JPS5915589A - 機械木材パルプの二段階化学処理方法と機械リフアイナ−木材パルプ - Google Patents

機械木材パルプの二段階化学処理方法と機械リフアイナ−木材パルプ

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JPS5915589A
JPS5915589A JP58100106A JP10010683A JPS5915589A JP S5915589 A JPS5915589 A JP S5915589A JP 58100106 A JP58100106 A JP 58100106A JP 10010683 A JP10010683 A JP 10010683A JP S5915589 A JPS5915589 A JP S5915589A
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pulp
long fiber
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JP58100106A
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English (en)
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デビツド・モルソン・マツキ−
ピ−タ−・ジヨイス
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MacMillan Bloedel Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/02Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means
    • D21B1/021Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means by chemical means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C3/00Pulping cellulose-containing materials
    • D21C3/22Other features of pulping processes
    • D21C3/26Multistage processes
    • D21C3/266Multistage processes the same pulping agent being used in all stages

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械的処理によって作られる木材/ NOルプ
に関する。本発明は、より具体的には機械的処理によっ
て作られた木材パルプの密度、強度及O・白色度特性を
向.トさせるための二段階式化学的処理プロセスに関す
る。
木材パルプには、木材を機械的に砕いて・1裁誰状に形
成した機械パルプと、木片を化学的処理によって分解し
た化学パルプの基本的な2種類が存在する。機械パルプ
は収率か商く化学パルプよりも製造コストは安いが、化
学パルプは品質面ですくれている。これまでは機械パル
プ(こ一定量の化学パルプを混合させたものを新聞印刷
用完成紙料として供給することに?a5 Inしていた
ディスクj1とりファイナ−を用いて4嫂械パルプを製
1itf’Ij〜るには、木イ・」チップ・切り刻んた
木材チップ・i、; /J)<ず等の水利粒子を、一対
もしく+Jそれ1゛ノ置、から構成された反対方向に回
転するディスク間((二、送り込み、このよう(ζして
木材粒子を砕き繊4:if(状に形成している。ディス
ク形リファイナーがオープン排出式、即ち、大気中に曝
されている場合、その製品は[リファイナー機械パルプ
J(R」・〕TP ) (!:+小される。
もしリファイナーに圧力が加えられ、] O00C以1
,0)温度にて精砕プロセスか行なわれる場合、その製
品は1ザーモメカニカルパルプJ(TMP)と称される
。木冗明はRMP 、TMPの両方に適用することか出
来る。本明細書中に於てこれらのパルプは集合的にリフ
ァイナーパルプ或は機械リファイナー木材パルプと記載
している。
リファイナーパルプは化学パルプと比較して、密1す、
白色度、水l、、IJれ率そして強度において不充分で
ある。史lこ、リファイナーパルプは化学パルプに比べ
て結束繊維束や繊維組織の管束を高レベルに含んでいる
。リファイナーパルプのこれらの性質を改善することか
長年の課題であった。もしりファイナ−パルプか、化学
パルプを加えなくてもよい様に改良されれば、新聞印刷
用完成紙料は単一成分のパルプから作られること(こな
る。つまり新聞印刷用完成紙料は]、 OO% IJフ
ァイナ−パルプから作られ、他のパルプを混合しlS<
でもよいことになる。
密度(density)は新聞印刷用イ」いこおいて竹
に重要な性質である。もし祁、の密1随か低けれは1羽
立ちゃ曲の印刷」二の問題か発生する。史に、紙のイ)
度か低いと一定の直径ζこ作られるべきペーパロールに
寸法不足か生しる。このt羽立ち(l in+ ing
)傾向は、ンート中に結束τ&fillI束や繊維組i
’!tkの・1【(東が存在するとひとくなる。
白色度(brightness)も又、新聞印刷用紙に
おいて重要な性質である。今日の化アメリカにおける製
紙工業においては比較的古くて品質の劣る木材き程度に
達していないからである。現在伐採されている木材は、
製品としての紙の白色度に大きく影響するところの腐朽
が多量に含まれる傾向にあり、現在紙の白色度を改善す
る必要か生している。
水切れ率(drainage rate)とは製紙機械
のパルプスラリーから水を取り去ることめできる容易さ
をいう。水切れ率は製紙機械の運転速度を決めるもので
あって、水1uJれ時間、或はより一般的にはろ水H9
1(f reeness )で表わされる。パルプのろ
水度と、紙ソートの密度と強度とは逆の関係にある。
リファイナー処理をfHこ進めること(こよって密度と
強度は尚まり、一方繊維のフィブリル化と小さな繊維断
片或は微片の生成によってろ水度は低下する。勅紙機械
を効率よく運転するためにはこのろ水度を一疋しベル以
」二に維持しなければならない。これはパルプに加えら
