JPS59155460A - ポリエステル型ブロツク共重合体組成物 - Google Patents
ポリエステル型ブロツク共重合体組成物Info
- Publication number
- JPS59155460A JPS59155460A JP2998383A JP2998383A JPS59155460A JP S59155460 A JPS59155460 A JP S59155460A JP 2998383 A JP2998383 A JP 2998383A JP 2998383 A JP2998383 A JP 2998383A JP S59155460 A JPS59155460 A JP S59155460A
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- Japan
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- ethylene
- polyester
- copolymer
- carboxylic acid
- block copolymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴム状弾性を有するポリエステル型ブロツク共
重合体組成物に関するものである。更に詳しくは、芳香
族ポリエステルとラクトン類とを反応させて得られたポ
リエステル型ブロツク共重合体の成形性、耐熱性、耐水
性の改良に関するものである。
重合体組成物に関するものである。更に詳しくは、芳香
族ポリエステルとラクトン類とを反応させて得られたポ
リエステル型ブロツク共重合体の成形性、耐熱性、耐水
性の改良に関するものである。
芳香族ポリエステルとラクトンを反応したポリマーとし
ては、結晶性芳香族ポリエステルとラクトンを反応させ
る方法(特公昭48−4116号)や結晶性芳香族ポリ
ニスアルとラクトンを反応させ、得られたブロック初期
重合体に多官能アシル化剤を反応させて鎖延長を行なう
ことを特徴とする方法(特公昭48−4115号)、結
晶性芳香族ポリnスプルの存在下にラクトンを前者が固
相の状慇で重合する方法(特公昭52−49037号)
等により得られることがすでに報告されている。これら
のポリマーは、優れたゴム状弾性特性や耐光性を有する
が、高温に長時間さらされると、強伸度の低下が著しい
。又水に対して加水分解を起こしやすく、この′!18
までは1w&維、フィルム、成形材として実用に供しえ
ない。
ては、結晶性芳香族ポリエステルとラクトンを反応させ
る方法(特公昭48−4116号)や結晶性芳香族ポリ
ニスアルとラクトンを反応させ、得られたブロック初期
重合体に多官能アシル化剤を反応させて鎖延長を行なう
ことを特徴とする方法(特公昭48−4115号)、結
晶性芳香族ポリnスプルの存在下にラクトンを前者が固
相の状慇で重合する方法(特公昭52−49037号)
等により得られることがすでに報告されている。これら
のポリマーは、優れたゴム状弾性特性や耐光性を有する
が、高温に長時間さらされると、強伸度の低下が著しい
。又水に対して加水分解を起こしやすく、この′!18
までは1w&維、フィルム、成形材として実用に供しえ
ない。
上記ポリニス1ル型ブロック共重合体の耐熱性。
耐水性を改良するために、本発明者・らは既に1官能以
上のエポキシ化合物を配合することを提案した(特願昭
57−44908号)。しかしながら、この組成物は溶
融粘度が比較的低く、射出成型およびプロー成型には好
ましくないことが判明した。
上のエポキシ化合物を配合することを提案した(特願昭
57−44908号)。しかしながら、この組成物は溶
融粘度が比較的低く、射出成型およびプロー成型には好
ましくないことが判明した。
そこで本発明者らはポリエステル型ブロツク共重合体の
有する物性を損なうことなく、成形性、耐熱性、耐水性
を改良する目的で種々検討を重ねた結果、ポリエステル
型ブロツク共重合体にエポキシ化合物とエチレン−カル
ボン酸共重合体を配合すると所期の目的が達成されるこ
とを見出し、本発明に到達した。
有する物性を損なうことなく、成形性、耐熱性、耐水性
を改良する目的で種々検討を重ねた結果、ポリエステル
型ブロツク共重合体にエポキシ化合物とエチレン−カル
