JPS5916275Y2 - 金属製封印冠 - Google Patents
金属製封印冠Info
- Publication number
- JPS5916275Y2 JPS5916275Y2 JP13533181U JP13533181U JPS5916275Y2 JP S5916275 Y2 JPS5916275 Y2 JP S5916275Y2 JP 13533181 U JP13533181 U JP 13533181U JP 13533181 U JP13533181 U JP 13533181U JP S5916275 Y2 JPS5916275 Y2 JP S5916275Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- cap
- cutting line
- line
- metal sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、土壁を出没自在となし側壁に多数の弾性鉤止
片を有する弾性鉤止片付キャップに被冠することができ
なる金属製封印冠に関する。
片を有する弾性鉤止片付キャップに被冠することができ
なる金属製封印冠に関する。
従来、弾性鉤止片付キャップに被冠せしめる金属製封印
冠は、第1図および第2図に示す如く帽状体の上面に内
外側縁を折返した環状の引手1を設けることにより、素
手で開封できるようにしたものもあるが、この場合は次
のような欠点があった。
冠は、第1図および第2図に示す如く帽状体の上面に内
外側縁を折返した環状の引手1を設けることにより、素
手で開封できるようにしたものもあるが、この場合は次
のような欠点があった。
(イ)環状の引手1は、基部2のみによって本体と連設
され、その外周縁は切溝3によって本体と分離されてい
るので、引手1は基部2だけの片持支持となるように構
成されていた。
され、その外周縁は切溝3によって本体と分離されてい
るので、引手1は基部2だけの片持支持となるように構
成されていた。
このため、引手の先端が浮き上がり易く、輸送中に、引
手同志が絡んだり、弾性鉤止片付キャップに被冠せしめ
て一体に組み合せたものを容器口部に装着する際、自動
嵌込機を使用してホッパー(整送機)で攪拌すると引手
同志が絡み合ったり、容器口部に装着後、封緘器具で側
壁を緊締せしめ封緘した場合、引手1は完全に上方へ浮
き上がってしまう。
手同志が絡んだり、弾性鉤止片付キャップに被冠せしめ
て一体に組み合せたものを容器口部に装着する際、自動
嵌込機を使用してホッパー(整送機)で攪拌すると引手
同志が絡み合ったり、容器口部に装着後、封緘器具で側
壁を緊締せしめ封緘した場合、引手1は完全に上方へ浮
き上がってしまう。
(ロ)環状の引手1は、内外側縁を折返したので、成形
金型が複雑となり、且つ、多くの工程が必要のため安価
に農産化するのが難かしい。
金型が複雑となり、且つ、多くの工程が必要のため安価
に農産化するのが難かしい。
(ハ)基部2に刻設した平行となる切除線4,4′は、
その末端の双方が側壁の途中までか、或いは下端附近ま
で達しているので、開封の際、引手を引張り切除線に沿
って破壊させても、引手と基部部分のみが除去されて、
他の側壁部分はキャップに抱持されたよ・となってしま
う。
その末端の双方が側壁の途中までか、或いは下端附近ま
で達しているので、開封の際、引手を引張り切除線に沿
って破壊させても、引手と基部部分のみが除去されて、
他の側壁部分はキャップに抱持されたよ・となってしま
う。
本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、素手によっ
て開封でき、しかも、引手となる部分は上方へ浮き上が
ることなく、且つ、開封除去がきわめて容易にできる安
価に量産可能なる金属製封印冠を得るにある。
て開封でき、しかも、引手となる部分は上方へ浮き上が
ることなく、且つ、開封除去がきわめて容易にできる安
価に量産可能なる金属製封印冠を得るにある。
以下、第3図乃至第6図に示す実施例により本考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
土壁を出没自在となし側壁に多数の弾性鉤止片を有する
弾性鉤止片付キャップ(図示せず)に被冠することがで
きる金属製封印冠であって、その上面の略中央には端縁
5を内側に折返した指掛孔6が設けられ、その外用縁と
なる略平面状の上面余地部7には適所に巾狭い継部11
.11’と基部9を残して間隙のない切割線8が弧状に
刻設されている。
弾性鉤止片付キャップ(図示せず)に被冠することがで
きる金属製封印冠であって、その上面の略中央には端縁
5を内側に折返した指掛孔6が設けられ、その外用縁と
なる略平面状の上面余地部7には適所に巾狭い継部11
.11’と基部9を残して間隙のない切割線8が弧状に
刻設されている。
そして、前記切割線8はその端部8a、8bから一端が
側壁12の中間附近までに、他端は側壁12の下端附近
まで達するような平行となる切除線10.10’と連設
されている。
側壁12の中間附近までに、他端は側壁12の下端附近
まで達するような平行となる切除線10.10’と連設
されている。
以上のように構成された前記実施例にあっては、これを
弾性鉤止片付キャップに被冠せしめて一体に組み合せた
ものを容器口部に装着する際、自動嵌込機を使用してホ
ッパー(整送機)で攪拌しても引手となる部分が浮上が
ることがなく、また、容器口部に装着後、封緘器具で側
壁を緊締しても同様に浮き上がることがない。
弾性鉤止片付キャップに被冠せしめて一体に組み合せた
ものを容器口部に装着する際、自動嵌込機を使用してホ
ッパー(整送機)で攪拌しても引手となる部分が浮上が
ることがなく、また、容器口部に装着後、封緘器具で側
壁を緊締しても同様に浮き上がることがない。
そして、この金属製封印冠を開封させるには指掛孔6に
指先を入れて引き起こせば、切割線8に沿った環状の引
張片13となり、更に、これを基部9の方向へ引っ張れ
ば、第6図に示す如く側壁12の下端附近まで達してい
る切除線10’が確実に破断され、他方の側壁12の中
間附近までの切除線10は完全に破断されず、引張片1
3のみがちぎれることなく本体も同時に除去することが
できるのである。
指先を入れて引き起こせば、切割線8に沿った環状の引
張片13となり、更に、これを基部9の方向へ引っ張れ
ば、第6図に示す如く側壁12の下端附近まで達してい
る切除線10’が確実に破断され、他方の側壁12の中
間附近までの切除線10は完全に破断されず、引張片1
3のみがちぎれることなく本体も同時に除去することが
できるのである。
なお、前記実施例における切割線8および切除線10.
