JPS591632B2 - 係維式機雷の処分用装置 - Google Patents

係維式機雷の処分用装置

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JPS591632B2
JPS591632B2 JP2569181A JP2569181A JPS591632B2 JP S591632 B2 JPS591632 B2 JP S591632B2 JP 2569181 A JP2569181 A JP 2569181A JP 2569181 A JP2569181 A JP 2569181A JP S591632 B2 JPS591632 B2 JP S591632B2
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JP
Japan
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mine
underwater vehicle
wing
mooring
unit body
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Expired
Application number
JP2569181A
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English (en)
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JPS57139300A (en
Inventor
一基 中原
滋 管野
行則 小森
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS57139300A publication Critical patent/JPS57139300A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水中に設置された係維式機雷を誘爆あるいは
破壊し処分するために用いられる係維式機雷の処分用装
置に関する。
海底に接地した錘に支持され、機雷本体は海中に浮遊す
る、いわゆる係維式機雷の処分は、係維式機雷が係維索
を介して海中に浮遊しているため処分用爆薬を仕掛けて
破壊するには処分用爆薬の仕掛は等に困難が伴いその実
用化は難しかった。
このため、従来の係維式機雷の処分は曳航式の掃海索で
係維索を切断し、係維式機雷を浮上せしめたのち処分す
る曳航式の係維索切断法、あるいは音響、磁気、および
これらの複合感応装置を曳航し、機雷の近傍を通過させ
、機雷の近傍通過時機歯の感応部を作動させ処分する曳
航式の感応処分法等が採られている。
他方、機雷に関する技術のよう勢を眺めてみるとその敷
設場所は広範囲に拡がり、しかもその設置深度は深々度
にまで達し、深々度化されつつある。
さらに新らしい機雷として、目標を捕捉して追尾する。
いわゆるホーミング機雷と称されるものが実現されつつ
ある。
従って、従来の曳航式の係維索切断法又は曳航式の感応
処分法では深々度での曳航が困難であるため深々度に敷
設された機雷の処分か困難であったり、また、ホーミン
グ機雷等の進歩増大により作業船(曳航船)自体が危険
にさらされ非常に危険な機雷処分作業になるなとの不具
合があった。
このため、無人の水中航走体を水面上から誘導したり、
水中航走体のホーミング装置で機雷を捕促し自走させ直
接機雷を破壊したり、水中航走体の翼端等に設けたカッ
ターで係維索を切断し水面まで浮上させて処分する方法
か考えだされている。
しかし、これらの方法のうち機雷を直接破壊することは
、高価な水中航走体も同時に破壊されることとなり、ま
た係維索切断による処分は機雷の切断とともに機雷が爆
破するようにされたものもあり水中航走体が破壊される
危険性は依然として残る。
また係維索切断により機雷か爆破しない場合は、水面に
浮」ニした機雷を処分するとき作業船に依然として危険
性が残るなどの不具合があった。
本発明は、このような従来の装置、方法による係維式機
雷の処分に伴う不具合を解消しようとするもので、深々
度に布設された係維式機雷又は近い将来実現が予想され
るホーミング機雷等の機動性のある機雷を水面上の作業
船に危険性がなくさらに、高価な水中航走体を破壊する
ことなく、安全、且つ確実に爆破処分可能な係維式機雷
の処分用装置を提供することを目的とする。
このため、本発明の係維式機雷の処分用装置は、海中に
沈設された係維式機雷の処分機器において、係維式機雷
の敷設位置まで誘導される水中航走体の翼端部に装着さ
れるユニット本体と、該ユニット本体を水中航走体から
