JPS5916273B2 - デジタルパタ−ン処理装置 - Google Patents
デジタルパタ−ン処理装置Info
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- JPS5916273B2 JPS5916273B2 JP50100483A JP10048375A JPS5916273B2 JP S5916273 B2 JPS5916273 B2 JP S5916273B2 JP 50100483 A JP50100483 A JP 50100483A JP 10048375 A JP10048375 A JP 10048375A JP S5916273 B2 JPS5916273 B2 JP S5916273B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dot
- circuit
- signals
- picture elements
- interest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、多数の走査線の各々において多数の絵素を
ドットで表わす原デジタルパターン信号より、上記原走
査線の各々の間に位置する新走査線上に表示すべき絵素
の信号を作成するデジタルi パターン処理装置に関す
る。
ドットで表わす原デジタルパターン信号より、上記原走
査線の各々の間に位置する新走査線上に表示すべき絵素
の信号を作成するデジタルi パターン処理装置に関す
る。
たとえば第4図Aに示すような原デジタルパターンを長
さ方向に2倍(面積で4倍)に拡大しようとする場合、
単に拡大しただけでは第4図Bに示すようになるだけで
あつて斜め方向の線がなめ′ らかでないことが目立つ
だけである。
さ方向に2倍(面積で4倍)に拡大しようとする場合、
単に拡大しただけでは第4図Bに示すようになるだけで
あつて斜め方向の線がなめ′ らかでないことが目立つ
だけである。
そこで第4図Cに示すように斜め方向の線の平滑化を行
なうことが望まれる。また、第6図Aのような原デジタ
ルパターン信号を飛越走査が行なわれているNTSCテ
レビジョン方式で表示すると、第6図:Bのように偶数
フィールドの走査線(点線)における表示が奇数フィー
ルドの走査線(実線)における表示と同じになるため、
同様に斜めの線がなめらかでない不都合が生じるので、
これを平滑化して第6図Cに示すようにすることが望ま
れる。; この発明は上記に鑑み、新しい信号を補間し
ようとする場合にその周囲のある程度の面積を持つた領
域での原デジタルパターン信号の相関関係を判別するこ
とにより適切な平滑化を行ない、もつて漢字などの文字
パターンの処理に特に有用なデジタルパターン処理装置
を提供することを目的とする。以下、この発明の一実施
例について図面を参照しながら説明する。
なうことが望まれる。また、第6図Aのような原デジタ
ルパターン信号を飛越走査が行なわれているNTSCテ
レビジョン方式で表示すると、第6図:Bのように偶数
フィールドの走査線(点線)における表示が奇数フィー
ルドの走査線(実線)における表示と同じになるため、
同様に斜めの線がなめらかでない不都合が生じるので、
これを平滑化して第6図Cに示すようにすることが望ま
れる。; この発明は上記に鑑み、新しい信号を補間し
ようとする場合にその周囲のある程度の面積を持つた領
域での原デジタルパターン信号の相関関係を判別するこ
とにより適切な平滑化を行ない、もつて漢字などの文字
パターンの処理に特に有用なデジタルパターン処理装置
を提供することを目的とする。以下、この発明の一実施
例について図面を参照しながら説明する。
第1図はNTSCテレビジヨン方式に適用した第1の実
施例を示す。この図において、1,2はそれぞれ5ビツ
トのシフトレジスタであり、3は1H(Hは1本の水平
走査線に相当する時間)の遅延を行なうためのシフトレ
ジスタであり、いずれも読出し用クロツク(周期τ)で
シフトされる。したがつてシフトレジスタ1には、第2
図に示すように、n本目の水平走査線上にある5絵素の
信号が順次並び、シフトレジスタ2には、そのちようど
真下に位置するn+1本目の水平走査線上の5絵素の信
号が配列される。これらシフトレジスタ1,2に蓄えら
れた5×2絵素の信号はクロツクに同期して順次移動し
ていく。シフトレジスタ3は1個の入力端子より順次入
力される水平走査線のn番目とn+1番目の信号とを時