れるリファイナー処理のエネルギー酸を拘束し、更には
密度と強度が改善されるのを抑えることになる。リファ
イナーパルプの性質が軽い化学的処理、1例えば亜硫酸
ナトリウムを用いた処理によって改善されうろことは知
られている。この種のパルプは一般的に「化学機械54
ルプ」と呼はれている。リファイナー処理する前ζこ木
材チップを亜硫酸ナトリウムで処理することは、アメリ
カ特許第4.11.6,758号と第4.259,14
8号に開示されており、一方リファイナー処理されたパ
ルプの亜硫酸すl−IJウム処理についてはカナダ特許
第1,071,805号(こl+FJ示されている。
マツキー氏とソヤソクソノ氏とによる1981年6月1
0日出1幀の同1侍継続出1頭第272.29]号ζこ
於て、亜硫酸すl−IJウムを用いて機械パルプの長繊
維残存分級物を処理する方法か開示されている。この長
繊維残存分級物を処理することによって結束繊維束の数
は減少し、残留する結束繊維についても残存物のりファ
イナ−処理工程において特に粉砕されやすくなるのであ
る。この様に、長繊維を処理することは又、長繊維分級
物をリファイナー処理する上でエネルギーの削減に寄与
し、又機械パルプの引張り強度を向」ニさせることにも
なる。
[長繊維分級物(long fiber fracti
on ) Jという用語は一般的には、Bauer −
MCNe t tの分級に基つき48メツンユのスクリ
ーンに残件するパルプの分級物を示しており、これは従
来から使用されている用語である。この長繊維分級物に
は48メツシユよりも粗いスクリーンに残存する分級物
も全て含まれる。
亜硫酸ナトリウム処理によってリファイナー/fルブの
特性は改善するか、少なくともその一部は亜硫)・1ψ
塩と木材リグニンとの化学反応によるもので、これは一
定レベルのスルホン酸塩か木材繊維と結合し繊維の可撓
性と結合力が増すためであると一般的には考えられてい
る。
更に、−次リファイナー処理を行なう前に木材チップ等
に、−次リファイナー処理の後に7NOルプ或はパルプ
の分級物に、亜硫酸ナトリウム処理を行なうことかでき
ることは従来技術から理解される。
しかしなから、木材チップを亜硫酸塩番こよって前処理
することと、その後にリファイナー処理されたパルプの
全部あるいは一部を亜硫酸塩によって後処理することを
組み合せることか具体的にとんな効果をもたらすかとい
うことについてどこにも開示されていない。木材チップ
或は他の原材料かすでに亜硫酸す) IJウムて処理さ
れておれは、再O・同じ化学薬品でパルプを処理するこ
とにもはや殆んど利点はないたろうと考えるのは実際も
っともなことである。
本発明者は一次すファイナー処理+iiJ +こ亜硫酸
ナトリウムで木材粒子をiiJ処理し、その後、亜硫酸
すトリウムを用いてパルプ中の長繊維分級物を後処理す
るという二段階処理か幾つかの重要な利点をもたらすと
いう驚くべき事実を見出した。亜硫酸塩の前処理によっ
て最初にリファイナー処理されたパルプ中の長繊維分級
物か増加し、強度の向上を助長する。しかし、最初にリ
ファイナー処理されたパルプ中の長繊維分級物は通過分
級物及O・微細分級物に比べてスルホン酸塩の含有か少
ないため、更に長繊維分級物について亜硫酸ナトリウム
処理することによって分級物のスルホン酸塩の含有(計
を増加させるのである。
一部リファイナー処理する前に木材粒子を亜硫酸ナトリ
ウム処理することによって或はリファイナー処理欧に長
繊維分級物を亜硫酸ナトリウム処理すること(こよって
紙シートの密度を大きくすることは知られている。しか
し、本発明の二段階処理のことく、2つの処理を組み合
せることによって、紙ソートの密度はこの2つの処理が
別々(こ行われることによって得られるであろう増大の
程度よりはるかに人きいことは呟くへきことである。
二段階処理によってパルプの白色度は改善される。その
IZ1パルプはヒドロ亜硫酸ナトリウム或は過酸化水素
のような白色化試剤を用いた後処理によって白色度を史
に増すこともてきる。
パルプは、この二段階処理lこよって、木材粒子の乾き
屯はベースにて90%以」二の収率て製造することがで
き、このように製造されたパルプは化学パルプを加える
ことなく、良質の新聞印刷用完成紙料を晶供すLo 、J−一段階でr゛巨られる長繊維分級物と、第二段階
において長繊維物に付与される1iJ撓性の度合は化学
処理条件とりファイニンク処理条件を調整することによ
り任意に変えることかできる。通過分、吸物と長繊維分
級物の比率を変えるため(こスクリーン条件を変えるこ
とも出来る。これは+iiJ記のスクリーンか一長繊維
分級物を定義する−1−で完全な分級手段ではないから
である。長繊維分級物には常(こより微細な繊維が存在
するであろう。
更に、長繊維分級物と通過分級籾とをT9i定の251
1合で混合し、l!IT望する特性を(+ii+えた新
1j1]印刷用完成紙料を製造することもてきる。これ
は化学パルプを加えることなく、様々なグレートの新聞
印刷用紙を製造することのできる新規で、強力でしかも
ユニークな手段を提供するものである。
木材粒子を亜硫酸す) IJウムて前処理し、その後、
長繊維分級物を亜硫酸ナトリウムで処理することによっ
て強度は改善されるが、ろ水産或は水切れ率の低下は実
質上、−切生しない。従って亜硫酸ナトリウム処理をし
ないでず’4られる強度と略同じ強度のパルプをより少
ないリファイナー処理、1ネルギーで製造することがで
きる。更にそのようなパルプは実質的により高いろ水産
を備えているため、製紙機械を効率良く運転する上で好
ましいことである。リファイナー処理エネルギーの入力
を小さくして推硫酸塩処理を行ない、長繊維分級物の比
率を高めたパルプを作ることもできる。
「新聞印刷用完成紙料」という用語は、新聞印刷用紙製
造用のペーパーミルに送りこまれるパルプの混合物を表
わしている。新聞印刷用完成紙料は、毎分2000フイ
ート(609,6m)以上、より具体的には毎分300
0乃至4000フイート(914,4m乃至1219.
2m)の範囲内の運転速度で製紙機械を効率良<1妬速
運転することのできる水切り特性と同時に、産業上必要
とされる紙シートの密度、不透明度及び印刷適性特性を
備えている。新曲印刷用完成紙料は木材の種類に応じて
異デjり又ペーパミルに求められる要件に応じて変わる
。坪量48.85’/dの製品紙のシート厚さはおよそ
78乃至81ミクロンの範囲が望ましく、パルプTAP
PIのハンドシートの密度はおよそ0.375乃至0.
