JPH0245689Y2 - - Google Patents
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- JPH0245689Y2 JPH0245689Y2 JP1983065314U JP6531483U JPH0245689Y2 JP H0245689 Y2 JPH0245689 Y2 JP H0245689Y2 JP 1983065314 U JP1983065314 U JP 1983065314U JP 6531483 U JP6531483 U JP 6531483U JP H0245689 Y2 JPH0245689 Y2 JP H0245689Y2
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- hot water
- tank
- water
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- boiling
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Landscapes
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温水タンク内の湯を沸騰させて給湯口
から沸騰水を吐出させるようにした湯沸器におい
て、給湯口から沸騰水と共に蒸気が噴出するのを
確実に防止して沸騰水のみを安全に得ることがで
きる湯沸装置に関するものである。
から沸騰水を吐出させるようにした湯沸器におい
て、給湯口から沸騰水と共に蒸気が噴出するのを
確実に防止して沸騰水のみを安全に得ることがで
きる湯沸装置に関するものである。
一般に水道水中にはカルキと呼ばれる次亜塩素
酸塩類や炭酸ガスが含まれており、コーヒーやお
茶等に用いる湯はこられを除去しないと著しく味
を低下させる。上記カルキや炭酸ガスは水を沸騰
させれば抜けるため、湯沸器としては水を沸騰さ
せる機能を備えることが望ましい。しかし、家庭
用のガスあるいは電気式の湯沸器等においては、
瞬間的に沸騰水を供給し得る構造にはなつていな
い。これは、例えば、温水タンク内で水を沸騰さ
せた場合、タンク内の圧力が異常に上昇して危険
であるからである。この場合、沸騰水と共に生ず
る蒸気を温水タンクの外に排出させれば問題は解
決するが、この蒸気抜きを確実に行わないと常に
危険が伴うため、家庭用の湯沸器においては未だ
沸騰水を供給し得ない構造となついる所以であ
る。このことは瞬間湯沸器においても同じであ
る。又、沸騰水を得るために常時温水タンク内の
水を常に沸騰させておくことは非常に不経済であ
る。このため、一般には湯沸器等にて加熱された
湯を例えばやかん等を利用して再加熱することに
より沸騰水を得ていたが、これでは沸騰水を利用
する食品や飲料を作るのに手間がかかるばかり
か、温水を改めて再加熱しなければならないので
非常に面倒であり不経済であつた。
酸塩類や炭酸ガスが含まれており、コーヒーやお
茶等に用いる湯はこられを除去しないと著しく味
を低下させる。上記カルキや炭酸ガスは水を沸騰
させれば抜けるため、湯沸器としては水を沸騰さ
せる機能を備えることが望ましい。しかし、家庭
用のガスあるいは電気式の湯沸器等においては、
瞬間的に沸騰水を供給し得る構造にはなつていな
い。これは、例えば、温水タンク内で水を沸騰さ
せた場合、タンク内の圧力が異常に上昇して危険
であるからである。この場合、沸騰水と共に生ず
る蒸気を温水タンクの外に排出させれば問題は解
決するが、この蒸気抜きを確実に行わないと常に
危険が伴うため、家庭用の湯沸器においては未だ
沸騰水を供給し得ない構造となついる所以であ
る。このことは瞬間湯沸器においても同じであ
る。又、沸騰水を得るために常時温水タンク内の
水を常に沸騰させておくことは非常に不経済であ
る。このため、一般には湯沸器等にて加熱された
湯を例えばやかん等を利用して再加熱することに
より沸騰水を得ていたが、これでは沸騰水を利用
する食品や飲料を作るのに手間がかかるばかり
か、温水を改めて再加熱しなければならないので
非常に面倒であり不経済であつた。
本考案は上述の欠点を除去して、水が沸騰する
際に生ずる蒸気を迅速かつ確実に除去させること
により、一般家庭においても手軽に沸騰水が得ら
れるようにした構造が極めて簡単でしかも確実に
蒸気抜を行うことができる湯沸装置を提供するも
