JP4055840B2 - 飲料抽出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はコーヒー、紅茶等の抽出を行う飲料抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、業務用として用いられる飲料抽出装置は、装置本体の上部に装着する給水タンクと、装置本体内後部に装着し、かつ下部外壁にヒータを備えた湯沸かしタンクと、この湯沸かしタンクの上端開口を覆う密閉蓋と、給水タンクと湯沸かしタンクとを連結する給水機構と、コーヒー粉、紅茶葉等の原料をセットするチャンバーと、湯沸かしタンク内の沸騰水をチャンバー上方へ導く吐出機構と、チャンバー底面より抽出された抽出液を貯蔵する貯蔵容器と、貯蔵容器を載置して貯蔵容器内の抽出液を保温するウォーマーとを具備し、給水タンクに所望の水を給水すると給水機構を通じて湯沸かしタンク内に入り、この湯沸かしタンク内の水がヒータにて加熱されて沸騰する。
【0003】
更に、給水タンクに必要とする所定の水を追加すると給水機構を通じて湯沸かしタンク内に追加の水が供給され、湯沸かしタンク内でこの追加の水に相当する沸騰水がサイホン現象の働きにて吐出機構を通じてチャンバー上部へ吐出される。このチャンバーには濾紙を敷いた後、コーヒー粉、紅茶葉等の原料をセットし、このチャンバー上部より吐出された沸騰水が原料と混合し、チャンバー下部より抽出液となって滴下され、貯蔵容器内に溜められる。
【0004】
そして、この湯沸かしタンクの上端開口を覆う密閉蓋には給水機構用孔、吐出機構用孔、蒸気抜機構用孔がそれぞれ穿設されており、この吐出機構用孔と蒸気抜機構用孔とは湯沸かしタンク内と連通していても、湯沸かしタンク内にパイプを垂下挿通することもないので、密閉蓋の上面壁の各孔周りに各ジョイント部材をスポット溶接により固定して、この各ジョイント部材を介して吐出機構の吐出パイプ及び蒸気抜機構の蒸気抜パイプをそれぞれ結合していた。この各ジョイント部材はスポット溶接による固定作業が煩雑であるが、湯沸かしタンク内の沸騰水によって、内壁のみが接触しても外壁は接触することが少ないので、沸騰水による金属疲労を生じることは少なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、密閉蓋の給水機構用孔には湯沸かしタンク内に給水機構の導水パイプを垂下して連通するために、導水パイプの上端に拡がったフランジ部を設け、このフランジ部を密閉蓋の給水機構用孔周りの下面壁にスポット溶接し、密閉蓋の上面壁にジョイント部材を結合して、このジョイント部材の中央流路と密閉蓋の給水機構用孔と導水パイプ内とを連通していた。
【0006】
それ故に、常に湯沸かしタンク内に存在する導水パイプ、特にスポット溶接した導水パイプのフランジ部に水蒸気が当たって、金属疲労を生じて高価で煩わしいスポット溶接作業をしたにも拘わらず、スポット溶接個所を剥離し、給水機構の供給水が湯沸かしタンク内の導水パイプ上端からあふれて、急激に温度を低下させることとなって、吐出機構へ導かれる高温水が温度低下した状態で吐出機構の吐出パイプへと導かれ、所定の高温水を得ることができず、冷めた抽出液となって暖かいコーヒー、紅茶等を得ることができないという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明はこのような従来の飲料抽出装置が有していた課題を解決したものであって、構造簡単にしてコストの低廉をはかると共に常に所定の高温抽出液を得ることができることを目的とした飲料抽出装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の飲料抽出装置は導水パイプ29の上部外周に環状凸部37を設ける一方、耐熱性弾性材料よりなる給水用ジョイント部材28の中央上下に貫通の中空路30を設け、上部外周壁に密閉蓋5の給水機構用孔の径よりも大きな外径の上部フランジ部31を設け、上部フランジ部31の下端壁に給水機構用孔の周壁に当接する外径の中央部33