間的に一致させて各シフトレジスタ1,2に送るための
ものであるから、第1図点線で示すようにn番目とn+
1番目の水平走査線の信号とを同時に入力することがで
きる場合にはこのシフトレジスタ3は不要である。この
シフトレジスタ1,2の各内容はAND回路4〜18の
それぞれに送られる。
施例を示す。この図において、1,2はそれぞれ5ビツ
トのシフトレジスタであり、3は1H(Hは1本の水平
走査線に相当する時間)の遅延を行なうためのシフトレ
ジスタであり、いずれも読出し用クロツク(周期τ)で
シフトされる。したがつてシフトレジスタ1には、第2
図に示すように、n本目の水平走査線上にある5絵素の
信号が順次並び、シフトレジスタ2には、そのちようど
真下に位置するn+1本目の水平走査線上の5絵素の信
号が配列される。これらシフトレジスタ1,2に蓄えら
れた5×2絵素の信号はクロツクに同期して順次移動し
ていく。シフトレジスタ3は1個の入力端子より順次入
力される水平走査線のn番目とn+1番目の信号とを時
間的に一致させて各シフトレジスタ1,2に送るための
ものであるから、第1図点線で示すようにn番目とn+
1番目の水平走査線の信号とを同時に入力することがで
きる場合にはこのシフトレジスタ3は不要である。この
シフトレジスタ1,2の各内容はAND回路4〜18の
それぞれに送られる。
このAND回路4〜18は5×2の内容が各条件に一致
していることを判別するためのもので、この条件は大別
すると、新たに作ろうとして着目する絵素の位置に1つ
のドツトを表示すべきと判断する第1種のものと、着目
絵素の位置より半絵素分だけ遅れた位置に1つのドツト
を表示すべきと判断する第2種のものとに分けられる。
AND回路4〜11は第1種であり、AND回路12〜
15は第2種である。AND回路16〜19は、上記の
ように1ドツトを表示すべきと判定された場合でも特定
の場合にはそれを表示すべきでないと判断して禁止をか
けるためのもので、結局この実施例の場合にAND回路
4〜15において足りなかつた条件を補強するためのも
のであるから、他の構成をとることによつてAND回路
4〜15の部分に組み込むことができれば不要である。
つぎに動作についての説明も加えながら説明する。
していることを判別するためのもので、この条件は大別
すると、新たに作ろうとして着目する絵素の位置に1つ
のドツトを表示すべきと判断する第1種のものと、着目
絵素の位置より半絵素分だけ遅れた位置に1つのドツト
を表示すべきと判断する第2種のものとに分けられる。
AND回路4〜11は第1種であり、AND回路12〜
15は第2種である。AND回路16〜19は、上記の
ように1ドツトを表示すべきと判定された場合でも特定
の場合にはそれを表示すべきでないと判断して禁止をか
けるためのもので、結局この実施例の場合にAND回路
4〜15において足りなかつた条件を補強するためのも
のであるから、他の構成をとることによつてAND回路
4〜15の部分に組み込むことができれば不要である。
つぎに動作についての説明も加えながら説明する。
まず、奇数フイールドの場合にはゲート24が開き、ゲ
ート28が閉じる。したがつてシフトレジスタ1の中央
の区分に記憶された内容がゲート24を通つて出力され
、さらに0R回路29を経て出力されることになり、何
らの加工も加えられず原デジタルパターン信号がそのま
ま出力される。偶数フイールドでは、ゲート24が閉じ
、ゲート28は0R回路23の反転された出力で禁止が
かけられない限り開く。
ート28が閉じる。したがつてシフトレジスタ1の中央
の区分に記憶された内容がゲート24を通つて出力され
、さらに0R回路29を経て出力されることになり、何
らの加工も加えられず原デジタルパターン信号がそのま
ま出力される。偶数フイールドでは、ゲート24が閉じ
、ゲート28は0R回路23の反転された出力で禁止が
かけられない限り開く。
このとき、シフトレジスタ1,2に蓄えられた5X2の
内容が第3図Aに実線で示すようであつたとすると、A
ND回路4から出力が生じ、この出力は0R回路20,
27およびゲート28を経、さらに0R回路29を経て
出力される。したがつて第3図Aの点線で示すように着
目する絵素の位置に1つのドツトが表示されることにな
る。シフトレジスタ1,2の内容が第3図Bの実線で示
すようであると、AND回路5から出力が生じ、上記と
同様に点線で示すように着目絵素の位置にドツトが表示
される。
内容が第3図Aに実線で示すようであつたとすると、A
