水素を有するものを挙
げることができる。経済性及び取扱い易さから水素化ホ
ウ素ナトリウム及び水素化シアノホウ素ナトリウムが好
ましい。これら還元剤の使用量は、0.5モル当量で充
分であるが、それ以上用いても差し支えない。反応はア
ルコール類を溶媒として、又必要に応じて他′の還元剤
に不活性溶媒1例えばベンゼンやエーテル悶との混合溶
媒中において行う。
反応は一50℃から用いる溶媒の還流温度で円滑に進行
するが、温度制御の容易さから一20℃から室温で行う
のが好ましい。
この様にして得られる一般式〔2〕で表されるアルコー
ル誘導体から一般式〔3〕で表されるアルデヒドへの分
解反応は塩基性物質の共存によって促進される傾向にあ
る。塩基性物質としては炭酸カリウムの如き炭酸アルカ
リ金属塩や炭酸アルカリ土類金属塩、水酸化トリメチル
ベンジルアンモニウムや水酸化ナトリウムの如き水酸化
物、トリエチルアミンや1.7−ジアザビシクロ〔4゜
3、O〕ノナン(DBU)の如きアミン化合物等を例示
する事ができる。これらの塩基の使用量は所謂触媒量(
0,01モル当量)で充分であるが。
多く用いると反応速度が増大する。これらの塩基共存下
の反応には、溶媒を使用してもよく、アルコール、エー
テル、クロロホルム、トルエン、ヘキサン等の有機溶媒
を用いることが出来る。生成するアルデヒドのホルミル
基がベンゼン環等不飽和結合と共役しない場合は極性の
低い溶媒2例えばベンゼンやトルエン等の使用が好まし
い。この際、炭酸カリウムの如きアルカリ金属塩や水酸
化カリウムの如きアルカリ金属水酸化物等を用いる場合
、クラウンエーテル類や第4級アンモニウム塩を触媒と
して使用することにより反応が促進される。又、前還元
工程では水素化ホウ素ナトリウム及びそれより生成する
物質は塩基性を示すので前工程の還元の後アルコール誘
導体を単離することなくそのまま反応系を加温すること
によっても目的とするアルデヒドを得ることができる。
 以上の条件によって一般式〔3〕で表されるアルデヒ
ドを高収率で製造できるが、この際、は、メチルチオメ
チルアリールスルホン誘導体の製造原料である下記一般
式〔4〕で表されるメチルチオメチルアリールスルホン
が定量的に回収される。
〔式中R゛は前記と同じ意味を示す〕
従うて1本発明の完成によって一般式RCOOR”で表
されるエステルから本発明のアルデヒドの製造が、一般
式〔4〕のメチルチオメチルアリールスルホンを使用す
ることによって、このものを消費することなく、簡便な
条件で達成できることになった。
以下1本発明に係る製法を実施例によってさらに詳細に
説明するが2本発明はこれらによって限定されるもので
はない。
ス]iJ罪上 ω−メチルチオ−ω−(p−)リルスルホニル)アセト
フェノン 0.200g (0,624mmol )を
メタノール30m1に溶解し水冷下水素化ホウ素ナトリ
ウム0.040gを加えた。
そのまま3時間攪拌した後温度を上げて40℃にて24
時間攪拌し、更に1時間加熱還流した。反応終了後生成
したベンズアルデヒドを捕捉すべく、室温にて、2.4
−ジニトロフェニルヒドラジン−硫酸溶液(2,4−ジ
ニトロフェニルヒドラジン0.132g (0,666
6mmol : 1.07倍モル)に濃硫酸0.5ml
と水1.5ml及び95%エタノール5.抛1を加える
ことにより調整。〕をすばやく加えた。そのまま−晩放
置した後、生じたオレンジ色の結晶を濾過することによ
り目的とするフェニルヒドラゾンの結晶を0.113g
 (63%)得ることができた。これは標品のベンズア
ルデヒドの2.4−ジニトロフェニルヒドラゾンと赤外
線吸収スペクトラムが一致することで構造を確認した。
濾液をジクロロメタン(50mlX4 )で抽出し。
1゛1 有機層を重炭酸ナトリウム水溶液150m1で1回洗浄
し1次いで水150m1で一回洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し、カラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル;ヘキサン:ベンゼン=1:2)に
て生成物を分離した。その結果ベンズアルデヒドの2.