を設け、中央部33の下端壁に給水機構用孔の径よりも大きな外径の下部フランジ部34を設け、中央部33に相当する中空路30内周壁位置上方に中空路30の径よりも小さい径の環状リブ35を設け、下部フランジ部34の中空路30内周壁位置に環状凹部36を設け、密閉蓋5の給水機構用孔に給水用ジョイント部材28の中央部33を嵌め込み、給水用ジョイント部材28の中空路30内に導水パイプ29を差し込んで、導水パイプ29の上端を中空路30内の環状リブ35に当接し、環状凹部36内に導水パイプ29の環状凸部37を嵌合してなる構成としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図に基づき説明する。
図中、図1は本発明実施例の縦断面図、図2は本発明実施例の上部拡大縦断面図、図3は本発明実施例の装置本体用蓋を取り外した状態を示す平面図、図4は図2のB部拡大図、図5は本発明実施例の吐出機構を示す縦断面図、図6は図5のC部拡大図、図7は本発明実施例の蒸気抜機構を示す縦断面図、図8は図7のD部拡大図である。
【0010】
飲料抽出装置1は特にオフィス等で使用される業務用のものであって、装置本体1A上部の給水タンク2と、装置本体1A内後方にヒータ3を備えた湯沸かしタンク4と、湯沸かしタンク4の上端開口を覆う密閉蓋5と、給水タンク2と湯沸かしタンク4とを連結する給水機構6と、コーヒー粉、紅茶葉等の原料をセットするすりばち状のチャンバー7と、湯沸かしタンク4内の沸騰水をチャンバー7上方へ導く吐出機構8と、湯沸かしタンク4内の水蒸気を給水タンク2へと返却する蒸気抜機構9と、装置本体1Aの上端開口を閉鎖する装置本体蓋10と、チャンバー7底面より抽出された抽出液を貯蔵する貯蔵容器11と、この貯蔵容器11を載置し、貯蔵容器11内の抽出液を保温する保温ヒータ12を備えたウォーマー13と、通電をコントロールするマイクロコンピュータによる電気回路機構とからなっている。
【0011】
飲料抽出装置1の装置本体1Aは図1に示すように、縦断面コ字状に形成されており、後方に湯沸かしタンク4を内蔵し、下部前方にウォーマー13を備えた台座部14を設け、この台座部14上方を貯蔵容器11用の空間部15とし、この空間部15の上側で上部前方を嘴部16とし、この嘴部16内に給水タンク2を内蔵し、この嘴部16の下方に前後収納自在のチャンバー7を設け、後壁の上方に電源スイッチ17を設け、嘴部16の前壁に沸騰用スイッチ18を設けている。
【0012】
装置本体1Aの嘴部16は下端を開口してこの開口を覆う下板16aを結合している。この下板16aは後述の水受け容器22を支えるホルダーと後述の吐出機構8の吐出パイプ38を載置する突出リブ19を垂設している。この下板16aの中央には後述の吐出機構8の吐出パイプ38先端を下方に導く中央開口を穿設して、この中央開口に吐出パイプ38先端を貫通している。
装置本体1Aの上端開口を閉鎖する装置本体蓋10は図1乃至図2に示すように、前部で後述の給水タンク2上方に位置する個所に開閉自在の給水タンク用開閉蓋20を設けている。
【0013】
給水タンク2は図1乃至図2に示すように、給水容器21と、給水容器21を内蔵した水受け容器22の二重構造からなっている。上端に液体供給用の開口を備えた給水容器21は中央の底を開口しており、この開口にメッシュフイルター等を張設している。この給水容器21は水受け容器22との間に大きな隙間を設けている。
【0014】
この水受け容器22は図2乃至図3、図5及び図7に示すように、装置本体1Aの嘴部16と一体的に形成して、後部側壁に後述の給水パイプ27、並びに蒸気抜パイプ を連結しており、底部下壁に後述の吐出パイプ38を押し下げる垂下リブ23を設けている。この水受け容器22は特に嘴部16と別体であっても何ら支障をきたすものではない。
【0015】
湯沸かしタンク4はステンレス材料にて有底筒状に形成されており、この上部開口を密閉蓋5にて閉鎖している。湯沸かしタンク4は底壁外側にヒータ3を張設している。24は湯沸かしタンク4内の液温を感知するサーミスタである。