ND回路4から出力が生じ、この出力は0R回路20,
27およびゲート28を経、さらに0R回路29を経て
出力される。したがつて第3図Aの点線で示すように着
目する絵素の位置に1つのドツトが表示されることにな
る。シフトレジスタ1,2の内容が第3図Bの実線で示
すようであると、AND回路5から出力が生じ、上記と
同様に点線で示すように着目絵素の位置にドツトが表示
される。
この内容はクロツクが1つ送られる毎に1絵素ずつ左側
(第3図において)にずれていくので、順次第3図C,
Dの状態になり、その度にAND回路6,7から出力が
生じて点線で示すように着目絵素位置にドツトが表示さ
れ、結局横方向に長い線はその幅(縦方向の幅)が拡大
される。第3図E,F,G,Hの各場合には斜めの線に
なるので、それぞれAND回路8,9,10,11から
出力が生じて点線で示すように着目絵素位置に1つのド
ツトが表示されて斜めの線の平滑化が行なわれる。
(第3図において)にずれていくので、順次第3図C,
Dの状態になり、その度にAND回路6,7から出力が
生じて点線で示すように着目絵素位置にドツトが表示さ
れ、結局横方向に長い線はその幅(縦方向の幅)が拡大
される。第3図E,F,G,Hの各場合には斜めの線に
なるので、それぞれAND回路8,9,10,11から
出力が生じて点線で示すように着目絵素位置に1つのド
ツトが表示されて斜めの線の平滑化が行なわれる。
第3図1の場合も斜めの線であるがこの場合に着目絵素
位置に1つのドツトを表わしたのでは適切な平滑化であ
るとは言えない。
位置に1つのドツトを表わしたのでは適切な平滑化であ
るとは言えない。
そこでこの場合には着目絵素位置より半絵素分だけ遅れ
た(右側の)位置に1つのドツトを表示することとする
。この第3図1の状態になると、AND回路12から出
力が生じ、この出力が0R回路21を経てAND回路2
5に送られる。このAND回路25の他方の入力には5
0%のデユーテイフアクタのパルスのクロックが送られ
てきているので、このクロツクとAND回路12の出力
の論理積条件がととのうクロックの周期τの後半の1/
2の時間だけAND回路25から出力が生じることにな
り(なおAND回路4〜19の出力はシフトレジスタ1
,2の出力がクロツクの1周期τの間生じているのでこ
の周期τの期間生じている)、点線で示すように着目絵
素の右半分だけの半ドツトがあられれる。そしてクロツ
クの次の周期ではシフトレジスタ1,2の内容は1区分
だけ左側に進んでいるので第3図Kの状態となり、AN
D回路14から出力が生じ、この出力は0R回路22を
経てAND回路26に送られる。AND回路26の他方
の入力にはクロツクの反転された信号が送られているの
でこのAND回路26からはクロツクの周期の前半の1
/2の期間だけ出力が生じ、点線で示すように着目絵素
の左半分だけの半ドツトがあられれ、先のIの状態での
半ドツトと合わせて半絵素だけ遅れた1ドツトが表示さ
れることになる。第3図J,Lの場合も同様で、最初J
の状態で右半分の半ドツトを得、次にLの状態で左半分
の半ドツトを得て、これらを合わせることにより半絵素
分だけ遅れた1ドツトを得る。なお、この半絵素だけ遅
れた位置に1つのドツトを表示するには、第7図の構成
でもよい。
た(右側の)位置に1つのドツトを表示することとする
。この第3図1の状態になると、AND回路12から出
力が生じ、この出力が0R回路21を経てAND回路2
5に送られる。このAND回路25の他方の入力には5
0%のデユーテイフアクタのパルスのクロックが送られ
てきているので、このクロツクとAND回路12の出力
の論理積条件がととのうクロックの周期τの後半の1/
2の時間だけAND回路25から出力が生じることにな
り(なおAND回路4〜19の出力はシフトレジスタ1
,2の出力がクロツクの1周期τの間生じているのでこ
の周期τの期間生じている)、点線で示すように着目絵
素の右半分だけの半ドツトがあられれる。そしてクロツ
クの次の周期ではシフトレジスタ1,2の内容は1区分
だけ左側に進んでいるので第3図Kの状態となり、AN
D回路14から出力が生じ、この出力は0R回路22を
経てAND回路26に送られる。AND回路26の他方
の入力にはクロツクの反転された信号が送られているの
でこのAND回路26からはクロツクの周期の前半の1
/2の期間だけ出力が生じ、点線で示すように着目絵素
の左半分だけの半ドツトがあられれ、先のIの状態での