ので、以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に
より説明すると、1は本案湯沸装置の本体で、水
槽2を形成した天板3等よりなる流し台4の収容
室5内適所に、出湯部6を天板3より上方に突出
させた状態で収納保持されている。7は給水管
で、その一方は出湯部6内に設けた制御弁8を介
して水道管9に接続され、他方は本体1の上部か
らこの本体1内に保温材10を介して収納固定さ
れた温水タンク11内に挿通されている。12は
バンド状の加熱ヒーターで、温水タンク11の下
側小径部に巻回装着されている。13は加熱ヒー
ター12の外側に位置して取付けられた遮熱板、
14は温水タンク11内の上部に設けた追焚装置
で、第2図に示すように、流通孔15aを側壁上
部に有して温水タンク11内の頂部に垂設した案
内筒15と、この案内筒15内に遊嵌合されて温
水タンク11内の頂部に、下方端が案内筒15の
底面と所要の間隔を保つた状態で止着された追焚
ヒーター16を内蔵した加熱管17とによつて2
重管構造に形成されている。18は上記加熱管1
7と接続され本体1上に突出された湯導管で、こ
の湯導管18の上方端は、第2図に示す如く、出
湯部6内に収納固定された蒸気拡散用のタンク1
9内に挿通されている。尚、上記タンク19は下
部が漏斗状に形成されて、その底部には出湯管2
0が、水槽2の上方端まで延設されている出湯部
6の導出管6a内を挿通してその先端開口部6b
に臨ませた状態で取付けられており、20aはそ
の給湯口である。又、21は上記タンク19に湯
導管18の取付位置より上方位置に一方端を取付
けて、他方端の蒸気排出口21aを出湯管20と
同様に導出管6a内を通してその開口部6bに臨
ませた蒸気排出管である。尚、タンク19の容積
は湯導管18の容積より大きくなつており、又、
出湯管20の径は湯導管18の径と同径若しくは
それより大径となつている。22は温水タンク1
1内に感温部を挿入して本体1に取付けられた湯
温制御センサーで、湯温が所定温度(約85゜に達
したとき、検出信号によりセンサー22内のリレ
ーを励磁して常閉接点22bを開き、逆に常開接
点22aを閉じて加熱ヒーター12の通電回路を
開路させる。23は温水タンク11内において給
水管7内に感温部を挿入させて温水タンク11上
に取付けられた入水検知センサーで、給水管7内
の温度が所定温度(約40℃)に達すると検出信号
によりセンサー23内のリレーを無励磁にして常
開接点23aを開くように設定されている。24
は追焚ヒーター16の空焚を防止するための空焚
検知センサーで、24aは追焚ヒータ16の空焚
時、センサー24内の図示しないリレーを励磁し
て追焚ヒータ16の通電回路を開路する常開接点
である。25は制御弁8の操作栓、26は電源プ
ラグ、27は操作スイツチ、28は加熱ヒーター
12の過熱防止用の温度ヒユーズである。
際に生ずる蒸気を迅速かつ確実に除去させること
により、一般家庭においても手軽に沸騰水が得ら
れるようにした構造が極めて簡単でしかも確実に
蒸気抜を行うことができる湯沸装置を提供するも
ので、以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に
より説明すると、1は本案湯沸装置の本体で、水
槽2を形成した天板3等よりなる流し台4の収容
室5内適所に、出湯部6を天板3より上方に突出
させた状態で収納保持されている。7は給水管
で、その一方は出湯部6内に設けた制御弁8を介
して水道管9に接続され、他方は本体1の上部か
らこの本体1内に保温材10を介して収納固定さ
れた温水タンク11内に挿通されている。12は
バンド状の加熱ヒーターで、温水タンク11の下
側小径部に巻回装着されている。13は加熱ヒー
ター12の外側に位置して取付けられた遮熱板、
14は温水タンク11内の上部に設けた追焚装置
で、第2図に示すように、流通孔15aを側壁上
部に有して温水タンク11内の頂部に垂設した案
内筒15と、この案内筒15内に遊嵌合されて温
水タンク11内の頂部に、下方端が案内筒15の
底面と所要の間隔を保つた状態で止着された追焚
ヒーター16を内蔵した加熱管17とによつて2
重管構造に形成されている。18は上記加熱管1
7と接続され本体1上に突出された湯導管で、こ
の湯導管18の上方端は、第2図に示す如く、出
湯部6内に収納固定された蒸気拡散用のタンク1
9内に挿通されている。尚、上記タンク19は下
