JPS5916322B2 - レコ−ドサイセイバリノセイゾウホウホウ - Google Patents

レコ−ドサイセイバリノセイゾウホウホウ

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Publication number
JPS5916322B2
JPS5916322B2 JP50156659A JP15665975A JPS5916322B2 JP S5916322 B2 JPS5916322 B2 JP S5916322B2 JP 50156659 A JP50156659 A JP 50156659A JP 15665975 A JP15665975 A JP 15665975A JP S5916322 B2 JPS5916322 B2 JP S5916322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
filament
record
pulling
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50156659A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5280003A (en
Inventor
庸弘 塚越
照夫 当間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP50156659A priority Critical patent/JPS5916322B2/ja
Publication of JPS5280003A publication Critical patent/JPS5280003A/ja
Publication of JPS5916322B2 publication Critical patent/JPS5916322B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオーディオ、ビデイオ等の信号が機械的に記録
されているレコードの再生用ビックアップカートリッジ
に用いられるレコード再生針の製造方法に係り、特に人
工的に行なわれる物理化学的な方法によつて得られる結
晶性レコード再生針の製造方法に関する。
従来、一般に用いられているレコード再生針は、ほとん
どの場合、その素材としてダイヤモンド、サフアイヤ等
の高硬度の宝石類が用いられている。
特に高級な再生針にあつては、その耐摩耗性が優れてい
ることから専らダイヤモンドに限定されている。しかし
ながらダイヤモンドの良質な大型のブロックは天然でし
か得られず、またそのブロックの加工(研磨も含む)は
困難性を有し、そのため材料コスト、加工コストが高く
、特に加工コストにあつては製品コストの75%をしめ
非常に高かつ0 た。
一方、再生針として良好な特性および耐摩粍性を得るた
めには、ダイヤモンドブロックから再生針への研摩の際
に、ダイヤモンドの結晶軸を再生針の軸(巨視的には振
動の伝達方向)に一致させi5る必要があり、材料取り
が制約されるばかりでなく結晶方向を選定することはか
なりの熟練を要し、材料コストおよび加工コストを引き
上げる要因となつていた。
本発明は斜上の点に鑑みて成されたものであり、フ0
その主たる目的は再生針として最適な条件である材料素
材の結晶方向を再生針の軸方向に合致させるべきレコー
ド再生針の製造方法において、特に加工性に煩しさがな
<、大量生産可能で且つ安価なレコード再生針の製造方
法を提供するにある。
フ5 また本発明の他の目的は、レコード再生針として
最適なダイヤモンドに対してほとんど劣らぬ特性を有し
安価なレコード再生針の製造方法を提供するにある。次
に本発明の実施例を第1図、第2図および第103図と
共に説明する。
まず、第1図および第2図は、本発明のレコード再生針
の製造方法の基本となると共に好適な方法であるEFG
法(Edge−Defined、Film−Fed、G
rowth)を説明する構成図である。
これ■5 らの図において、1はルツボ、2はボロンB
、炭化ボロンB、C、炭化チタンTiC等の結晶性材料
素材であり、ルツボ1を加熱する加熱手段(図示せず)
によつて融液状(液相)に成されている。3は中央にピ
ンホールが形成され、角柱、円柱等の断面外形形状を有
するダイ(Die)であり、その一方の端を融液状の結
晶性材料素材2の中に挿入されていると共に移動できな
いように固定されている。
4は融液状の結晶性材料素材2のフイルム層、5は第1
図において融液状のフイルム層4と接触する種子結晶を
有する引き上げ部材であり、ルツボ1の上方(第1図中
の矢印方向)に図示しない引き上げ手段によつて移動さ
れるように成されている。
6はその詳細は後述するが結晶性材料素材2が結晶化さ
れた固相のフイラメントである。
このような構成において(第1図)、図示されていない
加熱手段によつて、融点以上に加熱された融液状の結晶
性材料素材2は、その毛細管現象によつてダイ3のピン
ホール中を土昇してフイルム層を、ダイ3と引き上げ部
材5との間に形成する。そして、引き上げ部材5を徐々
に上方(図中の矢印方向)に引き上げることによつてフ
イルム層4と引き上げ部材5との界面で融液状の結晶性
材料素材2の結晶化が行なわれて単結晶のフイラメント
6が育成される。更に上方に引き上げることによつてス
トロークの長いフイラメント6が得られる(第2図)。
この際、ダイ3の断面外形形状を正方形にすれば育成さ
れるフイラメントの断面が正方形の角柱が成長し、また
その断面外形形状を円形にしておけば丸棒を成長させる
ことができる。ここで留意しなければならないことは、
引き上げ部材6の引き上げによつて成される結晶成長の
開始時に用いる引き上げ部材6の結晶軸(例えばC軸)
を上向き、すなわち引き上げ方向に設定しなければ、得
られたフイラメント6の結晶軸がフイラメント6の軸に
合致されないので注意を要する。このようにして得られ
た軸方向に結晶方向を有し所望断面を有するフイラメン
トを適当な長さで切断して第3図に示す如く針基体7を