4−ジニトロフェニルヒドラゾンを0.0088g  
(5%)とメチルチオメチルp−トリルスルホン0.1
14g (84%)が得られた。
ス】l」( ω−メチルチオ−ω−(p−)リルスルホニル)アセト
フェノン 0.323g (1,01mmo+ )をメ
タノール30m1に溶解し水冷下水素化ホウ素ナトリウ
ム0.065gを加えた。
そのまま3時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーにて
原料がなくなったことを確認した後、更に3時間加熱還
流した。反応終了後、水200m1を加えジクロロメタ
ン(50mlX4 )で抽出し、有機層を重炭酸ナトリ
ウム水溶液150m1で1回洗浄し。
次いで水1501で一回洗浄した。無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥後、減圧濃縮して得られた粗生成2 物のNMR定量からベンズアルデヒドが52%の収率で
生成していることが明らかとなった。
実施孤↓ ω−メチルチオ−ω−(p−)リルスルホニル)アセト
フェノン 0.200g (0,624mmol )を
メタノール30m1に溶解し水冷下水素化ホウ素ナトリ
ウム0.040gを加えた。
そのまま3時間続いて室温にて18時間攪拌した後温度
を上げて40℃にて6時間攪拌し、更に1時間加熱還流
した。反応終了後室温にもどし、生成したベンズアルデ
ヒドを捕捉すべく、室温にて、2.4−ジニトロフェニ
ルヒドラジン−硫酸溶液〔2,4−ジニトロフェニルヒ
ドラジン0.129g (0,65mn+ol : 1
.04倍モル)に濃硫酸0.5 mlと水1.51及び
95%エタノール5.0mlを加えることにより調整。
〕をすばやく加えた。そのまま−晩放置した後、生じた
オレンジ色の結晶を濾過することにより目的とするフェ
ニルヒドラゾンの結晶0.1267g(71%)を得る
ことができた。これは標品のベンズアルデヒドの2.4
−ジニトロフェニルヒドラプンと赤外線吸収スペクトラ
ムが一致することで構造を確認した。
濾液に水150m1を加え、ジクロロメタン(50ml
X4)で抽出し、有機層を重炭酸ナトリウム水溶液10
0m1で1回洗浄し9次いで水100IIllで一回洗
浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し
、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:
ベンゼン−1:2)にて生成物を精製したところメチル
チオメチル−9−)リルスルホン0.123g (91
%)が得られた。
実施■( p−メトキシ−ω−メチルチオ−ω−(p−トリルスル
ホニル)アセトフェノン 0.200g (0,571
mmol )をメタノール20m lに熔解し水冷下水
素化ホウ素ナトリウム 0.037gを加えた。
そのまま3時間続いて室温にて18時間攪拌した後温度
を上げて40℃にて6時間攪拌し、更に1時間加熱還流
した。反応終了後室温にもどし、生成したベンズアルデ
ヒドを捕捉すべく、室温にて、2.4−ジニトロフェニ
ルヒドラジン−硫酸溶液〔2,4−ジニトロフェニルヒ
ドラジン0.119gに濃硫酸0.5 n+1と水1.