部が漏斗状に形成されて、その底部には出湯管2
0が、水槽2の上方端まで延設されている出湯部
6の導出管6a内を挿通してその先端開口部6b
に臨ませた状態で取付けられており、20aはそ
の給湯口である。又、21は上記タンク19に湯
導管18の取付位置より上方位置に一方端を取付
けて、他方端の蒸気排出口21aを出湯管20と
同様に導出管6a内を通してその開口部6bに臨
ませた蒸気排出管である。尚、タンク19の容積
は湯導管18の容積より大きくなつており、又、
出湯管20の径は湯導管18の径と同径若しくは
それより大径となつている。22は温水タンク1
1内に感温部を挿入して本体1に取付けられた湯
温制御センサーで、湯温が所定温度(約85゜に達
したとき、検出信号によりセンサー22内のリレ
ーを励磁して常閉接点22bを開き、逆に常開接
点22aを閉じて加熱ヒーター12の通電回路を
開路させる。23は温水タンク11内において給
水管7内に感温部を挿入させて温水タンク11上
に取付けられた入水検知センサーで、給水管7内
の温度が所定温度(約40℃)に達すると検出信号
によりセンサー23内のリレーを無励磁にして常
開接点23aを開くように設定されている。24
は追焚ヒーター16の空焚を防止するための空焚
検知センサーで、24aは追焚ヒータ16の空焚
時、センサー24内の図示しないリレーを励磁し
て追焚ヒータ16の通電回路を開路する常開接点
である。25は制御弁8の操作栓、26は電源プ
ラグ、27は操作スイツチ、28は加熱ヒーター
12の過熱防止用の温度ヒユーズである。
本考案は上述のような構成をなし、次にその動
作について説明すると、先づ、操作栓25によつ
て制御弁8を開き、水道水を給水管7により温水
タンク11内に給水する。続いて、電源プラグ2
6を電源に接続して操作スイツチ27を投入し、
加熱ヒーター12を通電させて温水タンク11内
の水を加熱する。そして、温水タンク11内の水
が次第に加熱されて、湯温が所定温度(約85℃)
に達すると、湯温制御センサー22が作動して図
示しないリレーの常閉接点22bを開き、逆に、
常開接点22aは閉じて、加熱ヒーター12の通
電回路を開路させ、湯温の上昇を阻止せしめる。
この際、温水タンク11内に挿通されている給水
管7内の水温は温水タンク11内の湯温によつて
40℃以上に達しているため、入水検知センサー2
3は動作開始温度以上で加温されていることとな
るため、常開接点23aは開きつづけて追焚ヒー
ター16の通電回路を開路させている。尚、加熱
ヒーター12の通電中、湯温制御センサー22か
らの検出信号によつて常開接点22aは開きつづ
けているため、ヒーター12と追焚ヒーター16
とが同時に通電されることはない。
作について説明すると、先づ、操作栓25によつ
て制御弁8を開き、水道水を給水管7により温水
タンク11内に給水する。続いて、電源プラグ2
6を電源に接続して操作スイツチ27を投入し、
加熱ヒーター12を通電させて温水タンク11内
の水を加熱する。そして、温水タンク11内の水
が次第に加熱されて、湯温が所定温度(約85℃)
に達すると、湯温制御センサー22が作動して図
示しないリレーの常閉接点22bを開き、逆に、
常開接点22aは閉じて、加熱ヒーター12の通
電回路を開路させ、湯温の上昇を阻止せしめる。
この際、温水タンク11内に挿通されている給水
管7内の水温は温水タンク11内の湯温によつて
40℃以上に達しているため、入水検知センサー2
3は動作開始温度以上で加温されていることとな
るため、常開接点23aは開きつづけて追焚ヒー
ター16の通電回路を開路させている。尚、加熱
ヒーター12の通電中、湯温制御センサー22か
らの検出信号によつて常開接点22aは開きつづ
けているため、ヒーター12と追焚ヒーター16
とが同時に通電されることはない。
次に、沸騰水を必要とするときは、操作栓25
により制御弁8を開いて水道水を給水管7内に給
水させると、入水検知センサー23は冷水により
動作開始温度(約40℃以下)まで冷されると、上
記入水検知センサー23はその温度の検出信号を
検出して常開接点23aを閉じさせる。この結
果、追焚ヒーター16は通電されて加熱管17を
急速に加熱される。一方、水道水の流入により温
水タンク11内の湯は押し上げられて順次案内筒
15の流入孔15aを通つて案内筒15内に流入
し、加熱管17の下側からその内部に流入して湯
導管18に給送される。そして、温水が加熱管1