ボン酸共重合体を配合すると所期の目的が達成されるこ
とを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は結晶性芳香族ポリエステルとラクトン
類とを反応させて得られたポリエステル型ブロツク共重
合体に、1官能以上のエポキシ化−合物とエチレン−カ
ルボン酸共重合体を配合してなるポリエステル型ブロツ
ク共重合体組成物であるO 本発明ではポリエステル型ブロツク共重合体にエポキシ
化合物とエテVンーカルポン酸共重合体を配合すること
によシ、ポリマーの結晶化が著しく速くなり、射出成型
時の冷却時間が短かくなり、パリの発生がきわめて少な
くなる。また溶融粘度が向上することにより、射出成型
のみならずブロー成型も可能となる。
類とを反応させて得られたポリエステル型ブロツク共重
合体に、1官能以上のエポキシ化−合物とエチレン−カ
ルボン酸共重合体を配合してなるポリエステル型ブロツ
ク共重合体組成物であるO 本発明ではポリエステル型ブロツク共重合体にエポキシ
化合物とエテVンーカルポン酸共重合体を配合すること
によシ、ポリマーの結晶化が著しく速くなり、射出成型
時の冷却時間が短かくなり、パリの発生がきわめて少な
くなる。また溶融粘度が向上することにより、射出成型
のみならずブロー成型も可能となる。
さらに本発明の組成物から得られる成型品はポリエステ
ル型ブロツク共重合体の本来有する性質の他に、耐熱性
、耐加水分解性、#衝撃性に優れる。
ル型ブロツク共重合体の本来有する性質の他に、耐熱性
、耐加水分解性、#衝撃性に優れる。
本発明において用いるポリエステル型ブロツク共重合体
は結晶性芳香族ポリエステルとラクトン類の反応により
得られる。本発明において結晶性芳香族ポリニスデルと
は、主としてエステル結合又はエステル結合とエーテル
結合とからなるポリマーであって、少なくとも一種の芳
香族基を主たる繰返し単位に有し1分子末端に水酸基を
有するものである。結晶性芳香族ポリエステルは高重合
体を形成した場合の融点が150”C以上のポリエステ
ルであることが好ましい。成形用材料としては、好まし
くは分子量5000以上、特に5ooo以上のものが好
ましく、また酸価が1.5当量1モル以下のものが好適
である。なお接着材、コーテイング材としては分子量5
000以下でもよい。
は結晶性芳香族ポリエステルとラクトン類の反応により
得られる。本発明において結晶性芳香族ポリニスデルと
は、主としてエステル結合又はエステル結合とエーテル
結合とからなるポリマーであって、少なくとも一種の芳
香族基を主たる繰返し単位に有し1分子末端に水酸基を
有するものである。結晶性芳香族ポリエステルは高重合
体を形成した場合の融点が150”C以上のポリエステ
ルであることが好ましい。成形用材料としては、好まし
くは分子量5000以上、特に5ooo以上のものが好
ましく、また酸価が1.5当量1モル以下のものが好適
である。なお接着材、コーテイング材としては分子量5
000以下でもよい。
好適な具体例を挙げると、ポリエチレンテレフタレート
、ポリテトラメチレンテレフタレート。
、ポリテトラメチレンテレフタレート。
ポリ゛−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタ
レート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのホ
モポリエステル、ポリエチレンオキシベンゾエート、ポ
リ−p−フェニレンビスオキシエトキシテレフタレート
などのポリエステルエーテル、主としてテトラメチレン
テレフタレート単位又はエチレンテレフタレート単位か
らな” 、他K * yトラメチレン又はエチレンイソ
フタレート単位。
レート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのホ
モポリエステル、ポリエチレンオキシベンゾエート、ポ
リ−p−フェニレンビスオキシエトキシテレフタレート
などのポリエステルエーテル、主としてテトラメチレン
テレフタレート単位又はエチレンテレフタレート単位か
らな” 、他K * yトラメチレン又はエチレンイソ
フタレート単位。
テトラメチレン又はエチレンアジペート単位、テトラメ
