JPS59156265A - 即席カレ−の製造方法 - Google Patents

即席カレ−の製造方法

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JPS59156265A
JPS59156265A JP58031492A JP3149283A JPS59156265A JP S59156265 A JPS59156265 A JP S59156265A JP 58031492 A JP58031492 A JP 58031492A JP 3149283 A JP3149283 A JP 3149283A JP S59156265 A JPS59156265 A JP S59156265A
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JP
Japan
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curry
caramel
instant
carotin
beta
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JP58031492A
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JPH0327B2 (ja
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Akira Sugisawa
公 杉澤
Masaru Shibuki
渋木 優
Nozomi Tanihara
望 谷原
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House Foods Corp
Original Assignee
House Food Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家庭等で湯溶きするのみでカレーソースが得
られる即席カレーの製造方法に関するもので、さらに詳
しくは製品段階、調理のだめの湯溶き段階、又喫食に際
して皿に盛った場合等製品開封時から、調理、喫食に至
る迄、何れの段階に於いても各部に亘り均一で、しかも
高級感を有し、食欲をそそる色調を呈することが可能で
、さらに風味上も満足のいく即席カレーの製造方法に関
する。
近時、消費者の高級化志向に伴ない、食品業界に於いて
も所謂高級化志向型商品の開発が数多く見られる。
即席カレー製品の場合も例外ではなく、高級化ニーズが
次第に高まりつつあり、各社共その製品開発に力を入れ
ているのが現状である。
高級化を達成するだめのファクターとしては、風味の向
上等、様々なものが考えられるが、即席カレー製品に於
いては、種々のファクターの中でも他の食品に比してそ
の色調が占めるウエートが極めて高いといわれている。
以上のような要望に答えるべく、即ち消費者サイドに於
いて製品開封時から調理操作を経て、喫食に至る迄何れ
の時点に於いても高級化食品として満足のいく色調を呈
することが可能でしかも風味上も良好な即席カレー製品
が得られる方法として提案されたのが、本発明方法であ
り、即席カレーを製造するに際し色素としてカラメルと
β−カロチンを1000:1〜20:1の重量比率にて
添加することを特徴とする特 以下に、本発明方法を詳細に説明する。
先ず、本発明がその最終目的物とする即席カレーは、家
庭等に於いて、肉や野菜等の具と共に湯溶きして煮込み
調理を行ない喫食に供する固型状のカレールーや又ペー
スト状あるいハ顆粒、粉末状の即席カレーである。
叙上の即席カレーのうちでも最も汎用されている固型状
のカレールーの一般的な製法を示せば、先ず、小麦粉と
油脂を攪拌しながら加熱焙煎して所謂小麦粉ルーを得、
これに砂糖、食塩等の調味料並びに各種香辛料からなる
カレー粉、場合によっては肉エキスや野菜エキス、果物
ペーストを添加し、攪拌しながら、充分に加熱調理し、
次にこれを適宜形状の容器に充填した後、冷却固化して
カレールート為ス。
通常、同カレールーは、カレー粉を構成する香辛料の一
つとしてターメリックを使用した場合は主としてターメ
リック中の黄色系色素クルクミンによって、又、ターメ
リックを使用しない場合は別途添加された黄色系色素に
より所謂カレー色の色調を呈するのである。
本発明では、即席カレーに用いる色素として数ある黄色
系色素のなかでもカラメルとβ−カロチンを採択し、さ
らにそれらを1000=1〜20:1の重量比率にて併
用使用することによって、カレールーに高級カレーとし
ての重厚味を備えた食欲をそそる好捷しい色調、言い換
えれば高級カレー専門レストランに於ける色調を喚起し
得る深みのある茶褐色を付与することを可能とした。
ん 然るに、上記両色素が一方でも欠会する場合は、高級カ
レーとして満足のいく色調を呈するカレールーは得られ
ない。さらに、本発明にて規定の重量比率範囲を逸脱し
て使用する場合も、即ちβ−カロチンに対してのカラメ
ルの使用量が1000 : 1  を超える場合あるい
は、20:1未満の場合、何九の場合も高級カレーとし
ての重厚味に欠け、満足のいく色調のカレールーは、得
られない。
