JPS5915756A - 電気湯沸装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般家庭とか、小人数のオフィス等において、
コーヒーやお茶あるいは即席食品に利用する沸騰した湯
を手軽しこ得ることができる電気湯沸装置に関するもの
である。

従来、温水器とか湯沸器をこより得られる温水は、機器
を安全に運転させるために約と３６Ｃ前後ｔこ規制され
ている。これは、機器内で湯を沸騰させると、機器内の
圧力が異常に」ニガして危険であるからである。従って
、上記温水器等により得られるｊ品ＩＫのｚ都電では、
コーヒーとかお茶、あるいは即席食品を作るには湯温が
低く過ぎて不適当であった。このため、通常は温水器の
温水を一度やかん等の容器に移してからガス等の熱縣１
こより再加熱させて湯を沸騰させて上記即席食品等に利
用していた。従って、コーヒーと即席食品ｔこ使用する
沸騰した湯を得るには、温水を再加熱しなければならな
いので非常に不便であり、その上、即席食品等沸騰した
湯を利用する食品あるいは飲料を作るのに時間がかかる
欠点があった。

本発明は上述の欠点を除去して、約ｆ５°Ｃ前後に加熱
された温水を、その採湯途中において追焚きすることに
より約９３００以上ｔこ上列させて、いつでも沸騰した
湯の供給を可能にすると共１こ、沸騰した湯の出湯時以
外は通常の温水器と同様安全１こ使用することができる
新規な構造の電気湯沸装置を提供するもので、以下、本
発明の実施例を図により説明すると、ｌは本案湯沸装置
の本体、コは本体ｌ内に断熱材３を介して収納固定され
た温水タンク、ｔは給水管で、その一方は給水コック５
を介して水道管乙に接続され、他方は本体ｌ内に導入さ
れて温水タンクコの下部にタンクΩ内と連通可能に接続
される。７はＬ字形に折り曲げられた導水管で、温水タ
ンクコ内において吐出ロアａを温水タンクコの底面中央
に位置させた状態で上記給水管グに連接されている。ｇ
は給水管ｌｌの下部１こ接続されて本体ｌの下方に引き
出した排水管、りは排水コックで、温水タンクΩ内の水
を抜くとき以外は閉められている。ＩＯは温水タンク２
の底板２ａ上に、シリコン樹脂等耐熱性しこ優れた部材
からなる緩衝材ｌＯａを介在させて水蜜構造に取付けら
れた加熱体で、この加熱体１０は円形なセラミック板ｌ
Ｏｂの表面に、外側がら空焚検知センサー／／と、加熱
ヒーター／２と、補助ヒーター／３と、入水検知センサ
ー／＆とを牙３図に示すようνこ、それぞれ個別に、し
かも、渦巻状ｔこプリントして、その上にセラミックの
絶縁保護層をコーティングし高温で焼結したもので、こ
の加熱体１０は通電により発熱する加熱ヒーター１２に
より加熱されて、温水タンクコ内の水の温度を上昇させ
る。尚、空焚検知センサーｌ／は、加熱ヒーター／２が
空焚きとなって加熱体７０が所定温度（約／３００Ｃ）
に達したとき、その温度を検出信号をこよりセンサー１
５内の図示しないリレーを無励磁１こして常開接点／ｌ
ａを開き、加熱ヒーター／２の通電回路を開路させる。

又、入水検知センサーｌ弘は導水管７の吐出ロアａ１！
一対応して加熱体ＩＯの中心に配設され、常時は補助ヒ
ーター１３により加温されつづけて、温水タンク−内の
水温又は加熱体が所定温度（約１１，０００）に達した
とき、検出信号によりセンサー１５内の図示しないリレ
ーを無励磁にして常開接点／　＆達開くように設定され
ている。そして、各センサー／／、／Ｉｔは温度が高く
なると抵抗値も大きくなる正特性を示す。