5 ml及び95%エタノール5.0mlを加えること
により調整。〕をすばやく加えた。
そのまま−晩放置した後、生じたオレンジ色の結晶を濾
過することにより目的とするフェニルヒドラゾンの結晶
0.155g (71%)を得ることができた。
これは標品のp−アニスアルデヒドの2.4−ジニトロ
フェニルヒドラゾンと赤外線吸収スペクトラムが一致す
ることで構造を確認した。
濾液に水150m1を加え、ジクロロメタン(40ml
X5)で抽出し、有機層を重炭酸ナトリウム水溶液10
0m1で1回洗浄し1次いで水150m1で一回洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し、カ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:ベン
ゼン=11)にて生成物を精製したところメチルチオメ
チル−p−トリルスルホン0.112g <91%)が
得られた。
実施1 p−メトキシ−ω−メチルチオ−ω−(p−トリルスル
ホニル)アセトフェノン0.2QQg (0,571a
5 mo+ )をメタノール20m1に溶解し水冷下水素化
ホウ素ナトリウム 0.022gを加えそのまま3時間
攪拌した。水150m1を加えジクロロメタン(40m
l x5)で抽出し、有機層を水150m1で一回洗浄
した。
無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し。
0.215gの乳白色の結晶を得た。これをi−プロピ
ルアルコール20m1に熔解し、室温にて炭酸カリウム
0.118g (1,5倍モル)を加えた。室温にて2
時間攪拌1反応終了後2.4−ジニトロフェニルヒドラ
ジン−硫酸溶i(2,4−ジニトロフェニルヒドラジン
0.119gに濃硫酸0.5 mlと水1.5 ml及
び95%エタノール5.0mlを加えることにより調整
。〕をすばやく加えた。そのまま−晩放置した後、水1
50m1を加え、ジクロロメタン(50mlX4 )で
抽出し、有機層を重炭酸ナトリウム水溶液150m l
で1回洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後9、
減圧濃縮し、メタノールを加え再結晶しp−アニスアル
デヒドの2.4−ジニトロフェニルヒドラゾンをオレン
ジ色の結晶として0.171g (95%)得た。
6 濾液を再び減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル;ヘキサン:ベンゼン=1:2)にて精製した
ところメチルチオメチル−p−)リルスルホン0.12
2g (99%)が得られた。
実施握1 p−クロロ−ω−メチルチオ−ω−(p−ト’)ルスル
ホニル)アセトフェノン 0.324g (0゜913
a+mol )をメタノール30Illlに溶解し水冷
下水素化ホウ素ナトリウム0.059gを加えた。その
まま3時間続いて室温にて18時間攪拌した後温度を上
げて40℃にて6時間攪拌し、更に1時間加熱還流した
反応終了後室温にもどし、生成したベンズアルデヒドを
捕捉すべく、室温にて、2.4−ジニトロフェニルヒド
ラジン−硫酸溶液〔2,4−ジニトロフェニルヒドラジ
ン0.181g (1,0倍モル)に濃硫酸0.5 m
lと水1.5 +ml及び95%エタノール5.(1m
、1を加えることにより調整。〕をすばやく加えた。
そのまま−晩放置した後、生じたオレンジ色の結晶を濾
過することにより目的とするp−クロロベンズアルデヒ
ドの2,4−ジニトロフェニルヒドラシンの結晶0.1
86g (63%)を得ることができた。
これは標品のp−クロロベンズアルデヒドの2.4−ジ
ニトロフェニルヒドラゾンと赤外線吸収スペクトラムが
一致することで構造を確認した。
濾液に水150m1を加え、ジクロロメタン(40ml
X5)で抽出し、有機層を重炭酸ナトリウム水溶液15
0m1で一回洗浄した。無水硫酸すトリウムにて乾燥後
、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
;ヘキサン:ベンゼン=11)にて分離精製したところ
p−クロロベンズアルデヒドの2.4−ジニトロフェニ
ルヒドラゾンの結晶0.016g (6%)とメチルチ
オメチル−p−トリルスルホン0.170g (86%
)が得られた。
債J色■↑ p−クロロ−ω−メチルチオ−ω−(p−トリルスルホ
ニル)アセトフェノン 0.200g (0,564m