さらに、本発明によれば、消費者サイドに於いて製品開
封時から調理操作を経て喫食に至る迄、消費者の目に触
れる何れの時点に於いても高級感のある色調をむらなく
しかも鮮明に呈することを可能とした。
即ち、固型のカレールーの場合、製品開封時に於いては
、使用油脂が充分にカレールー中に混濁していない場合
、冷却固化により得られた固型のカレールー表面に白灰
色状の油脂が露見して、全体としてまだら状の外観を呈
し、非常に見栄を損うが、本発明に於いては、油性性色
素であるβ−カロチンの使用により、同色素が油脂中に
もぐ才なく存在するため、ルー全体に亘り色むらを解消
I〜、均一な色合の固型ルーと為し得る。
さらに、本発明即席カレーを湯溶き後、肉等・の具と共
に煮込む際の外轡に関しても水溶性色素であるカラメル
の存在によって全体的に均一な色調を鮮やかに呈し大変
食欲をそそる。
加えて、本発明即席カレーを用いて調製したカレーソー
スはβ−カロチンとカラメルが混在しているため喫食に
際し皿に盛った場合もカレー色の拡がりが極めて良好で
、カレーソースが量的に少ない部分、例えば皿端部や炊
飯米上に於いても皿や米がカレーソースを通して透き通
って映ることや香辛料粉が目立つこともなく全体的に均
一な色調を呈する。
又、カレールー製造の際に乳化剤を添加した場合は、使
用油脂がカレーソース中に微細化された状態で各部に亘
り均一に分布し、脂溶性色素のβ−カロチンが同油脂中
に存在するため前記カレー色の拡がりは一層良好なもの
となる。
カレー風味食品に、β−カロチンを使用した公知技術と
しては、特開昭56−160967号が存在するが、そ
の適用対象は、湯溶きを必要としない油脂のドレッシン
グであり、又同発明は、保存時に於ける色調の逸失防上
を課謳とするもので、同発明方法によっては、前述した
本願発明効果は何ら奏し得ない。
さらに本発明による時は、カラメルとβ−カロチンを所
定の重量比にて使用する限り、カラメル量でいえば即−
席カレー全体に対し0.5%(重量比)使用するのみで
充分に所望の色調を呈することができ、そのためカレー
粉として使用した各種香辛料が有する香辛味を何ら阻害
することなく、それらを充分に引き出すことができ、そ
の結果、スパイシーで本格的な風味のカレーソースを謔
製することが可能となる。
これに対′し、ターメリ)りに含有されるクルクシン色
素によってのみカレーの色付けを行なっていた 従前の
即席カレー製品にあっては、ターメリックの多量使用(
通常即席カレー全体に対し重量比で2〜3%)を余儀な
くされていると共に、湯溶きにより同ターメリックが泥
状化するため、応々にして他の香辛料が有する香辛味を
マスクすることとなり、その結果、スパイシーさを欠く
単調々風味のカレーソースしか得られなかった。
尚、本発明に於けるカラメルとβ−カワチンの即席カレ
ー全体に対する使用量は、他の使用原料あるいは消費者
サイドに於ける調理処方等の違いによって一概に規定し
得ないが、一般的な好適範囲を示せば、カラメル0.5
〜4%(重量比)β−カロチン0.0旧〜0.05%(
重量比)であり、以上の使用量範囲内で本願発明規定の
量比とするのが、風味、色調の両面で最も好ましい。
さらK、本発明にて採択したカラメル及びβ−カロチン
は、クルクミン等他の黄色系色素ニ比し、染色性が極め
て低く、そのため皿や衣服に着いた汚れを簡単に洗い流
せる利点をも有する。
カレーの場合、他の固型食品に比し、こほし易く、又そ
の汚れが目立つので上記利点は極めて有用である。
〔実施例1〕 焙煎機にて40部の油脂を加熱溶融し、これに15部の
小麦粉を加え、加熱焙煎した後、カレー粉(コリアンダ
ー、クミン、唐辛子、黒胡橙、カルダモン、メッチ、ナ
ツメグ、クローズ、3 カシャ、ジンジャ−)15部、
− (、砂糖6部、食塩4部、その他調味料18部、そして
カラメル2.5部とβ−カロチン0.0052部を加え
、80〜90℃で約80分間、攪拌加熱を行ない、然る
後、これを所定の容器に充填し、冷却固化して本発明に
係る固型の即席カレーを得る。
同即席カレーは、その表面上、油脂が部分的に露見して
いるKもかかわらず一切まだら状になっておらず、全体
的に均一で、しかも深みのある色調を呈しておシ、見栄
が大変良がった。
次K、夫々油で炒めた角切り牛肉150部、ジャガイモ
100部、人参50部、玉ネギ150部を充分煮込んだ
後、(加水量850部)、これに前記固型ルーを適宜分
割して加えて湯溶き後、さらに15分程度煮込みを続け
、カレーソースを得る。
得られたカレーソースは、全体的に均一でしかも深みの
ある茶褐色を呈してお9、又これをr[lIK盛った際
もカレー色の拡がりが極めて良好で食欲を大変そそり、
又、その風味に於いてもカレー粉として使用した各種香
辛料の有する香辛味が程よく感じられ大変スパイシーで
専門レストランに於ける本格カレーをはうふっとさせる
優れたものであった。
〔実施例2〕 焙煎機にて40部の油脂を加熱溶融し、とれに15部の
小麦粉を加−え、加熱焙煎した後、カレー粉(ターメリ
ック(1,75部使用〕、コリアンダー、クミン、唐辛
子、黒胡柳、メッチ、ナツメグ、クローズ、カシャ、カ
ルダモン、ジンジャ−)15  部 そしてカラメル2.5部とβ−カロチンo、ooa部を