10’は、金属板を帽状体に成形する前の板状のときに
切割線と切除線を同時に刻設すればよく、成型金型は複
雑になることがない。
10’は、金属板を帽状体に成形する前の板状のときに
切割線と切除線を同時に刻設すればよく、成型金型は複
雑になることがない。
以上の説明から明らかなように本考案にあっては次に列
挙する作用効果が得られる。
挙する作用効果が得られる。
(イ)封印層の上面の略中央に端縁5を内側に折返した
指掛孔を設け、その外周縁となる略平面状の上面余地部
7に巾狭い継部11.11’と基部9を残して間隙のな
い切割線8を弧状に刻設したので、素手で開封できると
共に、開封前までは引手となる部分は継部11.11’
によって連接されているので、上方へ浮き上がることが
ない。
指掛孔を設け、その外周縁となる略平面状の上面余地部
7に巾狭い継部11.11’と基部9を残して間隙のな
い切割線8を弧状に刻設したので、素手で開封できると
共に、開封前までは引手となる部分は継部11.11’
によって連接されているので、上方へ浮き上がることが
ない。
(ロ)切割線8を一端が側壁12の中間附近までに、他
端は側壁12の下端附近まで達するような平行となる切
除線10.10’と連設したので、開封の際、引張片1
3のみがちぎれることなく本体も同時に除去することが
でき、従来のもののように側壁部分がキャップに抱持さ
れたま・残ってしまうことがないので、きわめて容易に
開封除去することができる。
端は側壁12の下端附近まで達するような平行となる切
除線10.10’と連設したので、開封の際、引張片1
3のみがちぎれることなく本体も同時に除去することが
でき、従来のもののように側壁部分がキャップに抱持さ
れたま・残ってしまうことがないので、きわめて容易に
開封除去することができる。
(ハ)切割線8および切除線10.10’は、金属板を
帽状体に成形する前の板状のときに同時に刻設すること
ができるので、従来のもののように引手となる部分の内
外側縁を折返したものに比べ、成形金型が複雑とならず
、安価に量産することができる。
帽状体に成形する前の板状のときに同時に刻設すること
ができるので、従来のもののように引手となる部分の内
外側縁を折返したものに比べ、成形金型が複雑とならず
、安価に量産することができる。
第1図は、従来の金属製封印冠の上面図、第2図は、同
じくその斜視図、第3図は、本考案の実施例における上
面図、第4図は、第3図におけるA−A’断面図、第5
図は、同じくその斜視図、第6図は、本考案の実施例に
おける開封状態を示す説明図である。 5・・・・・・端縁、6・・・・・・指掛孔、7・・・
・・・上面余地部、8・・・・・・切割線、9・・・・
・・基部、10.10’・・・・・・切除線、11、1
1’・・・・・・継部、12・・・・・・側壁、13・
・・・・・引張片。
じくその斜視図、第3図は、本考案の実施例における上
面図、第4図は、第3図におけるA−A’断面図、第5
図は、同じくその斜視図、第6図は、本考案の実施例に
おける開封状態を示す説明図である。 5・・・・・・端縁、6・・・・・・指掛孔、7・・・
・・・上面余地部、8・・・・・・切割線、9・・・・
・・基部、10.10’・・・・・・切除線、11、1
1’・・・・・・継部、12・・・・・・側壁、13・
・・・・・引張片。
Claims (1)
- 土壁を出没自在となし側壁に多数の弾性鉤止片を有する
弾性鉤止片付キャップに被冠することができる金属製封
印冠において、上面の略中央に端縁5を内側に折返した
指掛行6を設け、その外周縁となる略平面状の上面余地
部7に巾狭い継部11、11’と基部9を残して間隙の
ない切割線8を弧状に刻設すると共に、前記切割線8を
一端が側壁12の中間附近までに、他端は側壁12の下
端附近まで達するような平行となる切除線10.10’
と連設したことを特徴とする金属製封印冠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13533181U JPS5916275Y2 (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 金属製封印冠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13533181U JPS5916275Y2 (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 金属製封印冠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5841345U JPS5841345U (ja) | 1983-03-18 |
JPS5916275Y2 true JPS5916275Y2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=29928705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13533181U Expired JPS5916275Y2 (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 金属製封印冠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916275Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP13533181U patent/JPS5916275Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5841345U (ja) | 1983-03-18 |
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