この湯沸かしタンク4は図2に示すように、装置本体1Aの側壁上方から内側に向けて延びた環状のフランジ部25とこの環状のフランジ部25と結合した環状のL型アングル26とにて吊り下げ状態で、固定している。
【0016】
湯沸かしタンク用の密閉蓋5は湯沸かしタンク4と同一の材料にて円盤状に形成されており、図2に示すように、パッキンを介して湯沸かしタンク4の上部開口に密にビス止め又はスポット溶着している。この密閉蓋5は図3に示すように、給水タンク2と湯沸かしタンク4とを連結する給水機構6と、湯沸かしタンク4内の沸騰水を吐出する吐出機構8と、湯沸かしタンク4内の水蒸気を給水タンク2へと返却する蒸気抜機構9とをそれぞれ配設している。
この密閉蓋5は図4、図6、図8に示すように、上下に貫通する給水機構用孔、吐出機構用孔、蒸気抜機構用孔を穿設している。
【0017】
給水機構6は図2に示すように、給水タンク2の水受け容器22と連通した給水パイプ27と、一端を給水パイプ27に結合し、他端を密閉蓋5の給水機構用孔を貫通して湯沸かしタンク4内に装着する給水用ジョイント部材28と、一端を湯沸かしタンク4内の給水用ジョイント部材28に結合し、他端を湯沸かしタンク4内下部に垂下した導水パイプ29とからなっている。
【0018】
この給水用ジョイント部材28は耐熱性弾性材料にて形成されており、、図4に示すように、中央に上下貫通の中空路30を設け、上部外周壁に密閉蓋5の給水機構用孔の径よりも大きな外径の上部フランジ部31を設け、この上部フランジ部31の上部に給水パイプ27と連結する給水パイプ用連結部32を設けている。
【0019】
この給水用ジョイント部材28は上部フランジ部31の下端壁に給水機構用孔の周壁に当接する外径の中央部33を設け、この中央部33の下端壁に給水機構用孔の径よりも大きな外径の下部フランジ部34を設けている。
給水用ジョイント部材28は中央部33に相当する中空路30内周壁位置上方に中空路30の径よりもわずかに小さい径の環状リブ35を設け、下部フランジ部34の中空路30内周壁位置に環状凹部36を設けている。
【0020】
導水パイプ29はステンレス等の耐熱性耐蝕金属材料にて中空形状に形成しており、給水用ジョイント部材28の下部フランジ部34の中空路30内に差し込まれて、環状凹部36に相当する位置に環状凸部37を設けている。
この給水用ジョイント部材28は密閉蓋5の給水機構用孔の上方より下部フランジ部34を差し込んで、密閉蓋5の下方に押し下げ、中央部33の外周壁を密閉蓋5の給水機構用孔に嵌め込んでいる。
【0021】
その後、導水パイプ29を下方より下部フランジ部34の中空路30内に向けて押し上げ、導水パイプ29の上端が中空路30の環状リブ35に当接するまで押し上げると、中空路30の環状凹部36に導水パイプ29の環状凸部37が嵌め込まれる。
【0022】
このとき、給水用ジョイント部材28の中央部33は密閉蓋5の給水機構用孔に嵌め込まれた状態で、中空路30中央に向けて一旦押圧されるが、導水パイプ29の先端が中空路30の環状リブ35に当接すると、給水機構用孔に向けて押圧され更に、導水パイプ29の周壁に向けて押圧することとなり、給水用ジョイント部材28を密閉蓋5に密に嵌合すると同時に中空路30内に導水パイプ29を強固に嵌合し、中空路30の環状凹部36内に嵌め込まれた環状凸部37と共に導水パイプ29の垂下に際しても落下することが全くなくなる。
【0023】
吐出機構8は図5に示すように、先端を自由端とし、後述のチャンバー7上方に配置した吐出パイプ38と、一端を吐出パイプ38の後端に結合し、他端を密閉蓋5の吐出機構用孔を貫通して湯沸かしタンク4内に装着する吐出用ジョイント部材39とからなっている。
【0024】
吐出パイプ38は嘴部16の下端を覆う下板16aより突出の突出リブ19上に載置され、水受け容器22の下壁より突出した垂下リブ23にて上方より押し下げられている。この吐出パイプ38は自由端側を突出リブ19と垂下リブ23との両者にて支えられて保持されることとなって、ビス等の固定部材を全く使用することなく、構造簡単で、低コストとすることができる。