42P/cdの範囲にあるのが望ましい。
本発明は、機械リファイナー木材パルプの特性を改善す
る方法を提供するものであって、PHが約4.5乃至1
1の範囲内にあって、木材の絶乾重量ベースで約1%乃
至10%の範囲内の亜硫改すトリウムの水溶液を木材粒
子に加え、亜硫酸ナトリウム処理された木材粒子を約1
00乃至160℃の温度範囲に加熱し且つ約20秒乃至
10分間その温度範囲でその木材粒子を保持し、加熱さ
れた亜硫酸ナトリウム処理木材粒子を機械的に木材パル
プにリファイナー処理し、パルプを長繊維分級物と通過
分級物とに分離し、長繊維分級物には結束繊維と長繊維
材料を高い比率で含んでおり、pHが約4.5乃至11
の範囲内にあって木材の伯乾重量ベースで約4%乃至5
0%の範囲内の亜硫酸ナトリウムの水溶液を長繊維分級
物に加え、亜硫酸ナトリウム処理された長繊維分級物を
約100乃至160℃の温度範囲で約2乃至120分間
蒸解し、蒸解され亜硫酸すl−IJウム処理された長繊
維分級物をリファイナー処理し、リファイナー処理され
た長繊維分級物の少なくとも一部と通過分級物の少なく
とも一部を再結合する工程から構成されている。
本発明は、機械的リファイナー木材パルプの特性を改善
する方法を提供するものであって、望ましい実施例にお
いて、 木材の絶乾重量ベースでおよそ3幅乃至7%の範囲内の
亜硫酸すl−IJウム水溶液を木材粒子に加え、該水溶
液のpHはおよそ5,5乃至9.5の範囲に調製してお
り、 およそ115°乃至155℃の温度範囲で亜硫酸ナトリ
ウム処理された木材粒子を加熱し、およそ2乃至4分間
、その温度範囲で木材粒子を保持し、加熱され亜硫酸す
) IJウム処理された木材粒子を機械的木材パルプに
リファイナー処理し、+jiJ記パルプを長繊維分級物
と通過分級物に分離し、長繊維分級物には結束繊維と長
繊維材料を高い割合で含有させており、 木材の絶乾tlt晴ベースでおよそ8%乃至18%の範
囲の亜硫酸ナトリウムの水溶液を長繊維分級物に加え、
該水溶液のpHはおよそ55乃至95の範囲(こ調製し
ており、 およそ130°乃至155℃の温度範囲でおよそ2〜3
0分間亜硫酸すl−IJウム処理された長繊維分級物を
蒸解し、 蒸解され亜硫酸すl−IJウム処理された長繊維分級物
をリファイナー処理し、 リファイナー処理された長繊維分級物の少なくとも一部
と通過分級物の少なくとも一部を再結合する、 工程から構成されている。
木材粒子には木材チップ、寸断された木材チ、。
プ、削りくず、おがくず等が含まれる。望ましい実施例
において、木材粒子はおよそ25%乃至60%の範囲の
水分を含んでいる。一実施例に於て、先ずスクリュープ
レスを用いて木材粒子を圧搾し木材粒子の水分を望まし
くは約25fD乃至50%の範囲内まで減少させ、その
後亜硫酸す) IJウムの水溶液を加えている。
1つの実施例では、長繊維分級物は機械的リファイナー
木材パルプ全体の重量のおよそ10%乃至65%、望ま
しくは約10%乃至35%を占めている。もう1つの実
施例に於て、亜硫酸ナトリウムで処理された後でリファ
イナー処理される前の木材粒子の収率は、木材粒子の絶
乾重量ベースでおよそ91%以上であってミ機械的リフ
ァイナー木材パルプの全体での収率は木材粒子の絶乾重
量ベースでおよそ90%以上である。
もう1つの実施例に於て、十分な亜硫酸ナトリウム水溶
液を木材粒子に加えるには、水/木材の比がおよそ1/
1から3/1、好ましくは2/1から3/1の範囲であ
る。長繊維分級物のパルプはコンシスチンシー(con
sistency )は亜硫酸ナトリウムの水溶液を加
える前でおよそ10%〜50%の範囲であるのが好まし
い。
更にもう1つの実施例に於て、3%以上の亜硫酸ナトリ
ウムを木材粒子に加えることによってリファイナー木材
パルプを製造する工程にあっては史に、パルプの製紙工
程前にヒドロ亜硫酸ナトリウムを再結合した機械リファ
イナー木材パルプに加えることも出来る。この様にして
製造されたペーパは白色度特性が高められている。
本発明の方法の工程において、木材チップ、切り刻んだ
木材チップ、削りくず、おがくず等の木材粒子は亜硫酸
すl−IJウム溶液によって前処理される。亜硫酸ナト
リウムの水溶液を木材粒子に加えるには、スプレーした
り或は木材粒子を水溶液中に浸漬するのが望ましい。水
溶液の濃度は、木材粒子に加えられる亜硫酸ナトリウム
量が木材の絶乾重量ベースでおよそ1%乃至10%の範
囲となる様にする。好ましい範囲はおよそ3%乃至7%
である。この溶液の濃度は木材粒子上に析出する亜硫酸
ナトリウムの量を考慮に入れて決定される。木材粒子と
して切り刻んだ木材チップ、削りくず、おがくず等の何
れも使用することができるけれども、木材チップの場合
が多い。亜硫酸ナトリウム溶液のpHはおよそ4.5乃
至11、好ましくはおよそ5.5乃至9.5の範囲内に
あって、亜硫酸ナトリウム溶液を加えた後の液体/木材
の比はおよそ1/1から3/1、好ましくはおよそ2/
1から3/1の範囲内である。前処理後の木材粒子の収
率は木材粒子の絶乾重量ベースで望ましくは91%以上
であるべきである。
本発明はまた機械リファイナー木材パルプの長繊維分級
物を提供するものであって、該分級物は加熱され卯硫酸
すl−IJウム処理された木材粒子を木材パルプにリフ
ァイナー処理し、木材パルプと長繊維分級物を分離し、
長繊維分級物を第2の亜硫酸ナトリウム処理にて蒸解し
、TAPPIハンドシートの特性でおよそ100乃至3
00m1の範囲のろ水産、およそ04乃至0.555i
’/cdの範囲の密度およそ32乃至4.65’/dの
範囲の比破裂強さ、およそ6500〜78007FLの
裂断長、およそ4〜14 mNtre/’iの比31裂
強さを備えた長繊維分級物にリファイナー処理する工程
から作られる。
望ましい実施例に於て、長繊維分級物は木材パルプのお
よそ10〜65%を占めている。本発明は又、化学パル
プを加えることなく、新聞印刷用完成紙、1斗として使
用するのに適当な機械的リファイナー木材パルプを提供
するものであって、該パルプは加熱され亜硫酸ナトリウ
ム処理木材粒子をリファイナー処理して木材パルプを形
成し、木材パルプを長繊維分級物と通過分級物に分離し
、第2の亜硫酸ナトリウムで長繊維分級物を蒸解し、こ