チレン又はエチレンセバケート単位、 1.4−シクロ
ヘキシレンジメチレンテレフタレート単位、テトラメチ
レン又はエチレン−p−オキンベンゾエート単位などの
共重合成分を有する共重合ポリエステル又は共重合ポリ
エステルエーテルなどである。なお、共重合体の場合に
はテトラメチレンテレフタレート又はエチレンテレフタ
レート単位が60モルチ以上含まれることが望ましい。
チレン又はエチレンセバケート単位、 1.4−シクロ
ヘキシレンジメチレンテレフタレート単位、テトラメチ
レン又はエチレン−p−オキンベンゾエート単位などの
共重合成分を有する共重合ポリエステル又は共重合ポリ
エステルエーテルなどである。なお、共重合体の場合に
はテトラメチレンテレフタレート又はエチレンテレフタ
レート単位が60モルチ以上含まれることが望ましい。
ラクトン類としては、C−カプロラクトンが最も好まし
く、その他エナントラクトン、カブリロラクトンなども
用いられる。ラクトン類を2種以上用いることもできる
。
く、その他エナントラクトン、カブリロラクトンなども
用いられる。ラクトン類を2種以上用いることもできる
。
上記結晶性芳香族ポリニスナルとラクトン類との共重合
割合はその用途(よって変更しうる。−投的には芳香族
ポリニス1ルの量が増加するとポリマーが硬くなり1強
伸度等の機械的性質が向上し、ラクトン類の量が増加す
るとポリマーが軟かくなり、低温特性等が向上する。し
たがって重量比で芳香族ポリエステル/ラクトン類が9
7/3〜5/95.好ましくは9515〜30/70の
範囲で適宜選択することが好ましい。例えば硬質の成形
物を得る場合には上記割合が9515〜70/30の範
囲を選択するのが好適である。
割合はその用途(よって変更しうる。−投的には芳香族
ポリニス1ルの量が増加するとポリマーが硬くなり1強
伸度等の機械的性質が向上し、ラクトン類の量が増加す
るとポリマーが軟かくなり、低温特性等が向上する。し
たがって重量比で芳香族ポリエステル/ラクトン類が9
7/3〜5/95.好ましくは9515〜30/70の
範囲で適宜選択することが好ましい。例えば硬質の成形
物を得る場合には上記割合が9515〜70/30の範
囲を選択するのが好適である。
本発明に使用されるポリニス1ル型ブロック共重合体を
得る危め、結晶性ポリエステルとラクトン類を反応する
際、無触媒でもよいし、触媒を用いてもよい。
得る危め、結晶性ポリエステルとラクトン類を反応する
際、無触媒でもよいし、触媒を用いてもよい。
本発明に使用されるエポキシ化合物とは、同一分子内に
1個以上のエポキシ基を有するものであれば、その構造
は特に制限されない。具体的には、下記一般式(I)
、 (II)、(I[)で示される化合物を例示するこ
とができる。
1個以上のエポキシ基を有するものであれば、その構造
は特に制限されない。具体的には、下記一般式(I)
、 (II)、(I[)で示される化合物を例示するこ
とができる。
(式中+R1は炭素数1〜4の側鎖を有するか有しない
炭化水素基、R2は側鎖を有するか有しないアルキル基
、R3は側鎖を有するか有しない2価の炭化水素基、R
4は3価の炭化水素基、mは0〜20の正の数を示す) さらに具体的には、次のような化合物が例示される。
炭化水素基、R2は側鎖を有するか有しないアルキル基
、R3は側鎖を有するか有しない2価の炭化水素基、R
4は3価の炭化水素基、mは0〜20の正の数を示す) さらに具体的には、次のような化合物が例示される。
メチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルニーデ
ル、エチレングリコールジグリシジルエ−フル、ジエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ホリエチレング
リコールモノフェニルモノグリシジルエー1ル、グリセ
リントリグリシジルニー1ルなど。
ル、エチレングリコールジグリシジルエ−フル、ジエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ホリエチレング
リコールモノフェニルモノグリシジルエー1ル、グリセ
リントリグリシジルニー1ルなど。
なお、上記本発明のエポキシ化合物はエポキシ価が0.