【0025】
吐出用ジョイント部材39は耐熱性弾性材料にて形成されており、、図6に示すように、中央に上下貫通の吐出用中空路40を設け、上部外周壁に密閉蓋5の吐出機構用孔の径よりも大きな外径の吐出用上部フランジ部41を設け、この吐出用上部フランジ部41の上部に吐出パイプ38と連結する吐出パイプ用連結部42を設けている。
【0026】
この吐出用ジョイント部材39は吐出用上部フランジ部41の下端壁に吐出機構用孔の周壁に当接する外径の吐出用中央部43を設け、この吐出用中央部43の下端壁に吐出機構用孔の径よりも大きな外径の吐出用下部フランジ部44を設けている。
この吐出用ジョイント部材39は密閉蓋5の吐出機構用孔の上方より吐出用下部フランジ部44を差し込んで、密閉蓋5の下方に押し下げ、吐出用中央部43の外周壁を密閉蓋5の吐出機構用孔に嵌め込んでいる。
【0027】
蒸気抜機構9は図7に示すように、給水タンク2の水受け容器22と連通した蒸気抜パイプ48と、一端を蒸気抜パイプ48の後端に結合し、他端を密閉蓋5の蒸気抜機構用孔を貫通して湯沸かしタンク4内に装着する蒸気抜用ジョイント部材49とからなっている。
【0028】
蒸気抜用ジョイント部材49は耐熱性弾性材料にて形成されており、、図8に示すように、中央に上下貫通の蒸気抜用中空路50を設け、上部外周壁に密閉蓋5の蒸気抜機構用孔の径よりも大きな外径の蒸気抜用上部フランジ部51を設け、この蒸気抜用上部フランジ部51の上部に蒸気抜パイプ48と連結する蒸気抜パイプ用連結部52を設けている。
【0029】
この蒸気抜用ジョイント部材49は蒸気抜用上部フランジ部51の下端壁に蒸気抜機構用孔の周壁に当接する外径の蒸気抜用中央部53を設け、この蒸気抜用中央部53の下端壁に蒸気抜機構用孔の径よりも大きな外径の蒸気抜用下部フランジ部54を設けている。
この蒸気抜用ジョイント部材49は密閉蓋5の蒸気抜機構用孔の上方より蒸気抜用下部フランジ部54を差し込んで、密閉蓋5の下方に押し下げ、蒸気抜用中央部53の外周壁を密閉蓋5の蒸気抜機構用孔に嵌め込んでいる。
55はシャワーボールで、上面に環状鍔を備えた網目半球状に形成され、この環状鍔を下板16aの下側より差し込んで係止めしている。
【0030】
コーヒー粉、紅茶葉等の原料をセットするすりばち状のチャンバー7は装置本体1Aの前部に前後摺動自在に収納している。
チャンバー7底面より抽出された抽出液を貯蔵する貯蔵容器11は熱伝導性の良好なガラス製一重びんである。
この貯蔵容器11を載置し、貯蔵容器11内の抽出液を保温するウォーマー13は図1に示すように、装置本体1Aの前方下部の台座部14に設けており、下面に保温ヒータ12とセンサーとを設けている。
【0031】
マイクロコンピュータによる電気回路機構は湯沸かしタンク4内に水なし空焚きには通電しない湯沸かしタンク通電制御手段と、湯沸かしタンク4内の高温水を高温状態から低温状態に予め設定された時間維持し、その後高温状態に復帰させる湯沸かしタンク低温維持動作手段と、さらにウォーマー13においても常時保温状態を維持し、貯蔵容器11の離脱時には通電せず、また貯蔵容器11内に水なし空焚きには通電しない貯蔵容器通電制御手段とを備えている。
【0032】
抽出液の摘出にあたっては先ず、給水タンク2に給水すると給水パイプ27を介して、湯沸かしタンク4内に溜まる。電源を入れると湯沸かしタンク4内の水が熱湯となる。この熱湯となった後に給水タンク2に必要量の水を供給すると、導水パイプ29を介して湯沸かしタンク4内の下部に供給された水の量だけ熱湯がサイホン現象によって吐出パイプ38を通りシャワーボール内へ摘下し、予めチャンバー7にセットされたコーヒー粉、紅茶葉等の原料が濾紙を介して抽出液となってチャンバー7底面より流れ出る。この流れでた抽出液を貯蔵容器11内に蓄えておき、貯蔵容器11をウォーマー13に載置すれば、ウォーマー13の加熱によって常時暖かいコーヒー、紅茶等の飲料を味わうことができる。
【0033】