の長繊維分級物を更にリファイナー処理し、所定の特性
を備える新聞印刷用完成紙料を製造するために前記の更
にリファイナー処理された長繊維分級物を所定の比率で
結合する、工程によって作られ3る。
なお、どの実施例においても新聞印刷用完成紙料の収率
は木材粒子の絶乾重量ベースでおよそ90%以上である
。通過分級物のろ水産はおよそ65〜130−の範囲内
で新聞印刷用完成紙料を製造するために長繊維分級物と
結合させる通過分級物の量は結合パルプの重さの約50
%〜85%の範囲である。本発明の新聞印刷用完成紙料
から作られたTAPPIハンドシートではおよそ0.3
75〜042iF/aiの範囲にあるのが望ましい。
亜硫酸ナトリウム溶液を加える直前の木材チップの水分
含有量は25%〜60%の範囲にあるのか好ましい。水
分1)nmが多りれは、木材粒子が吸収することの(=
きる液体のlT′tは少なくなるためよ1)商い濃度の
用剪流酸ナトリウム溶液が必要となる。スプレー(こよ
る場合は木材粒子−jこ加えられる全ての亜硫酸ナトリ
ウノ・溶液を木材表面に残しておくのか望ましい。
1臣硫酸す) IJウム溶液を加えた後、チップを蒸気
管の中、或は蒸解がまのような圧力容器の中でおよそ1
00°〜160°C好ましくは1 ]、 !5′l)〜
155゛CのrNA Ji itu囲で加熱する。蒸気
管の場合、通常木材チップをおよそ20秒から4分間、
管の中に入れその温度軸回て1呆持する。蒸解かま或は
曲のクイブの圧力容器を用いる場合、木材チップがその
温度・叱囲で保持される時間は通常、およそ1〜10分
のオークである。
木材粒J″−か多くの水分を含んでいれは、press
af 1nerスクリユープレスの如きプL/ス機械て
元ず木材粒子を圧搾し、木材粒子から空気や、杏1”4
酸及0着色抽出物のような有機物質と共に水分を絞り取
ることができる。これ(こよって木材粒子の水分は一般
的におよそ25%〜、50%の軸回となる。チップはプ
レス機械を出ると直く、1亀硫酸ナトリウム溶液が吹き
つけられるが或Ii、 ’J 6Ai: 酸ナトリウム
溶液に浸され、次にスクリューコア /< ’7によっ
て蒸気管、蒸解かま等(こ送られる。プレス機械によっ
て圧搾された後は木材fbr−はスポノ/の様な作用を
して液体を吸収するため、〔ff(硫酸ナトリウムでス
プレーした後の製品(4,65〜70%もの水分を含む
ことになる。水分がこれより一]くなると、蒸解及U 
IJファイナ−処理工程で問題をおこす。木材パルプを
調製するにはおがくずか一般的に用いられるか、おかく
すには長)截准が少ないためチップや切り刻んたチップ
を使用する場合のような良質の製品は得られない。
本明細書1こおいては亜硫酸すトリウムl二:ま亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸ナトリウムと亜硫酸水素ナトリウム
との混合物或は亜硫酸水素ナトリウム−1)含まれる。
亜硫酸塩の亜硫酸水素塩に対する割片は溶液のPH+こ
依存する。pH4,5では亜硫酸水素ナトリウムか10
0%存在する。このpHJdドては溶液は遊離二酸化硫
黄を発生する傾向にあり、環境問題をひきおこす。
史に又、pH値か低いと腐食の問題があり、このため、
p 1.(5,5以ドでは処理をしないのが望ましいo
pH9,5ては!Jlj I1m酸ナトリウムが100
%となる。pH9,5以北ではパルプの白色度と収率は
低ドし1.F(か11を超えると低ドはひどくなる。従
って、軟質不利チップを用いて処理する場合1.Hのお
よその上限値は1]とする。
篩面は残存分級物を亜硫酸ナトリウムで処理した1麦、
パルプの残存分級物と結合し、スルホン酸塩の形で存在
すると考えられており、従って、測定された硫黄含有パ
ーセントに25をかけることによってスルポン酸塩の含
有パーセントは計算される。
長繊維を分離するにはセントリソーク(Centris
orter)の如き圧力式スクリーンを少なくとも1つ
以」−用いることによって都合良く行なうことができる
これらスクリーンは、機械パルプの製造において紙ソー
トに毛羽立ちを生じさせ運転能率を低下させる結束繊維
束或は繊維束を取り除くの(こ用いられる。パルプはこ
のスクリーンによって長繊維或は残、存1分級物と通過
分級物とに分離される。
長繊維の比率についてはスクリーン中の孔或は溝の大き
さ、スクリーンを通る圧力差、或は又パルプのコンノス
テンノーを変えることによって変更することかできる。
大部分のりファイナ−パルプに於ては、長繊維分級物は
パルプ全体の重けの10%乃至35%を占めている。然
し乍ら、本発明にあっては長繊維のことを48メツツユ
のスクリーンで残存する部分と疋義しており、これは又
スクリーン条件を変えること(こよってパルプ全体の約
65%まで増やすことかできる。この場合、長繊維分級
物のおそら< 10%くらいはスフl)−ンサイズより
も小さく、それらは長繊維分級物と共に存在すること(
こなる。
リファイナー処理前に木材粒子に[JIJ処理を行なう
ことによってパルプ中の長繊維分級物の比率を高めるこ
とについては既に知られている。長繊維は更に亜硫酸塩
処理を行なうことによって町撓性が四ト、シ、実質的(
こソー1−強度を高めるものであるため、この目i1処
理は潜在的に重要な特性を有した玉A呈である。
木材粒子の亜硫酸す) IJウム処理において、亜硫酸
塩は木材中の繊維要素全て◆こ対して同程度に作用する
ものでないということは知られている。
具体的には、パルプ収率が91%以」二に調節されてい
る条件(こおいては長繊維材料は短繊維材料よりもスル
ホン化される程度が小さいことが知られている。木材の
種類の大部分は、長繊維分級物中の長繊維のスルホン酸
塩成分か亜硫酸すl−IJウムて前処理したりファイナ
−tsoルプのスルホン酸塩成分の約(誓である。長繊
維分級物中の長繊維について続いて亜硫酸塩処理するこ
とによって長繊維中のスルホン酸塩成分は増加する。
1j15処理工程と後処理工程に於て、とQ)程度亜硫
酸塩処理を行なうかは重要である。本発明で規定される
よりもPHを高め、蒸解時間を長くし、温度を商くする
等の川にきびしい亜硫酸塩処理を行なうことによって強
度特性は改善され、ノfルブ密低ドする等の望ましくな
い結果か生じる。