9〜14当量/kfのものが好ましい。
9〜14当量/kfのものが好ましい。
エポキシ化合物としては2官能以上のエポキシ化合物を
使用することが好ましく、必要によりモノエポキシ化合
物と併用する。
使用することが好ましく、必要によりモノエポキシ化合
物と併用する。
エポキシ化合物の使用量は要求されるポリエステル型グ
ロック共重合体の末端基の量により異なるが、ポリニス
1ル型ブロック共重合体に対して通常0.1重量%〜2
0重量%である。特に好ましくは0.3重量%〜10重
量%である。0.1重量%未満では効果が小さく、20
重量%を越えると未反応エポキシ化合物の影響により成
形品の表面状態が粗雑になり好ましくない。
ロック共重合体の末端基の量により異なるが、ポリニス
1ル型ブロック共重合体に対して通常0.1重量%〜2
0重量%である。特に好ましくは0.3重量%〜10重
量%である。0.1重量%未満では効果が小さく、20
重量%を越えると未反応エポキシ化合物の影響により成
形品の表面状態が粗雑になり好ましくない。
エポキシ化合物とポリエステル型ブロツク共重合体を溶
融混合する際、ポリエステル型ブロツク共重合体とエポ
キシ基の反応は無触媒でも効果が認められるが、触媒を
使用するとよシ著しく促進される。触媒としては、一般
にエポキシ類の反応に使用されるものはすべて使用でき
る。触媒としては一般に、アミン類、リン化合物、欠素
原子数10以上のモノカルボン酸及び又は、ジカルボン
酸の元素周期律表I−a又はII−a族の金属塩類であ
る。特に好ましくは、トリブチルホスフィンやトリフェ
ニルホスフィン等の3価のリン化合物である。これらの
触媒の使用に際しては、2種類以上を併用してもよい。
融混合する際、ポリエステル型ブロツク共重合体とエポ
キシ基の反応は無触媒でも効果が認められるが、触媒を
使用するとよシ著しく促進される。触媒としては、一般
にエポキシ類の反応に使用されるものはすべて使用でき
る。触媒としては一般に、アミン類、リン化合物、欠素
原子数10以上のモノカルボン酸及び又は、ジカルボン
酸の元素周期律表I−a又はII−a族の金属塩類であ
る。特に好ましくは、トリブチルホスフィンやトリフェ
ニルホスフィン等の3価のリン化合物である。これらの
触媒の使用に際しては、2種類以上を併用してもよい。
又上記エポキシ化合物や触媒は、一括して入れても分割
して入れてもその効果は変らない。
して入れてもその効果は変らない。
本発明に使用するエチレン−カルボン酸共重合体は約2
5〜98,5重量%のエチレン単位と約1.5〜30重
量%のカルボン酸単位を含有するランダム共重合体が好
ましい。なお、この共重合体中には少量のプロピレン単
位、ブチワン単位等のアルキレン単位が含まれていても
よい。またエチレンとともに少量のプロピレンのような
α−オレフィンまたはへキサジエンのようなジエン化合
物を共重合し、とれにカルボン酸七ツマ−をグラフトし
たグラフト共重合体も使用することができる。
5〜98,5重量%のエチレン単位と約1.5〜30重
量%のカルボン酸単位を含有するランダム共重合体が好
ましい。なお、この共重合体中には少量のプロピレン単
位、ブチワン単位等のアルキレン単位が含まれていても
よい。またエチレンとともに少量のプロピレンのような
α−オレフィンまたはへキサジエンのようなジエン化合
物を共重合し、とれにカルボン酸七ツマ−をグラフトし
たグラフト共重合体も使用することができる。
エチレン−カルボン酸共重合体の具体例としては、エチ
レンとアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノメチル等と
の共重合体が挙げられる。
レンとアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノメチル等と
の共重合体が挙げられる。
また上記エチレン−カルボン酸共重合体中の酸基は、金
属イオンで中和されていてもよい。好適なイオンとして
は、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、亜
鉛イオン等がある。また組成物の溶融度を高めるために
ポリカルボジイミドを使用することができる。上記ポリ
カルポジイミドは下記一般式のものである。
属イオンで中和されていてもよい。好適なイオンとして
は、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、亜
鉛イオン等がある。また組成物の溶融度を高めるために
ポリカルボジイミドを使用することができる。上記ポリ
カルポジイミドは下記一般式のものである。
Xl−Rl−CN=C=N −R’z −)、I N=