１５は温水タンクコの上部に感温部をタンクコ内に突出
させて取付けたタンクコ内の湯温を制御する湯温制御セ
ンサーで、湯温か所定温度（約ｇｓ０Ｃ）以上に達した
とき、検出信号によりセンサー１５内の図示しないリレ
ーを無励磁にして常開接点／　５．Ｑ開き、逆１こ常閉
接点／　３ｄよ閉じて、加熱ヒーター１２の通電回路を
開路させるもので、このセンサーｌＳも、温度が高くな
ると抵抗値も大きくなる正特性を示す。／乙は追焚装置
で、温水タンクコ内の頂部に開口端を止着して温水タン
クコ内のほぼ中央位置まで垂下させた有底筒状の案（５
） 内筒１７と、この案内筒１７内に遊嵌合させた筒状のセ
ラミックからなる加熱管／ｇとからなり、上記案内筒１
７にはその上部に温水の流入口１７ａが複数個穿設され
ており、又、加熱管１ｇ内ｔこは牙を図の展開図で示す
如く、追焚ヒーター／りと、述した他のセンサーと同様
、温度が高くなると抵抗値も大きくなる正特性を示し、
加熱管／ｇが空焚状態で所定温度（約／３００Ｃ）ｋこ
達したとき、検出信号によりセンサー２０内の図示しな
いリレーを無励磁にして常開接点２０ａを開き、追焚ヒ
ーター１９の通電回路を開路する。そして、案内筒／７
内に遊嵌合された加熱管Ｉｆは、牙コ図ｔこ示すように
、先端を案内筒／７の底面との間で所要の間隔を保った
状態で、鍔板２１を介して温水タンクコ頂部の取付座２
ｂに締着保持される。２２は本体ｌの上面に固定した接
続具２３を介して上記加熱管／ｇに連接された湯導管で
、その先端は給水コックＳ内を通って流し台２を上シこ
引き出され（６） る。２２は湯導管２２の吐出口である。

尚、本体／は流し台２ｔの下のボックス２Ｓ内れ空焚検
知センサー／／、加熱ヒーター／２．補助ヒーター／３
．入水検知センサー／１％、追焚ヒーターｉ　９　、　
追焚ヒーター空焚検知センザー２０の各端子を示し、又
、２乙ａ’　２乙ゎは漏水防止用の面１熱バッキングで
ある。

次に上記構成のものの動作を説明する。先ず給水コック
Ｓを開いて水道水を給水管ｌから温水タンクλ内に給水
し、温水タンク２に水が充満された時点で給水コックＳ
を閉める。続いて、湯沸装置の電源プラグ２７を電源（
コンセント）に接続して操作スイッチ２ｇを投入する。

このため、補助ヒーター／３は直ちに通電されると共に
、温水タンク／２内は冷水が充満されているので、湯温
制御センサー／Ｓはその温度を検出した信号により、図
示しないリレーを励磁してその常閉接点ｌＳを閉じて加
熱ヒーター１２の通ｗ！、回路を閉路させる。従って、
加熱ヒーター１２は発熱して加熱体ＩＯを加熱すること
により温水タンク２内の水を加温し、補助ヒーター１３
は入水検知センサー／／を加温する。尚、温度制御セン
サー１５からの検出信号により常開接点／　５ａが閉じ
たとき、常閉接点ｌＳ音よ開き、追焚ヒーターｌデの通
電回路を開路させる。従って、加熱ヒーター１２と追焚
ヒーターｌデとが同時に通電されることはない。

又、入水検知センサーｌｌ／−は補助ヒーター１３の発
熱をこより所定温度（約ｌｌ００Ｃ）−こ達するとその
温度を検出した信号により図示しないリレーを無励磁に
してその常開接点／　４ａを開くように設定されている
。そして、加熱ヒーター１２への通電により温水タンク
コ内の湯温か所定温度（約ｌｒ５°Ｃ）以上シこ達する
と、温度制御センサー１５はその温度を検出してその検
出信号により図示しないリレーを無励磁にして常開接点
１．５ａを開き、逆に常閉接点ｌＳセよ閉じて、加熱ヒ
ーター１２の通電回路を開路させて、湯温の上昇を阻止
せしめる。この際、補助ヒーター１３のみは通電状態が
維持されているため、入水検知センサー／ｌは動作開始
温度（約ｐｏ０ｃ）以上で加温しつづけられて動作しな
いので、常開接点／　４ａは開きつづけて追焚ヒーター
／りの通電回路を開路させ、追焚ヒーターｌヲへの通電
を阻止している。

そして、次に沸騰した湯を得る場合は、先づ給水コック
Ｓを開くと、水道水は給水管ダから導水管７を通って温
水タンクコ内をこ流入する。この流入した水は、導水管
７の吐出ロアａから加熱体１０のほぼ中心位置に流下さ
れ、この位置に存在する入水検知センサー／ｌを冷やす
こととなる。従って、上記入水検知センサー／４は流入
水により急速に冷却されて、動作開始温度まで冷される
と、上記センサー／ｌはその温度を検出して検出信号に
より図示しないリレーを励磁してその常開接点ｌｔ該閉
じさせる。この常開接点／　ｌｌａが閉じることにより
、追焚ヒーターｌデの通電回路は閉路して追焚ヒーター
ｌりは発熱し、加熱管／ｌｒを加熱させる。従って、水
道水の流入ｔこより温水ダンク２内に所定温度（約ざ５
０Ｃ）で加温された温水は、（９） 順次に湯導管２２側に押し上げられる。即ち、案内筒／
７内の温水は加熱管ｔｇの加熱により約７５°〜９７６
Ｃ程度の沸騰した湯となって湯導管２２内に給送され、
温水タンク２内の温水は案内筒１７上部の流入口１７ａ
から案内筒７７内に流入し、加熱管ｌざの外側を流下し
て加熱管７ｇの下側からその内側に流入して湯導管２２
内に送られる。