木材粒子の亜硫酸ナトリウム処理とりファイナ−処理の
エネルギー条件を変化させることによって、長繊維分級
物の重量をパルプ全体重置の約10%乃至15%の範囲
内に変えることが出来る。長繊維分級物がパルプの65
%を占める場合、最終製品のノート密度や厚さか大きく
改善され、全体のエネルギー使用量も少なくてすむか化
学剤はより多く必要となる。
長繊維分級物の後処理に於て、分級物は先ずプレスを通
過して水分を少なくせられ、次に亜硫酸す) IJウム
の水溶液が長繊維分級物(こ加えられる。
パルプ番こ加えられる亜硫酸ナトリウムは約4%乃至5
0%の範囲内てあって望ましくは8%乃至18%でアル
。パルプのコンメステンノーは約10%乃至50%か望
ましく、亜硫酸ナトリウム水溶液のpHは約45乃、至
11の範囲内、望ましくは約585乃至95の範囲内で
ある。望ま(7い実施例に於て、亜硫酸す) IJウム
処理された長繊維分級物は蒸解かまの中で約130°乃
至150℃の温度範囲にて約2乃至30分間蒸解される
。然し乍ら、温度範囲は100乃至160℃、保持時間
は2乃至120分間であれば問題ない。
蒸解後、亜硫酸ナトリウム処理された長繊維分級物はプ
レスを通過して液体含有量かドげられ、次に残イr−分
級物用リファイナー1一般的にはディスク型リファイナ
ー中で精砕される。所定のろ水度或は強度を得るために
このリファイニング工程で必要とするエネルギー量は亜
硫酸ナトリウム処理をしていない長繊維分級物に要する
エネルギーより少なくてすむか、これは亜硫酸ナトリウ
ム処理された長5繊維分級物はより高い可撓性を備える
からである。リファイナー処理された長繊維分級物はス
クリーンにかけられ、分級物の重量の約10%は残存し
、蒸解がまを出ていく分級物に戻され循環処理すること
かできる。
長繊維分級物パルプはパルプ貯蔵タンクに送られ、通過
分級物パルプは分離式貯蔵タンクに貯えられる。特定の
製紙機械に対しては新聞印刷用紙として要求される特性
及O−製紙ミルの作業条件(こ応じて通過分級物と長繊
維分級物を所定の比率に組合せた新聞印刷用完成紙料を
調製することかできる。例えは、1台のミルに2台の機
械を配備し、通過分級物と長繊維分級物の比率を変えた
完成紙料を供給すること(こよって全ての分級物を使い
尽くすことも出来る。もし長繊維分級物を充分に利用で
きない場合には化学パルプを少量加えることによって少
なくとも1台以上の機械を稼働させることが出来る。長
繊維分級物と結合する通過分級物の重量は古結合したパ
ルプの重量の約50%乃至75%の範囲内にあることか
望ましい。
新聞印刷用通過分級物のろ水度の代表的数値は約65乃
至1.30 mi! Csfである。化学処理及O・リ
ファイナー処理後における長繊維分級物は、最大約1%
の破片(debris)レベルで約100乃至300m
1C8fの範囲内(こあることか望ましい。長繊維分級
物から作らねたTAPPIハンドンートの特性は、密度
が約04乃至0.559/C,i、比破裂強さが約32
乃至46 、kPa −i/ 9、破裂長さか約6.5
00乃至7800y+t、比引裂強さが約8乃至14m
N・フf/9の1.ij囲曲内ある。
TAPPIハンドシ、−トの密度は実際にペーパミルで
製造される紙ソートの密度よりも小さい。ハンドシート
の密度は代表的な標準器を用いて測定しても微小な変動
は生じるが、新聞印刷用完成紙料として製紙機械の仕様
には適合するものである。
出来上り紙シートの厚さは厚さ仕様と呼ばれる重要な特
性であるが、ハンドシートの密度に変動があっても望ま
しい朝曲内に厚さを維持することができる。然し乍ら、
密度の数値が製紙機械の設定範囲から外れると厚さは仕
様に適合することが出来なくなる。厚さを仕様に適合さ
せようとするとソート強度か低ドする等の問題が生じる
通過分級物と長繊維分級物を全て用いると再結合された
パルプの全収率は木材粒子の絶乾重量で90%をド回ら
ない。1つの実施例に於て、再結合されたパルプのスル
ホン酸塩含有量は約0.6%以」二であり、申ましくは
パルプの絶乾重量ベースで約0.8%以上である。スル
ホン酸塩含有量の望ましい下限値はある程度までパルプ
化される木材の種類に応じて決められる。上記スルホン
酸塩含有量は化アメリカの西海岸産のベイツガ(hen
lo ck )%バルサムモミ(balsam fir
)に適用されるものである。
スルホン酸塩処理された長繊維分級物の特性は通過分級
物の特性を補うものである。即ち、長繊維分級物は大き
い密度、高い強度、高いろ水産を備えており、一方、通
過分級物は不透明度か高く白色度に優れ、印刷適性に優
れているからである。
従って通過分級物と再結合させる長繊維分級物の比率を
変えることによって製品ペー、(のグレードを変更する
ことは可能である。
紙シートの白色度を改善する必要性はしばしば生じるが
、これは製紙4械上て/N6ルプが紙に形成される前に
白色剤を加えればよい。二段階式の亜硫酸塩処理工程そ
のものによって7 X6ルプの白色度は実質的に高めら
れるが、この白色度が高められたパルプをヒドロ亜硫酸
すl−IJウム又は過酸化水素等の試剤で処理すること
によって白色度は更に高められる。本発明の再結合パル
プにヒドロ亜硫酸ナトリウム処理することによって、処
理をしないリファイナーパルプと略同じ白色度を得られ
ることは知られている。
実施例1 約50%の水分を含む軟質チ・ンプを蒸気管中(ごて1
30℃、約2分間処理し、次に圧力式ディスクリファイ
ナ−で精砕した後オープン排出式ディスク型リファイナ
ーにて精砕スる。
実施例2 約50%の水分を含む軟材チ・ンプをプレス機に通し、
通過後、pH6の亜硫酸ナトリウムでスプレーして木材
に5%の亜硫酸ナトリウムを加える。
処理後の木材チップは130℃の蒸気管中(ごて2分間
蒸熱し、次に圧力式ディスクリファイナ−で精砕17だ
後、オープン排出式ディスク型リファイナーにて精砕す
る。
実施例3 約50%の水分を含む軟材チ・ノブをプレス機(こ通し
、該プレス機を通過後、pI(6の亜硫酸ナトリウムで
スプレーして木材に5%の亜硫酸すl−IJウムを加え
る。処理後の木材チップは130℃の蒸気管中で2分間
蒸熱し、次に圧力式ディスク型リファイナーで精砕した
後、オープン排出式ディスク型リファイナーにて精砕す