半ドツトと合わせて半絵素だけ遅れた1ドツトが表示さ
れることになる。第3図J,Lの場合も同様で、最初J
の状態で右半分の半ドツトを得、次にLの状態で左半分
の半ドツトを得て、これらを合わせることにより半絵素
分だけ遅れた1ドツトを得る。なお、この半絵素だけ遅
れた位置に1つのドツトを表示するには、第7図の構成
でもよい。
第7図ではRSフリツプフロツプ71がクロツクの周期
τの丁度中間でトリガされるよう構成されており、AN
D回路12,13の出力が入力されている0R回路21
の出力が生じている間のみトリガパルスをセツト側に送
り、0R回路21の出力がないときにはりセツト側に送
るようにしている。したがつてAND回路12,13の
一方に出力が生じると着目絵素の位置より半絵素だけ遅
れた時刻にこのRSフリツプフロツプ71がセツトされ
、このRSフリツプフロツプ71からクロツクの1周期
の期間だけ出力が生じるので、半絵素だけ遅れた位置に
1ドツトの表示がなされる。この場合にはAND回路1
4,15および0R回路22が不要となる。第3図M,
N,O,Pの各状態ではAND回路16,17,18,
19の各々から出力が生じ0R回路23を経、さらに反
転されてゲート28に送られる。
τの丁度中間でトリガされるよう構成されており、AN
D回路12,13の出力が入力されている0R回路21
の出力が生じている間のみトリガパルスをセツト側に送
り、0R回路21の出力がないときにはりセツト側に送
るようにしている。したがつてAND回路12,13の
一方に出力が生じると着目絵素の位置より半絵素だけ遅
れた時刻にこのRSフリツプフロツプ71がセツトされ
、このRSフリツプフロツプ71からクロツクの1周期
の期間だけ出力が生じるので、半絵素だけ遅れた位置に
1ドツトの表示がなされる。この場合にはAND回路1
4,15および0R回路22が不要となる。第3図M,
N,O,Pの各状態ではAND回路16,17,18,
19の各々から出力が生じ0R回路23を経、さらに反
転されてゲート28に送られる。
したがつてこれらAND回路16〜19より出力が生じ
たときは禁止がかけられゲート28が閉じられる。Mま
たOの状態になつているとすると同時にEの状態になつ
ていることでもあるから、AND回路8から出力が生じ
これが0R回路20,27を経てゲート28にまで送ら
れてきていることになり、この出力がゲート28で禁止
されてしまう。同様にNまたはPの状態の場合にFの状
態となつていることからAND回路9より生じる出力が
ゲート28で禁止される。このように禁止したのは、M
,Nの状態であることは逆T字形の交差部であり、また
0,Pの状態であることはL字形の交差部であつて、こ
れらの場合には斜めの線ではないと判断して斜め方向の
平滑化を行なわないようにした方がよいと考えたからで
ある。このように原デジタルパターン信号の5×2個の
絵素の信号の相関関係の条件(第3図A−P)を判別す
ることにより、斜めの線は、平滑化しないとすれば(第
1図で偶数フイールドのときもゲート24を開きゲート
28を閉じておけば何らの平滑化も行なわれない)第6
図Bのようになるところを第6図Cのように平滑化され
、平滑化しないとすれば第4図Bのような漢字パターン
は平滑化されて第4図Cのようになる。
たときは禁止がかけられゲート28が閉じられる。Mま
たOの状態になつているとすると同時にEの状態になつ
ていることでもあるから、AND回路8から出力が生じ
これが0R回路20,27を経てゲート28にまで送ら
れてきていることになり、この出力がゲート28で禁止
されてしまう。同様にNまたはPの状態の場合にFの状
態となつていることからAND回路9より生じる出力が
ゲート28で禁止される。このように禁止したのは、M
,Nの状態であることは逆T字形の交差部であり、また
0,Pの状態であることはL字形の交差部であつて、こ
れらの場合には斜めの線ではないと判断して斜め方向の
平滑化を行なわないようにした方がよいと考えたからで
ある。このように原デジタルパターン信号の5×2個の
絵素の信号の相関関係の条件(第3図A−P)を判別す
ることにより、斜めの線は、平滑化しないとすれば(第
1図で偶数フイールドのときもゲート24を開きゲート
28を閉じておけば何らの平滑化も行なわれない)第6
図Bのようになるところを第6図Cのように平滑化され
、平滑化しないとすれば第4図Bのような漢字パターン
は平滑化されて第4図Cのようになる。
この場合判別すべき条件の設定は自由であり、表示しよ