7内を流通する際、加熱管17により上記温水は
沸騰水となるまで加熱された状態で湯導管18内
給送されることとなり、しかも、上記湯導管18
に給送された沸騰水は、温水を加熱管17によつ
て沸騰点まで加熱することによつて生ずる蒸気と
ともに蒸気拡散用のタンク19内に送られ、この
タンク19内で蒸気は拡散されてその噴出力は著
しく弱められ、又、沸騰水はタンク19の下部に
流下し、出湯管20を通つて給湯口20aから蒸
気と分離された状態で吐出される。一方、タンク
内に排出されることによつて噴出力が著しく弱め
られた蒸気は、蒸気排出管21を通つてその先端
の排出口21aから排出されるが、この時点では
蒸気の噴出力は著しく衰え火傷の心配がない湯気
の状態で排出されるため、給湯口20aで沸騰水
を容器29に受る際、蒸気によつて沸騰水の利用
者が火傷をするという虞れはない。
により制御弁8を開いて水道水を給水管7内に給
水させると、入水検知センサー23は冷水により
動作開始温度(約40℃以下)まで冷されると、上
記入水検知センサー23はその温度の検出信号を
検出して常開接点23aを閉じさせる。この結
果、追焚ヒーター16は通電されて加熱管17を
急速に加熱される。一方、水道水の流入により温
水タンク11内の湯は押し上げられて順次案内筒
15の流入孔15aを通つて案内筒15内に流入
し、加熱管17の下側からその内部に流入して湯
導管18に給送される。そして、温水が加熱管1
7内を流通する際、加熱管17により上記温水は
沸騰水となるまで加熱された状態で湯導管18内
給送されることとなり、しかも、上記湯導管18
に給送された沸騰水は、温水を加熱管17によつ
て沸騰点まで加熱することによつて生ずる蒸気と
ともに蒸気拡散用のタンク19内に送られ、この
タンク19内で蒸気は拡散されてその噴出力は著
しく弱められ、又、沸騰水はタンク19の下部に
流下し、出湯管20を通つて給湯口20aから蒸
気と分離された状態で吐出される。一方、タンク
内に排出されることによつて噴出力が著しく弱め
られた蒸気は、蒸気排出管21を通つてその先端
の排出口21aから排出されるが、この時点では
蒸気の噴出力は著しく衰え火傷の心配がない湯気
の状態で排出されるため、給湯口20aで沸騰水
を容器29に受る際、蒸気によつて沸騰水の利用
者が火傷をするという虞れはない。
尚、第4図は本案の他の実施例を示すもので、
即ち、給湯口20aの真上に蒸気拡散用のタンク
19を設置すると共に、蒸気排出管21を出湯部
6の下部から水槽2上の最奥部に臨ませて突出さ
せ、更に、蒸気排出管21の先端下側面には水槽
2内に向けて蒸気の排出口21aを設けたもの
で、沸騰水を得る場合、蒸気を上記タンク19内
に噴出させることにより、その噴出力を著しく弱
めて排出させ得て沸騰水を給湯口20aから吐出
させることができる他に、沸騰水の給湯口20a
と蒸気の排出口21aは距離がはなれているた
め、沸騰水をより安全に容器29に給湯すること
が可能であると共に、蒸気の排出口21aが下方
に向けて開口されているので、容器29を持つ手
に噴出力が弱められた蒸気が飛び散つて、沸騰水
の利用者に無用の不安を引き起させるようになこ
とはない。
即ち、給湯口20aの真上に蒸気拡散用のタンク
19を設置すると共に、蒸気排出管21を出湯部
6の下部から水槽2上の最奥部に臨ませて突出さ
せ、更に、蒸気排出管21の先端下側面には水槽
2内に向けて蒸気の排出口21aを設けたもの
で、沸騰水を得る場合、蒸気を上記タンク19内
に噴出させることにより、その噴出力を著しく弱
めて排出させ得て沸騰水を給湯口20aから吐出
させることができる他に、沸騰水の給湯口20a
と蒸気の排出口21aは距離がはなれているた
め、沸騰水をより安全に容器29に給湯すること
が可能であると共に、蒸気の排出口21aが下方
に向けて開口されているので、容器29を持つ手
に噴出力が弱められた蒸気が飛び散つて、沸騰水
の利用者に無用の不安を引き起させるようになこ
とはない。
本考案は上述のように、温水タンク内で加温さ
れた温水を更に追焚装置により沸騰させて給湯口
から沸騰水を吐出させる場合、温水を沸騰させる
際に生ずる蒸気を、温水タンクと給湯口との間に
介挿させた蒸気拡散用のタンク内に一旦噴出させ
て、その噴出力を弱めて、蒸気の圧力をほとんど
なくした状態となるまで低下させてから沸騰水を
得るように構成されているので、次に示すような
効果を有する。
れた温水を更に追焚装置により沸騰させて給湯口