る。得られたパルプはセントリソータ式スクリーンによ
って15d/。
の長繊維分級物がふるい分けられる。長繊維分級物は更
に精砕し、スクリーンを通過した分級物と再結合させる
実施例4 約50fOの水分を含む軟材チップをプレス機に通し、
該プレス機を通過後、pH5の亜硫酸ナトリウムでスプ
レーして木材に5%の亜硫酸ナトリウムを加える。処理
後の木材チップは130℃の蒸気管中で2分間蒸熱し、
次に圧力式ディスク型リファイナーで精砕した後オープ
ン排出式ディスク型リファイナーにて精砕する。得られ
たパルプはセントリソータ式スクリーンによって15%
の長、繊維分級物がふるい分けられる。長繊維分級物は
史にpH9,5の亜硫酸ナトリウムを用いてスプレー処
理することによりで、12%の亜硫酸ナトリウムが長繊
維分級物に加えられ番る。長繊維分級物は次に145℃
で20分間蒸解する。長繊維分級物は史にリファイナー
処理してスクリーンを通過した分級物と再結合させる。
実施例1乃至4イこ・基づいて生成したパルプから作ら
れたTAPPIハンドシートの特性を第1表に示す。
(以ド余白) 第工表 第1表の結果に示される様に、実施例2と4の亜硫酸ナ
トリウム処理されたパルプはカナダ標準法に基づくろ水
度(Csf)で約160m1までリファイナー処理され
ている。このレベルのろ水度に於ては、1ffj硫酸す
) IJウム処理されたパルプは(sfが99 meで
ある実施例Jの代表的な市販リファイナーパルプと略同
じ強度特性を備えている。亜硫酸塩処理したどのパルプ
も白色度とろ水度に於ては同じ強度をもつ代表的な市販
リファイナーパルプよりも優れている。
第1表に示す実施例に於て、長繊維分級物はパルプ全体
の15%を占めている。通過分級物は特ニg 度が低い
。TAPPIハンドシートの密度は完成紙料成分の代数
総和、即ちシート密度=通過分級物の%X通過分級物密
度十長繊維分級物の%×長繊維分級物密度で与えられる
ため、通過分級物の密度が仕上りシート密度に大きな影
響を与える。
(以下余白) 第  ■  表 第11表は市販リファイナーパルプと本発明の結合パル
プについてより特徴的な密度比較したものを示している
実施例5 約52%の水分を含む軟材チップを130℃の蒸気管中
にて2分間処理し、次に圧カ式ディスクスク△リファイ
ナーにて精砕する。得られたパルプハフ  )’e (
Hoope r ) 式圧カスクリーンによっテ40%
の長繊維分級物をふるい分けし、長繊維分級物は次にC
5fが100乃至200 mlO軸囲内曲内々のろ水産
までリファイナー処理する。
実施例6 約52%の水分を含む軟材チップをプレス機械に通し、
該プレス機械を通過後、pHが約11の亜硫酸ナトリウ
ム溶液中に浸漬して木材に7.8%亜硫酸ナトリウムを
加える。処理後の木材チップは130℃の蒸気管中にて
2分間蒸熱し、圧力式ティスフリファイナーで精砕した
後オープン排出式ティスフ型リファイナーにて精砕する
。得られタハルフハフーパ式圧カスクリーンによっテ3
2%の長繊維分級物にふるい分ける。長繊維分級物は残
存分級物用リファイナーの中てCsfが100乃至20
0 mlの範囲内の種々のろ水産まで更にリファイナー
処理する。
実施例7 約52%の水分を含む軟材チップを130℃の蒸気管中
(こて2分間処理し、圧力式ティスフリファイナーで精
砕した後オープン排出式リファイナーにて精砕する。得
られたパルプはフーパ式圧カスクリーンによってふるい
分けられ1、長繊維分級物40%を生せしめる。長繊維
分級物はPH9,5の亜硫酸ナトリウム溶液でスプレー
処理され、12%亜硫酸ナトリウムか長繊維分級物に加
えられる。
長繊維分級物は145℃にて20分間蒸解し、残存分級
物用リファイナーの中てcsf]−00乃至200 m
lの範囲内のろ水産(こリファイナー処理する。
実施例8 約52%の水分を含む軟材チップをプレス機械に通し、
該プレス1幾械を通過後、pHが約11の亜硫酸ナトリ
ウム溶液中に浸漬して木材に7.8%即硫酸す) IJ
ウムを加える。処理後の木材チップは130℃の蒸気管
中で2分間蒸熱し、圧力式ディスクリファイナ−で精砕
した後、オープン排出式リファイナーにて精砕する。得
られたパルプはフーパ式圧カスクリーンによってふるい
分けられ、長繊維分級物32%を生せしめる。長繊維分
級物はpH9,5の亜硫酸ナトリウム溶液で更に処理さ
れ、12%2%亜硫酸ナトリウム繊維分級物に加えられ
る。長繊維分級物は145℃にて20分間蒸解し、残存
分級物用リファイナーの中でC3f100乃至200 
mlの範囲内のろ水産にリファイナー処理する。
ソート密度に対する処理の効果を調べるためにペーパハ
ンドシートをTAPPI試験歩T2Q5om−81に基
つき実施例5乃至8の長繊維分級物から調製した。ハン
ドシートはTAPPIスタンダードT220 O8−7
1に基ついて試験した。シート密度への影響を調べるた
めに長繊維分級物を選択しているが、それは長繊維分級
物に含まれる長繊維がりファイナ−パルプの密度を低く
する第1の原因であることか知られており、史に長繊維
分級物だけを用いると一定のろ水産に於けるパルプ間の
シート密度を極く簡単に比較できるためてもある。
第■表に試験結果か示されており、C5fろ水産1.0
0,150及iJ’ 200 mlに対する様々なペー
パシート密度が示されている。第1II表に於て、括弧
内の数字は実施例5の化学処理しない残存分級物の密度
に対して増加したソート4度の割合(%)を示している
。チップ(実施例6)の亜硫酸塩前処理によって約6%
密度か増加し、長繊維分級物(実施例7)の亜硫酸塩後
処理によって約14%密度が増加しているのかわかる。
然し乍ら、実施例8に示される様に前処理と1歩処理を
組合せることによって密度の増加は約27%にもなり、
これは別個に処理して得られる密度の合計増加量よりも
実質的に高いことになる。
第1II表 実施例9 ヒドロ中宅硫酸ナトリウムがりファイナ−パルプの白色
度に及はず効果を調べるために、木材チップに加えられ
る1拒硫酸すl−IJウムの割合を種々変えてil、4
1 ’IMしたりファイナ−パルプについて試験を行な
った。軟材チップは何れも溶液のPHが6の3%亜硫酸
ナトリウムと7%亜硫酸ナトリウムで処 j!I!  