mol )をメタノール20m1に熔解し水冷下水素化
ホウ素ナトリウム0.022gを加えそのまま3時間攪
拌した。薄層クロマトグラフィーにて原料がなくなった
ことを確認した後、水1501を加えジクロロメタン(
40mlX5 )で抽出し、有機層を水150m1で一
回洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後減圧濃縮し、
 0.225gの乳白色の結晶を得た。これをi−プロ
ピルアルコール20m1に溶解し、室温にて炭酸カリウ
ム0.117g (1,5倍モル)を加えた。室温にて
1時間攪拌反応終了後生成したベンズアルデヒドを捕捉
すべく、2.4−ジニトロフェニルヒドラジン−硫酸溶
液〔2,4−ジニトロフェニルヒドラジン0.117g
に濃硫酸0.5 mlと水1.5 ml及び95%エタ
ノール5.0mlを加えることにより調整〕をすばやく
加えた。そのまま−晩放置した後、水1’50m1を加
え、ジクロロメタン(40mlX5 )で抽出し、有機
層を重炭酸ナトリウム水溶液150m1で1回洗浄した
。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後減圧濃縮し、メタノ
ールを加え再結晶しp−クロロベンズアルデヒドの2,
4−ジニトロフェニルヒドラゾンをオレンジ色の結晶と
して0.174g (96%)得た。これは標品のp−
クロロベンズアルデヒドの2.4−ジニトロフェニルヒ
ドラゾンと赤外線吸収スペクトラムが一致することで構
造を確認した。
9 濾液を再び減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル;ヘキサン:ベンゼン=1:2)にて精製した
ところメチルチオメチル−p−トリルスルホン0.12
1g (99%)が得られた。
実施例1 p−メチル−ω−メチルチオ−ω−(p−トリルスルホ
ニル)アセトフェノン 0.200g (0,598m
mol )をメタノール20m1に溶解し水冷下水素化
ホウ素ナトリウム0.038gを加えた。そのまま3時
間績いて室温にて18時間攪拌した°後温度を上げて4
0℃にて6時間攪拌し、更に1時間加熱還流した。
反応終了後室温にもどし、生成したベンズアルデヒドを
捕捉すべく、室温にて、2,4−ジニトロフェニルヒド
ラジン−硫酸溶液〔2,4−ジニトロフェニルヒドラジ
ン0.125gに濃硫酸0.5 mlと水1.5 ml
及び95%エタノール5.’Omlを加えることにより
調整。〕をすばやく加えた。そのまま−晩放置した後、
生じたオレンジ色の結晶を濾過することにより目的とす
るp−メチルベアルデヒドの2.4−ジニトロフェニル
ヒドラゾンの結晶0.136g0 (76%)を得ることができた。これは標品のp−メチ
ルベンズアルデヒドの2,4−ジニトロフェニルヒドラ
ゾンと赤外線吸収スペクトラムが一致することで構造を
確認した。
濾液に水150m1を加え、ジクロロメタン(40ml
X5)で抽出し、有機層を重炭酸ナトリウム水溶液15
0n+1で一回洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて□
乾燥後、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル;ヘキサン:ベンゼン=1:2)にて精製したと
ころメチルチオメチル−p−)リルスルホン0.105
g (81%)が得られた。
実11津亀 p−メチル−ω−メチルチオ−ω−(p−トリルスルホ
ニル)アセトフェノン 0.200g (0,598m
mol )をメタノール20m1に溶解し水冷下水素化
ホウ素ナトリウム0.023gを加えそのまま3時間攪
拌した。水200m1を加えジクロロメタン(40ml
X5 )で抽出し、有機層を水150m1で一回洗浄し
、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。こ
れをi−プロピルアルコール20m1に溶解し、室温に
て炭酸カリウム0.124g (1,5倍モル)を加え
そのまま3.5時間攪拌した。9反応終了後、2.4−
ジニトロフェニルヒドラジン−硫酸溶液〔2,4−ジニ
トロフェニルヒドラジン0.124gに濃硫酸0.5 
mlと水1.5 ml及び95%エタノール5.0ml
を加えることにより調整。〕をすばやく加えた。そのま
ま−晩放置した後、水150m1を加え、ジクロロメタ
ン(40mlx5 )で抽出し、有機層を重炭酸ナトリ