から沸騰水を吐出させる場合、温水を沸騰させる
際に生ずる蒸気を、温水タンクと給湯口との間に
介挿させた蒸気拡散用のタンク内に一旦噴出させ
て、その噴出力を弱めて、蒸気の圧力をほとんど
なくした状態となるまで低下させてから沸騰水を
得るように構成されているので、次に示すような
効果を有する。
本考案は沸騰水を得る場合、沸騰水の供給源
から沸騰水とともに噴出する蒸気を一旦蒸気拡
散用のタンク内で噴出させ、蒸気の噴出力を著
しく弱めてから沸騰水を給湯口より得るように
構成されているので、沸騰水の利用者は蒸気の
影響を受けることなく、安全にかつ容易に沸騰
水を利用することができる。
から沸騰水とともに噴出する蒸気を一旦蒸気拡
散用のタンク内で噴出させ、蒸気の噴出力を著
しく弱めてから沸騰水を給湯口より得るように
構成されているので、沸騰水の利用者は蒸気の
影響を受けることなく、安全にかつ容易に沸騰
水を利用することができる。
又、沸騰水を給送する湯導管の蒸気拡散用タ
ンク内に位置する開口部は、上記タンクの底部
に開口する給湯口に対して直角方向に位置して
いるので、沸騰水とともにタンク内に給送され
る蒸気は、タンク胴部の内周面に向つ噴出する
ことによりその噴出力が弱められるように構成
されており、即ち、沸騰水と蒸気は蒸気拡散用
のタンク内において分離された状態で沸騰水の
みが給湯口から排出される結果、沸騰水を容器
で受ける場合、蒸気が給湯口から噴出あるいは
飛散することによつて、手等に火傷をするとい
つた事故を確実に防止することができる。
ンク内に位置する開口部は、上記タンクの底部
に開口する給湯口に対して直角方向に位置して
いるので、沸騰水とともにタンク内に給送され
る蒸気は、タンク胴部の内周面に向つ噴出する
ことによりその噴出力が弱められるように構成
されており、即ち、沸騰水と蒸気は蒸気拡散用
のタンク内において分離された状態で沸騰水の
みが給湯口から排出される結果、沸騰水を容器
で受ける場合、蒸気が給湯口から噴出あるいは
飛散することによつて、手等に火傷をするとい
つた事故を確実に防止することができる。
更に、蒸気拡散用のタンク内上部には、蒸気
の排出管がその排出口を水槽のところまで延出
して配管されているので、タンク内に噴出され
た蒸気は、小径な湯導管からタンク内に噴出す
ることによつて噴出力が弱められるとともに、
蒸気排出管を通つて排出口から水槽に排出され
る時点では、ほとんど湯気又は水滴の状態で排
出することができるので、沸騰水の利用者に無
用の不安を引き起させることなく沸騰水の利用
が可能となる。
の排出管がその排出口を水槽のところまで延出
して配管されているので、タンク内に噴出され
た蒸気は、小径な湯導管からタンク内に噴出す
ることによつて噴出力が弱められるとともに、
蒸気排出管を通つて排出口から水槽に排出され
る時点では、ほとんど湯気又は水滴の状態で排
出することができるので、沸騰水の利用者に無
用の不安を引き起させることなく沸騰水の利用
が可能となる。
又、蒸気排出管はタンク内の上部に設けてあ
るので、沸騰水が上記タンク内に相当量流入し
ても、沸騰水によつて目詰りを起すようなこと
はなく、蒸気はその圧力が弱められた状態で排
出でき、タンク内の圧力を必要以上高めること
なく、沸騰水を安全に吐出することができる。
るので、沸騰水が上記タンク内に相当量流入し
ても、沸騰水によつて目詰りを起すようなこと
はなく、蒸気はその圧力が弱められた状態で排
出でき、タンク内の圧力を必要以上高めること
なく、沸騰水を安全に吐出することができる。
その上、タンク底部から直接あるいは出湯管を
介して沸騰水を吐出する給湯口は、沸騰水をタン
ク内に給送する湯導管の径と同径もしくは大径に
設けられているので、タンク内に沸騰水を滞留さ
せることなく、即時に吐出することが可能とな
り、蒸気拡散用のタンク内における空間容積を必
要以上に広くすることができるため、蒸気の噴出
力を効果的に弱めることができるとともに、タン
ク自体も、沸騰水が滞留しない、即ち、蒸気を噴
出させるだけの空間があればよいので、小形化す
ることができ、蒸気拡散用のタンクを内蔵する給
水栓等の給水設備を小さくし、流し台上の狭隘な
空間を有効利用できる利点もある。
介して沸騰水を吐出する給湯口は、沸騰水をタン
ク内に給送する湯導管の径と同径もしくは大径に
設けられているので、タンク内に沸騰水を滞留さ
せることなく、即時に吐出することが可能とな
り、蒸気拡散用のタンク内における空間容積を必