以上本発明の代表例と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から既に明らかなように、本発明にいうところの飲料抽出装置は導水パイプの上部外周に環状凸部を設ける一方、耐熱性弾性材料よりなる給水用ジョイント部材の中央上下に貫通の中空路を設け、上部外周壁に密閉蓋の給水機構用孔の径よりも大きな外径の上部フランジ部を設け、上部フランジ部の下端壁に給水機構用孔の周壁に当接する外径の中央部を設け、中央部の下端壁に給水機構用孔の径よりも大きな外径の下部フランジ部を設け、中央部に相当する中空路内周壁位置上方に中空路の径よりも小さい径の環状リブを設け、下部フランジ部の中空路内周壁位置に環状凹部を設け、密閉蓋の給水機構用孔に給水用ジョイント部材の中央部を嵌め込み、給水用ジョイント部材の中空路内に導水パイプを差し込んで、導水パイプの上端を中空路内の環状リブに当接し、環状凹部内に導水パイプの環状凸部を嵌合してなる構成としているものであるから、構造簡単にしてコストの低廉をはかると共に常に所定の高温抽出液を得ることができるという顕著な効果を期待することが出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の縦断面図。
【図2】本発明実施例の上部拡大縦断面図。
【図3】本発明実施例の装置本体用蓋を取り外した状態を示す平面図。
【図4】図2のB部拡大図。
【図5】本発明実施例の吐出機構を示す縦断面図。
【図6】図5のC部拡大図。
【図7】本発明実施例の蒸気抜機構を示す縦断面図。
【図8】図7のD部拡大面図。
【符号の説明】
1…飲料抽出装置
1A…装置本体
2…給水タンク
3…ヒータ
4…湯沸かしタンク
5…密閉蓋
6…給水機構
7…チャンバー
8…吐出機構
9…蒸気抜機構
10…装置本体蓋
11…貯蔵容器
12…保温ヒータ
13…ウオーマー
27…給水パイプ
28…給水用ジョイント部材
29…導水パイプ
30…中空路
31…上部フランジ部
33…中央部
34…下部フランジ部
35…環状リブ
36…環状凹部
37…環状凸部

Claims (1)

  1. 装置本体内に給水タンク(2)と、ヒータを備えた湯沸かしタンク(4)と、給水タンク(2)と湯沸かしタンク(4)とを結ぶ給水機構(6)と、コーヒー粉、紅茶葉等の原料をセットするチャンバー(7)と、湯沸かしタンク(4)内の沸騰水をチャンバー(7)上方へ導く吐出機構(8)と、湯沸かしタンク(4)内の水蒸気を排出する蒸気抜機構(9)と、給水機構(6)、吐出機構(8)、蒸気抜機構(9)を通す各孔を穿設し、かつ湯沸かしタンク(4)上端を覆う密閉蓋(5)とを設け、給水機構(6)に給水タンク(2)と、連通する給水パイプ(27)と湯沸かしタンク(4)内に垂下する導水パイプ(29)と、給水パイプ(27)と導水パイプ(29)を連結する給水用ジョイント部材(28)とを具備してなる飲料抽出装置(1)に於いて、上記導水パイプ(29)の上部外周に環状凸部(37)を設ける一方、耐熱性弾性材料よりなる給水用ジョイント部材(28)の中央上下に貫通の中空路(30)を設け、上部外周壁に密閉蓋(5)の給水機構用孔の径よりも大きな外径の上部フランジ部(31)を設け、上部フランジ部(31)の下端壁に給水機構用孔の周壁に当接する外径の中央部(33)を設け、中央部(33)の下端壁に給水機構用孔の径よりも大きな外径の下部フランジ部(34)を設け、中央部(33)に相当する中空路(30)内周壁位置上方に中空路(30)の径よりも小さい径の環状リブ(35)を設け、下部フランジ部(34)の中空路(30)内周壁位置に環状凹部(36)を設け、密閉蓋(5)の給水機構用孔に給水用ジョイント部材(28)の中央部(33)を嵌め込み、給水用ジョイント部材(28)の中空路(30)内に導水パイプ(29)を差し込んで、導水パイプ(29)の上端を中空路(30)内の環状リブ(35)に当接し、環状凹部(36)内に導水パイプ(29)の環状凸部(37)を嵌合してなることを特徴とした飲料抽出装置。
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