この温水は加熱管／ｇの外側からその内側を流通する間
に、加熱管ｌざにより加熱されて沸騰した湯となって、
上記湯導管２２を経てその吐出ロコ４から流出される。

このように、湯導管２２の吐出口２　＝２ａから流出す
る沸騰した湯を利用して、コーヒーやお茶をいれたり、
即席食品を稠理する。

そして、沸騰した湯を使用しなくなったときは、給水コ
ックＳを閉めて温水タンクコへの給水を断つ。給水が断
たれると入水検知センサー／４１’は、流入水により冷
されている状態から開放されて、常時通電されている補
助ヒーター７３１こより直ちに加温されて所定温度（約
４ＺＯ’Ｃ）に達する。この結果、入水検知センサー／
＋は所定温度を検出い０） した信号により図示しないリレーを無励磁にしてその常
開接点／鮨を開き、追焚ヒーター／７０通電回路を開路
して追焚ヒーター１９への通電を断つ。この際、温水タ
ンクΩ内の湯温か所定温度（約、ｆ５’Ｃ）以下に降下
していると、温度制御センサー１５はその温度を検出し
た信号により図示しないリレーを励磁してその常開接点
１５を１宣ちに閉じて加熱ヒーター１２の通電回路を閉
路させ、逆１こ、常閉接点ｌＳｂは開いて、追焚ヒータ
ー／りの通電回路を開路させる。この結果、加熱ヒータ
ー／、！は直ちに発熱して温水タンクλ内の水を所定温
度まで加温する。又、追焚ヒーターｌりは、常閉接点／
　３．ｈ：開くことにより通電が断たれる。

このように、加熱ヒーター１２への通電が開始されると
、常時補助ヒーター１３をこより加温されている入水検
知センサーｌ！１．と、温度制御センサー１５の働きに
より、追焚ヒーター１９の通電回路に設けられている常
開接点／　４Ｚａおよび常閉接点１５ｂが直ちに開閉動
作して、上記追焚ヒーター１９の通電回路を開路させる
ため、追焚ヒーター／９から加熱ヒーター／２への通電
の切換えを直−ちをこ、しかも、確実に行うことができ
ると共に、両ヒーター／９　、　／２の同時通電を防止
することができる。このため、例えば、一般家庭におけ
る契約電陣の圧迫を防止し、その上、同時通電による電
力使用量の増加を阻止することが可能となる。

又、沸騰した湯の使用後、温水タンクΩ内の湯温か所定
温度（約、ｆ５°Ｃ）以上あるときは、補助ヒーター１
３と湯温により入水検知センザー／グは、直ちｔこ加温
されて所定温度まで上昇し、その温度を検出した信号に
よりリレーを介して常開接点／　１％、を開いて、追焚
ヒーグー７９の通電回路を１ｔちに開路させる。この際
、温度制御センサー／Ｓは動作しないので、加熱ヒータ
ー／２の通電回路は開いたままで、加熱ヒーター／２も
通電されない。

尚、本発明の湯沸装置において、沸騰した湯を必要とせ
ず、通常の温水器として利用する場合は、湯導管２２の
配管途中に図示しない別の給水管を接続し、使用時はこ
の図示しない給水管の給水コックと、本発明湯沸装置の
給水コックＳとを同時に開き、湯導管２２の吐出口２２
ａから流出しようとする熱湯を、図示しない給水管から
湯導管２２に給水される水と適温（例えば３５〜ｌａ　
ｓ’Ｃ）となるまで混合させて湯導管２２の吐出口２２
ａから適温の温水を得るようをこしても本発明は成立す
るものである。