C=N −Ra −X2(但し* R1+ R2r R
3はC1〜C12の2価脂肪族炭化水素基、C6〜C1
5の2価脂環族炭化水累基またはC6〜C15の2価芳
香族炭化水素基であり* X1+R6は01〜C12の
脂肪族炭化水素基、C5〜CI5の指環族員化水素基ま
たは06〜C15の芳香族炭化水素基である。なおR4
+R5は水素原子であってもよい。更にnは2〜30で
ある。) カルボジイミドの配合量は上記ポリエステル型ブロツク
共重合体に対して約0.2〜30重量%、好ましくは約
2〜8重量饅である。
C=N −Ra −X2(但し* R1+ R2r R
3はC1〜C12の2価脂肪族炭化水素基、C6〜C1
5の2価脂環族炭化水累基またはC6〜C15の2価芳
香族炭化水素基であり* X1+R6は01〜C12の
脂肪族炭化水素基、C5〜CI5の指環族員化水素基ま
たは06〜C15の芳香族炭化水素基である。なおR4
+R5は水素原子であってもよい。更にnは2〜30で
ある。) カルボジイミドの配合量は上記ポリエステル型ブロツク
共重合体に対して約0.2〜30重量%、好ましくは約
2〜8重量饅である。
上記エチレン−カルボン酸共重合体は、通常ポリエステ
ル型ブロツク共重合体に対して1〜40重量%、好まし
くは3〜20重量%配合する。
ル型ブロツク共重合体に対して1〜40重量%、好まし
くは3〜20重量%配合する。
エチレン−カルボン酸共重合体の量が1重量−未満であ
ると分数性が悪く、結晶化速度を上げる効果が小さい。
ると分数性が悪く、結晶化速度を上げる効果が小さい。
また40重量−を越えると層分離が生じ1強度が低下す
る。
る。
混合方法としては、ポリエステル型ブロック共1重合体
チップをエチレン−カルボン酸共重合体、エポキシ化合
物等を混ぜ合わせた後、加熱溶融混合する方法等、均一
に溶融混合できる方法であれば、特に制限がない。溶融
混合温度は、共重合体の結晶融点よシ3℃、高い温度か
ら280℃までが望Iましい。・混合時間は30秒〜1
20分程度であり、混合方式や温度により決定される。
チップをエチレン−カルボン酸共重合体、エポキシ化合
物等を混ぜ合わせた後、加熱溶融混合する方法等、均一
に溶融混合できる方法であれば、特に制限がない。溶融
混合温度は、共重合体の結晶融点よシ3℃、高い温度か
ら280℃までが望Iましい。・混合時間は30秒〜1
20分程度であり、混合方式や温度により決定される。
又、混合時に顔料や各種の安定剤、添加剤を同時に添加
しても、本発明の耐加水分解や耐熱老化性への効果は変
らない。
しても、本発明の耐加水分解や耐熱老化性への効果は変
らない。
本発明の組成物は上述の成分を含み、ポリエステル型ブ
ロツク共重合体は東質的にカルボン酸のエステル結合か
らなり、エチレン−カルボン酸共重合f+はカルボン酸
を有するから2両者は相溶性が良好である。したがって
ポリエステル・ポリエステル型のブロック共重合体エラ
ヌトマーに比べて成形性1機械的性質等において、優れ
た特性を発揮する。
ロツク共重合体は東質的にカルボン酸のエステル結合か
らなり、エチレン−カルボン酸共重合f+はカルボン酸
を有するから2両者は相溶性が良好である。したがって
ポリエステル・ポリエステル型のブロック共重合体エラ
ヌトマーに比べて成形性1機械的性質等において、優れ
た特性を発揮する。
また本発明の組成物は結晶化が速く、また溶融粘度が著
しく向上する。したがって射出成型のみならず、グロー
成型も可能となる。また本発明の組成物はブロック共重
合ポリエステルの本来有する性質を損うことなく、耐熱
老化性、耐加水分解性、透明性、摩擦特性に優れるから
、各゛種用途に利用しうる。
しく向上する。したがって射出成型のみならず、グロー
成型も可能となる。また本発明の組成物はブロック共重
合ポリエステルの本来有する性質を損うことなく、耐熱
老化性、耐加水分解性、透明性、摩擦特性に優れるから
、各゛種用途に利用しうる。
以下に実施例でもって本発明の詳細な説明するが1本発
明はこれらでもって限定されるものではない。なお実施
例において、還元比粘度、引張強伸度は以下の要領に従
って測定した。
明はこれらでもって限定されるものではない。なお実施
例において、還元比粘度、引張強伸度は以下の要領に従
って測定した。
(1)還元比粘度
次の条件下にて測定
溶 謀;フェノール/ TCE 重量比6/4濃 度
i 50 m? / 25 tut温 度;30℃ (2ン メルトインデックス JIS K6760法に従い、230℃で測定した0 (3) 末端カルボキシル基量 容器にポリエステル弾性体100Ilv及ベンジルアル
コール10g/をとり、攪拌しながら200℃にて溶解
