JPS59164459A - 密封ふた - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドか貫通するハウジンクの開口を密封するための、竹シ
ぼ５１にと，ｑＩＴ　’ｉｌ　；場合によっては貫通ボ
ルト穴を有する基本構成体をもち、その基本構成体はシ
ャフトあるいはロッドに同心的に可動にのびる一つの可
動部シール領域とそれとは別の平面上でノ＼ウジンクの
輪郭に沿って配置され、そして実質的（こ平面的に作ら
れた少なくとも１つのシール領域とをもち、そしてそれ
らシール領域にはシール要素が設けられている密封ふた
に関する。自動車雑誌ＭＴＺの１９８１年号の２８８ペ
ージ以降にここで取上げる種類の密封ふたに関する記事
がある。その密封ふたにはその内側の円周面の領域に通
常のシャフトンール用リンクでできた可動部シール領域
があるほか外側の円周面の領域には０リンクでできた静
止部シール領域がある。その密封ふたｉｔボルトによっ
てハウジンク、クランクケースその他類似のものに結合
されるものである。個々の部品を取集めて組立てを行う
ことが必要である故に組立てに多大の出費を伴う。そし
てなお、シール効果に関して言えば、シール部品がその
納まるべき箇所からはみ出すとか、そこに引掛かること
によってエンジンの運転中において洩れが起ることを確
実に防ぎうるという保証はない。特にクランクケースの
ふたの場合、重量を減らすため、多くは軽合金でできて
おり、比較的壁厚の薄い断面形を有している故、ふたの
当り面領域に通常のシートパノキンを用いることは、ふ
たとハウジンク（クランクケース）の間のシールすべき
隙間が一定でない故に目的に沿わない。ＤＥ−ＯＳ　２
８　２２　６１５に、ショ゛ノクアフソーバのロッドシ
ールについての記・載があるが、このンヨ′ノクアブソ
ーバでは、可動部シール領域ならびに静止部シール領域
があってこれらは溝（複数）で互に連結されている。両
シール領域はそれぞれが円周上に構成さｎ、弾力性ある
シール要素がそこに納まり、これらシール要素（まそｎ
そ゛れシャフトの円周面およびショ′ノクアフソーバ管
状体の円周面に気密を保って接触している。この場合に
おいて２つのシール領域を互に連結する可能性が既に与
えられてＧマいるが、相異る半径方向そして軸方向にあ
る面上に配置されたノール領域をもつ密封ふたの場合に
これを応用すること（ま考えられない。それは、それら
の溝がシール機能をもたない故である。

本発明の課題はここに取上げた種類の密封ふたを、一方
では組立ての費用を減らし、他方ではすべてのシール領
域における最適の気密性を保証できるように構成するこ
とにある。この課題は本発明により、可動部および静止
部シール領域のためのシール要素がふたの基本構成体の
上に加硫・取付けされたゴム成形物で成っており、これ
らが特に付加されたシール要素によって互に連結されて
いるようにすることによって解決される。かくすること
によりまず第一にすべてのシール要素の一体性が保証さ
れ、これによって組立てか非常に容易になる。そしてま
たその一体になったシール要素の製造が容易になる。そ
れは、そのためにさらに必要さする型が１つたけですむ
からである。この種の目的に用いられる密封ふたの場合
、多くは射出成形（タイカスト法）により作られるので
、上記方法によれば１台の機械でまずふたを射出成形し
、直接にそれに続く１つの工程においてシール要素全体
を一挙にたとえば公知の射出成形法によって密封ふたの
上に射出せしめることが可能となる。

シール要素は少なくとも静止剖ノール領域においては基
本構成体の溝の中に配置されるが、比較的に体積が大き
く、ふたとハウシンクの間のシール隙間に適合して静止
部シール領域の確実な気密性を保つコム成形物が存在す
ることによってふたにおいて特別に補強リフを設ける必
要がなくなるようにするのがよい。

本発明のさらにある利点は、シール要素を連結するもの
として特に付加したシール要素によって互に隔離された
シール分野が成立ち、このことが洩れを少なくすること
に貢献するということにある。

可動部ソール領域は半径方向のシャフトシールリンクの
断面形をもたせるのがよく、ふたの基本構成体の半径方
向の張出し師に射出し、加硫・取付けされる。

可動部シール領域においては静止部ンール領域における
よりも条件がきびしいので、これら両シール領域を相異
るエラストマー材料、場合によっては相異る硬さのエラ
ストマー材料で作ることがなお提案される。可動部シー
ル領域のシール要素としては高品質のエラストマー材料
を用いるのがよかろうが、静止部ンール領域（単数ある
Ｇ）は複数）のシール要素（単数あるいは複数）として
は安価なエラストマー材料を用いてもその気密性に関し
満足すべき結果をうろことができよう。これら２種の材
料を１つの工程で、例えば２つの射出へ・ノドを用いて
基本構成体に結合させることが可能であろう。