加え、80−90℃で約30分間攪拌加熱を行ない、然
る後これを所定の容器に充填し、冷却固化して本発明に
係る固型の即席カレーを得ろう得られた即席カレーは、
全体的に均一でしかも深みのある好ましい色調を呈して
おり、見栄の良いものであった。
次に夫々油で炒めた角切り牛肉150部、玉ネギ(みじ
ん切りにしたものをきつね色になるまで炒めたもの) ’010 !ηb、ジンジャ−(すり卸し)10部、ガ
ーダ7り(すり卸し)10部、以」二を充分に煮込んだ
後(加水昂850部)、これに前記固型カレーを適宜分
割して加えて湯溶き後さらに10分程度煮込みを続け、
カレーソースと為す。
得られたカレーソースは、高級カレーと呼ぶにふされし
い深みのある茶褐色を呈しておシ、さらにこれを御飯上
に盛った際もその色合が薄れることがなく、全体的にカ
レー色の拡がりが良好で、風味に関しても好ましいスパ
イシーさが感じられ、インスタントカレーとは到底思え
ぬ程、良好なものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 即席カレーを製造するに際し、色素としてカラメルとβ
    −カロチンを1000:1〜20:1の重量比率にて添
    加することを特徴とする即席カレーの製造方法。
JP58031492A 1983-02-25 1983-02-25 即席カレ−の製造方法 Granted JPS59156265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58031492A JPS59156265A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 即席カレ−の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58031492A JPS59156265A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 即席カレ−の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59156265A true JPS59156265A (ja) 1984-09-05
JPH0327B2 JPH0327B2 (ja) 1991-01-07

Family

ID=12332747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58031492A Granted JPS59156265A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 即席カレ−の製造方法

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JP (1) JPS59156265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215620A (en) * 1989-09-19 1993-06-01 Shin-Etsu Handotai Co. Ltd. Method for pulling a silicon single crystal by imposing a periodic rotation rate on a constant rotation rate
US5593498A (en) * 1995-06-09 1997-01-14 Memc Electronic Materials, Inc. Apparatus for rotating a crucible of a crystal pulling machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215620A (en) * 1989-09-19 1993-06-01 Shin-Etsu Handotai Co. Ltd. Method for pulling a silicon single crystal by imposing a periodic rotation rate on a constant rotation rate
US5593498A (en) * 1995-06-09 1997-01-14 Memc Electronic Materials, Inc. Apparatus for rotating a crucible of a crystal pulling machine
US5766341A (en) * 1995-06-09 1998-06-16 Memc Electric Materials, Inc. Method for rotating a crucible of a crystal pulling machine

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Publication number Publication date
JPH0327B2 (ja) 1991-01-07

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