した。溶解時間を2分、4分、6分とし、各々溶解後水
冷し、クロロホルムLog/で希釈した。該溶液を指示
薬としてフェノールフタレンを用いて0.1規定の苛性
ソーダ−ベンジルアルコール溶液で滴定することにより
、各溶解時間におけるカルボキシル基量を得た。これら
の値から溶解時間0分の外神値を氷め、末端カルボキシ
ル基量とした。
i 50 m? / 25 tut温 度;30℃ (2ン メルトインデックス JIS K6760法に従い、230℃で測定した0 (3) 末端カルボキシル基量 容器にポリエステル弾性体100Ilv及ベンジルアル
コール10g/をとり、攪拌しながら200℃にて溶解
した。溶解時間を2分、4分、6分とし、各々溶解後水
冷し、クロロホルムLog/で希釈した。該溶液を指示
薬としてフェノールフタレンを用いて0.1規定の苛性
ソーダ−ベンジルアルコール溶液で滴定することにより
、各溶解時間におけるカルボキシル基量を得た。これら
の値から溶解時間0分の外神値を氷め、末端カルボキシ
ル基量とした。
(4)引張強伸度
ヒートプレスにてチップを2mm厚の平板に成形、ダン
ベル状3号形試験片を打゛ち抜き、毎分50mの速さで
伸長し、破断したときの荷重匈)を初期断面積(−)で
除した値を強度(kf/d)とし、破断するまでの試料
の伸びの原試料長に対する割合を伸度(チ)とする。
ベル状3号形試験片を打゛ち抜き、毎分50mの速さで
伸長し、破断したときの荷重匈)を初期断面積(−)で
除した値を強度(kf/d)とし、破断するまでの試料
の伸びの原試料長に対する割合を伸度(チ)とする。
製造例1゜
ポリブチレンテレフタレート70梅、ε−カプロラクト
ン30橡を反応容器にとり、 N2パ゛−ジ後。
ン30橡を反応容器にとり、 N2パ゛−ジ後。
230℃で攪拌しながら2時間溶融反応させた後。
真空下で未反応5−カプロラクトンを除去した。
得られたポリエステル型ブロック共重合体上還元比粘度
1.163であった。引張破断強度は3714/cIA
、引張破断伸度は708%であった。
1.163であった。引張破断強度は3714/cIA
、引張破断伸度は708%であった。
実施例1゜
製造例1で得られたポリエステル型ブロツク共重合体チ
ップと下記エポキシ化合物(I)または/および(■)
、エチレン−カルボン酸共重合体(A)または(B)、
)リフェニルフオスフィンをドラムタンブラ−に入れ、
室温にて30分間攪拌した。
ップと下記エポキシ化合物(I)または/および(■)
、エチレン−カルボン酸共重合体(A)または(B)、
)リフェニルフオスフィンをドラムタンブラ−に入れ、
室温にて30分間攪拌した。
混合物を40aφ2軸押出機を用いて230℃にて押出
し、水冷後切断チップ化した。
し、水冷後切断チップ化した。
このチップを100℃にて減圧乾燥後、得られたチップ
のメルトインデックスを測定した。その結果を第1表に
示す。
のメルトインデックスを測定した。その結果を第1表に
示す。
エポキシ化合物(1):ポリエチレングリコールフェニ
ルグリシジルエーテル エポキシ化合物(■):ジエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル エチレン−カルボン酸共重合1(A):エチレン90部
とアクリル酸20部が共重合され。
ルグリシジルエーテル エポキシ化合物(■):ジエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル エチレン−カルボン酸共重合1(A):エチレン90部
とアクリル酸20部が共重合され。
そのカルボキシル基がナトリウムイオンで中和されたメ
ルトインデックスが1o1/10分、軟化点が70℃の
イオン性共重合体 xy−v;、t−カルボン酸共重合1(B):エチレン
80部とアクリル酸10部が共重合され。
ルトインデックスが1o1/10分、軟化点が70℃の
イオン性共重合体 xy−v;、t−カルボン酸共重合1(B):エチレン
80部とアクリル酸10部が共重合され。
そのカルボキシル基がナトリウムイオンで中和されたメ
ルトインデックス0.9F/10・分、軟化点61℃の
イオン性共重合体以下余白 第 1 表 実施例2゜ 製造例1で得られたポリエステル型ブロツク共重合体1
00部に、エポキシ化合物CI)または/および(■)
、エチレン−カルボン酸共重合体(A)を第2表に示さ
れる量配合し、実施例1と同様にしてチップ化した。
ルトインデックス0.9F/10・分、軟化点61℃の
イオン性共重合体以下余白 第 1 表 実施例2゜ 製造例1で得られたポリエステル型ブロツク共重合体1
00部に、エポキシ化合物CI)または/および(■)
