JPS59162144A - ステンレスほうろう用フリツト組成物 - Google Patents

ステンレスほうろう用フリツト組成物

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Publication number
JPS59162144A
JPS59162144A JP3318983A JP3318983A JPS59162144A JP S59162144 A JPS59162144 A JP S59162144A JP 3318983 A JP3318983 A JP 3318983A JP 3318983 A JP3318983 A JP 3318983A JP S59162144 A JPS59162144 A JP S59162144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
stainless steel
composition
resistance
frit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3318983A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Kimura
尚文 木村
Takashi Matsubara
孝至 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FURITSUTO KK, NGK Insulators Ltd filed Critical NIPPON FURITSUTO KK
Priority to JP3318983A priority Critical patent/JPS59162144A/ja
Publication of JPS59162144A publication Critical patent/JPS59162144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステンレス鋼を素地と(7たほうろう(いわゆ
るステンレスはうろう)に用いられるフリット組成物に
関するものである。
この種のフリット組成物としては、ステンレス鋼素地に
対して侵蝕性を有するハロゲンを含まないチタン釉が提
供されている。し1かしハロゲンを含まないチタン釉は
光沢性や作業性が悪い。そこでこれを改良するものとし
てB2O3を14〜50重量%、5i02を40〜70
重量%、Ti0zを15〜50重量%の範囲で含有する
ハロゲンを含まないチタン釉が提供されている(特開昭
54−150419号)。該チタン釉はB2O3を上記
範囲で含むことによって耐化学性を低下させることなく
 TiO2のフリット組成物中における相溶性を向上さ
せ、もって優れた光沢性および作業性を有するものであ
る。しかしながら特に化学用機器のような強アルカリ液
に曝露される用途では上記組成のフリット組成物を用い
たステンレスはうろうといえどもいまだ満足なものとは
言えない。フリット組成物の耐アルカリ性を更に向上さ
せるには例えば上記組成のチタン釉においてZrO2の
含有量を増加することが考えられるがZrO2の含有量
の増加にともない耐酸性が低下して来る。
本発明は上記従来の欠点を改良してステンレス鋼を腐蝕
しないことは勿論のこと、光沢性および作業性に優れ、
同時に耐熱水性、耐アルカリ性のみならず耐酸性にも優
れたステンレスはうろう用フリット組成物を提供するこ
とを目的とする。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明のステンレスはうろう用7リツト組成物は5i0
2を40〜60重量%、B2O3を10〜20重量%、
Na2O、K2OオJ: ヒLi 20 J: l) 
77る群から選ばれた一種もしくは二種以上の化合物を
10〜201Jj[、TiO2を12〜22重量%、、
 ZrO2を2〜to重41、P2O541〜5重量%
、5b20a 、、 OaO、BaO、ZnO、MgO
およびSrOよりなる群から選ばれた一種もしくは二種
以上の化合物を0〜10重量%の範囲で含み、かつハロ
ゲンを含才なり組成物を主体とするものである。
以下に上記限定理由を説明する。
SiO2が40重量%以下になると耐酸性、耐熱水性、
耐アルカリ性が劣るようになるが、60重量%以上にな
ると7リツトの軟化温度が高くなシ過ぎ作業性に悪影響
を及ぼす。
B2O3が10重重景以下になるとフリットの軟化温度