ウム水溶液150m1で1回洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥後、減圧濃縮し、メタノールを加え再結
晶しp−メチルベンズアルデヒドの2.4−ジニトロフ
ェニルヒドラゾンをオレンジ色の結晶として0.165
g (92%)得た。これは標品のp−メチルベンズア
ルデヒドの2,4−ジニトロフェニルヒドラゾンと赤外
線吸収スベク1〜ラムが一致することで構造を確認した
濾液を再び減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル:ヘキサン:ベンゼン−172>。
にて精製したところメチルチオメチル−p−)リルスル
ホン0.128g (99%)が得られた。
演i(糺刊 m−メチル−ω−メチルチオ−ω−(p−トリルスルホ
ニル)アセトフェノン 0.200g (0,598m
mol )をメタノール20m1に溶解し水冷下水素化
ホウ素ナトリウム0.038gを加えた。そのまま3時
間続いて室温にて18時間攪拌した後温度を上げて40
℃にて6時間攪拌し、更に1時間加熱還流した。
反応終了後室温にもどし、生成したベンズアルデヒドを
捕捉すべく、室温にて、2.4−ジニトロフェニルヒド
ラジン−硫酸溶液〔2,4−ジニトロフェニルヒドラジ
ン0.124gに濃硫酸0.5 mlと水1.5 ml
及び95%エタノール5.0mlを加えることにより調
整。〕をすばやく加えた。そのまま−晩放置した後、生
じたオレンジ色の結晶を濾過することにより目的とする
m−メチルベンズアルデヒドの2.4−ジニトロフェニ
ルヒドラゾンの結晶0.148g (82%)を得た。
これは標品のm−メチルベンズアルデヒドの2.4−ジ
ニトロフェニルヒドラゾンと赤外線吸収スペクトラムが
一致することで構造を確認した。
3 濾液に水150m1を加え、ジクロロメタン(50ml
×4)で抽出し、有機層を重炭酸ナトリウム水溶液10
0n+1で一回洗浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾
燥後、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル;ヘキサン:ベンゼン−1:2)にて精製したとこ
ろメチルチオメチル−p−)リルスルホン0.118g
 (91%)が得られた。
てノミL1バb:イタリ且 m−メチル−ω−メチルチオ−ω−(p−1−リルスル
ホニル)アセトフェノン 0.200g (0,598
mHo1 )をメタノール20m lに溶解し水冷下水
素化ホウ素ナトリウム0.023gを加えそのまま3時
間攪拌した。反応終了後、水150m1を加えジクロロ
メタン(40mlx5 )で抽出し、有機層を水100
m1で一回洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、
減圧濃縮した。これをi−プロピルアルコール20m1
に溶解させ、室温にて炭酸カリウム0.124g (1
,5倍モル)を加えた。室温にて1.5時間攪拌反応後
生成したベンズアルデヒドを捕捉すべく、2.4−ジニ
トロフェニルヒドラジン−硫酸溶液〔2,44 一ジニトロフェニルヒドラジン0.125gに濃硫酸0
.5 mlと水1.5 ml及び95%エタノール5.
0mlを加えることにより調整〕をすばやく加えた。そ
のまま−晩放置した後、水150m1を加え、ジクロロ
メタン(40mlx5 )で抽出し、有機層を重炭酸ナ
トリウム水溶液150m1で1回洗浄した。無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し、メタノールを加え
再結晶しm−メチルベンズアルデヒドの2゜4−ジニト
ロフェニルヒドラゾンをオレンジ色の結晶として0.1
69g (94%)得た。これは標品のm−メチルベン
ズアルデヒドの2,4−ジニトロフェニルヒドラゾンと
赤外線吸収スペクトラムが一致することで構造を確認し
た。
濾液を再び減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル;ヘキサン;ベンゼン=11)にて精製したと
ころメチルチオメチル−p4リルスルホン0.127g
 (98%)が得られた。
災絡桝肥 ■−メチルチオー1−(p−)リルスルホニル)−2−
)リデカノン0.339g (0,85On+n+ol
 )をメタノール20m1とベンゼン10+wlの混合
溶媒中に溶解し、0℃にて水素化ホウ素ナトリウム0.