、エチレン−カルボン酸共重合体(A)を第2表に示さ
れる量配合し、実施例1と同様にしてチップ化した。
このチーツブを100’CKて減圧乾燥した後、メルト
インデックスおよび酸価を測定した。ま苑;80℃で2
週間放置した後の引張破断強度を測定した。その結果を
第2表に示す。
インデックスおよび酸価を測定した。ま苑;80℃で2
週間放置した後の引張破断強度を測定した。その結果を
第2表に示す。
第2表
第2表から明らかなように、エポキシ化合物単独(試料
2.3)では増粘効果が小さいが、エポキシ化合物とエ
チレン−カルボン酸共重合体(試料5〜8)を併用する
ことにより、増粘効果が大きく、成型性が向上する。ま
たジェポキシ化合物とモノエポキシ化合物とを併用する
と耐水性の向上が見られる。
2.3)では増粘効果が小さいが、エポキシ化合物とエ
チレン−カルボン酸共重合体(試料5〜8)を併用する
ことにより、増粘効果が大きく、成型性が向上する。ま
たジェポキシ化合物とモノエポキシ化合物とを併用する
と耐水性の向上が見られる。
特許出願人 東洋紡績株式会社
手 続 補 正 書(自発)
昭和58年4月4日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
L 事件の表示
昭和58年特許願第29983号
2 発明の名称
ポリエステル型ブロツク共重合体組成物& 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 五 補正の内容 (1) 明細書第7頁末行〜第8頁第1行目「R1は
炭素数1〜4の側鎖を有するか有しなし)炭イヒ水素基
」を「R1は炭素数1〜lOの炭化水素基」に訂正する
。
者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 五 補正の内容 (1) 明細書第7頁末行〜第8頁第1行目「R1は
炭素数1〜4の側鎖を有するか有しなし)炭イヒ水素基
」を「R1は炭素数1〜lOの炭化水素基」に訂正する
。
(2)同第8頁第1〜2行目
「R8は側鎖を有するか有しなt/)アルキル基」を「
R2は炭素数1〜4のアルキレン基」に訂正する0(3
)同第8頁第2〜3行目 rRsは側鎖を有するか有しない2価の炭化水素基」を
「R3は炭素数1〜20の2価の炭化水素基または−(
R,O)T、 R,−Jに訂正する。
R2は炭素数1〜4のアルキレン基」に訂正する0(3
)同第8頁第2〜3行目 rRsは側鎖を有するか有しない2価の炭化水素基」を
「R3は炭素数1〜20の2価の炭化水素基または−(
R,O)T、 R,−Jに訂正する。
(4)同第8頁第3行目
「R4は3価の炭化水素基」を「R−ま炭素数3〜20
の3価の炭化水素基」に訂正する0 (5)同第13頁第14行目 「TOE」を「テトラクロロエタン」に訂正する0(6
)同第16頁第2行目 「アクリル酸20部」を「アクリル酸10部」に訂正す
る。
の3価の炭化水素基」に訂正する0 (5)同第13頁第14行目 「TOE」を「テトラクロロエタン」に訂正する0(6
)同第16頁第2行目 「アクリル酸20部」を「アクリル酸10部」に訂正す
る。
(7)同第16頁第8行目
「アクリル酸10部」を「アクリル酸20部」に訂正す
る。
る。
(8) 同第18頁第4行目
r(A)Jをr’(B)Jに訂正する。
(9)同第18頁第2表
「エポキシ化合物(■)」を「エポキシ化合物(■)」
に訂正する。
に訂正する。
α0) 同第18頁第2表
「エポキシ化合物(■)」を「エポキシ化合物(()」
に訂正する。
に訂正する。
(u) 同第18頁第2表
「エチレン−カルボン酸共重合体(A)Jを[エチレン
−カルボン酸共重合体(B)に訂正する0(ロ)同第1
8頁第2表「酸価」の欄 「65」を「当量/1069」に訂正する。
−カルボン酸共重合体(B)に訂正する0(ロ)同第1
8頁第2表「酸価」の欄 「65」を「当量/1069」に訂正する。
5
(ロ) 同第18頁第9行目
「80℃で」を「80℃の温水中で」に訂正する。
Claims (4)
- (1)結晶性芳香族ポリエステルとラクトン類とを反応
させて得られたポリエステル型ブロツク共重合体に、1
官能以上のエポキシ゛化合物とエチレン−カルボン酸共
重合体を配合してなるポリエステル型ブロツク共重合体
組成物。 - (2) エポキシ化合物が2官能以上のエポキシ化合
物であり、ポリエステル型ブロツク共重合体に対して0
.1〜20重量饅配合することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のポリニスデル型ブロツク共重合体組成
物。 - (3) エチレン−カルボン酸共重合体が約−25〜