うとするパターンの性質あるいは設定者の好ましいと思
う判断にもとづいて任意に有限個設定することができる
。NTSCテレビジヨン方式の飛越走査ではなく、コン
テイニユアス走査の場合は、新たな走査線を補間によつ
て挿入することにより縦方向にデジタルパターンを拡大
する場合に効果がある。
うとするパターンの性質あるいは設定者の好ましいと思
う判断にもとづいて任意に有限個設定することができる
。NTSCテレビジヨン方式の飛越走査ではなく、コン
テイニユアス走査の場合は、新たな走査線を補間によつ
て挿入することにより縦方向にデジタルパターンを拡大
する場合に効果がある。
まず原デジタルパターンの2本の走査線の間に上記のよ
うにして新たな走査線を作り、その後横方向にも2倍拡
大すれば第4図Aの原デジタルパターンは第4図Cのよ
うに平滑化されたうえで拡大されることになる。つまり
、この第4図の例の場合は、原デジタルパターン(第4
図A)は横15絵素、縦16絵素で構成されているが、
これを長さで2倍(面積で4倍)に拡大しようとすると
、通常では単に縦および横方向に拡大するだけであるか
ら第4図Bのような相似形になるだけで、総絵素数は1
5×16で変化ない。
うにして新たな走査線を作り、その後横方向にも2倍拡
大すれば第4図Aの原デジタルパターンは第4図Cのよ
うに平滑化されたうえで拡大されることになる。つまり
、この第4図の例の場合は、原デジタルパターン(第4
図A)は横15絵素、縦16絵素で構成されているが、
これを長さで2倍(面積で4倍)に拡大しようとすると
、通常では単に縦および横方向に拡大するだけであるか
ら第4図Bのような相似形になるだけで、総絵素数は1
5×16で変化ない。
これが第4図Cのようになる訳であるから、総絵素数は
15X16×22となつており、もとの絵素数に新たに
(22−1)×15×16の絵素が加えられたことにな
る。より一般的に表現するならば、新たな(P2−1)
倍の絵素を作ることができる、と言える。このpは長さ
方向の情報量の拡大率と考えることができる。横方向に
p倍、縦方向にq倍に拡大することも考慮に入れると、
さらに一般的な表現として(Pq−1)倍の情報を付加
できると言うことができる。上記の第1図の実施例はp
=2としたときのものであるが、p=4とする場合は、
第1図の回路を繰り返し2回通せばよいが、第5図のよ
うに構成してもよい。この第5図では、3つの1H遅延
回路53,54,55を経て原デジタルパターン信号を
mビツトシフトレジスタ56,57,58に送ることに
より、このシフトレジスタ56,57,58に、原デジ
タルパターン信号において隣接する3本の走査線上に位
置するm×3の絵素の信号を一時記憶させる。なおmは
5以上の整数とする。そしてこのm×3の各信号を判別
回路59に送り予め定めた各種の条件に一致しているか
を判別する。この判別結果にもとづき信号発生回路60
,61,62が制御され、それぞれから着目絵素位置よ
り横方向(走査線方向)に±1/4、±1/2、±3/
4絵素分だけずれた信号が発生される。このずれた位置
のタイミングを合わせるためクロツクをp(−4)で分
周する分周器52が用いられる。そして水平同期信号を
カウントするカウンタ51の制御のもとに、最初の#1
走査線では原デジタルパターン信号をそのまま出力し、
つぎの#2走査線では信号発生回路60の出力が出力さ
れ、#3走査線では信号発生回路61の出力が出力され
、#4走査線では信号発生回路62の出力が出力される
。したがつて、原デジタルパターン信号の2つの走査線
の間に3本の走査線(#2走査線、#3走査線、#4走
査線)が新たに作られ、これらがもとのデジタルパター
ン信号に補間されることになる。以上、実施例について
説明したように、この発明によれば、原デジタルパター
ン信号のうち隣接するm><n個の信号(mは5以上の
整数、nは2以上の整数)の相関関係を判別してダイナ
ミツクに新たな絵素信号を加えて表示情報量を増加させ
ることができる。
15X16×22となつており、もとの絵素数に新たに
(22−1)×15×16の絵素が加えられたことにな
る。より一般的に表現するならば、新たな(P2−1)
倍の絵素を作ることができる、と言える。このpは長さ
方向の情報量の拡大率と考えることができる。横方向に
p倍、縦方向にq倍に拡大することも考慮に入れると、
さらに一般的な表現として(Pq−1)倍の情報を付加
できると言うことができる。上記の第1図の実施例はp