L  プこ 。
処理後のチップは135℃に加熱し、その温度で2分間
保持し、次に圧力式ティスフリファイナーで精砕した。
得られたパルプは1%ヒドロ1止硫酸ナトリウムを用い
パルプコン/ステシソ−4%で50℃、60分間処理し
た。結果については、木材チップを亜硫酸塩処理しない
リファイナーパルプに対するテークと併せて第17表に
示す。
試験結果より、ヒドロ亜硫酸すトリウム処理(こよって
白色度は約6%向J−するの力均忍められる。
これは木材チップに対する最初の亜硫酸塩処理1こよっ
て得られる白色度とは関係なく向上する。木材チップに
7%亜硫酸ナトリウムをJJuえると白色度は11%向
上し史にヒドロ亜硫酸すl−1)ラム処理することによ
って史に5%向」−する。
(以ド余白) 第17表 実施例 約52%の水分を含む軟材チップをプレス機械に通し、
該プレス機械を通過後、pHが約11の亜硫酸すトリウ
ムの溶液中に浸漬して木材に78%亜硫酸ナトリウムを
加える。処理後のチップは130℃の蒸気管中で2分間
蒸熱し、圧力式ディスクリファイナ−で精砕した後、オ
ープン排出式リファイナーにて精砕する。得られたパル
プはフ〜パ式圧方圧カスクリーンよってふるい分けらl
し、長繊維分級物32%か生じる。長繊維分級物はpH
95の亜硫酸すトリウム溶液てりJにスプレー処理され
、12%亜硫酸ナトリウムか長繊維分級物に加えられる
。長繊維分級物を145°Cにて20分間蒸解し、17
7m1Csfまてリファイナー処理し通過分級物と再結
合させる。再結合したパルプ全体の特性は第V表に示し
ており、代表的p市販の新聞印刷用完成紙料と比較して
いる。なお、市販の新聞印刷用完成紙料は53%の砕木
、25%のTMP及び22%の半さらしクラフト化学繊
維から構成されている。略同じ程度のろ水産の場合、本
発明の2段階工程に基ついて製造されたパルプの密度と
強度特性は市販の完成紙料より優れている。
(以下余白) 第V表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (p  +J械リすァイナー木氷相ルプの特性を改善す
    る方法であって、 木イ・」の絶乾重量ベースにて亜硫酸ナトリウムか約1
    〜10%の・(屯曲内でpHが約45〜11の範囲内の
    <trx硫酸すl−IJウム水溶液を木材粒子に加え、 <JJi I+Af酸ナトジナトリウム処理木材粒子を
    約100〜160℃の温度軸回に加熱し、そのl晶度範
    囲内で約20秒間乃至10分間木材粒子を保持し、 加熱され推硫酸ナトリウム処理された木材粒子“を機械
    氷相バルブにリファイナー処理し、結束繊維束と長繊維
    材料を商い割合で含有する長、り哉糾分吸物と通過分級
    物とにバルブを分離し、 木材の絶乾重量ベースにて亜硫酸す) IJウムが約4
    〜50%の範囲内でpHか約45〜11の範囲内の亜硫
    酸ナトリウムの水溶液を長繊維分級物に加え、 亜硫酸すl−リウム処理されノこ長di +ilG分1
    ′に物を約100〜160°Cの温度軸回にて約2−・
    120分間蒸+Q/I!L、 蒸解さイレ拒硫酸ナトIJウム処理された長繊維分級物
    をリファイナー処理し、 リファイナー処理された長繊維分級物の少なくとも一部
    と通過分級物の少なくとも一部を再結合する、 工程から構成される方法。 ■ 木材粒子に加えられる亜硫酸すl−IJウムの水溶
    液中の亜硫酸ナトリウムは約3〜7%の・(・α曲内で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の方法。 ■ 木材粒Pに加えられる推硫酸ナトリウムの水溶液の
    pHは約55〜95の鴨曲内である特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 ■ 亜硫酸すl−IJウム処理された木材粒子は設ポさ
    れた温度範囲内にて約2〜4分間加熱され、保持される
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 φ)!n! ll4f酸ナトリウム処理された木材粒子
    は約1−15〜155℃の11111度範囲内にて加熱
    される特許請求の範囲第1項に記載の方法。 (0長繊維分級物に加えられる亜硫酸す) IJウムの
    水溶液中の4L硫酸す) IJウムは約8〜18%の・
    ++a囲内曲内る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 ■ 長繊維分級物に加えられる1重硫酸す) IJウム
    の水溶液のpHは約5.5〜9.5の範囲内にある時J
    ′「請求の範囲第1項に記載の方法。 ■ 咥硫酸す) IJウム処理された長繊維分級物の蒸
    解時間は約2〜30分間である特許請求の範囲第1頃に
    記載の方法。 ■ 【1j1硫酸す) IJウム処理された長繊維分級
    物の蒸解温度は約130〜155℃の範囲内である特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 (16,1充分な1llj l++iε酸ナトリウムの
    水溶液を木材粒子に加えて液体/木材の比率を約1/1
    乃至3/1の範囲内にする特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 ■ 機械リファイナー木材パルプの特性を改善する方法
    であって 木材の絶乾重量ベースにて亜硫酸ナトリウムが約3〜7
    %の範囲内でpHが約55〜95の範囲内の亜硫酸す(
    ・リウムの水溶液を木材粒子・に加え、 亜硫酸ナトIJウム処理された木材t菌子を約115〜
    155℃の温度範囲内に加熱し、その温度範囲内【こて
    約2〜4分間保持し、加熱され亜硫酸す) IJウム処
    理された木材粒子を機械木材パルプにリファイナー処理
    し、結束繊維束と長繊維材料を高い割合で含有する長繊
    維分級物と通過分級物とにパルプを分離し、 木材の絶乾重量ベースにて亜硫酸ナトリウムが約8〜1