が高くなり過ぎ、また20重量%以上になると耐酸性、
耐熱水性、耐アルカリ性が劣るようになる。
NazO、K2OおよびLi2Oよりなる群から選ばれ
た一種もしくは二種以上の化合物が10重量%以下にな
るとフリットの軟化温度が高くなυ、また熱膨張係数も
低くなり過ぎステンレス鋼素地との密着性が低下するが
、20重重景以上になると耐酸性、r#熱水性が劣るよ
うになる。
更に上記化合物の総計を+00市量部とした時、L10
2がその中に20重綾部以上の含有量で含まれると光沢
性が低下する。
TiO2が12重象形以下になると乳白性が劣り隠蔽力
が低下し、22重滑%以上になると耐熱水性、Ff#ア
ルカリ性が悪くなる。
ZrO2が2重量%以下になると耐アルカリ性が悪くな
り、10重量%以上では耐酸性が悪くなる。
P2O5が1重量%以下になると白色度が低下するが、
5重量%以上になれば光沢性が低下する。
5b20a 、 OaO、BaO、ZnO、MgQおよ
びSrOよりなる群から選ばれた一種もしくは二種以上
の化合物が10重量%以上になると光沢が悪くなる。
上記成分以外、AlzOs等の7リツト原料に由来する
小量成分が混入しても、またほうろうにパステル調のカ
ラーを与える色材成分として例えばCoo 、 NiO
、MnO2,OuO、fe20sおよび(3r 203
よりなる群から選ばれた1種もしくは2種以上の化合物
を5重量%以下本発明のフリット組成物に添加しても本
発明の目的は達せられる。
本発明のフリット組成物を製造するには例えば上記フリ
ット組成範囲を満足する組成を与えるように各種原料を
配合I7、混合して1200〜1300°c”c−m融
しその後急冷して主として粉末状態にしてフリットを得
る。
本発明のフリット組成物によってほうろうを形成するに
は、そのままあるbは所望なれば一般的なミル添加物の
うちハロゲンを含まない例えば硼砂、炭酸マグネシウム
、酸化マ、グネシウム、炭酸カリ、亜硝酸ソーダ、アラ
ビアゴム等を添加した混合物を施釉する。ミル配合物に
おいては、本発明の7リツト組成物+ooM量部に対し
て粘土を4重量部以下とすることが望ましい。何となれ
ば粘土がそれ以上の含有量で含まれる場合には耐火度が
上がりかつ光沢性が低下する。施釉法には粉体のままで
加熱した素地に振り掛ける乾式法、水と混練して泥漿と
なし、これを流し掛け、塗り掛け、浸し掛は等によって
施釉する湿式法等がある。素地としてはステンレス鋼以
外に鋼板、アルミニウム等の一般的なものにも適用でき
ることはいうまでもない0施釉後は、湿式法の場合は乾
燥してから焼成する。乾式法の場合は、振シ掛けの後で
直ちに焼成する。焼成条件は800〜900”Cで5分
間程度である。
本発明のフリット組成物は、素地に直接施釉されても、
上釉として下釉もしくは中軸の上に施釉されてもよい。
かくして本発明のフリット組成物は、ハロゲンを含まな
いから、ステンレス鋼素地を浸蝕す”ることなく、従っ
て下釉層や中釉層をうずくすることができ、あるいは下
釉層や中釉層を全くなくして直接施釉することも可能で
あり、しかも優れた光沢性1作業性、耐熱水性、耐酸性
耐アルカリ性を有するものであシ、ステンレスはうろう
流し台、ステンレスはうろう浴槽、ステンレスはうろう
ボール等に有用である。
実施例第1表に示す組成の7リフトに下記の組成による
ミル配合を行いスリップを調製する。
第1表において試料風1〜隘12は本発明の7リツト組
成物、A〜■は比較例である。
7   リ  ッ   ト         100 
重量部活     度       2  〃炭酸カリ
ウム     0,2〃 アルミン酸ソーダ      0.3〃水      
      43  〃得られたスリップをl0XIO
X0.8.サンドブラスト処理ステンレス鋼板に100
μ前後の厚みに施釉する。乾燥後820°CX3分電気
炉で焼成して試験片を得る。性能試験として光沢性9重
量減耐酸試験9重量減耐熱水試験1重量減耐アルカリ試
験を行い結果を第2表に示す。
上記試験方法は次の通りである。
光沢性 村上式光沢計を用いて60°反射で測定重量減耐酸性試
験 国際規格180−2733に準する試験装置を用いて、
1%塩酸溶液400 mlを入れ、沸騰状態で3時間保
持した後、はうろう層の減量を試験表面積で割って示す
。単位はmglr#’d ayに換算して示す。
重量減耐熱水性試験 国際規格I S O−2733に準する試験装置を用い
て、イオン交換水+oomgを入れ、沸騰状態で48時