離脱させるべく設けられた切離し装置とからなり、該ユ
ニット本体には水中航走体への装着時水中航走体の翼前
縁に接触した機雷の係維索を翼前縁で滑動させその内部
に導入させるべく翼前縁に連続して設けられた開口を有
する係合孔および係維索が係合孔に導入されたときその
開口を塞ぐキャッチレバーが設けられるとともにその内
部にユニット本体を正浮力に保つべく配設された浮力材
と係合孔に捕捉した係維式機雷を爆破する炸薬とを具え
、切離装置には水中航走体の翼前縁部に配設された索検
出装置からの信号を受はキャッチレバーを作動させキャ
ッチレバーの閉信号によりユニット本体を水中航走体か
ら切離す作動をさせるようにしたことを特徴としている
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図は本発明の係維式機雷の処分用装置をその両翼
端に装着した水中航走体の平面図、第2図は第1図の■
部詳細を示し、ユニット本体内部の水平断面を示す図、
第3図、第4図、第5図は本発明の係維式機雷の処分用
装置の係維索への装填および爆破を示す図である。
図に従って説明すると、1は本発明の係維式機雷の処分
用装置を水中に沈設された機雷敷設位置まで持運ぶ水中
航走体で、二枚の主翼2と4枚の操舵翼と胴体とで構成
されている。
そして、胴体後端部には推進器が設けられており、胴体
内部に設置された蓄電池又は水面上の作業船21から吊
索24、水中基地22、誘導電線23内に設けられた動
力線を介して供給される電力により自走すするようにさ
れている。
また、水中航走体1には作業船21から伝達される誘導
信号又は胴体内に設けられたホーミング装置からの誘導
信号により操舵翼もしくは昇降、横行スラスタ−等を作
動させて機雷敷設位置に正確に自己を誘導していく機能
を具えている。
そして、水中航走体1の主翼2の両翼端には後述する切
離装置5を介してユニット本体3が装着される。
ユニット本体3は全体形状がほぼ流線形状に構成され水
中航走体に装着され航走する時流体抵抗が小さくなるよ
う配設されている。
そして、ユニット本体3の前端部には、その内部に収容
する係維式機雷11の係維索12より充分径の大きい係
合孔4が開口4aを介して外部と連通して設けられてい
る。
そして、該開口4aはユニット本体3が主翼2に装着さ
れたとき主翼前縁2aに接触した係維索12が前縁2a
を滑動して自動的に係合孔4に導入されるよう翼端前縁
2aに連続して配置されるようユニット本体3に設けら
れている。
6は、ユニット本体3の内部に上端部が枢着されたL形
状のキャッチレバーで、該キャッチレバー6は係維索1
2が主翼前縁2aに設けられた索検出装置7に抵触した
信号を受けて係維索12を捕捉した係合孔4の開口4a
を塞ぐように作動する。
5は切離装置で上述の如くユニット本体3を主翼2翼端
に結合するとともにキャッチレバー6の閉鎖信号を受け
て、ユニット本体3を主翼翼端から分離させる。
索検出装置7からの信号を受けて作動するキャッチレバ
ー6、キャッチレバ−6閉鎖信号を受けて作動する切離
装置5の作動はタイマー等を組み込みシークエンシャル
に作動するようにしても良い。
3aは、ユニット本体内部に配設されユニット本体を周
囲の海水より比重の小さいいわゆる正浮力に保つための
浮力材、3bはユニット本体内の作動機構に駆動力を供
給するとともに、捕捉した係維式機雷11を爆破させる
ための炸薬8の起爆装置9を作動させる電池である。
つきに、その作業について述へると機雷処分用の作業船
21か係維式機雷11の敷設された場所に到達したら作
業船21か機雷11爆破による影響を受けない位置に停
船させ、第4図の左端に示すように作業船21より水中
航走体1、誘導電線23及び水中基地22を吊索24で
水中に吊下す。
この場合、誘導電線23は水中基地22に設けられたケ
ーブルドラムに巻き取られている。
次いで、第5図に示すように水中基地22を所定深度ま
で吊下した後、バラスト調整された水中航走体1を発進
させ、作業船21からの遠隔誘導もしくは自己誘導によ
り水中航走体1を水中に設置された係維式機雷11の近
傍まで自走させる。
この場合機雷11の設置深度をあらかじめ検知しておき
その深度より若干深い深度の水平面内で水中航走体1を
航走させるようにしておけば誘導操作がより容易になる
であろう。
次いて、機雷11を係維する係維索12か主翼前縁2a
に接続すると、水中航走体1の前進移動によって後退角
のついた前縁2a上を係維索12は翼端方向へ滑動し、
前縁2aに設けられた索検出装置7に抵触した後ユニッ
ト本体3の係合孔4に導入される。
次いで索検出装置7からの信号によりキャッチレバー6
が枢着点まわりに回動し係合孔4の開口4a部を閉鎖す
る。