溝の底がその１部分に限ってエラストマー材料で覆われ
、静止部シール領域のコムの成形の断面形はそれがきま
った値たけ溝の縁を超えて張出すように形成するのがよ
い０かくすることにより、エラストマー材料は、密封ふ
たをハウシンクに押付けたとき溝の断面の残りの表面領
域に張出しうるのでエラストマー材料が漬れるとか傷つ
くことがない。

溝（単数あるいは複数）に対してのエラストマー材料の
構成における望ましい形では溝の容積が気密を保つため
に必要とされるエラストマー材料の体積よりもその約３
０％たけ大きくなっている。

本発明についてｌ実施例を図面に示し、以下さらに詳し
く説明する。

第１図ないし第３図は図に示していない内燃機関のクラ
ンクケースを封するための密封ふた１を示す。この密封
ふたｌは射出成形により作られた軽合金の基本構成体２
で成っている。ボルト穴５に通されるボルトによって密
封ふたｌはハウジンク（クランクケース）に締付けられ
る０密封ふたｌにはシャフトが貫通する１つの可動部シ
ール領域６と２つの静止部シール領域７，８がある。こ
れら３つの相異る面上にあるシール領域６・−８に２の
半径方向の張出し部３の上に加硫・取付けされている。

他の２つのシール要素１０　、１　目ま溝の中に加硫・
入れ込みされた四角形断面のゴム成形物で成っている。

第４図にＩＪｆＮ１２　、　ｌ　３の断面形が拡大して
示されている。／−ル要素１０．１１は溝Ｊ、２．１３
の側壁１４．１５との間に間隙１６．１７をもっており
、シール要素１０．１１のエラストマー材料は圧力負荷
を受けたときこの間隙に張出すことができる。

本発明の基本構想により、シール要素９〜１１のすべて
が特に付加された溝１９に配置されたコム成形物１８に
よって庄に連結されている。このように構成された弾性
シール要素は気密性をよくすると同時にその製造を容易
にする。基本構成体２をそれに対応する１つの射出・加
硫装置の型の中に置き、１工程でエラストマー材料の射
出を行うが、この際エラストマー材料は可動部シール領
域から出発して種々の半径方向そして軸方向にある溝１
９を通って静止剤シール領域７，８へと流れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る密封ふたの正面図、第２図は第１
図のＩＩ　−ＩＩ　＠断面図、第３図は第１図の底面図
、第４図は溝部の断面形の拡大図である。 ｌ：＠封ふた ２：密封ふた基本構成体 ３：半径方向張出し部 ５：ボルト穴 ６：可動部シール領域 ７，８：静−止部シール領域 ９：可動部シール領域のシール要素 １０．１１：静止部シール領域のシール要素１２．１３
：静止部シール領域のシール要素が入る溝 ！４，１５：溝の側壁 １６．１７：溝の中の余地 １８：特に付加したシール要素 １９：１８を納める溝 特許出願人 ゲノソエ　アクチェンゲゼルシャフト 代理人 若　　　林　　　　　　　忠

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）所要の形状を有する、場合によっては貫通ボルト
   穴を有する基本構成体をもち、その基本構成体はシャフ
   トあるいはロンドに同心的に可動にのびる一つの可動部
   シール領域と、それとは別の平面上でハウジンクの輪郭
   に沿って配置され、そして実質的に平面的に形成された
   少くとも１つのシール領域とをもち、そしてそれらシー
   ル領域にはシール要素が設けられている密封ふた、特に
   シャフト又はロンドが貫通するハウジングの開口を密封
   するための密封ふたにおいて、シール要素（９，１０，
   １１）が基本構成１＄（２）に加硫・取付けされたゴム
   成形物で構成され、またそれらか付加シール要素（Ｊ８
   ）によって互に連結されていることを特徴とする密封ふ
   た０（２）可動部シール領域のシール要素（９）が基本
   構成１条（λ〕の半径方向張出し部（３）の上に加硫・
   喉付けされていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載の密封ふた。 （３）静止部シール領域（７，８）のシール要素（１ｏ
   。 １１）が基本構成体（２）の溝（１２，１３３の中に配
   置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の密封ふた。 （４）可動部シール領域（６）から出て静止部シール領
   域（７，８）　　に至る種々の半径方向、そして軸方向
   に伸びた溝（１９）があることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項ないし第３項に記載の密封ふた。 （５）　　可動部シール領域（６）のためのシール要素
   （９）と静止部シール領域（７，８）　　のためのシー
   ル要素（１０，１１）が相異るエラストマー材料で成っ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ４項に記載の密封ふた〇 （６）溝（１２，１３，１９）がおよそ四角形の断面形
   状をもつことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし
   第５項に記載の密封ふた〇 （７）溝（１２，１３，１９）の底面がその１部分に限
   ってエラストマー材料で覆われていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項ないし第６項に記載の密封ふた。 （８）　　静止部シール領域（７，８）　　におけるエ
   ラストマー材料の高さが溝（１２，４３）の深さより大
   きいことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第７
   項に記載の密封ふた。 （９）溝（１２，１３，１９）の容積が気密を保つため
   必要とされるエラストマー材料の体積よりもその約３０
   ％だけ大きいことを特徴とする特許請求の範囲第１項な
   いし第８項に記載の密封ふた。