間保持した後、はうろう層の減量を試験表面積で割って
示す。単位はmg/d/dayに換算して示す。
重量減耐アルカリ性試験 国際規格l5o−2733に準する試験装置を用いて、
10%炭酸ソーダ溶液350m1を入れ、沸騰状態で3
時間保持した後、はうろう層の減量を試験表面積で購っ
て示す。単位は=g/d/d ayに換算して示す。
第1表 第2表 第1表および第2表によれば、Z rozを含んでいな
いかもしくは限定範囲以下に含む比較例A、BおよびC
は、本発明の7リフトに比して耐アルカリ性が格段に劣
り、更にyを含む比較例Cは素地とガラス層との密着性
に劣る。またZrO2を限定範囲以上に含む比較例Fは
本発明のフリットに比して耐酸性に関して格段に劣る。
TiO2を限定範囲以下に含む比較例りは乳白性が劣り
、また限定範囲以上に含む比較例Hは本発明の7リフト
に比して耐熱水性、耐アルカリ性ともに格段に劣る。B
2O3を限定範囲以上に含む比較例Eは本発明のフリッ
トに比して耐酸性、耐熱水性、耐アルカリ性ともに格段
に劣る。
SiO2を限定範囲以下に含む比較例Gは同様、耐酸性
、耐熱水性rtアルカリ性において本発明のフリットよ
りも格段に劣る。比較例IはNa2O、K2OおよびL
i2Oよりなる群から選ばれた一種もしくは二種以上の
化合物の総計を100東fi部としたとき20重量部以
上であるから光沢性が低下する。
比較例1゜ 実施例のI’h1.3.6のフリットを用いて、下記の
ミル酉己合でスリップを調整する。
7  リ  ッ   ト            +0
0   重量部活      度         6
  〃炭酸カリウム       02 〃 アルミン酸ソーダ        0.3〃水    
           43  〃得られたスリップを
実施例と同様にサンドブラスト処理ステンレス鋼板に施
釉焼成した。その光沢を測定した所下記の通りであった
比較例2゜ 実施例の隘1と比較例Cのフリットを用いて、実施例と
同様のミル配合でスリップを調整する。
得られたスリップを実施例と同様にサンドブラスト処理
ステンレス鋼板に施釉焼成した。
得られたテストピースを5%塩化ナトリウム溶液に+0
0hr浸漬した。結果辣隘1はまった(異常はなかった
が、ハロゲンを含むCは端面より剥離が進行していた。
特許出願人 日本7リツト株式会社 日本碍子株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、5iOzを40〜60重量%、B2O3を10〜2
    0重量%、Na2O、K2OおよびLi2Oよりなる群
    から選ばれた一種もしくは二種以上の化合物を10〜2
    0重量%、’I’ i02を12〜22重量%、ZrO
    2を2〜10重景%、P2O5を1〜5重噴%、5bz
    O3,CaO、BaO、ZnO。 MgOおよびSrOよりなる群から選ばれた一種もしく
    は二種以上の化合物を0〜10重量%の範囲で含み、か
    つハロゲンを含まない組成物を主体とするステンレスは
    うろう用71ノット組成物 2、 Na2O、K2OおよびLi2Oよりなる群から
    選tfれた一種もしくは二種以上の化合物の総計を10
    0重量部とした時、Li2Oはその中に20重量部以下
    の含有量で含まれる特許請求の範囲第1項記載のステン
    レスはうろう用フリット組成物。 1特許請求の範囲第1項および第2項に記載のステンレ
    スはうろう用7リツト組成物を100重量部に対して粘
    土を4重量部以下含有するミル配合組成物。
JP3318983A 1983-02-28 1983-02-28 ステンレスほうろう用フリツト組成物 Pending JPS59162144A (ja)

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ID=12379535

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5013362A (en) * 1987-08-19 1991-05-07 Bayer Aktiengesellschaft Fluorine-free superopaque enamel frits

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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