    8%の範囲内でpHが約5.5〜95の範囲内の亜硫酸
    す) IJウムの水溶液を長繊維分級物に加え、 111(硫酸ナトリ・クム処理された長繊維分級物を約
    130〜155℃の温度範囲内にて約2〜4分間加熱 六・(jゲされilj 1ife 酸すトリウム処理さ
    れた長繊維分級物をリファイナー処理し、 リファイナー処理された長繊維分級物の少なくとも一部
    と通過分級物の少なくとも一部を古結合する、 上程から構成される方法。 中 充分な【111硫酸ナトリウムの水溶液を木材粒子
    に加えて液体/木材の比率を約2/1乃至3/1の範囲
    内にする特許請求の範囲第11項に記載の方法。 幅+Itj l++l+: 酸ナトリウム処理後でリフ
    ァイナー処理+jlの水利私“!子の収率は木材粒子の
    絶乾重量ベースにて約91%以1−である特許請求の範
    囲第1」1′1又は第11項に記載の方法。 Qa)  出結合された機械リファイナー木材/sl+
     7レプの収率は木材粒子の絶乾重量ベースにて90%
    以1である特許請求の範囲第1項又は第11項に記載の
    方法。 [有] 亜硫酸ナトリ・クム水溶液を加える+’+iJ
    の長繊維分級物のパルプコンシスチンシー1.を約10
    〜50%の範囲内である特許請求の範囲第1項又は第1
    1項に記載の方法。 [相] 木材粒子の水分は約25〜60%の・1・已曲
    内である特許請求の範囲第1項又は第11狽(こ記載の
    方法。 0 木材粒子を先ず、スクリュープレスにて圧搾し水分
    を減少せしめた後に1b硫酸ナトリウムθ)水溶液を加
    える特許請求の範囲第1項又は第11項に記載の方法。 [相] 木材粒子を先ず、圧搾して約45〜50%の範
    囲内まで水分を減少せしめ、その後亜硫酸ナトリウムの
    水溶液を加える特許請求の範囲第1項又は第11項に記
    載の方法。 [相] 残存分級物は重量にて礪械すファイナー氷相パ
    ルプ全体の約10fo〜65%を占めてl、Aる特許請
    求の範囲第1項又は第11項に記載Q)方法。 [相] 残存分級物は重量にて機械リファイナー木利パ
    ルプ全体の約1〜35%を占め−Cいる特許請求の範囲
    第1項又は第11項に記載の方法。 )シi)  木材粒子は氷相チップである特許請求の範
    囲第1項又は第11.1J1に記載の方法。 優 木材粒子・はl、IJり刻まれた木材チップである
    特許請求の範囲第J狽又は第11項に記載の方法。 ・◎ 木組]′17子は削り屑である特許請求の範囲第
    1項又は第11項に記載の方法。 (紗 木材粒子はおが屑である特許請求の範囲第1項又
    は第11項に記載の方法。 (蜘 木材粒子に加えられる亜硫酸すl−IJウムは3
    %以1−である特許請求の範囲第1項又は第11項に記
    載の方法。 (元)  氷相拉r・に加えられる亜硫酸ナトリウムは
    3%以」、であって、パルプの製紙処理前に11結合さ
    れた(幾械すファイナー氷相パルプにヒドロ亜硫酸す1
    −リウムを加えるものである特許請求の範囲第1項又は
    第11項に記載の方法。 (峙 加熱され亜硫酸ナトリウム処理された木材粒子−
    を水利パルプにリファイナー処理し、長繊維分級物を木
    材パルプから分離し、第2の亜硫酸ナトリウム処理番こ
    おいて長繊維分級物を蒸解し、更に長繊維分級物をリフ
    ァイナー処理する工程から製造され、長繊維分級物から
    調製されたTAPPIハンドシートの特性はろ水戻が約
    100〜300m1、シート密度か約0.4〜0.55
    ’i/Cd、比破裂強さが約32〜4.6’ilc&、
    裂断長さが約6、500〜7.800 mおよび比引裂
    強さは約8〜14metre/1i2である機械リファ
    イナー木材パルプの長繊維分級物。 @ 長繊維分級物は木材パルプの約10〜65%である
    特許請求の範囲第27項に記載の長繊維分級物。 [相] 加熱され亜硫酸すl−IJウム処理された木材
    粒子を木材パルプにリファイナー処理し、木材パルプを
    長繊維分級物と通過分級物とに分離し、第2の亜硫酸ナ
    トリウム処理に於て長繊維分級物を蒸解し、更に長繊維
    分級物をリファイナー処理し、所定の特性を備える新聞
    印刷用完成紙料を製造する高番こ史にリファイナー処理
    された長繊維分級物と通過分級物を所定の比率にて結合
    する上程から作られる、化学パルプを加えることなく新
    聞印刷用完成紙料用として好適な機M l)ファイナ−
    木材パルプ。 tQ6・ 新聞印刷用完成紙料の収率は木材粒子の絶乾
    市I十ベースにて約90%以」二である特許請求の範囲
    第29」貝に記載の機械リファイナー木材パルプ。 φリ [株]過分、吸物は回転パルプスクリーン中にて
    13a11 e r−McN e t を分級の48メ
    ツシユのスクリーンを通過する分級物を表している特許
    請求の範囲囲弟29項に記載の機械リファイナー木材パ
    ルプ。 C沖 通過分級物から作られたTAPPIハンドシーl
    ・はろ水IWか約65〜130+iの範囲内である特#
    l’請求の軸回*431項に記載の機械リファイナー木
    イ」パルプ。 ・3:3)新聞印刷用完成紙料を製造するために用いら
    れl.:、?M イ,lA分,設物と結合する通過分級
    物は結合されたパルプのl.lj iJi4:−の約5
    0〜85%の範囲内である特許請求の仙囲第29項に記
    載の機械リファイナー水利パルプ。 ■ 新聞印刷用完成紙料から調製されたTAPPIハン
    ドシートのシート密度は約0. 3 7 5〜0429
     / caの範囲内である特許請求のφIL囲第29項
    に記載の機械リファイナー木材パルプ。
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