ついでこのキャッチレバー6の閉鎖信号により切離装置
5が作動しユニット本体3は水中航走体1の翼端から切
離される。
すなわちユニット本体3は係維索12と係合した状態で
水中航走体1と分離する。
ユニット本体3を分離した水中航走体1は第3図に示す
よう退避運動を行う。
この場合、ユニット本体3を分離した水中航走体1は非
対称形となり航走姿勢が不安定となるが、これはバラス
ト調整もしくは操舵によって不安定性を克服して機雷1
1の位置から速やかに退避する。
他方係維索に係合したユニット本体3は自己の正浮力に
より係維索12を伝わって浮上し係維式機雷かん体の根
元にセットされるか、或いは係維索に貝類等の付着があ
り、係維索に沿ってそれ以上上昇しないときは、そのま
まその位置にセットされる。
次いて水中航走体1及び必要であれば作業船21が安全
な区域へ退避したのち超音波コマンド、ないしは時限装
置により起爆装置9を作動させ、炸薬8で係維式機雷1
1を破壊ないしけ係維索12を切断し、係維式機雷11
を無力化してしまう。
以上、詳述したように、本発明の係維式機雷の処分用装
置によれば、それ自体を正浮力にするとともに内部に爆
破用炸薬を装填したユニット本体を水中航走体に装着し
係維式機雷の近傍まで持運び、機雷の係維索とユニット
本体とを係合し作業船は勿論のこと水中航走体をも退避
させた後係維弐機雷を処分するようにしたので作業船が
危険にさらされることもなく、高価な水中航走体を損う
こともなく深々度に敷設された機雷又はホーミング装置
を具えた機雷をも確実に掃射出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の係維式機雷の処分用装置をその両翼端
に装着した水中航走体の平面図、第2図は第1図の■部
詳細を示し、ユニット本体内部の水平断面を示す図、第
3図、第4図、第5図は本発明の係維式機雷の処分用装
置の係維索への装填および爆破を示す運用図であり、第
3図は係維索へ本発明の係維式機雷の処分用装置を装填
後退避する水中航走体を示す図、第4図は係維式機雷の
爆破時を示す図、第5図は係維索へ装填のため水中航走
体を係維式機雷敷設位置へ誘導されている水中航走体を
示す図である。 1・・・・・・水中航走体、2・・・・・・主翼、2a
・・・・・・主翼前縁、3・・・・・・ユニット本体、
3a・・・・・・浮力材、3b・・・・・・電池、4・
・・・・・係合孔、4a・・・・・・開口、5・・・・
・・切離装置、6・・・・・・キャッチレバー、7・−
・・・・索検出装置、8・・・・・・炸薬、9・・・・
・・起爆装置、11・・・・・・係維式機雷、12・・
・・・・係維索、13・・・・・・錘、 ′21・・・
・・・作業船、22・・・・・・水中基地、23・・・
・・・誘導電線、24・・・・・・吊索。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 海中に設置された係維式機雷の処分機器において、
    係維式機雷の敷設位置まで誘導される水中航走体の翼端
    部に装着されるユニット本体と、該ユニット本体を水中
    航走体から離脱させるべく設けられた切離装置とからな
    り、該ユニット本体には水中航走体・\の装着時、水中
    航走体の翼前縁に接触した機雷の係維索を翼前縁で滑動
    させその内部に導入させるべく翼前縁に連続して設けら
    れた開口を府令る係合孔および係維索が係合孔に導入さ
    れたときその開口を塞ぐキャッチレバーか設けられると
    ともにその内部にユニット本体を正浮力に保つべく配設
    された浮力材と保合孔に捕捉した係維式機雷を爆破する
    炸薬とを具え、切離装置には水中航走体の翼前縁部に配
    設された索検出装置からの信号を受はキャッチレバーを
    作動させキャッチレバーの閉信号によりユニット本体を
    水中航走体から切離す作動をさせるようにしたことを特
    徴とする係維式機雷の処分用装置。
JP2569181A 1981-02-24 1981-02-24 係維式機雷の処分用装置 Expired JPS591632B2 (ja)

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JPS57139300A JPS57139300A (en) 1982-08-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7020892B2 (ja) * 2017-12-12 2022-02-16 三菱重工業株式会社 機雷処理システム

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