=2としたときのものであるが、p=4とする場合は、
第1図の回路を繰り返し2回通せばよいが、第5図のよ
うに構成してもよい。この第5図では、3つの1H遅延
回路53,54,55を経て原デジタルパターン信号を
mビツトシフトレジスタ56,57,58に送ることに
より、このシフトレジスタ56,57,58に、原デジ
タルパターン信号において隣接する3本の走査線上に位
置するm×3の絵素の信号を一時記憶させる。なおmは
5以上の整数とする。そしてこのm×3の各信号を判別
回路59に送り予め定めた各種の条件に一致しているか
を判別する。この判別結果にもとづき信号発生回路60
,61,62が制御され、それぞれから着目絵素位置よ
り横方向(走査線方向)に±1/4、±1/2、±3/
4絵素分だけずれた信号が発生される。このずれた位置
のタイミングを合わせるためクロツクをp(−4)で分
周する分周器52が用いられる。そして水平同期信号を
カウントするカウンタ51の制御のもとに、最初の#1
走査線では原デジタルパターン信号をそのまま出力し、
つぎの#2走査線では信号発生回路60の出力が出力さ
れ、#3走査線では信号発生回路61の出力が出力され
、#4走査線では信号発生回路62の出力が出力される
。したがつて、原デジタルパターン信号の2つの走査線
の間に3本の走査線(#2走査線、#3走査線、#4走
査線)が新たに作られ、これらがもとのデジタルパター
ン信号に補間されることになる。以上、実施例について
説明したように、この発明によれば、原デジタルパター
ン信号のうち隣接するm><n個の信号(mは5以上の
整数、nは2以上の整数)の相関関係を判別してダイナ
ミツクに新たな絵素信号を加えて表示情報量を増加させ
ることができる。
この発明は、NTSCテレビジヨン方式の飛越走査ある
いはコンテイニユアス走査など、走査方式のいかんを問
わず適用できる。また、この発明のデジタルパターン処
理装置の出力は、そのまま表示するのでなく、一旦パタ
ーンメモリに書き込むこともできることは勿論である。
いはコンテイニユアス走査など、走査方式のいかんを問
わず適用できる。また、この発明のデジタルパターン処
理装置の出力は、そのまま表示するのでなく、一旦パタ
ーンメモリに書き込むこともできることは勿論である。
第1図はこの発明の第1の実施例を示すプロツク図、第
2図はNTSCテレビジヨン方式における水平走査線上
の各絵素の位置を説明するための図、第3図A−Pは各
信号の相関関係の各条件を示す図、第4図A−Cは漢字
デジタルパターンを示す図、第5図は第2の実施例を示
すプロツク図、第6図A−Cは平滑化の動作を説明する
ための図、第7図は第1の実施例の一部を変更した変形
例の要部のみを示すプロツク図である〇1,2・・・・
・・5ビツトシフトレジスタ、3・・・・・・1H遅延
用シフトレジスタ、4〜19・・・・・・条件判別用A
ND回路。
2図はNTSCテレビジヨン方式における水平走査線上
の各絵素の位置を説明するための図、第3図A−Pは各
信号の相関関係の各条件を示す図、第4図A−Cは漢字
デジタルパターンを示す図、第5図は第2の実施例を示
すプロツク図、第6図A−Cは平滑化の動作を説明する
ための図、第7図は第1の実施例の一部を変更した変形
例の要部のみを示すプロツク図である〇1,2・・・・
・・5ビツトシフトレジスタ、3・・・・・・1H遅延
用シフトレジスタ、4〜19・・・・・・条件判別用A
ND回路。
Claims (1)
- 1 多数の走査線の各々において多数の絵素をドットで
表わす原デジタルパターン信号より、上記原走査線の各
々の間に位置する新走査線上に表示 すべき絵素の信号
を作成するデジタルパターン処理装置において、新たに
作成しようとする着目する1つの絵素の信号が位置して
いる新走査線に隣接する第1の原走査線上の連続する5
つの絵素の信号がそれぞれ一時記憶される5つの区分を
有す る第1の記憶回路と、上記新走査線に隣接する第
2の原走査線上において、上記第1の原走査線上の5つ
の絵素に隣接している5つの絵素の信号がそれぞれ一時
記憶される5つの区分を有する第2の記憶回路と、上記
第1、第2の記憶回路の各区 分に一時記憶された信号
が送られ、これら5×2の絵素の信号が予め設定された
第1種の条件に一致していることを判別することにより
上記着目した絵素の位置にドットを表わすべきと判定す
る第1の判別回路と、上記第1、第2の記憶回路の各
区分に一時記憶された信号が送られ、これら5×2の絵
素の信号が予め設定された第2種の条件に一致している