98.5重量%のエチレン単位と約1.5〜30重量%
のカルボン酸単位を含有するランダム共重合体であるこ
とを特徴とする特許M氷の範囲第1項記載のポリエステ
ル型ブロツク共重合体組成物。 - (4) ブロック共重合ポリエステルに対してエチレ
ン−カルボン酸共重合体を1〜40重量%配合してなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記i1Eのポリ
エステル型ブロツク共重合体組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2998383A JPS59155460A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ポリエステル型ブロツク共重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2998383A JPS59155460A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ポリエステル型ブロツク共重合体組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155460A true JPS59155460A (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=12291191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2998383A Pending JPS59155460A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ポリエステル型ブロツク共重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59155460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5095046A (en) * | 1990-02-06 | 1992-03-10 | Exxon Chemical Patents Inc. | Hot melt adhesive of ethylene/unsaturated acid copolymer and epoxy crosslinker |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107044A (ja) * | 1974-01-29 | 1975-08-23 | ||
JPS51111896A (en) * | 1975-03-28 | 1976-10-02 | Teijin Ltd | Hollow articles for medical equipment |
JPS51143055A (en) * | 1975-05-23 | 1976-12-09 | Du Pont | Blend of copolyester with ethyleneecarbonic acid copolymer |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP2998383A patent/JPS59155460A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107044A (ja) * | 1974-01-29 | 1975-08-23 | ||
JPS51111896A (en) * | 1975-03-28 | 1976-10-02 | Teijin Ltd | Hollow articles for medical equipment |
JPS51143055A (en) * | 1975-05-23 | 1976-12-09 | Du Pont | Blend of copolyester with ethyleneecarbonic acid copolymer |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5095046A (en) * | 1990-02-06 | 1992-03-10 | Exxon Chemical Patents Inc. | Hot melt adhesive of ethylene/unsaturated acid copolymer and epoxy crosslinker |
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