本発明は上述のように、温水タンク内の温水排出口付近
に、温水タンクに適温ｔこ貯留されている温水をその使
用時追焚して沸騰した熱湯を得ることができる追焚装置
を備え、この追焚装置により温水を容易に沸騰した湯に
変換して、いつでも沸騰した湯が得られるようにしたも
ので、従来のように、温水器の湯を別の容器ｔこ移して
沸騰させたり、水を最初からガス等の加熱手段により時
間をかけて沸騰させるものと全く異なり、本発明は温水
タンク内の上部に有底筒状の案内筒と、追焚ヒーターを
内蔵した加熱管とからなる一重管構造の追焚装置を備え
、適温ｔこ加温された温水を外部に引き出すことなく、
温水タンク内に設けた上記追（１３） 焚装置を通すことにより、沸騰した湯を迅速容易に得る
ことができ、従って、沸騰した湯を必要とするコーヒー
とかお茶を迅速にいれたり、即席食品を手早く調理する
ことが可能となる。又、追焚装置は簡単な２重管構造と
なっているため、その構造は簡素となって安価に製作し
得る利点があると共に、取付場所は温水タンク内の湯温
か最も高い位置に温水の流通の妨げとなることなく垂設
してあり、その上、内部は２重管構造となっているため
、温水は追焚装置内の加熱管の外側と内側とに接触して
再加熱される構造、即ち、追焚装置内をある程度時間を
かけて流れる構造となっているため、沸騰した湯をいつ
でも、瞬時に作ることができる。更に、追焚装置内に設
けた追焚ヒーターの通電中は、温水タンク底面にこ配置
した加熱ヒーターは通電されず、又、逆に、加熱ヒータ
ーの通電中は追焚ヒーターが通電されない構造となって
いるので、一般家庭における契約電流を必要以上をこ圧
迫させることなく、しかも、２つのヒーターの同時使用
を防止しであるため、消費電力も軽減（１４） てき、これらの点から本発明の湯沸装置は効率的に、し
かも経済的に使用することができる。又、入水検知セン
サーは常時補助ヒーターｔこより加温されているので、
沸騰した湯の使用後は直ちに追焚ヒーターへの通電停止
を迅速確実に行うことができ、しかも、この入水検知セ
ンサーは加熱体の中央に配置されて、給水管と接続され
た導水管の吐出口と対応させであるため、温水タンク内
に冷水が供給されると、冷水は入水検知センサー上に流
下して、センサー自体を急速ｔこ冷して追焚ヒーターの
通電を迅速確実に行うことが可能なため、例えば、給水
コックとリミツｌスイッチを連動させたり、給水管の途
中にフロートスイッチを配設して、これらスイッチを機
械的ｅこ動作させて追焚ヒーターをｊｍ電させる構造と
なっていないので、本発明の湯沸装置は、追焚ヒーター
の投入、じゃな 断に際して、特殊スイッチ機構を用いていないた八 め、故障が少なく、簡素な構造で安価に製作することが
できる。更に、追焚装置が動作していないときは、温水
タンク内の湯温は温度制御センサージこより約ｇ　５’
Ｏの温度に維持されているので、通常の湯沸器や温水器
と同様、本発明の湯沸装置は安全に使用することができ
る等、幾多の優れた特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

乏・１図は本発明の電気湯沸装置の取付状態を示す斜視
図、牙Ω図は本装置の縦断図、牙３図は加熱体の横断平
面図、牙ｊ図は加熱管に内蔵された追焚ヒーターおよび
追焚ヒーター空焚検知センサーの展開図、Ｍ−３図は制
御回路のブロック図である。 コ・温水タンク　　７・導水管 ＩＯ・加熱体　　　１２・加熱ヒーター／ｌ・入水検知
センサー　　１７・案内筒／ｇ・加熱管　　　、２２・
湯導管 特許出願人 株式会社　愛知電機工作所 東陶機器株式会社 第８図 第４１！１ １ａ ３

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　温水タンクの上側に湯導管を接続し、温水タ
   ンクの下側ｅこは給水管を接続し、温水タンク内の水を
   温水タンク内の下部に設けた加熱ヒーターによって加熱
   するようにした湯沸装置において、上記温水タンク内の
   上部に、温水の流入口を上側ｔこ開口した有底筒状の案
   内筒を垂設し、この案内筒内には追焚ヒーターを内蔵し
   た加熱管を上記湯導管と連通させて遊嵌合するようにし
   たことを特徴とする電気湯沸装置。
2. （２）　　温水タンクの上側しこ湯導管を接続し、温水
   タンクの下側には給水管を接続し、温水タンク内の水を
   温水タンク内の底面に投げた加熱ヒーターによって加熱
   するようにした湯沸装置におい゛Ｃ１上記温水タンク内
   の上部に、温水の流入［−１を七ｆｌＵｌに開口した有
   底筒状の案内筒を垂設し、この案内局内には追焚ヒータ
   ーを内蔵した加熱管を」二記湯自 導管と連通させて遊嵌、し、温水タンクの底面に（Ｊ加
   熱ヒーターと入水検知センサーとを備えた加熱体を取付
   け、この加熱体の上方には入水検知センサーと対応する
   位置に吐出口を配置して給水管と接続された導水管を配
   設するようにしたことを特徴とする電気湯沸装置。