得、更にこの針基体7の少なくともレコード盤の溝に当
該する一方の針先端部71を所望の形状に研摩すること
により、レコード再生針を得ることができる。
針基体7の研磨に際しては、結晶性材料素材2から成る
結晶化されたフイラメント6の外形が均一で針基体7の
シヤンク部材72の外形と略同一になるようにフイラメ
ント6の育成されるよう成されていれば、針基材7の針
先端部71のみを所望の形状に研磨すればよく、またた
とえフイラメント6の育成の際に不均一な形状に育成さ
れたならば、フイラメント6の状態でその外形をかるく
研磨すればよい。以上の如く本発明の方法によつて得ら
れたレコード再生針は、必ずその軸方向に結晶方向が設
定されることになり、従来のダイヤモンドの場合の様に
ひとつひとつのプロツクについて結晶軸方向を確認する
必要がなく、単にフイラメントから得られた針基材の一
方を機械的に研磨すればよく、簡単に優れたレコード再
生針を製作することができる。
またフイラメントの断面外形形状および外形寸法は、実
施例のEFG法においてはダイの断面外形形状を所望の
レコード再生針の断面外形に一致させておけば、そのま
ま適当な長さに切断し、その先端部分を研磨するのみで
、レコード再生針が得られるので、製造工程が大巾に簡
略され、コストダウンが図れる。
なお、本発明の製造工程で得られるフイラメントの結晶
化は、理想的には単結晶が望ましいが、必ずしも単結晶
にならなくとも少なくともフイラメントの軸方向に平均
結晶方位の最大方向の結晶化が育成されているものであ
れば多少ランダムの多結晶であつても差つかえない。
また、本発明の製造工程で得られるフイラメントの製造
方法は、実施例に示されたEFG法に限定されるべきで
なく、フイラメント状に結晶状が行なわれる他の単結晶
育成方法であつてもよい。
さらに、第3図に示されている本発明の製造方法による
レコード再生針は、そのままカンチレバ一に固着される
いわゆるプロツク形再生針を実施例にとつて説明したが
、当然のことながら接合形再生針にも適用できる。この
場合、加工性の観点からフイラメントの外形寸法は最終
的に得られる針の断面最大長に合せ、このフイラメント
を、研磨工程、切断工程、研磨工程、切断工程のように
レコード再生針の先端部分の研磨工程とフイラメントの
切断工程とを交互に行なうことが望しい。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るもので、第1図および第2図はEFG
法によつてフイラメントを得る工程構成図、第3図は本
発明の製造方法によつて得られたレコード再生針である
。 1・・・・・・ルツボ、2・・・・・・結晶性材料素材
、3・・・・・・ダイ、4・・・・・・フイルム層、5
・・・・・・引き上げ部材、6・・・・・・フィラメン
ト、7・・・・・・針基体(レコード再生針)、71・
・・・・・針先端部、72・・・・・・シャンク部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ルツボ内において加熱溶融された結晶性材料素材を
    外形寸法が最終的に得られる針の断面最大長に形成され
    たダイによつて毛細管現象を利用して引き上げフィラメ
    ントを得る第1の工程と、該第1の工程によつて得られ
    たフィラメントを所望の長さに切断して針基体を得る第
    2の工程と、該第2の工程によつて得られた針基体の少
    なくとも一端を所望形状に研磨する第3の工程とから成
    るレコード再生針の製造方法。
JP50156659A 1975-12-26 1975-12-26 レコ−ドサイセイバリノセイゾウホウホウ Expired JPS5916322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50156659A JPS5916322B2 (ja) 1975-12-26 1975-12-26 レコ−ドサイセイバリノセイゾウホウホウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50156659A JPS5916322B2 (ja) 1975-12-26 1975-12-26 レコ−ドサイセイバリノセイゾウホウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5280003A JPS5280003A (en) 1977-07-05
JPS5916322B2 true JPS5916322B2 (ja) 1984-04-14

Family

ID=15632481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50156659A Expired JPS5916322B2 (ja) 1975-12-26 1975-12-26 レコ−ドサイセイバリノセイゾウホウホウ

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JP (1) JPS5916322B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63194014A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Takeshi Kondo 取水口で放水圧を調整する取水口水圧調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63194014A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Takeshi Kondo 取水口で放水圧を調整する取水口水圧調整装置

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JPS5280003A (en) 1977-07-05

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