048gを加えた。そのまま4時間攪拌した後室温にも
どし1時間攪拌した。反応終了後、水50m1を加え、
ジクロロメタン(40mlX4 )で抽出し、有機層を
水100m1で一回洗浄した。無水硫酸ナトリウムにて
乾燥後、減圧濃縮し、無色半透明の液体を0.349g
得た。これをベンゼン10m1とヘキサン5n+1の混
合溶媒に溶解させた。これに水酸化トリメチルベンジル
アンモニウムのベンゼン溶液(0,17mol /1 
)2.5mlを一15℃にて加えた。そのまま1時間攪
拌した。(途中固まったのでヘキサンを20m l加え
た。)その後更に水酸化トリメチルベンジルアンモニウ
ムのベンゼン溶液2.5mlを加えO℃下2時間攪拌し
た。更に室温にもどし2日間攪拌した。これにベンゼン
30m lと水50m lを加えベンゼン(30mlX
4)で抽出した後、有機層を水100IIllで一回洗
浄した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮し
、無色半透明の液体を0.400g得た。これをカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサ7 ン:ベンゼン=1:2)にて精製し、目的とするドデカ
ナールを44mg (収率28%)得た。
実施孤■ ■−メチルチオー1−(p−)リルスルホニル)−2−
トリデカノンから実施例12の還元方法と同様にして得
た2−ヒドロキシ−1−メチルチオ−1−(p−)リル
スルホニル)トリデカン0.400g(1,00mmo
l)をベンゼン10m1とヘキサン5I111の混合溶
媒に溶解させた。これに水冷下炭酸カリウム0.138
g (1,OOmmol)及び12−クラウンエーテル
=613g  (5%モル)を加えそのまま1時間攪拌
し、更に室温にもどし3時間攪拌した。反応終了後エー
テル20m lと水25m1を加えエーテル(30ml
 x4)で抽出した後、有機層を水(80mlX2 )
で洗浄した。無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮
した。残留物をカラムクロマトグラフィーにて精製し、
目的とするドデカナールを 144111g (収率7
8%)とメチルチオメチルp−)リルスルホンを183
mg (85%)得た。
特許出願人  日産化学工業株式会社 8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔1〕 〔式中、nは1または2を示す。nが1の場合。 ルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン
    原子を示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアル
    キル基を示し、nが2の場合。 Rは 基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を
    示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアルキレン
    基を示す。Roはアリール基を示す〕 で表されるメチルチオメチルアリールスルホン誘導体を
    還元して 一般式〔2〕 〔式中、nは1または2を示す。nが1の場合。 ルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン
    原子を示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアル
    キル基を示し、nが2の場合。 Rは 基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を
    示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアルキレン
    基を示す。Roはアリール基を示す〕 で表されるアルコール誘導体を得、ついでこれを分解す
    ることを特徴とする 一般式〔3〕 R(CHO)n       (3) 〔式中、nは1または2を示す。nが1の場合。 ルキル基、アルコキシ基、フェノ、キシ基またはハロゲ
    ン原子を示す〕または1〜15個の炭素原子を有するア
    ルキル基を示し2 nが2の場合。 Rは 基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を
    示す〕または1〜15個の炭素原子を有するアルキレン
    基を示す。〕 で表されるアルデヒドの製法。
JP3862883A 1983-03-09 1983-03-09 メチルチオメチルアリ−ルスルホン誘導体よりアルデヒドの製法 Pending JPS59164744A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4773579A (en) * 1986-04-08 1988-09-27 Tokai Kogyo Kabushiki Kaisha Web feed tractor

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