要以上に広くすることができるため、蒸気の噴出
力を効果的に弱めることができるとともに、タン
ク自体も、沸騰水が滞留しない、即ち、蒸気を噴
出させるだけの空間があればよいので、小形化す
ることができ、蒸気拡散用のタンクを内蔵する給
水栓等の給水設備を小さくし、流し台上の狭隘な
空間を有効利用できる利点もある。
第1図は本考案の湯沸装置を備えた厨房具の縦
断面図、第2図は本案湯沸装置の縦断面図、第3
図は本案装置の電気結線図、第4図は本案装置の
他の実施例を示す要部縦断面図である。 1:本体、11:温水タンク、12:加熱ヒー
ター、16:追焚ヒーター、18:湯導管、1
9:蒸気拡散用のタンク、27:出湯管、20
a:給湯口。
断面図、第2図は本案湯沸装置の縦断面図、第3
図は本案装置の電気結線図、第4図は本案装置の
他の実施例を示す要部縦断面図である。 1:本体、11:温水タンク、12:加熱ヒー
ター、16:追焚ヒーター、18:湯導管、1
9:蒸気拡散用のタンク、27:出湯管、20
a:給湯口。
Claims (1)
- 沸騰水の供給源に一方端を接続した湯導管18
の他方端を蒸気拡散用のタンク19の胴部中腹部
に上記タンク19内と連通可能に挿通して、この
湯導管18のタンク19内に位置する開口部をタ
ンク19胴部の内周面と対向させ、上記タンク1
9の底部には、湯導管18の開口部と同径若しく
は大径の給湯口20aを、直接又は出湯管20を
介して開口し、更に、上記タンク19内の湯導管
18の開口部より上方位置には蒸気排出管21の
一方端を連結し、他方端の蒸気排出口21aを水
槽2の位置まで延設させて成る湯沸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6531483U JPS59171618U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 湯沸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6531483U JPS59171618U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 湯沸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171618U JPS59171618U (ja) | 1984-11-16 |
JPH0245689Y2 true JPH0245689Y2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=30195509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6531483U Granted JPS59171618U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 湯沸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171618U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4595168B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2010-12-08 | パナソニック株式会社 | 水栓金具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5757762U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851536Y2 (ja) * | 1978-02-25 | 1983-11-24 | 富士電機株式会社 | 湯沸かし給湯装置 |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP6531483U patent/JPS59171618U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5757762U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171618U (ja) | 1984-11-16 |
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