ことを判別することにより上記着目した絵素の位置より
半絵素分だけ遅れた位置にドットを表わすべきと判定す
る第2の判別回路と、上記第1および第2の判別回路の
それぞれの出力に応じて上記着目した絵素の位置に1つ
のドットを表わす信号および上記着目した絵素の位置よ
り半絵素分だけ遅れた位置に1つのドットを表わす信号
を発生する回路とを有してなるデジタルパターン処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50100483A JPS5916273B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | デジタルパタ−ン処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50100483A JPS5916273B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | デジタルパタ−ン処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5224045A JPS5224045A (en) | 1977-02-23 |
JPS5916273B2 true JPS5916273B2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=14275162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50100483A Expired JPS5916273B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | デジタルパタ−ン処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916273B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192979U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | ||
JPS63247177A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-13 | Mazda Motor Corp | 車両の下部車体構造 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5556245A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-24 | Hitachi Ltd | Correction system for expanded character pattern |
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JP4761830B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2011-08-31 | 東洋製罐株式会社 | 角缶のビード成形装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS51120627A (en) * | 1975-04-16 | 1976-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | Character signal correction circuit |
-
1975
- 1975-08-18 JP JP50100483A patent/JPS5916273B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51120627A (en) * | 1975-04-16 | 1976-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | Character signal correction circuit |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5224045A (en) | 1977-02-23 |
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